JP4825487B2 - エアツール用排気絞り - Google Patents

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Description

本発明は、エアツールに取り付けられる排気絞りに関する。詳しくは排気容量と排気方向を変化させることの出来る可変排気絞りに関する。
エアツール用排気絞りとして、例えば特開2003-159662号公報に記載のものがある。このエアツール用排気絞りは、ハンドル内部に設けられた排気流路と、排気流路中に固定状に配されたスリーブと、スリーブに対して軸回りに回転自在に嵌め入れられた弁体と、ハンドル外部に設けられた弁体操作部材とを有している。
弁体はハンドル内の排気流路上流側と連通した弁体流路を有している。弁体流路は、弁体の側壁に開口している。スリーブの側壁には径方向の排気孔が複数開けられている。排気孔は、ハンドル内の排気流路下流側に連通している。弁体流路の側壁開口とスリーブの排気孔とは、対応する位置にあり、弁体を回転させることで複数の排気孔のうちの一部または全部が側壁開口と連通するようになっている。弁体は操作部材により回転させられる。
上記エアツール用排気絞りにおいては操作部材によって弁体の回転位置を調整することで、排気流量を容易に調整することが出来る。
特開2003-159662号公報
上記エアツール用排気絞りは、スリーブおよび弁体がハンドル内に収められており、エアツールを小型化できるという利点がある。しかしながら、ハンドルにおける排気流路の開口位置は一定であるため、作業の状態によっては作業者に向かって排気されたり、排気が作業者の回りの物に当たって跳ね返り、作業者に当たったり、あるいは作業位置近くの部品や作業屑を飛散させるなどの問題がある。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、作業の状態に応じて排気の方向を変えることができ、また排気量の調整も同時に行えるエアツール用排気絞りを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のエアツール用排気絞りは、ハンドルに下方突出状に設けられたホース接続部と、ホース接続部の下方突出部を覆うように取り付けられた筒状排気ブッシュと、排気ブッシュに回転自在に嵌め被せられた筒状排気カバーとを有するエアツール用排気絞りであって、排気ブッシュには、内外周面に開口するとともにハンドル内に形成された排気流路と連通した複数のブッシュ排気孔があけられ、排気カバーには、内外周面に開口した複数のカバー排気孔があけられ、排気カバーの回転位置に応じてカバー排気孔の一部または全部とブッシュ排気孔の一部または全部とが連通することで排気流量が調節され、排気ブッシュ内周面とハンドル下端外周面との間に弾性部材が介在され、排気ブッシュがハンドルに対して軸回りに回転自在となっているとともに、
排気ブッシュに対して排気カバーを回転自在とし、さらに排気カバーと排気ブッシュとを一体に回転させる位置決め手段が形成されている、
ものである。
上記エアツール用排気絞りにおいて、排気ブッシュに操作部が形成されていることがある。
さらに、弾性部材としてOリングが用いられていることがある。
請求項1記載のエアツール用排気絞りによれば、排気ブッシュと排気カバーとが一体に回転するので排気カバーの排気孔の向きを換えることができるとともに排気カバーの排気孔の向きを換えても排気流量が変わることがない。また、位置決め手段を解除して排気カバーを回転させ、任意の位置で再び位置決めをすることにより排気流量を変更することができる。
請求項2記載のエアツール用排気絞りによれば、操作部をつかんで排気ブッシュを容易に回転させることが出来る。
請求項3記載のエアツール用排気絞りによれば、弾性部材が安価になる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態のエアツール用排気絞りについて説明する。
エアツールは、オイルパルスレンチと呼ばれるものであり、内部にエアモータ3およびオイルパルスユニット2が配されたケーシング1と、ケーシング1に設けられたハンドル1aと、ハンドル1a内に形成されたエア供給路4と、エアモータ3を駆動した後のエアを排気するエア排気路5と、ハンドル1aに下方突出状に取り付けられたエアツール用排気絞り8とを備えている。
エア供給路4中には、エアの流れを遮断および開放するバルブ6、およびバルブ6を操作するための操作レバー7とが設けられている。
エアモータ3、エアモータ3により駆動されてパルスを発生するオイルパルスユニット2、バルブ6および操作レバー7は公知の構成を有するものであり、詳細な説明は省略して以下、エアツール用排気絞り8およびこれに関連する構成について詳細に説明する。
エアツール用排気絞り8は、ハンドル1aに下方突出状に取り付けられてエア供給路4に連通する雌口部材12(ホース接続部)と、ハンドル1a底面に下方突出状に設けられた環状突部1bと嵌めあわせられて雌口部材12の下方突出部の一部を覆っている円筒状排気ブッシュ10と、円筒状排気ブッシュ10に嵌め被せられた円筒状排気カバー11と、排気ブッシュ10の内面に固定された円筒状消音フィルター13とを備えている。なお、エア排気路5の後端部は、雌口部材12外面と消音フィルター13内面とにより形成され、エアモータ3を駆動した後の排気エアが消音フィルター13に導かれるようになっている。
雌口部材12の下部は排気カバー11から下方に突出しているとともに、下端部に大径部が形成されている。この大径部と排気カバー11底面との間には間隔があくようになっている。そして、この間隔に排気カバー11を上方に付勢するバネ14が配されている。
円筒状排気ブッシュ10と、ハンドル1a底面の環状突部1bとの間にはOリング(弾性部材)O1が配されている。OリングO1の厚みは、環状突部1b外面と排気ブッシュ10内面との間の間隔より大きく、排気ブッシュ10が環状突部1bに嵌め合わされた状態ではOリングO1は排気ブッシュ10と環状突部1bによって圧縮された状態となっている。すなわち、排気ブッシュ10と環状突部1bとは、OリングO1を介してしっかりと嵌め合わされた状態となっている。また、バネ14によって排気カバー11がハンドル1側へ押されている。このため、排気ブッシュ10は、故意に環状突部1bから引き抜かない限り環状突部1bから離れることがない。また、OリングO1の表面は滑らかであり、排気ブッシュ10はOリングO1の外面を滑り、ハンドル1aに対して軸回りに回転できるようになっている。円筒状排気ブッシュ10の上端部は他部に比して大径となっており、上端大径部10bを除く部分に円筒状排気カバー11が嵌め被せられている。また、後に述べるように上端大径部10bを摘んで排気ブッシュ10を回転させることが出来る。
排気ブッシュ10の外面には上下に間隔を置いて二つの環状溝が形成され、これら環状溝にそれぞれOリングO2が配されている。OリングO2の厚みは環状溝の深さより厚い。また、排気ブッシュ10に嵌め被せられている排気カバー11の内径は、排気ブッシュ10の外径よりわずかに大きい。従って排気ブッシュ10と排気カバー11とによりOリングは圧縮された状態となっている。すなわち排気ブッシュ10と排気カバー11とは、Oリングを介してしっかりと嵌め合わされた状態となっている。
このため、排気カバー11は、故意に排気ブッシュ10から引き抜かない限り排気ブッシュ10から離れることがない。またOリングO2の外面は滑らかであり、排気カバー11はOリング02の外面を滑り、排気ブッシュ10に対して軸回りに回転できるようになっている。
排気ブッシュ10の操作部10b下縁部に、水平ピン15が取り付けられている。ピン15はこれの上半分が操作部10bに埋まるように、排気ブッシュ10に取り付けられている。すなわち、ピン15の下半分は操作部10から下方に突出している。そして、排気カバー11の上縁部には、ピン15の下半分が嵌る上方開口円弧状孔11bが周方向に間隔を置いて複数開けられており、いずれか一つの孔11bにピン15が嵌るようになっている。ピン15の嵌る孔10cを換えるには排気カバー11をバネ14に抗って下方に移動させてピン15を孔11bから外す。そして、排気カバー11を下方に移動させたまま回転させ、排気カバー11が所望の位置に達したときに排気カバー11を上方に移動させてピン15を最初と異なる孔11bに嵌めればよい。このようにして排気カバー11の排気ブッシュ10に対する回転位置の位置決めが可能となる。
また、排気ブッシュ10の側壁には複数の貫通排気孔10aが、排気カバー11の側壁にも複数の貫通排気孔11aがそれぞれ開けられている。排気カバー11の排気孔11aと排気ブッシュ10の排気孔10bとは、互いに対応する位置にあり、排気カバー11を排気ブッシュ10に対して回転させることで、排気ブッシュ10の排気孔10aの一部または全部と排気カバー11の排気孔11aの一部または全部とが連通するようになっている。したがって、排気カバー11の排気ブッシュ10に対する回転位置を変えることで排気流量の調節が可能となる。
排気の向きを変えるには、排気ブッシュ10の上端大径部10bをつまんで排気ブッシュ10をハンドル1aに対して回転させればよい。この際、排気カバー11のピン15が排気ブッシュ10の孔に嵌っているので排気カバー11と排気ブッシュ10とは一体に回転し、排気ブッシュ10を回転させる前後で排気流量が変わることはない。
このように上記のエアツールは、排気カバー11を排気ブッシュ10に対して回転させることで排気流量の調節が可能となる。そして、排気ブッシュ10と排気カバー11とを一体に回転させることで、例えば図3に示した状態から図4に示した状態にすることで、排気流量を変化させることなく排気カバー11の排気孔の向きを変えることが出来る。
また、上記エアツールは、エア供給口と同心に排気機構を設けているので、排気機構がコンパクトになるととともに突起箇所をなくすことができる。また、排気量の中性幅も広くなる。
なお、本発明のエアツールは上記実施形態のものには限られず、各部の構成は適宜変更自在である。例えば、上記実施形態では位置決め手段は、排気ブッシュ10に開けられた複数の孔10c、これらのいずれかに嵌るピン15および排気カバー11を上方に付勢するバネ14などにより構成されているが、排気カバー11を弾性のある部材で構成するとともにピン15に換えて半球状の突起を採用し、この半球状の突起がいずれかの孔11bに嵌るようにすれば、バネ14を省略することも出来る。
また、孔10a、11aを複数設ける代わりに、一方を長孔としてもよい。
本発明の一実施形態のエアツールの断面図である。 同エアツールの要部の断面図である。 同エアツールの排気絞りを示す図面である。 図3と異なる状態の排気絞りを示す図面である。
符号の説明
1 ケーシング
1a ハンドル
2 オイルパルスユニット
3 エアモータ
4 エア供給路
5 エア排気路
6 バルブ
7 操作レバー
8 エアツール用排気絞り
10 排気ブッシュ
10a 排気孔
10b 大径部(操作部)
11
排気カバー
11a 排気孔
11b 上方開口半円弧状孔
12
雌口部材
13
排気フィルター
14
バネ
15
ピン
O1,O2 Oリング

Claims (4)

  1. ハンドルに下方突出状に設けられたホース接続部と、ホース接続部の下方突出部を覆うように取り付けられた筒状排気ブッシュと、排気ブッシュに回転自在に嵌め被せられた筒状排気カバーとを有し、
    排気ブッシュには、内外周面に開口する複数のブッシュ排気孔があけられ、排気カバーには、内外周面に開口した少なくとも一つのカバー排気孔があけられ、排気カバーの回転位置に応じてカバー排気孔の一部または全部とブッシュ排気孔の一部または全部とが連通することにより連通面積に応じて排気流量が調節され、
    排気ブッシュ内周面とハンドル下端外周面との間に弾性部材が介在され、排気ブッシュが弾性部材の外面を滑ることでハンドルに対して軸回りに回転自在とすることにより排気方向が変更され、
    排気ブッシュに対する排気カバーの回転位置を決めるとともに排気カバーと排気ブッシュとを一体に回転させる位置決め手段が形成されている、エアツール用排気絞り。
  2. 排気ブッシュに操作部が形成されている、請求項1記載のエアツール用排気絞り。
  3. 弾性部材がOリングである、請求項1〜3記載のエアツール用排気絞り。
  4. 請求項1〜3記載のエアツール用排気絞りを備えたエアツール
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