JP4814827B2 - 電子機器、操作制御方法、該操作制御方法を実行するプログラム、及び、該プログラムを記録する記録媒体 - Google Patents
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Description
電子機器を、
少なくとも1つの単語を表示するタッチパネルと、
前記タッチパネルへの操作を検出する操作検出手段と、
前記操作検出手段によって検出された操作に基づいて、前記単語を取得する単語取得手段と、
前記操作検出手段によって検出された操作が第1操作手段による操作であるのか、あるいは、第2操作手段による操作であるのかを判別する操作判別手段と、
前記操作判別手段により第1操作手段による操作であると判別された場合、簡易入力モードに設定し、第2操作手段による操作であると判別された場合、詳細入力モードに設定するモード設定手段と、
を備えた構成としたものである。
前記第1操作手段による第1指示動作の後、前記第1操作手段による第2指示動作が行われた場合、前記単語取得手段により取得された単語に基づいて、前記記憶手段に記憶した類語辞書データを検索し、該当する類語を抽出する類語抽出手段と、
前記類語抽出手段によって抽出された類語を、前記タッチパネルに表示する表示制御手段と、
をさらに備えるのが好ましい。
前記第1操作手段による第1指示動作の後、前記第1操作手段による第3指示動作が行われた場合、前記単語取得手段により取得された単語の詳細情報を、前記タッチパネルに表示する詳細情報表示手段を、さらに備えるのが好ましい。
操作制御方法を、
タッチパネルに少なくとも1つの単語を表示する表示ステップと、
前記タッチパネルへの操作を検出する操作検出ステップと、
前記操作検出ステップで、検出された操作に基づいて、前記単語を取得する単語取得ステップと、
検出された操作が第1操作手段による操作であるのか、あるいは、第2操作手段による操作であるのかを判別する操作判別ステップと、
前記第1操作手段による操作であると判断された場合、簡易入力モードに設定し、前記第2操作手段による操作であると判断された場合、詳細入力モードに設定するモード設定ステップと、
で行うようにしたものである。
抽出された類語を、前記タッチパネルに表示する表示制御ステップと、
をさらに含むようにするのが好ましい。
図1は、本実施形態に係る電子機器のブロック図を示す。この電子機器は、大略、入力装置1、表示装置2、及び、制御装置3を備える。
次に、前記構成の電子機器の動作について説明する。但し、以下の説明では、電子辞書で日本語を英語に翻訳させる場合について言及するが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、音声により日本語を入力し、表示させた日本語を修正する場合や、他の言語間で翻訳する場合等が含まれる。
まず、キーボード、タッチパネル4、各種キー、あるいは、音声入力装置により日本語テキスト(和文)を入力する(ステップS1)。入力された和文は、入力テキスト記憶領域16に格納される。そして、入力された和文を英文に翻訳処理する(ステップS2)。英文への翻訳では、翻訳データ15を参照し、従来周知の方法(機械翻訳)により行い、翻訳結果(英文)を翻訳テキスト記憶領域17に格納し、入力した和文と、翻訳後の英文とを表示装置2に表示させる(ステップS3:表示ステップ)。
ここで、タッチパネル4が操作されるまで待機する(ステップS4:操作検出ステップ)。タッチパネル4へのタッチ操作(第1指示動作:図5参照)は、ユーザが表示された英文を見て、後述する処理を希望する単語に対して行われる。そこで、まず、タッチパネル4が操作されれば、その操作によってタッチ操作された位置を含む所定領域内に位置する単語を取得する(ステップS5:単語取得ステップ)。このとき、取得された単語を反転表示し、他の単語と識別可能な状態とする。但し、単語取得ステップは、第1指示動作ではなく、後述する、簡易モード入力処理又は詳細モード入力処理のいずれかに移行した後、再度、所望の単語がタッチ操作されることにより実施してもよい。この場合、前記ステップS5では、希望する単語ではなく、画面のいずれをタッチ操作しても、その操作が何によってなされたのかを判別するようにすればよい。
すなわち、タッチパネル4がアナログ抵抗膜方式である場合、フィルムとガラスの各対向面に形成した透明導電膜の導通状態(抵抗の違い)に基づいて、指によるタッチ操作であるのか、ペンによるタッチ操作であるのかを判別する(例えば、特開平11−232034号公報参照)。また、タッチパネル4が圧力検出方式である場合、タッチパネル4を操作した際に圧力が変化する領域を検出するもの(例えば、マトリックス状に配置した多数の圧力センサ)を使用し、圧力センサからの入力信号に基づいて判別すればよい。前述したその他の方式でも、それぞれの方式に適した方法でタッチパネル4の操作手段を判別すればよい。
まず、簡易モード入力処理について説明する。簡易モード入力処理では、反転表示された単語に対して、次にどのような操作がなされたかによってその後の処理内容が相違する。
類語抽出処理では、まず、類語辞書データを検索する(ステップS21)。このとき、類語辞書データの検索に時間が掛かるのであれば、処理中である旨(例えば、「検索中」)を表示するようにしてもよい。そして、類語辞書データに選択した単語の見出しがあれば(ステップS22)、その単語が属する小分類に含まれる単語を抽出し(ステップS23:類語抽出ステップ)、候補単語記憶領域18に格納し、取得した単語を選択された単語に代えて表示する(ステップS24:表示制御ステップ)。通常、小分類に含まれる単語は複数あるので、選択された単語以外の単語を、次にタッチ操作される毎に、順次、切り替えて表示すればよい。但し、複数の単語を一覧表示することも可能である。また、単語選択処理に復帰する場合には、図示しない復帰ボタンをタッチ操作する等のキャンセル処理を実行すればよい。
説明表示処理では、英和辞書データを検索する(ステップS31)。そして、英和辞書データに選択した単語の見出しがあれば(ステップS32)、その単語の詳細説明を取得し(ステップS33)、表示装置2に表示する(ステップS34:詳細情報表示ステップ)。詳細説明の表示では、画面の一部に表示したり、別ウィンドウで表示したりすればよい。ユーザは、単語を変換する前にその詳細説明を参照することができるので、より適切な変換を行うための参考とすることが可能となる。
例文表示処理では、英語例文辞書データ13を検索し(ステップS41)、前記ステップS11で選択した単語の見出し語があるか否かを判断する(ステップS42)。見出し語があれば、その英語例文を抽出し(ステップS43)、候補例文記憶領域19に格納し、表示装置2にその英語例文を表示する(ステップS44:例文表示ステップ)。抽出する英語例文が複数ある場合、図9に示すように、指をいずれかの方向にスライド移動させることにより(ステップS45)、次の英語例文に切り替えることが可能である(ステップS46)。そして、ステップS45で、次のタッチ操作がなく、所定時間が経過すれば、その例文に確定する。候補例文記憶領域19に格納した英語例文は、その後に音声出力させる等に利用することが可能である。
前記ステップS6で、タッチパネルの操作がペンで行われたと判断すれば、以下に示す詳細モード入力処理を実行する。詳細モード入力処理は、前記翻訳文を表示させる例の場合、表示された単語を手入力により修正する場合等に実行する。
単語がペンでタッチ操作された場合、タッチ操作された単語を反転表示させるのではなく、アンダーラインを表示し、他の単語と区別する。そして、英語例文の下方側に、手入力欄を表示する(ステップS51)。ここでは、手入力欄は横並びの3つの空欄で構成されている。そこで、左側に位置する空欄から順に、直接、ペンによりアルファベットを書き込む。手入力欄へのペンによる入力が開始されると(ステップS52)、前記ステップS6で選択された単語を消去し(ステップS53)、その領域(単語領域)に、書き込まれて自動認識されるアルファベットを取得し(ステップS54)、順次、取得した文字を消去領域に表示する(ステップS55)。手入力欄の全ての空欄にアルファベットが書き込まれ、それらが前記単語領域に表示されれば、手入力欄をクリアして次の書き込みに備える。ペンによるタッチ操作がなくなってから所定時間が経過すれば(ステップS56)、修正処理が終了したと判断し、変更する単語を確定する(ステップS57)。
2…表示装置
3…制御装置
4…タッチパネル
5…ROM
6…RAM
7…CPU(操作検出手段、単語取得手段、操作判別手段、モード設定手段)
8…各種辞書データ
9…例文検索テーブル
10…辞書検索プログラム
11…抽出検索プログラム
12…英語辞書データ
13…英語例文辞書データ
13…英語類語辞書データ
15…翻訳データ
16…入力テキスト記憶領域
17…翻訳テキスト記憶領域
18…候補単語記憶領域
19…候補例文記憶領域
Claims (10)
- 少なくとも1つの単語を表示するタッチパネルと、
前記タッチパネルへの操作を検出する操作検出手段と、
前記操作検出手段によって検出された操作に基づいて、前記単語を取得する単語取得手段と、
前記操作検出手段によって検出された操作が第1操作手段による操作であるのか、あるいは、第2操作手段による操作であるのかを判別する操作判別手段と、
前記操作判別手段により第1操作手段による操作であると判別された場合、簡易入力モードに設定し、第2操作手段による操作であると判別された場合、詳細入力モードに設定するモード設定手段と、
を備えたことを特徴とする電子機器。 - 類語辞書データを記憶する記憶手段と、
前記第1操作手段による第1指示動作の後、前記第1操作手段による第2指示動作が行われた場合、前記単語取得手段により取得された単語に基づいて、前記記憶手段に記憶した類語辞書データを検索し、該当する類語を抽出する類語抽出手段と、
前記類語抽出手段によって抽出された類語を、前記タッチパネルに表示する表示制御手段と、
をさらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 国語辞書データを記憶する記憶手段と、
前記第1操作手段による第1指示動作の後、前記第1操作手段による第3指示動作が行われた場合、前記単語取得手段により取得された単語の詳細情報を、前記タッチパネルに表示する詳細情報表示手段を、さらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。 - 前記第1操作手段による第1指示動作の後、前記第1操作手段による第4指示動作が行われた場合、前記単語取得手段により取得された単語を含む例文を、前記タッチパネルに表示する例文表示手段を、さらに備えたことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
- タッチパネルに少なくとも1つの単語を表示する表示ステップと、
前記タッチパネルへの操作を検出する操作検出ステップと、
前記操作検出ステップで、検出された操作に基づいて、前記単語を取得する単語取得ステップと、
検出された操作が第1操作手段による操作であるのか、あるいは、第2操作手段による操作であるのかを判別する操作判別ステップと、
前記第1操作手段による操作であると判断された場合、簡易入力モードに設定し、前記第2操作手段による操作であると判断された場合、詳細入力モードに設定するモード設定ステップと、
を含むことを特徴とする操作制御方法。 - 前記第1操作手段による第1指示動作の後、前記第1操作手段による第2指示動作が行われた場合、前記単語取得ステップで取得された単語に基づいて類語辞書データを検索し、該当する類語を抽出する類語抽出ステップと、
抽出された類語を、前記タッチパネルに表示する表示制御ステップと、
をさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の操作制御方法。 - 前記第1操作手段による第1指示動作の後、前記第1操作手段による第3指示動作が行われた場合、前記単語取得ステップで取得された単語の詳細情報を、前記タッチパネルに表示する詳細情報表示ステップを、さらに含むことを特徴とする請求項5に記載の操作制御方法。
- 前記第1操作手段による第1指示動作の後、前記第1操作手段による第4指示動作が行われた場合、前記単語取得ステップで取得された単語を含む例文を、前記タッチパネルに表示する例文表示ステップを、さらに含むことを特徴とする請求項5に記載の操作制御方法。
- 前記請求項5乃至8のうち、いずれか1項に記載の操作制御方法の各ステップを含むことを特徴とするプログラム。
- 請求項9に記載のプログラムを記録したことを特徴とするコンピュータにより読取可能な記録媒体。
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JP2007101395A JP4814827B2 (ja) | 2007-04-09 | 2007-04-09 | 電子機器、操作制御方法、該操作制御方法を実行するプログラム、及び、該プログラムを記録する記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007101395A JP4814827B2 (ja) | 2007-04-09 | 2007-04-09 | 電子機器、操作制御方法、該操作制御方法を実行するプログラム、及び、該プログラムを記録する記録媒体 |
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ID=39981105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007101395A Active JP4814827B2 (ja) | 2007-04-09 | 2007-04-09 | 電子機器、操作制御方法、該操作制御方法を実行するプログラム、及び、該プログラムを記録する記録媒体 |
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