JP4819797B2 - 電気化学式蓄電池の動作パラメタを求める方法および装置 - Google Patents

電気化学式蓄電池の動作パラメタを求める方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、電解質層を考慮して電気化学式蓄電池の動作パラメタを求める方法に関する。
本発明はさらに、バッテリ電圧およびバッテリ電流を決定する手段と、蓄電池の公称容量を記憶する記憶装置と、計算手段とを有する、電気化学式蓄電池の動作パラメタを求める装置に関する。
典型的なサイクル動作が行われる蓄電池、例えば鉛酸蓄電池では、電解質層が形成される。この電解質層は、蓄電池が底を突くほど放電される場合には殊に大量に発生する。
電解質層によって発生するのは、層が形成された電気化学式蓄電池においてはもはや、層が形成されていない(電解質層のない)蓄電池の総容量が得られないという事態である。
最近の車両バッテリは低い充電状態で作動されることも極めて多く、これが電解質層の発生の原因になる。すなわち、快適性を追求した車両では、車両が停止しても消費装置が起動している(車両の暗電流)か、ないしはドライバによって起動されるのである(補助ヒータ、シート調整、テレビその他)。快適性を追求した車両において電解質層は、快適さに係わるこれらの消費装置の利用可能性に極めて大きな影響を与える。快適さに係わる装置は、例えば車両の始動などの優先的な機能を保証できるようにするため、比較的早期に遮断しなければならないのである。
電解質層は完全に消滅させてしまうことができない。しかしながら極めて長い時間にわたり、例えば12Vバッテリを16Vで極めて強力に充電することによって上記の層を元のように極めて少なくすることができる。車両が動作する際バッテリは多くの場合、比較的低い電圧で充電(最大14.7V)されるが、上級クラスの車両は底を突くほど放電される。充電電圧を16Vに上げるないしは充電方式を最適化して発生する電解質層を低減することは、単に車両のエネルギー管理への不所望な介入になることが多い。このような車両においてバッテリはフルに充電されることがないため、層を分解することはできないのである。
DE 101 06 508 A1からは、電解質層を考慮してバッテリ端子電圧、バッテリ電流およびバッテリ温度から蓄電池の出力能力を推定する方法が公知である。このため、バッテリ電解液における密度の違いによって生じるバッテリ内部の電圧降下、無負荷電圧および内部抵抗が推定され、またバッテリを記述するモデルによって出力能力が決定される。
本発明の課題は、電解質層を考慮して電気化学式蓄電池の動作パラメタを求める改善された方法を提供して、例えば、層が存在する場合にもなお利用可能な蓄電池の電解液容量(Saeurekapazitaet)、ひいては実際容量を一層簡単かつ高い信頼性で決定することである。
この課題は、冒頭に述べた形式の方法において本発明により、つぎの各ステップ、すなわち、
a) 無負荷電圧U0、蓄電池の公称容量Q N を基準にした取り出し可能なチャージに対する値である充電状態SOCとの間の第1の関数関係を定め、ただしこの充電状態SOCは、電解質層を有する状態で放電フェーズ時に、先行する無負荷フェーズまたはフル充電以来のチャージ移動量(Ladungsumsatz)によって得られるものであり、
b) 無負荷電圧U0、蓄電池の公称容量Q N を基準にした取り出し可能なチャージに対する値である充電状態SOCとの間の第2の関数関係を定め、ただしこの充電状態SOCは、電解質層を有する状態で放電フェーズ時に、累積したチャージ移動量によって得られるものであり、
c) 上記の第1および第2の関数関係の交点と、第1および/または第2の関数関係を表す直線の勾配とから、および/または2つずつの無負荷電圧値およびこれらの無負荷電圧値間のチャージ流量とから動作パラメタ(例えば、電解液容量、公称の条件の下での取り出し可能なチャージなど)を求める各ステップによって解決される。
この方法はつぎのような知識に基づくものである。すなわち、電解質層がある場合の、充電状態SOCについてプロットした無負荷電圧U0の充電および放電特性曲線が、電解質層のない蓄電池の相応する特性曲線から見ると、影響を受けるという知識に基づいている。ここで示されたのは、充電特性曲線と放電特性曲線とが異なる振る舞いをすることである。蓄電池を充電する際には特性曲線として直線が得られるのに対して、放電特性曲線は、勾配の異なる2つの直線部分からなるのである。充電状態SOCの上側の値領域における急勾配の直線を第1の関数関係と、また充電状態SOCの下側の値領域における平らな直線を第2の関数関係と称する。これらの直線の勾配およびこれらの関数関係の交点は、電解質層形成過程に経過に伴って変化する。
第2の特性曲線が下側にシフトすることによって、第1の特性曲線のオフセットが影響を受け、また第1の特性曲線が左にシフトすることによって、第2の特性曲線のオフセットが影響を受ける。層が形成されていない特性曲線は、各特性曲線と、この層が形成されていない特性曲線との間のこのオフセットを決定するために使用される。
本発明の方法において提案されるのは、充電状態の下側の値領域における放電特性曲線の平らな直線(第2の関数関係)と、充電状態SOCの上側の値領域における急勾配の直線(第1の関数関係)との交点の変化を評価して、動作パラメタを推定することである。ここでさらに提案されるのは、これらの直線の勾配をパラメタとして利用して、動作パラメタを決定することである。
動作パラメタとして、例えば、蓄電池の補正した充電状態値SOC、補正した無負荷電圧値U0および/または電解液容量および/または公称条件の下で取り出し可能なチャージを本発明の方法によって決定することができる。ここでは例えば、車両に新しいバッテリを取り付ける際に、計算した電解液容量を手掛かりにして、完全に誤ったバッテリサイズ(Batteriegroesse)を使用していたか否かを識別することができる。
さらに、電解質層のない状態において、無負荷電圧U0と充状態SOCとの間の第3の関数関係を、蓄電池の公称容量を基準にした取り出し可能なチャージに対する値として決定することは有利である。この場合、第1および第2の関数関係によって表された放電特性曲線を、層が形成されていないバッテリの特性曲線、すなわち第3の関数関係を基準にして評価することが可能である。
有利には蓄電池の補正した充電状態値および/または補正した無負荷電圧値を電圧オフセットおよび直線の勾配に依存して共に求めて、第1および第2の関数関係を記述する直線を表す。
蓄電池の電解液容量は、有利には、第1または第2の関数関係を記述する直線の勾配から、殊に都度アクティブな関数関係から、動作パラメタとして決定される。ここではこの電解液容量は、相異なる2つの手法で計算することができ、すなわち、求めたパラメタである勾配および電圧オフセットから、または測定ないしは求めた2つの無負荷電圧値から計算することができるのである。
両方の実施形態において、第1および第2の関数関係によって表される、直線の特性曲線の2つの直線部分の交点における無負荷電圧よりも上記の無負荷電圧が大きいかこれに等しい場合、第1の関数関係を記述する直線の勾配から電解液容量を求めることができる。そうでない場合、つまり放電特性曲線の2つの直線部分の交点における無負荷電圧よりも上記の無負荷電圧が小さい場合、第2の関数関係を記述する直線の勾配から電解液容量を求めることができる。
電解液容量は、測定したまたは求めた無負荷電圧値から2つの方法で、例えば関係式
0,x = (U0.1x−U0.2x)/チャージ移動量
にしたがって求めることができ、ここでU0.1xおよびU0.2xは、第1(x=1)または第2(x=2)の関数関係の特性曲線における無負荷電圧値U0であり、チャージ移動量は、2つの無負荷電圧値U0.1xおよびU0.2xを決定する間のチャージ移動量である。
さらに、温度、すなわちバッテリ温度またはバッテリ温度に相応する温度量のうちの1つに依存して上記の動作パラメタを求めると有利である。
さらに上記の課題は、バッテリ電圧およびバッテリ電流を決定する手段と、蓄電池の公称容量を記憶する記憶装置と、上記の方法を実施する計算手段と有する電気化学式蓄電池の動作パラメタを求める装置によって解決される。この計算手段は、例えば、自動車のプログラム可能なマイクロコントローラとして構成することができる。
本発明を以下、添付の図面に基づき、実施例を挙げて詳しく説明する。ここで、
図1は、電気化学式蓄電池の、補正した無負荷電圧、電解液容量および取り出し可能なチャージを本発明の方法によって求める装置のブロック図を示しており、
図2は、層が形成されていないバッテリおよび層が形成されているバッテリの充電時における無負荷電圧と、層が形成されているバッテリの放電時の無負荷電圧とを、充電状態についてプロットした特性曲線図を示しており、
図3は、層が形成されていないバッテリおよび層が形成されているバッテリの放電時における無負荷電圧を、充電状態についてプロットした特性曲線図を示しており、ここで層が形成されたバッテリの無負荷電圧の特性曲線は、充電状態の上側の値領域における第1の関数関係であり、またここではこの特性曲線が電解質層の増加に伴ってシフトされる様子が示されており、
図4は、層が形成されていないバッテリの無負荷電圧および層が形成されているバッテリの放電時における無負荷電圧を、充電状態についてプロットした特性曲線図を示しており、ここで層が形成されたバッテリの無負荷電圧の特性曲線は、充電状態の下側の値領域における第2の関数関係であり、またここではこの特性曲線が電解質層の増加に伴ってシフトされる様子を示されており、
図5は、層が形成されていないバッテリおよび層が形成されているバッテリの放電時における無負荷電圧を、充電状態についてプロットした特性曲線図を示しており、またここには第1の関数関係に対する電圧オフセットが示されており、
図6は、最後のフル充電または比較的長い無負荷フェーズ以来のチャージ移動についてプロットした、補正した第1の関数関係の無負荷電圧オフセットの線図を示しており、
図7は、層が形成されているバッテリおよび層が形成されていないバッテリの放電時における無負荷電圧を、充電状態についてプロットした特性曲線図を示しており、またここには第2の関数関係に対するオフセットが示されており、
図8は、チャージ移動量全体にわたってプロットした第2の関数関係の無負荷電圧オフセットの線図である。
図1には、電解質層を考慮し、測定量であるバッテリ電圧UBatt,バッテリ電流IBattおよび公称容量QNから動作パラメタである蓄電池の補正した無負荷電圧U0および電解液容量C0と、取り出し可能なチャージQとを求める装置1のブロックが示されている。このためにこの装置は、公知のようにバッテリ電流IBattおよびバッテリ電圧UBattに対する測定手段と、蓄電池の公称容量QNの値を記憶するための記憶装置とを有する。この装置それ自体は、例えばプログラム可能なマイクロコントローラによって実現することができる。
無負荷電圧U0ないしは充電状態SOCは、この装置により、無負荷電圧U0および充電状態SOCとの間の第1または第2の関数関係を記述する特性曲線の勾配aおよび電圧オフセットUOffsetを用いて求められる。ここで充電状態SOCは、公称容量QNを基準にした、なお取り出し可能なチャージQの蓄電池に対する値である。電解液容量C0は、以下に詳しく説明するように、相異なる2つの手法で決定することができる。第1に電解液容量C0は、電解質層を有する蓄電池の都度最新の放電特性曲線の勾配から、すなわち式
0,X = (SU−UO,Xkorr)/(SSOC−SOCXkorr)
にしたがって、最新の第1または第2の関数関係によって決定することができる。第2に電解液容量C0は、放電特性曲線の1つずつ部分において2つの無負荷フェーズを決定することによって、すなわち、式
0,kx = (U0,1x−U0,2x)/チャージ移動量
にしたがって第1の関数関係かまたは第2の関数関係によって決定することができる。ここで第1および第2の関数関係の2つの特性曲線の交点における無負荷電圧SUよりも無負荷電圧U0が大きいかまたはこれに等しい場合、x=1で第1の関数関係が選択される。
これに対して、交点における無負荷電圧SUよりも無負荷電圧U0が小さい場合、x=2で第2の関数関係が選択される。
図2には、充電状態SOCについて無負荷電圧特性曲線の線図が示されており、これらはそれぞれ、層が形成された蓄電池の充電特性曲線(特性曲線a))、層が形成されていない蓄電池(特性曲線b))および層が形成された蓄電池の放電特性曲線(特定曲線c))に対するものである。放電特性曲線c)は、充電状態SOCの上側の値領域における第1の急勾配の直線部分(第1の関数関係ないしは直線c1)と、充電状態SOCの下側の値領域における比較的平らな直線部分(第2の関数部分ないしは直線c2)とからなる。
本発明の方法の特徴は、モデルによる考察において測定時と同様に放電特性曲線c)が、勾配の異なる2つの直線部分c1,c2にわけられることである。これは物理的につぎのように理由付けを行うことができる。
蓄電池の電解質は、おおまかに3つの領域にわけることができる。第1の領域は、電解質によってプレート(Platte)に形成され、これは反応には関与しない。第2の領域は、中間の電解質領域によって決まり、その電解質は、充電状態SOCの下側の値領域における第2の直線に影響を与える。第3の領域は、下側の電解質領域によって決まり、これは放電特性曲線の上側の急勾配の直線c1に影響を与える。ここでこの下側の電解質領域は、上記の中間の電解質領域よりも小さい。また比較的小さな電解質量から比較的大きな電解質量への移り変わりは、実際には滑らかに行われず、ある特定の時点に行われる。モデルによる考察においてこれは、放電特性曲線の2つの直線部分の交点である。層が形成された蓄電池では、下側のプレート部分は、高濃度の電解液によって比較的大きく放電し、比較的少なく充電される。これは無負荷電圧U0特有である。
本発明の方法により、放電特性曲線の2つの直線部分の電解質層の増加と共に変化する交点と、全チャージ移動量に依存する直線部分(c2)の勾配と、最後の無負荷フェーズまたはフル充電以来のチャージ移動量(c1)とから電気化学式蓄電池の動作パラメタが求められる。
電解液容量に依存して勾配が変化することと、層が形成される度合いが変化する際に放電特性曲線の交点がシフトすることとによって、無負荷フェーズにおける充電状態値SOCないしは無負荷電圧U0を補正し、電解液容量を決定することができる。電解質層を観察するため、層が形成された蓄電池をモデル的に電解液密度および電解質量の異なる3つの層にわける。すなわち、
a) 上側の層(この層の電解質は反応に関与しない)、
b) 中間の層(この層の電解質量および電解液密度は、放電特性曲線の充電状態SOCの下側の値領域における比較的平坦な直線c2)に影響を与える)、
c) 下側の層(この層の電解質量および電解液密度は、放電特性曲線の充電状態SOCの上側の値領域における比較的急勾配の直線c1)に影響を与える)
の3つの層にわけるのである。
さらに、全チャージ移動量、すなわち累積された移動量と、比較的長い最後の無負荷フェーズまたはフル充電以来のチャージ移動量とを区別する。それは放電特性曲線のそれぞれ別の直線部分が影響を受けるからである。全チャージ移動量は、直線c2)に影響を与える。すなわち第2の関数関係に決定的な影響を与えるのである。最後の事前充電または比較的長い無負荷時間の以来チャージ流量により、放電特性曲線の直線c1)、すなわち第1の関数関係が影響を受ける。
フル充電により、放電特性曲線の2つの直線部分c1)およびc2)が影響を受ける。ここではガス発生(Gasung)に起因して電解液密度の調整が行われる。これによって蓄電池の下側の部分における電解液密度は小さくなり、また電解質量も少なくなる。無負荷電圧は増大する。放電特性曲線c)の第1の関数関係(直線部分c1)は、蓄電池の下側部分における電解液濃度および電解質体積の減少によって影響を受け、これによって直線部分c2)(第2の関数関係)も影響を受ける。それは中間の電解質領域において大きな充電が行われるからである。
無負荷フェーズにおいて発生するチャージ移行過程(Umladungsprozess)により、電解液の濃度調整が行われる。つまり、放電特性曲線c)の直線部分c1)も直線部分c2)も共に影響を受けるのである。したがって下側のプレート部分はさらに放電される。これにより、この下側のプレート部分はもはや反応に関与できなくなることがあり得る。このことは、プレートの中間部分において電解質量が少なくなることを意味するのである。
図3には、充電状態SOCについてプロットした無負荷電圧U0として、放電特性曲線c)の直線部分c1)の線図および層が形成されていない蓄電池の特性曲線)が示されている。層が形成されている蓄電池を表す直線部分c1)の、充電状態SOCと無負荷電圧U0との間の第1の関数関係は、下側の電解質領域の密度および量によって決定される。下側の電解質領域の密度および量は、電解質層の増加に伴って、すなわち最後のフル充電または比較的長い無負荷フェーズ以来のチャージ移動量に伴って増大する。電解液密度が増大するのに伴って、特性曲線c)は左にシフトされ、ひいては第2の関数関係を表す直線c2)との交点が左にシフトされる。電解質量が増大するのに伴って、直線部分c1およびc2)の勾配は一層平坦になり、また上記の交点はさらに左にシフトされる。
第1の関数関係を表す直線1の急な増大によって推測することができるのは、層が形成された度合いが小さいことであり、これは、小さいなチャージ移動量、フル充電または比較的長い無負荷フェーズの後、予想される。
これに対し、第1関数関係を表す直線1の平坦な増大により、層が比較的厚いことを推定することができる。
図4に示されているのは、層が形成されていない蓄電池の特性曲線)ならびに層が形成された蓄電池の充電状態SOCと無負荷電圧U0との間の第2の関数関係を放電特性曲線として表す直線部分c2)である。
直線部分c2)の変化は、利用可能な電解質の損失によって決まり、この損失は、下側のプレート領域において充電状態SOCが低いことによって引き起こされる。電解質量が比較的少なくなると、直線部分c2)の特性曲線は比較的急勾配になる。これによってこの層において電解液密度が小さくなると、直線部分c2)は下にシフトされる。密度が少ないことに起因してもはや利用できなくなった、プレート上の利用できない電解質も、直線部分c2)の領域において利用可能な電解質量を少なくする。短い動作時間の後、この電解質領域は一定になり、これによって動作時間のはじめに勾配はやや増大する。利用可能な電解質の濃度がやや増大することによって、上側の充電領域SOCにおける無負荷電圧U0はやや増大する。
利用可能な電解質量および電解質濃度は、フル充電および比較的長い無負荷フェーズとこれに続く充電によって再び増大させることができる。近似的には直線部分c2)の平坦な増大により、動作時間のはじめの増大分の増加が、また直線部分c1)の急勾配の増大により、下側のプレート領域が放電することによってさらなる電解質損失が取り戻される。
図5に示されているのは、層が形成されていない蓄電池の特性曲線)および放電特性曲線c)であり、これらはそれぞれ無負荷電圧U0と充電状態SOCとの間の関数関係である。
明らかであるのは、電解質量の減少および電解質濃度の減少に起因して直線部分c2)が下にシフトすることにより、上側の直線部分c1)の無負荷電圧オフセットU0,Offsetがシフトされることである。この無負荷電圧オフセットU0,Offsetは、層が形成されていない蓄電池の特性曲線に直線部分c1)を標準化することによって補正される。すなわち、放電特性曲線の直線部分c2)と直線部分c1)との交点と、層が形成されていない蓄電池との間の差分が求められるのである。
第2の関数関係のオフセットa21,a22ないしは第1の関数関係のオフセットa1を決定するための特性曲線は、図6および8に示したようにつぎのように作成される。すなわち、
1.) 最小のオフセット値P10,P21および最大のオフセット値P11,P22を決定する。
この最小のオフセット値は、特性曲線がフル充電および無負荷フェーズによって高々シフトされ得るオフセットである。
上記の最大のオフセット値は、特性曲線が層形成によって最大限にシフトされ得るオフセットである。
2.) 図およびに示したオフセット値P122,P132ないしはP192,P202を決定する。これらの特性曲線は、層が形成されていない特性曲線に標準化される。このために第1および第2の特性曲線の交点と、層が形成されていない特性曲線との間の差分をオフセットに加える。
3.) 図6および8の図からつぎにそれぞれの勾配P121,P131ないしはP191,P201を導出する。
第1の関数関係に対し、最後のフル充電または比較的長い無負荷フェーズ以来のチャージ流量(Ladungsdurchsatz)と、補正したオフセットとの間の関係がある。第2の関数関係に対し、全チャージ流量について、補正したオフセットをプロットする。
この場合に全放電特性曲線に対して、
直線部分c1): U0 = a1−b1*SOC
直線部分c2): U0 = a2−b2*SOC
が成り立ち、ただしU0は測定した無負荷電圧,SOCは充填状態値,a1およびa2はオフセット[mV]、またb1およびb2は勾配[mV/%]である。ここで直線部分c1)は第1の関数関係を、また第2の直線部分c2)は第2の関数関係を表す。
2つの直線部分c1)およびc2)の交点はつぎのように計算される。すなわち、
SOC = (a1−a2)/(b1−b2)
U =a1+b1*(a2−a1)/(b1−b2)
であり、ここでSSOCは第1および第2の直線部分c1),c2)の交点における充電状態値であり、SUは第1および第2の直線部分c1),c2)の交点における無負荷電圧値U0である。
動作パラメタを求める際には無負荷電圧U0に応じて第1または第2の関数関係を考慮する。
無負荷電圧U0が、交点における無負荷電圧SUよりも大きいかまたはこれに等しい場合、第1の関数関係を使用する。
無負荷電圧U0が、交点における無負荷電圧SUよりも小さい場合、第2の関数関係を使用する。
つぎに連続して計算されるチャージ移動量により、経過と共に補正を行う。
直線部分c1)は、つぎのパラメタによって表すことができる。すなわち、
第1の関数関係は、
0 = a1+b1*SOC
であり、ただしb1は定数である(ここでは1つの勾配だけを仮定した。しかしながらb1は、より複雑な考察に対して可変とすることも可能である)。
1 = P131*P 2 +P132(最小オフセットP10および最大オフセットP11の領域において)
P131:勾配([V])
P132:オフセット([V])
2:領域[0, P1Max]における最後のフル充電または比較的長い無負荷フェーズ以来のチャージ移動量
10:最小オフセットU0,Offset-min
11:最大オフセットU0,Offset-max
第2の関数関係を表す直線部分c2)は、つぎのパラメタによって決定することができる。すなわち、
0 = a2+b2*SOC
ないしは、
0 = a21+b21*SOC
であり、ただしb12およびb22は定数である(ここでは1定数の勾配のみを仮定した。しかしながらより複雑な関係に対してこのファクタは可変とすることも可能である)。
21 = P191*P 1 +P192(最小および最大オフセットとの間の領域[P21,P22])
22 = P201*P 1 +P202(最小および最大オフセットとの間の領域[P21,P22])
P191:勾配/増大1([V])
P192:オフセット/増大1([V])
P201:勾配/増大2([V])
P202:オフセット/増大2([V])
1 : 全チャージ流量[0,P 1Max]
21: 最小の無負荷電圧オフセットU0,Offset-min
22: 最大の無負荷電圧オフセットU0,Offset-max
である。
したがって無負荷電圧U0と充電状態SOCとの間の全体的な関係は、2つの直線によって表される。すなわち、
特性曲線1: U0 = a1+b1*SOC
特性曲線2: U0 = a2+b2*SOC
である。
特性曲線間の切換は、特性曲線の交点で行われる。すなわち、
SOC = (a2−a1)/(b1−b2)
U = (a1+b1)*(a2−a1)/(b1−b2)
である。
この場合、切り換えに対してつぎの条件式、すなわち
0 ≧ SU= → 特性曲線1を使用する
0 ≦ SU= → 特性曲線2を使用する
が成り立つ。
ここから電解液容量を
0,1 = (SU−U0,1)/(SSOC−SOCgem,1) → 特性曲線1
0,2 = (SU−U0,2)/(SSOC−SOCgem,2) → 特性曲線2
によって決定することができ、ただし、
U :交点における電圧値
0,i : 特性曲線1における補正した無負荷電圧
SOC :交点Sにおける充電状態値
SOCgem,i :特性曲線1における所定の充填状態値SOC
である。
2つの無負荷電圧点およびU0,1x,U0,2xおよび直線部分c1)における無負荷フェーズ間のチャージ移動量、すなわち、第1の関数関係が既知の場合、蓄電池の実際の電解液容量C0,xおよびここからこの蓄電池の実際容量を関係式:
0,1 = (U0,12−U0,22)/チャージ移動量 → 特性曲線2
0,1 = (U0,11−U0,21)/チャージ移動量 → 特性曲線1
にしたがって決定することができる。
電気化学式蓄電池の、補正した無負荷電圧、電解液容量および取り出し可能なチャージを本発明の方法によって求める装置のブロック図である。 層が形成されていないバッテリおよび層が形成されているバッテリの充電時における無負荷電圧と、層が形成されているバッテリの放電時における無負荷電圧とを、充電状態についてプロットした特性曲線図である。 層が形成されていないバッテリおよび層が形成されているバッテリの放電時における無負荷電圧を、充電状態についてプロットした特性曲線図であり、ここで層が形成されたバッテリの無負荷電圧の特性曲線は、充電状態の上側の値領域における第1の関数関係である。 層が形成されていないバッテリおよび層が形成されているバッテリの放電時における無負荷電圧を、充電状態についてプロットした特性曲線図であり、ここで層が形成されたバッテリの無負荷電圧の特性曲線は、充電状態の下側の値領域における第2の関数関係である。 層が形成されていないバッテリおよび層が形成されているバッテリの放電時における無負荷電圧ならびに第1の関数関係に対する電圧オフセットを、充電状態についてプロットした別の特性曲線図ならびに第1の関数関係に対する電圧オフセットである。 最後のフル充電または比較的長い無負荷フェーズ以来のチャージ移動についてプロットした補正した、第1の関数関係の無負荷電圧オフセットの線図である。 層が形成されているバッテリおよび層が形成されていないバッテリの放電時における無負荷電圧を、充電状態についてプロットした特性曲線図ならびに第2の関数関係に対するオフセットである。 チャージ移動量全体にわたってプロットした第2の関数関係の無負荷電圧オフセットの線図である。

Claims (11)

  1. 電解質層を考慮して電気化学式蓄電池の動作パラメタを求める方法において、
    a) 無負荷電圧U0、蓄電池の公称容量Q N を基準にした取り出し可能なチャージに対する値である充電状態SOCとの間の第1の関数関係を定るステップを有しており、ただし当該の充電状態SOCは、電解質層を有する状態で放電フェーズ時に、先行する無負荷フェーズまたはフル充電以来のチャージ移動量によって得られるものであり、
    b) 無負荷電圧U0、蓄電池の公称容量Q N を基準にした取り出し可能なチャージに対する値である充電状態SOCとの間の第2の関数関係を定るステップを有しており、ただし当該の充電状態SOCは、電解質層を有する状態で放電フェーズ時に、累積されたチャージ移動量によって得られるものであり、
    c) 前記の第1および第2の関数関係の交点と、第1および/または第2の関数関係を表す直線の勾配とから、および/または2つずつの無負荷電圧値およびこれらの無負荷電圧値間のチャージ流量とから動作パラメタを求めるステップを有することを特徴とする、
    電解質層を考慮して電気化学式蓄電池の動作パラメタを求める方法。
  2. 電解質層のない状態にて、無負荷電圧U 0 、蓄電池の公称容量QNを基準にした取り出し可能なチャージに対する値である充電状態SOCとの間の第1の関数関係を定める、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記の電圧オフセットaと、電解質層を有する第2の関数関係を表す直線の勾配とに依存して、蓄電池の補正した充電状態値SOCおよび/または無負荷電圧値U0を求める、
    請求項に記載の方法。
  4. 前記の第1または第2の関数関係を表す直線の勾配から、動作パラメタである蓄電池の電解液容量C0を求める、
    請求項1からまでのいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記の電解液容量C0を有効な第1または第2の関数関係から求める、
    請求項に記載の方法。
  6. 前記の無負荷電圧U0が、第1および第2の関数関係を表す直線の交点における無負荷電圧SUよりも大きいかこれに等しい場合、第1の関数関係を表す直線の勾配から前記の電解液容量C0を求め、
    前記の無負荷電圧U0が、第1および第2の関数関係を表す直線の交点における無負荷電圧SUよりも小さい場合、第2の関数関係を表す直線の勾配から前記の電解液容量C0を求める、
    請求項に記載の方法。
  7. 前記の電解液容量を関係式、
    0,X = (U0X−SUX)/(SOCX−SSOCX)
    にしたがって求め、ここで
    0Xは、第1または第2の関数関係の特性曲線における無負荷電圧値であり、
    UXは、第1および第2の関数関係の直線の第1および第2の直線部分の交点における無負荷電圧値U0であり、
    SOCXは、第1または第2の関数関係の特性曲線における充電状態値SOCであり、
    SOCXは、第1および第2の関数関係の2つの特性曲線の第1および第2の直線部分の交点における充填状態値SOCである、
    請求項に記載の方法。
  8. 前記の電解液容量を関係式
    0,x = (U0,1x−U0,2x)/チャージ移動量
    によって求め、ここで
    0,1xおよびU0,2xは、第1または第2の関数関係の特性曲線における2つの無負荷電圧値であり、チャージ移動量は、2つの無負荷電圧値U0,1xおよびU0,2xを求める間のチャージ移動量である、
    請求項に記載の方法。
  9. 前記の蓄電池の公称容量の元で取り出し可能なチャージを求める、
    請求項1からまでのいずれか1項に記載の方法。
  10. 温度に依存して前記の動作パラメタを求める、
    請求項1からまでのいずれか1項に記載の方法。
  11. 電気化学式蓄電池の動作パラメタを求める装置において、
    バッテリ電圧および/またはバッテリ電流を決定する手段と、
    当該蓄電池の公称容量QNを記憶する記憶装置と、
    請求項1から10までのいずれか1項に記載の方法を実施する計算手段とを有することを特徴とする、
    電気化学式蓄電池の動作パラメタを求める装置。
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