JP4813354B2 - 流体ディスペンサヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、ポンプまたは弁といった流体ディスペンサ部材に装着するよう作られた流体ディスペンサヘッドに関する。ディスペンサヘッドにはプッシャが形成されており、ディスペンサ部材を駆動させるために、ユーザは当該プッシャに力を加えればよい、という形にすることができる。しかし、このプッシャの機能は、ディスペンサヘッドと無関連にすることができる。具体的に言えば、こうしたディスペンサヘッドは、香水、化粧品、さらには医薬品の分野における流体容器に装着するためのディスペンサ部材に関して用いることができる。
一般的に、本発明の流体ディスペンサヘッドのタイプは、ディスペンサヘッドに接続するよう作られた入り口と出口軸Xを有する出口とを有する投与ダクトが形成された本体を有する。ヘッドはさらに、出口の位置において投与ダクトを選択的に閉じることを目的に本体に装着されたシャッターであって、投与ダクトの中に圧力を受けた流体がない状態において閉じられ、投与ダクトの中に開口しきい値圧力を超える圧力を受けた流体がある状態において開けられる、という投与開口部を有し、シャッターを本体に耐漏洩様態で固定することを目的として本体に形成された相補的密封受け手段と相補的保持手段とそれぞれ協働する密封手段と固定手段とが設けられている、という前記シャッターを有する。投与開口部は単一の自動閉鎖スリットだけによって形成されていることが多く、当該スリットは、休止位置、すなわち、開口しきい値圧力を超える圧力を受ける流体がない場合において、耐漏洩様態かつ閉じられた状態のままである。そうしたタイプのディスペンサヘッドは、特許文書FR2 654 078号によって既に公知である。その特許文書におけるシャッターは、内向きのスナップ留めプロフィールによって本体にスナップ留めされている。さらに、スナップ留め機能と密封機能とはほぼ同一または少なくとも極めて緊密に関連し合っている。
本発明は、より良い密封機能と固定機能とを有するタイプのディスペンサヘッドを規定することを目的とする。さらに、シャッターおよび/あるいは本体は容易に成形および鋳型からの取り外しができなければならない。永続的な固定もさらにもう1つの目的である。
これらの目的を実現するため、本発明は、1つの実施の形態において、固定手段は少なくとも1つのスナップ留めプロフィールを有し、当該スナップ留めプロフィールは出口軸Xに対し径方向外向きであり、保持手段は少なくとも1つの保持プロフィールを有し、当該保持プロフィールは出口軸Xの方へ径方向内向きであることを提案する。
このことは、シャッターの本体への固定は、上述した従来技術のディスペンサヘッドにおける固定とは異なり、シャッターの外周と本体の内周とでなされていることを意味する。追加的または代替的に実施することのできるもう1つの効果的な特徴によれば、密封受け手段は、径方向に見て保持手段よりも出口軸Xにより近い位置に置かれていることとする。効果的な構成として、密封受け手段と保持手段とは、実質的に同心に延びていることとする。このことは、固定手段は密封手段から間隔を空ける形で隔てられていることを意味する。言い換えれば、固定手段は、一般的にはシャッターと本体との間の密封に関与していない。同様に、シャッターと本体との間の密封は、シャッターの本体への固定には関与していない。したがって、密封機能と固定機能とは無関連である。このため、それぞれの(密封および固定)機能を互いに影響を与えない形で最適化することができる。このことは、固定が密封に関与している従来技術のディスペンサヘッドには当てはまらない。シャッターの外周上への固定プロフィールの設定と密封機能の固定機能からの分離とは、互いに影響を与えない形で実施することができる2つの特徴である。
本発明のもう1つの特徴によれば、自動受け手段は、出口を囲む形で延びた周縁溝を有し、密封手段は、前記溝の中に耐漏洩様態で係合する密封リップを有することとする。効果的な構成として、溝には端部壁によって相互接続された2つの側面壁が形成されており、リップは、少なくとも2つの側面壁と、さらに効果的な構成として端部壁とも耐漏洩様態で接触することとする。好ましい構成として、リップは出口チャンバの側面に位置し、当該出口チャンバは、ダクトの出口と一直線上の位置に置かれており、出口から来る圧力を受けた流体を投与開口部の方へ導くことを目的に投与開口部の方へ延びた絞り壁を有することとする。密封リップにより、特に高い密封特性を実現することが可能になる。これは、リップは別個の3つのゾーン、つまり2つの側面壁および1つの端部壁と耐漏洩様態で接触することになるためである。2つの側面壁は互いに対向しており、それによってリップは前記2つの側面壁の間で圧縮またはくさび留めされるため、側面壁での密封接触は特に効果的である。変形に対するリップの抵抗はもはや制約とはならない。極めて狭い幅の溝に挿入される極めて細いリップを形成することが可能である。
本発明のもう1つの効果的な側面において、固定手段は、外側固定プロフィールが形成された固定キャッチを少なくとも1つ有し、保持手段は、保持プロフィールが形成された少なくとも1つの保持リセスを有し、当該保持プロフィールは前記固定プロフィールと固定された形で係合するように作られていることとする。効果的な構成として、保持手段はロッキング手段をさらに有し、当該ロッキング手段はキャッチと協働し、保持プロフィールと係合させる形で固定プロフィールをロックすることとする。好ましい構成として、保持リセスにはロッキング面が形成されており、当該ロッキング面は、固定プロフィールが保持プロフィールに押し付けられるよう固定キャッチに力を加えることとする。実際的な実施の形態において、ロッキング面は、出口軸Xに対し径方向外向きであり、固定キャッチには、径方向に出口軸の方に向いたカム表面が形成され、前記カム表面は、ロッキング面と係合することとする。また、実際的な理由から、ディスペンサヘッドは3つの固定キャッチを有し、当該固定キャッチは、入り口が下向きの状態で、出口軸Xの両側と下とに配置されていることとする。効果的な構成として、前記少なくとも1つの保持リセスは差し込みウインドウを有し、当該差し込みウインドウには出口軸に対し内側エッジと外側エッジとが形作られており、前記外側エッジには前記保持プロフィールが形成されたスナップ留め内部ショルダーが形作られており、前記外側固定プロフィールは、前記スナップ留め内部ショルダーとスナップ留めの形で係合することとする。さらに、固定キャッチの外側固定プロフィールがこのように密封リップを囲んで延びていること、そしてキャッチの外側または外周に固定プロフィールが形成されていることにより、鋳型の部分同士を離すことで、シャッターを鋳型から無理なく取り外しできる。このことは、固定プロフィールが内壁に設けられている場合または出口軸の方に向いている場合には当てはまらない。こうした場合には、力を加えてシャッターを鋳型から取り外すことになり、これによって固定プロフィールが損傷を受けることが多い。結果として固定特性は劣化する。
ロッキング手段に関しては、ロッキングプロフィールが不可逆的、または改変できない形で保持プロフィールに固定されることを保証する。
本発明のもう1つの特徴によれば、投与開口部は自動閉鎖スリットであって、休止状態では、耐漏洩様態の閉鎖状態にあることとする。このスリットは、切断刃を用いてシャッターに切り込みを1つ入れるだけのやり方で形成することができる。
以下、本発明の実施の形態を非限定的な例として示す添付図面を参照しながら、本発明についてさらに詳しく説明する。
本発明の例示のため用いられ、図面において示されたディスペンサヘッドは、プッシャタイプのディスペンサヘッドであって、1本または2本以上の指を使って押せば、ポンプや弁などのディスペンサ部材を駆動でき、当該ディスペンサ部材にはヘッドが装着されている、というものである。しかし、本発明のディスペンサヘッドは、プッシャ機能とは無関連で、流体を放出したり投与したりするための放出/投与機能のみを有する、とすることができる。こうした場合、プッシャはヘッドから隔てられている。
図面に示す実施の形態において、ディスペンサヘッドは2つの構成部品、すなわち本体1とシャッター2とから作られている。これら2つの構成部品は、プラスチック材料を適当な鋳型に注入して作ることができる。本体は、シャッターに比べ、より強くて堅いプラスチック材料で作ることが好ましい。たとえば、シャッターはエラストマーで作ってもよい。
好ましい構成として1つの部材となるよう一体化成形された本体1は、プッシュ用上側壁13を有し、当該壁は、手の1本または2本以上の指を押し当て、押さえ圧力を加えることができるプッシャ面として働く。この例において、上側壁13は、丸みと傾斜との両方をつけられた複雑な形を有する。これは、上側壁13の一番高くなった部分の上に先端指節を置く、という指の位置にとって、人間工学的な形である。さらに、本体1には周縁側面スカート11が形成されており、当該スカートは上側壁13から下向きに延びている。つまり、スカート11もまた複雑だがほぼ筒状の形状を有する。上側壁13の一番高くなった部分において、スカート11には接合面17が形成されており、当該接合面は、この例において正しく平面となっている。接合面17には、次に説明するように、複数の穴またはスロットが設けられている。シャッター2に関しては後に説明するが、当該シャッターは接合面17の位置で本体1に設置されるよう作られている。
本体1の内部には接続スリーブ12が形作られており、当該スリーブはディスペンサヘッドの駆動ロッド(ポンプまたは弁など)の上側端部を収容する働きをする。接続スリーブ12によって形成されたソケットは、差し込みタイプであってもスナップ留めタイプであってもよい。ロッド受け用ソケットが延びた先は投与ダクト14となっており、当該投与ダクトには軸方向の入り口141が形作られている。この入り口は、垂直方向の縦軸Y上に配置されており、この軸はディスペンサ部材および駆動ロッドの軸と一致する。当然
のことながら、入り口141は下向きに開いて、接続スリーブ12によって形成されたソケットに通じており、駆動ロッドの上端はこの中に係合される。多くの場合において、本体1、さらに一般的に言えばディスペンサヘッドは、前記垂直方向の軸Yを中心に回転するよう設置されている。また、投与ダクト14には径方向の通路142も形成されており、当該通路は、出口143を介して接合面17の位置で開いている。入り口141を出口143に接続する通路142は、投与軸または出口軸Xに沿って延びている。出口軸Xは垂直方向の縦軸Yに対しほぼ垂直に延びている。しかし、軸Xは、軸Yに対し、わずかにあるいは大きく上向きまたは下向きに延びた形にすることができる。さらに、出口143の側面には平らな環状面16があり、当該環状面は、接合面17と同じ面に配置してもよいが、効果的な構成として、図3において極めてはっきりと見て取れるように、接合面17の前記面からわずかに奥まった形にすることもできる。環状壁16は、溝15によって外側を囲まれており、当該溝は、接合面17から本体1の中へ出口軸Xとほぼ同じ方向に延びている。つまり、溝15は一種の環状のくぼみを形成しており、このくぼみの奥行きは水平方向に延びている。溝は、端部壁153によって相互接続されている2つの同心的な環状の側面壁151、152によって作られている。
溝15は、接合面17によって囲まれている。図6を参照する。見て取れるように、溝15のうち少なくとも3つの側(すなわち、横側両方と下側)はそれぞれ、差し込みウインドウ(すなわち、溝の下の底部ウインドウ19aと2つの側面差し込みウインドウ19b)によって囲まれている。図3の断面図には差し込みウインドウ19aが、図2には側面ウインドウ19bが見られる。差し込みウインドウ19a、19bは、スカート11の壁の厚みを貫通しているため、本体1の内部にアクセスできるようになっている。差し込みウインドウは、保持リセス18a、18bにアクセスできるようにするための穴を構成している。ウインドウ19aにより、下側リセス18aにアクセスでき、ウインドウ19bにより、側面保持リセス18bにアクセスできるようになっている。それぞれのウインドウには内側エッジ191と外側エッジ192とが形作られている。内側エッジ191は外側エッジ192よりも軸Xにより近い。内側エッジ191は溝15のすぐ外側に置かれており、外側エッジ192は内側エッジ191に対向し、アクセス通路がこれらエッジの間に延びている、という形になっている。本発明において、外側エッジ192に形成された内側ショルダー193は、以下に説明するような形で、シャッター2と協働する保持プロフィールとして働く。したがって、軸Xの方へ延びる3つの保持ショルダー193が存在する。前記ショルダーは、内向きに軸Xに向いた保持手段を構成している。内側エッジ191はそれぞれ、保持リセスのうち1つの内部に延びており、軸Xに対し外向きであって、水平面に対し角を形成しているロッキング面181をそれぞれ形成している。したがって、窓の1つを通る形で部品を水平方向に係合させると、前記部品は速やかに前記ロッキング面181に接触することになる。前記ロッキング面の真の機能については、後に説明する。
このように、出口143は溝15によって同心的に囲まれている、と言うことができる。以下に説明するように、前記溝の機能とは、シャッター2の密封状態を実現することである。さらに留意すべき点として、保持リセスは出口143および溝15を囲む形で同心的に延びている。溝15は、接合面17によってリセスの差し込みウインドウから隔てられている。このことは、図6から見て取れる。また、効果的な構成として、接合面は、差し込みウインドウ19a、19bの周囲に延びている。
シャッター2には、投与スパウト21が形成されており、当該投与スパウトの内部には、密封リップ24で囲まれた大きな穴を有する出口または投与チャンバ23が形成されている。チャンバ23は、上側面211と下側面212とを形成する形で前記密封リップから延びている。これら2つの壁211、212は互いに向かって近づいてゆき、最終的には、投与開口部が形成された自動閉鎖スリット22の位置で合流している。自動閉鎖スリットはエッジを有し、それらエッジは、休止状態、すなわち、しきい値圧力(スリットのエッジ同士を隔て、投与開口部22を開けることを可能にするだけの圧力)を超える圧力を受けた流体がチャンバ23に全く入っていない状態では常に耐漏洩様態の接触をしている。図に示された実施の形態において、下側面212は上向きに傾いており、したがって、圧力を受けた流体を投与開口部の方へと導くのに適した絞り壁を構成している。密封リップ24は接触面213に囲まれている。固定キャッチ25a、25bは、前記接触面213から延びている。非限定的な実施の形態では、1つの下側キャッチ25aと2つの側面キャッチ25bとがある。これら3つのキャッチは、密封リップ24の周囲で接触面213から延びている。キャッチとリップ24とは接触面213から突き出しており、結果、キャッチは密封リップ24を囲む形で同心的に延びている、と言うことができる。キャッチは、リップ24に対向する内面と外面とをそれぞれ有している。本発明において、キャッチの外面にはスナップ留め固定プロフィール253の形をした固定手段が形成されている。さらに厳密に言えば、固定プロフィール253は、外向きに突き出したリッジ(隆起部分)によって形成されている。さらに、キャッチの内面はカム表面251を形成している。
シャッター2を本体1に取り付けるには、差し込みウインドウ19a、19bを通過する形でキャッチ25a、25bを保持リセス18a、18bのそれぞれに進入させればよい。さらに厳密に言えば、キャッチ25aはウインドウ19aを通過する形でリセス18aに進入し、2つの側面キャッチ25bはウインドウ19bを通過する形でリセス18bのそれぞれに進入する。このようにしてキャッチをリセスにそれぞれ挿入し続けると、カム表面251は本体に形成されたロッキング面181とスライド接触させられることになる。シャッター2の取り付け動作を続けてゆくと、密封リップ24は溝15の中にはまり始める。シャッター2の本体1への取り付け動作を続けると、密封リップ24は溝15の中に押し込まれ、前記溝の2つの側面壁151、152、さらに、効果的な構成として前記溝の端部壁153とも耐漏洩様態で接触するようになる。リップは対向する2つの側面壁151、152の間にぴったりと係合されるため、このように、3点における極めて高い密封特性を有する耐漏洩様態の接触が実現できる。リップ24が溝15の中の最終的な密封位置に来ると同時に、キャッチの外面に形成された固定プロフィール253は、差し込みウインドウのそれぞれに形成された保持ショルダー193の後ろに係合することになる。この際、カム表面253はロッキング面181に強く動かされる。そこで、キャッチはわずかに外向きに変形され、これによって固定リッジと保持ショルダーとの間の固定特性は向上する。さらに、ロッキング面181は、シャッター2を恒久的かつ不可逆的な形で本体1に固定する。
さらに、留意すべき点として、シャッター2のうち目に見える外面は、外形に凸凹を全く形成しない形で延び、プッシュ用上側壁13とスカート11とになっており、シャッター2は本体1になだらかに結合されている。シャッター2は、取り外すには極めて握りにくい。いずれにしても、固定リッジと保持ショルダーとの間のスナップ留めのため、取り外すことは不可能であり、当該スナップ留めは、ロッキング面と係合したカム表面によりロックされている。
本発明により、シャッターと本体との間の密封を実現することを可能とする手段は、シャッターを本体に固定することを可能にする手段から区別または分離されている。さらに、シャッターの固定プロフィールは密封リップに対して外向きとなっているため、鋳型の構成部品を取り除けば、前記シャッターを鋳型から無理なく取り外すことができる。したがって、固定プロフィールにとってより良い特性が保証される。
ダクト、出口、リップ、そして溝については、円形、長方形、楕円の卵形、あるいはさらに一般的には、輪の形ならばどんなものでもよい。
本発明のディスペンサヘッドの垂直断面図である。 図1の出口軸Xにおける水平断面図である。 ディスペンサヘッドの本体の垂直断面図である。 本発明のディスペンサヘッドのシャッターの斜視図である。 シャッターを別の角度から見た図である。 本発明のディスペンサヘッドの本体の斜視図である。

Claims (11)

  1. 流体ディスペンサ部材に装着するための流体ディスペンサヘッドであって、
    流体ディスペンサ部材に接続するよう作られた入り口(141)と出口軸Xを有する出口(143)とを有する投与ダクト(14)が内部に形成された本体(1)と、
    前記出口(143)の位置において投与ダクト(14)を選択的に閉じることを目的に本体(1)に装着されたシャッター(2)と、
    を備え、
    前記シャッター(2)は、
    投与ダクト(14)の中に圧力を受けた流体がない状態においては閉じられ、投与ダクトの中に開口しきい値圧力を超える圧力を受けた流体がある状態において開けられる投与開口部(22)と、
    本体(1)に形成された密封受け手段(15)と保持手段(18a、19a、18b、19b)にそれぞれ係合する密封手段(24)と固定手段(25a、25b)とを有し、
    前記固定手段は、出口軸Xに対し径方向外向きに形成された少なくとも1つのスナップ留めプロフィール(253)が形成された固定キャッチ(25a、25b)を少なくとも1つを有すると共に、前記保持手段は、出口軸Xに対し径方向内向き形成された少なくとも1つの保持プロフィール(193)を有し、前記固定キャッチのスナップ留めプロフィールが、前記保持手段の保持プロフィールとスナップ留めの形で係合して前記シャッターが本体に固定されるように構成されており、
    前記密封受け手段は、出口(143)を囲む形で形成された周縁溝(15)を有すると共に、前記密封手段は、前記周縁溝内に嵌められて、当該周縁溝に対して漏れを防ぐことができるように接触する形で係合する密封リップ(24)を有し、
    前記固定キャッチ(25a、25b)が、前記密封リップ(24)の周囲に配置されており、
    前記周縁溝(15)には端部壁(153)によって相互接続された2つの側面壁(151、152)が形成されており、前記密封リップ(24)は2つの側面壁および端部壁と漏れを防ぐことができる状態で接触する
    ことを特徴とする流体ディスペンサヘッド。
  2. 前記密封受け手段(15)は、径方向から見て前記保持手段(193)よりも出口軸Xにより近い位置に配されていること、
    を特徴とする請求項1に記載の流体ディスペンサヘッド。
  3. 前記密封受け手段(15)と前記保持手段(193)とは、実質的に同心に延びていること、
    を特徴とする請求項2に記載の流体ディスペンサヘッド。
  4. 前記シャッター(2)には、前記密封リップ(24)に連続する出口チャンバ(23)が形成されており、当該出口チャンバは、投与ダクト(14)の出口(143)と一直線上の位置に置かれており、出口から来る圧力を受けた流体を投与開口部の方へ導くことを目的に投与開口部(22)の方へ延びた絞り壁(212)を有すること、
    を特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の流体ディスペンサヘッド。
  5. 前記保持手段は、前記固定キャッチが挿入される保持リセス(18a、18b)を有すると共に、当該保持リセスの内部には、挿入された前記固定キャッチのスナップ留めプロフィール(253)とスナップ留めの形で係合する保持プロフィール(193)が形成されており、当該保持プロフィールが前記スナップ留めプロフィールとスナップ留めの形で係合することにより前記シャッター(2)が前記本体(1)に固定されること、
    を特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の流体ディスペンサヘッド。
  6. 前記保持手段における保持リセス(18a、18b)には、ロッキング面(181)が形成されており、当該ロッキング面は、固定キャッチ(25a、25b)と接触する形で係合して、スナップ留めプロフィール(253)を保持プロフィール(193)に押し付ける方向に固定キャッチ(25a、25b)に力を加えてロックする
    ことを特徴とする請求項に記載の流体ディスペンサヘッド。
  7. 前記ロッキング面(181)は、出口軸Xに対し径方向外向きに形成され、固定キャッチには、径方向に出口軸の方に向いたカム表面(251)が形成され、前記カム表面は、ロッキング面と接触する形で係合すること、
    を特徴とする請求項6に記載の流体ディスペンサヘッド。
  8. 前記入り口(141)が出口軸Xおよび垂直方向の縦軸Y上にあって下向きに開いており、
    前記シャッター(2)は、3つの固定キャッチ(25a、25b)を有し、当該固定キャッチは、出口軸Xに対して下側と左右両側とにそれぞれ配置されていること、
    を特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の流体ディスペンサヘッド。
  9. 前記本体は周縁側面スカート(11)を有し、前記少なくとも1つの保持リセスは固定キャッチを差し込むための貫通孔として前記周縁側面スカートに形成された差し込みウインドウ(19a、19b)を有し、当該差し込みウインドウには出口軸Xに対し内側エッジ(191)と外側エッジ(192)とが形作られており、前記外側エッジには前記保持プロフィールが形成されたスナップ留め内部ショルダー(193)が形作られており、前記スナップ留めプロフィール(253)は、前記スナップ留め内部ショルダー(193)とスナップ留めの形で係合すること、
    を特徴とする請求項乃至のいずれか一項に記載の流体ディスペンサヘッド。
  10. 投与開口部(22)は自動閉鎖スリットであって、休止状態では、漏れを防ぐことができる閉鎖状態にあること、
    を特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の流体ディスペンサヘッド。
  11. 投与ダクト(14)は、前記保持リセスに形成されたロッキング面と一体化された形で本体に形成されていること、
    を特徴とする請求項乃至10のいずれか一項に記載の流体ディスペンサヘッド。
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