JP4822830B2 - 地図データ作成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、地図データ作成装置に係わり、特に旧地図データを新地図データに更新するために使用する差分データ作成用の擬似新地図データの作成装置に関する。
ナビゲーション装置は、車両の現在位置に応じた地図データをCD−ROM、DVD,HDD等の記録媒体から読み出してディスプレイ画面に描画すると共に、車両マークをディスプレイ画面の一定位置に固定表示し、走行に応じて地図をスクロ−ル表示する。地図データは、(1) ノ−ドデータや道路リンクデータ、交差点データ等からなる道路レイヤ情報と、(2) 地図上のオブジェクトを表示するための背景レイヤ情報と、(3) 市町村名などを表示するための文字レイヤ情報などから構成される。ディスプレイ画面に表示される地図画像は、背景レイヤ情報と文字レイヤ情報に基づいて発生され、出発地から目的地までの経路探索処理、該経路を地図上に表示して誘導する処理、マップマッチング処理などは道路レイヤ情報に基づいて行われる。また、ナビゲーション装置は以上に加えて、地図上に所定のPOI(興味のある地点:Point of Interest)マークを表示するPOI表示機能や、地図拡大縮小機能、地図三次元表示機能など種々の機能を備えている。
ところで、新道路建設等による地形データの変更、施設のオープン/閉鎖、宅地整備その他の理由で記録媒体に記憶されている地図データは時間の経過と共に陳腐化する。このため、従来技術として更新地図データを地域毎にナビゲーション装置の不揮発性メモリに記憶し、地図データが更新されている地域の地図は該不揮発性メモリから読み取り、更新されていない地域の地図は記録媒体(CD−ROMなど)から読み取ってナビゲーション制御する技術がある(例えば特許文献1参照)。この第1従来技術では、更新された地域(ブロック)の最新の地図データをメッシュ単位でリムーバブルメモリからハードディスク等の不揮発性メモリに書込み、ブロック管理情報を参照してブロックを構成する全メッシュの更新地図データが不揮発性メモリに存在するか調べ、存在しなければ記録媒体(CD−ROMなど)から地図情報を読み出し、存在する場合には不揮発性メモリから読み出し、該地図データを用いてナビゲーション制御する。しかし、かかる方法では、CD−ROM、DVDなどの記録媒体とハードディスク等の不揮発性メモリの両方を併用してナビゲーション制御を行なう必要があり、制御が複雑になる問題がある。又、従来技術ではナビゲーション制御のためにCD−ROM、DVDなどの地図記録媒体が常時必要であるため、音楽用CD再生機やDVD再生機を地図用再生機と別個に設ける必要がありハードウェアが大掛かりになる問題がある。
このため、地図データをハードディスクHDD等の地図記憶部に記録しておき、地図データに変更があったとき該ハードディスクHDDの地図データを最新の地図データで書き替える方法が提案されている(特許文献2参照)。この第2従来技術において、ユーザはセンターより新地図データと旧地図データの差分を取得し、あるいは新地図データと旧地図データの差分を記録した更新DVDを購入してハードディスクHDDの旧地図データを新地図データに更新するようにしている。このようにすれば、ハードディスクHDDに記録されている新地図データを用いてナビゲーション制御ができ、しかも、音楽やビデオ観賞用のDVD再生機を地図用DVD再生機と兼用でき、しかも、ナビゲーション制御しながら音楽やビデオを鑑賞することが可能となる
図20は地図差分データ作成装置による更新DVD作成の概略説明図である。
地図データは多数のファイルから構成されているから、地図差分データ作成装置(図示せず)は、ファイル毎に新バージョン(Ver 2)の新地図ファイルNFLと旧バージョン(Ver 1)の旧地図ファイルOFLの差分を抽出する処理を行なって差分データファイルDFD1〜DFDNを作成し、しかる後、全差分データファイルをまとめて更新データ(差分データ)を作成し、該更新データをDVDに書込んで更新DVD1を作成する。
図21はファイル毎の差分データファイル作成方法説明図であり、新地図ファイルNFLと旧地図ファイルOFLをバイト単位で比較し,(1)新地図ファイルのデータ領域と一致する旧地図ファイルのデータ領域1〜3を検索し、該旧地図データ領域1〜3の先頭アドレスとサイズ、(2)旧地図データと一致しない新地図データA〜Dの組を順番に配列して前記差分データファイルを作成する。図21において、矢印で双方を指し示している個所が新旧ファイルで同一の領域である。旧地図ファイルOFLにおける不一致領域データDLTMは破棄され、新地図ファイルNFLにおける不一致領域データA〜Dは差分データとして追加される。同一の旧地図データ領域は、該領域の先頭アドレスADiとサイズSiで特定される。図21の例では、差分データファイルは図22に示すようになる。すなわち、
差分データファイルの構成は、
・新地図ファイル:Aデータ
・旧地図ファイル:領域1データ指定(先頭アドレスAD1,サイズS1)
・新地図ファイル:Bデータ
・旧地図ファイル:領域3データ指定(先頭アドレスAD3,サイズS3)
・新地図ファイル:Cデータ
・旧地図ファイル:領域2データ指定(先頭アドレスAD2,サイズS2)
・新地図ファイル:Dデータ
となる。
図23は更新DVDを用いてハードディスクHDDの旧地図データを新地図データに更新するナビゲーション装置の更新処理説明図である。地図更新に際して、ナビゲーション装置のハードディスク読取部2はハードディスク3からバージョン1(Ver 1)の旧地図ファイルOFLを読み取って更新処理部4に入力し、DVD再生部5は更新DVD 1から差分データファイルを読み取って更新処理部4に入力する。更新処理部4は、差分データファイルとVer 1の旧地図ファイルOFLを用いてファイル毎にVer 2の新地図ファイルNFLを生成し、ハードディスク書込み部6は該新地図ファイルNFLで旧地図ファイルOFLを書き替える。
第2従来技術の地図更新では、差分ファイルのサイズが大きくなり旧地図ファイルと該差分データファイルとから新地図ファイルを作成する処理に時間がかかり、長時間、音楽CDやDVD Videoなどを鑑賞できない問題がある。
第3従来技術として、道路単位で追加・削除を行えるようにした技術がある(特許文献3参照)。この従来技術では、新規追加の道路情報と従来の道路への接続情報をナビゲーション装置にセンターより送信し、ナビゲーション装置側で道路ネットワークを再構成する。しかし、第3従来技術ではナビゲーション装置で道路ネットワークの再構成を行うので処理時間が長くなり、処理自体も複雑になることが考えられる。また、ジャンクションなどの追加で道路形状が複雑になっている場合、新規追加の道路情報と従来の道路への接続情報の作成が、非常に困難になることが考えられる。
第4従来技術として、エリア単位で指定を行い、エリア単位で地図を更新する従来技術がある(特許文献4参照)。しかし、第4従来技術では更新されたエリアと更新されていないエリアとの間の経路探索の制御が複雑になり、処理時間も長くなることが考えられる。
第5従来技術として、メッシュ単位で地図を更新する技術がある(特許文献5参照)。この従来技術では、更新されたメッシュと更新されていないメッシュの道路の接続性は、境界ノードの座標が同一のものを検索して判定する。しかし、第5従来技術では経路探索を行う場合、更新されたメッシュと更新されていないメッシュとの間で境界ノードの検索処理をしていると、処理時間が長くなり、そのまま探索時間も長くなることが考えられる。
特開2003−337027号公報 特開2004−287705号公報 特開2004−205994号公報 特開2003−315062号公報 特開2003−337027号公報
第3〜第5従来技術では更新後や経路探索処理に際してナビゲーション装置で何らかの対応が必要になり、実際のナビゲーション制御の時間が長くなる問題がある。このため、更新された新地図データをナビゲーション装置がそのまま使用してナビゲーション制御ができる第2従来技術が好ましいが、差分データファイルのサイズが大きくなって前述のように第2従来技術によれば地図データの更新処理に長時間を必要とする問題がある。
以上から本発明の目的は、第2従来技術における差分データのサイズを小さくして地図更新時間を短縮できるようにすることである。
本発明の別の目的は、差分データのサイズを小さくできる新規な方法及び装置を提供することである。
本発明の別の目的は、新地図データから必要な追加箇所を選択して追加ファイルを作成し、該追加ファイルを旧地図データに組み込んで擬似新地図データを作成し、旧地図データとこの擬似新地図データを用いて差分データを作成することにより該差分データのサイズを小さくすることである。
本発明の別の目的は、新地図データから追加ファイルを容易に作成でき、しかも、該追加ファイルを旧地図データに簡単に組み込むことができるようにすることである。
本発明は旧地図データを新地図データに更新するために使用する差分データ作成用の擬似新地図データを作成する地図データ作成装置であり、差し替え範囲内の新地図データを用いて追加ファイルを作成する追加ファイル作成部、前記追加ファイルで前記差し替え範囲内の旧地図データを差し替えて擬似新地図データを作成する追加ファイル組み込み部、
旧地図データと前記作成した擬似新地図データとを用いて前記差分データを作成する差分データ作成部を備え、前記追加ファイル作成部は、前記新地図データを用いて新地図を描画する新地図描画手段、描画された新地図において前記差し替え範囲より大きなサイズの範囲を指定し、該指定された範囲内における新地図の道路ノードと旧地図の道路ノードのうち座標が一致するノードを探索する一致ノード探索手段、一致ノードを保存する一致ノード保存手段、該一致ノードを強調表示する強調表示手段、強調表示されたノードを一端に有する道路リンクを横切るように該描画された新地図において前記差し替え範囲をポリゴンで指定する差し替え範囲指定手段、前記差し替え範囲内の道路リンク及びノード並びに前記ポリゴンが横切る道路リンク及び該道路リンクの差し替え範囲外の一致ノード、に関する地図データを用いて前記追加ファイルを作成するファイル作成手段、を備え、追加ファイル組み込み部は、前記旧地図データを用いて旧地図を描画する旧地図描画手段、
前記ポリゴンを前記差し替え範囲として旧地図上に表示する手段、前記差し替え範囲内の旧地図の道路リンク及びノード並びに前記ポリゴンが横切る道路リンクのそれぞれに関する地図データを旧地図データから削除する削除部、前記追加ファイルの前記一致ノードが、前記削除後の旧地図データの一致ノードと重なるように該追加ファイルを該旧地図データに追加して前記擬似新地図データを作成する追加部、を備えている。
本発明によれば、新地図データから必要な追加箇所のみ抽出して追加ファイルを作成し、旧地図データに該追加ファイルを組み込んで差分データ作成用の擬似新地図データを作成したから、該差分データのサイズを小さくでき、地図更新時間を短縮することができる。
また、本発明によれば、新地図データを用いて新地図を描画し、該描画された新地図において差し替え範囲を指定し、該差し替え範囲内の地図データ部分を追加ファイルとして作成し、前記旧地図データから前記差し替え範囲内の地図データ部分を削除し、削除後の旧地図データに前記追加ファイルを組み込むようにして擬似新地図データを作成するから、新地図ファイルから追加ファイルを容易に作成でき、しかも、擬似新地図データを容易に作成することができる。
また、本発明によれば、追加ファイル作成ステップにおいて、前記差し替え範囲より大きなサイズの範囲を指定し、該範囲内における新地図の道路ノードと旧地図の道路ノードのうち座標が一致するノードを探索して保存すると共に該一致ノードを強調表示し、強調表示されたノードを有する道路リンクを横切るように前記差し替え範囲を指定し、また、擬似新地図データを作成するステップにおいて、前記追加ファイルに含まれる前記一致ノードが旧地図データの一致ノードと重なるように前記追加ファイルを旧地図データに組み込むようにして擬似新地図データを作成するから、追加ファイルを旧地図ファイルに簡単に、かつ確実に組み込んで擬似新地図データを作成することができる。
また、本発明によれば、前記追加ファイル作成ステップにおいて、座標が一致しなくても同一ノードであると判断したノードを前記一致ノードとみなして保存すると共に強調表示するようにしたから、ノードの座標が多少変化していても同一ノードであると判断できるため、追加ファイルを旧地図ファイルに簡単に、かつ、正確に組み込んで擬似新地図データを作成することができる。
また、本発明によれば、新地図データと旧地図データを比較して相違部分を特定し、該相違部分が含まれる最小領域を差し替え範囲として特定し、該差し替え範囲内の新地図データ部分で前記旧地図データにおける該差し替え範囲内の旧地図データ部分を置き換えて前記擬似新地図データを作成するようにしたから、自動的に擬似新地図データの作成ができる。また、本発明によれば、比較範囲を指定することにより、必要な地図データ変更部分のみを擬似新地図データに反映することができる。
旧地図データを新地図データに更新するために使用する差分データ作成用の擬似新地図データの作成方法において、新地図データから必要な追加箇所を選択して追加ファイルを作成し、旧地図データに該追加ファイルを組み込んで差分データを作成するために使用する擬似新地図データを作成する。
前記追加ファイルを作成する第1ステップにおいて、前記新地図データを用いて新地図を描画し、該描画された新地図において差し替え範囲を指定し、該差し替え範囲内の地図データ部分を追加ファイルとして作成し、前記擬似新地図データを作成する第2ステップにおいて、前記旧地図データから前記差し替え範囲内の地図データ部分を削除し、削除後の旧地図データに前記追加ファイルを組み込む。
この第1ステップにおいて、前記差し替え範囲より大きなサイズの範囲を指定し、該範囲内における新地図の道路ノードと旧地図の道路ノードのうち座標が一致するノードを探索して保存すると共に該一致ノードを強調表示し、強調表示されたノードを有する道路リンクを横切るように前記差し替え範囲を指定し、第2ステップにおいて、前記追加ファイルに含まれる前記一致ノードが旧地図データの一致ノードと重なるように前記追加ファイルを旧地図データに組み込む。
また、第1ステップにおいて、座標が一致しなくても同一ノードであると判断したノードは前記一致ノードとみなして保存すると共に強調表示する。
(A)擬似新地図データ作成の原理
図1は本発明の擬似新地図データ作成の原理説明図であり、作成された擬似新地図データと旧地図データとを用いて、ナビゲーション装置に保持されている旧地図データを新地図データに更新するための差分データを作成する。
追加ファイル作成部11は、新地図データNMPから必要な箇所(旧地図に追加する箇所)のみを抽出して追加ファイルADFを作成する。改版される新地図NMPは、旧地図OMPに対してナビゲーション制御上ユーザが必ずしも必要としない多数の追加箇所を含んでいる。そこで、追加ファイル作成部11はナビゲーション制御上必要とする追加箇所のみ抽出して追加ファイルADFを作成する。追加ファイル組み込み部12は、旧地図データOMPに該追加ファイルADFを組み込んで差分データを作成するために使用する擬似新地図データPNMPを作成する。擬似新地図データPNMPは新地図NMPと完全に一致していないが、ユーザがナビゲーション制御に必要とする変更を含んでいる。差分データ作成部13は、旧地図データOMPと擬似新地図データPNMPを用いて図21、図22で説明した方法で差分データDMPを作成する。
(B)地図データ
図2及び図3は地図データの説明図である。地図データは図2(A)に示すように、機能(DATA,FREEWAY,MAP,POI,RC,RG,STREET,TOLL,VICS)それぞれについて、レベル毎あるいはエリアや検索ツリー毎に細かく分割してディレクトリ構造で作成されて記憶媒体に記録されている。各機能において、DATAはランドマークやジャンクションマップデータ等、FREEWAYは高速道路データ、MAPは地図データ、POIはPOI情報検索データ、RCは誘導経路探索データ、RGは経路誘導データ等である。
地図データMAPは、ディレクトリ構造になっており、詳細地図(レベル00)から広域地図(レベル06)まで7段階のレベルを有し、各レベルの地図をメッシュで分割した時、メッシュ毎に地図表示用データファイルMP XXXX.mba(道路形状表示用データ)、RF XXX.mba(背景、文字、シンボル表示用データ)を備えている。図2(A)では、レベル06の地図(日本全国地図)が3つのメッシュに分割され、各メッシュの地図表示用データファイルがMP 0000.mba〜MP 0003.mba、RF 0000.mba〜RF 0003.mbaであることが示されている。
図2(B)は、レベル1が5個の1次メッシュに分割され、1次メッシュが更に6個の2次メッシュに分割され、所定の2次メッシュの表示用データファイル(2nd 0005)がMP 0000.mbaとRF 0000.mbaであることが示されている。以上より、Level 01ディレクトリ→1st3927ディレクトリ→2nd0005ディレクトリの順に追って必要な地図表示データファイルMP 0000.mba、RF 0000.mbaを取得することができる。
図3(A)は情報検索データPOIの構成例であり、住所検索、住所50音検索、建物検索、高速路線検索、施設検索、電話番号検索.....が可能となるようにそれぞれの検索項目毎にディレクトリ構造になっている。図3(B)は高速路線検索データHFREEWAYの構造例であり、高速路線検索データHFREEWAYには2つの子ディレクトリLIST,P Tree00 mbaが接続されている。P Tree00 mbaは、検索ツリーを表現するファイルである。ディレクトリLISTには9個の地方(北海道、東北、関東、…、九州)に応じてList 000〜List 008が接続し、北海道リストList 000には10個の高速路線を示すファイルP list000.mba〜P list009.mbaが接続されている。
(C)追加箇所特定法
図4は旧地図データに追加する道路追加箇所を特定する追加ファイルADFの作成および組み込み方法の説明図である。追加ファイル作成部11は、追加箇所を含む所定の新地図ファイルNMFを用いて新地図21を描画すると共に、対応する旧地図ファイルOMFを用いて旧地図22を描画する。ついで、追加ファイル作成部11は、該描画された新地図21において変更道路を包含する差し替え範囲23を指定し、該差し替え範囲内の地図データ部分を追加ファイルADFとして作成する。追加ファイル組み込み部12は、旧地図ファイルOMFから差し替え範囲23内の地図データ部分(削除部分)DLFを削除し、削除後の旧地図ファイルOMF′に追加ファイルADFを組み込んで擬似新地図ファイルPNMFを作成する。
図5は旧地図データに追加するPOI(Point of Interest:興味のある地点)の追加箇所を特定する追加ファイルADFの作成および組み込み方法の説明図である。追加ファイル作成部11は、追加箇所を含む所定の新地図ファイルNMFを用いてPOIを含む新地図31を描画すると共に、対応する旧地図ファイルOMFを用いて旧地図32を描画する。ついで、追加ファイル作成部11は、該描画された新地図31において変更POIを包含する差し替え範囲33を指定し、該差し替え範囲内のPOIデータ部分を追加ファイルADFとして作成する。追加ファイル組み込み部12は、旧地図ファイルOMFから差し替え範囲33内のPOIデータ(削除部分)DLFを削除し、削除後の旧地図ファイルOMF′に追加ファイルADFを組み込んで擬似新地図ファイルPNMFを作成する。
図6は旧地図データに追加する背景、文字、記号イメージの追加箇所を特定する追加ファイルADFの作成および組み込み方法の説明図である。追加ファイル作成部11は、追加箇所を含む所定の新地図ファイルNMFを用いて背景、文字、記号イメージを含む新地図41を描画すると共に、対応する旧地図ファイルOMFを用いて旧地図42を描画する。ついで、追加ファイル作成部11は、該描画された新地図41において変更した背景、文字、記号イメージを包含する差し替え範囲43を指定し、該差し替え範囲内の背景、文字、記号イメージ部分を追加ファイルADFとして作成する。追加ファイル組み込み部12は、旧地図ファイルOMFから差し替え範囲33内の背景、文字、記号イメージ部分(削除部分)DLFを削除し、削除後の旧地図ファイルOMF′に追加ファイルADFを組み込んで擬似新地図ファイルPNMFを作成する。
(D)差し替え範囲指定方法
図7〜図12は差し替え範囲指定方法の説明図である。
差し替え範囲は図7(a)〜(c)に示すように任意形状の多角形(ポリゴン)で入力する。ポリゴン入力法は、描画された地図上においてマウスでポリゴン頂点を入力することにより、あるいはポリゴン形状をトレースすることにより行なう。
道路追加箇所を含む差し替え範囲23は図8(a)に示すように、差し替え範囲の外形線が道路ノード上を通らず、かつ、道路リンクを跨ぐ(横切る)ように入力するものとする。そして、図8(b)に示すように、(1)差し替え範囲内の道路、(2)該差し替え範囲の外形線を跨ぐ道路リンク、および(3)該道路リンクのノードを追加ファイルADFの対象とする。なお、旧地図から削除する削除部分DLF(図4参照)は、(1)差し替え範囲内の道路、(2)該差し替え範囲の外形線を跨ぐ道路リンクを対象とし、外形線を跨ぐ道路リンクの差し替範囲外のノードは削除しない。
以上のように差し替え範囲を指定する規則を定めれば道路追加箇所を確実に包含するように指定することができる。また、図9(a),(b)に示すように、差し替え範囲23の外形線を跨ぐ道路リンクの差し替範囲外に位置するノードN1〜N6の座標は、新地図と旧地図で基本的に一致する。これにより、(c)に示す追加ファイルADFを旧地図ファイルOMF′にこれら一致ノードN1〜N6が重なるように容易に組み込むことができる。
以上より、差し替え範囲23の指定を容易に行なえるように新地図と旧地図において座標が一致するノードN1〜N6を特定して強調表示するようにする。というのは、一致ノードを強調表示すれば、該一致ノードN1〜N6が範囲外となるように差し替え範囲23を特定すればよいからである。
図10は一致するノード特定法の説明図である。描画されている新地図上において道路追加箇所を含み、かつ、差し替え範囲より大きめに任意の範囲25を指定、その範囲内で新地図と旧地図のノードを比較し、座標が一致するノードを探索し(図10(a),(b))、該一致ノードを図10(c),(d)に示すように新地図、旧地図上で強調表示(二重丸)する。以上により、一致ノードが強調表示されるから、該一致ノードを基準に追加の範囲指定を行う。
図11は差し替え範囲23を特定する説明図であり、一致ノードが範囲外となるように差し替え範囲23を(a),(b),(c)に示すように特定する。新地図における差し替え範囲23は追加範囲となり、旧地図における差し替え範囲23(図11(d))は削除範囲となる。
一致するノードが少ない場合や一致しても範囲が大きくなり過ぎてしまう場合などでは、範囲25の指定が行いにくいことがある。かかる場合、座標が違っていても同一であると判断出来るノード同士を一致ノードとみなすようにして一致ノードテーブルSNTに登録して参照できるようにすれば、一致ノード数を増加でき、差し替え範囲のサイズを小さくできる。
図12は一致ノードテーブルの説明図であり、新地図と旧地図において、ノードN1〜N3は座標が一致しており真の一致ノードである。ノードM1〜M3,M1′〜M3′は座標が一致しておらず、真の一致ノードでない。しかし、位置座標が若干異なるだけで、他ノードに対するリンク接続構造が同じであるから、一致ノードとみなすことができる。そこで、これらノードM1〜M3,M1′〜M3′の対応を一致ノードテーブルSNTに登録するとともに強調表示し、追加ファイルADFを旧地図OMF′に組み込む際に参照する。
ノードM1〜M3,M1′〜M3′を強調表示することにより、図10、図11で説明したように差し替え範囲23を容易に特定でき、追加ファイルADFの作成および旧地図からの地図出他部分の削除を容易に行なうことができる。また、追加ファイルADFを旧地図OMF′に組み込む際に一致ノードテーブルSNTを参照することにより、正しく追加ファイルADFを旧地図OMF′に組み込むことができる。
以上により、変更道路周辺に座標一致ノードが少なくても、一致していると判断出来るノードがあれば一致ノードとみなすことで差し替え範囲を小さく出来、追加ファイルのサイズを小さくできる。
(E)地図データ作成装置
図13は本発明の地図データ作成装置の構成図、図14は全体の処理フローである。地図読取部51は新地図記憶媒体52から新地図データNMPを読み取って地図データ作成処理部61に入力すると共に、旧地図記憶媒体53から旧地図データOMPを読み取って地図データ作成処理部61に入力する。キーボード54およびマウス55は各種コマンドやデータを地図データ作成処理部61に入力する。また、マウス55は差し替え範囲や一致ノード探索範囲を特定して地図データ作成処理部61に入力する。地図描画部56は新地図データ及び旧地図データを用いて新地図画像、旧地図画像を発生し、モニター57のスクリーンを2分割して描画する。
地図データ作成処理部61はマイコン構成になっており、追加ファイルADFを作成する追加ファイル作成部62、追加ファイルADFを旧地図ファイルOMF′に組み込む追加ファイル組み込み部63、差分データDMPを作成する差分データ作成部64、追加ファイルADFや一致ノードテーブルSNTなどを保存するワークメモリ65を備えている。
追加ファイル作成部62は、差し替え範囲指定部62aとファイル作成部62bを備え、図4〜図6に示すように新地図データNMPを構成する新地図ファイルNMFから必要な追加箇所(旧地図に追加する箇所)のみを抽出して追加ファイルADFを作成する(図14のステップ101)。
すなわち、差し替え範囲指定部62aは、(1)地図描画部56を制御して追加箇所を含む新地図ファイルNMF及び対応する旧地図ファイルOMFを用いて新地図および旧地図をモニター57に描画させると共に、(2)該描画された新地図上でマウス55を用いて差し替え範囲を指定する。ファイル作成部62bは該差し替え範囲内の地図データ部分を追加ファイルADFとして作成してワークメモリ65に保存する。
追加ファイル組み込み部63は、地図データ削除部63aと組み込み部63bを備え、差し替え範囲内の地図データ部分を削除した旧地図ファイルOMF′に該追加ファイルADFを組み込んで差分データを作成するために使用する擬似新地図ファイルPNMFを作成する(ステップ102)。
すなわち、地図データ削除部63aは、旧地図ファイルOMFから差し替え範囲内の地図データ部分を削除して削除後の旧地図データOMF′を作成し、組み込み部63bは削除後の旧地図ファイルOMF′に追加ファイルADFを組み込んで擬似新地図ファイルPNMFを作成する。
旧地図に追加する追加箇所を含む全新地図ファイルについて上記の処理を繰り返せば、旧地図OMPは追加箇所のみ変更された擬似新地図データPNMPになる。擬似新地図データPNMPは新地図NMPと完全に一致していないが、ユーザがナビゲーション制御に必要とする変更を含んでいる。
擬似新地図データPNMPの作成が完了すれば、差分データ作成部64は、旧地図データOMPと該擬似新地図データPNMPを用いて図21、図22で説明した方法で差分データDMPを作成する(ステップ103)。なお、差分データ作成は別の差分データ作成部で作成することもできる。
(F)追加ファイル作成処理
図15は図14のステップ101における道路追加箇所の追加ファイル作成処理フローである。なお、追加箇所が道路なのか、POIなのか、背景・文字・記号イメージなのかを設定する必要があるが、既に追加箇所が道路であることが設定されているものとする。
地図データ作成処理部61は新地図データNMP及び旧地図データOMPを読み込み、追加すべき箇所(追加箇所)を含む新地図部分をモニター57の左画面に表示し、対応する旧地図部分を右画面に描画する(ステップ201)。
ついで、マウス55を用いて差し替え範囲より広い一致ノード特定範囲(図10参照)を指定する(ステップ202)。地図データ作成処理部61は、一致ノード特定範囲が指定されると、該指定範囲内の新旧ノードの座標を比較し、一致ノードを求めて保存すると共に(ステップ203)、一致ノードを強調表示する(ステップ204)。
一致ノードの強調表示後、地図データ作成処理部61は、座標が違っていても同一とみなせるノードが存在するかチェックし(ステップ205)、存在すれば一致ノードとみなし、新旧ノードの対応を一致ノードテーブルSNTに登録する(ステップ206)。
ついで、強調表示されたノードを有するノードリンクを横切るように差し替え範囲をマウス55で指定する(ステップ207)。地図データ作成処理部61は、差し替え範囲が指定されれば、該差し替え範囲内の地図データ部(横切った道路リンク及び該道路リンクの差し替え範囲外の一致ノードを含む)を用いて追加ファイルADFを作成する。
以上では、ステップ205,206において、同一とみなせるノードを探索して登録する場合について説明したが、この処理は必ずしも必要ではない。
図16は図14のステップ102における追加ファイル組み込み処理フローである。
地図データ作成処理部61は、差し替え範囲内の地図データ部分を旧地図ファイルOMFより削除して削除後の旧地図ファイルOMF′を作成する(ステップ301)。ついで、地図データ作成処理部61は、追加ファイルADFのノードと旧地図ファイルOMF′のノードのうち一致しているノードが重なるように追加ファイルADFを旧地図ファイルOMFに組み込んで擬似新地図ファイルPNMFを作成する。
(G)差し換え範囲の自動決定法
以上の説明では、新地図をディスプレイ画面に描画し、該描画された地図上においてマウス及びカーソルを用いて差し換え範囲を多角形(ポリゴン)で特定した例であるが、自動的に差し換え範囲を決定することもできる。
図17は自動的に差し換え範囲を特定して擬似新地図データを作成すると共に差分データを作成する地図データ作成装置の構成図であり、図13の地図データ作成装置と同一部分に同一符号を付している。異なる点は、差し替え範囲指定部62aの代わりに差し替え範囲決定部62cを設けた点である。
図18は差し替え範囲自動決定処理フロー、図19は差し替え範囲自動決定処理の説明図である。
キーボードあるいはマウスにより地図比較範囲(新地図NMPと旧地図OMPの比較範囲)71を指定する(ステップ401、図19の(a)、(b)参照)。なお、図では説明上、比較的に狭い範囲を比較範囲71としているが、更に大サイズの範囲、住所で特定できるエリア、図葉エリアなどを比較範囲として設定することができる。
ついで、差し替え範囲決定部62cは、前記比較範囲内で新地図データと旧地図データを比較して図19の(c)に示すように新地図における相違部分81内の相違ノードを特定する(ステップ402)。
しかる後、差し替え範囲決定部62cは、図19の(d)に示すように相違部分81を含む周辺部(図では比較範囲71と一致させている)において、新地図の道路ノードと旧地図の道路ノードのうち座標が一致するノード(二重丸ノード)を探索し(ステップ403)、該一致ノードを用いて相違部分81を含む最小領域91(図19(e)、(f)参照)を差し替え範囲として特定する(ステップ404)。
すなわち、相違部分81内の最も外側のノードに隣接する一致ノードを抽出し、該一致ノードにより相違部分を含む最小領域を差し替え範囲91とする。なお、図12で説明したように座標が一致しなくても同一ノードであると判断できる場合には該ノードを一致ノードとみなすようにすることができる。
差し替え範囲91が決定すれば、ファイル作成部62bは該差し替え範囲内の新地図データ部分を追加ファイルADFとして作成してワークメモリ65に保存する(ステップ405)。
以後、追加ファイル組み込み部63は、差し替え範囲内の地図データ部分を削除した旧地図ファイルOMF′に該追加ファイルADFを組み込んで差分データを作成するために使用する擬似新地図ファイルPNMFを作成する。すなわち、地図データ削除部63aは、旧地図ファイルOMFから差し替え範囲内の地図データ部分を削除して削除後の旧地図データOMF′を作成し、組み込み部63bは削除後の旧地図ファイルOMF′に追加ファイルADFを組み込んで擬似新地図ファイルPNMFを作成する。
旧地図に追加する追加箇所を含む全新地図ファイルについて上記の処理を繰り返せば、旧地図OMPは追加箇所のみ変更された擬似新地図データPNMPになる。
擬似新地図データPNMPの作成が完了すれば、差分データ作成部64は、旧地図データOMPと該擬似新地図データPNMPを用いて図21、図22で説明した方法で差分データDMPを作成する。
以上、本発明によれば、道路、背景、文字、記号、POIを大エリアのメッシュ単位でなく、追加箇所を含む狭い範囲単位で追加ファイルを作成して旧地図に追加するから、追加ファイルのサイズを小さくでき、換言すれば差分データのサイズを極力小さくすることが出来る。なお、地図は1次メッシュ→2次メッシュ→3次メッシュ→・・・というように階層的に定義されており、メッシュ単位で追加ファイルを作成するとなると変更ファイルのサイズが大きくなる。
また、本発明によれば、道路の場合、新規に追加された道路だけでなく、既存地図から変化していないノードまでの道路を差し替え対象としているので、旧地図に追加ファイルを簡単に組み込むことができる。
また、本発明によれば、自動的に差し替え範囲を決定して擬似新地図データや差分データを作成することができる。
擬似新地図データ作成の原理説明図である。 地図データの説明図である。 地図データの説明図である。 旧地図データに追加する道路追加箇所を特定する追加ファイルADFの作成および組み込み方法の説明図である。 旧地図データに追加するPOI(Point of Interest:興味のある地点)の追加箇所を特定する追加ファイルADFの作成および組み込み方法の説明図である。 旧地図データに追加する背景、文字、記号イメージの追加箇所を特定する追加ファイルADFの作成および組み込み方法の説明図である。 差し替え範囲指定方法の第1説明図である。 差し替え範囲指定方法の第2説明図である。 差し替え範囲指定方法の第3説明図(一致ノード)である。 差し替え範囲指定方法の説明図(一致ノード特定範囲)である。 差し替え範囲指定方法の説明図(差し替え範囲特定法)である。 差し替え範囲指定方法の説明図(一致ノードテーブル)である。 本発明の地図データ作成装置の構成図である。 全体の処理フローである。 図14のステップ101における道路追加箇所の追加ファイル作成処理フローである。 図14のステップ102における追加ファイル組み込み処理フローである。 自動的に差し換え範囲を特定して擬似新地図データを作成すると共に差分データを作成する地図データ作成装置の構成図である。 差し替え範囲自動決定処理フローである。 差し替え範囲自動決定処理の説明図である。 地図差分データ作成装置による更新DVD作成の概略説明図である。 ファイル毎の差分データファイル作成方法説明図である。 差分データファイル説明図である。 更新DVDを用いてハードディスクHDDの旧地図データを新地図データに更新するナビゲーション装置の更新処理説明図である。
符号の説明
11 追加ファイル作成部
12 追加ファイル組み込み部
13 差分データ作成部
NMP 新地図データ
OMP 旧地図
ADF 追加ファイル
PNMP 擬似新地図データ
DMP 差分データ

Claims (1)

  1. 旧地図データを新地図データに更新するために使用する差分データ作成用の擬似新地図データを作成する地図データ作成装置において、
    差し替え範囲内の新地図データを用いて追加ファイルを作成する追加ファイル作成部、
    前記追加ファイルで前記差し替え範囲内の旧地図データを差し替えて擬似新地図データを作成する追加ファイル組み込み部、
    旧地図データと前記作成した擬似新地図データとを用いて前記差分データを作成する差分データ作成部、
    を備え、
    前記追加ファイル作成部は、
    前記新地図データを用いて新地図を描画する新地図描画手段、
    描画された新地図において前記差し替え範囲より大きなサイズの範囲を指定し、該指定された範囲内における新地図の道路ノードと旧地図の道路ノードのうち座標が一致するノードを探索する一致ノード探索手段、
    一致ノードを保存する一致ノード保存手段、
    該一致ノードを強調表示する強調表示手段、
    強調表示されたノードを一端に有する道路リンクを横切るように該描画された新地図において前記差し替え範囲をポリゴンで指定する差し替え範囲指定手段、
    前記差し替え範囲内の道路リンク及びノード並びに前記ポリゴンが横切る道路リンク及び該道路リンクの差し替え範囲外の一致ノード、に関する地図データを用いて前記追加ファイルを作成するファイル作成手段、
    を備え、追加ファイル組み込み部は、
    前記旧地図データを用いて旧地図を描画する旧地図描画手段、
    前記ポリゴンを前記差し替え範囲として旧地図上に表示する手段、
    前記差し替え範囲内の旧地図の道路リンク及びノード並びに前記ポリゴンが横切る道路リンクのそれぞれに関する地図データを旧地図データから削除する削除部、
    前記追加ファイルの前記一致ノードが、前記削除後の旧地図データの一致ノードと重なるように該追加ファイルを該旧地図データに追加して前記擬似新地図データを作成する追加部、
    を備えたことを特徴とする地図データ作成装置。
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