JP4823083B2 - チェーン伝動装置 - Google Patents

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    • F16H2055/306Chain-wheels with means providing resilience or vibration damping in chain sprocket wheels

Description

本発明は、ローラチェーンのローラ又はブシュチェーンのブシュがスプロケットの歯と噛合するときに発生する振動及び騒音を低減するチェーン伝動装置に関するものである。
従来、チェーンを駆動側及び従動側の少なくとも2つのスプロケットに掛架して動力を伝達するチェーン伝動装置は、自動車のエンジンなどにおいて、クランク軸の回転をカム軸に伝達する伝動装置として広く使用されている。
このようなチェーン伝動装置には、日本工業規格(JIS)及び国際規格(ISO)に規定する標準ローラチェーン又は標準ブシュチェーンと標準スプロケットが使用される場合が多い。
日本工業規格(JIS)には、JIS B1801−1997(伝動用ローラチェーン及びブシュチェーン)の規定があり、その付属書2(スプロケットの形状及び寸法)にスプロケットの歯形(S歯形、U歯形)が規定されている(非特許文献1参照)。
一方、国際規格(ISO)には、ISO 606:1994(E)の規定があり、チェーン及びスプロケットの歯形(ISO歯形)が規定されている(非特許文献2参照)。
本発明において、標準チェーン及び標準スプロケットとは、前述のJIS規格又はISO規格に準拠したものを意味しているが、以下の説明においては、ISO規格に準拠した標準チェーン及び標準スプロケットに基づき説明する。
以下に、標準ローラチェーンと、ISO歯形を有する標準スプロケットとからなるチェーン伝動装置の概略について説明する。図11は、ISO規格に準拠したISO歯形を有するスプロケット400と標準ローラチェーン60からなるチェーン伝動装置の正面図であり、図12は、図11のXII部の拡大図である。図11及び図12に示すISO歯形はISO 606:1994(E)により次の式で規定されている。
d=p/sin(180°/z) (ピッチ円直径)
df=d−d1 (歯底円直径)
dc=df (偶数歯における歯底距離)
dc=d・cos(90°/z)−d1 (奇数歯における歯底距離)
re(max)=0.12・d1(z+2) (歯先円弧の半径最大値)
ri(min)=0.505・d1 (歯底円弧の半径最小値)
re(min)=0.008・d1(z2+180) (歯先円弧の半径最小値)
ri(max)=0.505・d1+0.069(d1)1/3 (歯底円弧の半径最大値)
なお、前記式において、pはローラチェーンのピッチ、dはピッチ円直径、d1はローラチェーンのローラ外径、dfは歯底円直径、dcは歯底距離、re(max)は歯先円弧の半径最大値、ri(min)は歯底円弧の半径最小値、re(min)は歯先円弧の半径最小値、ri(max)は歯底円弧の半径最大値、zはスプロケットの歯数である。
また、図11及び図12において、paは、スプロケット400の弦ピッチである。そして、このスプロケット400の弦ピッチpaは、標準ローラチェーン60のチェーンピッチpに等しい。
前記式から明らかなように、図12に示すスプロケット400のISO歯形の歯底部43は、ローラ62の半径(d1/2)より僅かに大きい歯底円弧の半径riの円弧で形成され、歯面42は歯面円弧の半径reの円弧で形成され、この歯面42は歯底部43の両側に連続して形成されている。また、歯底円直径dfはピッチ円直径dとローラチェーン60のローラ外径d1との差に等しく形成されている。また、歯底円直径dfは、ピッチ円直径dと歯底円弧の半径riの2倍との差に略等しく形成されている。
以下に、標準ローラチェーンと、標準スプロケットの概略について説明する。
標準ローラチェーンは、2本のブシュの両端が一対の内プレートのブシュ孔にそれぞれ圧入されると共に外径d1のローラがブシュの外周に回転自在に嵌めこまれた内リンクとブシュ内に回転自在に挿入された2本の連結ピンの両端が一対の内プレートの両外側に配置された一対の外プレートのピン孔にそれぞれ圧入された外リンクとを有し、内リンクと外リンクが連結ピンにより相互に屈曲可能に連結されたものである。そして、標準ローラチェーンは、均等なチェーンピッチp(各ローラの中心間の距離)を有している。
次に、標準スプロケットについて、図11及び図12を参照して説明する。標準スプロケット400は、スプロケットの回転中心Oと歯底部43の中心とを結ぶ歯底部中心線Xに対して歯底部43に連続する歯面42が左右対称に形成されている。そして、各歯底部中心線Xとピッチ円pcとの交点をaとすると、隣り合う歯底部中心線Xがなす歯形ピッチ角θは、ピッチ円pc上の2つの交点a、aの中心角であるから、スプロケットの歯数zにより決まり、歯のピッチ角θ=360°/zである。
また、歯形ピッチpaは各歯底部中心線Xとピッチ円pcとの交点a、a間の距離である。したがって、歯形ピッチpaは、歯形ピッチ角θに対応する弦の長さである。標準スプロケット400は、歯形ピッチ角θが全て等しいから、均等な歯形ピッチpa(弦ピッチ)がピッチ円pcの円周方向に沿って配列されている。また、歯形ピッチpa(弦ピッチ)は、標準ローラチェーン60のチェーンピッチpと等しい。
近年のエンジンは、環境問題に対する意識の高まりにより高燃焼効率が求められ、高出力化となり、クランク軸の回転をカム軸に伝達する伝動装置の負荷が増大する一方で、ユーザーニーズの高まりにより、自動車の低振動化及び低騒音化の要求レベルも厳しくなってきている。そして、その原因の一つとして、標準チェーンと標準スプロケットの噛み合い時の振動及び騒音が大きいという問題があった。従来は、噛み合い時の振動及び騒音の低減対策として、図10に示すように、シャフトが嵌合固定される軸孔460aを備えた内周部材460と、チェーンが噛合する歯部420aを備えた外周部材420との間に環状の弾性部材440を挟装させたスプロケット400が知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
JIS B1801−1997 ISO 606:1994(E) 実開昭59−35765号公報 特開平9−264400号公報
ところが、図10に示すような環状の弾性部材を有するスプロケット400は、ISO歯形を有しているため、図11に示すように標準ローラチェーン60と噛み合う際に、スプロケット400が時計回り方向に回転すると、ローラ62の噛み始め部において、既に歯底部に着座して支持されている先行ローラ62の中心01を中心としチェーンピッチpを半径として後続ローラ62が相対的に運動し、スプロケット400の歯底部に衝突する。その際、後続ローラ62は、歯底部の中心近傍に略直角に衝突するので、後続ローラ62の噛み始め時において、スプロケット40の歯面に対する後続ローラ62の運動エネルギーが緩衝されることなく歯底部に伝わる。そのため、シャフトに伝わる噛み合い衝撃が大きく、弾性部材440による振動遮断性能が十分に発揮されないだけでなく、弾性部材440に過大な衝撃力が加わるため、弾性部材440の耐久性が低下するという課題があった。
また、スプロケット400の歯形ピッチpa(弦ピッチ)は、標準ローラチェーン60のピッチpに等しいので、各後続ローラ62の噛み始め時に、各後続ローラ62は、スプロケット400の歯と○印で示す同じ当接位置t、すなわち、各歯底部中心線Xと歯底部との交点で当接する。したがって、各後続ローラ62がスプロケット400の歯と噛み始めるタイミングが常に一致している。そのため、歯数によって決まる次数による振動及び騒音が大きくなり、弾性部材440による振動遮断性能が十分に発揮されないという課題があった。
なお、図11に示す標準ローラチェーン60は、国際規格(ISO)に規定される伝動用ローラチェーンであって、均等なチェーンピッチp(各ローラ62の中心01間の距離)を有している。ただし、図11には、標準ローラチェーン60を構成する部品のうちローラ62のみを示し、ブシュ、内プレート、連結ピン、外プレート等のローラ以外の構成部材は、省略している。また、標準ローラチェーン60は、標準ブシュチェーンであっても同様であり、その場合、参照符号62を付した部材がブシュを示すことになる。
そこで、本発明の目的は、標準ローラチェーンのローラ又は標準ブシュチェーンのブシュがスプロケットの歯と噛み合うチェーン伝動装置において、スプロケットに装着された弾性部材による振動遮断性能を向上させるともに、弾性部材の耐久性を向上させたチェーン伝動装置を提供することである。
本発明は、標準ローラチェーンのローラ又は標準ブシュチェーンのブシュがスプロケットの歯と噛合するチェーン伝動装置において、前記スプロケットが、該スプロケットの中心に対して同心円状に装着された環状の弾性部材を有しているとともに、前記スプロケットの歯底円直径又は歯底距離が標準スプロケットの歯底円直径又は歯底距離より大きくなっていることによって、前記課題を解決するものである。
本発明によれば、標準ローラチェーンのローラ又は標準ブシュチェーンのブシュがスプロケットの歯と噛合するチェーン伝動装置において、前記スプロケットが、該スプロケットの中心に対して同心円状に装着された環状の弾性部材を有しているとともに、前記スプロケットの歯底円直径又は歯底距離が標準スプロケットの歯底円直径df又は歯底距離dcより大きくなっている。このような構成にしたことにより、ローラの噛み始め部において標準ローラチェーンの後続ローラは、スプロケットの回転方向背面側の歯面に最初に当接する。そして、後続ローラは回転方向背面側の歯面にほぼ接線方向から当接するため、相対的な運動による衝撃が低減される。したがって、ローラ又はブシュとスプロケットの歯底部との噛み合い衝撃が緩和され、弾性部材による振動遮断性能が十分に発揮される。また、弾性部材に加わる衝撃力が低減されるので、弾性部材の耐久性が向上する。
さらに、標準ローラチェーンのローラ又は標準ブシュチェーンのブシュとスプロケットが噛み合うタイミングがずれるため、弾性部材だけでは低減できなかったスプロケットの歯数によって決まる次数の振動及び騒音が低減され、弾性部材による振動遮断性能と相俟ってオーバーオール(OA)音、すなわち、チェーン伝動装置の全体の騒音が著しく低減される。
本発明は、標準ローラチェーンのローラ又は標準ブシュチェーンのブシュがスプロケットの歯と噛合するチェーン伝動装置において、前記スプロケットが、該スプロケットの中心に対して同心円状に装着された環状の弾性部材を有しているとともに、前記スプロケットの歯底円直径又は歯底距離が標準スプロケットの歯底円直径又は歯底距離より大きくなっているものであって、弾性部材による振動遮断性能が十分に発揮され、弾性部材の耐久性が向上し、スプロケットの歯数によって決まる次数の振動及び騒音が低減され、弾性部材による振動遮断性能と相俟ってオーバーオール(OA)音が著しく低減されるチェーン伝動装置であれば、その具体的な実施の形態は、如何なるものであっても何ら構わない。
本発明の実施例1に係るチェーン伝動装置について図1及び図2並び図8に基づいて、以下に説明する。図1は、本発明の実施例1に係るチェーン伝動装置に用いられるスプロケット100の組立斜視図であり、図2(a)は、図1に示したスプロケット100の正面図であり、図2(b)は、図2(a)に示したスプロケット100をIIB−IIB線で切断した時の断面図である。図1及び図2から明らかなように、この実施例においては、弾性部材140が、シャフトが嵌合固定される軸孔160aを備えた内周部材160に装着、すなわち、一体に組み付けられている。この弾性部材140を構成する弾性材料は、チェーンが噛合する歯部を備えた外周部材120よりヤング率(Young's modulus)が小さい材料からなり、例えば、樹脂、ゴム、金属などを用いることができる。
また、スプロケット100は、図2(a)には、明示されていないが、図8に示すようなISO歯形(標準歯形)とは異なる歯形を有している。すなわち、スプロケット100は、向かい合う歯面12a及び歯面12bが歯底部13に連続する歯溝14によって複数の歯15が形成されている。なお、図8には、比較のために、ISO歯形(標準歯形)を破線で図示している。
スプロケット100の歯形は、図8に示すように、スプロケット100の回転中心O(図示はされていない)と各歯底部13の中心とを結ぶ歯底部中心線Xに対してスプロケット100の回転方向前面側の歯面12aと回転方向背面側の歯面12bが左右対称に形成されている。歯面12a及び歯面12bは、それぞれ断面凸状の円弧により形成されている。歯面12a及び歯面12bを形成する円弧は、ISO歯形(標準歯形)の円弧状の歯面の歯面半径reより大きい歯面半径re12a、re12bでそれぞれ形成されている。すなわち、re12a>re、及び、re12b>reの関係にある。そして、歯面12a及び歯面12bは、歯底部13に滑らかに連続している。
また、歯底部13は、歯底部中心線X上に中心を有する円弧により形成されている。歯底部13を形成する円弧は、ISO歯形(標準歯形)の円弧状の歯底部の歯底部円弧半径riより大きい歯底部円弧半径ri13で形成されている。すなわち、ri13>riの関係にある。この歯底部円弧半径ri13の中心は、歯底部中心線X上にあり、かつISO歯形(標準歯形)の歯底部円弧半径riの中心より外側に位置している。
そして、歯底部円弧半径ri13の中心がISO歯形(標準歯形)の歯底部円弧半径riの中心より外側に位置することにより、スプロケット100の歯数zが偶数の場合は、歯底円直径df13はISO歯形(標準歯形)の歯底円直径dfより大きくなっている。すなわち、df13>dfの関係にある。また、スプロケット100の歯数zが奇数の場合は、歯底距離dc13はISO歯形(標準歯形)の歯底距離dcより大きくなっている。すなわち、dc13>dcの関係にある。
また、歯底円直径df13又は歯底距離dc13をISO歯形(標準歯形)の歯底円直径df又は歯底距離dcより大きくすることにより、スプロケット100の弦ピッチpa11(すなわち、ピッチ円pc11と歯底部中心線Xとの交点a、a間の距離)は、ISO歯形(標準歯形)を有する標準スプロケットの弦ピッチpa(すなわち、ピッチ円pcと歯底部中心線Xとの交点a、a間の距離:図11及び図12参照)より大きくなっている。すなわち、pa11>paの関係にある。
そして、スプロケット100は、標準ローラチェーン50に適用されるものであるから、ISO歯形(標準歯形)を有する標準スプロケットの弦ピッチpaは、標準ローラチェーン50のチェーンピッチp(すなわち、ローラ52の中心間の距離)と等しいのに対して、スプロケット100の弦ピッチpa11は、標準ローラチェーン50のチェーンピッチpより大きくなっている。すなわち、pa11>pの関係にある。
本発明の実施例2に係るチェーン伝動装置について図3及び図4並び図8に基づいて、以下に説明する。図3は、本発明の実施例2に係るチェーン伝動装置に用いられるスプロケット200の組立斜視図であり、図4(a)は、図3に示したスプロケット200の正面図であり、図4(b)は、図4(a)に示したスプロケット200をIVB−IVB線で切断した時の断面図である。図3及び図4から明らかなように、この実施例においては、弾性部材240が、チェーンが噛合する歯部220aを備えた外周部材220に装着、すなわち、一体に組み付けられている。この弾性部材240を構成する弾性材料は、外周部材220よりヤング率が低い材料からなり、例えば、樹脂、ゴム、金属などを用いることができる。
なお、スプロケット200は、図4には明示されていないが、図8に示すようなISO歯形(標準歯形)とは異なる歯形、すなわち、歯底円直径df13又は歯底距離dc13がISO歯形(標準歯形)の歯底円直径df又は歯底距離dcより大きい歯形を有している。その詳細については、実施例1と同様であるので、詳細な説明については省略する。
本発明の実施例3に係るチェーン伝動装置について図5及び図6並び図8に基づいて、以下に説明する。図5は、本発明の実施例3に係るチェーン伝動装置に用いられるスプロケット300の正面図であり、図6は、図5に示したスプロケット300に装着される弾性部材340の斜視図である。図5及び図6から明らかなように、この実施例においては弾性部材340が、シャフトが嵌合固定される軸孔360aを備えた内周部材360とチェーンが噛合する歯部を備えた外周部材320の間に挟装されている。そして、この弾性部材340は、外周部材320よりヤング率が低い材料からなり、例えば、樹脂、ゴム、金属などを用いることができる。
また、弾性部材340は、図5及び図6に示すように、円周方向に等間隔に離間して設けられた複数の円筒部340aと円筒部340aをそれぞれ円周方向に連結した複数の円弧状板340bとから形成され、内周部材360の外周面と外周部材320の内周面との間に挟装される。この場合、円筒部340aは、内周部材360の外周面及び外周部材320の内周面にそれぞれ円周方向に等間隔で対峙して配置された複数の凹溝360b、320aの間に嵌合され、円筒部340aの中心部にセンタピン380が嵌着される。センタピン38は、弾性部材340に比べ十分に剛性の高い材料が使用される。
この弾性部材340によれば、センタピン380が中心部に嵌着された円筒部340aが、円周方向に等間隔で配置されているため、スプロケット300の外周部材320の内周面と内周部材360の外周面により剪断されることが防止される。すなわち、外周部材320と内周部材360が弾性部材340に対して摺動することが防止される。
なお、スプロケット300は、図5には明示されていないが、図8に示すようなISO歯形(標準歯形)とは異なる歯形、すなわち、歯底円直径df13又は歯底距離dc13がISO歯形(標準歯形)の歯底円直径df又は歯底距離dcより大きい歯形を有している。その詳細については、実施例1と同様であるので、詳細な説明については省略する。
本発明の実施例4に係るチェーン伝動装置について図1及び図2並びに図9に基づいて以下に説明する。
実施例4に使用されるスプロケット110を構成する弾性部材の形状及びその機能、材質等は、図1及び図2に示した実施例1の弾性部材140と同じなので説明は省略する。
また、スプロケット110は、図2(a)には、明示されていないが、図9に示すようなISO歯形(標準歯形)とは異なる歯形を有している。すなわち、スプロケット110は、向かい合う歯面22a及び歯面22bが歯底部23に連続する歯溝24によって複数の歯25が形成されている。なお、図9には、比較のために、ISO歯形(標準歯形)を破線で図示している。
スプロケット110の歯形は、図9に示すように、スプロケット110の回転中心O(図示はされていない)と各歯底部23の中心とを結ぶ歯底部中心線Xに対してスプロケット110の回転方向前面側の歯面22aと回転方向背面側の歯面22bが左右対称に形成されている。歯面22a及び歯面22bは、それぞれ断面凸状の円弧により形成されている。歯面22a及び歯面22bを形成する円弧は、ISO歯形(標準歯形)の円弧状の歯面の歯面半径reと同じ歯面半径re22a、re22bでそれぞれ形成されている。すなわち、re22a=re、及び、re22b=reの関係にある。そして、歯面22a及び歯面22bは歯底部23に滑らかに連続している。
また、歯底部23は歯底部中心線X上に中心を有する円弧により形成されている。歯底部23を形成する円弧は、ISO歯形(標準歯形)の円弧状の歯底部の歯底部円弧半径riより大きい歯底部円弧半径ri23で形成されている。すなわち、ri23>riの関係にある。この歯底部円弧半径ri23の中心は、歯底部中心線X上にあり、かつ、ISO歯形(標準歯形)の歯底部円弧半径riの中心より外側に位置している。
そして、歯底部円弧半径ri23の中心がISO歯形(標準歯形)の歯底部円弧半径riの中心より外側に位置することにより、スプロケット110の歯数zが偶数の場合は、歯底円直径df23はISO歯形(標準歯形)の歯底円直径dfより大きくなっている。すなわち、df23>dfの関係にある。また、スプロケット110の歯数zが奇数の場合は、歯底距離dc23はISO歯形(標準歯形)の歯底距離dcより大きくなっている。すなわち、dc23>dcの関係にある。
また、歯底円直径df23又は歯底距離dc23をISO歯形(標準歯形)の歯底円直径df又は歯底距離dcより大きくすることにより、スプロケット110の弦ピッチpa21(すなわち、ピッチ円pc21と歯底部中心線Xとの交点a、a間の距離)は、ISO歯形(標準歯形)を有する標準スプロケットの弦ピッチpa(すなわち、ピッチ円pcと歯底部中心線Xとの交点a、a間の距離:図11及び図12参照)より大きくなっている。すなわち、pa21>paの関係にある。
そして、スプロケット110は標準ローラチェーン50に適用されるものであるから、ISO歯形(標準歯形)を有する標準スプロケットの弦ピッチpaは、標準ローラチェーン50のチェーンピッチp(すなわち、ローラ52の中心間の距離)と等しいのに対して、スプロケット110の弦ピッチpa21は、標準ローラチェーン50のチェーンピッチpより大きくなっている。すなわち、pa21>pの関係にある。
本発明の実施例5に係るチェーン伝動装置について図3及び図4並びに図9に基づいて以下に説明する。
実施例5に使用されるスプロケット210を構成する弾性部材の形状及びその機能、材質は、図3及び図4に示した実施例2の弾性部材240と同じなので説明は省略する。
なお、スプロケット210は、図4には明示されていないが、図9に示すようなISO歯形(標準歯形)とは異なる歯形、すなわち、歯底円直径df23又は歯底距離dc23がISO歯形(標準歯形)の歯底円直径df又は歯底距離dcより大きい歯形を有している。その詳細については、実施例4と同様であるので、詳細な説明については省略する。
本発明の実施例6に係るチェーン伝動装置について図5及び図6並びに図9に基づいて以下に説明する。
実施例6に使用されるスプロケット310を構成する弾性部材の形状及びその機能、材質等は、図5及び図6に示した実施例3の弾性部材340と同じなので説明は省略する。
なお、スプロケット310は、図5には明示されていないが、図9に示すようなISO歯形(標準歯形)とは異なる歯形、すなわち、歯底円直径df23又は歯底距離dc23がISO歯形(標準歯形)の歯底円直径df又は歯底距離dcより大きい歯形を有している。その詳細については、実施例4と同様であるので、詳細な説明については省略する。
実施例1、2、4、5において、弾性部材140、240は、厚みが均一な円筒形状をしているが、スプロケットの歯形形状をISO歯形(標準歯形)と異ならせた結果、歯によって噛み合い時に生じる衝撃の大きさが異なるため、衝撃の大きい歯の近傍に位置する弾性材料を厚くすることによって、衝撃の吸収、振動の遮断性能を大きくすることができる。
また、実施例1乃至実施例6において、弾性部材140、240、340は、スプロケットの外周部材120、220、320と内周部材160、260、360のいずれかに装着されるか又は両者の間に挟装されているが、例えば、実施例1を例として図7に示すように、弾性部材140の両側面部にリング部材180を固設することにより、弾性部材の破損時に、歯部が抜け出さないようにすることができる。
なお、前記本発明の各実施例においては、チェーンとして、標準ローラチェーン50を用いた場合について説明しているが、本発明のチェーン伝動装置に使用されるチェーンはローラの代わりにブシュがスプロケットの歯溝に噛み合う標準ブシュチェーンにも適用できるものであることは、言うまでもない。また、前記の各実施例においては、スプロケットの歯形形状そのものが標準スプロケットと異なる歯形を採用しているが、スプロケットの歯形は、その歯底円直径又は歯底距離が標準スプロケットの歯底円直径又は歯底距離より大きいという条件を満たせば、歯形形状そのものは標準スプロケットと同じであっても同様の効果を奏する。なお、全ての実施例において歯形の最大外径は、標準スプロケットの最大外径に合わせることによって、従前のスプロケット、すなわち、標準スプロケットを用いたチェーン伝動装置との互換性を担保している。
本発明のチェーン伝動装置によれば、弾性部材による振動遮断性能が十分に発揮され、弾性部材の耐久性が向上し、スプロケットの歯数によって決まる次数の振動及び騒音が低減され、弾性部材による振動遮断性能と相俟ってオーバーオール(OA)音が著しく低減されるため、その産業上の利用可能性はきわめて高い。
本発明の実施例1、実施例4に係るチェーン伝動装置に用いられるスプロケットの組立斜視図である。 (a)が図1に示したスプロケットの正面図であり、(b)が(a)のIIB−IIB線における断面図である。 本発明の実施例2、実施例5に係るチェーン伝動装置に用いられるスプロケットの組立斜視図である。 (a)が図3に示したスプロケットの正面図であり、(b)が(a)のIVB−IVB線における断面図である。 本発明の実施例3、実施例6に係るチェーン伝動装置に用いられるスプロケットの正面図である。 図5に示したスプロケットに挟装される弾性部材の斜視図である。 実施例1のスプロケットにリング部材を装着したときの断面図である。 実施例1乃至実施例3におけるスプロケットの歯形の一部を示した拡大平面図である。 実施例4乃至実施例6におけるスプロケットの歯形の一部を示した拡大正面図である。 従来の振動遮断用弾性部材を備えたスプロケットの概略正面図である。 図10に示した従来のスプロケットと標準ローラチェーンとの噛み合いを示す概略正面図である。 ISO規格に準拠したスプロケットの歯形の一部を示した拡大正面図である。
符号の説明
12a、22a ・・・ 回転方向前面側の歯面
12b、22b ・・・ 回転方向背面側の歯面
13、23、43 ・・・ 歯底部
14、24、44 ・・・ 歯溝
15、25、45 ・・・ 歯
42 ・・・ 歯面
50、60 ・・・ 標準ローラチェーン
52、62 ・・・ (標準ローラチェーンの)ローラ
100、110、200、210、300、310、400 ・・・ スプロケット
120、220、320、420 ・・・ 外周部材
140、240、340、440 ・・・ 弾性部材
160、260、360、460 ・・・ 内周部材
160a、260a、360a、460a ・・・ 軸孔
180 ・・・ リング部材
320a、360b ・・・ 凹溝
340a ・・・ (弾性部材の)円筒部
340b ・・・ (弾性部材の)円弧状板
380 ・・・ センタピン
d1 ・・・ (標準ローラチェーンの)ローラ外径
01 ・・・ (標準ローラチェーンの)ローラの中心
p ・・・ (標準ローラチェーンの)チェーンピッチ
pa、pa11、pa21 ・・・ 弦ピッチ(歯形ピッチ)
pc、pc11、pc21 ・・・ ピッチ円
re、re12a、re12b、re22a、re22b ・・・ 歯面円弧半径
ri、ri13、ri23 ・・・ 歯底部円弧半径
d、d11、d21 ・・・ ピッチ円直径
dc、dc13、dc23 ・・・ 歯底距離
df、df13、df23 ・・・ 歯底円直径
θ ・・・ 歯形ピッチ角(標準ピッチ角)
O ・・・ スプロケットの回転中心
X ・・・ 歯底部中心線
a ・・・ ピッチ円と歯底部中心線との交点
t ・・・ 当接位置
z ・・・ スプロケットの歯数

Claims (1)

  1. 標準ローラチェーンのローラ又は標準ブシュチェーンのブシュがスプロケットの歯と噛合するチェーン伝動装置において、
    前記スプロケットが、該スプロケットの中心に対して同心円状に装着された環状の弾性部材を有しているとともに、
    前記スプロケットの歯底円直径又は歯底距離が標準スプロケットの歯底円直径又は歯底距離より大きくなっていることを特徴とするチェーン伝動装置。
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