JP4825567B2 - 鶏卵管理方法、および鶏卵管理システム - Google Patents

鶏卵管理方法、および鶏卵管理システム Download PDF

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Description

本発明は、トレーサビリティシステムにおいて鶏卵の履歴情報を提供可能とするために鶏卵に付与した鶏卵の履歴情報を特定するために用いられる鶏卵検索コードにもとづいて、伝染病の感染が発覚した鶏卵に関係する伝染病に感染している可能性のある危険鶏卵を特定する鶏卵管理方法、および鶏卵管理システムに関する。
近年、卵を購入した消費者等に対して、その卵の生産・流通履歴をインターネットなどの通信ネットワークを介して提供するトレーサビリティシステムが利用されるようになってきている。
トレーサビリティシステムでは、卵が収容されるパック等の容器に印字されたコード(鶏卵検索コード)を検索キーとすることで、その卵の生産・流通履歴を検索し閲覧することが可能となる。
従来から、卵選別包装施設(GPセンタ)において、鶏卵の選別や包装を行うとともに、卵が収容される容器にトレーサビリティシステムにて利用される鶏卵検索コードを印字し、印字された鶏卵検索コードに基づいて該当する卵の生産・流通履歴を提供するシステムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−344040号公報
上述した特許文献1に記載された従来のシステムでは、指定された鶏卵検索コードに該当する卵の履歴情報の検索は可能であるが、所定の条件を満たす卵を履歴情報にもとづいて特定することはできない。例えば、従来のシステムでは、ある卵が鳥インフルエンザに感染していることが発覚した場合に、その感染卵に関連して鳥インフルエンザの感染が疑われる卵を特定することはできない。
このように、従来のシステムでは、ある鶏卵が鳥インフルエンザなどの伝染病に感染した場合に、迅速かつ的確に感染のおそれがある他の鶏卵を特定することができないことから、適切な対策を早期に講じることができないという問題があった。
本発明は、上述した問題を解消し、鳥インフルエンザなどの伝染病の感染が発覚した場合に、迅速かつ的確に感染のおそれがある鶏卵を特定することができ、廃棄などの伝染病の対策を早期に講じることができるようにすることを目的とする。
本発明の鶏卵管理方法は、トレーサビリティシステムにおいて鶏卵の履歴情報を提供可能とするために鶏卵に付与した前記鶏卵の履歴情報を特定するために用いられる鶏卵検索コードにもとづいて、伝染病の感染が発覚した鶏卵に関係する前記伝染病に感染している可能性のある危険鶏卵を特定する鶏卵管理方法であって、伝染病の感染が発覚した鶏卵の鶏舎を示す鶏舎情報と、該鶏卵の採卵日を示す採卵日情報とを受け付け、受け付けた鶏舎情報が示す鶏舎を含む所定エリアの鶏舎を危険鶏舎に決定し、受け付けた採卵日情報が示す採卵日以降に前記決定した危険鶏舎で採卵された鶏卵を、各鶏卵に付与されている鶏卵検索コードを含む鶏卵マスタコードを用いて探索し、探索した鶏卵を前記危険鶏卵として特定することを特徴とする。
上記のように構成したことで、鳥インフルエンザなどの伝染病の感染が発覚した場合に、迅速かつ的確に感染のおそれがある危険鶏卵を特定することができ、危険鶏卵の廃棄などの伝染病の対策を早期に講じることができるようになる。
鶏卵マスタコードは、例えば、鶏卵検索コードと、採卵日を特定可能な採卵日コードと、鶏卵の履歴情報を特定可能な履歴特定コードとを含む。また、鶏卵履歴コードは、例えば、鶏卵が採卵された鶏舎を示す鶏舎コードを含む。
危険鶏卵として特定した鶏卵の鶏卵検索コードを提示した危険鶏卵情報を通信ネットワークを介して配信する構成とされていてもよい。
鶏卵を含む所定の複数種類の食物の履歴情報を特定するために用いられる固定長、或いはあらかじめ定められたコード長の範囲内で前記複数種類の食物の履歴情報を特定するために用いられる特定長の検索コードのうち、各鶏卵の履歴情報を特定するための履歴特定コードに対応付けされる前記鶏卵検索コードとして用いることが許容されている範囲を特定し、該特定した範囲の鶏卵検索コードのうち、未使用の鶏卵検索コードのいずれかを、鶏卵に付与する鶏卵検索コードとすることに決定し、決定した鶏卵検索コードを履歴情報が同一の鶏卵に付与し、鶏卵に付与した鶏卵検索コードを、履歴特定コード及び採卵日を特定可能な採卵日コードに対応付けして保存し、端末装置からの採卵日コードを特定可能な採卵日関連コード及び/又は鶏卵検索コードを提示した履歴情報の提供要求に応じて、採卵日関連コードによって特定される採卵日コード及び鶏卵検索コードに対応付けされている履歴特定コードを探索し、探索した履歴特定コードによって特定される履歴情報を、前記端末装置に対して通信ネットワークを介して送信するように構成されていてもよい。
鶏卵検索コードの下位桁に履歴特定コードが対応付けされているとともに、当該鶏卵検索コードの上位桁に採卵日コードが対応付けされており、端末装置からの採卵日コードの下位桁に鶏卵検索コードが対応付けされた履歴要求情報を提示した履歴情報の提供要求に応じて、当該履歴要求情報に対応付けされている履歴特定コードを探索するように構成されていてもよい。
採卵日関連コードは、例えば、採卵日コード、賞味期限を示す賞味期限コード、または品質保証期限を示す品質保証期限コード、或いは鶏卵検索コードで一意に対応させたコードとされる。
また、本発明の鶏卵管理システムは、トレーサビリティシステムにおいて鶏卵の履歴情報を提供可能とするために鶏卵に付与した前記鶏卵の履歴情報を特定するために用いられる鶏卵検索コードにもとづいて、伝染病の感染が発覚した鶏卵に関係する前記伝染病に感染している可能性のある危険鶏卵を特定する鶏卵管理システムであって、伝染病の感染が発覚した鶏卵の鶏舎を示す鶏舎情報と、該鶏卵の採卵日を示す採卵日情報とを受け付ける感染鶏卵情報受付手段と、該感染鶏卵情報受付手段が受け付けた鶏舎情報が示す鶏舎を含む所定エリアの鶏舎を危険鶏舎に決定する危険鶏舎決定手段と、前記感染鶏卵情報受付手段が受け付けた採卵日情報が示す採卵日以降に前記危険鶏舎決定手段が決定した危険鶏舎で採卵された鶏卵を、各鶏卵に付与されている鶏卵検索コードを含む鶏卵マスタコードを用いて探索する危険鶏卵探索手段と、該危険鶏卵探索手段が探索した鶏卵を前記危険鶏卵として特定する危険鶏卵特定手段とを含むことを特徴とする。
本発明によれば、鳥インフルエンザなどの伝染病の感染が発覚した場合に、迅速かつ的確に感染のおそれがある危険鶏卵を特定することができ、危険鶏卵の廃棄などの伝染病の対策を早期に講じることができるようになる。
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係る鶏卵情報管理システム100の構成の例を示すブロック図である。図1に示すように、鶏卵情報管理システム100は、生産履歴情報管理サーバ10と、鶏卵マスタコード管理サーバ20と、GPセンタサーバ30と、鶏卵コード付与装置41〜4N(N:任意の正の整数)とを含む。
生産履歴情報管理サーバ10、鶏卵マスタコード管理サーバ20、およびGPセンタサーバ30それぞれ、例えばインターネットなどの通信ネットワーク50に接続されている。また、GPセンタサーバ30、および鶏卵コード付与装置41〜4Nは、それぞれ、例えばGPセンタA内に配されている例えばLANなどの通信ネットワーク60に接続されている。
なお、図1では、GPセンタA内に設置されたGPセンタサーバ30と鶏卵コード付与装置41〜4Nが示されているが、他のGPセンタに設置されたGPセンタサーバや鶏卵コード付与装置が鶏卵情報管理システム100に含まれていてもよい。
生産履歴情報管理サーバ10、鶏卵マスタコード管理サーバ20、およびGPセンタサーバ30は、それぞれ、WWWサーバなどの情報処理装置によって構成される。
生産履歴情報管理サーバ10は、例えば鶏卵情報管理システム100の一部または全部を含むトレーサビリティシステムのシステム管理者によって管理されるサーバであり、トレーサビリティシステムにて提供される生産履歴情報の管理や、生産履歴情報の提供処理などの各種の処理を実行する。生産履歴情報管理サーバ10は、少なくとも鶏卵の生産履歴情報を含む生産履歴情報が格納される生産履歴情報DB11を備えている。生産履歴情報DB11には、例えば携帯通信端末等の通信端末装置を用いて生産者によって登録された生産情報が、生産履歴情報として格納される。「生産履歴情報」は、本例では鶏卵の生産に関する各種の情報であって、例えば、鶏舎名(養鶏場名)、鶏舎所在地(養鶏場所在地)、鶏舎管理者名(養鶏場管理者名)、採卵日、鶏卵の銘柄、鶏卵のサイズ、出荷日、出荷先GPセンタ名などの情報が含まれる。なお、生産履歴情報DB11は、生産履歴情報管理サーバ10の内部にあっても外部にあってもよい。
鶏卵マスタコード管理サーバ20は、例えば鶏卵情報管理システム100のシステム管理者によって管理されるサーバであり、個品コードを発行する処理や、発行済の個品コードを含む鶏卵マスタコードの管理などの各種の処理を実行する。鶏卵マスタコード管理サーバ20は、鶏卵マスタコードなどが格納される鶏卵マスタコードDB21を備えている。鶏卵マスタコードDB21には、例えば、鶏卵マスタコード管理サーバ20が発行した個品コードを含む鶏卵マスタコードが格納される。「鶏卵マスタコード」や「個品コード」については、後で詳しく説明する。なお、鶏卵マスタコードDB21は、鶏卵マスタコード管理サーバ20の内部にあっても外部にあってもよい。
GPセンタサーバ30は、例えばGPセンタAを管理するGPセンタ管理者によって管理され、通信ネットワーク60を介して各鶏卵コード付与装置41〜4Nと情報のやりとりを行うとともに、通信ネットワーク50を介して生産履歴情報管理サーバ10や鶏卵マスタコード管理サーバ20などと情報のやりとりを行う。
鶏卵コード付与装置41〜4Nは、それぞれ、鶏卵に鶏卵検索コードを付与(印字)する処理や、鶏卵を鶏卵用のパックに詰める処理などの各種の処理を行う。なお、各鶏卵コード付与装置41〜4Nは、同一の構成であるため、以下の説明においては主として鶏卵コード付与装置41について説明する。
図2は、鶏卵マスタコードDB21に格納される鶏卵マスタコードの例を示す説明図である。図2に示すように、鶏卵マスタコードは、採卵日を特定可能な採卵日コードと、生産・流通履歴を同一にする鶏卵の一部または全部毎に与えられる個品コードとを含む構成とされる。本例では、鶏卵マスタコードは、上5桁を採卵日コードとし、下16桁を個品コードとしたコード構成とされている。なお、採卵日コードや個品コードの桁数は、他の数であってもよい。
個品コードは、鶏卵の生産・履歴情報を特定可能なコードであって、トレーサビリティシステムにおける検索キーとして鶏卵に付与される鶏卵検索コードと、鶏卵の履歴情報を特定するための鶏卵履歴コードとによって構成される。本例では、上5桁が鶏卵検索コードとされ、下11桁が鶏卵履歴コードとされる。なお、鶏卵検索コード及び鶏卵履歴コードの桁数は他の数であってもよい。
鶏卵検索コードは、本例では、5桁の番号「00000」〜「99999」であり、同一履歴の鶏卵であると認識可能な場合には、その鶏卵については同一の番号が付与される。鶏卵検索コードは、本例では、鶏卵を含む所定の複数種類の食物の履歴情報を特定するために用いられる固定長(例えば5桁)の検索コードのうち、鶏卵の履歴情報を特定するために用いられるコードであり、そのため検索コードと同じ大きさのコード長(例えば5桁)で表現される。なお、検索コードは、あらかじめ定められたコード長(例えば8桁)の範囲内で、複数種類の食物の履歴情報を特定するために用いられる特定長(例えば5桁)とされていてもよい。すなわち、例えばあらかじめ最大のコード長(例えば8桁)を定めておき、その最大コード長の範囲内で、必要に応じて特定長(例えば5桁)のコードを検索コードとして用いるようにしてもよい。
鶏卵履歴コードは、鶏卵についての採卵日を除く生産情報と、鶏卵の流通情報とを含む。流通情報は、例えば、GPセンタ入荷日、出荷先販売店舗、販売店舗への出荷日、賞味期限、品質保証期限など、鶏卵の流通に関わる各種の情報とされる。
図3は、検索コード割当テーブルの例を示す説明図である。検索コード割当テーブルは、複数の食物に対する検索コードの割り当てが設定されたテーブルである。検索コードは、該当する食物の履歴情報を検索するためのコードであり、鶏卵検索コードなどの各種のコードを含む。本例では、図3に示す検索コード割当テーブルAでは、5桁の検索コードのうち、「00000」〜「30000」が鶏卵検索コードに割り当てられており、「30001」〜「80000」がジャガイモの履歴情報を検索するためのジャガイモ検索コードに割り当てられており、「80001」〜「99999」がりんごの履歴情報を検索するためのりんご検索コードに割り当てられている。
検索コード割当テーブルにおいて各食物に割り当てられるコードの範囲は、検索コードが更新される期間中に使用されることが予測される十分な範囲とされる。例えば、検索コードが1月毎に更新される場合であって、その期間中には鶏卵について25000〜28000個ぐらいの検索コードが使用されると予測される場合には、その最大値よりも多い数(例えば図3に示すような30001個)の検索コードが鶏卵に割り当てられる。このような割り当てを行えば、鶏卵に割り当てられていない範囲の検索コードを、他の食物に割り当てることができる。
図4は、使用テーブル決定用マスタの例を示す説明図である。本例えは、図3に示すような検索コード割当テーブルがあらかじめ複数種類用意されているものとし、使用テーブル決定用マスタにもとづいて、使用する検索コード割当テーブルが決定されるものとする。
使用テーブル決定用マスタには、各検索コード割当テーブルA〜Cに対応付けされて、選択条件が設定されている。図4に示す例では、選択条件として、鶏卵の採卵日や青果物の採取日が何時であるかが定められている。具体的には、採卵日・採取日が1月〜3月であれば検索コード割当テーブルAが選択され、採卵日・採取日が4月〜8月であれば検索コード割当テーブルBが選択され、採卵日・採取日が9月〜12月であれば検索コード割当テーブルCが選択されるように設定されている。
例えば、鶏卵の採卵数が多いときは鶏卵に多い数(広い範囲)の検索コードが割り当てられた検索コード割当テーブルが選択され、鶏卵の採卵数が少ないときは鶏卵に比較的少ない数(狭い範囲)の検索コードが割り当てられた検索コード割当テーブルが選択されるように、選択条件を定めておくようにすればよい。他の食物についても同様である。なお、選択条件は、月単位でない他の期間とされていてもよい。
次に、本例の鶏卵情報管理システム100の動作について説明する。
ここでは、GPセンタAに入荷された鶏卵に鶏卵コード付与装置41によって鶏卵付与コードが付与される処理等について説明する。また、ここでは、説明を簡単にするため、同一の生産・流通情報を持つ所定個の鶏卵に、鶏卵検索コードを付与する場合を例に説明する。
図5は、本例の鶏卵情報管理システム100におけるコード付与処理の例を示すフローチャートである。コード付与処理において、先ず、GPセンタサーバ30は、GPセンタAに入荷された鶏卵が収容されたケースに付されている生産情報を読み取り、読み取った生産情報を含む個品コード発行要求情報を提示して、鶏卵マスタコード管理サーバ20に対して個品コード発行要求を行う(ステップS101)。
なお、本例では、同一のケースに収容された鶏卵は、同一の生産・流通情報を持つものとする。同一の生産・流通情報を持つ鶏卵が、複数のケースに収容されている場合には、その複数のケースのうちの1つに付されている生産情報を読み取り、複数のケースに収容されている全ての鶏卵に同一の鶏卵検索コードが付与されるようにしてもよいし、各ケース毎に生産情報を読み取り、各ケース毎に異なる鶏卵検索コードが付与されるようにしてもよい。
個品コード発行要求情報は、生産情報と、所定の流通情報(例えば、GPセンタAへの搬入日時、使用する鶏卵コード付与装置の装置番号など)とを含む情報である。
個品コード発行要求を受けると、鶏卵マスタコード管理サーバ20は、使用テーブル決定用マスタにおける選択条件を参照し、個品コード発行要求情報に含まれている採卵日に対応付けされている検索コード割当テーブルを、使用する検索コード割当テーブルとすることに決定する(ステップS102)。ここでは、検索コード割当テーブルAが使用テーブルに決定されたものとする。
次いで、鶏卵マスタコード管理サーバ20は、決定した検索コード割当テーブルを用いて、鶏卵検索コードに割り当てられている検索コードの範囲を確認する(ステップS103)。ここでは、検索コード割当テーブルAによって「00000」〜「30000」の範囲であることが確認される。
そして、鶏卵マスタコード管理サーバ20は、受信した個品コード発行要求情報にもとづいて鶏卵履歴コードを決定するとともに、鶏卵検索コードしての使用が許容されている範囲の中から今回の鶏卵検索コードを決定し、生成した鶏卵履歴コードの上位桁に決定した鶏卵検索コードを付加した個品コードを発行して、発行した個品コードを、通信ネットワーク50を介してGPセンタサーバ30に送信する(ステップS104)。
鶏卵検索コードの決定は、本例では5桁の検索コードのうち鶏卵検索コードしての使用が許容されている(「00000」〜「30000」)の中から未使用のコードを選択することで決定する。例えば、「00000」、「00001」のように順番に選択することとし、これまでに発行したコードよりも「1」大きい数のコードを発行するようにすればよい。発行済の鶏卵検索コードを示す発行済コード情報は、鶏卵マスタコード管理サーバ20が備える鶏卵マスタコードDBに格納されている。
なお、発行済コード情報は、1日、1週間、1月などの所定期間毎に削除される。発行済コード情報の発行期間は、本例では、5桁の鶏卵検索コードの全てが発行されてしまうことのない十分な期間とされる。具体的には、鶏卵検索コードが全て発行されるまでに早くても35日かかる場合には、1月毎に発行済コード情報を削除するようにすればよい。ただし、1日に満たない数時間毎の更新では、正確な検索ができなくなってしまうおそれがあるので、その場合にはコードの桁数を増やし、1日未満の数時間で更新しなくてもよいようにすればよい。
発行された個品コードを受信すると、GPセンタサーバ30は、受信した個品コードを鶏卵検索コードに変換する(ステップS105)。すなわち、16桁の個品コードの上位5桁を抜き出すことで、鶏卵検索コードに変換する。
次いで、GPセンタサーバ30は、鶏卵検索コードを、鶏卵コード付与装置41に通知する(ステップS106)。そして、鶏卵検索コードの付与状況を監視する処理を開始する(ステップS107)。具体的には、今回通知した鶏卵検索コードに関わる付与実績ファイルが鶏卵コード付与装置41にて生成されたか否かを監視する。
鶏卵検索コードの通知を受けると、鶏卵コード付与装置41は、通知された鶏卵検索コードを各鶏卵に付与する処理を実行するとともに、鶏卵検索コードを付与した鶏卵の数をカウントする処理を行う(ステップS108)。また、鶏卵コード付与装置41は、6個毎、10個毎などの所定個毎に、鶏卵をパックに詰めるパック詰処理を行う。鶏卵への鶏卵検索コードの付与は、本例では鶏卵の殻に印字することで行う。なお、鶏卵やパックに貼付されるシールに付与するようにしてもよいし、パックに印字するようにしてもよい。また、ステップS108にて、鶏卵検索コードを付与した鶏卵の数としてカウントした数を、逐次個品コードに加えるようにしてもよい。
また、鶏卵コード付与装置41は、鶏卵、鶏卵が詰められるパック、パックに貼付されるシール、店頭表示のうちいずれかに、採卵日を示す採卵日コードを付与する。図6に、鶏卵に鶏卵検索コード及び採卵日コードが印字された状態の例を示す。図6に示すように、鶏卵への印字は、例えば上段に採卵日コードが印字され、下段に鶏卵検索コードが印字された二段併記とされる。なお、図6に示す印字状態は一例であり、他の状態となるようにしてもよい。
そして、ケースに収容されていた複数の鶏卵についての鶏卵検索コード付与等の一連の処理を終了すると、鶏卵コード付与装置41は、今回付与した鶏卵検索コードに関わる付与実績ファイルを生成し、自己が備える記憶媒体に登録する(ステップS109)。付与実績ファイルには、付与した鶏卵検索コード、鶏卵検索コードを付与した鶏卵の数などの情報が含まれる。
GPセンタサーバ30は、ステップS107にて開始した監視処理において、付与実績ファイルが生成されたことを確認すると、生成された付与実績ファイルを鶏卵コード付与装置41から取得し(ステップS110)、個品コードを復元し(ステップS111)、復元した個品コードを鶏卵マスタコード管理サーバ20に登録する(ステップS112)。
鶏卵マスタコード管理サーバ20は、GPセンタサーバ30からの個品コードを含む鶏卵マスタコードとし、鶏卵マスタコードDB21に登録すると、その登録処理結果を通知する(ステップS113)。
登録処理結果を受けると、GPセンタサーバ30は、正常に登録されていれば(ステップS114)、自己及び鶏卵コード付与装置41に登録されている付与実績ファイルを削除する(ステップS115)。一方、正常に登録されていなければ(ステップS114)、鶏卵コード付与装置41に登録されている付与実績ファイルは削除せず保存したままにしておく。
このように、鶏卵マスタコード管理サーバ20が備える鶏卵マスタコードDB21に付与した鶏卵検索コードを含む個品コードが正常に登録されたことが確認できない場合には、鶏卵コード付与装置41に登録されている付与実績ファイルを削除せず保存しておくようにしているので、付与された鶏卵検索コードに関わる情報を紛失してしまうことを防止することができる。
次に、トレーサビリティシステムにおける商品の履歴照会にもとづく履歴提供処理について説明する。
図7は、鶏卵を購入した消費者に使用される消費者端末70を含む履歴照会システムの例を示すブロック図である。なお、図7において、図1に示したシステム100と同一のものについては、同一の符号を付与して詳細な説明は省略する。
消費者端末70は、例えばパーソナルコンピュータや携帯情報端末などの情報処理装置によって構成され、通信ネットワーク50に接続するためのソフトウェア及びハードウェアを含む環境を備えているものとする。
ここでは、鶏卵Yを購入した消費者Xが、消費者端末70を用いて鶏卵Yの履歴照会を要求した場合を例に説明する。
先ず、消費者端末70は、消費者Xの操作に応じて、鶏卵マスタコード管理サーバ20にアクセスし、鶏卵Yあるいは鶏卵Yが収容されていたパックに付与されている採卵日コードと、鶏卵Yに付与されている鶏卵検索コードとを提示する。この場合、採卵日コードが、消費者端末70のカレンダー機能により自動提示された最新の日付を示すコードと一致する場合には、鶏卵検索コードの提示だけでもよい。
鶏卵マスタコード管理サーバ20は、採卵日コードと鶏卵検索コードを提示した履歴照会要求を受けると、自己が備える鶏卵マスタコードDB21に格納されている鶏卵マスタコードを参照し、提示された採卵日コードと鶏卵検索コードとを含む鶏卵マスタコードを検索し、検索した鶏卵マスタコードに含まれる鶏卵履歴コードにもとづいて、鶏卵Yの履歴情報を特定する。
なお、事前に消費者端末70に履歴照会要求の実行機能を有するアプリケーションを格納しておき、そのアプリケーションにより、例えばOCR認識装置によって電子化した鶏卵検索コードを用いて履歴照会要求を行うようにしてもよい。
本例では、鶏卵マスタコード管理サーバ20は、検索した鶏卵マスタコードに含まれる鶏卵履歴コードにもとづいて、鶏卵マスタコードDB21から流通情報を取得し、生産履歴情報管理サーバ10から生産情報を取得する。
そして、鶏卵マスタコード管理サーバ20は、消費者端末70に対して、取得した計量関連情報が示す情報の一部または全部を流通履歴の一部または全部として提供し、取得した生産情報の一部または全部を生産履歴の一部または全部として提供する。
次に、鶏卵情報管理システム100における危険鶏卵情報配信処理について説明する。図8は、危険鶏卵情報配信処理の例を示すフローチャートである。
危険鶏卵情報配信処理において、生産履歴情報管理サーバ10は、先ず、鶏卵あるいは鶏が鳥インフルエンザなどの特定の伝染病(廃棄する必要のある伝染病)に感染したことを示す感染情報が通信ネットワーク50を介して送られてきたか否かを常時(例えば、1秒毎、1分毎、10分毎)監視する(ステップS201)。感染対象が鶏である場合には、感染情報として、その鶏(感染鶏)が飼育されている鶏舎を示す鶏舎情報と、伝染病が発覚した日付とが含まれる。また、感染対象が鶏卵である場合には、感染情報として、その鶏卵(感染鶏卵)の採卵日と、感染鶏卵が採卵された鶏舎とを特定可能な情報(例えば採卵日コードと鶏卵検索コード、あるいは採卵日と鶏舎情報)が含まれる。また、感染情報には、感染情報が鶏であるか鶏卵であるかを示す情報も含まれる。なお、感染情報は、例えば鶏舎の管理者、感染病の検査機関、GPセンタの管理者などからもたらされる。
感染情報を受信すると、生産履歴情報管理サーバ10は、感染情報にもとづいて、感染に関わる鶏舎を示す鶏舎情報と、伝染病に感染していた可能性のある最も早い日を示す日付情報とを特定する(ステップS202)。具体的には、感染対象が鶏である場合には、感染鶏が飼育されている鶏舎を示す鶏舎情報と、感染が発覚した日前の最後に該当する鶏舎で伝染病検査が行われた日の翌日を示す日付情報とを特定する。また、感染対象が鶏卵である場合には、感染鶏卵が採卵された鶏舎を示す鶏舎情報と、感染鶏卵が採卵された採卵日を示す日付情報とを特定する。鶏舎情報と日付情報とを特定するために必要な情報(例えば、各鶏舎での伝染病検査日など)は、生産履歴情報DB11に格納されているものとする。
次いで、生産履歴情報管理サーバ10は、特定した鶏舎情報が示す鶏舎と、その鶏舎と所定の関係にある鶏舎(例えば、所定距離内に位置している鶏舎、飼料を同じ業者から購入している鶏舎など)とを、危険鶏舎に決定する(ステップS203)。各鶏舎の距離関係や、各鶏舎で使用している飼料及び購入元業者に関する情報は、例えばあらかじめ生産履歴情報DB11に格納されているものとする。
次に、生産履歴情報管理サーバ10は、ステップS202で特定した日付情報が示す危険日付以降に危険鶏舎で採卵された鶏卵を探索し(ステップS204)、探索した鶏卵を伝染病に感染している可能性のある危険鶏卵とすることに決定する(ステップS205)。ステップS204での探索は、鶏卵マスタコードを検索し、危険鶏舎を示す鶏舎コードを含む鶏卵履歴コードと、危険日付以降の日付となっている採卵日コードとに対応付けされている鶏卵検索コードを抽出することで行われる。ステップS204にて抽出した鶏卵検索コードが印字された鶏卵が、ステップS205にて危険鶏卵に決定される。
そして、生産履歴情報管理サーバ10は、危険鶏卵を示す鶏卵検索コードを列挙した危険情報を、通信ネットワーク50を介して、鶏舎、GPセンタ、鶏卵を販売する販売店などに設置されている端末装置に向けて配信する(ステップS206)。
以上に説明したように、上述した一実施の形態では、生産履歴情報管理サーバ10が、伝染病の感染が発覚した鶏卵の鶏舎を示す鶏舎情報と、該鶏卵の採卵日を示す採卵日情報とを受け付け、受け付けた鶏舎情報が示す鶏舎を含む所定エリアの鶏舎を危険鶏舎に決定し、受け付けた採卵日情報が示す採卵日以降に危険鶏舎で採卵された鶏卵を、各鶏卵に付与されている鶏卵検索コードを含む鶏卵マスタコードを用いて探索し、探索した鶏卵を危険鶏卵として特定し、危険鶏卵に印字されている鶏卵検索コードを危険情報として通信ネットワークを介して配信する構成としたので、鳥インフルエンザなどの伝染病の感染が発覚した場合に、迅速かつ的確に感染のおそれがある鶏卵を特定することができ、廃棄などの伝染病の対策を早期に講じることができるようになる。
すなわち、伝染病の感染が発覚したときに、危険情報として伝染病に感染しているおそれのある鶏卵に印字されている鶏卵検索コードが即時に配信されるので、配信先にて危険鶏卵を迅速に特定することが可能となり、早期に廃棄することが可能となる。
また、上述した一実施の形態では、各鶏卵の履歴情報を特定するための鶏卵履歴コードに対応付けされる鶏卵検索コードのうち、未使用の鶏卵検索コードのいずれかを、鶏卵に付与する鶏卵検索コードとすることに決定し、決定した鶏卵検索コードを履歴情報が同一の鶏卵に付与し、鶏卵に付与した鶏卵検索コードを、鶏卵履歴コード及び採卵日コードに対応付けして保存し、消費者端末70からの採卵日コード及び鶏卵検索コードを提示した履歴情報の提供要求に応じて、採卵日コード及び鶏卵検索コードに対応付けされている鶏卵履歴コードを探索し、探索した鶏卵履歴コードによって特定される履歴情報を、消費者端末70に対して通信ネットワーク50を介して送信する構成としたので、鶏卵に付与可能な桁数で鶏卵の履歴情報を正確に検索することができる鶏卵検索コードを鶏卵に付与することができ、鶏卵に付与されている鶏卵検索コードにもとづいて正確に鶏卵の履歴情報を特定することができるようになる。
また、上述した一実施の形態では、鶏卵を含む所定の複数種類の食物の履歴情報を特定するために用いられる固定長、或いはあらかじめ定められたコード長の範囲内で複数種類の食物の履歴情報を特定するために用いられる特定長の検索コードのうち、各鶏卵の履歴情報を特定するための鶏卵履歴コードに対応付けされる鶏卵検索コードとして用いることが許容されている範囲を特定し、該特定した範囲の鶏卵検索コードのうち、未使用の鶏卵検索コードのいずれかを、鶏卵に付与する鶏卵検索コードとすることに決定するようにしたので、固定長あるいは特定長の検索コードの中の鶏卵検索コードとして使用しない範囲を、他の食物の検索コードとして使用することができるようになり、検索コードを有効利用することができるようになる。
すなわち、固定長の検索コードにおける鶏卵検索コードとして使用されることがない範囲を、他の食物の検索コードとして利用することができるため、固定長あるいは特定長の検索コードを無駄なく利用することができるようになる。
また、上述した一実施の形態では、検索コードにおける鶏卵検索コードとして使用可能な割り当てが設定されている検索コード割当テーブルを用いて、鶏卵検索コードとして用いることが許容されている範囲を特定するようにしたので、検索コード割当テーブルにあらかじめ許容範囲を設定しておくことができ、鶏卵検索コードとして用いることが許容されている範囲を容易に特定することができる。また、検索コード割当テーブルには、鶏卵以外の食物の検索コードの使用許容範囲も設定されるので、複数の食物についての検索コードの使用許容範囲をあらかじめ割り当てておくことができ、各食物の検索コードとして用いることが許容されている範囲を容易に特定することができる。
また、上述した一実施の形態では、複数種類の検索コード割当テーブルをあらかじめ用意し、複数種類の検索コード割当テーブルと各検索コード割当テーブルの選択条件とが設定された決定用マスタを用いて、使用する検索コード割当テーブルを決定するようにしているので、選択条件に応じて異なる検索コード割当テーブルを使用することができるようになり、採卵数や採取数が多いと予測されるときと、少ないと予測されるときとで、鶏卵検索コードの使用許容範囲を異ならせるようにすることができ、検索コードをさらに有効活用することができるようになる。
また、上述した一実施の形態では、鶏卵マスタコードが、鶏卵検索コードの下位桁に鶏卵履歴コードが対応付けされているとともに、当該鶏卵検索コードの上位桁に採卵日コードが対応付けされているコード構成とされており、消費者端末70からの採卵日コードの下位桁に鶏卵検索コードが対応付けされた履歴要求情報を提示した履歴情報の提供要求に応じて、当該履歴要求情報に対応付けされている鶏卵履歴コードを探索する構成としているので、鶏卵検索コードにもとづく履歴情報の特定を容易に行うことができる。
すなわち、消費者端末70からの履歴要求情報である採卵日コードと鶏卵検索コードとによる一連のコードが、鶏卵マスタコードの連続した所定桁数に含まれているか否かによって、容易に鶏卵履歴コードを含む鶏卵マスタコードを検索することができるようになり、鶏卵検索コードにもとづく履歴情報の特定を容易に行うことができる。
なお、上述した一実施例では、採卵日コードを用いて検索等を行うようにしていたが、採卵日を特定可能な採卵日関連コードであればよく、例えば、賞味期限を示す賞味期限コードや、品質保証期限を示す品質保証期限コードであってもよい。また、採卵日を特定できる鶏卵検索コード上で、一意のコードで置き換えてもよい。すなわち、各鶏卵検索コードに一意に対応させた所定のコードを用いるようにしてもよい。
また、上述した一実施の形態では、主として鶏卵への検索用のコードの付与や管理について説明していたが、野菜や果物などの他の食物についての検索用のコードの付与や管理に適用することができる。
本発明によれば、鳥インフルエンザなどの伝染病の感染が発覚した場合に、迅速かつ的確に感染のおそれがある鶏卵を特定し、廃棄などの伝染病の対策を早期に講じるのに有用である。
本発明の一実施の形態に係る鶏卵情報管理システムの構成の例を示すブロック図である。 鶏卵マスタコードの例を示す説明図である。 検索コード割当テーブルの例を示す説明図である。 使用テーブル決定用マスタの例を示す説明図である。 コード付与処理の例を示すフローチャートである。 鶏卵に鶏卵検索コード及び採卵日を印字した状態の例を示す説明図である。 鶏卵を購入した消費者に使用される消費者端末を含む履歴照会システムの例を示すブロック図である。 危険情報配信処理の例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 生産履歴情報管理サーバ
11 生産履歴情報DB
20 鶏卵マスタコード管理サーバ
21 鶏卵マスタコードDB
30 GPセンタサーバ
41〜4N 鶏卵コード付与装置
50,60 通信ネットワーク
70 消費者端末
100 鶏卵情報管理システム

Claims (14)

  1. トレーサビリティシステムにおいて鶏卵の履歴情報を提供可能とするために鶏卵に付与した前記鶏卵の履歴情報を特定するために用いられる鶏卵検索コードにもとづいて、伝染病の感染が発覚した鶏卵に関係する前記伝染病に感染している可能性のある危険鶏卵を特定する鶏卵管理方法であって、
    伝染病の感染が発覚した鶏卵の鶏舎を示す鶏舎情報と、該鶏卵の採卵日を示す採卵日情報とを受け付け、
    受け付けた鶏舎情報が示す鶏舎を含む所定エリアの鶏舎を危険鶏舎に決定し、
    受け付けた採卵日情報が示す採卵日以降に前記決定した危険鶏舎で採卵された鶏卵を、各鶏卵に付与されている鶏卵検索コードを含む鶏卵マスタコードを用いて探索し、
    探索した鶏卵を前記危険鶏卵として特定する
    ことを特徴とする鶏卵管理方法。
  2. 鶏卵マスタコードは、鶏卵検索コードと、採卵日を特定可能な採卵日コードと、鶏卵の履歴情報を特定可能な履歴特定コードとを含む
    請求項1記載の鶏卵管理方法。
  3. 鶏卵履歴コードは、鶏卵が採卵された鶏舎を示す鶏舎コードを含む
    請求項2記載の鶏卵管理方法。
  4. 危険鶏卵として特定した鶏卵の鶏卵検索コードを提示した危険鶏卵情報を通信ネットワークを介して配信する
    請求項1から請求項3のうちいずれかに記載の鶏卵管理方法。
  5. 鶏卵を含む所定の複数種類の食物の履歴情報を特定するために用いられる固定長、或いはあらかじめ定められたコード長の範囲内で前記複数種類の食物の履歴情報を特定するために用いられる特定長の検索コードのうち、各鶏卵の履歴情報を特定するための履歴特定コードに対応付けされる前記鶏卵検索コードとして用いることが許容されている範囲を特定し、
    該特定した範囲の鶏卵検索コードのうち、未使用の鶏卵検索コードのいずれかを、鶏卵に付与する鶏卵検索コードとすることに決定し、
    決定した鶏卵検索コードを履歴情報が同一の鶏卵に付与し、
    鶏卵に付与した鶏卵検索コードを、履歴特定コード及び採卵日を特定可能な採卵日コードに対応付けして保存し、
    端末装置からの採卵日コードを特定可能な採卵日関連コード及び/又は鶏卵検索コードを提示した履歴情報の提供要求に応じて、採卵日関連コードによって特定される採卵日コード及び鶏卵検索コードに対応付けされている履歴特定コードを探索し、探索した履歴特定コードによって特定される履歴情報を、前記端末装置に対して通信ネットワークを介して送信する
    請求項1から請求項4のうちいずれかに記載の鶏卵管理方法。
  6. 鶏卵検索コードの下位桁に履歴特定コードが対応付けされているとともに、当該鶏卵検索コードの上位桁に採卵日コードが対応付けされており、
    端末装置からの採卵日コードの下位桁に鶏卵検索コードが対応付けされた履歴要求情報を提示した履歴情報の提供要求に応じて、当該履歴要求情報に対応付けされている履歴特定コードを探索する
    請求項5記載の鶏卵管理方法。
  7. 採卵日関連コードは、採卵日コード、賞味期限を示す賞味期限コード、または品質保証期限を示す品質保証期限コード、或いは鶏卵検索コードで一意に対応させたコードとする
    請求項5または請求項6記載の鶏卵管理方法。
  8. トレーサビリティシステムにおいて鶏卵の履歴情報を提供可能とするために鶏卵に付与した前記鶏卵の履歴情報を特定するために用いられる鶏卵検索コードにもとづいて、伝染病の感染が発覚した鶏卵に関係する前記伝染病に感染している可能性のある危険鶏卵を特定する鶏卵管理システムであって、
    伝染病の感染が発覚した鶏卵の鶏舎を示す鶏舎情報と、該鶏卵の採卵日を示す採卵日情報とを受け付ける感染鶏卵情報受付手段と、
    該感染鶏卵情報受付手段が受け付けた鶏舎情報が示す鶏舎を含む所定エリアの鶏舎を危険鶏舎に決定する危険鶏舎決定手段と、
    前記感染鶏卵情報受付手段が受け付けた採卵日情報が示す採卵日以降に前記危険鶏舎決定手段が決定した危険鶏舎で採卵された鶏卵を、各鶏卵に付与されている鶏卵検索コードを含む鶏卵マスタコードを用いて探索する危険鶏卵探索手段と、
    該危険鶏卵探索手段が探索した鶏卵を前記危険鶏卵として特定する危険鶏卵特定手段とを含む
    ことを特徴とする鶏卵管理システム。
  9. 鶏卵マスタコードは、鶏卵検索コードと、採卵日を特定可能な採卵日コードと、鶏卵の履歴情報を特定可能な履歴特定コードとを含む
    請求項8記載の鶏卵管理システム。
  10. 鶏卵履歴コードは、鶏卵が採卵された鶏舎を示す鶏舎コードを含む
    請求項9記載の鶏卵管理システム。
  11. 危険鶏卵として特定した鶏卵の鶏卵検索コードを提示した危険鶏卵情報を通信ネットワークを介して配信する危険鶏卵情報配信手段を含む
    請求項8から請求項10のうちいずれかに記載の鶏卵管理システム。
  12. 鶏卵を含む所定の複数種類の食物の履歴情報を特定するために用いられる固定長、或いはあらかじめ定められたコード長の範囲内で前記複数種類の食物の履歴情報を特定するために用いられる特定長の検索コードのうち、各鶏卵の履歴情報を特定するための履歴特定コードに対応付けされる前記鶏卵検索コードとして用いることが許容されている範囲を特定する許容範囲特定手段と、
    該特定した範囲の鶏卵検索コードのうち、未使用の鶏卵検索コードのいずれかを、鶏卵に付与する鶏卵検索コードとすることに決定する鶏卵検索コード決定手段と、
    決定した鶏卵検索コードを履歴情報が同一の鶏卵に付与する鶏卵検索コード付与手段と、
    鶏卵に付与した鶏卵検索コードを、履歴特定コード及び採卵日を特定可能な採卵日コードに対応付けして保存する鶏卵検索コード保存手段と、
    端末装置からの採卵日コードを特定可能な採卵日関連コード及び/又は鶏卵検索コードを提示した履歴情報の提供要求に応じて、採卵日関連コードによって特定される採卵日コード及び鶏卵検索コードに対応付けされている履歴特定コードを探索し、探索した履歴特定コードによって特定される履歴情報を、前記端末装置に対して通信ネットワークを介して送信する履歴情報提供手段とを含む
    請求項8から請求項11のうちいずれかに記載の鶏卵管理システム。
  13. 鶏卵検索コードの下位桁に履歴特定コードが対応付けされているとともに、当該鶏卵検索コードの上位桁に採卵日コードが対応付けされており、
    履歴情報提供手段は、端末装置からの採卵日コードの下位桁に鶏卵検索コードが対応付けされた履歴要求情報を提示した履歴情報の提供要求に応じて、当該履歴要求情報に対応付けされている履歴特定コードを探索する
    請求項12記載の鶏卵管理システム。
  14. 採卵日関連コードは、採卵日コード、賞味期限を示す賞味期限コード、または品質保証期限を示す品質保証期限コード、或いは鶏卵検索コードで一意に対応させたコードとする
    請求項12または請求項13記載の鶏卵管理システム。
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