JP4821509B2 - 集合住宅用インターホンシステム - Google Patents
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Description
また長時間平均値算出部44bは、入力信号の瞬時値X(n)に正の定数ρ2(0<ρ2<ρ1<1)を乗算した値と、遅延させた長時間平均値Xn(n−1)に正の定数(1−ρ2)を乗算した値とを加算する処理、すなわち、下記の式(4)の演算処理を行うことで長時間平均値Xn(n)を算出している。
音声区間検出部44cは、短時間平均値Xs(n)と長時間平均値Xn(n)との比(=Xs(n)/Xn(n))を所定の閾値δと比較し、δ<Xs(n)/Xn(n)ならば音声区間、Xs(n)/Xn(n)≦δならば非音声区間と判定し、音声区間と判定した場合に音声区間検出フラグSDF1を1とし、非音声区間と判定した場合に音声区間検出フラグSDF1を0とする。
Xn’(n)=Xn’(n−1)…(6)
無音区間減衰部42は、入力信号X(n)の信号レベルが所定値未満である区間を無音区間、所定値以上である区間を有音区間として検出するとともに、有音区間を検出している間は減衰量を0dBとし、無音区間を検出した場合は、図4に示すように推移時間Tm秒(m=1,2,…)で0dBからLdB(>0dB)まで徐々に減衰量を増加しながら入力信号X(n)を減衰させる(図4における実線参照)。また無音区間が継続する場合、無音区間減衰部42は減衰量をLdBに固定して入力信号X(n)を減衰させ、有音区間を検出したら直ちに減衰量を0dBに戻している(図4における破線参照)。さらに無音区間減衰部42では、伝送ロス推定手段で推定された伝送ロス(増幅度算出部41で算出する増幅度G)の増大、若しくはノイズ成分推定部44で推定されたノイズ成分レベルの増大の少なくとも何れか一方に従って推移時間Tmを短くしている(T2<T1)。つまり、伝送ロスが相対的に大きいときは増幅度Gも大きくなり、有音区間から無音区間に移行したときに無音区間に存在するノイズ(例えば、外来の輻射ノイズや住戸機2等の機器から発生するノイズなど)が増幅器39で大きく増幅されてしまい、一斉放送の音声が聞き取りにくくなってしまう虞があり、また、そもそもノイズが大きい場合にも一斉放送の音声が聞き取りにくくなってしまう虞がある。そこで、上述のように増幅度Gが増大するに従って推移時間Tmを短くするか、あるいは、ノイズレベルの推定値が増大するに従って推移時間Tmを短くすれば、有音区間から無音区間へ移行したときにノイズが増大されるのを抑制して一斉放送を聞き取りやすくできる。なお、入力信号X(n)をパワー推定部40に入力する状態と無音区間減衰部42に入力する状態とを択一的に切り換える切換スイッチ43が無音区間減衰部42及びパワー推定部40の入力側に設けられる。
2 住戸機
5 警報監視盤(一斉放送装置)
21 マイクロホン
22 スピーカ
30 音量補正部
42 無音区間減衰部
44 ノイズ成分推定部
Claims (1)
- 集合住宅の共用玄関に設置され音声の入出力が可能な共用部装置と、集合住宅の各住戸にそれぞれ設置され共用部装置とは伝送線路を介して接続されるとともに共用部装置が有する選択手段を来訪者が操作することにより選択されると共用部装置との間で通信路を確立する複数台の住戸機と、集合住宅の各住戸にそれぞれ設置され住戸機とは通話用の子器接続線を介して接続されるドアホン子器と、集合住宅の共用部若しくは管理人室に設置され各住戸機とは伝送線路を介して接続されるとともに一部又は全部の住戸機に対して一斉に音声を放送する一斉放送装置とを備え、
伝送線路は、少なくとも選択手段の操作に伴って発生し個別通話の開始を指示する制御信号を伝送する制御線と、音声信号を伝送する信号線とからなり、
住戸機は、共用部装置並びにドアホン子器との間で各々信号線及び子器接続線を介した通話を行う通話手段と、少なくとも一斉放送の音声を鳴動するスピーカと、信号線を通話手段に接続する状態とスピーカに接続する状態とを択一的に切り換える個別通話/一斉放送切換手段と、個別通話/一斉放送切換手段とスピーカの間に設けられ一斉放送の音量が所定範囲の値となるように補正する音量補正手段と、制御線を介して伝送される制御信号に基づいて個別通話/一斉放送切換手段を制御する制御手段とを備え、
各住戸機では、制御線を介して一斉放送開始を指示する制御信号が伝送され、当該制御信号を受信したときに制御手段が個別通話/一斉放送切換手段を制御して信号線をスピーカに接続する状態に切り換えさせる集合住宅用インターホンシステムであって、
一斉放送装置は、信号線を介してトレーニング信号を送信するトレーニング信号送信手段を有し、
音量補正手段は、信号線を介して受信するトレーニング信号に基づいて一斉放送装置から住戸機に至るまでの信号線経路の伝送ロスを推定する伝送ロス推定手段と、一斉放送用音声信号に対して伝送ロス推定手段で推定した伝送ロスを補償する伝送ロス補償手段と、一斉放送用音声信号を含む入力信号の無音区間を検出するとともに無音区間を検出している間は入力信号を減衰させる無音区間減衰手段と、一斉放送用音声信号を含む入力信号の一斉放送用音声信号以外のノイズ成分を推定するノイズ成分推定手段とを有し、
無音区間減衰手段は、無音区間を検出している間は入力信号の減衰量を所定値まで徐々に増大させるとともに、ノイズ成分推定手段で推定されたノイズ成分の増大に従って、減衰量を所定値まで増大させるのに要する推移時間を短くすることを特徴とする集合住宅用インターホンシステム。
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- 2006-08-28 JP JP2006231368A patent/JP4821509B2/ja not_active Expired - Fee Related
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