JP4812203B2 - アレイ型センサ - Google Patents

アレイ型センサ Download PDF

Info

Publication number
JP4812203B2
JP4812203B2 JP2001292016A JP2001292016A JP4812203B2 JP 4812203 B2 JP4812203 B2 JP 4812203B2 JP 2001292016 A JP2001292016 A JP 2001292016A JP 2001292016 A JP2001292016 A JP 2001292016A JP 4812203 B2 JP4812203 B2 JP 4812203B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sensor
sensors
array type
type sensor
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2001292016A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003097904A (ja
Inventor
修 下村
武田  憲司
恒司 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Soken Inc
Original Assignee
Nippon Soken Inc
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Soken Inc, Toyota Motor Corp filed Critical Nippon Soken Inc
Priority to JP2001292016A priority Critical patent/JP4812203B2/ja
Publication of JP2003097904A publication Critical patent/JP2003097904A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4812203B2 publication Critical patent/JP4812203B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両の位置検出などに用いられる複数個の非接触型センサを所定位置に配置して構成したアレイ型センサに関する。
【0002】
【従来の技術】
走行レーン内の車両の位置を検出する手法として、特開平8−201006号公報に開示されている技術が知られている。この技術は、路面の走行レーン中央に沿って永久磁石を配置し、この永久磁石で形成される磁界の強度を車両の横方向にアレイ状に配置される一連の磁界センサ(ピックアップコイル)によって検出することで、この永久磁石からの車両の横方向の変位を検出するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
こうしたアレイ型センサにおいては、各センサの出力をできるだけ均等に合わせることが必要となる。また、このように横方向の位置検出に用いる場合には、センサ自体が位置ずれを起こすと、位置検出の誤差を生ずる要因ともなる。
【0004】
そこで本発明は、位置ずれやセンサの出力変化を低減して高精度の位置検出が可能なアレイ型センサを提供することを課題とする。
【0005】
上記課題を解決するため、本発明に係るアレイ型センサは、複数個の磁気センサを所定位置に配置して磁界強度を検出するよう構成したアレイ型センサであって、各センサを位置決めして保持する高熱伝導性の位置決め部材を備えており、各センサは、予め計測された感度に応じて隣接するセンサ間での出力差が小さくなるように配置されていることを特徴とする。
【0006】
このように各センサを高熱伝導性の位置決め部材に配置することで、各センサの位置関係を正確に規定することができるとともに、高熱伝導性の位置決め部材が各センサの温度をほぼ均一に保つことで、センサの温度の違いによる出力変位の発生を抑制できる。これにより、高精度の測定が可能となる。ここで、非接触センサとしては、磁気センサ、磁界センサのほか、電波センサ、超音波センサ、光学センサ等が含まれる。
【0007】
各センサ感度順に並べて隣接するセンサ間の感度差を最小にすることにより、計測対象となる物性量が最大となる箇所の特定が容易になり、高精度の測定が可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の参照番号を附し、重複する説明は省略する。
【0009】
図1は、本発明に係るアレイ型センサを用いた車両の位置検出装置の検出部を示す全体構成図であり、図2は、そのアレイ型センサを下から見た図であり、図3は、そのIII−III線断面図である。
【0010】
本発明に係るアレイ型センサ9は、ホール素子、ホールIC、半導体MR素子等の磁気抵抗素子、MI素子等の磁気センサ1を多数個(例えば40〜60個)、アルミニウム、銅等の高熱伝導性の位置決め部材2に所定の間隔(1〜1.5cm間隔)で配置して構成される。そして、各センサ1はその配線1bが位置決め部材2の裏側に配置されるプリント基板4へと電気的に接続されることで、各センサ1への電源供給を行うとともに、その出力信号が図示していない車両内部のECUへと送られ処理される。
【0011】
アレイ型センサ9は、筐体5に収容され、蓋6で封止された上で、ブラケット7を介して車両10の前方下部に取り付けられる。そして、路面20の走行レーン中央に沿って配置される永久磁石等からなる磁界マーカー21の発する磁界を検出するものである。
【0012】
位置決め部材2には、所定の間隔でセンサ1を収容するための窪みである位置決め溝2aが設けられており、その壁面2bに各センサ1の側壁が突き当たるように接着剤3により固定することで、各センサ1は所定の間隔で位置決め固定される。ここで、位置決め部材2として前述したようなアルミニウム、銅等を用いることで、位置決め溝2aおよび壁面2bの加工精度を向上させることができ、高精度の位置決めが可能となる。そのため、各センサ1を個別に車両10に固定する場合と比較して、正確な位置調整を行うことができ、センサ1の位置ずれを抑制することができるので、車両10の位置検出精度も向上する。
【0013】
さらに、センサ1は高熱伝導性の位置決め部材2と面接触しているので、センサ1と位置決め部材2との熱伝導によりセンサ1は位置決め部材2とほぼ等温に維持され、さらに、位置決め部材2の内部温度分布も小さく維持されるので、各センサ1の温度をほぼ均一に保つことができる。その結果、温度変位によるセンサ1間の出力変位を抑制することができる。
【0014】
さらにセンサ1を以下に述べるようにその感度に応じて配置することが好ましい。説明を簡単にするため、センサの配置数が5個の場合を例にとる。まず、6個のセンサを用意し、同一の温度条件、磁束密度でそれぞれのセンサの出力値(電圧)を測定する。その結果が表1に示されるようになったとする。
【0015】
【表1】
Figure 0004812203
ここで、他のセンサとの出力差が大きいセンサDのみを除外し、その他のセンサをセンサ型アレイ9が車両10に配置されたときに、車両10の右側から左側に向かって、出力の小さい側から順に、つまり、センサF、センサB、センサA、センサC、センサEの順に取り付ける。このように各センサを配置すると、隣接するセンサ間の感度差を最小とすることができる。したがって、センサ出力を調整することなく生出力のまま測定を行っても、センサの感度差による位置検出の誤り発生を抑制することができる。したがって、センサの感度調整コストを低減することができる。また、この測定を使用頻度が最も高いと予想される特定の温度条件、磁束密度で行うことで、この特定の条件、つまり使用頻度の高い条件下での位置検出精度を特に向上させることもできる。
【0016】
ここで、センサの配置順は、上記の説明と逆であってもよく、あるいは、中央に最も高感度あるいは低感度のセンサを配置し、感度が山形あるいは谷型の分布となるように配置してもよい。
【0017】
以上の説明では、磁気センサの場合を説明してきたが、非接触型のアレイ型センサ、例えば、電波センサ、超音波センサ、光学センサ等についても本発明は好適に適用できる。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、多数のセンサを高熱伝導性の位置決め部材に配置することで、高精度で位置決めできるとともに、各センサの温度をほぼ均一に維持して温度変位に伴う出力変位の発生を抑制することができる。さらに、各センサの出力を予め測定しておき、その出力に応じて隣接するセンサ間での出力差が小さくなるように配置することで、センサの出力調整を行わなくとも高精度の検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアレイ型センサを用いた車両の位置検出装置の検出部を示す全体構成図である。
【図2】図1のアレイ型センサを下から見た図である。
【図3】図2のIII−III線断面図である。
【符号の説明】
1…センサ、1a…センサ本体、1b…配線部、2…位置決め部材、2a…位置決め溝、2b…壁面、3…接着剤、4…プリント基板、5…筐体、6…蓋、7…ブラケット、10…車両、20…路面、21…信号源。

Claims (1)

  1. 複数個の磁気センサを所定位置に配置して磁界強度を検出するよう構成したアレイ型センサであって、
    各センサを位置決めして保持する高熱伝導性の位置決め部材を備えており、前記各センサは、予め計測された感度に応じて隣接するセンサ間での出力差が小さくなるように配置されていることを特徴とするアレイ型センサ。
JP2001292016A 2001-09-25 2001-09-25 アレイ型センサ Expired - Fee Related JP4812203B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001292016A JP4812203B2 (ja) 2001-09-25 2001-09-25 アレイ型センサ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001292016A JP4812203B2 (ja) 2001-09-25 2001-09-25 アレイ型センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003097904A JP2003097904A (ja) 2003-04-03
JP4812203B2 true JP4812203B2 (ja) 2011-11-09

Family

ID=19114062

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001292016A Expired - Fee Related JP4812203B2 (ja) 2001-09-25 2001-09-25 アレイ型センサ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4812203B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4835960B2 (ja) * 2009-04-24 2011-12-14 村田機械株式会社 移動体システム
WO2011151530A1 (fr) 2010-05-31 2011-12-08 Arcelormittal Investigacion Y Desarrollo, S.L. Procede et dispositif de mesure de l'epaisseur d'une couche de revetement sur une bande en defilement
CN109916287B (zh) * 2019-01-30 2020-11-27 西安维控自动化科技有限公司 一种基于磁感应的平面位移传感器、位移检测方法及系统

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0684881B2 (ja) * 1984-11-16 1994-10-26 株式会社マコメ研究所 多重磁気検出スイッチ
JPH0625641B2 (ja) * 1986-01-28 1994-04-06 株式会社マコメ研究所 磁気検出器
JPH02285275A (ja) * 1989-04-26 1990-11-22 Hitachi Metals Ltd 磁気低抗素子
JP2921262B2 (ja) * 1992-06-04 1999-07-19 株式会社村田製作所 長尺型磁気センサ
JPH0878758A (ja) * 1994-09-08 1996-03-22 Sony Corp 磁気抵抗効果素子
JPH08201006A (ja) * 1995-01-27 1996-08-09 Nippon Soken Inc 車両位置検出装置
JPH1152036A (ja) * 1997-08-04 1999-02-26 Murata Mfg Co Ltd 磁界検出素子の感度校正方法およびその感度校正方法を用いる磁界検出素子の感度校正装置
JP2001059860A (ja) * 1999-08-24 2001-03-06 Murata Mfg Co Ltd 磁気センサ
JP3695515B2 (ja) * 1999-09-24 2005-09-14 株式会社日立製作所 トンネル磁気抵抗効果素子、磁気ヘッド、磁気メモリ及びその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003097904A (ja) 2003-04-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1894030B1 (en) Magnetoresistive sensor
EP0390261B1 (en) Device for measuring a relative displacement
US6806702B2 (en) Magnetic angular position sensor apparatus
JP2005501265A (ja) 磁気抵抗センサ
KR890005596A (ko) 가동부재의 제한된 영역상의 위치 조정 피드백 방법 및 장치
US8319491B2 (en) System including circuit that determines calibration values
JPH10142303A (ja) 較正中にレーザ・トリミングするために透明プレートに取り付けられた構成部品を備えた磁気センサ
JP3579040B2 (ja) 電流測定装置及び電流測定方法
US20110291645A1 (en) Measuring apparatus for the detection of a relative movement
US20040021458A1 (en) Displacement sensor
JP2001059851A (ja) 電流検出装置及び電流検出方法
JP4812203B2 (ja) アレイ型センサ
JP5227527B2 (ja) 磁性体検出センサ
JP4444485B2 (ja) 角度センサ
US20040150393A1 (en) Magnetic sensor array configuration for measuring a position and method of operating same
ATE69875T1 (de) Messtaster.
DE3866388D1 (de) Positionsmessvorrichtung.
JP2004020371A (ja) 電流検出装置
US20230258684A1 (en) Omnidirectional rotational speed and rotational direction sensor
JP4727772B2 (ja) センサ
JPH04301702A (ja) 電磁気特性変化部の検出方法および装置
JPH0850004A (ja) 磁石位置測定方法
JP2004241730A (ja) ロボットの自動教示装置および方法
US11035697B2 (en) Sensor system and method for determining a position of a measuring element along a motion path
JPH06194112A (ja) 磁気エンコーダ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080915

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101028

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101102

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101115

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110607

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110701

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110809

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110823

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140902

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees