JP4822871B2 - プリーツエレメント - Google Patents
プリーツエレメント Download PDFInfo
- Publication number
- JP4822871B2 JP4822871B2 JP2006049787A JP2006049787A JP4822871B2 JP 4822871 B2 JP4822871 B2 JP 4822871B2 JP 2006049787 A JP2006049787 A JP 2006049787A JP 2006049787 A JP2006049787 A JP 2006049787A JP 4822871 B2 JP4822871 B2 JP 4822871B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pleated
- less
- pleat
- gas
- gas separation
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
Description
1)膜面積
2)通気抵抗
3)耐久性
4)製造コスト
を上げることができる。このうち、通気抵抗は気体の供給圧に余裕のある大型装置では大きな問題とならないが、小型高流量処理を旨としながら使用環境に制限の多い小型装置では特に問題となりやすい。
これらのうち、中空糸モジュールは容積あたりの膜面積が大きいため、スパイラルモジュールは比較的安価な平膜を比較的高密度に収納できるため、大面積を必要とする大型装置に適している。しかしながら、3)を除いたモジュールはいずれも筒状のハウジングを用いた「筒状モジュール」であり、断面積が小さく奥行き(筒状の中心線と平行方向)が長いことから本質的に圧力損失が大きいという欠点があった。こうした欠点はたとえばモジュールの断面積を大きく奥行きを短くすることで改善できるが、長い中空糸膜を小数束ねるのに対して短い中空糸膜を多数並べるのは実際上困難であり、平膜の奥行きを短くして巻廻数を増やすのは巻きずれや通気抵抗の点から同様に困難であった。以上の理由から、筒状モジュールは小型高流量処理を旨とする気体分離用小型装置に適したモジュール形状とは言えなかった。
適であることを見出した(特許文献6)。しかしながら、このボックスプリーツモジュールであっても現在は、更なる改良が要求されている。そこで、窒素富化空気供給装置についてその改良要求を装置の説明をした上で、以下に具体的に示す。
内燃機関は自動車エンジンに広く用いられているが、燃焼温度が高くなるとよく知られているように窒素と酸素が反応して、窒素酸化物(NOx)を生成・排出する特徴がある。窒素酸化物(NOx)除去システムとしては、ガソリンエンジンでは排気ガス中の炭化水素(HC)、一酸化炭素(CO)、窒素酸化物(NOx)を酸化・還元反応によって同時除去する三元触媒が有効であるが、ディーゼルエンジンでは排気ガス中の酸素濃度の違いから三元触媒が有効に機能しないことが問題とされてきた。
1)酸素共存下でも有効な還元触媒(尿素SCRシステム、LNT触媒システム)
2)機関内部の酸素濃度低減(EGR排気ガス再循環システム)
などが既に知られている。このうち、尿素SCRシステムは既に一部実用化されているが、高価な触媒や尿素水噴射装置、凍結防止装置等が必要であることに加え、発生する窒素酸化物(NOx)の全てを除去するには燃料タンク並に大きな尿素水タンクを設置する必要がある。LNT触媒システムは尿素水のような還元剤の添加なしに窒素酸化物を除去できるが、運転可能範囲が狭い、触媒劣化が大きい等の問題がある。上記の中ではEGRが最も広く用いられているが、中間冷却装置が必要、高負荷では過給圧が排気圧より高くなるため再循環が困難、等の問題がある。すなわち、現在の窒素酸化物除去システムにはいずれも欠点があり、省エネルギーや二酸化炭素(CO2)排出削減の観点からディーゼルエンジンが注目を集める中、より有効な窒素酸化物除去システムの開発が大きな課題となっている。
すなわち本発明は、以下のとおりである。
1.通気性補強材(2)で補強された気体分離膜(1)を繰り返し折りたたみ構造とした2つのプリーツ成形体(13)の、該プリーツ成形体の2次側流路面側のプリーツ方向の両端部が封止手段(14)で封止されており、かつ、該2つのプリーツ成形体が、各々の2次側流路面が外側に向くように積層され、
補強フレームが、2つのプリーツ成形体(13)の、2次側流路面側のプリーツ方向の両端部の全周にわたって形成され、プリーツ成形体(13)の2次側流路面において封止
手段と密着していることを特徴とするプリーツエレメント。
2.該プリーツ成形体(13)の圧縮度が20kPa以上であることを特徴とする上記1に記載のプリーツエレメント。
3.2つのプリーツ成形体(13)の間に、充填材を有することを特徴とする上記1又は2に記載のプリーツエレメント。
一般的に、気体分離モジュールは気体分離膜、1次側気体流路、2次側気体流路、ハウジングから構成される。1次側は分離対象となる混合気体の流路であり、2次側は膜を透過した混合気体の流路である。1次側は、膜を選択的に透過する気体成分に着目したとき分圧が高い方と定義されるが、本発明においては高圧側を1次側といい、低圧側を2次側という。1次側気体流路には吸気口が設けられ、必要に応じて排気口が設けられる。2次側気体流路には排気口が設けられ、必要に応じて吸気口が設けられる。1次側気体流路の吸気口に分離対象となる混合気体が供給されると混合気体は1次側の膜面に広がり、気体分離膜の選択透過性に従って組成の変化した混合気体が2次側の膜面に透過する。組成の変化した混合気体は2次側の排気口から取り出してそのまま用いることもできるし、2次側に吸気口を設けて外部より供給した別の気体で連続希釈しながら用いることもできる。また、1次側に排気口を設けて透過しなかった混合気体を取り出して用いることもできる。1次側の吸気口、排気口、2次側の吸気口、排気口のことを、それぞれ「供給口、フィード、feed」、「非透過口、リテンテート、retentate」、「掃気口、パージ、purge」、「透過口、パーミエート、permeate」と呼ぶことがある。
[気体分離膜]
本発明において、「気体分離膜」は混合気体から特定の気体を優先的に透過させる性質を持った一種の選択透過膜をいい、特定気体の特定分圧下でのみ選択透過性を示す膜もこれに含まれる。本発明は、こうした気体分離膜の形態としてプリーツ加工可能な「平膜」を用いることを特徴とする。
酸素と窒素の分離係数α(=RO2/RN2)は、1.1以上1000000以下が好ましく、1.5以上がより好ましく、1.8以上が更に好ましく、2.0以上がより更に好ましく、2.2以上が特に好ましく、2.4以上が極めて好ましく、2.6以上が最も好ましい。αが1.1より小さい場合は、酸素に随伴して多量の窒素が1次側から透過側へ移動して失われるため好ましくない。αが高いほど酸素に随伴する窒素の量を抑えることが出来るため好ましいが、一般的に分離係数と透過係数はトレードオフの関係にある。
気体分離膜の支持層の平均孔径は、0.1nm以上10μm以下が好ましい。平均孔径の下限は1nm以上がより好ましく、10nm以上が更に好ましく、20nm以上がより更に好ましく、50nm以上が特に好ましく、80nm以上が最も好ましい。平均孔径の上限は1μm以下がより好ましく、500nm以下が更に好ましく、200nm以下がより更に好ましく、100nm以下が特に好ましい。平均孔径が0.1nm未満の場合は気孔率や表面開口率が低い場合が多いため好ましくない。平均孔径が10μmを超える場合は分離層の好ましい厚さに対して大きくなりすぎるため好ましくない。
本発明において、「通気性補強材」はプリーツ内部で隣接する気体分離膜の密着を妨げることによってプリーツ内部への気体流通を確保し、良好な膜利用効率を達成するための手段に資するものであり、更にプリーツ成形体に必要な自立性を付与するための補助的な機能を担う。
通気性補強材は、気体分離膜の両面もしくは片面に設けることが出来るが、気体分離膜両面での圧力差が顕著な場合は少なくとも低圧側(2次側)に設けることが好ましい。
通気性補強材は、織布、不織布、樹脂製ネット、例えば、ポリプロピレン、ポリエステル、ナイロン等、金属製ネット等を使用することが出来るが、このうち、樹脂製ネット、金属製ネットが好ましい。
が30%未満では、気体分離性が不足する場合があり、気孔率が95%超では、機械強度が不足する場合がある。通気性補強材の気孔率は、測定時の圧縮の程度によるため、プリーツエレメントを構成した場合の圧縮の程度、および、プリーツエレメントに運転時の全圧差を与えた場合の圧縮の程度で測定することが好ましい。
通気性補強材の空気流に対する体積抵抗率(Pasec/m2)は、106以下が好ましく、105以下がより好ましく、50000以下が更に好ましく、20000以下がより更に好ましく、10000以下が特に好ましく、5000以下が極めて好ましく、2000以下が最も好ましい。
体積抵抗率=8×粘度/円管相当半径2
圧力損失=体積抵抗率×(長さ/断面積)×流量
例えば、通気性補強材を単独で積層した試料の平行方向の円管相当半径が0.1mm、気体粘度が1.84×10−5Pasecのとき、体積抵抗率は14700と求められる。実際のプリーツエレメントでは、通気性補強材と気体分離膜が交互に積層されるため通気性補強材を単独で積層した場合に比べて円管相当半径はやや小さく体積抵抗率はやや大きい。流量と圧力損失の測定から通気性補強材の体積抵抗率を求める場合は、当該通気性補強材からなるプリーツエレメントを気体分離モジュールに用いる際に、その基材部流路を流通させる混合気体の流量に応じた気体速度(線速)で測定することが好ましい。
通気性補強材にネットを使用する際のメッシュは、2以上1000以下が好ましい。メッシュ数の下限は10以上がより好ましく、12以上が更に好ましく、14以上がより更に好ましく、16以上が特に好ましい。メッシュ数の上限は100以下がより好ましく、50以下が更に好ましく、30以下がより更に好ましく、20以下が特に好ましい。
通気性補強材にネットを使用する際の線径は、10μm以上1000μm以下が好ましく、線径の下限は50μm以上がより好ましく、100μm以上が更に好ましく、150μm以上がより更に好ましい。線径の上限は500μm以下がより好ましく、400μm以下が更に好ましく、300μm以下が最も好ましい。線径が10μmより小さい場合は、圧力を受けた膜がネットの網目から押し出され、隣接する膜と膜が接触することによって2次側流路の一部もしくは全部を閉鎖する可能性があるため好ましくない場合がある。線径が1000μmより大きい場合は膜密度が低下するため好ましくない場合がある。
本発明において、「プリーツ成形体」は平膜状の気体分離膜基材をプリーツ加工することによって得られた構造体をいう。
本発明において、「気体分離膜基材」は気体分離膜と通気性補強材からなるプリーツエレメントの基本構成材であり、必要に応じて気体分離膜と通気性補強材の積層体とすることが出来る。
プリーツ加工の方法としては、公知の方法が使用可能であり、例えばレシプロ(アコーディオン)プリーツマシンやロータリープリーツマシンを用いることが出来る。
プリーツ加工後のプリーツ成形体は解放状態では気体分離膜基材の弾性変形によって形が崩れやすいため、ハンドリングや輸送の際には適当な治具を用いて形状保持することが好ましい。
プリーツの長さ7は、1mm以上300mm以下が好ましく、250mm以下がより好ましく、200mm以下が更に好ましく、150mm以下がより更に好ましく、100mm以下が特に好ましい。圧力損失を低減する必要がない場合においても長さは1000mm以下が好ましく、500mm以下がより好ましい。ここでいう長さ7とは、プリーツ成形体の内寸をいう。
本発明において、プリーツ成形体を構成する全てのプリーツは、その2次側流路の両端が封止手段で封止されていることを特徴とする。本発明において、こうした構造を封筒構造という。
図3は、本発明の封止手段の例の説明図を示す。プリーツ成形体11を、2次側流路が上になるように一旦開いて平面状とし、平面の両端に沿ってホットメルト樹脂や接着剤などの封止材12を適用し、その後、再び繰り返し折りたたむことでプリーツ成形体の2次側流路の両端を好適に封止することが出来る。ここで、13は封止後のプリーツ成形体、14は封止部、15は封止後のプリーツ成形体の全体図、16は封止後のプリーツ成形体のプリーツ開口部である。封止手段の適用によって、矩形である各プリーツは、その3方が閉じられ、1方が開いた封筒構造を形成する。このとき、封筒構造は2次側プリーツ面に向けて開口している。このような構造をとるとき、17で示された1つの封筒構造に対
して1次側の高圧気体は18の方向に流れ、膜を透過したあとの2次側の低圧気体は19の方向に流れる。
本発明において、「プリーツエレメント」はプリーツモジュールを構成する中心部材であり、2個のプリーツ成形体と補強フレームからなる。すなわち、プリーツエレメントは適切な吸気口、排気口、流路を備える前のプリーツモジュール(気体分離モジュール)と言うことができる。
図4は、本発明のプリーツエレメントの例の概略図を示す。図4aは、互いの1次側プリーツ面が対向するように2個のプリーツ成形体13が配置された例を示している。ここで、20は補強板であり、プリーツ成形体のB端面4と接着することができる。補強板を設けることによりB端面4に露出した気体分離膜を保護するとともに、プリーツの幅方向に対して両方の補強板20に力を加えることで、必要に応じてプリーツ成形体を均等に圧縮することができる。
図4 dは、気体分離膜がプリーツ成形体ごとに分割されず、2個のプリーツ成形体を通して連続している場合であり、本発明はこのような場合も含まれる。
本発明において、「補強フレーム」はハウジング等と気密的に接続することによって、プリーツエレメントの1次側流路と2次側流路を気密的に分離するための構造材をいう。補強フレームは、少なくともプリーツ成形体の2次側プリーツ面上のA端面3近傍に備えられ、かつ、2次側プリーツ面上において封止手段と密着していることを特徴とする。
図5は、本発明の補強フレーム23を備えたプリーツエレメントの例の概略図を示す。例えば、2個のプリーツ成形体13を1次側プリーツ面が互いに対向しかつ接触するよう配置したあと、それぞれのB端面4を補強板20に接着し、必要に応じてプリーツ成形体をプリーツの幅方向に圧縮したあと所定の金型にセットしてインジェクション成形を行うことにより全周(一方のプリーツ成形体のA端面3近傍2次側プリーツ面→一方の補強板のA端面3近傍→他方のプリーツ成形体のA端面3近傍2次側プリーツ面→他方の補強板のA端面3近傍)にわたって補強フレーム23を形成され、プリーツエレメント24が構成される。補強フレームの材質は、樹脂や金属など本発明の目的を達成する限り様々なものが使用可能であるが、補強フレームをそのままシール剤として使用する場合は軟質樹脂や発泡樹脂を好適に用いることが出来る。また、ハウジングとの密着の便宜を図るため、補強フレームに必要に応じてつばやO−リング用の溝等の密着手段を別途設けることが出来る。
プリーツの幅9は、10mm以上1000mm以下が好ましく、800mm以下がより好ましく、500mm以下が更に好ましく、400mm以下がより更に好ましく、300mm以下が特に好ましい。ここでいう幅とは、プリーツ成形体の内寸をいう。
プリーツのピッチ10は、0.1mm以上10mm以下が好ましい。ピッチの下限は0.4mm以上がより好ましく、0.6mm以上が更に好ましく、0.8mm以上がより更に好ましく、1.0mm以上が特に好ましい。ピッチの上限は8mm以下がより好ましく、6mm以下が更に好ましく、4mm以下がより更に好ましい。ピッチは、補強フレームの内幅と収納したいプリーツの山数で調整することが出来る。
本発明において、「ハウジング」はプリーツエレメントに適切な吸気口、排気口、流路を提供してプリーツモジュール(気体分離モジュール)を構成するとともに、気体分離機能以外の機能(機械的破壊からの保護機能、外部配管との接続機能、等)を提供するための手段をいう。
図6は、本発明のハウジングの例の概略図を示す。例えば図5に例示されるようなプリーツエレメント24は、ハウジング本体41の中のコンパートメント42に圧入される。ここで、ハウジング本体41はプリーツエレメント24の2次側流路から排出される気体のためのスリット状の排気口43を備えている。次に、2枚のプレート44でコンパートメント42の2つの開口部がそれぞれ密閉され、気体分離モジュールが構成される。プレート44は1次側流路のための吸排気用パイプ46を備え、流路45を介してハウジング内部のプリーツエレメントの1次側流路と接続する。
本発明における「気体分離装置」は、気体分離モジュールと外部回路との接続配管、センサー、制御装置等の補機から構成される。以下、一例として、本発明の気体分離モジュールを内燃機関用窒素富化空気供給装置(窒素富化モジュール)として用いた場合の性能について説明する。
窒素富化モジュールは、1次側加圧・2次側大気圧、1次側大気圧・2次側減圧、など、様々な組み合わせで運転することが出来るが、近年の内燃機関、特に車載用ディーゼルエンジンの多くはターボチャージャーを搭載するため、1次側加圧・2次側大気圧の組み合わせで好適に運転することが出来る。
ャージャー38を駆動する。2次側に透過した酸素富化空気は開口部33からパイプ等で車室、エンジン、触媒等に導いてもかまわないが、開口部33からそのまま外部に放出する方が好ましい。すなわち、2次側に酸素富化空気が滞留すると酸素分圧差が低下して気体分離モジュールの機能が低下するため、2次側のプリーツ面上に1次側より低い酸素分圧の気体34(非圧縮の空気等)を外部より流すことによって、透過した酸素富化空気をプリーツ面上から除去することが好ましい。本発明において、こうした操作を掃気という。
窒素富化モジュールに要求される窒素富化空気の流量は、ディーゼルエンジンの排気量と目的とする回転数から求めることができる。たとえば、2Lのディーゼルエンジンが2000回転/分で運転するために必要な流量は、2L×2000回転/分÷2=2m3/分と計算できる。
以上のような窒素富化は典型的な気体分離の一例であり、他の気体分離(例えば混合気体からの水素回収や水蒸気回収など)も同様に行うことができる。
2 通気性補強材
3 A端面
4 B端面
5 プリーツ面
6 プリーツ方向
7 プリーツの長さ
8 プリーツの高さ
9 プリーツの幅
10 プリーツのピッチ
11 封止前のプリーツ成形体
12 封止材
13 封止後のプリーツ成形体
14 封止部
15 封止後のプリーツ成形体の全体図
16 封止後のプリーツ成形体のプリーツ開口部
17 1つのプリーツの封筒構造
18 1次側の高圧気体の流れ
19 2次側の低圧気体の流れ
20 補強板
21 空間
22 充填材
23 補強フレーム
24 プリーツエレメント
28 窒素富化モジュール
29 1次側入口
30 流路制御手段
31 気体分離膜
32 1次側出口
33 開口部
34 掃気用気体
35 エンジン入口
36 エンジン
37 エンジン出口
38 ターボチャージャー
41 ハウジング本体
42 コンパートメント
43 2次側流路の排気口
44 プレート
45 流路
46 給排気用パイプ
Claims (3)
- 通気性補強材(2)で補強された気体分離膜(1)を繰り返し折りたたみ構造とした2つのプリーツ成形体(13)の、該プリーツ成形体の2次側流路面側のプリーツ方向の両端部が封止手段(14)で封止されており、かつ、該2つのプリーツ成形体が、各々の2次側流路面が外側に向くように積層され、
補強フレームが、2つのプリーツ成形体(13)の、2次側流路面側のプリーツ方向の両端部の全周にわたって形成され、プリーツ成形体(13)の2次側流路面において封止手段と密着していることを特徴とするプリーツエレメント。 - 該プリーツ成形体(13)の圧縮度が20kPa以上であることを特徴とする請求項1に記載のプリーツエレメント。
- 2つのプリーツ成形体(13)の間に、充填材を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のプリーツエレメント。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006049787A JP4822871B2 (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | プリーツエレメント |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006049787A JP4822871B2 (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | プリーツエレメント |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007222841A JP2007222841A (ja) | 2007-09-06 |
JP4822871B2 true JP4822871B2 (ja) | 2011-11-24 |
Family
ID=38545138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006049787A Active JP4822871B2 (ja) | 2006-02-27 | 2006-02-27 | プリーツエレメント |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4822871B2 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009054460A1 (ja) * | 2007-10-26 | 2009-04-30 | Asahi Kasei Chemicals Corporation | 気体分離膜 |
JP5101553B2 (ja) * | 2009-03-30 | 2012-12-19 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | プリーツ成形体の製造方法及びプリーツ成形体 |
JP5356882B2 (ja) * | 2009-03-30 | 2013-12-04 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | プリーツ成形体の製造方法及びプリーツ成形体 |
BRPI1013258A2 (pt) | 2009-05-26 | 2016-04-05 | Asahi Kasei Chemicals Corp | métodos para reduzir um óxido de nitrogênio, para tratar ar, e para reduzir o óxido de nitrogênio, módulo de membrana, aparelho para reduzir um óxido de nitrogênio, e, aparelho de motor de combustão interna. |
JP2010279885A (ja) * | 2009-06-03 | 2010-12-16 | Asahi Kasei Chemicals Corp | 気体分離装置 |
WO2011037255A1 (ja) * | 2009-09-28 | 2011-03-31 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 膜エレメント、気体分離装置及び内燃機関 |
JP2013031852A (ja) * | 2012-11-22 | 2013-02-14 | Asahi Kasei Chemicals Corp | プリーツ成形体 |
JP6957752B2 (ja) * | 2018-06-19 | 2021-11-02 | 日産自動車株式会社 | 内燃機関および窒素富化装置 |
CN109603557B (zh) * | 2018-12-25 | 2021-01-12 | 上海福赛特机器人有限公司 | 一种折膜装置和方法 |
WO2020138009A1 (ja) * | 2018-12-28 | 2020-07-02 | 日東電工株式会社 | フィルタプリーツパック及びエアフィルタユニット |
JP7340395B2 (ja) * | 2019-09-20 | 2023-09-07 | 日産自動車株式会社 | 内燃機関システム |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5924324A (ja) * | 1982-07-30 | 1984-02-08 | Nec Corp | 集積回路装置 |
JPS61275105A (ja) * | 1985-05-31 | 1986-12-05 | Toray Ind Inc | プレ−ト型酸素富化装置 |
JPH11221450A (ja) * | 1998-02-05 | 1999-08-17 | Susumu Furuhashi | 多孔薄膜製袋体フィルタエレメント |
WO2004107490A1 (ja) * | 2003-05-30 | 2004-12-09 | Asahi Kasei Kabushiki Kaisha | 加湿装置 |
-
2006
- 2006-02-27 JP JP2006049787A patent/JP4822871B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007222841A (ja) | 2007-09-06 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4822871B2 (ja) | プリーツエレメント | |
CA1266367A (en) | Selective-permeation gas-separation process and apparatus | |
WO2012124531A1 (ja) | 排ガス浄化装置 | |
JP4812442B2 (ja) | ボックスプリーツエレメントおよびその製造方法 | |
JP4564218B2 (ja) | 窒素富化空気製造法 | |
JP5378180B2 (ja) | 分離膜モジュールとこれを備える蒸発燃料処理装置 | |
EP1163949B1 (en) | Method of preparing composite gas separation membranes from perfluoropolymers | |
KR101911990B1 (ko) | 내연 기관에서 연료의 산소를 연소시키는 장치 및 방법 | |
JP2002504643A (ja) | 燃焼エンジン空気供給システム | |
JP4812377B2 (ja) | 気体分離モジュール | |
JP7273223B2 (ja) | 内燃機関の運転方法 | |
JP2010279885A (ja) | 気体分離装置 | |
JP4790222B2 (ja) | ガス除去装置 | |
US9101873B2 (en) | Membrane element, gas separation device and internal combustion engine | |
JP5563053B2 (ja) | 気体分離装置 | |
JP5101553B2 (ja) | プリーツ成形体の製造方法及びプリーツ成形体 | |
JP5356882B2 (ja) | プリーツ成形体の製造方法及びプリーツ成形体 | |
JP5952533B2 (ja) | 排ガス浄化装置 | |
US11439948B2 (en) | Membrane module for mitigating evaporative fuel emissions of automobiles | |
WO2024038722A1 (ja) | スパイラル型膜エレメント及び膜分離装置 | |
US20230383713A1 (en) | Oxidizer and fuel supply system for internal combustion engines | |
EP4290062A1 (en) | Oxygen and fuel supply system for internal combustion engines | |
JP2013031852A (ja) | プリーツ成形体 | |
JP2004356001A (ja) | ガス透過装置 | |
JPH0295411A (ja) | 空気の清浄化方法および装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090204 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101202 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110118 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110906 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110906 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4822871 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |