JP4819058B2 - シェービング用かみそり及びかみそりカートリッジ - Google Patents

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Description

本発明は、シェービング用かみそり及びかみそりカートリッジに関するものであり、とりわけ、湿式シェービング用のかみそりに関する。
湿式シェービング用かみそりのユーザーは一般に、シェービング中に自らの皮膚に暖かさを感じることを高く評価する。暖かさは心地良く、より快適なシェービングという結果をもたらす。
シェービング中に暖かさを感じさせるために、種々の試みがなされてきた。例えば、シェービングクリームは、シェービング缶から放出されると発熱反応をするように配合されており、その結果、シェービングクリームが、皮膚に暖かさを与える。また、かみそりヘッドは、電池などの電力源により供給される電力による温風、加熱エレメント、及び線走査レーザービームを使用して、加熱されてきた。
本発明は、電気回路により加熱され、熱を保持してユーザーの皮膚に伝達することができる材料で形成された、カートリッジ部分を含むかみそりを特徴とする。
本発明は、一態様において、(a)ハンドルと、(b)該ハンドル上に取り付けられたヘッドであって、シェービング中にユーザーの皮膚に接触するように配置され、湿式シェービング用に構成された1枚以上のブレードを担持するようなハウジングを含むヘッドと、(c)該ハウジングの少なくとも一部分に熱を伝達するように構成された電気回路であって、該ヘッド内に又はこれに隣接して配置された比較的高抵抗の領域を含む電気回路と、が備えるかみそりを特徴とする。
幾つかの実施例は、次の特徴の1つ以上を含み得る。電気回路の少なくとも一部分を、ハウジングの中に配置してもよい。ハウジングの加熱される少なくとも一部分には、少なくとも1W/m・K、例えば少なくとも3W/m・Kの熱伝導度を有するポリマーを含んでもよい。電気回路は、ハウジングを約40〜70℃の間、例えば約32〜55℃の間の表面温度に加熱するように構成してもよい。電気回路は、15秒より長い時間かみそりを加熱するように構成してもよい。電気回路は、20秒未満、例えば10秒未満の加熱時間で、予め定められた最大温度まで、ハウジングの表面を加熱するように構成してもよい。かみそりには更に、電気回路に電気的に接続された電力源、例えば電池を含んでもよい。電力源は、ハンドルの中に配置してもよい。電力源は、再充電式であっても、使い捨てであってもよい。かみそりは、再充電ステーションに電気的に接続されて取り付けられるように構成してもよい。かみそりに熱が充満されたかどうかを示す、又はかみそりに熱が充満された度合いを表わす視覚表示を提供するように構成されたかみそりのユーザーが見ることができるインジケータを、かみそりが、更に含むことも可能である。かみそりには又、ガードが含まれてもよく、ガードは、熱伝導性ポリマー、例えば熱伝導性エラストマーで形成してもよい。比較的高抵抗の領域を、ハウジングに隣接するハンドル内に配置してもよい。ヘッドは、ハンドルから分離可能であってもよく、場合によっては、枢動可能にハンドルに取り付けてもよい。ヘッドは、電気機械的ピボットによりハンドル上に取り付けてもよい。ハウジングの第一部分を、熱伝導性ポリマーで形成しもよく、ハウジングの第二部分を、非熱伝導性ポリマーで形成してもよい。ハウジングの第三の露呈部分を、熱変色ポリマーで形成してもよい。ヘッドは、シェービング中に振動するように構成してもよい。かみそりは、モータと、モータが動力供給された時にそのような振動を発生させるようにモータのシャフト上に取り付けられた振動部材とを、含んでもよい。
本発明は、別の態様において、ハンドルと、ハンドル上に取り付けられたヘッドと、ハンドルの少なくとも一部分に熱を伝達するように構成されたハンドル内の電気回路と、を含むかみそりを特徴とする。
本発明は又、上で説明された特徴の1つ又はより多くを包含するかみそりカートリッジを特徴とする。例えば、本発明は、(a)ハンドル上に取り付けられるように構成されたヘッドであって、シェービング中にユーザーの皮膚に接触するように配置され、湿式シェービング用に構成された1枚以上のブレードを担持する、ハウジングを含むヘッドと、(b)ハウジング内に配置され、ハンドル内に配置された電力源に電気的に接続するように構成された加熱エレメントとが含まれる、かみそりカートリッジを特徴とする。
幾つかの実施例において、カートリッジは、カートリッジをハンドルに相互連結してカートリッジとハンドルとの間に電気的な接続をもたらすように構成された、電気機械相互連結具をも含む。
本発明は又、ハンドルと、ハンドル上に取り付けられたヘッド(シェービング中にユーザーの皮膚に接触するように配置された、並びに、湿式シェービング用に構成された1枚以上のブレードを担持するハウジングを含むヘッド)と、ハウジングの一部分に熱を伝達するように構成された熱源と、ヘッドに振動を付与するように構成された振動機構と、を有するかみそりを特徴とする。熱源は、例えば、電気回路及び/又は温水から潜在熱を貯蔵及び放出が可能な相変化物質を含んでもよい。
本発明は又、上述されたかみそり及びカートリッジを使用するシェービング方法を特徴とする。
用語「かみそり」は、本明細書で使用する時、異なって示されない限り、ハンドル及び交換可能なカートリッジを含むかみそりと、かみそりヘッドがハンドル上に固定して取り付けられた使い捨てかみそりとの両方を指す。
本発明の1つ以上の実施形態の詳細を、添付図面及び以下の説明にて提示する。本発明のその他の特徴及び利点は、説明及び図面により明らかであろう。
図1を参照して、かみそり10には、ハンドル14と、ハンドル上に取り付けられたかみそりカートリッジ16とを含む。かみそりカートリッジ16には、成形されたプラスチックのハウジング18が含まれ、これが、複数のブレード19を担持し、並びにガード20を有する。カートリッジ16は、相互連結部材25によって、ハンドル14上に取り外し可能に取り付けられる。ハウジング18は、以下で説明されるように、ハンドルに対して枢動可能に取り付けられても、又は固定的(非枢動可能に)に取り付けられてもよい。
ガード20には、ユーザーの皮膚に係合してこれを伸張させるための、ハウジング16の前部に成形されたフィン付きユニットが含まれているが;他の皮膚係合突出部、例えば米国特許第5,191,712号に記載されるものなども使用可能であり、この特許を参考として本明細書に組み入れる。ガード20は、エラストマー材で形成されてもよく、ハウジング16の他の部分と同じ材料で形成されてもよい。フィンは、毛を次第に持ち上げてより綿密でより快適なシェービングのために、ブレード19に向かって漸増的に高くなっていることが好ましい。
かみそりカートリッジ16は、カートリッジの性能を向上させる又は寿命を伸ばす、他の構成要素を含んでもよい。例えば、アルミニウムの片(図示せず)が一端に含まれて、犠牲アノードとして作用してもよい。また、例えば米国特許第5,113,585号及び第5,454,164号に記載されているように、ユーザーの皮膚に潤滑性物質を提供するために、シェービング補助合成物26が、ハウジング16の上縁部に設けられてもよく、その開示を参考として本明細書に組み入れる。
図2を参照して、一実施形態において、かみそりには回路28が含まれ、それへの電流は、1つ又はより多くの電池たとえば一対の電池30によって接点32を貫通して供給される。回路はスイッチ33により閉じ、消費者がボタン35を押すことによってスイッチが作動し得る。スイッチ/ボタンは、図示される実施形態においては、かみそりハンドルの側面上に有るが、他の場所に、例えばハンドルの底面に配置されてもよい。通電されたことをユーザーに表示するために、LED11を設ける。LEDは、ハウジングの透明区域に配置してもよく、又はハウジングの不透明区域中の開口部を貫通して伸びることも可能である。LEDは、図2に示される以外のかみそりの区域に配置してもよく、又は一部の実施例では省略してもよい。
回路は、プラスチックハウジング18に埋め込まれた比較的高抵抗区域(例えば抵抗器)34を含み、ハウジングのその区域に熱を提供する。一般に、この高抵抗区域は、示されているように、ガードの下側に設ける。しかしながら、ハウジング18のいかなる所望の区域に設けてもよい。高抵抗区域をガードの下側に設けるとき、ガードは、熱伝導性材料で形成してもよく、これを、非熱伝導性エラストマー、すなわち、ASTM E1461及びF433により測定し、1.0W/m・K未満の熱伝導度を有するエラストマーの薄い層(例えば約0.1〜0.5mm厚)で上成形してもよい。この層に好適な非熱伝導性エラストマーとして、例えばクラトン(KRATON)ブロックコポリマー類が挙げられる。所望の場合、抵抗器を、ハウジング内よりもガード材料に埋め込んでもよく、又は比較的高抵抗区域を、ガード及びハウジングの両方に設けてもよい。
図2に示される実施形態では、カートリッジが、ハンドル上に固定的に(非枢動可能に)取り付けられる。図5に示されるように、電流が、ハンドル上の噛み合い接点150とカートリッジ上の噛み合い接点152との係合によって、ハンドル14とカートリッジ16の間を伝達する。これらの接点は、ハンドルの遠位端153と、図5に示されるように相互連結部材25及びハウジング18の交点と、に有ってもよく、又は図2に示されるように相互連結部材のリム154に近づいて存在してもよい。図5に示される実施形態では、接点150は、ばね搭載型である、すなわち、ばね156によってカートリッジに向かって偏倚されている。図5にやはり示されるように、ハンドルをカートリッジに対して滑り係合可能にするために、ハンドルの遠位端153が、ほぼ円錐台形状の部分158を含んでもよく、カートリッジが、対応する円錐台の穴160を含んでもよい。鍵状機構、たとえば穴160の壁上のリブ162と、部分158上の円周溝164とが固定した、且つ取外し可能な係合を2つの部品の間にもたらす。
ある場合には、例えば図6−6Aに示されるかみそり200では、ハンドル内の回路の部分とカートリッジ内の回路の部分との間の電気的に接続を維持しながら、カートリッジ202をハンドル205に対して枢動可能にする、電気機械的連結が構成されていてもよい。電気機械的連結は、例えば、相互連結部材204上の導電性めっき(図示せず)と、ハンドル上の接点206と、カートリッジ上の対応する接点または他の導電機構208と、を含んでもよい(図6A)。
図6〜7に示される実施形態では、図8に詳細に示される相互連結部材204に、ハンドル受止め部分210が含まれ、後者に、接点208と、ハンドル受止め部分から延びる一対のウイング212と、ウイングの端部分216上に枢動可能に取り付けられた対のクリップ214とが設けられている。図7に示される如く、仕上がったカートリッジでは、複数のクリップ214が、かみそり分野で周知のように、ハウジング218の周囲に巻き付いて両方でブレードを適切な位置に保持し、接点208から相互連結部材を貫通してハウジングまでの電流路(CP)を提供する(図9及び10)。図9にて模式的に示されるように、区域NPを除いて、相互連結部材の全部分がめっきされている。この区域は、相互連結部材の両側上の電流路を分離する働きをして、短絡を防ぐ。区域NPは、例えば、相互連結部材のこの区域をめっき中にマスキングすることにより、又はめっきが良くできないプラスチックの区域NPを形成することによって、設けることができる。めっき区域は、例えばニッケル又はクロムでめっきしてもよい。めっきは、約0.0025cm(0.001インチ)〜0.0127cm(0.005インチ)の厚さを有してもよい。別の方法としては、導電路を、他の手段により、例えば相互連結部材のプラスチックに挿入成形された導線によって設けてもよい。
別の代替実施形態では、カートリッジは、別個の相互連結部材及び電気機械的連結を設けるよりも、ハンドルに一体結合される。例えば、カートリッジは、プラスチックハウジング18と一体となっていると共にハンドル14と一体となっており、又はこれに成形された、可撓性ウェブによってハンドルに結合されて、ウェブに埋め込まれた回路が、ハンドルからカートリッジを貫通して延びることが可能である。この場合、プラスチックハウジングの材料は、好ましくは、通常の使用状態で所望の度合いまでカートリッジが枢動できる機械的特性を有する、エラストマー性ポリマーである。
回路は、いかなる所望の方法にて、例えば、ハウジング及びハンドルのプラスチックに挿入成形された電線の使用によって、又はハウジング及びハンドルのプラスチックと共成形された導電性ポリマーにより画定された導電路によって、設けてもよい。好適な導電性ポリマーとして、カーボン及びグラファイトが充填されたポリマーが挙げられる。好ましくは、導電性ポリマーは、ASTM D257により測定して、約2(10E)オーム/スクエア(ohms/sq)未満の抵抗を有する。
所望の場合、かみそりハンドルは、ヘッド内の比較的高抵抗部分に加えて又はその代わりに、電気回路の比較的高抵抗部分を含むことができる。例えば、図3を参照すると、かみそり100は、相互連結部材25に隣接してハンドル内に配置された比較的高抵抗部分102を有する回路104を、ハンドル106に含む。高抵抗部分102が、カートリッジに隣接するハンドルの区域を加熱すると、熱がハンドルからカートリッジの中へ伝導され、これにより、ハンドルとカートリッジ間に電気的な接続を設ける必要性なしに、カートリッジが加熱される。
かみそりは、一般に、短い「再充満時間」を有することが、すなわち、かみそり、比較的短い時間で回路により熱が充満可能であることが好ましい。かみそりは、カートリッジの表面が所望の温度に到達した時に、完全に熱は充満されたとする。再充満時間は、好ましくは約20秒間未満、より好ましくは約10秒間未満である。使用前に、かみそりに、完全に熱が充満されている必要はない。
かみそりの設計に際して別の判断基準は、放電間隔、すなわち、かみそりが熱を放散する時間である。放電間隔は、まずかみそりを完全に充満してから回路を通る電流を切り、次に、かみそりの表面温度が予め定められた最低限、たとえば40℃以上を保持する時間の長さを決定することによって、測定することができる。放電間隔は最低温度が40℃の場合、好ましくは、15秒間超過、例えば約15秒間〜3分間である。
放電間隔は、カートリッジハウジングを形成するのに使用される材料の熱伝導度に依存する。好ましくは、プラスチックハウジング18は、熱伝導性ポリマーで形成される。「熱伝導性ポリマー」により、ASTM E1461及びF433により測定して、少なくとも1.0のワット/メートル・ケルビン(W/m・K)で測定された熱伝導度を有するポリマーを意味する。好ましいポリマーは、一般に、少なくとも1.0W/m・K、より好ましくは少なくとも1.2W/m・K、最も好ましくは少なくとも3.0W/m・Kの熱伝導度を有する。好適な熱伝導性ポリマーとして、ロードアイランド州ワーウィック(Warwick, RI)のクールポリマーズ社(Cool Polymers, Inc.)から入手可能なもの、例えばクールポリ(CoolPoly:商標登録)RS032熱伝導性ポリプロピレン(W/m・K=10)及びクールポリ(CoolPoly:商標登録)E8101/RS083熱伝導性エラストマー(W/m・K=15)が挙げられる。この組合せのポリマーを使用するとき、ポリプロピレンを、カートリッジハウジングの成形に使用してもよく、エラストマーを、エラストマーのガード成形に使用してもよい。この供給元からの他の好適な熱伝導性ポリマーとして、クールポリ(CoolPoly:商標登録)RS877熱伝導性熱可塑性エラストマー(W/m・K=3.6)、クールポリ(CoolPoly:商標登録)E2熱伝導性液晶ポリマー(W/m・K=20)、クールポリ(CoolPoly:商標登録)E200熱伝導性液晶ポリマー(W/m・K=30)、クールポリ(CoolPoly:商標登録)RB018熱伝導性ナイロン66(W/m・K=15)、クールポリ(CoolPoly:商標登録)RB019熱伝導性ポリカーボネート(W/m・K=20)、クールポリ(CoolPoly:商標登録)RB024Eシリーズ熱伝導性PC/ABSブレンド(W/m・K=8)、及びクールポリ(CoolPoly:商標登録)RB020熱伝導性PPS(W/m・K=20)が挙げられる。熱伝導性ポリマーは、他の供給元からも、例えばLNPエンジニアード・プラスチックス(LNP Engineered Plastics)からコンディット(KONDUIT:商標登録)で購入可能である。他の好適な熱伝導性ポリマーとして、所望の
レベルの熱伝導度をもたらすのに充分な量で金属またはセラミック充填材を含有するポリマーを含む。放電間隔は、この材料の体積にも依存するものであって、材料が多ければ多いほど、放電間隔がより長くなる。カートリッジが、シェーバーに対しては暖かいという感覚を維持するのにかろうじて十分な速度で、熱を優先的に顔に向けて放熱するように、カートリッジを設計することも望ましい。
かみそりが充満されているかどうかをユーザーに視覚表示するインジケータを含むことが、望ましいこともある。好ましくは、インジケータは、温度変化に応じて色が変化する熱変色物質を含む。インジケータには、異なる温度で色が変化する2つ以上の異なる熱変色物質が含まれてもよい。例えば、インジケータには、かみそりヘッドが室温にある時に青色に変化する第一の熱変色物質と、かみそりヘッドが所望の温度範囲内にある時に緑色に変化する第二の熱変色物質と、かみそりヘッドが所望の温度範囲より上にある時に橙色に変化する第三の熱変色物質と、を含むことも可能である。熱変色物質の多数の他の組合せを使用してもよい。熱変色物質は、所望の色を得るために、非熱変色性の染料及び/又は顔料と組み合わせることも可能である。
インジケータは、図3Aに示されるように、かみそりカートリッジのハウジングに付けられた、又はこれに成形されたストリップ60の形体であってもよい。この場合、異なる熱変色物質を、ストリップに沿って間隔を置いて配置してもよい。インジケータは、その代わりに、いかなる所望の形状の分離性パッド又は区域の形体であってもよい。あるいは、インジケータは、出現及び消滅する文字又は他のしるし、例えば「熱」及び「冷」の形体であってもよい。しるしは、例えば、熱変色物質を含むしるしを形成することによって、又は、予め定められた温度で半透明になる熱変色コーティングにより覆い隠された非熱変色性のしるしを形成することによって、提供してもよい。所望の場合、インジケータを、ガード20に成形してもよい。
別の実施例では、熱変色物質を、かみそりヘッド又はカートリッジハウジングのプラスチックと化合してもよい。熱変色物質を、ハウジング上にコーティングしてもよい。
熱変色インジケータは読み易く簡単であるという観点から望ましいものであるが、様々な形状の液体充填温度計または化合物バー型ダイアル温度計などの、他のインジケータを使用してもよい。
かみそりには又、例えば図4にて概略的に示されるもののような振動機構が含まれてもよい。本明細書でまとめて「振動かみそり」と呼ばれる、往復、振動、振動運動するかみそりが、例えば、米国特許第5,046,249号、第5,299,354号、第5,794,342号、及び第6,481,104号に記載されており、その開示を参考として本明細書に組み入れる。図4に示されるように、かみそりは、回転モータMを含んでもよく、これに振動運動を付与するための偏心要素を含んでもよい。モータMは、例えば電気モータであって、ハンドルに内蔵されており、偏心おもりが取り付けられた出力シャフト(図示せず)を有する。モータに電力供給されると、偏心おもりが高速で回転し、これにより、かみそり特にブレードユニットが振動するという結果が得られる。熱と振動は一般に、ヘッドの同じ区域にほとんど同時に伝達されることが好ましい。
その他の実施形態は、以下の請求項の範囲内にある。
熱伝導性材料を、カートリッジのいかなる所望の部分に使用してもよい。例えば、ガード及びカートリッジハウジングの両方を、熱伝導性材料で形成してもよく、又は、ガードを、熱伝導性材料で形成して、カートリッジの幾分か又は全てを、非熱伝導性材料で形成してもよい。所望の場合、カートリッジハウジングの基部分を、非熱伝導性プラスチックで成形してもよく、そのとき、カートリッジハウジングの皮膚接触部分を、熱伝導性ポリマーを使用して上成形してもよい。この場合、熱伝導性ポリマーは通常、カートリッジハウジングの全厚の約20〜40%を構成する。例えば、4.5mm厚のカートリッジの場合、熱伝導性の層は、約0.9〜1.8mmの厚さであってもよい。熱変色ポリマーの薄い、例えば約0.1〜0.5mmの厚さの層が、熱伝導性ポリマーに重ねて上成形されて、温度インジケータを提供してもよい。カートリッジは、3層のポリマーすなわち非熱伝導性の基部分と熱伝導性ポリマーの中間層と熱変色ポリマーの外側皮膚接触層とを含んでもよい。熱伝導性層及び/又は熱変色層は、上成形されてもよく、例えば基層上に留まる又は付着する上掛け材料のフレーム(frame)を提供することによって基層に付着されてもよい。
所望の場合、熱伝導性材料を省略して、カートリッジ全体を、非熱伝導性ポリマーで作製してもよい。
更に、幾つかの実施形態では、温度調節用の制御回路を、かみそりが有することが望ましいこともある。そのようなかみそり300の例が、図11に示される。制御回路302が、温度センサー304の手段により温度を制御するように構成されている。ユーザーが手動で温度を調節できるようにするために、ダイアル又は他の制御機構(図示せず)を設けてもよい。回路に又、圧力センサー(図示せず)を含んでもよい。この場合、かみそりが皮膚に当てられた時に、回路が、圧力センサーからの信号に応じて、より多くの電力をかみそりに供給し、石鹸、水、及び皮膚接触のヒートシンク効果に打ち勝つ。逆に、圧力が検知されない時、すなわち、かみそりが皮膚に接触していない時、回路は、出力を低減して熱の逃げを防ぐ。このようにして、電力が供給されているがユーザーがシェービングをしない時に、かみそりが低い温度に保持され、その結果、ユーザーが再びシェービングを始める時、かみそり温度は、不快なほど又は危険であるほど熱くならない。
さらに加えて、特定のかみそり設計を例として、これまで例示及び説明してきたが、本明細書に記述した機構は、いかなる所望のかみそり設計にも使用可能である。例えば、上述した機構は、男性用及び女性用両方のかみそりに使用可能である。
かみそりの斜視図。 本発明の一実施形態によるかみそりの概略正面図。 本発明の代替実施形態によるかみそりの概略正面図。 図3に示される実施形態で使用するのに好適なカートリッジとハンドルの上側部分との、拡大され分解された前側平面図。 本発明の別の代替実施形態の概略正面図。 図2に示されたものと類似の実施形態で使用するのに好適なカートリッジとハンドルの上側部分との、拡大され分解された前側平面図。 枢動可能に取り付けられたカートリッジを有するかみそりの斜視図。 図6に示されるカートリッジとハンドルの上側部分との拡大され分解された詳細図。 図6−6Aに示されるカートリッジの非常に拡大された斜視図であって、明瞭化のためにブレードが取り除かれている。 図7に示されるカートリッジのクリップ/枢動可能相互連結部分の非常に拡大された斜視図。 図6−7に示されるカートリッジを通る電流路を示す概略図。 図8に示されるクリップ/枢動可能相互連結部を通る電流路を示す概略図。 制御回路を含む、別の実施形態によるかみそりの概略図。

Claims (38)

  1. ハンドルと、
    前記ハンドル上に取り付けられたヘッドであって、シェービング中にユーザーの皮膚に接触するように配置され、湿式シェービング用に構成された1枚以上のブレードを担持するようなハウジングを含むヘッドと、
    前記ハウジングの少なくとも一部分に熱を伝達するように構成された電気回路であって、前記ヘッド内に配置された比較的高抵抗の領域を含む電気回路と、
    を備えるかみそりであって、
    前記かみそりがガードを更に備え、前記ガードが熱伝導性ポリマーで形成されており、
    前記高抵抗の領域が前記ガードの下側に設けられていることを特徴とするかみそり。
  2. 前記回路の少なくとも一部が、前記ハウジングの中に配置されている、請求項1に記載のかみそり。
  3. 前記ハウジングの加熱される少なくとも一部分は、少なくとも1W/m・Kの熱伝導度を有するポリマーを含む、請求項1に記載のかみそり。
  4. 前記電気回路が、前記ハウジングを約40〜70℃の間の表面温度に加熱するように構成されている、請求項1に記載のかみそり。
  5. 前記電気回路が、前記ハウジングを約32〜55℃の間の表面温度に加熱するように構成されている、請求項1に記載のかみそり。
  6. 前記電気回路が、15秒より長い時間前記かみそりを加熱するように構成されている、請求項1に記載のかみそり。
  7. 前記回路が、20秒未満の加熱時間で、予め定められた最大温度まで、前記ハウジングの表面を加熱するように構成されている、請求項1に記載のかみそり。
  8. 前記加熱時間が10秒間未満である、請求項7に記載のかみそり。
  9. 前記電気回路に電気的に接続された電力源を更に備える、請求項1に記載のかみそり。
  10. 前記電力源が電池を含む、請求項9に記載のかみそり。
  11. 前記電力源が前記ハンドルの中に配置されている、請求項9に記載のかみそり。
  12. 前記電力源が再充電式である、請求項9に記載のかみそり。
  13. 前記かみそりが、再充電ステーションに電気的に接続されて取り付けられるように構成されている、請求項12に記載のかみそり。
  14. 前記かみそりに熱が充満されているかどうかを示す視覚表示を提供するように構成された、前記かみそりのユーザーが見ることができるインジケータを更に含む、請求項1に記載のかみそり。
  15. 前記インジケータが色変化を含む、請求項14に記載のかみそり。
  16. 前記インジケータが熱変色物質を含む、請求項14に記載のかみそり。
  17. 前記インジケータが、前記かみそりヘッド上に位置する区域を含む、請求項14に記載のかみそり。
  18. 前記インジケータが、前記ヘッドの材料を貫通して配分された、又は前記ヘッドの表面上にコーティングされた、熱変色物質を含む、請求項14に記載のかみそり。
  19. 前記インジケータが、前記かみそりに熱が充満された度合いを表示するように構成されたものである、請求項14に記載のかみそり。
  20. 前記インジケータが、異なる色変化温度を有する複数の熱変色物質を含む、請求項14に記載のかみそり。
  21. 前記インジケータが、しるしを表示して、前記かみそりに熱が充満された時を表す、請求項14に記載のかみそり。
  22. 前記かみそりに熱が充満された時に、前記しるしが出現する、請求項21に記載のかみそり。
  23. 前記かみそりの一部分が潤滑剤を更に含む、請求項1に記載のかみそり。
  24. 前記ポリマーが熱伝導性エラストマーを含む、請求項1に記載のかみそり。
  25. 前記ヘッドに加えて、前記ハンドルが比較的高抵抗の領域を含む、請求項1に記載のかみそり。
  26. 前記ヘッドが、前記ハンドルから分離可能であり、このハンドル上に枢動可能に取り付けられる、請求項2に記載のかみそり。
  27. 前記かみそりが、シェービング中に振動するように構成されている、請求項1に記載のかみそり。
  28. 前記かみそりが、モータと前記モータのシャフト上に取り付けられた振動部材とを更に備え、前記モータに動力が供給された時に、振動を発生させるようになっている、請求項27に記載のかみそり。
  29. カートリッジが、可撓性ウェブによって前記ハンドルに一体的に結合されている、請求項1に記載のかみそり。
  30. 前記ウェブが前記ハウジングと一体となっており、このウェブは前記ハンドルと一体となっている又はその上に成形されている、請求項29に記載のかみそり。
  31. 前記回路が、前記ハンドルから前記カートリッジを通って連続的に延び、前記ウェブに埋め込まれている、請求項29に記載のかみそり。
  32. 温度調節のための制御回路を更に備える、請求項1に記載のかみそり。
  33. 前記制御回路に接続された温度センサーを更に備える、請求項32に記載のかみそり。
  34. 前記ハウジングの温度をユーザーが手動で調節できるように構成された制御機構を更に備える、請求項33に記載のかみそり。
  35. 圧力センサーを更に備え、圧力が検知された時により多くの電力を前記かみそりに供給し、圧力が検知されない時に出力を低下させるように、前記制御回路が構成されている、請求項33に記載のかみそり。
  36. 前記電気回路は、前記ハンドルの少なくとも一部分に熱を伝達するように構成されている、請求項1に記載のかみそり。
  37. 前記高抵抗の領域は、前記ハンドル内に配置された電力源に電気的に接続するように構成されている、請求項1に記載のかみそり。
  38. 前記ヘッドに振動を付与するように構成された振動機構を更に備えた、請求項1に記載のかみそり。
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