JP4822940B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents
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本発明に係る画像処理方法は、異なるフレームの画像データを参照ピクチャとして動き補償予測符号化を行う画像処理方法であって、符号化するピクチャには、動き補償予測を行わないIピクチャ、前方向予測を行うPピクチャ、及び双方向予測を行うBピクチャがあり、フレームメモリ内に記憶されている参照ピクチャは、上記Iピクチャ又はPピクチャ又は一部のBピクチャを符号化した後、当該符号化されたピクチャを復号化したピクチャにより更新され、上記フレームメモリの内容が更新された後、次の符号化対象ピクチャから、次に上記フレームメモリの内容更新に使用される符号化対象ピクチャまでの一連の複数の符号化対象ピクチャについて動き補償予測を行う際、上記フレームメモリ内に記憶されている複数の参照ピクチャにおいて上記動き補償予測のために参照される複数の探索範囲の画像データをそれぞれ上記フレームメモリから読み出して一括して符号化手段に供給することによって、当該符号化手段が、上記一連の複数の符号化対象ピクチャにおける各符号化対象ピクチャと上記フレームメモリ内に記憶されている複数の参照ピクチャとの間で動きベクトルを探索する処理を並列に行い符号化することを特徴とする。
本発明に係る画像処理装置は、上記画像処理方法を用いる画像処理装置であって、参照ピクチャの画像データを記憶するメモリ手段と、上記動き補償予測を含む符号化処理を行う符号化手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係る画像処理方法は、異なるフレームの画像データを参照ピクチャとして動き補償予測符号化を行う画像処理方法であって、複数の上記参照ピクチャを記憶手段に記憶させる記憶ステップと、上記記憶手段に記憶される参照ピクチャの更新後、次の符号化対象ピクチャから上記記憶手段に参照ピクチャとして次に記憶される符号化対象ピクチャまでの複数の符号化対象ピクチャにそれぞれ含まれるマクロブロックに対応する共通の探索範囲の画像データを、上記記憶手段に記憶されている複数の参照ピクチャからそれぞれ読み出して一括して符号化手段に供給する読み出しステップと、上記読み出しステップにて読み出された上記共通の探索範囲の画像データを用い、上記複数の符号化対象ピクチャにそれぞれ含まれるマクロブロックについて動きベクトルを探索する処理を並列に行い符号化する符号化ステップとを有することを特徴とする。
本発明に係る画像処理装置は、異なるフレームの画像データを参照ピクチャとして動き補償予測符号化を行う画像処理装置であって、複数の上記参照ピクチャが記憶される記憶手段と、上記記憶手段に記憶される参照ピクチャの更新後、次の符号化対象ピクチャから上記記憶手段に参照ピクチャとして次に記憶される符号化対象ピクチャまでの複数の符号化対象ピクチャにそれぞれ含まれるマクロブロックに対応する共通の探索範囲の画像データを、上記記憶手段に記憶されている複数の参照ピクチャからそれぞれ読み出して一括して符号化手段に供給する読み出し手段と、上記読み出し手段により読み出された上記共通の探索範囲の画像データを用い、上記複数の符号化対象ピクチャにそれぞれ含まれるマクロブロックについて動きベクトルを探索する処理を並列に行い符号化する符号化手段とを備えることを特徴とする。
本発明に係るプログラムは、異なるフレームの画像データを参照ピクチャとして動き補償予測符号化を行う画像処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、複数の上記参照ピクチャを記憶手段に記憶させる記憶ステップと、上記記憶手段に記憶される参照ピクチャの更新後、次の符号化対象ピクチャから上記記憶手段に参照ピクチャとして次に記憶される符号化対象ピクチャまでの複数の符号化対象ピクチャにそれぞれ含まれるマクロブロックに対応する共通の探索範囲の画像データを、上記記憶手段に記憶されている複数の参照ピクチャからそれぞれ読み出して一括して符号化手段に供給する読み出しステップと、上記読み出しステップにて読み出された上記共通の探索範囲の画像データを用い、上記複数の符号化対象ピクチャにそれぞれ含まれるマクロブロックについて動きベクトルを探索する処理を並列に行い符号化する符号化ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
本発明に係るコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記プログラムを記録したことを特徴とする。
(第1の実施形態)
以下に説明する本発明の第1の実施形態による画像処理装置を適用した符号化器は、入力される画像データをH.264方式に準拠した画像符号化方式で符号化するものである。
符号化器100は、符号化処理を行うコーデック部(符号化部)101、及び画像データを記憶する画像メモリ111、112、113を備える。画像メモリは、入力である符号化対象の画像データを記憶するビデオメモリ111、参照ピクチャを記憶するフレームメモリ112、及び符号化結果であるストリームを記憶するためのストリームバッファ113の3種類がある。このうち、ビデオメモリ111とフレームメモリ112は、非圧縮画像データを記憶するため、特に大きな容量が必要となる。
図2に示すように、入力された符号化対象の画像データは、マクロブロックに分けられ、減算器201で予測値との差分を求め、DCT変換部202で整数DCT変換される。さらに、量子化部203で量子化された後、差分画像データとしてエントロピー符号化215に供給されるとともに、逆量子化部204に供給される。
まず、H.264方式での画像データの符号化順序を、図3を用いて説明する。
ここでは、イントラ予測のみを行うIピクチャ、前方向予測のみを行うPピクチャ、及び双方向予測を行うBピクチャの割合が、Iピクチャが15フレーム間隔、Pピクチャが3フレーム間隔、その間のBピクチャが2フレームである場合で説明する。
図6において、601は符号化対象ピクチャ、602〜605は参照リスト内の参照ピクチャである。H.264方式でのインター予測では、マクロブロック毎に参照リスト内の参照ピクチャを選択できる。すなわち、図6に示すように、符号化対象ピクチャ601におけるマクロブロック606では参照ピクチャ602を参照し、マクロブロック607では参照ピクチャ604を参照し、マクロブロック608では参照ピクチャ603をそれぞれ参照している。
図7は、符号化対象ピクチャB19についてのマクロブロックと参照ピクチャの探索範囲の一例を示す図である。符号化対象ピクチャB19を符号化する際、参照リストはList0とList1で構成されており、参照リストList0には参照ピクチャP09,P12,I15,P18が格納され、参照List1には参照ピクチャP21が格納されている。
符号化対象画像データにおける符号化するマクロブロックMBのデータが、ビデオメモリ1001からインター予測部1002に読み込まれる。また、参照ピクチャ内の探索範囲Sの画像データがフレームメモリ1003からインター予測部1002に読み込まれる。
図11は、インター予測に関する処理の流れを示すフローチャートである。
インター予測が開始されると、コーデック部は、符号化対象ピクチャにおいてインター予測を行うマクロブロックを決定し(1101)、そのマクロブロックのデータをビデオメモリ1001から読み込む(1102)。次に、コーデック部は、参照リスト内の参照ピクチャを決定し(1103)、決定した参照ピクチャの探索範囲の画像データをフレームメモリから読み込む(1104)。
以下、説明の都合上、図14に示すように、Iピクチャが15フレーム間隔、Pピクチャが3フレーム間隔、その間のBピクチャが2フレームで構成され、Iピクチャ及びPピクチャを符号化後、参照リストに加える場合を一例に説明する。
図18は、第1の実施形態におけるインター予測の並列処理の様子を模式的に示す図である。図18においては、3枚の符号化対象ピクチャB19、B20、P24を符号化する場合を一例として示しており、特にインター予測で使用するデータの読み込み状態を示している。図18では、時間軸方向に時間が経過するものとする。
符号化対象ピクチャB16,B17,P21の符号化後、符号化されたピクチャP21が復号され、参照リストの更新が行われる(1901)。
上述した並列処理で必要なことは、複数の符号化対象ピクチャのマクロブロックのインター予測を並列に処理できることであり、インター予測の際、フレームメモリからの探索範囲の読み出しは、参照ピクチャ毎に共通する探索範囲を読み込めば良いことである。
次に、第2の実施形態について説明する。
H.264方式以前からインター予測を行う符号化方式として、MPEG1、MPEG2、MPEG4(SP、ASP)等が規格化されている。ここで、MPEG2を一例として簡単に説明する。
符号化対象ピクチャP21の符号化終了後、フレームメモリの内容が更新されて(2201)、その後符号化対象ピクチャB19、B20,P24と順次符号化され、符号化対象ピクチャP24の符号化後にフレームメモリの内容が更新される(2205)。各符号化対象ピクチャB19、B20,P24の符号化処理(2202、2203、2204)は、H.264方式と同様に、マクロブロック読み込み、探索範囲読み込み、動き予測、ベクトル決定等の処理を順次行い、順次ストリームを出力している。
符号化対象ピクチャB16,B17,P21の符号化後、符号化されたピクチャP21を復号しフレームメモリの内容を更新する(2401)。
上述した実施形態の機能を実現するべく各種のデバイスを動作させるように、該各種デバイスと接続された装置又はシステム内のコンピュータ(CPU又はMPU)に対し、上記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムを供給する。そして、そのシステム又は装置のコンピュータに格納されたプログラムに従って上記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本発明の範疇に含まれる。
また、この場合、上記ソフトウェアのプログラム自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラム自体は本発明を構成する。また、そのプログラムをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムを記憶する記録媒体としては、例えばフレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、供給されたプログラムがコンピュータにて稼働しているオペレーティングシステム又は他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
さらに、供給されたプログラムがコンピュータに係る機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムの指示に基づいてその機能拡張ボード等に備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行う。その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
コンピュータ機能500は、図25に示すように、CPU501と、ROM502と、RAM503とを備える。また、キーボード(KB)509のキーボードコントローラ(KBC)505と、表示部としてのCRTディスプレイ(CRT)510のCRTコントローラ(CRTC)506とを備える。さらに、ハードディスク(HD)511及びフレキシブルディスク(FD)512のディスクコントローラ(DKC)507と、ネットワークインタフェースカード(NIC)508とを備える。それら機能部501、502、503、505、506、507、508は、システムバス504を介して互いに通信可能に接続された構成としている。
CPU501は、ROM502又はHD511に記憶されたソフトウェア、又はFD512より供給されるソフトウェアを実行することで、システムバス504に接続された各構成部を総括的に制御する。すなわち、CPU501は、上述したような動作を行うための処理プログラムを、ROM502、HD511、又はFD512から読み出して実行することで、第1及び第2の実施形態での動作を実現するための制御を行う。RAM503は、CPU501の主メモリ又はワークエリア等として機能する。
KBC505は、KB509や図示していないポインティングデバイス等からの指示入力を制御する。CRTC506は、CRT510の表示を制御する。DKC507は、ブートプログラム、種々のアプリケーション、ユーザファイル、ネットワーク管理プログラム、及び第1及び第2の実施形態における上記処理プログラム等を記憶するHD511及びFD512とのアクセスを制御する。NIC508はネットワーク513上の他の装置と双方向にデータをやりとりする。
101 コーデック部(符号化部)
102 スケーリング部
103 動き推定部
104 エントロピー符号化部
105 局所復号部
111 ビデオメモリ
112 フレームメモリ
113 ストリームバッファ
Claims (15)
- 異なるフレームの画像データを参照ピクチャとして動き補償予測符号化を行う画像処理方法であって、
複数の参照ピクチャからなり、任意のフレーム間隔で、符号化されたピクチャを復号化したピクチャにより内部の参照ピクチャが更新される参照リストを有し、
上記参照リストが更新された後、次の符号化対象ピクチャから、次に上記参照リストの更新に使用される符号化対象ピクチャまでの一連の複数の符号化対象ピクチャについて動き補償予測を行う際、上記参照リスト内の複数の参照ピクチャにおいて上記動き補償予測のために参照される複数の探索範囲の画像データをそれぞれメモリから読み出して一括して符号化手段に供給することによって、当該符号化手段が、上記一連の複数の符号化対象ピクチャにおける各符号化対象ピクチャと上記参照リスト内の複数の参照ピクチャとの間で動きベクトルを探索する処理を並列に行い符号化することを特徴とする画像処理方法。 - 符号化されるピクチャには、動き補償予測を行わないIピクチャ、前方向予測を行うPピクチャ、及び双方向予測を行うBピクチャがあることを特徴とする請求項1記載の画像処理方法。
- 上記参照リスト内で動き補償予測のために参照される参照ピクチャがp枚、上記一連の複数の符号化対象ピクチャがm枚である場合に(p及びmは任意の自然数)、m枚の符号化対象ピクチャの動き補償予測を行うために、上記参照リストから読み込むデータ量は最大p枚分のピクチャであることを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理方法。
- 上記Iピクチャ及びPピクチャは、定められた間隔で周期的に設定されており、
上記参照リスト内の参照ピクチャは、上記Iピクチャ又はPピクチャを符号化した後、当該符号化されたピクチャを復号化したピクチャにより周期的に更新され、
上記参照リストが更新された後、次に符号化対象となるBピクチャから、次に上記参照リストの更新に使用されるIピクチャ又はPピクチャまでの一連の複数の符号化対象ピクチャについて動き補償予測を並列に行うことを特徴とする請求項2記載の画像処理方法。 - 上記参照リスト内で動き補償予測のために参照される参照ピクチャがp枚、上記Iピクチャ及びPピクチャが設定される間隔がm枚である場合に(p及びmは任意の自然数)、m枚の符号化対象ピクチャの動き補償予測を行うために、上記参照リストから読み込むデータ量は最大p枚分のピクチャであることを特徴とする請求項4記載の画像処理方法。
- 異なるフレームの画像データを参照ピクチャとして動き補償予測符号化を行う画像処理方法であって、
符号化するピクチャには、動き補償予測を行わないIピクチャ、前方向予測を行うPピクチャ、及び双方向予測を行うBピクチャがあり、
フレームメモリ内に記憶されている参照ピクチャは、上記Iピクチャ又はPピクチャ又は一部のBピクチャを符号化した後、当該符号化されたピクチャを復号化したピクチャにより更新され、
上記フレームメモリの内容が更新された後、次の符号化対象ピクチャから、次に上記フレームメモリの内容更新に使用される符号化対象ピクチャまでの一連の複数の符号化対象ピクチャについて動き補償予測を行う際、上記フレームメモリ内に記憶されている複数の参照ピクチャにおいて上記動き補償予測のために参照される複数の探索範囲の画像データをそれぞれ上記フレームメモリから読み出して一括して符号化手段に供給することによって、当該符号化手段が、上記一連の複数の符号化対象ピクチャにおける各符号化対象ピクチャと上記フレームメモリ内に記憶されている複数の参照ピクチャとの間で動きベクトルを探索する処理を並列に行い符号化することを特徴とする画像処理方法。 - 上記フレームメモリ内で動き補償予測のために参照される参照ピクチャが2枚、上記一連の複数の符号化対象ピクチャがm枚である場合に(mは任意の自然数)、m枚の符号化対象ピクチャの動き補償予測を行うために、上記フレームメモリから読み込むデータ量は最大2枚分のピクチャであることを特徴とする請求項6記載の画像処理方法。
- 各符号化対象ピクチャについて動きベクトルを探索する処理を行うマクロブロックをそれぞれ1つ選択するとともに、選択したマクロブロックに共通する探索範囲を各参照ピクチャから読み出して、上記各マクロブロックについてそれぞれ動きベクトルを探索する処理を行い、
すべてのマクロブロックで動きベクトルを探索する処理が終わった後、次のマクロブロックを各符号化対象ピクチャから選択し、当該次のマクロブロックに共通する探索範囲に応じて各参照ピクチャから画像データを読み出して、上記次の各マクロブロックについてそれぞれ動きベクトルを探索する処理を行うことを順次繰り返して、複数の符号化対象ピクチャについて並列に動きベクトルを探索する処理を行うことを特徴とする請求項1〜7の何れか1項に記載の画像処理方法。 - 請求項1、4、6の何れか1項に記載の画像処理方法を用いる画像処理装置であって、
参照ピクチャの画像データを記憶するメモリ手段と、
上記動き補償予測を含む符号化処理を行う符号化手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。 - 異なるフレームの画像データを参照ピクチャとして動き補償予測符号化を行う画像処理方法であって、
複数の上記参照ピクチャを記憶手段に記憶させる記憶ステップと、
上記記憶手段に記憶される参照ピクチャの更新後、次の符号化対象ピクチャから上記記憶手段に参照ピクチャとして次に記憶される符号化対象ピクチャまでの複数の符号化対象ピクチャにそれぞれ含まれるマクロブロックに対応する共通の探索範囲の画像データを、上記記憶手段に記憶されている複数の参照ピクチャからそれぞれ読み出して一括して符号化手段に供給する読み出しステップと、
上記読み出しステップにて読み出された上記共通の探索範囲の画像データを用い、上記複数の符号化対象ピクチャにそれぞれ含まれるマクロブロックについて動きベクトルを探索する処理を並列に行い符号化する符号化ステップとを有することを特徴とする画像処理方法。 - 上記共通の探索範囲は、上記複数の符号化対象ピクチャにそれぞれ含まれる各マクロブロックに対するそれぞれの探索範囲が包含される範囲であることを特徴とする請求項10記載の画像処理方法。
- 上記符号化ステップでは、上記読み出しステップにて読み出された上記共通の探索範囲の画像データのうち、各符号化対象ピクチャにそれぞれ含まれるマクロブロックの探索範囲に対応する画像データで動きベクトルを探索する処理を行うことを特徴とする請求項10又は11記載の画像処理方法。
- 異なるフレームの画像データを参照ピクチャとして動き補償予測符号化を行う画像処理装置であって、
複数の上記参照ピクチャが記憶される記憶手段と、
上記記憶手段に記憶される参照ピクチャの更新後、次の符号化対象ピクチャから上記記憶手段に参照ピクチャとして次に記憶される符号化対象ピクチャまでの複数の符号化対象ピクチャにそれぞれ含まれるマクロブロックに対応する共通の探索範囲の画像データを、上記記憶手段に記憶されている複数の参照ピクチャからそれぞれ読み出して一括して符号化手段に供給する読み出し手段と、
上記読み出し手段により読み出された上記共通の探索範囲の画像データを用い、上記複数の符号化対象ピクチャにそれぞれ含まれるマクロブロックについて動きベクトルを探索する処理を並列に行い符号化する符号化手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。 - 異なるフレームの画像データを参照ピクチャとして動き補償予測符号化を行う画像処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
複数の上記参照ピクチャを記憶手段に記憶させる記憶ステップと、
上記記憶手段に記憶される参照ピクチャの更新後、次の符号化対象ピクチャから上記記憶手段に参照ピクチャとして次に記憶される符号化対象ピクチャまでの複数の符号化対象ピクチャにそれぞれ含まれるマクロブロックに対応する共通の探索範囲の画像データを、上記記憶手段に記憶されている複数の参照ピクチャからそれぞれ読み出して一括して符号化手段に供給する読み出しステップと、
上記読み出しステップにて読み出された上記共通の探索範囲の画像データを用い、上記複数の符号化対象ピクチャにそれぞれ含まれるマクロブロックについて動きベクトルを探索する処理を並列に行い符号化する符号化ステップとをコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 請求項14記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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