JP4821439B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4821439B2
JP4821439B2 JP2006149542A JP2006149542A JP4821439B2 JP 4821439 B2 JP4821439 B2 JP 4821439B2 JP 2006149542 A JP2006149542 A JP 2006149542A JP 2006149542 A JP2006149542 A JP 2006149542A JP 4821439 B2 JP4821439 B2 JP 4821439B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
image
displayed
display
password
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006149542A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007322480A (ja
Inventor
正澄 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Business Technologies Inc
Original Assignee
Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Business Technologies Inc filed Critical Konica Minolta Business Technologies Inc
Priority to JP2006149542A priority Critical patent/JP4821439B2/ja
Publication of JP2007322480A publication Critical patent/JP2007322480A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4821439B2 publication Critical patent/JP4821439B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に複数の画面を同時に表示する表示装置を備えた画像形成装置に関する。
従来、MFP(Multi Function Periferal)で代表される画像形成装置は、ユーザとのインターフェースとして液晶表示装置(LCD)が用いられている。MFPのLCDには、限られた表示領域で多くの情報が表示される。一方、特開2005−71286号公報(特許文献1)には、パララックスバリア(光学系分離素子)の透光性スリットを調整することにより、LCDの表示面に対する2方向にそれぞれ異なる画像を出力する技術が記載されている。この特開2005−71286号公報に記載のLCDをMFPに搭載することで、2方向にそれぞれ2つの画像を同時に表示することができるので、多くの情報を一度に表示することができ、便利である。
MFPを操作するユーザは、LCDの正面から操作するだけでなく、MFPに接続された排紙装置に移動したり、用紙を供給するためにまたは紙詰まりした紙を除去するためにかがんで作業したりする。このため、LCDの視野角はできるだけ広いことが望ましい。
しかしながら、機密性の高い情報がLCDに表示される場合、または、パスワードなどの機密性の高い情報を入力する際には、LCDの視野角が広いと、周囲にいる他人にLCDに表示された機密性の高い情報を見られてしまうといった問題があった。
特開2005−71286号公報
この発明は上述した問題点を解決するためになされたもので、この発明の目的の1つは、機密情報または個人情報が操作主体以外の人に知られるのを防止した画像形成装置を提供することである。
上述した目的を達成するためにこの発明のある局面によれば、画像形成装置は、記録媒体に画像を形成するための画像形成手段と、視野角を制限した第1視野角範囲からのみ視認することが可能なように第1画像を表示するとともに、第1視野角範囲とは別の第2視野角範囲からのみ視認することが可能なように第2画像を表示する表示手段と、機密情報の入力時または個人情報の表示時を含む第1の期間に第1表示モードに切り換え、第1の期間以外では第2表示モードに切り換える切換手段と、第1表示モードにおいて第2画像として第1画像と異なる画像を表示手段に表示させ、第2表示モードにおいて第2画像として第1画像と同じ画像を表示手段に表示させる表示制御手段とを備える。
この局面に従えば、機密情報の入力時または個人情報の表示時に第2画像として第1画像と異なる画像が表示され、それら以外の時は第2画像として第1画像と同じ画像が表示される。このため、入力される機密情報または表示される個人情報が、制限された視野角のみから視認されるので、操作主体以外のユーザに機密情報または個人情報が視認されないようにできる。このため、機密情報または個人情報が操作主体以外の人に知られるのを防止した画像形成装置を提供することができる。
好ましくは、第1視野角範囲は、表示手段の表示面の法線から所定の角度の範囲に構成される。
好ましくは、表示制御手段は、機密情報の入力時、パスワードを入力するための画面を第1画像として表示手段に表示させる。
好ましくは、表示制御手段は、個人情報の表示時、操作主体に関連するファイルに関する情報を表示する画面を第1画像として表示手段に表示させる。
好ましくは、表示制御手段は、第1表示モードにおいて、画像を含まない画面を第2画像として表示手段に表示させる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。以下の説明では同一の部品には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、MFPの外観を示す斜視図である。図2は、MFPの内部構成を示す断面図である。図1および図2を参照して、MFP1は、自動原稿搬送装置(ADF)10と、原稿読取部20と、画像形成部30と、給紙部50と、ユーザインターフェースとして用いられる操作パネル80と、MFP1の全体を制御するためのメイン回路100とを含む。
ADF10は、原稿給紙トレイ11上にセットされた複数枚の原稿を1枚ずつ自動的に原稿読取部20のプラテンガラス上に設定された所定の原稿読み取り位置まで搬送し、原稿読取部20により原稿画像が読み取られた原稿を原稿排紙トレイ12上に排出する。原稿読取部20は、原稿読取位置に搬送されてきた原稿に光を照射する光源と、原稿で反射した光を受光する光電変換素子とを含み、原稿のサイズに応じた原稿画像を走査する。光電変換素子は、受光した光を電気信号である読取データに変換して、画像形成部30に出力する。
画像形成部30は、周知の電子写真方式により画像を形成するものであって、感光体ドラム31a,31b,31c,31dと、露光ユニット32a,32b,32c,32dと、現像ユニット33a,33b,33c,33dと、転写ベルト35と、を備える。露光ユニット32a,32b,32c,32dは、原稿読取部20から入力される読取データにシェーディング補正などの各種のデータ処理を施し、データ処理後のデータを主走査ラインごとにレーザダイオードを駆動するための駆動信号に変換し、感光体ドラム31a,31b,31c,31d上にレーザ光をそれぞれ走査する。これにより、感光体ドラム31a,31b,31c,31dそれぞれに静電潜像が形成される。現像ユニット33a,33b,33c,33dはイエロー、マゼンタ、シアン、黒の4色にそれぞれ対応しており、各色のトナーを収納するトナーカートリッジが装着されている。現像ユニット33a,33b,33c,33dは、感光体ドラム31a,31b,31c,31d上に形成された静電潜像にそれぞれトナーを載せ、トナー像を形成する。感光体ドラム31a,31b,31c,31dそれぞれ上に形成されたトナー像は、転写ベルト35上に、転写チャージャにより転写される。転写ベルト35は、各色に対応する感光体ドラム31a,31b,31c,31d上のトナー像を全て重ね合わせて、給紙部50から搬送されてくる用紙に転写する。
給紙部50は、用紙を収納しておくための給紙トレイ51,53,55と、この用紙を繰り出すためのピックアップローラ52,54,56とを備え、画像形成部30に用紙を搬送する。自動両面ユニット40は、片面が印刷された用紙を裏表反転させるために、通紙経路上で一旦スイッチバックさせ、再度給紙することによって、画像形成部30により用紙の両面に画像を形成する両面印刷を可能にする。
図3は、メイン回路の構成の一例を示すブロック図である。図3を参照して、メイン回路100は、CPU101と、通信インターフェース(I/F)部102と、ROM(Read Only Memory)103と、RAM(Random Access Memory)104と、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)105と、大容量記憶装置としてのハードディスクドライブ(HDD)106と、ファクシミリ部107とを含む。CPU101は、自動原稿搬送装置10、原稿読取部20、画像形成部30、自動両面ユニット40、給紙部50および操作パネル80と接続され、MFP1の全体を制御する。
ROM103は、CPU101が実行するプログラム、またはそのプログラムを実行するために必要なデータを記憶する。RAM104は、CPU101がプログラムを実行する際の作業領域として用いられる。また、RAM104は、原稿読取部20から連続的に送られてくる読取データ(画像データ)を一時的に記憶する。
操作パネル80は、表示部80Aと操作部80Bとを含む。操作パネルについては後述するが、表示部80Aは、液晶表示装置(LCD)、有機ELD(Electro Luminescence Display)等の表示装置であり、ユーザに対する指示メニューや取得した画像データに関する情報等を表示する。操作部80Bは、複数のキーを備え、キーに対応するユーザの操作による各種の指示、文字、数字などのデータの入力を受付ける。操作部80Bは、表示部80A上に設けられたタッチパネルをさらに含む。
通信I/F部102は、パーソナルコンピュータ等が接続された外部ネットワークに接続するためのインターフェースである。パーソナルコンピュータから送信されるプリントデータは、通信I/F部102で受信され、CPU101で受け付けられる。
ファクシミリ部107は、公衆交換電話網(PSTN)に接続され、PSTNにファクシミリデータを送信する、またはPSTNからファクシミリデータを受信する。ファクシミリ部107は、受信したファクシミリデータを、HDD106に記憶する、または画像形成部30に出力する。画像形成部30は、ファクシミリ部107により受信されたファクシミリデータを用紙にプリントする。また、ファクシミリ部107は、HDD106に記憶されたデータをファクシミリデータに変換して、PSTNに接続されたファクシミリに送信する。
本実施の形態におけるMFP1は、複写機として機能するコピーモード、ファクシミリとして機能するファクシミリモード、HDD106にデータを書き込みまたはデータを読み出しするBOX操作モード、MFP1の点検等する際の特別な動作をするサービスモードとのいずれかに動作モードを切り換える。MFP1は、ユーザによる動作モードを切り換える指示が操作パネル80に入力されると、動作モードを指示されたモードに切り換える。
図4は、操作パネルの平面図である。図4を参照して、操作パネル80は、表示部80AとしてのLCD81と、操作部80Bとしてのテンキー82、クリアキー83A、パネルリセットキー83B、ストップキー83C、スタートキー84、コピーキー86A、FAXキー86B、BOXキー86C、サービスキー86DおよびLCD上に重畳されたタッチパネル85とを含む。テンキー82は、複写枚数などの置数、複写倍率、ファクシミリ送信先の電話番号等の入力に用いられる。クリアキー83Aは、置数などを予め定められた既定値に戻す指示を入力するために用いられる。パネルリセットキー83Bは、MFP1内部に設定された設定値を既定値に戻す指示を入力するために用いられる。ストップキー83Cは、MFP1が実行している動作を中止させる指示を入力するために用いられる。スタートキー84は、MFP1に指示した動作の開始を指示するために用いられる。コピーキー86Aは、MFP1をコピーモードに切り換える指示を入力するためのボタンスイッチである。FAXキー86Bは、MFP1をファクシミリモードに切り換える指示を入力するためのボタンスイッチである。BOXキー86Cは、MFP1をBOX操作モードに切り換える指示を入力するためのボタンスイッチである。サービスキー86Dは、MFP1をサービスモードに切り換える指示を入力するためのボタンスイッチである。
タッチパネル85は、透明な部材からなり、LCD81上に重畳されて設けられる。このため、LCD81にキーを表示させ、ユーザがそのキーを指示すれば、タッチパネル85がその指示を受け付ける。
LCD81は、特開2005−71286号公報に記載されているように、パララックスバリア(光学系分離素子)の透光性スリットを調整することにより、LCD81の表示面に対する2方向にそれぞれ異なる画像を出力することができる。パララックスバリアは、不透明領域によって隔たれた垂直または水平な透光性スリットを複数有するスクリーンであり、LCD81のある画像を透過した光がその画素に対応する透光性スリットを介して第1の方向に出力され、別の画素を透過した光はその画素に対応する透光性スリットを介して第2の方向に出力される。換言すれば、LCD81は、視野角を制限した第1視野角範囲からのみ視認することが可能なように第1画像を表示するとともに、第1視野角範囲とは別の第2視野角範囲からのみ視認することが可能なように第2画像を表示する。
図5は、ユーザとMFPとの位置とユーザの視線との関係を示す図である。図5を参照して、ユーザがMFP1の近くに立つ場合の視線Aと、少し後退してMFP1の正面から離れて立つ場合の視線Bとで、操作パネル80に対する角度が異なる。操作パネル80は、MFP1の上面にLCD81の表示面を上方に向けた姿勢に固定される。視線Aは、視線Bに比較して、LCD81の表示面の法線となす角が小さい。以下、LCD81に表示される画像のうち、ユーザが視線Aで視認可能な画像を第1画面といい、視線Bで視認可能な画像を第2画面という。
図6は、コピーモード処理の流れの一例を示すフローチャートである。このコピーモード処理は、CPU101がROM103に記憶されたコピーモード処理プログラムを実行することにより、CPU101により実行される処理である。図6を参照して、CPU101は、コピーキー86AがONとなったか否かを判断する(ステップS101)。コピーキー86AがONとなれば処理をステップS102に進め、そうでなければ処理をステップS104に進める。
ステップS102において、パスワードの入力を受け付けるためのパスワード入力画面を第1画面としてLCD81に表示する。図7にパスワード入力画面の一例を示す。図7を参照して、パスワード入力画面は、パスワードを入力するためのテンキーを含む。このため、パスワード入力画面が他人に見えると、ユーザがパスワードを入力する際にパスワードが盗み見られてしまう。
図6に戻って、ステップS103においては、第2画面に何も表示しない。換言すれば、第2画面にパスワード入力画面を表示しない。第2画面には、画像を表示しないようにしてもよいし、文字を含まない無地の画像を表示するようにしてもよいし、パスワード入力画面とは異なる情報を含む画像を表示するようにしてもよい。第2画面にパスワード入力画面を表示しないので、MFP1の周囲にいる人がパスワード入力画面を視認できず、パスワードが盗み見られることがなくなる。さらに、ユーザが何の操作をしているのかを知られることがない。
次のステップS104においては、第1画面にパスワード入力画面が表示されているか否かを判断する。パスワード入力画面が表示されていれば処理をステップS105に進め、そうでなければ処理を終了する。ステップS105においては、パスワードが入力されたか否かを判断し、パスワードが入力されたならば処理をステップS106に進め、パスワードが入力されなければ処理を終了する。ステップS106においては、入力されたパスワードが、予め登録された登録IDに一致するか否かを判断する。パスワードが登録IDに一致すれば処理をステップS107に進め、一致しなければ処理を終了する。
ステップS107においては、コピー待機画面を第1画面としてLCD81に表示する。図8にコピー待機画面の一例を示す。次のステップS108においては、コピー待機画面を第2画面としてLCD81に表示する。第1画面と第2画面とで、同じコピー待機画面が表示されるので、広い視野角でコピー待機画面が表示される。その後のコピー条件の入力画面に画面が遷移しても、第1画面と第2画面とに同じ画面が表示される。その結果、用紙切れ、紙詰まり、トナー切れ等のエラー、消耗品の寿命などのトラブルが発生した場合であっても、広い視野角でエラーメッセージや作業内容の説明などが表示されるので、作業の利便性を高くすることができる。
図9は、FAXモード処理の流れの一例を示すフローチャートである。このFAXモード処理は、CPU101がROM103に記憶されたFAXモード処理プログラムを実行することにより、CPU101により実行される処理である。図9を参照して、CPU101は、FAXキー86BがONとなったか否かを判断する(ステップS111)。FAXキー86BがONとなれば処理をステップS112に進め、そうでなければ処理をステップS114に進める。
ステップS112において、FAX待機画面を第1画面としてLCD81に表示する。図10にFAX待機画面の一例を示す。図10を参照して、FAX待機画面は、ファクシミリ番号を表示する領域と、JOB確認の文字が表されたJOB確認キーとを含む。ジョブ確認キーは、後述する確認画面に表示する画面を遷移させるための遷移キーである。図9に戻って、ステップS113においては、FAX待機画面を第2画面としてLCD81に表示する。第1画面と第2画面とで、同じFAX待機画面が表示されるので、ユーザは第1視野角と第2視野角のいずれからでもFAX待機画面を視認することができる。このため、FAX待機画面を視認可能な視野角が広いので、例えば、電話帳などを見ながらファクシミリ番号を入力する等する際の操作が容易となる。
次のステップS114においては、第1画面にFAX待機画面が表示されているか否かを判断する。FAX待機画面が表示されていれば処理をステップS115に進め、そうでなければ処理を終了する。ステップS115においては、FAX待機画面のJOB確認キーが指示されてONとなったか否かを判断する。JOB確認キーがONとなれば処理をステップS116に進め、そうでなければ処理をステップS118に進める。ステップS116においては、確認画面を第1画面としてLCD81に表示し、次のステップS117において、確認画面を第2画面としてLCD81に表示する。第1画面と第2画面とで、同じ確認画面が表示されるので、ユーザは広い視野角でFAX待機画面を視認することができる。図11に確認画面の一例を示す。図11を参照して、確認画面は、確認モードを選択する3つのキーを含む。3つのキーは、ここでは、送信履歴を表示するための送信履歴画面に画面を遷移させるためのキー、受信履歴を表示するための受信履歴画面に画面を遷移させるためのキー、親展受信したファイルを表示するための親展受信画面に画面を遷移させるためのキーとを含む。
図9に戻って、ステップS118においては、親展受信キーがONとなったか否かを判断する。親展受信キーがONであれば処理をステップS119に進め、そうでなければ処理をステップS121に進める。ステップS119においては、親展受信用パスワード入力画面を第1画面としてLCD81に表示する。図12に親展受信用パスワード入力画面の一例を示す。親展受信用パスワード入力画面は、図7に示したパスワード入力画面と同様に、パスワードを入力するためのテンキーを含む。このため、親展受信用パスワード入力画面が他人に見えると、ユーザがパスワードを入力する際にパスワードが盗み見られてしまう。
図9に戻って、ステップS120においては、第2画面に何も表示しない。換言すれば、第2画面に親展受信用パスワード入力画面を表示しない。第2画面には、画像を表示しないようにしてもよいし、文字を含まない無地の画像を表示するようにしてもよいし、親展受信用パスワード入力画面とは異なる情報を含む画像を表示するようにしてもよい。第2画面に親展受信用パスワード入力画面を表示しないので、MFP1の周囲にいる人が親展受信用パスワード入力画面を視認できず、親展受信用パスワードが盗み見られることがなくなる。さらに、ユーザが何の操作をしているのかを知られることがない。
ステップS121においては、親展受信用パスワード入力画面が表示されているか否かを判断する。親展受信用パスワード入力画面が表示されていれば処理をステップS122に進め、そうでなければ処理を終了する。ステップS122においては、パスワードが入力されたか否かを判断し、パスワードが入力されたならば処理をステップS123に進め、パスワードが入力されなければ処理を終了する。ステップS123においては、入力されたパスワードが、親展受信されたファクシミリデータに予め登録された登録IDに一致するか否かを判断する。パスワードが登録IDに一致すれば処理をステップS124に進め、一致しなければ処理を終了する。ステップS124においては、親展受信されたファクシミリデータをプリントする。
図13は、BOXモード処理の流れの一例を示すフローチャートである。このBOXモード処理は、CPU101がROM103に記憶されたBOXモード処理プログラムを実行することにより、CPU101により実行される処理である。図13を参照して、CPU101は、BOXキー86CがONとなったか否かを判断する(ステップS131)。BOXキー86CがONとなれば処理をステップS132に進め、そうでなければ処理をステップS134に進める。
ステップS132において、BOX選択画面を第1画面としてLCD81に表示する。図14にBOX選択画面の一例を示す。図14を参照して、BOX選択画面は、BOX1、BOX2、BOX3それぞれを選択するためのBOX選択キーを含む。図13に戻って、ステップS133においては、BOX選択画面を第2画面としてLCD81に表示する。第1画面と第2画面とで、同じBOX選択画面が表示されるので、ユーザは第1視野角と第2視野角のいずれからでもBOX選択画面を視認することができる。
次のステップS134においては、第1画面にBOX選択画面が表示されているか否かを判断する。BOX選択画面が表示されていれば処理をステップS135に進め、そうでなければ処理を終了する。ステップS135においては、BOX選択画面の3つのBOX選択キーのいずれかが指示されてONとなったか否かを判断する。3つのBOX選択キーのいずれかがONとなれば、対応するBOXを選択して処理をステップS136に進め、そうでなければ処理を終了する。ステップS136においては、ファイル保存モードに設定されたか否かを判断する。ファイル保存モードに設定されたならば処理をステップS137に進め、そうでなければ処理をステップS139に進める。ステップS137においては、ドキュメント名入力画面を第1画面としてLCD81に表示する。図15にドキュメント名入力画面の一例を示す。図15を参照して、ドキュメント名入力画面は、ドキュメント名を表示する領域と、キーボードとを含む。ドキュメント名は、ユーザが作成、受信等したファイルに付された名称であり、ユーザの個人情報である。このため、ドキュメント名入力画面が他人に見えると、ユーザがドキュメント名を入力する際に他人にドキュメント名が盗み見られてしまう。
図13に戻って、ステップS138においては、第2画面に何も表示することなく、処理をステップS139に進める。換言すれば、第2画面にドキュメント名入力画面を表示しない。第2画面には、画像を表示しないようにしてもよいし、文字を含まない無地の画像を表示するようにしてもよいし、ドキュメント名入力画面とは異なる情報を含む画像を表示するようにしてもよい。第2画面にドキュメント名入力画面を表示しないので、MFP1の周囲にいる人がドキュメント名入力画面を視認できず、ドキュメント名が盗み見られることがなくなる。さらに、ユーザが何の操作をしているのかを知られることがない。
次のステップS139においては、ファイル呼出モードに設定されたか否かを判断する。ファイル呼出モードに設定されたならば処理をステップS140に進め、そうでなければ処理をステップS142に進める。ステップS140においては、ドキュメント選択画面を第1画面としてLCD81に表示する。図16にドキュメント選択画面の一例を示す。図16を参照して、ドキュメント選択画面は、ステップS134において選択されたBOXに記憶されているドキュメントの名称を一覧表示する領域を含む。ドキュメント名は、ユーザが作成したファイルまたはファイル転送などで受信等したファイルに付された名称であり、ユーザの個人情報である。このため、ドキュメント選択画面が他人に見えると、それに含まれるドキュメント名が盗み見られてしまう。
図13に戻って、ステップS141においては、第2画面に何も表示することなく、処理をステップS142に進める。換言すれば、第2画面にドキュメント選択画面を表示しない。第2画面には、画像を表示しないようにしてもよいし、文字を含まない無地の画像を表示するようにしてもよいし、ドキュメント選択画面とは異なる情報を含む画像を表示するようにしてもよい。第2画面にドキュメント選択画面を表示しないので、MFP1の周囲にいる人がドキュメント名入力画面を視認できず、ドキュメント名が盗み見られることがなくなる。さらに、ユーザが何の操作をしているのかを知られることがない。
ステップS142においては、ボックスファイル処理を実行する。ボックスファイル処理は、ステップS136においてファイル保存モードが設定され、ステップS137においてドキュメント名が入力された場合には、原稿読取部20が原稿を読み取って出力する画像データを入力されたドキュメント名でステップS134において選択されたBOXに格納する。また、ボックスファイル処理は、ステップS139においてファイル呼出モードが設定された場合には、ステップS140において選択されたドキュメント名のファイルを、ステップS134において選択されたBOXから読み出す。
図17は、サービスモード処理の流れの一例を示すフローチャートである。このサービスモード処理は、CPU101がROM103に記憶されたサービスモード処理プログラムを実行することにより、CPU101により実行される処理である。図17を参照して、CPU101は、サービスキー86DがONとなったか否かを判断する(ステップS151)。サービスキーがONであれば処理をステップS152に進め、そうでなければ処理をステップS154に進める。ステップS152においては、サービスパスワード入力画面を第1画面としてLCD81に表示する。図18にサービスパスワード入力画面の一例を示す。サービスパスワード入力画面は、図7に示したパスワード入力画面と同様に、パスワードを入力するためのテンキーを含む。このため、サービスパスワード入力画面が他人に見えると、ユーザがパスワードを入力する際にパスワードが盗み見られてしまう。
図17に戻って、ステップS153においては、第2画面に何も表示しない。換言すれば、第2画面にサービスパスワード入力画面を表示しない。第2画面には、画像を表示しないようにしてもよいし、文字を含まない無地の画像を表示するようにしてもよいし、サービスパスワード入力画面とは異なる情報を含む画像を表示するようにしてもよい。第2画面にサービスパスワード入力画面を表示しないので、MFP1の周囲にいる人がサービスパスワード入力画面を視認できず、サービスパスワードが盗み見られることがなくなる。さらに、ユーザが何の操作をしているのかを知られることがない。
ステップS154においては、第1画面にサービスパスワード入力画面が表示されているか否かを判断する。サービスパスワード入力画面が表示されていれば処理をステップS155に進め、そうでなければ処理を終了する。ステップS155においては、パスワードが入力されたか否かを判断し、パスワードが入力されたならば処理をステップS156に進め、パスワードが入力されなければ処理を終了する。ステップS156においては、入力されたパスワードが、サービスパスワードとして予め登録された登録IDに一致するか否かを判断する。パスワードが登録IDに一致すれば処理をステップS157に進め、一致しなければ処理を終了する。ステップS157においては、MFPをサービスモードに切り換え、サービスモードにおいて予め定められたサービスモード処理を実行する。
以上説明したように本実施の形態におけるMFP1は、パスワードの入力時またはユーザに関連するドキュメント名の表示時に第2画像が第1画像と異なる画像として表示され、それら以外の時は第2画像が第1画像と同じ画像として表示される。このため、入力されるパスワードなどの機密情報またはドキュメント名などの個人情報を視認できる視野角が制限されるので、操作主体以外の者に機密情報または個人情報が視認されないようにすることができる。
また、第1画面を表示できる視野角範囲は、LCD81の表示面の法線から所定の角度の範囲とされるので、MFP1の正面に位置するユーザのみが第1画面を視認できる。
また、第2画面として表示される画像が第1画面として表示される画像と異なる画像とされる場合、第2画面として表示される画像は画像を含まない。このため、機密情報が他人に盗み見られることがない。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
MFPの外観を示す斜視図である。 MFPの内部構成を示す断面図である。 メイン回路の構成の一例を示すブロック図である。 操作パネルの平面図である。 ユーザとMFPとの位置とユーザの視線との関係を示す図である。 コピーモード処理の流れの一例を示すフローチャートである。 パスワード入力画面の一例を示す図である。 コピー待機画面の一例を示す図である。 FAXモード処理の流れの一例を示すフローチャートである。 FAX待機画面の一例を示す図である。 確認画面の一例を示す図である。 親展受信用パスワード入力画面の一例を示す図である。 BOXモード処理の流れの一例を示すフローチャートである。 BOX選択画面の一例を示す図である。 ドキュメント名入力画面の一例を示す図である。 ドキュメント選択画面の一例を示す図である。 サービスモード処理の流れの一例を示すフローチャートである。 サービスパスワード入力画面の一例を示す図である。
符号の説明
1 MFP、10 自動原稿搬送装置、11 原稿給紙トレイ、12 原稿排紙トレイ、20 原稿読取部、30 画像形成部、31a,31b,31c,31d 感光体ドラム、32a,32b,32c,32d 露光ユニット、33a,33b,33c,33d 現像ユニット、35 転写ベルト、40 自動両面ユニット、50 給紙部、51,53,55 給紙トレイ、52,54,56 ピックアップローラ、80 操作パネル、80A 表示部、80B 操作部、82 テンキー、83A クリアキー、83B パネルリセットキー、83C ストップキー、84 スタートキー、85 タッチパネル、86A コピーキー、86B FAXキー、86C BOXキー、86D サービスキー、100 メイン回路、101 CPU、102 通信I/F部、103 ROM、104 RAM、105 EEPROM、106 HDD、107 ファクシミリ部。

Claims (5)

  1. 記録媒体に画像を形成するための画像形成手段と、
    視野角を制限した第1視野角範囲からのみ視認することが可能なように第1画像を表示するとともに、前記第1視野角範囲とは別の第2視野角範囲からのみ視認することが可能なように第2画像を表示する表示手段と、
    機密情報の入力時または個人情報の表示時を含む第1の期間に第1表示モードに切り換え、前記第1の期間以外では第2表示モードに切り換える切換手段と、
    前記第1表示モードにおいて前記第2画像として前記第1画像と異なる画像を前記表示手段に表示させ、第2表示モードにおいて前記第2画像として前記第1画像と同じ画像を前記表示手段に表示させる表示制御手段とを備えた、画像形成装置。
  2. 前記第1視野角範囲は、前記表示手段の表示面の法線から所定の角度の範囲に構成される、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記表示制御手段は、前記機密情報の入力時、パスワードを入力するための画面を前記第1画像として前記表示手段に表示させる、請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記表示制御手段は、前記個人情報の表示時、操作主体に関連するファイルに関する情報を表示する画面を前記第1画像として前記表示手段に表示させる、請求項1に記載の画像形成装置。
  5. 前記表示制御手段は、前記第1表示モードにおいて、画像を含まない画面を前記第2画像として前記表示手段に表示させる、請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
JP2006149542A 2006-05-30 2006-05-30 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4821439B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006149542A JP4821439B2 (ja) 2006-05-30 2006-05-30 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006149542A JP4821439B2 (ja) 2006-05-30 2006-05-30 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007322480A JP2007322480A (ja) 2007-12-13
JP4821439B2 true JP4821439B2 (ja) 2011-11-24

Family

ID=38855392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006149542A Expired - Fee Related JP4821439B2 (ja) 2006-05-30 2006-05-30 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4821439B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5089084B2 (ja) * 2006-05-30 2012-12-05 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
JP5444824B2 (ja) 2009-05-01 2014-03-19 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置
JP6070817B2 (ja) * 2013-10-24 2017-02-01 三洋電機株式会社 電気ケーブル、及び、電源装置
CN107408372B (zh) * 2015-03-26 2019-10-25 京瓷办公信息系统株式会社 可视像形成装置以及图像形成装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11119609A (ja) * 1997-10-14 1999-04-30 Canon Inc 画像形成装置及びその表示制御方法
JP2006155164A (ja) * 2004-11-29 2006-06-15 Canon Inc 操作誘導方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007322480A (ja) 2007-12-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3566159B2 (ja) 機能表示方法
JP4659845B2 (ja) 原稿読取装置及び画像形成装置
US11647138B2 (en) Image forming apparatus, recording medium recording control program, and control method
JP2018169415A (ja) 画像形成装置、画像形成システム、制御プログラムおよび制御方法
JP5089084B2 (ja) 画像形成装置
JP4821439B2 (ja) 画像形成装置
JP5498249B2 (ja) 操作装置、操作装置を備える電子機器及び画像処理装置、並びに、その操作装置における情報表示方法
JP2010117648A (ja) 画像形成装置
US9071801B2 (en) Image forming apparatus, control method therefor and storage medium
US20200150912A1 (en) Image forming device, non-transitory computer-readable recording medium storing control program, and control method
JP4835879B2 (ja) 画像処理装置、表示制御方法、表示制御プログラム
CN101329524B (zh) 图像形成设备及其控制方法
JP2018061184A (ja) 画像形成装置、制御プログラムおよび制御方法
JP2006323757A (ja) 画像処理装置
US11563872B2 (en) Image forming apparatus, non-transitory computer readable recording medium storing color correction control program, and color correction control method in image forming apparatus
JP2022173588A (ja) 画像読取装置および画像読取装置の制御方法
JP2005342951A (ja) 画像形成装置
JP2013059969A (ja) データ処理装置およびデータファイル
JP2014086911A (ja) 画像処理装置
JP7363088B2 (ja) 画像形成装置および画像形成装置の制御方法
JP5870136B2 (ja) 操作装置、操作装置を備える電子機器及び画像処理装置、並びに、その操作装置における情報表示方法
JP2019166723A (ja) 画像形成装置、制御プログラムおよび制御方法
CN108881658B (zh) 数据传送装置、图像形成装置以及图像读取装置
JPH09160444A (ja) デジタルカラー画像形成装置
JP6116028B2 (ja) 操作装置、操作装置を備える画像処理装置、及び、その操作装置における情報表示方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090319

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110809

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110822

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140916

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees