JP4825010B2 - アクティブヘッドレストシステムを備えた車両シート - Google Patents
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Description
ここで図面を参照すると、図面全体を通して同様な構造には同じ参照番号が使用されており、本発明の車両シート組立体は、その全体が図1において参照番号10で示されている。車両シート組立体10は、全体を参照番号12で示す背もたれと、全体を参照番号14で示す下方シート組立体とを有し、該下方シート組立体14は、当業界で一般的に知られている態様でシートトラック機構16上に支持されている。背もたれ12は、シートトラック機構16の一部を形成する枢着点20を介して、ブラケット18により下方シート組立体14に枢着されている。このようにして、車両シート組立体10は、当業界で一般的に知られた多くの態様でリクライニングまたは調節を行うことができる。これらの一般的な要素以外に、本発明のシート組立体10には、シートベルト等の種々のコントロールシステムおよび拘束システム(これらは図示しないが、当業界で良く知られたものである)を設けることができる。
特に図2および図3には、下方アーマチャ52の一実施形態が示されている。下方アーマチャ52は、全体を参照番号74で示す衝撃ボディを有している。衝撃ボディ74は全体として平らであるが、本発明の範囲から逸脱することなく任意の適当な形状にすることができる。衝撃ボディ74は、背もたれ12の前側に配置されかつほぼ垂直に配向されている。衝撃ボディ74は任意の適当な材料で作られ、好ましい一実施形態では、乗員24が快適に座ることができる可撓性材料で作られる。図示の実施形態では、衝撃ボディ74は、乗員24の腰椎領域28に近接して配置された上端部76と、骨盤領域26に近接して配置された下端部78とを有している。衝撃ボディ74は背もたれフレーム38に対して移動できる。より詳細に後述するように、追突時に発生される乗員24からの力は、衝撃ボディ74を介して上方アーマチャ50に伝達される。
付勢部材68は、上方支持アーマチャ50を直立位置に戻す。付勢部材68はまた、例えば乗員が車両シート組立体10内で姿勢を後方に傾ける場合のように、乗員から加えられる力のレベルが小さいときは、上方アーマチャ50が不必要に移動することを防止する。付勢部材68のばね強度は、所定レベルを超える力によってのみ、下方アーマチャ52が上方アーマチャ50を作動させるように調節するのが好ましい。所定レベルの力は、平均的な追突時の力に基いて選択されるのが好ましい。
12 背もたれ
34 アクティブヘッドレストシステム
36 ヘッドレスト
50 上方アーマチャ
52 下方アーマチャ
54 骨盤支持機構
56 腰椎支持機構
58 胸部支持機構
64 リンケージ
68 付勢部材
Claims (17)
- 背もたれフレームと、
アクティブヘッドレストであって、このアクティブヘッドレストが、アクティブヘッドレストに加えられる入力に応答し且つ背もたれフレームに対して直立位置と作動位置との間で移動できるヘッドレスト、及び、直立位置から作動位置に向かうヘッドレストの移動に対する抵抗を付与すべく作動できる少なくとも1つの付勢部材とを備えた前記アクティブヘッドレストシステムと、
前記アクティブヘッドレストシステムを枢着点で背もたれフレームに対して移動可能に取付ける少なくとも1つのリンケージと、を有し、
前記付勢部材は取付け点でリンケージに対して作動可能に取付けられ、前記取付け点は、前記枢着点に対して間隔を隔ててオフセットし、前記付勢部材は一作用線を形成し、前記枢着点から取付け点へと延びる基準線は、前記作用線から取付け点へと垂直に延びている付勢モーメントアームに対して正の角度でオフセットしていることを特徴とする車両シート組立体。 - 前記付勢部材は、コイル状のテンションスプリングであることを特徴とする請求項1記載の車両シート組立体。
- 前記基準線は、付勢モーメントアームに対して約25°と35°との間の角度でオフセットしていることを特徴とする請求項1記載の車両シート組立体。
- 前記入力により発生されるカップリング力は、少なくとも1つの連結点でリンケージに加えられ、連結点は枢着点に対して間隔を隔てた関係をなしてオフセットしていることを特徴とする請求項1記載の車両シート組立体。
- 前記アクティブヘッドレストシステムは更に、上方アーマチャと、該上方アーマチャに対して作動可能に取付けられた下方アーマチャとを有し、該下方アーマチャは、これに加えられる入力に応答して上方アーマチャに作用しかつ該上方アーマチャを移動させて、ヘッドレスト直立位置から作動位置に移動させることを特徴とする請求項1記載の車両シート組立体。
- 前記下方アーマチャは、これに加えられる入力に応答して上方アーマチャを移動させかつ上方アーマチャに作用して、ヘッドレストを直立位置から作動可能に移動させるべく作動できることを特徴とする請求項5記載の車両シート組立体。
- 後側を更に有し、下方アーマチャは、これに加えられる入力に応答して前記後側に移動しかつ上方アーマチャに作用して、ヘッドレストを直立位置から作動可能に移動させるべく作動できることを特徴とする請求項5記載の車両シート組立体。
- 背もたれフレームと、
アクティブヘッドレストシステムであって、該アクティブヘッドレストシステムは、少なくとも1つの枢着点で背もたれフレームに枢着されかつ乗員からの入力により発生されるカップリング力を受けることができる上方アーマチャを備え、該上方アーマチャは、カップリング力に応答して、背もたれフレームに対して直立位置から作動位置に移動できるヘッドレストを備えている前記アクティブヘッドレストシステムと、
上方アーマチャに対して作動可能に取付けられた少なくとも1つの付勢部材であって、該付勢部材は、直立位置から作動位置へのヘッドレストの移動に対する抵抗を生じさせる付勢力を付与すべく作動できる前記付勢部材と、を有し、
前記カップリング力は、枢着点でカップリングモーメントを付与しかつ前記枢着点に対するカップリングモーメントアームを有し、付勢力は枢着点で付勢モーメントを付与しかつ枢着点に対する付勢モーメントアームを有し、カップリングモーメントアームおよび付勢モーメントアームの各々は、ヘッドレストが直立位置から作動可能に移動するにつれて変化することを特徴とする車両シート組立体。 - ヘッドレストが直立位置から作動可能に移動するにつれて、前記カップリングモーメントアームは増大し、且つ、付勢モーメントアームは、減少することを特徴とする請求項8記載の車両シート組立体。
- 前記付勢部材はコイル状テンションスプリングであることを特徴とする請求項8記載の車両シート組立体。
- 前記付勢モーメントアームと、前記枢着点から取付け点へと延びる基準線とは、ヘッドレストが直立位置にあるときに正の角度でオフセットすることを特徴とする請求項8記載の車両シート組立体。
- 前記付勢モーメントアームは、基準線に対して約25°と35°との間の角度でオフセットしていることを特徴とする請求項11記載の車両シート組立体。
- 前記付勢モーメントアームは、基準線に対して約30°の角度でオフセットしていることを特徴とする請求項12記載の車両シート組立体。
- 前記アクティブヘッドレストシステムは更に、前記連結点で上方アーマチャに対して作動可能に取付けられた下方アームを有し、下方アーマチャは、入力に応答して前記連結点で上方アーマチャに作用して該上方アーマチャにカップリング力を加え、これによりヘッドレストを直立位置から作動位置に移動させるべく作動できることを特徴とする請求項8記載の車両シート組立体。
- 後側を更に有し、下方アーマチャは、入力に応答して前記後側に移動しかつ前記連結点でカップリング力を加え、これによりヘッドレストを直立位置から作動可能に移動させるべく作動できることを特徴とする請求項14記載の車両シート組立体。
- 前記下方アーマチャは、これに加えられる入力に応答して上方アーマチャに向かって移動しかつ上方アーマチャに作用して、ヘッドレストを直立位置から作動可能に移動させるべく作動できることを特徴とする請求項14記載の車両シート組立体。
- 後側を形成する背もたれフレームと、
アクティブヘッドレストシステムであって、該アクティブヘッドレストシステムは、上方アーマチャと、少なくとも1つの連結点で上方アーマチャに対して作動可能に取付けられた下方アーマチャとを備え、該下方アーマチャは、これに加えられる入力に応答して前記後側に移動しかつ前記連結点でカップリング力を加えるべく作動でき、上方アーマチャは、カップリング力に応答して直立位置から作動位置に移動でき且つ直立位置から作動位置に向かう移動に抵抗するように付勢されているヘッドレストを備えた前記アクティブヘッドレストシステムと、
前記アクティブヘッドレストシステムを枢着点で背もたれフレームに対して移動可能に取付ける少なくとも1つのリンケージと、を有し、
前記付勢部材は取付け点でリンケージに対して作動可能に取付けられ、前記取付け点は、前記枢着点に対して間隔を隔ててオフセットし、前記付勢部材は一作用線を形成し、前記枢着点から取付け点へと延びる基準線は、前記作用線から取付け点へと垂直に延びている付勢モーメントアームに対して正の角度でオフセットしていることを特徴とする車両シート組立体。
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