JP4825949B2 - 粉末化された製鋼スラグを含むポリマーコンクリート組成物およびその製造方法 - Google Patents
粉末化された製鋼スラグを含むポリマーコンクリート組成物およびその製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4825949B2 JP4825949B2 JP2010547551A JP2010547551A JP4825949B2 JP 4825949 B2 JP4825949 B2 JP 4825949B2 JP 2010547551 A JP2010547551 A JP 2010547551A JP 2010547551 A JP2010547551 A JP 2010547551A JP 4825949 B2 JP4825949 B2 JP 4825949B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vol
- polymer concrete
- steelmaking slag
- resin
- concrete composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B26/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing only organic binders, e.g. polymer or resin concrete
- C04B26/02—Macromolecular compounds
- C04B26/10—Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C04B26/14—Polyepoxides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B26/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing only organic binders, e.g. polymer or resin concrete
- C04B26/02—Macromolecular compounds
- C04B26/10—Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C04B26/16—Polyurethanes
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C04—CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
- C04B—LIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
- C04B26/00—Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing only organic binders, e.g. polymer or resin concrete
- C04B26/02—Macromolecular compounds
- C04B26/10—Macromolecular compounds obtained otherwise than by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
- C04B26/18—Polyesters; Polycarbonates
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
- Y02W30/00—Technologies for solid waste management
- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Description
前記粗骨材としては、一般にコンクリートに使用される川砂利などが挙げられるが、これらに制限されるものではない。前記粗骨材の含有量は、本発明のポリマーコンクリート組成物全量に対して30〜50vol%とするのが好ましい。これは、前記粗骨材の含有量が30vol%未満の場合にはポリマー樹脂の使用量が増加し、粗骨材が50vol%超過の場合には粗骨材の充填率が減少してコンクリートの強度が低下するためである。
また、ポリマーコンクリート組成物の既存の細骨材および/または粗骨材を、粉末化された製鋼スラグで代替する場合、コンクリート製品の成形のために打設する時間が減少し、粉末化された製鋼スラグの高い実積率によって振動締め固め時間が節約されるなど、施工性に非常に優れるという効果がある。
既存の細骨材を粉末化された製鋼スラグで25%代替して使用しただけでなく、不飽和ポリエステル樹脂の含量に変化を与えて本発明のポリマーコンクリート製品を製造した。
a)不飽和ポリエステル樹脂12vol%とポリスチレン樹脂3vol%とを強制式ミキサーで別途混合した。
b)重質炭酸カルシウム16.85vol%、粗骨材47vol%、細骨材15.75vol%、および粉末化された製鋼スラグ5.25vol%を強制式ミキサーで別途混合した。
c)前記a)段階の混合された樹脂(ポリマー樹脂)と前記b)段階の混合された粉末混合物とを混合した後、メチルエチルケトンペルオキシド0.15vol%を添加して強制式ミキサーで十分混合し、本発明の粉末化された製鋼スラグを含むポリマーコンクリート組成物を製造した。
d)このように製造された本発明の粉末化された製鋼スラグを含むポリマーコンクリート組成物を5分間攪拌した後、成形型に投入した。
e)4分間の振動締め固めによって成形した後、60〜90分間常温で自然養生を経て油圧によって成形型を収縮させて脱型した。
f)前記脱型した製品を常温で自然養生によって硬化させ、粉末化された製鋼スラグを含むポリマーコンクリート製品を製造した。
不飽和ポリエステル樹脂13.6vol%、ポリスチレン樹脂3.4vol%、粗骨材46vol%、細骨材15.37vol%、粉末化された製鋼スラグ5.13vol%、重質炭酸カルシウム16.33vol%、およびメチルエチルケトンペルオキシド0.17vol%を用いて、実施例1−1と同様の方法でポリマーコンクリート製品を製造した。
不飽和ポリエステル樹脂15.2vol%、ポリスチレン樹脂3.8vol%、粗骨材45vol%、細骨材15vol%、粉末化された製鋼スラグ5vol%、重質炭酸カルシウム15.81vol%、およびメチルエチルケトンペルオキシド0.19vol%を用いて、実施例1−1と同様の方法でポリマーコンクリート製品を製造した。
不飽和ポリエステル樹脂16.8vol%、ポリスチレン樹脂4.2vol%、粗骨材44vol%、細骨材14.62vol%、粉末化された製鋼スラグ4.86vol%、重質炭酸カルシウム15.29vol%、およびメチルエチルケトンペルオキシド0.21vol%を用いて、実施例1−1と同様の方法でポリマーコンクリート製品を製造した。
不飽和ポリエステル樹脂18.4vol%、ポリスチレン樹脂4.6vol%、粗骨材43vol%、細骨材14.25vol%、粉末化された製鋼スラグ4.75vol%、重質炭酸カルシウム14.77vol%、およびメチルエチルケトンペルオキシド0.23vol%を用いて、実施例1−1と同様の方法でポリマーコンクリート製品を製造した。
既存の細骨材を粉末化された製鋼スラグで50%代替して使用しただけでなく、不飽和ポリエステル樹脂の含量に変化を与えて本発明のポリマーコンクリート製品を製造した。
不飽和ポリエステル樹脂12vol%、ポリスチレン樹脂3vol%、粗骨材47vol%、細骨材10.05vol%、粉末化された製鋼スラグ10.05vol%、重質炭酸カルシウム16.85vol%、およびメチルエチルケトンペルオキシド0.15vol%を用いて、実施例1−1と同様の方法でポリマーコンクリート製品を製造した。
不飽和ポリエステル樹脂13.6vol%、ポリスチレン樹脂3.4vol%、粗骨材46vol%、細骨材10.25vol%、粉末化された製鋼スラグ10.25vol%、重質炭酸カルシウム16.33vol%、およびメチルエチルケトンペルオキシド0.17vol%を用いて、実施例1−1と同様の方法でポリマーコンクリート製品を製造した。
不飽和ポリエステル樹脂15.2vol%、ポリスチレン樹脂3.8vol%、粗骨材45vol%、細骨材10vol%、粉末化された製鋼スラグ10vol%、重質炭酸カルシウム15.81vol%、およびメチルエチルケトンペルオキシド0.19vol%を用いて、実施例1−1と同様の方法でポリマーコンクリート製品を製造した。
不飽和ポリエステル樹脂16.8vol%、ポリスチレン樹脂4.2vol%、粗骨材44vol%、細骨材9.75vol%、粉末化された製鋼スラグ9.75vol%、重質炭酸カルシウム15.29vol%、およびメチルエチルケトンペルオキシド0.21vol%を用いて、実施例1−1と同様の方法でポリマーコンクリート製品を製造した。
不飽和ポリエステル樹脂18.4vol%、ポリスチレン樹脂4.6vol%、粗骨材43vol%、細骨材9.5vol%、粉末化された製鋼スラグ9.5vol%、重質炭酸カルシウム14.77vol%、およびメチルエチルケトンペルオキシド0.23vol%を用いて、実施例1−1と同様の方法でポリマーコンクリート製品を製造した。
既存の細骨材を粉末化された製鋼スラグで75%代替して使用しただけでなく、不飽和ポリエステル樹脂の含量に変化を与えて本発明のポリマーコンクリート製品を製造した。
飽和ポリエステル樹脂12vol%、ポリスチレン樹脂3vol%、粗骨材47vol%、細骨材5.25vol%、粉末化された製鋼スラグ15.75vol%、重質炭酸カルシウム16.85vol%、およびメチルエチルケトンペルオキシド0.15vol%を用いて、実施例1−1と同様の方法でポリマーコンクリート製品を製造した。
不飽和ポリエステル樹脂13.6vol%、ポリスチレン樹脂3.4vol%、粗骨材46vol%、細骨材5.13vol%、粉末化された製鋼スラグ15.37vol%、重質炭酸カルシウム16.33vol%、およびメチルエチルケトンペルオキシド0.17vol%を用いて、実施例1−1と同様の方法でポリマーコンクリート製品を製造した。
不飽和ポリエステル樹脂15.2vol%、ポリスチレン樹脂3.8vol%、粗骨材45vol%、細骨材5vol%、粉末化された製鋼スラグ15vol%、重質炭酸カルシウム15.81vol%、およびメチルエチルケトンペルオキシド0.19vol%を用いて、実施例1−1と同様の方法でポリマーコンクリート製品を製造した。
不飽和ポリエステル樹脂16.8vol%、ポリスチレン樹脂4.2vol%、粗骨材44vol%、細骨材4.86vol%、粉末化された製鋼スラグ14.62vol%、重質炭酸カルシウム15.29vol%、およびメチルエチルケトンペルオキシド0.21vol%を用いて、実施例1−1と同様の方法でポリマーコンクリート製品を製造した。
不飽和ポリエステル樹脂18.4vol%、ポリスチレン樹脂4.6vol%、粗骨材43vol%、細骨材4.75vol%、粉末化された製鋼スラグ14.25vol%、重質炭酸カルシウム14.77vol%、およびメチルエチルケトンペルオキシド0.23vol%を用いて、実施例1−1と同様の方法でポリマーコンクリート製品を製造した。
既存の細骨材の代わりに、粉末化された製鋼スラグのみを使用しただけでなく、不飽和ポリエステル樹脂の含量に変化を与えて本発明のポリマーコンクリート製品を製造した。
a)不飽和ポリエステル樹脂12vol%とポリスチレン樹脂3vol%とを強制式ミキサーで別途混合した。
b)重質炭酸カルシウム16.85vol%、粗骨材47vol%、および粉末化された製鋼スラグ21vol%を強制式ミキサーで別途混合した。
c)前記a)段階の混合された樹脂(ポリマー樹脂)と前記b)段階の混合された粉末混合物とを混合した後、メチルエチルケトンペルオキシド0.15vol%を添加して強制式ミキサーで十分混合し、本発明の粉末化された製鋼スラグを含むポリマーコンクリート組成物を製造した。
d)このように製造された本発明の粉末化された製鋼スラグを含むポリマーコンクリート組成物を5分間攪拌した後、成形型に投入した。
e)4分間の振動締め固めによって成形した後、60〜90分間常温で自然養生を経て油圧によって成形型を収縮させて脱型した。
f)前記脱型した製品を常温で自然養生によって硬化させ、粉末化された製鋼スラグを含むポリマーコンクリート製品を製造した。
不飽和ポリエステル樹脂13.6vol%、ポリスチレン樹脂3.4vol%、粗骨材46vol%、粉末化された製鋼スラグ20.5vol%、重質炭酸カルシウム16.33vol%、およびメチルエチルケトンペルオキシド0.17vol%を用いて、実施例4−1と同様の方法でポリマーコンクリート製品を製造した。
不飽和ポリエステル樹脂15.2vol%、ポリスチレン樹脂3.8vol%、粗骨材45vol%、粉末化された製鋼スラグ20vol%、重質炭酸カルシウム15.81vol%、およびメチルエチルケトンペルオキシド0.19vol%を用いて、実施例4−1と同様の方法でポリマーコンクリート製品を製造した。
不飽和ポリエステル樹脂16.8vol%、ポリスチレン樹脂4.2vol%、粗骨材44vol%、粉末化された製鋼スラグ19.5vol%、重質炭酸カルシウム15.29vol%、およびメチルエチルケトンペルオキシド0.21vol%を用いて、実施例4−1と同様の方法でポリマーコンクリート製品を製造した。
不飽和ポリエステル樹脂18.4vol%、ポリスチレン樹脂4.6vol%、粗骨材43vol%、粉末化された製鋼スラグ19vol%、重質炭酸カルシウム14.77vol%、およびメチルエチルケトンペルオキシド0.23vol%を用いて、実施例1−1と同様の方法でポリマーコンクリート製品を製造した。
既存の骨材全体(細骨材および粗骨材)の代わりに、粉末化された製鋼スラグのみを使用しただけでなく、不飽和ポリエステル樹脂の含量に変化を与えて本発明のポリマーコンクリート製品を製造した。
a)不飽和ポリエステル樹脂4vol%とポリスチレン樹脂1vol%とを強制式ミキサーで別途混合した。
b)重質炭酸カルシウム19.87vol%、および粉末化された製鋼スラグ75vol%を強制式ミキサーで別途混合した。
c)前記a)段階の混合された樹脂(ポリマー樹脂)と前記b)段階の混合された粉末混合物とを混合した後、メチルエチルケトンペルオキシド0.13vol%を添加して強制式ミキサーで十分混合し、本発明の粉末化された製鋼スラグを含むポリマーコンクリート組成物を製造した。
d)このように製造された本発明の粉末化された製鋼スラグを含むポリマーコンクリート組成物を5分間攪拌した後、成形型に投入した。
e)4分間の振動締め固めによって成形した後、60〜90分間常温で自然養生を経て油圧によって成形型を収縮させて脱型した。
f)前記脱型した製品を常温で自然養生によって硬化させ、粉末化された製鋼スラグを含むポリマーコンクリート製品を製造した。
不飽和ポリエステル樹脂8vol%、ポリスチレン樹脂2vol%、粉末化された製鋼スラグ74.84vol%、重質炭酸カルシウム15vol%、およびメチルエチルケトンペルオキシド0.16vol%を用いて、実施例5−1と同様の方法でポリマーコンクリート製品を製造した。
既存の細骨材および粗骨材のみからなり、不飽和ポリエステル樹脂の含量に変化を与えてポリマーコンクリート製品を製造した。
a)不飽和ポリエステル樹脂12vol%とポリスチレン樹脂3vol%とを強制式ミキサーで別途混合した。
b)重質炭酸カルシウム16.85vol%、粗骨材47vol%および細骨材21vol%を強制式ミキサーで別途混合した。
c)前記a)段階の混合された樹脂(ポリマー樹脂)と前記b)段階の混合された粉末混合物とを混合した後、メチルエチルケトンペルオキシド0.15vol%を添加して強制式ミキサーで十分混合し、本発明の粉末化された製鋼スラグを含むポリマーコンクリート組成物を製造した。
d)このように製造された本発明の粉末化された製鋼スラグを含むポリマーコンクリート組成物を5分間攪拌した後、成形型に投入した。
e)4分間の振動締め固めによって成形した後、60〜90分間常温で自然養生を経て油圧によって成形型を収縮させて脱型した。
f)前記脱型した製品を常温で自然養生によって硬化させ、粉末化された製鋼スラグを含むポリマーコンクリート製品を製造した。
不飽和ポリエステル樹脂13.6vol%、ポリスチレン樹脂3.4vol%、粗骨材46vol%、細骨材20.5vol%、重質炭酸カルシウム16.33vol%、およびメチルエチルケトンペルオキシド0.17vol%を用いて、比較例1−1と同様の方法でポリマーコンクリート製品を製造した。
不飽和ポリエステル樹脂15.2vol%、粗骨材45vol%、細骨材20vol%、重質炭酸カルシウム15.81vol%、メチルエチルケトンペルオキシド0.19vol%、およびポリスチレン樹脂3.8vol%を用いて、比較例1−1と同様の方法でポリマーコンクリート製品を製造した。
不飽和ポリエステル樹脂16.8vol%、ポリスチレン樹脂4.2vol%、粗骨材44vol%、細骨材19.5vol%、重質炭酸カルシウム15.29vol%、およびメチルエチルケトンペルオキシド0.21vol%を用いて、比較例1−1と同様の方法でポリマーコンクリート製品を製造した。
不飽和ポリエステル樹脂18.4vol%、ポリスチレン樹脂4.6vol%、粗骨材43vol%、細骨材19vol%、重質炭酸カルシウム14.77vol%、およびメチルエチルケトンペルオキシド0.23vol%を用いて、比較例1−1と同様の方法でポリマーコンクリート製品を製造した。
粉末化された製鋼スラグの使用によるポリマーコンクリート製品の強度特性
材料分離および試験体の密度変化
実施例1−1、実施例2−1、実施例3−1、実施例4−1、実施例5−1および実施例5−2と、比較例1−1とのポリマーコンクリート製品の10×20の円形供試体を水平に上中下3等分した後、それぞれの密度を測定して密度差による材料分離を検討した。前記供試体はKS F2491(ポリエステルレジンコンクリートの強度試験用供試体の製作方法)に準じて製作した。
その結果を図2に示す。
図2から確認できるように、不飽和ポリエステル樹脂の粘度が高く、固練りコンクリートなので、全ての代替率で上中下部の標準偏差が0.01以下であって、粉末化された製鋼スラグの密度差による沈降現象がないから、材料分離問題はないものと判断された。
特に、実施例4−1、実施例5−1および実施例5−2のポリマーコンクリート製品は、比較例1−1の粉末化された製鋼スラグを使用していないコンクリート製品に比べて密度がそれぞれ9%、11%、13%まで上昇したことが分かった。
底面内径15cm、上面内径10cmおよび高さ15cmのスランプコーンに、実施例1−1、実施例2−1、実施例3−1、実施例4−1、実施例5−1および実施例5−2と比較例1−1のポリマーコンクリート組成物を、2層に25回棒締め固めをして充填し、スランプコーンを垂直に持ち上げてスランプを測定した。
その結果を図3に示す。
図3から確認できるように、細骨材に対する粉末化された製鋼スラグの代替率0%(比較例1−1)では、スランプ値が0mmであったが、粉末化された製鋼スラグの使用量が増加するほどスランプが増加し、代替率25%(実施例1−1)では20mm、代替率50%(実施例2−1)では53mmまで増加し、代替率75%(実施例3−1)と100%(実施例4−1)では代替率50%(実施例2−1)と同一水準のスランプ値を示した。特に、骨材全体を粉末化された製鋼スラグで代替した実施例5−1では25mmの若干低いスランプを示しているが、実施例5−2では54mmの最も高いスランプ値を示していることが分かった。
このような結果より、粉末化された製鋼スラグの粒形が球状なので骨材間の摩擦抵抗を減少させたこと、および砂に比べて小さい比表面積に起因した相対的樹脂量の増加によって、粉末化された製鋼スラグを使用することによりスランプが大きく増加することが分かった。したがって、粉末化された製鋼スラグを細骨材として活用する場合、流動性を大きく改善させることが分かった。
実施例1−1、実施例2−1、実施例3−1、実施例4−1、実施例5−1および実施例5−2と比較例1−1のポリマーコンクリート製品に対してKS F2481(ポリエステルレジンコンクリートの圧縮強度試験方法)に準じて、材齢3日の圧縮強度を測定した。
その結果を図4に示す。
図4から確認できるように、細骨材に対する粉末化された製鋼スラグの代替率0%(比較例1−1)で117MPaの強度を示し、代替率50%(実施例2−1)で126MPaまで強度の増加を示したが、代替率75%(実施例3−1)で119MPaに多少減少しており、代替率100%(実施例4−1)では129MPaの強度を示し、代替率0%(比較例1−1)に比べて10MPaの強度増加を示した。また、骨材全体を粉末化された製鋼スラグとした実施例5−1および実施例5−2の場合においても、実施例4−1と略類似の強度水準を示していることが分かった。
粉末化された製鋼スラグの代替率による圧縮強度の大きい差異は現れていないが、粉末化された製鋼スラグを使用することにより、粉末化された製鋼スラグを使用していない場合と同一の強度を示し或いはそれより小幅増加したが、このような結果は、球状の粉末化された製鋼スラグを使用することにより、載荷時の亀裂に対して抵抗体の役割を果たす骨材がより密実に充填されるためであると判断される。よって、粉末化された製鋼スラグを細骨材として活用する場合、強度を増加させることができることが分かった。
粉末化された製鋼スラグの使用によるポリマーコンクリート製品の流動特性
スランプ
KS F 2402(コンクリートのスランプ試験方法)に準じて、底面内径20cm、上面直径10cmおよび高さ15cmのスランプコーンに、実施例1〜5および比較例1のポリマーコンクリート組成物を、1/2ずつ25回棒締め固めをして充填し、スランプコーンを垂直に持ち上げた後、5分後にスランプを測定した。
その結果を図5に示す。
図5から確認できるように、粉末化された製鋼スラグの代替率が増加し且つ不飽和ポリエステル樹脂量が増加するほど、スランプ値が増加することが分かった。粉末化された製鋼スラグの使用による流動性向上効果は、不飽和ポリエステル樹脂量が少ないとき(固練り)にさらに大きく示されている。細骨材を粉末化された製鋼スラグで100%代替した実施例4の場合には、粉末化された製鋼スラグを使用せず、既存の細骨材のみを使用した比較例1に比べて不飽和ポリエステル樹脂の量を約4vol%低減させることができ、骨材全体を粉末化された製鋼スラグで100%代替した実施例5の場合には、同一のスランプで15vol%までの不飽和ポリエステル樹脂の量を節約することができることが分かった。
L−box装置の垂直ボックスに実施例1〜5および比較例1のポリマーコンクリート組成物を一杯充填し、下端部のゲートを開放して振動状態で前記ポリマーコンクリート組成物がロート部を流下して端点まで(30cm)到達するのにかかる時間を測定した。
その結果を図6に示す。
図6から確認できるように、粉末化された製鋼スラグの代替率が増加し且つ不飽和ポリエステル樹脂量が増加するほど、流動性が増加することが分かった。特に、不飽和ポリエステル樹脂量が少ない(固練り)とき、粉末化された製鋼スラグの代替による流動性の増加効果がさらに大きく示されている。細骨材を粉末化された製鋼スラグで100%代替した実施例4の場合には、粉末化された製鋼スラグを使用せず、既存の細骨材のみを使用した比較例1に比べて不飽和ポリエステル樹脂の量を約3vol%低減させることができることが分かった。
また、骨材全体を粉末化された製鋼スラグで100%代替した実施例5の場合には、同一のL−Box時間を基準とすると、12vol%までの不飽和ポリエステル樹脂の量を節約することができることが分かった。
KS F 2427(固まっていないコンクリートのコンシステンシー試験方法)に準じて、内径24cmおよび高さ20cmの容器に、上面内径10cm、下面内径15cmおよび高さ20cmのスランプコーンを入れ、スランプコーンに実施例1〜5および比較例1のポリマーコンクリート組成物を充填した後、締め固め棒で締め固め、垂直に持ち上げる。しかる後に、直径23cmおよび質量2.75kgの円板を前記ポリマーコンクリート組成物に載せた後、10秒の振動時間にポリマーコンクリート組成物の沈下深さを測定した。
その結果を図7に示す。
図7から確認できるように、粉末化された製鋼スラグの代替率が増加し且つ不飽和ポリエステル樹脂量が増加するほど、流動性が増加することが分かった。特に、不飽和ポリエステル樹脂量が少ない(固練り)とき、粉末化された製鋼スラグの代替による流動性の増加効果がさらに大きく示されていることが分かった。
Claims (9)
- 熱硬化性樹脂、粉末化された製鋼スラグ、収縮低減剤、充填材、開始剤、及び粗骨材を含むことを特徴とする、ポリマーコンクリート組成物。
- 更に細骨材を含む請求項1に記載のポリマーコンクリート組成物。
- 熱硬化性樹脂、粉末化された製鋼スラグ、収縮低減剤、充填材、及び開始剤を含むポリマーコンクリート組成物であって、
前記ポリマーコンクリート組成物が、前記熱硬化性樹脂4〜10vol%、前記粉末化された製鋼スラグ45〜75vol%、前記収縮低減剤0.85〜2vol%、前記充填材15〜20vol%、及び前記開始剤0.13〜0.16vol%を含むことを特徴とする、ポリマーコンクリート組成物。 - 前記ポリマーコンクリート組成物が、熱硬化性樹脂10〜30vol%、粗骨材30〜50vol%、粉末化された製鋼スラグ15〜25vol%、収縮低減剤2〜6vol%、充填材10〜20vol%、及び開始剤0.1〜0.5vol%を含むことを特徴とする、請求項1に記載のポリマーコンクリート組成物。
- 前記ポリマーコンクリート組成物が、熱硬化性樹脂10〜30vol%、粗骨材30〜50vol%、細骨材4.75〜15.75vol%、粉末化された製鋼スラグ4.75〜15.75vol%、収縮低減剤2〜6vol%、充填材10〜20vol%、及び開始剤0.1〜0.5vol%を含むことを特徴とする、請求項2に記載のポリマーコンクリート組成物。
- 前記熱硬化性樹脂が不飽和ポリエステル樹脂であり、
前記粉末化された製鋼スラグが3.3〜3.8の密度(g/cm 3 )、60〜70%の実積率及び0.3〜5mmの粒度を有し、
前記開始剤がメチルエチルケトンペルオキシドであり、
前記収縮低減剤がポリスチレン樹脂であり、
前記充填材が重質炭酸カルシウムであることを特徴とする、請求項1から5のいずれかに記載のポリマーコンクリート組成物。 - a)熱硬化性樹脂と収縮低減剤とを混合する工程と、
b)充填材と粉末化された製鋼スラグとを混合する工程と、
c)前記a)工程で混合された樹脂と前記b)工程で混合された粉末混合物とを混合する工程と、
d)前記c)工程で得られた混合物に開始剤を添加する工程とを含んでなり、
前記b)の工程が、前記充填材、粗骨材、及び前記粉末化された製鋼スラグを混合する工程であることを特徴とする、ポリマーコンクリート組成物の製造方法。 - a)熱硬化性樹脂と収縮低減剤とを混合する工程と、
b)充填材と粉末化された製鋼スラグとを混合する工程と、
c)前記a)工程で混合された樹脂と前記b)工程で混合された粉末混合物とを混合する工程と、
d)前記c)工程で得られた混合物に開始剤を添加する工程とを含んでなり、
前記b)の工程が、前記充填材、細骨材、粗骨材、及び前記粉末化された製鋼スラグを混合する工程であることを特徴とする、ポリマーコンクリート組成物の製造方法。 - 前記a)工程において、熱硬化性樹脂が不飽和ポリエステル樹脂であり、収縮低減剤がポリスチレン樹脂であって、不飽和ポリエステル樹脂:ポリスチレン樹脂が4:1の体積比で混合され、
前記b)工程において、粉末化された製鋼スラグが3.4〜3.6の密度(g/cm 3 )、60〜70%の実積率および0.3〜5mmの粒度を有し、充填材が重質炭酸カルシウムであり、
前記d)工程において、開始剤がメチルエチルケトンペルオキシドであることを特徴とする、請求項7から8のいずれかに記載のポリマーコンクリート組成物の製造方法。
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
PCT/KR2008/005343 WO2010030048A1 (en) | 2008-09-10 | 2008-09-10 | The polymer concrete composition containing atomizing steel slag and the manufacturing method thereof |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011524321A JP2011524321A (ja) | 2011-09-01 |
JP4825949B2 true JP4825949B2 (ja) | 2011-11-30 |
Family
ID=42005288
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010547551A Active JP4825949B2 (ja) | 2008-09-10 | 2008-09-10 | 粉末化された製鋼スラグを含むポリマーコンクリート組成物およびその製造方法 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4825949B2 (ja) |
CN (1) | CN102264664A (ja) |
WO (1) | WO2010030048A1 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101234787B1 (ko) * | 2010-11-10 | 2013-02-20 | 주식회사 에코마이스터 | 환원 슬래그 분말을 이용한 초속경성 수경결합재 및 그 제조방법 |
KR101257845B1 (ko) | 2012-09-18 | 2013-04-29 | (주)대원콘크리트 | 지금분쇄슬래그를 이용한 레진콘크리트 몰탈 조성물 및 레진콘크리트 원심력관 |
CN105481296A (zh) * | 2015-12-01 | 2016-04-13 | 福建师范大学 | 一种轻质高强度环保型树脂混凝土 |
EP3744702A1 (de) | 2019-05-28 | 2020-12-02 | Sika Technology Ag | Schlacke-haltiger polymerbeton und vergussmörtel |
EP4005996A1 (de) | 2020-11-26 | 2022-06-01 | Sika Technology Ag | Polyurethan-basierte polymerbetone und vergussmörtel mit kontrollierter dichte |
CN113563010B (zh) * | 2021-08-13 | 2022-10-28 | 长安大学 | 一种钢渣沥青混合料及其制备方法 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01320247A (ja) * | 1988-06-22 | 1989-12-26 | Chiko Fujishima | レジンコンクリート系組成物 |
CN1040779A (zh) * | 1988-08-30 | 1990-03-28 | 孔宪明 | 聚合物混凝土制品及应用 |
AT398419B (de) * | 1993-01-26 | 1994-12-27 | Holderbank Financ Glarus | Verfahren zur herstellung von zement aus metallurgischen schlacken |
JPH10310460A (ja) * | 1997-05-07 | 1998-11-24 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | 高強度樹脂モルタル |
JP2000178453A (ja) * | 1998-12-17 | 2000-06-27 | Hoshino Sansho:Kk | 配合物 |
KR100314792B1 (ko) * | 1999-05-10 | 2001-11-23 | 오상윤 | 고강도 콘크리트조성물 |
JP2002173355A (ja) * | 2000-12-07 | 2002-06-21 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | スラグの利用方法及びスラグを利用した成形品 |
KR20060119506A (ko) * | 2005-05-20 | 2006-11-24 | 주식회사 에코마이스터 | 아토마이징된 제강슬래그를 포함하는 콘크리트 조성물 및그 제조방법 |
CN100546933C (zh) * | 2007-03-20 | 2009-10-07 | 首钢总公司 | 钢渣保温抹面砂浆 |
CN101182139A (zh) * | 2007-11-12 | 2008-05-21 | 华南理工大学 | 一种具有较高强度和保水性的砌筑水泥 |
-
2008
- 2008-09-10 JP JP2010547551A patent/JP4825949B2/ja active Active
- 2008-09-10 CN CN200880131048.9A patent/CN102264664A/zh active Pending
- 2008-09-10 WO PCT/KR2008/005343 patent/WO2010030048A1/en active Application Filing
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN102264664A (zh) | 2011-11-30 |
WO2010030048A1 (en) | 2010-03-18 |
JP2011524321A (ja) | 2011-09-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4825949B2 (ja) | 粉末化された製鋼スラグを含むポリマーコンクリート組成物およびその製造方法 | |
CN107098657A (zh) | 用纳米材料增强的功能梯度水泥基复合材料及其制备方法 | |
CN107265966A (zh) | 一种利用高细粉含量机制砂制备桥梁自密实抗裂清水混凝土 | |
EP1236699A1 (en) | Composite material and shaped article with thermal conductivity and specific gravity on demand | |
JP2008088633A (ja) | ポリマーセメントモルタル製埋設型枠 | |
JP4747181B2 (ja) | 超高強度無収縮グラウト材及び超高強度無収縮グラウト材硬化体 | |
CN107352923A (zh) | 用于盾构隧道管片的抗渗混凝土及制备该管片的方法 | |
JP5649780B2 (ja) | コンクリート組成物の製造方法及びコンクリート成形体 | |
JPH05238789A (ja) | 乾燥鋳型成形可能なコンクリート組成物ならびにその製造方法および乾燥鋳型成形方法 | |
KR100892884B1 (ko) | 아토마이징 처리된 제강슬래그를 포함하는 폴리머 콘크리트조성물 및 그 제조방법 | |
CN107382215B (zh) | 一种高致密混凝土道路的制备方法 | |
CN113185214A (zh) | 一种基于超声震荡技术的自密实混凝土及其制备方法 | |
CN107673678B (zh) | 再生混凝土及其制备方法 | |
CN106045557A (zh) | 一种用于道路工程的自密实混凝土 | |
KR101214936B1 (ko) | 플라이 애쉬와 급냉 제강슬래그를 포함하는 폴리머 콘크리트 조성물 및 그의 제조방법 | |
CN107540308B (zh) | 一种高流动性混凝土及其制备方法 | |
JP5668634B2 (ja) | 膨張管理された鉄鋼スラグ水和固化体製人工石材およびその製造方法 | |
KR101705048B1 (ko) | 폐고무분말을 이용한 경량 유황콘크리트 및 고강도 경량 유황콘크리트 | |
KR101288024B1 (ko) | 급냉 제강슬래그를 충전재와 잔골재로 사용한 폴리머 콘크리트 조성물 및 그의 제조방법 | |
CN109153611B (zh) | 水合固化体及其制造方法 | |
KR101567347B1 (ko) | 아토마이징 래들로 제강 환원슬래그를 골재로 사용한 폴리머 콘크리트 조성물 및 그의 제조방법 | |
CN111533508A (zh) | 一种早期抗裂型高强度混凝土及其制备方法 | |
KR102547030B1 (ko) | 원심성형으로 제작되는 초고강도 각형 pc부재용 콘크리트 조성물 | |
KR101567346B1 (ko) | 전기로 산화슬래그 미분말과 래들로 환원슬래그를 충전재와 골재로 사용한 폴리머 콘크리트 조성물 및 그의 제조방법 | |
JP3101129B2 (ja) | 重量コンクリートの製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110301 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110526 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110621 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20110711 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110712 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20110712 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110831 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140922 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4825949 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |