JP2001059860A - 磁気センサ - Google Patents

磁気センサ

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JP2001059860A
JP2001059860A JP11236676A JP23667699A JP2001059860A JP 2001059860 A JP2001059860 A JP 2001059860A JP 11236676 A JP11236676 A JP 11236676A JP 23667699 A JP23667699 A JP 23667699A JP 2001059860 A JP2001059860 A JP 2001059860A
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JP
Japan
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cover
case
claw
magnetic sensor
engaged
Prior art date
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Pending
Application number
JP11236676A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideyuki Nakanishi
秀之 中西
Hiroshi Murata
弘 村田
Tomoharu Sato
友春 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケースに対するカバーの取り付け時の位置決
めを行えるようにし、また、接着剤を用いることなく取
付け後のカバーのずれを防止した磁気センサを構成す
る。 【解決手段】 ケース1の側面に爪部係合溝3を設け、
カバー4に爪部係合溝3に係合されるカバー固定爪部を
設けるとともに、爪部係合溝3に、その内部に突出する
凸部7を設け、カバー4に切欠部8を設ける。ケース1
に対してカバー4を所定位置にスライドさせた時、凸部
7に切欠部8が係合して、両者が位置決め固定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、たとえば紙幣等
に印刷されている磁気パターンを検出する磁気センサに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁性インク等で印刷された紙幣や証券等
の被検知体の識別を行う磁気センサとして実開平2−7
585号および特開平5−332703号が開示されて
いる。この磁気センサは、単一または複数の磁気抵抗素
子をセンサケースに取りつけたものである。このような
従来の磁気センサにおける、ケースに対するカバーの取
り付け構造を図5および図6を参照して説明する。
【0003】図5は磁気センサの斜視図であり、(A)
はカバー4をケース1に対して被せる途中の状態、
(B)は完全に被せた状態を示している。また図6は図
5に示した2つの状態での磁気センサの側面図である。
【0004】図5および図6において、ケース1の図に
おける上部には複数の磁気検出素子2を取り付けてい
て、ケース1の両側面に爪部係合溝3を形成していて、
カバー4には爪部係合溝3に係合する爪を形成してい
る。ケース1にカバー4を取りつけるには、ケース1の
爪部係合溝3に対してカバー4の爪部を係合させた状態
でスライドする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図5および
図6に示したような従来の磁気センサにおいては、溝と
爪との係合によってケースにカバーを取り付けただけで
は、電子機器に対して実装した状態で、または実装にい
たるまでの搬送中に、カバー4がスライド方向にずれる
おそれがあった。そのため、エポキシ系、シリコン系、
アクリル系等の接着剤を塗布し、硬化させることによっ
て、ケース1に対してカバー4を固定するようにしてい
た。
【0006】しかし従来の磁気センサにおいては、ケー
ス1に対して一方端から他方端まで連続した溝が設けら
れているだけであり、カバーの爪をその溝に係合させた
だけでは、カバーの位置決めはできなかった。そのた
め、外部から、ケースに対するカバーの取り付け位置を
決定した後、接着剤を塗布して硬化させる必要があっ
た。そのため、作業工数が多く、組立てに長時間を要
し、さらに接着剤が必要な分コスト高になるという問題
があった。
【0007】この発明の目的は、ケースに対するカバー
の取り付け時の位置決めを行えるようにし、また、接着
剤を用いることなく取付け後のカバーのずれを防止した
磁気センサを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、1つまたは
複数の磁気検出素子を保持する非磁性のケースと、該ケ
ースの磁気検出面を覆う金属性のカバーとを備えた磁気
センサであって、ケースの左右または前後の側面に爪部
係合溝を設け、前記カバーに前記爪部係合溝に係合され
るカバー固定爪部を設けるとともに、前記ケースの爪部
係合溝に、該溝内に突出する凸部を設け、前記カバー固
定爪部が前記ケースの爪部係合溝に係合した状態でスラ
イドし、前記カバーが所定位置に達した状態で前記凸部
に係合する切欠部を、前記カバー固定爪部の一部に設け
る。この構造により、ケースに対するカバーの取付位置
の位置決めおよび固定を行う。
【0009】また、この発明は、前記カバー固定爪部の
端部が当接する、ケースの爪部係合溝の凸部の面を、カ
バー装着時のスライド方向に傾斜させる。これによりケ
ース側凸部に対するカバー側切欠部の係合時のスライド
方向の荷重を小さくすることができ、且つケース側凸部
にカバー側切欠部が係合した状態で容易に外れず、確実
に位置決めおよび固定が成される。
【0010】また、この発明は前記ケースの爪部係合溝
の端部を閉塞するとともに、前記カバー固定爪部の端部
付近が当接した状態で、前記カバーが前記ケースの略全
面を被うように、前記カバー固定爪部の端部に切欠部を
設ける。この構造により、カバーをケースの端部にまで
スライドさせて覆うことができ、ケースの全面を覆える
ようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の実施形態に係る磁気セ
ンサの構成を図1〜図3を参照して説明する。図1は磁
気センサの外観斜視図であり、(A)はカバーの取り付
け途中の状態、(B)は取り付け完了の状態を示してい
る。図において1は合成樹脂製のケースであり、その図
における上部に、磁気抵抗効果を示す磁気検出素子2を
取り付けている。ケース1の両側部には長手方向に沿っ
て爪部係合溝3を設けている。4は金属製カバーであ
り、ケースの爪部係合溝3に係合するカバー固定爪部を
設けている。ケース1の図における下部には複数の磁気
検出素子2に接続した端子ピン6を突出させている。
【0012】ケース1にカバー4を取り付けるには、図
における右端方向からカバー4の固定爪部をケース1の
爪部係合溝3に係合させつつ、カバー4が固定される位
置までスライドさせることによって行う。
【0013】図2は、上記爪部係合溝の長手方向に対し
て垂直な面での断面図であり、(B)は(A)の部分拡
大図である。この図に示すように、ケース1の上部には
磁気検出素子2を保持する凹部を形成していて、その部
分に磁気検出素子2をマウントし、端子ピン6の頭部
に、磁気検出素子2から引き出したリードを接合してい
る。ケース1の両側部の一定高さの位置に一定深さの爪
部係合溝3を形成している。カバー4の両側部は、図に
おける斜め上方に内側に屈曲させることにより、その部
分をカバー固定爪部5として成形している。ケース1の
爪部係合溝3に対してカバー4の固定爪部5を係合させ
た時、カバー固定爪部5の弾性が作用して、ケース1の
上面にカバー4が密着することになる。
【0014】図3は磁気センサの側面図であり、(A)
はカバーの取り付け途中の状態、(B)はカバーの取り
付け完了状態をそれぞれ示している。ケース1の爪部係
合溝3の所定箇所には溝内に突出する凸部7を形成して
いる。カバー4には、カバー4をケース1に対し所定位
置までスライドさせたときに、上記凸部7と係合する切
欠部8を形成している。この切欠部8には、図2に示し
たようなカバー固定爪部5が存在しない。また、ケース
1の爪部係合溝3の一方の端部は開放せず、閉塞部9と
して設けている。カバー4の端部には、閉塞部9に対し
て所定位置で当接するように切欠部10を形成してい
る。
【0015】上記ケースにカバーを取り付けるには、図
3の(A)に示すように、ケース1の爪部係合溝3にカ
バー4の固定爪部を係合させるとともに、図において左
方向へスライドさせる。このことにより、まずカバー4
の固定爪部の端部(カバー4の端部には切欠部10を形
成しているので、正確にはこの切欠部10より内側の端
部)が溝3に設けた凸部7に当接する。その状態からさ
らにカバー4を左方向へスライドさせることにより、カ
バー固定爪部が凸部7を乗り上げ、そのままカバー4が
図3の(B)に示す位置まで移動した時、ケース側の凸
部7はカバー4の切欠部8と係合する。同時にカバー4
の固定爪部の端部(カバー4の切欠部10の内側の端
部)が溝の閉塞部9に当接するため、カバー4がそれ以
上左方向へスライドすることはなく、その位置で位置決
めがなされる。またケース側の凸部7とカバー側の切欠
部8との係合により、カバー4の右方向へのスライドも
阻止される。
【0016】なお、カバー4の一部には、ケース1に設
けた端子ピン6の突出方向と同方向に突出するカバー端
子11を設けているので、この磁気センサを電子機器の
実装基板に実装する際に、カバー4を電気的に接地する
ことができる。
【0017】次に、第2の実施形態に係る磁気センサの
構成を図4を参照して説明する。第1の実施形態では、
ケース側の凸部7の形状として、カバー装着時のスライ
ド方向にカバー固定爪部の端部が当接する面を傾斜させ
たが、図4に示す例では、このような傾斜を設けていな
い。したがってカバー4の固定爪部の端部が凸部7を乗
り越えるように、カバー4を図における左方向にスライ
ドさせ、図4の(B)に示す状態となった時、ケース側
の凸部7がカバー側の切欠部8と係合して位置決めがな
される。この状態で、カバー4は図における左方向およ
び右方向のいずれの方向へも固定されるので、ケース側
の爪部係合溝3の両端を開放させてもよい。
【0018】なお、各実施形態の説明で参照した斜視図
および側面図には、ケースおよびカバーのそれぞれの一
方の側面に、ケース側の凸部7およびカバー側の切欠部
8が現れている状態を示したが、この凸部7と切欠部8
による係合部はケースおよびカバーの一方の側面にのみ
設けてもよいし、両側面に設けてもよい。
【0019】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、ケース
に対するカバーの取付位置の位置決めおよび固定を同時
に行える。
【0020】請求項2に記載の発明によれば、ケース側
凸部に対するカバー側切欠部の係合時のスライド方向の
荷重を小さくすることができ、且つケース側凸部にカバ
ー側切欠部が係合した状態で容易に外れず、確実に位置
決めおよび固定が成される。
【0021】請求項3に記載の発明によれば、カバーの
端部をケースの端部にまでスライドさせることができる
ため、ケースの全面をカバーで覆えるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る磁気センサの外観斜視図
【図2】同磁気センサの断面図
【図3】同磁気センサの側面図
【図4】第2の実施形態に係る磁気センサの側面図
【図5】従来の磁気センサの外観斜視図
【図6】従来の磁気センサの側面図
【符号の説明】
1−ケース 2−磁気検出素子 3−爪部係合溝 4−カバー 5−カバー固定爪部 6−端子ピン 7−凸部 8−切欠部 9−閉塞部 10−切欠部 11−カバー端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 友春 京都府長岡京市天神二丁目26番10号 株式 会社村田製作所内 Fターム(参考) 2G017 AA01 AA08 AC06 AD55 3E041 AA02 BA11 BB07 CA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つまたは複数の磁気検出素子を保持す
    る非磁性のケースと、該ケースの磁気検出面を被う金属
    製のカバーとを備えて成る磁気センサにおいて、 前記ケースの左右または前後の側面に爪部係合溝を設
    け、前記カバーに前記爪部係合溝に係合されるカバー固
    定爪部を設けるとともに、前記ケースの爪部係合溝に、
    該溝内に突出する凸部を設け、前記カバー固定爪部が前
    記ケースの爪部係合溝に係合した状態でスライドし、前
    記カバーが所定位置に達した状態で前記凸部に係合する
    切欠部を、前記カバー固定爪部の一部に設けたことを特
    徴とする磁気センサ。
  2. 【請求項2】 前記カバー固定爪部の端部が当接する、
    前記ケースの爪部係合溝の凸部の面を、前記カバーの装
    着時のスライド方向に傾斜させたことを特徴とする請求
    項1に記載の磁気センサ。
  3. 【請求項3】 前記ケースの爪部係合溝の端部を閉塞す
    るとともに、前記カバー固定爪部の端部付近が当接した
    状態で、前記カバーが前記ケースの略全面を被うよう
    に、前記カバー固定爪部の端部に切欠部を設けたことを
    特徴とする請求項1または2に記載の磁気センサ。
JP11236676A 1999-08-24 1999-08-24 磁気センサ Pending JP2001059860A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003097904A (ja) * 2001-09-25 2003-04-03 Toyota Motor Corp アレイ型センサ
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