JP4820381B2 - ネットワーク構成方法、ノード装置、管理装置およびネットワーク - Google Patents

ネットワーク構成方法、ノード装置、管理装置およびネットワーク Download PDF

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Description

本発明は、ネットワーク内にノード装置を設置する際にネットワークを構成するためのパラメータ情報をノード装置へ設定する情報設定技術に関する。
従来、ネットワーク内にノード装置を設置する際にネットワーク(制御プレーン(C-plane))を構成するためのパラメータ情報をノード装置へ設定するために、ネットワークを構成するノード装置に対するパラメータ情報作成と設定を行うConfig作成設定支援機能が知られている(非特許文献1参照)。
清水雅史、吉田敦、早舩嘉博、笹山浩二、大塚祥広、「次世代ネットワークに向けた転送装置のConfig作成設定支援機能の試作」、社団法人電子情報通信学会技術研究報告、2007年7月、vol. 107、no. 135、TM2007-29、pp. 43-48
しかしながら、現在の規定では、オペレータは、パラメータ情報の設定を行うために、ノード敷設状態を、別ルートで確認する必要がある。そのため、オペレータの負担が大きく、さらに人為的な設定ミス(登録ミス)が生じる場合がある。
そこで、本発明では、前記した問題を解決し、ネットワークを構成するためのパラメータ情報をノード装置に自動設定するネットワーク構成方法、ノード装置、管理装置およびネットワークを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、請求項1に記載のネットワーク構成方法は、ネットワーク内にノード装置を設置する際に制御プレーン、データプレーンおよびマネジメントプレーンのうちの少なくとも1つのプレーンのネットワーク運用に必要な情報として前記ノード装置に設定されるパラメータ情報を設計データベースに保持して管理する管理装置に前記マネジメントプレーンのためのリンクを介して通信可能に接続された前記ノード装置のネットワーク構成方法であって、前記ノード装置が、前記ネットワーク運用に必要なパラメータ情報の取得を要求するメッセージとして、ノード識別子と、インタフェース識別子とを含むパラメータ情報要求を前記管理装置に送信するパラメータ情報要求ステップを実行し、前記管理装置が、前記ノード装置から前記パラメータ情報要求を受け付けるパラメータ情報受付ステップと、前記パラメータ情報要求に含まれるノード識別子に基づいて、前記パラメータ情報要求を送信したノード装置が当該管理装置の管理下であるか否かを確認するノード識別ステップと、前記ノード装置が当該管理装置の管理下である場合、前記パラメータ情報要求に含まれるインタフェース識別子に基づいて、インタフェースを識別するインタフェース識別ステップと、前記識別されたインタフェースについて、前記パラメータ情報要求により要求されたパラメータ情報を、前記設計データベースから取得するパラメータ情報取得ステップと、前記取得したパラメータ情報を前記ノード装置へ送信するパラメータ情報応答ステップと、を含んで実行し、前記ノード装置が、前記パラメータ情報要求に応じて前記管理装置から送信されたパラメータ情報を受信するパラメータ情報受信ステップと、前記受信したパラメータ情報を記憶手段に格納することでパラメータ情報を設定するパラメータ情報設定ステップとを含んで実行することを特徴とする。
かかる手順によれば、ノード装置のネットワーク構成方法では、ノード装置が、ネットワークを構成する設計情報としてパラメータ情報を管理する管理装置に対して必要なパラメータ情報を自動的に要求し、ネットワーク運用に必要な全パラメータ情報を管理装置から取得して自律的に設定し、サービスの提供を開始することができる。
また、請求項2に記載のネットワーク構成方法は、請求項1に記載のネットワーク構成方法において、前記ノード装置が、自ノード装置と他のノード装置とを接続する前記制御プレーンのためのリンクまたは前記データプレーンのためのリンクを構成する通信線が自ノード装置のインタフェースに接続されたことを検出するステップをさらに実行し、前記パラメータ情報要求ステップが、前記リンクを構成する通信線がインタフェースに接続されたことをトリガに、前記パラメータ情報要求を前記管理装置に送信することを特徴とする。
かかる手順によれば、ノード装置は、リンクがインタフェースに接続されたことをトリガにパラメータ情報要求を管理装置に送信する。したがって、ネットワークを構成するためのパラメータ情報をプラグアンドプレイで自動設定することができる。
また、請求項3に記載のネットワーク構成方法は、請求項1または請求項2に記載のネットワーク構成方法において、前記ノード装置が、前記パラメータ情報要求ステップにて、前記制御プレーンまたは前記データプレーンを構成するために必要なパラメータ情報として事前に設定された設定値またはデフォルト値を記憶手段から読み出し、前記読み出したパラメータ情報を提示することで確認または更新を要求するメッセージを、前記パラメータ情報要求として前記管理装置に送信することを特徴とする。
かかる手順によれば、前記ノード装置は、事前に設定された設定値またはデフォルト値であるパラメータ情報を提示することで確認または更新を要求するメッセージを、パラメータ情報要求として管理装置に送信することができる。ここで、事前に設定された設定値は、オペレータにより入力設定された設定値や既に自動設定された設定値であり、デフォルト値はノード装置の製造出荷時に設定されたものを示す。
また、請求項4に記載のネットワーク構成方法は、請求項3に記載のネットワーク構成方法において、前記管理装置が、前記パラメータ情報取得ステップにて前記設計データベースから取得したパラメータ情報をマスターとして前記受け付けたパラメータ情報と比較し、差分が存在する場合に前記取得したパラメータ情報を、前記ノード装置に送信すべき更新用のパラメータ情報として管理することを特徴とする。
かかる手順によれば、管理装置は、設計データベースから取得したパラメータ情報と、ノード装置から受け付けたパラメータ情報とが異なる場合に、設計データベースから取得したパラメータ情報の方をマスターとして、ノード装置に送信すべき更新用のパラメータ情報として管理することができる。このため、管理装置は、事前に設定された設定値またはデフォルト値との差分のみを更新情報としてノード装置に送信することが可能である。したがって、管理装置において、パラメータ情報を変更するだけで各ノード装置の設定情報を更新することが可能となる。
また、請求項5に記載のネットワーク構成方法は、請求項4に記載のネットワーク構成方法において、前記管理装置が、前記受け付けたパラメータ情報に前記マスターとの差分が存在する場合に、前記受け付けたパラメータ情報の更新可否を問い合わせる画面を表示し、前記受け付けたパラメータ情報の更新指示を示す情報が入力されたことを検出したときに、前記取得したパラメータ情報を前記更新用のパラメータ情報として管理することを特徴とする。
かかる手順によれば、管理装置は、ノード装置から受け付けたパラメータ情報にマスターとの差分が存在するときに、受け付けたパラメータ情報の更新可否を問い合わせる画面を表示し、更新指示を検出したときに、設計データベースから取得したパラメータ情報を更新用のパラメータ情報として管理する。したがって、管理装置のオペレータはパラメータ情報を更新してノード装置に通知することが適切であるかどうかを管理装置の画面表示によりその都度確認することができる。
また、請求項6に記載のネットワーク構成方法は、請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のネットワーク構成方法において、前記管理装置の前記設計データベースが、前記パラメータ情報として、前記制御プレーン、データプレーンおよびマネジメントプレーンのうちの少なくとも1つのプレーンを構成するためのノード装置に関する構成情報と、前記少なくとも1つのプレーンにおいて前記ノード装置がキャリアポリシーを反映してネットワークサービスを行うために用いる運用情報とを格納し、前記管理装置が、前記パラメータ情報取得ステップにて、前記設計データベースから、前記パラメータ情報として、前記構成情報と前記運用情報のうち少なくとも一方を取得することを特徴とする。
かかる手順によれば、管理装置は、設計データベースから、パラメータ情報として、構成情報または運用情報、あるいは、構成情報および運用情報を取得できる。したがって、管理装置において、構成情報を変更するだけで、管理対象とするノード装置に設定すべきパラメータ情報の変更を反映した設定が可能となる。あるいは、管理装置において、運用情報のキャリアポリシーを変更するだけで、各ノード装置においてもキャリアポリシーの変更を反映した設定が可能となる。
また、請求項7に記載のノード装置は、ネットワーク内にノード装置を設置する際に制御プレーン、データプレーンおよびマネジメントプレーンのうちの少なくとも1つのプレーンのネットワーク運用に必要な情報として前記ノード装置に設定されるパラメータ情報を管理する管理装置に前記マネジメントプレーンのためのリンクを介して通信可能に接続されたノード装置であって、前記ネットワーク運用に必要なパラメータ情報の取得を要求するメッセージとして、ノード識別子と、インタフェース識別子とを含むパラメータ情報要求を前記管理装置に送信するパラメータ情報要求手段と、前記パラメータ情報要求に応じて前記管理装置から送信されたパラメータ情報を受信するパラメータ情報受信手段と、前記受信したパラメータ情報を記憶手段に格納することでパラメータ情報を設定するパラメータ情報設定手段とを備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、ノード装置は、ネットワークを構成する設計情報としてパラメータ情報を管理する管理装置に対して必要なパラメータ情報を自動的に要求し、ネットワーク運用に必要な全パラメータ情報を管理装置から取得して自律的に設定し、サービスの提供を開始することができる。
また、請求項8に記載のノード装置は、ネットワーク内にノード装置を設置する際に制御プレーン、データプレーンおよびマネジメントプレーンのうちの少なくとも1つのプレーンのネットワーク運用に必要な情報として前記ノード装置に設定されるパラメータ情報を管理する管理装置に前記マネジメントプレーンのためのリンクを介して通信可能に接続されたノード装置であって、前記制御プレーンまたは前記データプレーンを構成するために必要なパラメータ情報として事前に設定された設定値またはデフォルト値を記憶手段から読み出し、前記読み出したパラメータ情報の確認または更新を要求するメッセージとして、ノード識別子と、インタフェース識別子とを含むパラメータ情報要求を前記管理装置に送信するパラメータ情報要求手段と、前記パラメータ情報要求に応じて前記管理装置から送信された更新用のパラメータ情報を受信するパラメータ情報受信手段と、前記受信した更新用のパラメータ情報により、前記記憶手段に記憶されたパラメータ情報を更新することでパラメータ情報を設定するパラメータ情報設定手段とを備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、ノード装置は、ネットワークを構成する設計情報としてパラメータ情報を管理する管理装置に対して必要なパラメータ情報を自動的に要求し、ネットワーク運用に必要な全パラメータ情報を管理装置から取得して自律的に設定することができる。また、ノード装置は、事前に設定された設定値またはデフォルト値であるパラメータ情報を提示することで確認または更新を要求するメッセージを、パラメータ情報要求として管理装置に送信することができる。
また、請求項9に記載の管理装置は、ネットワーク内にノード装置を設置する際に制御プレーン、データプレーンおよびマネジメントプレーンのうちの少なくとも1つのプレーンのネットワーク運用に必要な情報として前記ノード装置に設定されるパラメータ情報を設計データベースに保持して管理する管理装置であって、前記ノード装置から、前記ネットワーク運用に必要なパラメータ情報の取得を要求するメッセージとして、ノード識別子と、インタフェース識別子とを含むパラメータ情報要求を受け付けるパラメータ情報受付手段と、前記パラメータ情報要求に含まれるノード識別子に基づいて、前記パラメータ情報要求を送信したノード装置が当該管理装置の管理下であるか否かを確認するノード識別手段と、前記ノード装置が当該管理装置の管理下である場合、前記パラメータ情報要求に含まれるインタフェース識別子に基づいて、インタフェースを識別するインタフェース識別手段と、前記識別されたインタフェースについて、前記パラメータ情報要求により要求されたパラメータ情報を、前記設計データベースから取得するパラメータ情報取得手段と、前記取得したパラメータ情報を前記ノード装置へ送信するパラメータ情報応答手段とを備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、管理装置は、ノード装置からの取得要求に応じて設計データベースから読み出したパラメータ情報を要求元のノード装置へ送信する。これにより、ノード装置は、ネットワーク運用に必要な全パラメータ情報を管理装置から取得して自律的に設定し、サービスの提供を開始することができる。
また、請求項10に記載の管理装置は、ネットワーク内にノード装置を設置する際に制御プレーン、データプレーンおよびマネジメントプレーンのうちの少なくとも1つのプレーンのネットワーク運用に必要な情報として前記ノード装置に設定されるパラメータ情報を設計データベースに保持して管理する管理装置であって、前記ノード装置から、前記制御プレーンまたは前記データプレーンを構成するために必要なパラメータ情報として事前に設定された設定値またはデフォルト値の確認または更新を要求するメッセージとして、ノード識別子と、インタフェース識別子とを含むパラメータ情報要求を受け付けるパラメータ情報受付手段と、前記パラメータ情報要求に含まれるノード識別子に基づいて、前記パラメータ情報要求を送信したノード装置が当該管理装置の管理下であるか否かを確認するノード識別手段と、前記ノード装置が当該管理装置の管理下である場合、前記パラメータ情報要求に含まれるインタフェース識別子に基づいて、インタフェースを識別するインタフェース識別手段と、前記識別されたインタフェースについて、前記パラメータ情報要求により要求されたパラメータ情報を、前記設計データベースから取得し、前記取得したパラメータ情報と、前記受け付けたパラメータ情報とを比較し、異なる場合に前記取得したパラメータ情報を、前記ノード装置に送信すべき更新用のパラメータ情報として管理するパラメータ情報取得手段と、前記取得したパラメータ情報を前記ノード装置へ送信するパラメータ情報応答手段とを備えることを特徴とする。
かかる構成によれば、管理装置は、ノード装置からパラメータ情報の確認または更新を要求するパラメータ情報要求と共に取得したパラメータ情報と、設計データベースから読み出したパラメータ情報とを比較し、更新用のパラメータ情報を要求元のノード装置へ送信する。これにより、ノード装置は、自ら保有するパラメータ情報の更新または確認を自律的に管理装置に行わせることで、サービスの提供を開始することができる。
また、請求項11に記載のネットワークは、請求項7に記載のノード装置を複数備えるネットワークであって、各ノード装置が、請求項9に記載の管理装置に対してそれぞれが前記マネジメントプレーンのためのリンクを介して通信可能に接続されていることを特徴とする。
かかる構成によれば、ネットワークにおいて、ノード装置は、管理装置に対して必要なパラメータ情報を自動的に要求し、管理装置は、要求に応じたパラメータ情報をノード装置に送信するので、ノード装置は、ネットワーク運用に必要な全パラメータ情報を管理装置から取得して自律的に設定し、サービスの提供を開始することができる。
また、請求項12に記載のネットワークは、請求項8に記載のノード装置を複数備えるネットワークであって、各ノード装置が、請求項10に記載の管理装置に対してそれぞれが前記マネジメントプレーンのためのリンクを介して通信可能に接続されていることを特徴とする。
かかる構成によれば、ネットワークにおいて、ノード装置は、事前に設定された設定値またはデフォルト値であるパラメータ情報を提示することで自ノード装置に格納されたパラメータ情報の確認または更新を管理装置に行わせることができる。
本発明によれば、ノード装置は、ネットワークを構成する設計情報としてネットワーク運用に必要なパラメータ情報を管理装置と連携することで自律的に設定することができる。したがって、オペレータはノード装置に対してパラメータ情報を設定するためのトリガを出す必要が無い。これにより、ノード装置は、オペレータの介在なしにサービスを開始することが可能である。さらに、管理装置が管理する設計情報として、ネットワーク運用に必要なキャリアポリシーを含むことで、ノード装置が、管理装置と連携してキャリアポリシーを反映したパラメータ値を入手することにより、キャリアポリシーに則ったサービスを提供することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明のネットワーク構成方法、ノード装置およびネットワークを実施するための最良の形態(以下「実施形態」という)について詳細に説明する。
(第1実施形態)
[ネットワークの構成]
図1は、本発明の実施形態に係るネットワークの一例を示す構成図である。図1に示すように、光IP(Internet Protocl)網(ネットワーク)1000は、複数のノード装置100(100−1,100−2)を備えている。光IP網1000は、例えば、マルチレイヤネットワークからなる。マルチレイヤネットワークは、異なる階層に属するノード装置が存在するネットワークである。本実施形態では、光IP網1000は、各ノード装置100に設定されるパラメータ情報を管理するシステム(管理装置)200−1(200)も備えている。ここで、光IP網1000,ノード装置100,システム200は、それぞれ、例えば通信事業者(キャリア)に運用される。図1において、ノード装置100やシステム200の台数は特に限定されるものではない。なお、光IP網1000は、シングルレイヤネットワークからなるように構成することもできる。
ノード装置100は、例えば、光クロスコネクト(OXC:Optical Cross Connect)、ルータ、スイッチ等からなる装置である。ノード装置100−1は、複数のインタフェース12(12−1,12−2,12−3)を有している。ノード装置100−2は、複数のインタフェース21(21−1,21−2,21−3)を有している。
インタフェース12−1,21−1には、システム200と通信可能に接続するためのマネジメントプレーン(Management-plane)のためのリンク(マネジメントリンク)31,32としてのケーブル(通信線)が接続される。したがって、例えばノード装置100−1は、リンク31を構成するケーブルと物理的に接続されるインタフェース12−1を、ネットワークを構成する設計情報(マネジメントプレーンの設計情報)として管理する。本実施形態では、ノード装置100は、システム200とのリンク31,32については、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)等を用いて、リンク接続時にIP addressを払い出されリーチャビリティ(ネットワークの到達性)が確保されるように構成されている。なお、ノード装置100は、システム200とのリンク31,32について、事前設定によりリーチャビリティが確保されるように構成することもできる。
システム200は、光IP網1000において所定の運用ポリシで設計されるネットワークを構成する設計情報として各ノード装置100に設定されるパラメータ情報を設計データベース290(図2参照)に保持して管理するものである。なお、システム200の詳細は後記する。
インタフェース12−2,21−2には、制御プレーン(C-plane)のためのリンク41(制御リンク)としてのケーブル(通信線)が接続される。制御プレーンは、リンク41により構成される。ノード装置100は、制御プレーンにて、ルーティングプロトコル、シグナリングプロトコル等によるデータプレーンの制御機能の役割を果たすと共に、ネットワークの運用や制御プレーンの監視を行う。したがって、例えばノード装置100−1は、リンク41を構成するケーブルと物理的に接続されるインタフェース12−2を、ネットワークを構成する設計情報(制御プレーンの設計情報)として管理する。
インタフェース12−3,21−3には、データプレーン(D−plane)のためのリンク42(データリンク)としてのケーブル(通信線)が接続される。データプレーンは、リンク42により構成される。ノード装置100は、データプレーンにて、パケット(データ)の転送を行う。したがって、例えばノード装置100−1は、リンク42を構成するケーブルと物理的に接続されるインタフェース12−3を、ネットワークを構成する設計情報(データプレーンの設計情報)として管理する。
図1に示す例では、ノード装置100−1とノード装置100−2との間には、制御リンクとデータリンクとがそれぞれ1本ずつ保持されている。また、インタフェース12,21の個数は特に限定されるものではない。また、ノード装置100は、リンク42(データリンク)を1本ずつ管理してもよいが、データプレーンにおいて大容量のトラフィックを転送するために、例えば複数のデータリンクを論理的に1つに束ねてバンドルリンク(Bundle Link)を生成することができる。なお、隣接する2つのノード装置100のインタフェースを接続したものをリンクと呼ぶ。
図2は、本発明の実施形態に係るノード装置およびシステム(管理装置)の構成の一例を示すブロック図である。ノード装置100およびシステム200は、例えば、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)と、ROM(Read Only Memory)と、HDD(Hard Disk Drive)と、通信を行うためのNIC(Network Interface Card)等から構成されている。
[ノード装置の構成]
ノード装置100は、図2に示すように、パラメータ情報要求手段110と、パラメータ情報受信手段120と、パラメータ情報設定手段130と、記憶手段140とを含むように構成される。
パラメータ情報要求手段110は、ネットワークを構成するために必要なパラメータ情報の取得を要求するメッセージとして、ノード識別子と、インタフェース識別子とを含むパラメータ情報要求をシステム200に送信するものである。ここで、ネットワークを構成するために必要なパラメータ情報とは、従来オペレータにより入力設定されていた情報を指すものである。ノード識別子は、光IP網1000において当該ノード装置100を一意に識別するための識別子である。インタフェース識別子は、例えばインタフェース名、リンク名、インタフェース(またはそのチャネル)に付与するアドレス等を示す。
本実施形態では、パラメータ情報要求にさらにベンダ種別情報を含むこととした。ベンダ種別情報は、ベンダを識別するための識別子である。光IP網1000にはベンダ装置が複数存在している。このベンダ種別情報を通知されたシステム200は、パラメータ情報を要求するノード装置100がどのベンダ装置であるか識別して、ベンダに適した構成(Cnfigration)の形式に変換したパラメータ情報を通知することとなる。つまり、ベンダ種別情報は、システム200からの応答フォーマットに関する情報を示す。
以下では、「ネットワークを構成する設計情報」について、一例として、「制御プレーンの設計情報」と記述して説明することとする。
本実施形態では、ノード装置100は、自ノード装置(例えば100−1)と、他のノード装置(例えば100−2)とを接続するリンク41(またはリンク42)を構成するケーブル(通信線)が自ノード装置(例えば100−1)のインタフェース12−2(または12−3)に接続されたこと(以下、リンクアップという)を検出する。そして、パラメータ情報要求手段110は、リンクアップを検出したことをトリガに、パラメータ情報要求をシステム200に送信することとする。なお、ノード装置100−1において、インタフェース12−2をリンク(制御リンク)41に接続したり、インタフェース12−3をリンク(データリンク)42に接続したりした場合に、ベンダ種別情報をパラメータ情報要求に含めて通知する。
パラメータ情報受信手段120は、パラメータ情報要求に応じてシステム200から送信されたパラメータ情報を受信するものである。
パラメータ情報設定手段130は、パラメータ情報受信手段120で受信したパラメータ情報を記憶手段140に格納することでパラメータ情報を設定するものである。
記憶手段140は、例えば、CPUによる演算処理等に利用されるRAMと、所定のプログラムを格納したROMと、各種の設定情報等を格納するHDDとを備える。
なお、前記したパラメータ情報要求手段110、パラメータ情報受信手段120およびパラメータ情報設定手段130は、CPUが記憶手段のHDD等に格納された所定のプログラムをRAMに展開して実行することにより実現されるものである。
[システムの構成]
システム200は、図2に示すように、パラメータ情報受付手段210と、パラメータ情報応答手段220と、ノード識別手段230と、インタフェース識別手段240と、ベンダ識別手段250と、パラメータ情報取得手段260と、情報収集手段270と、情報出力手段280と、設計データベース290とを含むように構成される。
パラメータ情報受付手段210は、ノード装置100からパラメータ情報要求を受け付けるものである。
パラメータ情報応答手段220は、ベンダ識別手段250でベンダ種別情報に適した形式に組み立てられたパラメータ情報をノード装置100へ送信するものである
ノード識別手段230は、受け付けたパラメータ情報要求に含まれるノード識別子に基づいて、パラメータ情報要求を送信したノード装置100が当該システム200の管理下であるか否かを確認するものである。具体的には、ノード識別手段230は、受け付けたパラメータ情報要求に含まれるノード識別子をパラメータ情報取得手段260に出力し、パラメータ情報取得手段260から、システム200が管理すべきノード識別子を取得し、受け付けたパラメータ情報要求に含まれるノード識別子と比較する。
インタフェース識別手段240は、パラメータ情報要求を受け付けた対象のノード装置100が当該システム200の管理下である場合、パラメータ情報要求に含まれるインタフェース識別子に基づいて、インタフェースを識別するものである。具体的には、インタフェース識別手段240は、受け付けたパラメータ情報要求に含まれるインタフェース識別子をパラメータ情報取得手段260に出力し、パラメータ情報取得手段260から、そのインタフェースに設定すべきパラメータ情報を取得する。本実施形態では、インタフェース識別手段240は、パラメータ情報として構成パラメータと運用パラメータとを取得することとする。なお、構成パラメータまたは運用パラメータを取得するようにすることもできる。
ベンダ識別手段250は、受け付けたパラメータ情報要求に含まれるベンダ種別情報に基づいて、パラメータ情報の応答フォーマットを確認し、応答フォーマットに基づいて、受け付けたパラメータ情報要求により要求されたパラメータ情報を、ベンダ種別情報に適した形式に組み立てるものである。
パラメータ情報取得手段260は、インタフェース識別手段240で識別されたインタフェースについて、受け付けたパラメータ情報要求により要求されたパラメータ情報を、設計データベース290から取得するものである。また、本実施形態では、パラメータ情報取得手段260は、ノード識別手段230からの要求に基づいて、設計データベース290から、システム200が管理すべきノード識別子を取得し、ノード識別手段230に出力する。
情報収集手段270は、システム200の外部から、ネットワークを構成する設計情報として、データプレーンを構成するための各種パラメータ情報を収集するものである。例えば、情報収集手段270は、オペレータから図示しない入力装置を介して入力情報を受け付けて、設計データベース290に格納する入力インタフェースで構成することができる。また、情報収集手段270は、他のシステム(管理装置)200からの入力情報を受け付けて、設計データベース290に格納する通信インタフェースで構成することができる。
情報出力手段280は、情報収集手段270で収集した各種パラメータ情報をシステム200の外部へ出力するものである。例えば、情報出力手段280は、設計データベース290から読み出した情報を図示しない出力装置へ出力することでオペレータへ提示する出力インタフェースで構成することができる。また、情報出力手段280は、設計データベース290から読み出した情報を他のシステム(管理装置)200へ出力する通信インタフェースで構成することができる。
設計データベース(設計情報)290は、光IP網1000において所定の運用ポリシで設計される制御プレーンを構成する設計情報として各ノード装置100に設定されるパラメータ情報を保持するものである。なお、設計データベース290は、マネジメントプレーンおよびデータプレーンを構成する設計情報として各ノード装置100に設定されるパラメータ情報も保持することができる。この設計データベース290は、ネットワーク運用に必要なパラメータ情報として、制御プレーンを構成するためのノード装置100に関する構成情報(構成パラメータ)と、制御プレーンにおいてノード装置100がキャリアポリシーを反映してネットワークサービスを行うために用いる運用情報(運用パラメータ)とを格納する。
構成パラメータは、例えば、ノード情報(ノード名やノード識別子)、リンク情報(インタフェース識別子)、ベンダ情報(ベンダ種別情報)等を示す。構成パラメータのうち、ノード名とノード識別子は、事前にノード装置100に割り振ることで光IP網1000においてノード装置100やインタフェースを識別できるようにすることができる。
運用パラメータは、例えば、制御プレーン(C-plane)にてノード装置100が、C-plane死活監視のために用いるパラメータ、パスの状況把握のために用いるパラメータ、トポロジの状況把握のために用いるパラメータ等を示す。運用パラメータは、キャリアオペレーションポリシーを反映できるように構成され、キャリアオペレーションポリシーの変更により、運用パラメータの設定値が更新される。
[ノード装置のネットワーク構成方法]
次に、図3を参照(適宜図1および図2参照)して、光IP網1000におけるネットワーク構成方法について説明する。図3は、本発明の第1実施形態に係るネットワーク構成方法を示すフローチャートである。ノード装置100−1は、ノード識別子と、インタフェース識別子と、ベンダ種別情報とを事前に保持している。ノード装置100−1は、インタフェース12−1を用いてシステム200と通信が可能な状況になっている。ノード装置100−1のインタフェース12−2(または12−3)に対して、リンク41(またはリンク42)を接続すると、ノード装置100−1は、リンクアップを検出する(ステップS1)。そして、ノード装置100−1は、パラメータ情報要求手段110によって、自ノード装置に設定すべきパラメータ情報を要求するために、パラメータ情報要求をシステム200に対して送信する(ステップS2:パラメータ情報要求ステップ)。
システム200は、パラメータ情報受付手段210によって、パラメータ情報要求を受け付け(ステップS3:パラメータ情報受付ステップ)、ノード識別手段230によって、パラメータ情報要求に含まれるノード識別子を確認する(ステップS4)。そして、システム200は、パラメータ情報取得手段260によって、設計データベース290から、システム200が管理すべきノード識別子を取得し、ノード識別手段230によって、パラメータ情報要求に含まれるノード識別子が、システム200にて管理すべきノード識別子に含まれているか否かを確認する(ステップS5:ノード識別ステップ)。
続いて、システム200は、インタフェース識別手段240によって、パラメータ情報要求に含まれるインタフェース識別子に基づいてインタフェースを確認する(ステップS6:インタフェース識別ステップ)。そして、システム200は、パラメータ情報取得手段260によって、確認したインタフェースに設定すべきパラメータ情報(構成パラメータおよび運用パラメータ)を設計データベース290から取得する(ステップS7:パラメータ情報取得ステップ)。次いで、システム200は、ベンダ識別手段250によって、パラメータ情報要求に含まれるベンダ種別情報を確認し(ステップS8)、設計データベース290から取得したパラメータ情報をベンダ種別に適した形式に組み立てる(ステップS9)。そして、システム200は、パラメータ情報応答手段220によって、ベンダ種別情報に適した形式に組み立てられたパラメータ情報をノード装置100−1へ送信する(ステップS10:パラメータ情報応答ステップ)。
ノード装置100−1は、パラメータ情報受信手段120を用いて、システム200からパラメータ情報を受信し(ステップS11:パラメータ情報受信ステップ)、パラメータ情報設定手段130によって、受信したパラメータ情報を記憶手段140に格納することでパラメータ情報を設定する(ステップS12:パラメータ情報設定ステップ)。
第1実施形態によれば、ノード装置100−1の制御プレーンまたはデータプレーンのリンクアップをトリガに、ノード装置100−1が、設計情報を保持するシステム200と連携することで、該当するインタフェースに必要なパラメータ情報を取得することができる。その結果、ノード装置100−1は、制御プレーンの運用に必要な全パラメータを収集することが可能となり、サービス提供が可能となる。また、ノード装置100−1はパラメータ情報を自動設定することから、オペレータによる設定を不要にすることができる。その結果、オペレータの負担が軽減される。
(第2実施形態)
第2実施形態のノード装置およびネットワークの構成は、第1実施形態と同様であり、ネットワーク構成方法は、ノード装置が事前に設定された設定値(事前設定情報)またはデフォルト値として保持するパラメータ情報をシステムに提示することで確認または更新を要求する点が異なる。以下では、第1実施形態と異なる機能および動作を説明し、第1実施形態と同じ構成の説明および図面を省略し、同じ構成には同一の符号を付与する。
ノード装置100のパラメータ情報要求手段110は、例えば制御プレーンを構成するために必要なパラメータ情報として事前に設定された設定値またはデフォルト値を記憶手段140から読み出し、読み出したパラメータ情報を提示することで確認または更新を要求するメッセージを、パラメータ情報要求としてシステム200に送信する。ここで、パラメータ情報を読み出すタイミングは、例えば電源の投入時とすることができる。なお、パラメータ情報要求には、ノード識別子と、インタフェース識別子と、ベンダ種別情報とを含む。
また、確認または更新を要求するパラメータ情報としては、インタフェース12−2より構成される制御プレーンのパラメータ情報や、制御プレーンにてトポロジ情報として交換されるインタフェース12−3に関わるデータプレーンのパラメータを含むことが可能である。つまり、第2実施形態のノード装置100は、データプレーンを構成するためのデータリンクのパラメータ設定、または、複数のデータリンクを束ねたバンドルリンクのパラメータ設定も自律的に行うことができる。データリンクのパラメータ情報は、例えば、リンク名、Switching type、Encording type、最小帯域、最大帯域等が挙げられる。また、バンドルリンクのパラメータ情報には、複数のリンクを1つに束ねたものを総称するTE(Traffic Engineering)リンク情報も含まれる。
システム(管理装置)200のパラメータ情報取得手段260は、パラメータ情報受付手段210で受け付けたパラメータ情報要求にインタフェース識別子以外にもパラメータ情報が挿入されているか否かを確認する。すなわち、パラメータ情報取得手段260は、設計データベース290から取得したパラメータ情報をマスターとして、パラメータ情報受付手段210で受け付けたパラメータ情報と比較し、差分が存在する場合に、取得したパラメータ情報を、ノード装置100に送信すべき更新用のパラメータ情報として管理する。本実施形態では、パラメータ情報取得手段260は、受け付けたパラメータ情報にマスターとの差分が存在する場合に、受け付けたパラメータ情報の更新可否を問い合わせる画面を表示し、受け付けたパラメータ情報の更新指示を示す情報が入力されたことを検出したときに、設計データベース290から取得したパラメータ情報を、更新用のパラメータ情報として管理する。なお、パラメータ情報取得手段260によって、差分が存在しないと判別された場合には、パラメータ情報応答手段220から、更新の必要がない旨を示す確認メッセージをノード装置100に回答する。
[ノード装置のネットワーク構成方法]
次に、図4を参照(適宜図1ないし図3参照)して、光IP網1000におけるネットワーク構成方法について説明する。図4は、本発明の第2実施形態に係るネットワーク構成方法を示すフローチャートである。ノード装置100−1は、ノード識別子と、インタフェース識別子と、ベンダ種別情報とを事前に保持している。ノード装置100−1は、インタフェース12−1を用いてシステム200と通信が可能な状況になっている。また、ノード装置100−1は、パラメータ情報として事前に設定された設定値(事前設定情報)またはデフォルト値を記憶手段140に保持している。
まず、ノード装置100−1は、パラメータ情報として事前に設定された設定値(事前設定情報)またはデフォルト値を記憶手段140から取得する(ステップS21)。そして、ノード装置100−1は、パラメータ情報要求手段110によって、記憶手段140から取得したパラメータ情報を含み、このパラメータ情報の確認または更新を要求するパラメータ情報要求をシステム200に対して送信する(ステップS22:パラメータ情報要求ステップ)。
続いてシステム200が実行するステップS23〜ステップS27の各処理は、前記したステップS3〜ステップS7の各処理と同じなので説明を省略する。ステップS27に続いて、システム200は、パラメータ情報取得手段260によって、設計データベース290から取得したパラメータ情報と、パラメータ情報受付手段210で受け付けたパラメータ情報とを比較する(ステップS28)。設計データベース290から取得したパラメータ情報をマスターとして、パラメータ情報受付手段210で受け付けたパラメータ情報に差分が存在する場合に、システム200は、パラメータ情報取得手段260によって、受け付けたパラメータ情報の更新可否(送信可否)を、システム200のオペレータに問い合わせる画面を表示する(ステップS29)。そして、パラメータ情報取得手段260は、受け付けたパラメータ情報の更新指示を示す情報が入力されたことを検出したときに、設計データベース290から取得したパラメータ情報を、ノード装置100に送信すべき更新用のパラメータ情報として管理する(ステップS30)。
続いてシステム200が実行するステップS31〜ステップS33の各処理は、前記したステップS8〜ステップS10の各処理と同じなので説明を省略する。また、ノード装置100−1が実行するステップS34,S35の各処理は、前記したステップS11,S12の各処理と同じなので説明を省略する。ただし、ステップS30において、差分が存在しないと判別された場合には、システム200は、パラメータ情報応答手段220によって、更新の必要がない旨を示す確認メッセージをノード装置100に返信し、ノード装置100−1は、記憶手段140に設定されているパラメータ情報を更新せずに保持する。
第2実施形態においては、ノード装置100−1に事前に設定された設定値またはデフォルト値として保持する情報をシステム200に提示することにより、キャリアポリシーを反映した設計情報としてのパラメータ値を入手することができる。これにより、キャリアポリシーを反映した制御プレーンの運用によるサービス提供が可能となる。また、ノード装置100は、リンク(制御リンク)41のパラメータ設定と合わせてリンク(データリンク)42のパラメータ設定またはバンドルリンクのパラメータ設定も自律的に行うことができる。これにより、サービス提供のためにパスを確立する際に必要なデータプレーンを構築することが可能となる。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、その趣旨を変えない範囲で実施することができる。例えば、各実施形態では、ノード装置100がシステム200に送信するパラメータ要求情報にベンダ種別情報を含むものとして説明したが、ベンダ種別情報は必須ではなく、ノード装置100において、システム200から受信したパラメータ情報をベンダ独自の形式に変換してから設定することも可能である。この場合には、システム200は、要求されたパラメータ情報をベンダ種別情報に適した形式に組み立てるベンダ識別手段250を必要としないので処理負荷を低減でき、多数のノード装置100からの要求に迅速に応答することができる。
また、各実施形態では、ノード装置100−1は、インタフェース12−1を用いてシステム200と通信が可能な状況になっていることを前提として、制御プレーンのパラメータ情報やデータプレーンのパラメータ情報を設定するものとして説明したが、ノード装置100−1は、同様にして、マネジメントプレーンのパラメータ情報についても自律的に設定することができる。
また、第2実施形態のノード装置100は、電源の投入時にパラメータ情報を記憶手段140から読み出すものとしたが、リンクアップを検出したことをトリガにしてパラメータ情報を記憶手段140から読み出すようにしてもよい。
また、第2実施形態のシステム(管理装置)200は、パラメータ情報取得手段260によって、パラメータ情報の更新可否を問い合わせるものとしたが、受け付けたパラメータ情報にマスターとの差分が存在する場合には自動的に更新用のパラメータ情報として管理するように構成することもできる。この場合には、システム200は、前記したステップS29の処理をスキップする。なお、更新可否を問い合わせる場合には、管理装置のオペレータがパラメータ情報を更新または送信することが適切であるかどうかについてその都度確認することができるので、問い合わせる形態が好ましい。このような問い合わせる形態であれば、管理装置のオペレータは、例えば複数のノード装置に保有されたそれぞれのパラメータ情報を一斉に更新する操作を行うことも可能となる。
また、ノード装置100は、一般的なコンピュータを、前記したパラメータ情報要求手段110、パラメータ情報受信手段120およびパラメータ情報設定手段130として機能させるプログラムにより動作させることで実現することができる。このプログラムは、通信回線を介して配布することも可能であるし、CD−ROM等の記録媒体に書き込んで配布することも可能である。
同様に、システム200は、一般的なコンピュータを、前記したパラメータ情報受付手段210、パラメータ情報応答手段220、ノード識別手段230、インタフェース識別手段240、ベンダ識別手段250およびパラメータ情報取得手段260として機能させるプログラムにより動作させることで実現することができる。このプログラムは、通信回線を介して配布することも可能であるし、CD−ROM等の記録媒体に書き込んで配布することも可能である。
本発明の実施形態に係るネットワークの一例を示す構成図である。 本発明の実施形態に係るノード装置およびシステム(管理装置)の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係るネットワーク構成方法を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るネットワーク構成方法を示すフローチャートである。
符号の説明
1000 ネットワーク
100(100−1,100−2) ノード装置
110 パラメータ情報要求手段
120 パラメータ情報受信手段
130 パラメータ情報設定手段
200(200−1) システム(管理装置)
210 パラメータ情報受付手段
220 パラメータ情報応答手段
230 ノード識別手段
240 インタフェース識別手段
250 ベンダ識別手段(応答フォーマット識別手段)
260 パラメータ情報取得手段
270 情報収集手段
280 情報出力手段
290 設計データベース(設計情報)

Claims (12)

  1. ネットワーク内にノード装置を設置する際に制御プレーン、データプレーンおよびマネジメントプレーンのうちの少なくとも1つのプレーンのネットワーク運用に必要な情報として前記ノード装置に設定されるパラメータ情報を設計データベースに保持して管理する管理装置に前記マネジメントプレーンのためのリンクを介して通信可能に接続された前記ノード装置のネットワーク構成方法であって、
    前記ノード装置は、
    前記ネットワーク運用に必要なパラメータ情報の取得を要求するメッセージとして、ノード識別子と、インタフェース識別子とを含むパラメータ情報要求を前記管理装置に送信するパラメータ情報要求ステップを実行し、
    前記管理装置は、
    前記ノード装置から前記パラメータ情報要求を受け付けるパラメータ情報受付ステップと、
    前記パラメータ情報要求に含まれるノード識別子に基づいて、前記パラメータ情報要求を送信したノード装置が当該管理装置の管理下であるか否かを確認するノード識別ステップと、
    前記ノード装置が当該管理装置の管理下である場合、前記パラメータ情報要求に含まれるインタフェース識別子に基づいて、インタフェースを識別するインタフェース識別ステップと、
    前記識別されたインタフェースについて、前記パラメータ情報要求により要求されたパラメータ情報を、前記設計データベースから取得するパラメータ情報取得ステップと、
    前記取得したパラメータ情報を前記ノード装置へ送信するパラメータ情報応答ステップと、を含んで実行し、
    前記ノード装置は、
    前記パラメータ情報要求に応じて前記管理装置から送信されたパラメータ情報を受信するパラメータ情報受信ステップと、
    前記受信したパラメータ情報を記憶手段に格納することでパラメータ情報を設定するパラメータ情報設定ステップとを含んで実行することを特徴とするネットワーク構成方法。
  2. 前記ノード装置は、
    自ノード装置と他のノード装置とを接続する前記制御プレーンのためのリンクまたは前記データプレーンのためのリンクを構成する通信線が自ノード装置のインタフェースに接続されたことを検出するステップをさらに実行し、
    前記パラメータ情報要求ステップは、前記リンクを構成する通信線がインタフェースに接続されたことをトリガに、前記パラメータ情報要求を前記管理装置に送信することを特徴とする請求項1に記載のネットワーク構成方法。
  3. 前記ノード装置は、
    前記パラメータ情報要求ステップにて、前記制御プレーンまたは前記データプレーンを構成するために必要なパラメータ情報として事前に設定された設定値またはデフォルト値を記憶手段から読み出し、前記読み出したパラメータ情報を提示することで確認または更新を要求するメッセージを、前記パラメータ情報要求として前記管理装置に送信することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のネットワーク構成方法。
  4. 前記管理装置は、
    前記パラメータ情報取得ステップにて前記設計データベースから取得したパラメータ情報をマスターとして前記受け付けたパラメータ情報と比較し、差分が存在する場合に前記取得したパラメータ情報を、前記ノード装置に送信すべき更新用のパラメータ情報として管理することを特徴とする請求項3に記載のネットワーク構成方法。
  5. 前記管理装置は、
    前記受け付けたパラメータ情報に前記マスターとの差分が存在する場合に、前記受け付けたパラメータ情報の更新可否を問い合わせる画面を表示し、前記受け付けたパラメータ情報の更新指示を示す情報が入力されたことを検出したときに、前記取得したパラメータ情報を前記更新用のパラメータ情報として管理することを特徴とする請求項4に記載のネットワーク構成方法。
  6. 前記管理装置の前記設計データベースは、前記パラメータ情報として、前記制御プレーン、データプレーンおよびマネジメントプレーンのうちの少なくとも1つのプレーンを構成するためのノード装置に関する構成情報と、前記少なくとも1つのプレーンにおいて前記ノード装置がキャリアポリシーを反映してネットワークサービスを行うために用いる運用情報とを格納し、
    前記管理装置は、
    前記パラメータ情報取得ステップにて、前記設計データベースから、前記パラメータ情報として、前記構成情報と前記運用情報のうち少なくとも一方を取得することを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載のネットワーク構成方法。
  7. ネットワーク内にノード装置を設置する際に制御プレーン、データプレーンおよびマネジメントプレーンのうちの少なくとも1つのプレーンのネットワーク運用に必要な情報として前記ノード装置に設定されるパラメータ情報を管理する管理装置に前記マネジメントプレーンのためのリンクを介して通信可能に接続されたノード装置であって、
    前記ネットワーク運用に必要なパラメータ情報の取得を要求するメッセージとして、ノード識別子と、インタフェース識別子とを含むパラメータ情報要求を前記管理装置に送信するパラメータ情報要求手段と、
    前記パラメータ情報要求に応じて前記管理装置から送信されたパラメータ情報を受信するパラメータ情報受信手段と、
    前記受信したパラメータ情報を記憶手段に格納することでパラメータ情報を設定するパラメータ情報設定手段とを備えることを特徴とするノード装置。
  8. ネットワーク内にノード装置を設置する際に制御プレーン、データプレーンおよびマネジメントプレーンのうちの少なくとも1つのプレーンのネットワーク運用に必要な情報として前記ノード装置に設定されるパラメータ情報を管理する管理装置に前記マネジメントプレーンのためのリンクを介して通信可能に接続されたノード装置であって、
    前記制御プレーンまたは前記データプレーンを構成するために必要なパラメータ情報として事前に設定された設定値またはデフォルト値を記憶手段から読み出し、前記読み出したパラメータ情報の確認または更新を要求するメッセージとして、ノード識別子と、インタフェース識別子とを含むパラメータ情報要求を前記管理装置に送信するパラメータ情報要求手段と、
    前記パラメータ情報要求に応じて前記管理装置から送信された更新用のパラメータ情報を受信するパラメータ情報受信手段と、
    前記受信した更新用のパラメータ情報により、前記記憶手段に記憶されたパラメータ情報を更新することでパラメータ情報を設定するパラメータ情報設定手段とを備えることを特徴とするノード装置。
  9. ネットワーク内にノード装置を設置する際に制御プレーン、データプレーンおよびマネジメントプレーンのうちの少なくとも1つのプレーンのネットワーク運用に必要な情報として前記ノード装置に設定されるパラメータ情報を設計データベースに保持して管理する管理装置であって、
    前記ノード装置から、前記ネットワーク運用に必要なパラメータ情報の取得を要求するメッセージとして、ノード識別子と、インタフェース識別子とを含むパラメータ情報要求を受け付けるパラメータ情報受付手段と、
    前記パラメータ情報要求に含まれるノード識別子に基づいて、前記パラメータ情報要求を送信したノード装置が当該管理装置の管理下であるか否かを確認するノード識別手段と、
    前記ノード装置が当該管理装置の管理下である場合、前記パラメータ情報要求に含まれるインタフェース識別子に基づいて、インタフェースを識別するインタフェース識別手段と、
    前記識別されたインタフェースについて、前記パラメータ情報要求により要求されたパラメータ情報を、前記設計データベースから取得するパラメータ情報取得手段と、
    前記取得したパラメータ情報を前記ノード装置へ送信するパラメータ情報応答手段とを備えることを特徴とする管理装置。
  10. ネットワーク内にノード装置を設置する際に制御プレーン、データプレーンおよびマネジメントプレーンのうちの少なくとも1つのプレーンのネットワーク運用に必要な情報として前記ノード装置に設定されるパラメータ情報を設計データベースに保持して管理する管理装置であって、
    前記ノード装置から、前記制御プレーンまたは前記データプレーンを構成するために必要なパラメータ情報として事前に設定された設定値またはデフォルト値の確認または更新を要求するメッセージとして、ノード識別子と、インタフェース識別子とを含むパラメータ情報要求を受け付けるパラメータ情報受付手段と、
    前記パラメータ情報要求に含まれるノード識別子に基づいて、前記パラメータ情報要求を送信したノード装置が当該管理装置の管理下であるか否かを確認するノード識別手段と、
    前記ノード装置が当該管理装置の管理下である場合、前記パラメータ情報要求に含まれるインタフェース識別子に基づいて、インタフェースを識別するインタフェース識別手段と、
    前記識別されたインタフェースについて、前記パラメータ情報要求により要求されたパラメータ情報を、前記設計データベースから取得し、前記取得したパラメータ情報と、前記受け付けたパラメータ情報とを比較し、異なる場合に前記取得したパラメータ情報を、前記ノード装置に送信すべき更新用のパラメータ情報として管理するパラメータ情報取得手段と、
    前記取得したパラメータ情報を前記ノード装置へ送信するパラメータ情報応答手段とを備えることを特徴とする管理装置。
  11. 請求項7に記載のノード装置を複数備えるネットワークであって、
    各ノード装置は、請求項9に記載の管理装置に対してそれぞれが前記マネジメントプレーンのためのリンクを介して通信可能に接続されていることを特徴とするネットワーク。
  12. 請求項8に記載のノード装置を複数備えるネットワークであって、
    各ノード装置は、請求項10に記載の管理装置に対してそれぞれが前記マネジメントプレーンのためのリンクを介して通信可能に接続されていることを特徴とするネットワーク。
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