JP4820877B2 - 情報データ受信装置、情報データ受信方法、情報データ受信プログラムおよび情報データ受信プログラムを格納した記録媒体 - Google Patents

情報データ受信装置、情報データ受信方法、情報データ受信プログラムおよび情報データ受信プログラムを格納した記録媒体 Download PDF

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Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、映像や音声などが符号化された情報を受信する情報データ受信装置、情報データ受信方法、情報データ受信プログラムおよび情報データ受信プログラムを格納した記録媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
音声や動画像をデジタル化して伝送する際に符号化する符号化方式として、MPEG(Moving Picture Experts Group)が知られている。
【0003】
MPEGでは音声や映像の符号化方式の他に、符号化された映像や音声、付加データなどの情報データとしての各ビットストリームを多重化し、それぞれの同期を取りながら伝送、再生するための方式としてMPEGシステムが規定されている。
【0004】
MPEGシステムでは、符号化された各ビットストリームをPES(Packetized Elementary Stream)パケットと呼ばれるパケットに格納する。図1にPESパケットの構造を示す。PESパケットは、PTS(Presentation Time Stamp)と呼ばれる時間情報などが含まれるPESパケットヘッダと、音声や映像などの符号化されたデータが格納されるPESパケットペイロードとからなる可変長のパケットである。
【0005】
そして、PESパケットをTS(Transport Stream)パケットと呼ばれる一定長に区切ったパケットに分割し、伝送路等に出力する。受信側では、受信したTSパケットからPESパケットを復元し、PESパケットペイロードから音声や映像などの符号化データを取り出してPESパケットヘッダから取り出したPTSなどの時間情報に基づいて復号化および再生を行う。
【0006】
このような、MPEGシステムによる伝送において、無線や有線などの伝送路での伝送中にデータの欠落または意図しない変更が発生してしまうことがある。その場合、受信側では、エラーとして認識され、当該データの廃棄や補間などが行われている。エラーが発生した際の受信側の対応方法としては、例えば、特許文献1に記載の情報データ伝送システムの受信装置が提案されている。
[0007]
特許文献1に記載された情報データ伝送システムの受信装置は、PESパケットに挿入されているPTSを1つ前のPESパケットに挿入されているPTSと比較してPESパケットの欠落の有無を判定し、欠落が検出された場合は、欠落したPESパケット分のオーディオデータを補間している。
特許文献1:特開2001−111610号公報
発明の開示
発明が解決しようとする課題
[0008]
上述した特許文献1に記載の情報データ伝送システムの受信装置は、PTSからPESパケットの欠落を判定してPES単位で補間するために、例えば音声データの場合は、欠落したPESパケットに含まれるフレームが多いと再生時に音声が途切れたり、不自然な音声になってしまうことがあった。
[0009]
そこで、本発明は、例えばMPEGシステムなどで音声や映像を伝送する際にデータの欠落や変更によるエラーが発生しても、再生時にエラーによる影響を最小限に留めることができる情報データ受信装置、情報データ受信方法、情報データ受信プログラムおよび情報データ受信プログラムを格納した記録媒体を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段
[0010]
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、復号化や再生のための時間情報が付加されている第一の最小符号化単位と、前記時間情報が付加されていない第二の最小符号化単位とが混在する情報データを受信する受信手段と、前記受信手段が受信した情報データを前記最小符号化単位毎に復号化する復号化手段と、前記復号化手段が復号化した復号化データを再生する再生手段と、を有する情報データ受信装置であって、前記復号化手段が前記第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位を復号化する際にエラーを検出した場合は、前記第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位の時間分の補間データを生成する補間手段と、エラーが検出された前記第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位の情報データに代えて前記補間データを出力させ、前記補間データを前記再生手段に出力させた後に前記復号化手段が復号化した情報データであってエラーが検出されなかった前記第二の最小符号化単位を、前記時間情報の到来を待たずに最小符号化単位毎に前記復号化手段に復号化させるとともに前記再生手段に出力させて、前記エラーが検出されなかった第二の最小符号化単位の後に到来する前記第一の最小符号化単位に付加された時間情報に基づいて、欠落した前記第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位の補完を行う制御手段と、を有したことを特徴としている。
[0011]
請求項4に記載の発明は、復号化や再生のための時間情報が付加されている第一の最小符号化単位と、前記時間情報が付加されていない第二の最小符号化単位とが混在する情報データを受信し、受信した情報データを前記最小符号化単位毎に復号化して、復号化した復号化データを再生する情報データ受信方法であって、前記第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位を復号化する際にエラーを検出した場合は、前記第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位の時間分の補間データを生成し、エラーが検出された前記第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位の情報データに代えて前記補間データを出力し、前記補間データを出力した後に復号化した情報データであってエラーが検出されなかった前記第二の最小符号化単位を、前記時間情報の到来を待たずに最小符号化単位毎に復号化するとともに再生し、前記エラーが検出されなかった第二の最小符号化単位の後に到来する前記第一の最小符号化単位に付加された時間情報に基づいて、欠落した前記第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位の補完を行うように制御することを特徴としている。
[0012]
請求項7に記載の発明は、復号化や再生のための時間情報が付加されている第一の最小符号化単位と、前記時間情報が付加されていない第二の最小符号化単位とが混在する情報データを受信する受信手段と、前記受信手段が受信した情報データを前記最小符号化単位毎に復号化する復号化手段と、前記復号化手段が復号化した復号化データを再生する再生手段と、してコンピュータに機能させる情報データ受信プログラムであって、前記復号化手段が前記第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位を復号化する際にエラーを検出した場合は、前記第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位の時間分の補間データを生成する補間手段と、エラーが検出された前記第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位の情報データに代えて前記補間データを出力させ、前記補間データを前記再生手段に出力させた後に前記復号化手段が復号化した情報データであってエラーが検出されなかった前記第二の最小符号化単位を、前記時間情報の到来を待たずに最小符号化単位毎に前記復号化手段に復号化させるとともに前記再生手段に出力させて、前記エラーが検出されなかった第二の最小符号化単位の後に到来する前記第一の最小符号化単位に付加された時間情報に基づいて、欠落した前記第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位の補完を行う制御手段と、してコンピュータに機能させることを特徴としている。
【図面の簡単な説明】
[0013]
[図1]従来技術におけるPESパケットの説明図である。
[図2]本発明の一実施例にかかる情報データ受信装置のブロック図である。
[図3]図1に示された情報データ受信装置の音声デコーダのブロック図である。
[図4]音声デコーダの動作を説明したフローチャートである。
[図5]音声デコーダの入力と出力を示した説明図である。
[図6]音声デコーダの入力と出力を示した説明図である。
符号の説明
[0014]
100 情報データ受信装置
101 TSデマルチプレクサ(受信手段)
103 音声デコーダ
105 D/Aコンバータ(再生手段)
201 音声デコード制御部(生後手段)
202 補間データ生成部(補間手段)
203 音声デコード部(復号化手段)
発明を実施するための最良の形態
[0015]
以下、本発明の一実施形態にかかる情報データ受信装置を説明する。本発明の一実施形態にかかる情報データ受信装置は、復号化手段が第一、第二の最小符号化単位を復号化する際にエラーを検出した場合に、第一、第二の最小符号化単位分の時間の補間データを補間手段で生成し、その補間データを制御手段がエラーが検出された第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位の復号化データに代えて補間データを出力させ、補間データを再生手段に出力させた後に復号化手段が復号化した情報データであってエラーが検出されなかった第二の最小符号化単位を、時間情報の到来を待たずに最小符号化単位毎に復号化手段に復号化させるとともに再生手段に出力させて、エラーが検出されなかった第二の最小符号化単位の後に到来する第一の最小符号化単位に付加された時間情報に基づいて、欠落した第一または第二の最小符号化単位の補完を行っている。このようにすることにより、時間情報の有無に関わらずエラーが発生した時点で情報データの補間を行うことができ、その後は直ちに第二の最小符号化単位の復号を継続することができる。したがって、第一または第二の最小符号化単位でエラーが発生した時点で補間を直ちに行うことから、エラーによる影響を最小限に留めることができる。
[0016]
また、制御手段が、時間情報から第一の最小符号化単位および第二の最小符号化単位の欠落を検出し、欠落時間分の情報データを補間手段に生成させて、再生手段に出力するようにしても良い。このようにすることにより、第一の最小符号化単位および第二の最小符号化単位の補間後に時間情報が検出された時点で欠落時間分の補間を行うことができるので、情報データ再生時の時間軸のずれを少なくすることができる。
[0017]
また、制御手段が、一つ前の時間情報からの第一の最小符号化単位、第二の最小符号化単位の補間数および復号化数から算出した時間と、現在検出した時間情報とを比較して第一の最小符号化単位および第二の最小符号化単位の欠落を検出するようにしても良い。このようにすることにより、予め一つ前の時間情報からの第一の最小符号化単位および第二の最小符号化単位の補間数および復号化数から時間を算出しておき、時間現在の時間情報が付加された第一の最小符号化単位を検出した時点で比較すれば容易に第一の最小符号化単位および第二の最小符号化単位の欠落を検出することができる。
[0018]
また、本発明の一実施形態にかかる情報データ受信方法は、第一、第二の最小符号化単位を復号化する際にエラーを検出した場合に、第一、第二の最小符号化単位分の時間の補間データを生成し、その補間データをエラーが検出された第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位の復号化データに代えて出力し、補間データを出力した後に復号化した情報データであってエラーが検出されなかった第二の最小符号化単位を、時間情報の到来を待たずに最小符号化単位毎に復号化するとともに再生し、エラーが検出されなかった第二の最小符号化単位の後に到来する第一の最小符号化単位に付加された時間情報に基づいて、欠落した第一または第二の最小符号化単位の補完を行っている。このようにすることにより、時間情報の有無に関わらずエラーが発生した時点で情報データの補間を行うことができ、その後は直ちに第二の最小符号化単位の復号を継続することができる。したがって、第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位でエラーが発生した時点で補間を直ちに行うことから、エラーによる影響を最小限に留めることができる。
[0019]
また、時間情報から第一の最小符号化単位および第二の最小符号化単位の欠落を検出し、欠落時間分の情報データを生成して再生するようにしても良い。このようにすることにより、第一の最小符号化単位および第二の最小符号化単位の補間後に時間情報が検出された時点で欠落時間分の補間を行うことができるので、情報データ再生時の時間軸のずれを少なくすることができる。
[0020]
また、一つ前の時間情報からの前記第一の最小符号化単位、前記第二の最小符号化単位の補間数および復号化数から算出した時間と、現在検出した時間情報とを比較して第一の最小符号化単位および第二の最小符号化単位の欠落を検出するようにしても良い。このようにすることにより、予め一つ前の時間情報からの前記第一の最小符号化単位および第二の最小符号化単位の補間数および復号化数から時間を算出しておき、時間現在の時間情報が付加された第一の最小符号化単位を検出した時点で比較すれば容易に前記第一の最小符号化単位および第二の最小符号化単位の欠落を検出することができる。
[0021]
また、本発明の一実施形態にかかる情報データ受信プログラムは、復号化手段が第一、第二の最小符号化単位を復号化する際にエラーを検出した場合に、第一、第二の最小符号化単位分の時間の補間データを補間手段で生成し、その補間データを制御手段がエラーが検出された第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位の復号化データに代えて補間データを出力させ、補間データを再生手段に出力させた後に復号化手段が復号化した情報データであってエラーが検出されなかった第二の最小符号化単位を、時間情報の到来を待たずに最小符号化単位毎に復号化手段に復号化させるとともに再生手段に出力させて、エラーが検出されなかった第二の最小符号化単位の後に到来する第一の最小符号化単位に付加された時間情報に基づいて、欠落した第一または第二の最小符号化単位の補完を行うようにコンピュータに機能させる。このようにすることにより、時間情報の有無に関わらずエラーが発生した時点で情報データの補間を行うことができ、その後は直ちに第二の最小符号化単位の復号を継続することができる。したがって、第一または第二の最小符号化単位でエラーが発生した時点で補間を直ちに行うことから、エラーによる影響を最小限に留めることができる。
[0022]
また、時間情報から第一の最小符号化単位および第二の最小符号化単位の欠落を検出し、欠落時間分の情報データを補間手段に生成させて、再生手段に出力するようにしても良い。このようにすることにより、第一の最小符号化単位および第二の最小符号化単位の補間後に時間情報が検出された時点で欠落時間分の補間を行うことができるので、情報データ再生時の時間軸のずれを少なくすることができる。
[0023]
また、一つ前の時間情報からの第一の最小符号化単位、第二の最小符号化単位の補間数および復号化数から算出した時間と、現在検出した時間情報とを比較して第一の最小符号化単位および第二の最小符号化単位の欠落を検出するようにしても良い。このようにすることにより、予め一つ前の時間情報からの第一の最小符号化単位および第二の最小符号化単位の補間数および復号化数から時間を算出しておき、時間現在の時間情報が付加された第一の最小符号化単位を検出した時点で比較すれば容易に第一の最小符号化単位および第二の最小符号化単位の欠落を検出することができる。
[0024]
また、請求項7乃至9のうちいずれか一項に記載の情報データ受信プログラムを記録媒体に格納してもよい。このようにすることにより、情報データ受信プログラムを機器に組み込む以外に単体でも流通させることができる。
実施例
[0025]
本発明の一実施例にかかる情報データ受信装置100を図2ないし図6を参照して説明する。情報データ受信装置100は、入力端子から入力される情報データとしてのビットストリームを受信し、音声データを取り出して復号化し、再生する装置である。情報データ受信装置100は、図2に示すようにTSデマルチプレクサ101と、音声入力バッファ102と、音声デコーダ103と、音声出力バッファ104と、D/Aコンバータ105と、スピーカ106とを備えている。
[0026]
受信手段としてのTSデマルチプレクサ101は、入力端子から入力されるTS形式のビットストリームからPESパケットを復元し、音声データの取り出しおよびPESパケットヘッダから時間情報としてのPTSの検出および音声データのエラー検出を行い、PTSやエラー検出情報は音声データとともに音声入力バッファ102に出力する。この際にPTSは該PESパケットの音声データの先頭に合わせるように、エラー検出情報は、音声データのエラー検出位置に合わせるように出力する。
【0027】
音声入力バッファ102は、TSデマルチプレクサ101から入力された音声データやPTSおよびエラー検出情報を蓄積し、音声デコーダ103の要求に応じて、音声データやPTSおよびエラー情報を出力する。
【0028】
音声デコーダ103は、音声入力バッファ102から読み出した音声データをデコードして音声出力バッファ104に出力する。また、エラー検出情報があった場合はデコード結果およびPTSに基づいて音声データを補間する。
【0029】
音声デコーダ103では、図3に示すように、音声デコード制御部201と、補間データ生成部202と、音声デコード部203と、セレクタ204と、から構成されている。
【0030】
制御手段としての音声デコード制御部201は、音声入力バッファ102からデコードの処理単位である最小符号化単位としてのフレームごとに読み出す。読み出したフレームにPTSが付いていた場合は、そのPTSと直前に出力したPTSからのデコードまたは補間したフレーム数から時間を算出しておき、その時間からフレームの欠落を検出する。読み出したフレームにエラー検出情報が付いていた場合またはPTSからフレームの欠落を検出した場合または音声デコード部203からエラー発生の通知があった場合は、補間データ生成部202に対して補間データの生成を指示する。エラー検出およびPTSからフレームの欠落が検出されない場合は、音声デコード部203にフレームを出力する。さらに、補間データ生成部202または音声デコード部203のどちらに処理の指示を行ったかに応じてセレクタ204の切り替えを行う。
【0031】
補間手段としての補間データ生成部202は、音声デコード制御部201からの指示に応じて、音声デコード部203の結果を参照しながらエラーフレームや欠落したフレーム分の補完データを1フレーム時間分生成してセレクタ204へ出力する。
【0032】
復号化手段としての音声デコード部203は、音声デコード制御部201から入力されたフレームのデータをデコードしセレクタ204に出力する。デコード中にデコードエラーが発生した場合は、デコード処理を中止し、音声デコード制御部201にデコードエラーが発生したことを出力する。
【0033】
セレクタ204は、音声デコード制御部201の指示により。補間データ生成部202または音声デコード部203のいずれか一方の出力を音声出力バッファ104へ出力する。また、出力するフレームにPTSが付いている場合はPTSも合わせて出力する。
【0034】
音声デコーダ103の動作を図4のフローチャートを参照して説明する。
【0035】
まず、ステップS101において、音声デコード制御部201内で計数している補間数およびデコード数としてのフレーム数を0にクリアしてステップS102に進む。
【0036】
次に、ステップS102において、音声デコード制御部201で音声入力バッファ102よりフレーム単位の音声データ、PTS、エラー検出情報を読み込みステップS103に進む。
【0037】
次に、ステップS103において、音声デコード制御部201で読み込んだデータにPTSがあるか否かを判断し、PTSがある場合(Yの場合)はステップS110に進み、そうでない場合(Nの場合)はステップS104に進む。
【0038】
次に、ステップS104において、音声デコード制御部201で読み込んだデータにエラー検出情報があるか否かを判断し、エラー検出情報がある場合(Yの場合)はステップS107に進み、そうでない場合(Nの場合)はステップS105に進む。
【0039】
次に、ステップS105において、音声デコード部203が読み込んだフレームのデータをデコードし、ステップS106に進む。
【0040】
次に、ステップS106において、音声デコード部203でデコード中にエラーが発生したか否かを判断し、エラーが発生した場合(Yの場合)はステップS107に進み、そうでない場合(Nの場合)はステップS108に進む。
【0041】
次に、ステップS107において、音声入力バッファ102から読み込んだデータにエラーが含まれていたまたは音声デコード部203からのデコードエラー発生を受けて音声デコード制御部201が補間データ生成部202に1フレーム時間分の補間データを生成させてステップS108に進む。1フレーム時間は入力されるビットストリームから取得し、また、補間の方法は、例えば、前のフレームを再度出力するようにしても良いし、過去の複数のフレームデータに基づいて補間データを生成するようにしても良い。
【0042】
次に、ステップS108において、音声デコード制御部201がセレクタ204を切り替えてデコードまたは補間された音声データおよびPTSを音声出力バッファ104に出力しステップS109に進む。
【0043】
次に、ステップS109において、音声デコード制御部201内のフレーム数をインクリメントしてステップS102に戻る。
【0044】
ステップS110においては、音声デコード制御部201で、ステップS103で得たPTSが、直前に得たPTSと音声デコード制御部201内で計数したフレーム数に1フレーム時間を掛けた値よりも大きいか否かを判断し、大きい場合(Yの場合)はステップS111に進み、そうでない場合(Nの場合)はステップS114に進む。すなわち、一つ前のPTSからのフレームの補間数およびデコード数から算出した時間と、現在検出したPTSとを比較してフレームの欠落を検出している。
【0045】
次に、ステップS111において、ステップS103で検出したPTSが直前に得たPTSと音声デコード制御部201内で計数したフレーム数に1フレーム時間を掛けた値よりも大きいことからフレームの欠落があったと判断し、音声デコード制御部201が補間データ生成部202に1フレーム時間分の補間データを生成させてステップS112に進む。1フレーム時間は入力されるビットストリームから取得し、また、補間の方法は、例えば、前のフレームを再度出力するようにしても良いし、過去の複数のフレームデータに基づいて補間データを生成するようにしても良い。
【0046】
次に、ステップS112において、音声デコード制御部201がセレクタ204を切り替えて補間された音声データおよびPTSを音声出力バッファ104に出力しステップS113に進む。
【0047】
次に、ステップS113において、音声デコード制御部201内のフレーム数をインクリメントしてステップS110に戻る。
【0048】
ステップS114においては、音声デコード制御部201内のフレーム数を0にクリアしてステップS104に進む。
【0049】
ここで、上述したフローチャートによる動作の例を図5、図6を参照して説明する。
【0050】
まず、図5は、情報データ受信装置100に入力されているビットストリームの一部を抜き出した図である。入力フレーム列がフレーム1から順に入力され、フレーム1が前のPESパケットの最後のフレームを示し、フレーム2から6までがPESパケットを構成し、フレーム7から次のPESパケットを示している場合の例である。図5に示したようにPESパケットの先頭フレームであるフレーム2と7にはPTSが付加されている。以降の説明は、フレーム2〜6を含むPESパケットを中心に説明する。
【0051】
図5においてフレーム3でデコード中にエラーが検出され、フレーム5でフレームデータを読み込んだときにエラー検出情報が含まれていたとすると、まず、PESパケットの先頭であるフレーム2の場合は、ステップS102、S103と進みPTSが付加されているのでS110と進み前のPESパケットでエラーが無かったとすれば、ステップS114、S104、S105、S106、S108と進みデコードされた音声データが出力され、ステップS109に進み、フレーム数を1としてステップS102に戻る。ステップS102ではフレーム3を読み込み、ステップS103、ステップS104、ステップS105、ステップS106と進み、エラーが検出されステップS107に進み1フレーム時間分補間データが生成され、ステップS108、ステップS109と進み、フレーム数を2としてステップS102に戻る。ステップS102ではフレーム4を読み込み、ステップS103、ステップS104、ステップS105、ステップS106、ステップS108、ステップS109と進み、フレーム数を3としてステップS102に戻る。
【0052】
続いて、ステップS102でフレーム5を読み込み、ステップS103、ステップS104と進みエラー検出情報が含まれていたのでステップS107に進み1フレーム時間分補間データが生成され、ステップS108、ステップS109と進み、フレーム数を4としてステップS102に戻る。ステップS102ではフレーム6を読み込み、ステップS103、ステップS104、ステップS105、ステップS106、ステップS108、ステップS109と進み、フレーム数を5としてステップS102に戻る。
【0053】
そして、ステップS102で次のPESパケットの先頭であるフレーム7を読み込み、ステップS103、ステップS110と進み、ステップS110で、フレーム7に含まれるPTSが、フレーム2に含まれるPTSにフレーム数と1フレーム時間を掛けた値を加えた時間よりも大きいか否かを判断する。フレーム2に含まれるPTSにフレーム数と1フレーム時間を掛けた値を加えた時間は、上述したように、フレーム2のPTS+5×1フレーム時間となり、フレーム7に含まれるPTSは、図5に示すようにフレーム2から5フレーム時間分進んだ時間であることからステップS110はNとなり、ステップS114に進む。すなわち、フレームの欠落が検出されなかったのでフレームの補間は行われない。
【0054】
次に、図6の場合を説明する。図6は、エラーの発生がフレーム3で発生し、さらにエラーによってフレーム4の先頭が認識できない状態であることが図5とは異なる。
【0055】
まず、PESパケットの先頭であるフレーム2の場合は、ステップS102、S103と進みPTSが付加されているのでS110と進み前のPESパケットでエラーが無かったとすれば、ステップS114、S104、S105、S106、S108と進みデコードされた音声データが出力され、ステップS109に進み、フレーム数を1としてステップS102に戻る。ステップS102ではフレーム3を読み込み、ステップS103、ステップS104、ステップS105、ステップS106と進み、エラーが検出されステップS107に進み1フレーム時間分補間データが生成され、ステップS108、ステップS109と進み、フレーム数を2としてステップS102に戻る。ステップS102ではフレーム4が検出できないので、先頭が検出できるフレーム5を読み込み、ステップS103、ステップS104、ステップS105、ステップS106、ステップS108、ステップS109と進み、フレーム数を3としてステップS102に戻る。すなわち、1フレーム時間分補間したのちにエラーが検出されなかったフレームの復号化データを続けて出力している。
【0056】
続いて、ステップS102ではフレーム6を読み込み、ステップS103、ステップS104、ステップS105、ステップS106、ステップS108、ステップS109と進み、フレーム数を4としてステップS102に戻る。
【0057】
そして、ステップS102で次のPESパケットの先頭であるフレーム7を読み込み、ステップS103、ステップS110と進み、ステップS110で、フレーム7に含まれるPTSが、フレーム2に含まれるPTSにフレーム数と1フレーム時間を掛けた値を加えた時間よりも大きいか否かを検出する。フレーム2に含まれるPTSにフレーム数と1フレーム時間を掛けた値を加えた時間は、上述したように、フレーム2のPTS+4×1フレーム時間となり、フレーム7に含まれるPTSは、図6に示すようにフレーム2から5フレーム時間分進んだ時間であることからステップS110はYとなり、ステップS111、S112と進み補間データとPTSを出力して、ステップS113でフレームを5としてステップS110に戻る。ステップS110で、再度フレーム7に含まれるPTSが、フレーム2に含まれるPTSにフレーム数と1フレーム時間を掛けた値を加えた時間よりも大きいか否かを検出し、フレーム2に含まれるPTSにフレーム数と1フレーム時間を掛けた値を加えた時間は、フレーム2のPTS+5×1フレーム時間となりフレーム7のPTSと一致するのでステップS114に進む。すなわち、PTSからフレームの欠落を検出し、フレームの補間を行っている。
【0058】
なお、図6の場合にデコード中のエラー検出でなくフレーム3にエラー検出情報が付加されており、かつフレーム4の先頭が認識できない場合も同様の動作となる。
【0059】
音声出力バッファ104は、音声デコーダ103から入力されたデコード済みまたは補間された音声データおよびPTSを蓄積し、PTSに合わせてD/Aコンバータ105に出力する。
【0060】
再生手段としてのD/Aコンバータ105は、音声出力バッファ104から入力されたデジタル値の音声データをアナログ信号に変換し、スピーカ106へ出力する。
【0061】
スピーカ106は、D/Aコンバータ105から出力されたアナログ信号を図示しないアンプで所定のレベルに増幅した後音声として放音する。
【0062】
本実施例によれば、情報データ受信装置100において、入力されたビットストリームからPESパケットをTSデマルチプレクサ101で復元し、音声デコーダ103でフレーム毎に復号化する。PESパケット復元時のエラー検出または、音声デコーダ103内の音声デコード部203でデコード中にエラー検出した場合には、音声デコーダ103内の補間データ生成部202で1フレーム時間分の補間データを生成し、音声デコード制御部201が、エラーフレームに代えて補間データを音声出力バッファ104に出力するようにセレクタ204を切替えて、次のフレームの復号化を行いエラーが検出されなければそのまま出力されるので、エラー検出時には直ちに1フレーム時間分の音声データを補間することができる。そして、次のフレームの復号化を行い正常であればそのまま出力するので、1フレーム単位で補間を行えることからエラーの影響を最小限に留めて以降のフレームの音声情報を出力することができる。
【0063】
さらに、PTSを検出した時点で、そのPTSと、前のPTSと補間またはデコードしたフレーム数から算出した時間と、を比較し、その結果現在のPTSが大きい場合はフレームの欠落が有ると判断して、欠落時間分のフレームの補間を行うので、PTSを検出した時点で容易に欠落フレームの有無が判断でき補間を行うことができる。したがって、デコードデータの時間軸のずれを少なくすることができる。
[0064]
なお、上述した実施例ではフレームの欠落を、PTSと、前のPTSからの補間数およびフレーム数から算出した時間と、を比較して判定していたが、それに限らず、例えば情報データ受信装置内部に時計機能を持ち、その時計とPTSとからフレームの欠落を検出しても良い。すなわち、フレームが本来到着していなければならない時刻になっても到着していない場合はフレーム欠落であると判定するようにしても良い。
[0065]
また、上述した実施例では、フレームの欠落を、PTSと、前のPTSからの補間数およびフレーム数から算出した時間と、を比較して判定していたが、PTSの揺らぎ分を考慮して判定を行っても良い。例えば、図5では、2つのPTS間は5フレーム時間であるが、実際のMPEGシステムの伝送においては、フレーム7に付加されるPTSが必ずしもフレーム2から5フレーム後の時間でないことがあるため(約1/2フレーム時間未満の範囲で揺らぐことがある)、その分を考慮して判定を行っても良い。
[0066]
また、上述した実施例は、音声について説明したが、音声に限らず映像についても、例えばピクチヤが最小符号化単位であった場合に、ピクチヤに時間情報が付加されたものと付加されないものがあった場合には本発明を適用することができる。
[0067]
また、上述した情報データ受信装置をコンピュータで動作するプログラムとしてもよい。その際には、図2のブロック図に示された各ブロックの機能をCPUおよびメモリなどに機能されることで、コンピュータ読み取り可能な情報データ受信プログラムとすることができる。
[0068]
また、本発明を地上デジタル放送やCATVおよびインターネット経由の放送などを受信する受信機に適用すれば、伝送時のエラーの影響を最小限に留めることができる。特に電波で情報が伝送される移動体受信機であるモバイル機器や車載機器などに適用すると非常に効果的である。
[0069]
前述した実施例によれば、以下の情報データ受信装置、情報データ受信方法および情報データ受信プログラムが得られる。
[0070]
(付記1)PTSが付加されているフレームと、PTSが付加されていないフレームとが混在するビットストリームを受信するTSデマルチプレクサ101と、TSデマルチプレクサ101が受信したビットストリームをフレーム毎に復号化する音声デコード部203と、音声デコード部203が復号化した音声データを再生するD/Aコンバータ105と、を有する情報データ受信装置100において、音声デコード部203がフレームを復号化する際にエラーを検出した場合は、1フレーム時間分の補間データを生成する補間データ生成部202と、エラーが検出されたフレームの音声データに代えて補間データを出力させ、補間データをD/Aコンバータ105に出力させた後に音声デコード部203が復号化した情報データであってエラーが検出されなかったPTSが付加されていないフレームを、PTSの到来を待たずにフレーム毎に音声デコード部203に復号化させるとともにD/Aコンバータ105に出力させて、エラーが検出されなかったPTSが付加されていないフレームの後に到来するPTSが付加されているフレームに付加されたPTSに基づいて、欠落したフレームの補完を行う音声デコード制御部201と、を有したことを特徴とする情報データ受信装置。
[0071]
この情報データ受信装置100によれば、PTSの有無に関わらずエラーが発生した時点で音声データの補間を1フレーム分行うことができ、その後は直ちにフレーム単位の復号を継続することができる。したがって、フレームでエラーが発生した時点で補間を直ちに行うことから、エラーによる影響を最小限に留めることができる。
[0072]
(付記2)PTSが付加されているフレームと、PTSが付加されていないフレームとが混在するビットストリームを受信し、受信したビットストリームをフレーム毎に復号化して、復号化した音声データを再生する情報データ受信方法において、フレームを復号化する際にエラーを検出した場合は、1フレーム時間分の補間データを生成し、エラーが検出されたフレームの音声データに代えて補間データを出力し、補間データを出力した後に復号化した情報データであってエラーが検出されなかったPTSが付加されていないフレームを、PTSの到来を待たずにフレーム毎に復号化するとともに再生し、エラーが検出されなかったPTSが付加されていないフレームの後に到来するPTSが付加されているフレームに付加されたPTSに基づいて、欠落したフレームの補完を行うように制御することを特徴とする情報データ受信方法。
[0073]
この情報データ受信方法によれば、PTSの有無に関わらずエラーが発生した時点で音声データの補間を1フレーム分行うことができ、その後は直ちにフレーム単位の復号を継続することができる。したがって、フレームでエラーが発生した時点で補間を直ちに行うことから、エラーによる影響を最小限に留めることができる。
[0074]
(付記3)PTSが付加されているフレームと、PTSが付加されていないフレームとが混在するビットストリームを受信するTSデマルチプレクサ101と、TSデマルチプレクサ101が受信したビットストリームをフレーム毎に復号化する音声デコード部203と、音声デコード部203が復号化した音声データを再生するD/Aコンバータ105と、してコンピュータに機能させる情報データ受信プログラムにおいて、音声デコード部203がフレームを復号化する際にエラーを検出した場合は、1フレーム時間分の補間データを生成する補間データ生成部202と、エラーが検出されたフレームの音声データに代えて補間データを出力させ、補間データをD/Aコンバータ105に出力させた後に音声デコード部203が復号化した情報データであってエラーが検出されなかったPTSが付加されていないフレームを、PTSの到来を待たずにフレーム毎に音声デコード部203に復号化させるとともにD/Aコンバータ105に出力させて、エラーが検出されなかったPTSが付加されていないフレームの後に到来するPTSが付加されているフレームに付加されたPTSに基づいて、欠落したフレームの補完を行う音声デコード制御部201と、してコンピュータに機能させることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な情報データ受信プログラム。
[0075]
この情報データ受信プログラムによれば、PTSの有無に関わらずエラーが発生した時点で音声データの補間を1フレーム分行うことができ、その後は直ちにフレーム単位の復号を継続することができる。したがって、フレームでエラーが発生した時点で補間を直ちに行うことから、エラーによる影響を最小限に留めることができる。
[0076]
なお、前述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施例に限定されるものではない。すなわち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。

Claims (10)

  1. 復号化や再生のための時間情報が付加されている第一の最小符号化単位と、前記時間情報が付加されていない第二の最小符号化単位とが混在する情報データを受信する受信手段と、前記受信手段が受信した情報データを前記最小符号化単位毎に復号化する復号化手段と、前記復号化手段が復号化した復号化データを再生する再生手段と、を有する情報データ受信装置であって、
    前記復号化手段が前記第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位を復号化する際にエラーを検出した場合は、前記第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位の時間分の補間データを生成する補間手段と、
    エラーが検出された前記第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位の情報データに代えて前記補間データを出力させ、前記補間データを前記再生手段に出力させた後に前記復号化手段が復号化した情報データであってエラーが検出されなかった前記第二の最小符号化単位を、前記時間情報の到来を待たずに最小符号化単位毎に前記復号化手段に復号化させるとともに前記再生手段に出力させて、前記エラーが検出されなかった第二の最小符号化単位の後に到来する前記第一の最小符号化単位に付加された時間情報に基づいて、欠落した前記第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位の補完を行う制御手段と、
    を有したことを特徴とする情報データ受信装置。
  2. 前記制御手段が、前記時間情報から前記第一の最小符号化単位および第二の最小符号化単位の欠落を検出し、欠落時間分の情報データを前記補間手段に生成させて、前記再生手段に出力することを特徴とする請求項1に記載の情報データ受信装置。
  3. 前記制御手段が、一つ前の前記時間情報からの前記第一の最小符号化単位、第二の最小符号化単位の補間数および復号化数から算出した時間と、現在検出した前記時間情報とを比較して前記第一の最小符号化単位および第二の最小符号化単位の欠落を検出することを特徴とする請求項2に記載の情報データ受信装置。
  4. 復号化や再生のための時間情報が付加されている第一の最小符号化単位と、前記時間情報が付加されていない第二の最小符号化単位とが混在する情報データを受信し、受信した情報データを前記最小符号化単位毎に復号化して、復号化した復号化データを再生する情報データ受信方法であって、
    前記第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位を復号化する際にエラーを検出した場合は、前記第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位の時間分の補間データを生成し、エラーが検出された前記第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位の情報データに代えて前記補間データを出力し、前記補間データを出力した後に復号化した情報データであってエラーが検出されなかった前記第二の最小符号化単位を、前記時間情報の到来を待たずに最小符号化単位毎に復号化するとともに再生し、前記エラーが検出されなかった第二の最小符号化単位の後に到来する前記第一の最小符号化単位に付加された時間情報に基づいて、欠落した前記第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位の補完を行うように制御することを特徴とする情報データ受信方法。
  5. 前記時間情報から前記第一の最小符号化単位および第二の最小符号化単位の欠落を検出し、欠落時間分の補間データを生成させて再生することを特徴とする請求項4に記載の情報データ受信方法。
  6. 一つ前の前記時間情報からの前記第一の最小符号化単位、第二の最小符号化単位の補間数および復号化数から算出した時間と、現在検出した前記時間情報とを比較して前記第一の最小符号化単位および第二の最小符号化単位の欠落を検出することを特徴とする請求項5に記載の情報データ受信方法。
  7. 復号化や再生のための時間情報が付加されている第一の最小符号化単位と、前記時間情報が付加されていない第二の最小符号化単位とが混在する情報データを受信する受信手段と、前記受信手段が受信した情報データを前記最小符号化単位毎に復号化する復号化手段と、前記復号化手段が復号化した復号化データを再生する再生手段と、してコンピュータに機能させる情報データ受信プログラムであって、
    前記復号化手段が前記第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位を復号化する際にエラーを検出した場合は、前記第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位の時間分の補間データを生成する補間手段と、
    エラーが検出された前記第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位の情報データに代えて前記補間データを出力させ、前記補間データを前記再生手段に出力させた後に前記復号化手段が復号化した情報データであってエラーが検出されなかった前記第二の最小符号化単位を、前記時間情報の到来を待たずに最小符号化単位毎に前記復号化手段に復号化させるとともに前記再生手段に出力させて、前記エラーが検出されなかった第二の最小符号化単位の後に到来する前記第一の最小符号化単位に付加された時間情報に基づいて、欠落した前記第一の最小符号化単位または第二の最小符号化単位の補完を行う制御手段と、
    してコンピュータに機能させることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な情報データ受信プログラム。
  8. 前記制御手段が、前記時間情報から前記第一の最小符号化単位および第二の最小符号化単位の欠落を検出し、欠落時間分の情報データを前記補間手段に生成させて、前記再生手段に出力することを特徴とする請求項7に記載の情報データ受信プログラム。
  9. 前記制御手段が、一つ前の前記時間情報からの前記第一の最小符号化単位、第二の最小符号化単位の補間数および復号化数から算出した時間と、現在検出した前記時間情報とを比較して前記第一の最小符号化単位および第二の最小符号化単位の欠落を検出することを特徴とする請求項8に記載の情報データ受信プログラム。
  10. 請求項7乃至9のうちいずれか一項に記載の情報データ受信プログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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