JP4826088B2 - 油圧浮揚式電気動力計 - Google Patents

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Description

この発明は、油圧浮揚式電気動力計に関するものである。
図6は従来の油圧浮揚式電気動力計の正面図を示し、1は固定子、2は固定子1に回転自在に支持された回転子の回転軸であり、固定子1と回転子により揺動子3が形成される。4はベッド、5はベッド4上に設けられ、揺動子3を揺動自在に支持するペデスタルであり、上面に揺動子3の外周と対向して油圧浮揚させる油圧浮揚面5aが形成されている。又、ベッド4上には給油源に接続された油圧ユニット6が設けられ、油圧ユニット6から配管7及びペデスタル5内の油圧浮揚用給油孔5bを介して油が油圧浮揚面5aに供給され、揺動子3は油圧浮揚される。油圧浮揚用の油はペデスタル5の上面に設けられた凹部5cからペデスタル5内に設けられた戻油孔5dを通り、配管15を通って油圧ユニット6に戻る。また、揺動子3からはトルクアーム8が水平に突出して設けられるとともに、ベッド4上にはロードセル(荷重計)9が設けられ、トルクアーム8とロードセル9とは連結部10により連結される。
上記構成において、回転軸2に原動機を連結して原動機を駆動すると、回転子にトルクが発生し、その反作用として固定子1に発生する回転力をロードセル9によりトルクとして測定し、このトルクと回転子の回転速度とから負荷吸収反力を測定する。この場合、電気動力計は原動機の動力を吸収するが、逆に電気動力計が原動機を駆動する場合もあり、その場合には電気動力計の駆動力を測定することになる。揺動子3は油圧浮揚され、揺動子3の揺動抵抗は低減される。
上記した油圧浮揚式電気動力計においては、揺動子3の揺動抵抗を小さくすることにより測定精度が向上する。一方、近年、電気動力計の冷却方式が空冷から油冷へ移行しており、油圧ユニット6から配管を介した揺動子3への油の供給量が増加し、油圧回路の配管による揺動子3の揺動抵抗も増加しており、配管による揺動抵抗の増加を抑制する必要がある。
図7(a),(b)はベッド4上の油圧ユニット6から揺動子3の冷却が必要な部分へ冷却油を供給する外部配管11を配した従来の油圧浮揚式電気動力計の側面図を示し、外部配管11はゴムホースやナイロンチューブ等の可撓性の高いものを使用し、しかも揺動子3の表面に設けた接続部12〜14を介して接続して配設する。この場合、例えば、図7(a)に示した外部配管11の水平部分11aの長さを長くし、あるいは図7(b)に示した外部配管11のループ状部分11bの長さを長くし、揺動子3が揺動した際の揺動抵抗をできるだけ低減するようにしている。なお、揺動子3から油圧ユニット6への油の戻りは図5の場合と同様にぺデスタル5の凹部5cから戻油孔5d及び配管15を介して行われるので、揺動抵抗とはならない。
又、特許文献1には従来の油圧浮揚式電気動力計が示され、特許文献2には軸受部の潤滑のための潤滑油を固定子鉄心等の冷却にも用いるものが示されている。この特許文献2の回転電機について、図8により説明する。図8は特許文献2に示された回転電機の断面図を示し、20は固定子、21は回転子であり、回転子21は回転軸22に固定された回転子鉄心23のスロット23aに回転子バー24を貫通させ、この回転子バー24の両端をエンドリング25,26で短絡してかご形に構成される。又、回転子鉄心23の軸方向中間部には回転子鉄心23と同芯、同径に製作された静圧軸受ジャーナル27が設けられる。回転子バー24は静圧軸受ジャーナル27のスロットも貫通している。回転軸22の軸方向両端部にも静圧軸受ジャーナル28,29が設けられており、この静圧軸受ジャーナル28,29を介して回転軸22の軸方向両端部が反直結側静圧軸受30と直結側静圧軸受31とにより回転自在に支持される。
直結側静圧軸受31には外周面側から内周面側へと通じる径方向の流路32が形成され、直結側のブラケット33には外側から内側へと通じる軸方向の流路34が形成される。又、ブラケット33には直結側静圧軸受31の流路32に通じる給油孔35が設けられる。反直結側静圧軸受30には外周面側から内周面側へと通じる径方向の流路36が形成され、反直結側のブラケット37には外側から内側へと通じる軸方向の流路38が形成される。又、ブラケット37には反直結側静圧軸受30の流路36に通じる給油孔39が設けられる。
一方、固定子20は固定子鉄心40に形成されたオープンスロット41に固定子コイル42を嵌合したものである。固定子コイル42は、固定子鉄心40の内側からオープンスロット41に嵌め込まれる。固定子鉄心40の軸方向中間部には、回転子21の軸方向中間部を回転自在に支持する中間静圧軸受43が設けられる。中間静圧軸受43にもオープンスロットが形成され、固定子コイル42はこのオープンスロットにも嵌合される。中間静圧軸受43及び静圧軸受ジャーナル27は、交番磁界中にあるために材質を非磁性とする。中間静圧軸受43には外周面側から内周面側へと通じる径方向の流路44が形成され、流路44はフレーム45に設けられた給油孔46に通じている。又、フレーム45の内周部と固定子鉄心40の外周部との間には潤滑油の戻り流路47が軸方向に複数形成されている。この戻り流路47はフレーム45に設けられた排油孔48に通じている。中間静圧軸受43の内周には油圧ポケット49が設けられている。
上記構成において、直結側静圧軸受31に供給される潤滑油は給油孔35から流入し、直結側静圧軸受31の外周面側から流路32を通って内周面側へと供給された後、分流して、直結側静圧軸受31と静圧軸受ジャーナル29との間を周方向に旋回しながら軸方向両側に流れ、その一方が固定子コイル42の端部へと流れ、他方も流路34を経て固定子コイル42の端部へと流入する。反直結側静圧軸受30に供給される潤滑油は給油孔39から流入し、反直結側静圧軸受30の外周面側から流路36を通って内周面側へと供給された後、分流して、反直結側静圧軸受30と静圧軸受ジャーナル28との間を周方向に旋回しながら軸方向両側に流れ、その一方が固定子コイル42の端部へと流入し、他方も流路38を経て固定子コイル42の端部へ流入する。
又、中間静圧軸受43に供給される潤滑油は給油孔46から流入し、中間静圧軸受43の外周面側から流路44を通って内周面側へと供給された後、分流して、固定子20と回転子21とのギャップ部を周方向に旋回しながら軸方向両側に流れ、固定子コイル42の両端部を通って固定子鉄心40の外周部に至る。このとき、直結側静圧軸受31及び反直結側静圧軸受30に供給された潤滑油も、中間静圧軸受43に供給された潤滑油と固定子コイル42の両端部において合流し、固定子鉄心40の外周部に至る。その後、これらの潤滑油は戻り流路47を通って軸方向中間部へと流れ、ここで合流して、排油孔48から外部へ排出される。排出された潤滑油は冷却装置で冷却された後、再びポンプによって各静圧軸受30,31,43に供給される。このように、潤滑油によって軸受部の潤滑以外に、固定子コイル42や各鉄心23,40の冷却が行なわれる。
特開平11−160171号公報 特開2000−341908号公報
上記したように、従来の油圧浮揚式電気動力計においては、ベッド4上の油圧ユニット6から揺動子3への冷却油の供給を外部配管11を介して行っており、この外部配管11を可撓性があるものをできるだけ長く配設することにより揺動子3の揺動抵抗を低減するようにしているが、冷却用の外部配管11は流量が多いためにその径が太くなり、揺動抵抗が大きくなり、また配管量も多いために揺動抵抗が大きくなり、測定精度が低下した。
この発明は上記のような課題を解決するために成されたものであり、揺動抵抗を低減して、測定精度を向上することができる油圧浮揚式電気動力計を得ることを目的とする。
この発明の請求項1に係る油圧浮揚式電気動力計は、固定子と回転子とからなる揺動子と、揺動子の外周に対向して油圧浮揚させる油圧浮揚面を上面に有するとともに、給油源に接続されて油圧浮揚面に開口する油圧浮揚用給油孔を有するデスタルと、揺動子から突出したトルクアームと、トルクアームと固定部との間に接続され、トルクを測定する荷重計とを備えた油圧浮揚式電気動力計において、上記油圧浮揚用給油孔は、冷却油の供給も兼ね、かつ揺動子におけるペデスタルの油圧浮揚用給油孔の開口部と対向する部分に、揺動子の冷却油供給部分と連通する冷却油供給孔を備えたものである。
請求項2に係る油圧浮揚式電気動力計は、固定子と回転子とからなる揺動子と、揺動子の外周と対向して油圧浮揚させる油圧浮揚面を上面に有するとともに、給油源に接続されて油圧浮揚面に開口する油圧浮揚用給油孔を有するデスタルと、揺動子から突出したトルクアームと、トルクアームと固定部との間に接続され、トルクを測定する荷重計とを備えた油圧浮揚式電気動力計において、ペデスタルの上面の油圧浮揚面とは異なる部分に設けられた冷却油給油面と、ペデスタルに設けられ、給油源に接続されて冷却油給油面に開口する冷却油給油孔と、揺動子におけるペデスタルの冷却油給油孔の開口部と対向する部分に設けられ、揺動子の冷却油供給部分と連通する冷却油供給孔とを備えたものである。
請求項3に係る油圧浮揚式電気動力計は、固定子と回転子とからなる揺動子と、揺動子の外周と対向して油圧浮揚させる油圧浮揚面を上面に有するとともに、給油源に接続されて油圧浮揚面に開口する油圧浮揚用給油孔を有するデスタルと、揺動子から突出したトルクアームと、トルクアームと固定部との間に接続され、トルクを測定する荷重計とを備えた油圧浮揚式電気動力計において、ペデスタルに設けられ、給油源に接続されて油圧浮揚面に開口する冷却油給油孔と、揺動子におけるペデスタルの冷却油給油孔の開口部と対向する部分に設けられ、揺動子の冷却油供給部分と連通する冷却油供給孔とを備えたものである。
請求項4に係る油圧浮揚式電気動力計は、固定子と回転子とからなる揺動子と、揺動子の外周と対向して油圧浮揚させる油圧浮揚面が上面に設けられるとともに、給油源に接続されて油圧浮揚面に開口する冷却油給油孔が設けられ、かつ油圧浮揚面における冷却油給油孔の開口部の周辺に溝が設けられ、給油源に接続されて該溝に開口する油圧浮揚用給油孔が設けられたデスタルと、揺動子から突出したトルクアームと、トルクアームと固定部との間に接続され、トルクを測定する荷重計とを備え、かつ揺動子におけるペデスタルの冷却油給油孔の開口部と対向する部分に揺動子の冷却油供給部分と連通する冷却油供給孔が設けられたものである。
以上のようにこの発明の請求項1によれば、給油源から揺動子への冷却油の供給を、ペデスタル上面に形成された油圧浮揚面に開口した油圧浮揚用給油孔から揺動子に形成された冷却油供給孔を介して行なっており、外部配管を用いずに行うことができ、揺動抵抗を低減して、測定精度を向上することができる。
請求項2によれば、給油源から揺動子への冷却油の供給を、ペデスタル上面に形成された冷却油給油面に開口した冷却油給油孔から揺動子に形成された冷却油供給孔を介して行っており、やはり外部配管を用いずに冷却油の供給を行うことができ、揺動抵抗を低減して、測定精度を向上することができる。
請求項3によれば、給油源から揺動子への冷却油の供給を、ペデスタル上面に形成された油圧浮揚面に開口した冷却油給油孔から揺動子に形成された冷却油供給孔を介して行っており、外部配管を用いずに行うことができ、揺動抵抗を低減して、測定精度を向上することができる。
請求項4によれば、給油源から揺動子への冷却油の供給を、ペデスタルの油圧浮揚面に開口した冷却油給油孔から揺動子の冷却油供給孔を介して行っており、揺動抵抗を低減して、測定精度を向上することができる。
実施最良形態1
以下、この発明を実施するための最良の形態を図面とともに説明する。図1及び図2はこの発明の実施最良形態1による油圧浮揚式電気動力計の要部拡大縦断正面図及び側面図を示し、ペデスタル5に設けられた油圧浮揚用給油孔5eは油圧浮揚面5aに形成された開口部5fに接続され、また配管16を介して油圧ユニット6に接続され、油圧浮揚と冷却油の供給も兼ねて従来より大径とする。又、揺動子3におけるペデスタル5の油圧浮揚用給油孔5eの開口部5fと対向する部分に冷却油供給孔3aを設ける。冷却油供給孔3aは揺動子3の接続部12まで揺動子3内に形成され、接続部12は外部配管11を介して接続部13と接続され、さらに揺動子3の冷却油を必要とする冷却油供給部分と接続される。その他の構成は従来と同様である。
上記構成において、油圧浮揚用の油と冷却用の油を合計した油が油圧ユニット6から配管16、油圧浮揚用給油孔5e及び開口部5fを介して油圧浮揚面5aに油圧浮揚のために供給され、またこの油は冷却油として開口部5fから揺動子3内の冷却油供給孔3aを通って接続部12まで通流し、さらに外部配管11、接続部13を介して揺動子3の冷却が必要とされる冷却油供給部分に供給される。油圧浮揚油及び冷却油の戻り油はペデスタル5の凹部5cから戻油孔5d、配管15を通って油圧ユニット6に戻される。
実施最良形態1においては、ベッド4上の油圧ユニット6から揺動子3への冷却油の供給を、ペデスタル5に設けた油圧浮揚用給油孔5e及び揺動子3に設けた冷却油供給孔3aを介して行っており、冷却油の供給のために外部配管を用いないので、揺動子3の揺動抵抗を低減することができ、測定精度を向上することができる。なお、揺動子3における冷却油の供給には外部配管11を用いているが、油圧ユニット6から揺動子3までの冷却油の供給には外部配管を用いていないので、揺動抵抗にはならない。
実施最良形態2
図3は実施最良形態2による油圧浮揚式電気動力計の要部拡大縦断正面図を示し、ペデスタル5の上面の油圧浮揚面5aの外側には溝5gを介して冷却油給油面5hが形成されるとともに、ペデスタル5には従来同様に油圧浮揚面5aに形成された開口部5iに接続された油圧浮揚用給油孔5bが形成され、かつペデスタル5には冷却油給油面5hに形成された開口部5jと接続された冷却油給油孔5kが形成され、冷却油給油孔5kは配管17を介して油圧ユニット6と接続される。又、揺動子3におけるペデスタル5の冷却油給油孔5kの開口部5jと対向する部分には揺動子3の冷却油供給孔3aが設けられ、冷却油供給孔3aは揺動子3内を通って接続部12に接続される。
上記構成において、油圧浮揚油は油圧ユニット6から配管7、油圧浮揚用給油孔5b及び開口部5iを介して油圧浮揚面5aに供給される。一方、揺動子3の冷却油は、油圧ユニット6から配管17、冷却油給油孔5k及び開口部5jを介して冷却油給油面5hに供給され、さらに冷却油給油孔5kの開口部5jに対向して設けられた冷却油供給孔3aから接続部12を通り、外部配管11、接続部13を介して揺動子3の冷却油供給部分に供給される。戻り油は実施最良形態1と同様である。
実施最良形態2においても、油圧ユニット6から揺動子3への冷却油の供給を、ペデスタル5に設けた冷却油給油孔5k及び揺動子3に設けた冷却油供給孔3aを介して行っており、外部配管を用いないので、揺動子3の揺動抵抗を低減することができ、測定精度を向上することができる。
実施最良形態3
図4は実施最良形態3による油圧浮揚式電気動力計の要部拡大縦断正面図を示し、ペデスタル5には油圧浮揚面5aに開口した開口部5jに接続された冷却油給油孔5kが形成され、冷却油給油孔5kは配管17を介して油圧ユニット6に接続される。又、揺動子3の開口部5jと対向する部分には冷却油供給孔3aが設けられ、冷却油供給孔3aは揺動子3内を通って接続部12に接続される。その他の構成は上記実施最良形態と同様である。
上記構成において、油圧浮揚油は油圧ユニット6から配管7、油圧浮揚用給油孔5b及び開口部5iを介して油圧浮揚面5aに供給され、揺動子3の冷却油は油圧ユニット6から配管17、冷却油給油孔5k及び開口部5jを介して冷却油供給孔3aに供給され、さらに接続部12から外部配管11及び接続部13を通って揺動子3の冷却油供給部分に供給される。戻り油は実施最良形態1と同様である。
実施最良形態3においても、油圧ユニット6から揺動子3への冷却油の供給を冷却油給油孔5k及び冷却油供給孔3aを介して行っており、外部配管を用いないので、揺動子の揺動抵抗を低減することができ、測定精度を向上することができる。
実施最良形態4
図5は実施最良形態4による油圧浮揚式電気動力計の要部拡大縦断正面図を示し、ペデスタル5には冷却油給油孔5kが設けられ、冷却油給油孔5kは油圧浮揚面5aに開口するとともに、配管17を介して油圧ユニット6に接続される。又、油圧浮揚面5aにおいて冷却油給油孔5kの開口部の周囲には環状溝5lが設けられ、環状溝5lには油圧浮揚用給油孔5bが接続され、油圧浮揚用給油孔5bには配管7を介して油圧ユニット6を接続する。そして、揺動子3における冷却油給油孔5kの開口部に対向して冷却油供給孔3aを設け、冷却油供給孔3aは揺動子3内を通って接続部12と連通する。その他の構成は上記各実施最良形態と同様である。
上記構成において、油圧浮揚油は油圧ユニット6から配管7、油圧浮揚用給油孔5b及び環状溝5lを介して油圧浮揚面5aに供給され、冷却油は油圧ユニット6から配管17及び冷却油給油孔5kを介して冷却油供給孔3aに供給され、さらに接続部12、外部配管11、接続部13を通って冷却油供給部分に供給される。戻り油は実施最良形態1と同様である。
実施最良形態4においても、油圧ユニット6から揺動子3への冷却油の供給を、冷却油給油孔5k及び冷却油供給孔3aを介して行なっており、外部配管を用いないので、揺動子3の揺動抵抗が低減され、測定精度を高めることができる。
この発明の実施最良形態1による油圧浮揚式電気動力計の要部拡大縦断正面図である。 この発明の実施最良形態1による油圧浮揚式電気動力計の側面図である。 この発明の実施最良形態2による油圧浮揚式電気動力計の要部拡大縦断正面図である。 この発明の実施最良形態3による油圧浮揚式電気動力計の要部拡大縦断正面図である。 この発明の実施最良形態4による油圧浮揚式電気動力計の要部拡大縦断正面図である。 従来の油圧浮揚式電気動力計の正面図である。 従来の外部配管を配した油圧浮揚式電気動力計の側面図である。 特許文献2に示された従来の回転電機の断面図である。
符号の説明
1…固定子
2…回転軸
3…揺動子
3a…冷却油供給孔
4…ベッド
5…ペデスタル
5a…油圧浮揚面
5b,5e…油圧浮揚用給油孔
5c…凹部
5d…戻油孔
5f,5i,5j…開口部
5g…溝
5h…冷却油給油面
5k…冷却油給油孔
5l…環状溝
6…油圧ユニット
7,15〜17…配管
8…トルクアーム
9…ロードセル
10…連結部
11…外部配管
12,13…接続部

Claims (4)

  1. 固定子と回転子とからなる揺動子と、揺動子の外周に対向して油圧浮揚させる油圧浮揚面を上面に有するとともに、給油源に接続されて油圧浮揚面に開口する油圧浮揚用給油孔を有するデスタルと、揺動子から突出したトルクアームと、トルクアームと固定部との間に接続され、トルクを測定する荷重計とを備えた油圧浮揚式電気動力計において、上記油圧浮揚用給油孔は、冷却油の供給も兼ね、かつ揺動子におけるペデスタルの油圧浮揚用給油孔の開口部と対向する部分に、揺動子の冷却油供給部分と連通する冷却油供給孔を備えたことを特徴とする油圧浮揚式電気動力計。
  2. 固定子と回転子とからなる揺動子と、揺動子の外周と対向して油圧浮揚させる油圧浮揚面を上面に有するとともに、給油源に接続されて油圧浮揚面に開口する油圧浮揚用給油孔を有するデスタルと、揺動子から突出したトルクアームと、トルクアームと固定部との間に接続され、トルクを測定する荷重計とを備えた油圧浮揚式電気動力計において、ペデスタルの上面の油圧浮揚面とは異なる部分に設けられた冷却油給油面と、ペデスタルに設けられ、給油源に接続されて冷却油給油面に開口する冷却油給油孔と、揺動子におけるペデスタルの冷却油給油孔の開口部と対向する部分に設けられ、揺動子の冷却油供給部分と連通する冷却油供給孔とを備えたことを特徴とする油圧浮揚式電気動力計。
  3. 固定子と回転子とからなる揺動子と、揺動子の外周と対向して油圧浮揚させる油圧浮揚面を上面に有するとともに、給油源に接続されて油圧浮揚面に開口する油圧浮揚用給油孔を有するデスタルと、揺動子から突出したトルクアームと、トルクアームと固定部との間に接続され、トルクを測定する荷重計とを備えた油圧浮揚式電気動力計において、ペデスタルに設けられ、給油源に接続されて油圧浮揚面に開口する冷却油給油孔と、揺動子におけるペデスタルの冷却油給油孔の開口部と対向する部分に設けられ、揺動子の冷却油供給部分と連通する冷却油供給孔とを備えたことを特徴とする油圧浮揚式電気動力計。
  4. 固定子と回転子とからなる揺動子と、揺動子の外周と対向して油圧浮揚させる油圧浮揚面が上面に設けられるとともに、給油源に接続されて油圧浮揚面に開口する冷却油給油孔が設けられ、かつ油圧浮揚面における冷却油給油孔の開口部の周囲に溝が設けられ、給油源に接続されて該溝に開口する油圧浮揚用給油孔が設けられたデスタルと、揺動子から突出したトルクアームと、トルクアームと固定部との間に接続され、トルクを測定する荷重計とを備え、かつ揺動子におけるペデスタルの冷却油給油孔の開口部と対向する部分に揺動子の冷却油供給部分と連通する冷却油供給孔が設けられたことを特徴とする油圧浮揚式電気動力計。
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