JP4820148B2 - モータの軸受摩耗監視のデータ通信システム - Google Patents

モータの軸受摩耗監視のデータ通信システム Download PDF

Info

Publication number
JP4820148B2
JP4820148B2 JP2005328459A JP2005328459A JP4820148B2 JP 4820148 B2 JP4820148 B2 JP 4820148B2 JP 2005328459 A JP2005328459 A JP 2005328459A JP 2005328459 A JP2005328459 A JP 2005328459A JP 4820148 B2 JP4820148 B2 JP 4820148B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data communication
data
bearing wear
bearing
wear monitoring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005328459A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007135370A (ja
Inventor
彰 小椋
順平 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikkiso Co Ltd
Original Assignee
Nikkiso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikkiso Co Ltd filed Critical Nikkiso Co Ltd
Priority to JP2005328459A priority Critical patent/JP4820148B2/ja
Publication of JP2007135370A publication Critical patent/JP2007135370A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4820148B2 publication Critical patent/JP4820148B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sliding-Contact Bearings (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)

Description

本発明は、キャンドモータポンプなどの機械内に備えられた軸受摩耗監視装置が出力するモータの軸受摩耗状態等に関するデータを、安全に、かつ、作業性が向上するように改良したデータ通信システムに関する。
従来より、有害な液体、例えば揮発性および引火性が高いエーテルやアセトンなどをポンプで取り扱う化学プラントでは、完全に密封されたポンプが必要であるため、ポンプとモータとを一体化して密封したキャンドモータポンプが適用されている。
図3は、一般的なキャンドモータポンプの概略構造を示す部分破断側面図である。同図において、キャンドモータポンプ101は、ポンプ部102とモータ部103とからなり、ポンプ部102とモータ部103とは、アダプタ104によってそれぞれ相互に互換性を持たせて接続されている。
ポンプ部102は、インペラ105が配されたポンプ室106内に連通する吸込管部107と吐出管部108とを有し、インペラ105は、回転軸109の一端側(図3右側)の延長端子に取り付けられている。
一方、モータ部103は、回転軸109に同軸に取り付けられた回転子110と、該回転子110を囲周するようにモータハウジング111の内側に取り付けられた固定子112とを有する。回転子110と一体に回転する回転軸109は、一端側の軸受113と他端側の軸受114とによって回転自在に支持されている。また、回転子110の両端部には、前部回転室115と後部回転室116とが形成されている。
後部回転室116内には、図示しない外部導管によりポンプ部102の吐出管部109から取扱液の一部が導入され、該取扱液によって軸受114の潤滑ならびにモータ部103の冷却が行われる。また、アダプタ104には、前部回転室115とポンプ部102の低圧側とを連通する通液路が設けられ、該通液路を通過する取扱液によって、軸受113の潤滑ならびにモータ部103の冷却が行われる。
また、この種のキャンドモータポンプ101では、回転軸109を支承する軸受113,114がカーボン製の滑り軸受であるため、使用時間に応じて摩耗してしまう。そのため、モータ部103の他端側(図3左側)には、軸受113,114の摩耗の度合いを検出するための軸受摩耗監視装置117が備えられている。
このような軸受摩耗監視装置117は、例えば特許文献1に開示され、図4は、この軸受摩耗監視装置117の要部断面図である。同図において、軸受摩耗監視装置117は、モータ部103の他端側に立設状態で設けられた端子箱118と、該端子箱118の上面開口部を閉塞する蓋体119とを備えている。
端子箱118は、略円筒状に形成され、その内部に備えられたガラス密封端子板120には、その板厚方向に延びた複数本の端子121が埋設されている。この各端子121の一端(図4下側)には、軸受113,114の摩耗状態を検出するコイルや温度検出用のサーモスタットなどに接続された電線の一端が接続されている。一方、各端子120の他端(図4上側)には、端子箱118の内外を連通するように外周壁に設けられた電線挿通孔122から端子箱118内に引き込まれた外部電源線(電源ケーブル)123、あるいは、蓋体119内に備えられた信号処理回路やトランス124を実装したプリント基板125に接続された信号線126などが接続されている。
また、蓋体119内に配されたプリント基板125の上部には、軸受113,114の摩耗状態を表示するための表示板127が備えられている。この表示板127の下部には、軸受113,114のスラスト方向およびラジアル方向の摩耗に対応して点灯する複数のLED(発光ダイオード)128が配されており、該LEDによって表示された軸受113,114の摩耗状態を、外部からガラス窓129を介して視認できるようになっている。また、表示板127の下部には、軸受摩耗監視装置117の外部からガラス窓129を介して、検出コイルで検出された検出信号を遠隔操作にて調整するための発光素子130および受光素子131が配されている。この発光素子130および受光素子131とガラス窓129の外部上方に配された外部機器132との間では、信号の光送受信(例えば赤外線送受信)が行われ、外部機器132は、PC(パーソナルコンピュータ)等の情報処理端末133にRS232C(Recommended Standard 232 version C)などのシリアル通信方式で有線接続されている。
図5は、従来のモータの軸受摩耗監視のデータ通信システムの概略構成を示すブロック図である。同図において、発光素子130と受光素子131とからなる通信ポート134は、処理回路135中の調整手段であるIC136に接続されている。このIC136には、軸受113,114の摩耗状態を検出する検出コイル137と、検出コイル137で検出された検出信号や設定値などを記憶するメモリ138と、軸受113,114の摩耗状態を表示するためのLED128とが接続されている。
一方、軸受摩耗監視装置117と情報処理端末(ここではPC)133との間でデータ通信するためのデータ通信機(外部装置)132は、軸受摩耗監視装置117と同様に、発光素子138と受光素子140とからなる通信ポート141を備え、該通信ポート141は、IC142に接続されている。IC142は、電源143に接続されたCPU144に接続されており、該CPU144は、上述したシリアル通信方式でPC133に接続されている。
このような構成からなる従来のデータ通信構造では、軸受摩耗監視装置117の設定変更等を実行する場合、PC133から出力された命令信号(リセット信号)が、データ通信機132で光信号に変換され、該光信号がデータ通信機132の発光素子139からガラス窓129を介して軸受摩耗監視装置117の受光素子131に受信される。受光素子131に受信された光信号は、電気信号に変換された後に、IC136に伝達される。IC136では、伝達された信号に基づいて、検出コイルからの検出信号を調整し、ゼロ点調整などを含むゲイン調整等が行われた軸受の摩耗状態の信号を、LED128に伝達するとともに、この調整により決定された設定値を、メモリ138に記憶させる。
また、メモリ138に記憶された設定値は、IC136によって調整され、LED128に伝達されるとともに、電気信号として発光素子130に伝達される。発光素子130に伝達された電気信号は、光信号に変換された後に、データ通信機132の通信ポート141に送信される。この光信号は、ガラス窓129を介してデータ通信機132に受信されてPC133に取り込まれ、これにより、軸受摩耗監視装置117にどのような調整が加えられ、どのような設定値になっているのか等のデータを、使用者が得られるようになっている。
特開2000−308312号公報
しかしながら、上記従来のデータ通信構成では、PC133に有線接続されたデータ通信機132は、軸受摩耗監視装置117とPC133とを通信させるためだけの装置であり、データ通信機131単体ではデータ通信を実行することができなかった。そのため、従来のデータ通信構成では、通信用のデータ通信機132とPC133とを一緒に携行して、データ通信作業をする必要があった。
ところが、上述したように、キャンドモータポンプ101の取扱液の中には揮発性および引火性が高い液体を取り扱う場合があり、そのような場合、キャンドモータポンプ101が配されるプラント内は、引火の危険性が非常に高い防爆雰囲気となる。したがって、このような防爆雰囲気内で従来のデータ通信構成を用いてデータ通信を行う場合には、回路中のショートにより生じる火花等で引火する危険を防止するために、通信用のデータ通信機132だけではなく、PC133も防爆仕様にしなければならなかった。よって、上記従来のデータ通信構成では、PC133を防爆仕様にすることにより、製造コストが増加してしまうという問題があった。
また、PC133を防爆仕様にすることにより、PC133自体のサイズおよび重量が増大してしまい、その結果、データ通信作業を一人で実行するのが困難であるという問題があった。仮に、PC133が防爆仕様ではない場合には、キャンドモータポンプ101を防爆雰囲気中であるプラントから外部に搬出してデータ通信作業を行う、あるいは、プラント内の引火性ガスを取り除いてからデータ通信作業を行うなどの処置を施す必要があり、多大な時間および労力を要するという問題があった。そのため、使用者の間では、このような煩雑な作業をすることなく、軸受摩耗監視装置とデータ通信することができるデータ通信システムが求められていた。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、データ通信機単体で、複数のキャンドモータポンプ内に配された軸受摩耗監視装置とデータ通信できるように改良することによって、データ通信の作業性を向上させたモータの軸受摩耗監視のデータ通信システムを提供することにある。
本発明の上記目的は、一端部にインペラが連結されている回転軸を回転自在に支承する軸受を有すると共に、IDがそれぞれに付されている複数のキャンドモータと、前記複数のキャンドモータ内に配され、前記軸受のスラスト方向及びラジアル方向の摩耗、前記キャンドモータの回転方向及び運転時間を監視すると共に、通信ポートから前記監視データを送信する軸受摩耗監視装置と、前記軸受摩耗監視装置の前記通信ポートから送信された前記監視データを受信可能な発光素子及び受光素子で成る通信ポートと、前記軸受摩耗監視装置から受信した前記監視データを記憶可能なメモリとを有すると共に、前記IDのデータを前記メモリに記憶している防爆仕様のデータ通信機と、前記データ通信機によって受信された前記監視データを取り込んで、前記複数のキャンドモータの回転方向及び運転時間、前記軸受の摩耗状態を監視するための情報端末とから構成され、前記データ通信機は、前記情報端末に接続されていない状態で、前記通信ポートを介して前記軸受摩耗監視装置と通信可能であることにより達成される。
また、本発明の上記目的は、前記データ通信機が、前記軸受摩耗監視装置による検出信号のリセットを行うためのリセット信号を、前記通信ポートを介して前記軸受摩耗監視装置に送信することにより、或いは前記メモリに記憶されているデータ信号が、前記データ通信機と前記情報端末とを接続する脱着可能な有線ケーブルを介して前記情報端末内に取り込まれることにより、より効果的に達成される。
本発明に係るモータの軸受摩耗監視のデータ通信システムによると、軸受摩耗監視装置と通信するためのデータ通信機に、軸受摩耗監視装置から受信したデータを記憶可能なメモリを備え、データ通信機単体で軸受摩耗監視装置と通信できるようにした。これにより、データ通信機を情報端末から切り離した状態で、複数のモータの軸受の摩耗状態等に関するデータを収集することができるので、作業性の向上を図ることができる。
また、従来のデータ通信構成では、防爆雰囲気内に配されたモータの軸受摩耗監視装置とデータ通信する場合には、防爆仕様のPCとデータ通信機とを一緒に携行して作業しなければならなかったが、本発明に係るデータ通信システムでは、データ通信機単体で軸受摩耗監視装置とデータ通信することができるため、PCを防爆仕様にするコストを削減することができる。
また、本発明に係るデータ通信機は、複数のモータ毎に付されたIDデータをメモリに記憶しており、このIDデータと各軸受摩耗監視装置内に記憶されているIDデータとを照合してデータ通信するので、誤通信を防止することができる。
さらに、本発明に係るデータ通信機は、軸受のラジアル方向およびスラスト方向の摩耗データ信号だけではなく、モータの回転軸の回転方向データ信号、およびモータの運転時間データ信号も受信することができる。これにより、これらのデータ信号を取り込んだ情報端末によって、より詳細にモータの軸受の監視をすることができ、モータの安全性の向上を図ることができる。
以下、図面を参照にしながら本発明の実施形態について説明する。なお、本実施形態に係るデータ通信システムは、図3および図4示したキャンドモータポンプ101内の軸受摩耗監視装置117とデータ通信するためのシステムである。よって、ここでは、キャンドモータポンプおよび軸受摩耗監視装置の構成についての説明は省略する。
図1は、本発明の実施形態に係るモータの軸受摩耗監視のデータ通信システムを概略的に示す説明図であり、(a)は引火性の高い防爆雰囲気におけるデータ通信作業、(b)は非防爆雰囲気におけるデータ通信作業について説明するものである。
図1(a)において、引火性の高い防爆雰囲気であるプラント内などに配された複数のキャンドモータポンプ1A,1Bは、インペラと連結された回転軸を回転自在に支承する軸受を有するキャンドモータ2A,2Bと、該キャンドモータ2の軸受の摩耗状態を監視する軸受摩耗監視装置3A,3Bとを備えている。
軸受摩耗監視装置3A,3Bは、検出された軸受の摩耗状態、あるいはキャンドモータ2A,2Bの回転軸の回転方向やキャンドモータ2A,2Bの運転時間などを含む摩耗データ信号を、外部上方に配されたデータ通信機4にガラス窓5A,5Bを介して送信するようになっている。
データ通信機4は、回路中のショートなどにより生じる火花が防爆雰囲気中の気体に引火しないように、防爆仕様になっている。このデータ通信機4と各軸受摩耗監視装置3A,3Bとの間のデータ通信は、赤外線送受信などによる光通信で行われる。
複数の軸受摩耗監視装置3A,3Bからデータを収集したデータ通信機4は、図1(b)に示すように、引火の危険性がない非防爆雰囲気中に配されたPCなどの情報端末6に、脱着可能な有線ケーブル7(例えば、RS232C)を介して接続され、各データが情報端末6内に取り込まれる。
情報端末6は、データ通信機4から取り込んだデータに基づいて、各キャンドモータ2A,2Bの軸受の摩耗状態を監視するとともに、必要に応じて、各軸受摩耗監視装置3A,3Bによる検出信号のリセット調整等を行うためのリセット信号を、有線ケーブル7を介してデータ通信機4に送信するようになっている。
情報端末6からリセット信号を受信したデータ通信機4は、設定を調整したいキャンドモータポンプ1A,1Bの軸受摩耗監視装置3A,3Bの外部上方に配され、リセット信号を軸受摩耗監視装置3A,3Bに送信する。なお、この場合のデータ通信も、上述した赤外線送受信で行われる。
次に、本実施形態に係るデータ通信システムの概略構成について、図2のブロック図を参照にしながら説明する。同図において、軸受摩耗監視装置3は、キャンドモータ2の軸受のスラスト方向およびラジアル方向の摩耗状態、回転軸の回転方向、運転時間などを検出して検出信号を出力する検出コイルやタイマーなどからなる検出手段8と、該検出手段8から入力された検出信号に基づいて、軸受の摩耗を監視する処理回路9と、処理回路9から出力される摩耗データ信号に基づいて、軸受のスラスト方向およびラジアル方向の摩耗、回転軸の回転方向(逆回転の場合に報知)などを表示するための表示手段(LEDなど)10と、処理回路から出力される摩耗データ信号を送信したり、リセット信号を受信するための通信ポート11とを備えている。
処理回路9は、調整手段であるIC12と、検出手段8によって検出された検出信号や各キャンドモータポンプ1(キャンドモータ2)毎に付されたIDデータなどを記憶するメモリ13とを有する。また、通信ポート11は、発光素子14と受光素子15とからなる光送受信機(例えば赤外線送受信機)になっている。
一方、データ通信機4は、軸受摩耗監視装置3と同様に、発光素子16と受光素子17とからなる通信ポート18と、該通信ポートに接続された調整手段であるIC19と、該ICおよび情報端末6に接続されたCPU20と、該CPU20に駆動電力を供給する電源21と、各軸受摩耗監視装置3から送信された摩耗データ信号、情報端末6から送信されたリセット信号、データ通信するキャンドモータポンプ1のIDデータ信号などを記憶するためのメモリ22とを備えている。
データ通信機4のメモリ22には、軸受磨耗監視装置3を通常の運転時の状態にするコマンド(MODE−0)、軸受磨耗監視装置3をデータ送受信時の状態にするコマンド(MODE−1)、キャンドモータ2の運転時間を読み出すコマンド(RTIME)などの通信コマンドを実行するための処理プログラムが記憶されている。したがって、データ通信機4は、これらの処理プログラムをCPU20で実行することにより、単体で、すなわち情報端末6に接続する有線ケーブル7を切り離した状態で、複数の軸受摩耗監視装置3と通信できるようになっている。
また、データ通信機4は、所定の軸受摩耗監視装置3とデータ通信する際に、メモリ22に記憶されている所定のキャンドモータポンプ1のIDデータと、データ通信する軸受摩耗監視装置3から送信されるIDデータとを参照し、互いのIDデータが合致している場合にデータ通信を実行することにより、データの誤通信を防止するようになっている。
次に、本実施形態に係るデータ通信システムにおけるデータ信号の流れについて説明する。
軸受摩耗監視装置3による検出信号のリセット調整等を行わせるためのリセット信号は、情報端末6から有線ケーブル7を介してデータ通信機4に送信され、メモリ22に記憶される。リセット信号をメモリ22に記憶されたデータ通信機4が、有線ケーブル7から切り離され、リセット調整等を行うキャンドモータポンプ1の軸受摩耗監視装置3の外部上方に配されると、互いのメモリ13,22に記憶されているIDデータが照合された後に、リセット信号は、電気信号として発光素子16に伝達される。発光素子16に伝達された電気信号は、光信号に変換された後に、軸受摩耗監視装置3の受光素子15に送信される。受光素子15に受信された光信号は、再び電気信号に変換された後に、IC12に伝達される。IC12では、伝達されたリセット信号に基づいて、検出手段8からの検出信号を調整し、ゼロ点調整などを含むゲイン調整等が行われる。この調整により決定された設定値は、メモリ13に記憶され、かつ、この調整が行われた軸受の摩耗データ信号が表示手段10に伝達される。
また、軸受摩耗監視装置3のメモリ13に記憶された設定値や軸受の摩耗データは、電気信号として発光素子14に伝達される。発光素子14に伝達された電気信号は、光信号に変換された後に、データ通信機4の通信ポート18に送信される。通信ポート18の受光素子17を介してデータ通信機4に取り込まれた光信号は、再び電気信号に変換され、メモリ22に記憶される。
プラント内に配されている複数のキャンドモータポンプ1A,1B,・・・の設定値や軸受の摩耗データをメモリ22に記憶させた通信機4は、図1(b)に示したように、非防爆雰囲気内で有線ケーブル7を介して情報端末6に接続され、メモリ22内に記憶された摩耗データが情報端末6に送信される。
以上のように、本実施形態に係るモータの軸受摩耗監視のデータ通信システムでは、データ通信機4が、各軸受摩耗監視装置3から受信したデータを記憶可能なメモリ22を備え、情報端末6に接続されていない状態で、1または複数の軸受摩耗監視装置3と通信することができる。これにより、データ通信作業をする際に情報端末6を携行する必要がなくなるため、データ通信の作業性の向上を図ることができ、かつ、情報端末6を防爆仕様にする必要がなくなるため、製造コストの軽減を図ることができる。
以上、本発明の実施形態について具体的に説明してきたが、本発明はこれに限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
本発明の実施形態に係るモータの軸受摩耗監視のデータ通信システムを概略的に示す説明図である。 本発明の実施形態に係るデータ通信システムの概略構成を示すブロックである。 一般的なキャンドモータポンプの概略構造を示す部分破断側面図である。 図3のIV−IV線に沿った軸受摩耗監視装置の要部断面図である。 従来のモータの軸受摩耗監視のデータ処理システムの概略構成を示すブロック図である。
符号の説明
1(1A,1B) キャンドモータポンプ
2(2A,2B) キャンドモータ
3(3A,3B) 軸受摩耗監視装置
4 データ通信機
6 情報端末
7 有線ケーブル
11,18 通信ポート
14,16 発光素子
15,17 受光素子
20 CPU
22 メモリ

Claims (3)

  1. 一端部にインペラが連結されている回転軸を回転自在に支承する軸受を有すると共に、IDがそれぞれに付されている複数のキャンドモータと、
    前記複数のキャンドモータ内に配され、前記軸受のスラスト方向及びラジアル方向の摩耗、前記キャンドモータの回転方向及び運転時間を監視すると共に、通信ポートから前記監視データを送信する軸受摩耗監視装置と、
    前記軸受摩耗監視装置の前記通信ポートから送信された前記監視データを受信可能な発光素子及び受光素子で成る通信ポートと、前記軸受摩耗監視装置から受信した前記監視データを記憶可能なメモリとを有すると共に、前記IDのデータを前記メモリに記憶している防爆仕様のデータ通信機と、
    前記データ通信機によって受信された前記監視データを取り込んで、前記複数のキャンドモータの回転方向及び運転時間、前記軸受の摩耗状態を監視するための情報端末と、
    から構成され、
    前記データ通信機は、前記情報端末に接続されていない状態で、前記通信ポートを介して前記軸受摩耗監視装置と通信可能であることを特徴とするモータの軸受摩耗監視のデータ通信システム。
  2. 前記データ通信機は、前記軸受摩耗監視装置による検出信号のリセットを行うためのリセット信号を、前記通信ポートを介して前記軸受摩耗監視装置に送信する請求項1に記載のモータの軸受摩耗監視のデータ通信システム。
  3. 前記メモリに記憶されているデータ信号は、前記データ通信機と前記情報端末とを接続する脱着可能な有線ケーブルを介して前記情報端末内に取り込まれる請求項1又は2に記載のモータの軸受摩耗監視のデータ通信システム。
JP2005328459A 2005-11-14 2005-11-14 モータの軸受摩耗監視のデータ通信システム Active JP4820148B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005328459A JP4820148B2 (ja) 2005-11-14 2005-11-14 モータの軸受摩耗監視のデータ通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005328459A JP4820148B2 (ja) 2005-11-14 2005-11-14 モータの軸受摩耗監視のデータ通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007135370A JP2007135370A (ja) 2007-05-31
JP4820148B2 true JP4820148B2 (ja) 2011-11-24

Family

ID=38156579

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005328459A Active JP4820148B2 (ja) 2005-11-14 2005-11-14 モータの軸受摩耗監視のデータ通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4820148B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009008210A (ja) * 2007-06-29 2009-01-15 Kirin Brewery Co Ltd 軸受装置、及び軸受装置用アダプタ、並びに軸受装置用カバー
JP5797508B2 (ja) * 2011-09-29 2015-10-21 日機装株式会社 調整制御システム、軸受摩耗監視装置の調整方法

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09251062A (ja) * 1996-03-18 1997-09-22 Toshiba Corp 回転電機の絶縁診断方法とその診断装置及びその装置付回転電機
JP3581951B2 (ja) * 1999-04-16 2004-10-27 日機装株式会社 モータの軸受摩耗監視装置
JP4124551B2 (ja) * 2000-04-26 2008-07-23 株式会社荏原製作所 キャンドモータポンプ
JP4490595B2 (ja) * 2001-03-14 2010-06-30 株式会社日立産機システム インバータ管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007135370A (ja) 2007-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4791804B2 (ja) モータの軸受摩耗監視システム
US7624800B2 (en) System and method for sensing parameters in a wellbore
US6938506B2 (en) Sensor head apparatus
US7007541B2 (en) Multi-parameter monitoring system
EP3189942A1 (en) Power tool system
JP5102225B2 (ja) 手動プロセストランスミッタ
US20030148636A1 (en) Sensor head component
WO2010046976A1 (ja) 給油式スクリュー圧縮機
JP4820148B2 (ja) モータの軸受摩耗監視のデータ通信システム
JP2004501777A (ja) データ記憶要素を備えたスピンドル
CN1830131A (zh) 压缩机保护和诊断系统
US20050016303A1 (en) Sealing device
CN101443634A (zh) 用于测量值传输的装置
WO2018042982A1 (ja) 故障診断システム及び管理システム
EP3326269B1 (en) Line replaceable unit (lru) sensor systems for motors and other machines
JP5561942B2 (ja) 回転機械システム
EP3830417B1 (en) Electric drive compressor system
US20030148672A1 (en) Multi-parameter monitoring tool assembly
US20180350294A1 (en) Additional module for a processing and/or automation field device
EP1974652A1 (en) Automatic insertion electronic endoscope apparatus and control program for the same
JP2015119465A (ja) 無線通信式接続ロッド
KR102356591B1 (ko) 통합 연계 장치 및 이를 포함하는 장비 관리 시스템
KR20130013259A (ko) 유체기계의 축추력 측정 장치
KR102414581B1 (ko) 유해가스 측정기능이 구비된 휴대용 배풍기 제어시스템
JP4791803B2 (ja) モータの軸受摩耗監視装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080725

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110606

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110628

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110823

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110902

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140909

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4820148

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250