JP4810007B2 - 膜式ガスメータ及びガス漏洩検知方法 - Google Patents

膜式ガスメータ及びガス漏洩検知方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は膜式ガスメータ及びガス漏洩検知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
膜式ガスメータは、ガス流量を常時マイコンで監視し、ガスの異常流量(過大使用)時には自動的に遮断弁を閉じてガスの供給を止めたり、微小流量が30日間以上連続して検知されると、ガスメータ下流のガス配管等からのガスの漏洩があると判断して、LEDを点灯して警報表示をする安全機能を備えている。
【0003】
ガス流量は計量室の容積、つまりメータの1回転毎にオン・オフするリードスイッチのパルス信号(以下、流量パルスともいう)を電子回路のマイクロコンピュータが監視する。ガスの漏洩の有無は、メータが1回転もしない時間が60分以上続いた場合は配管等の漏洩が無いと判断する。
【0004】
メータの1回転毎にリードスイッチをオン・オフさせる流量検知機構は、図10に示すように、下ケース1内に設けてある第1と第2の膜にそれぞれ連動して各自その軸芯の廻りに往復回動する翼軸2,3に各一端を固着した大ひじ金4,5の各他端にひじ金ピンで連結した小ひじ金6,7の一方の小ひじ金6に取り付けた永久磁石8の移動軌跡に前記リードスイッチを近接配置して構成されている。
【0005】
リードスイッチ9はマイクロコンピュータ等の電子部品を搭載したプリント配線基板10の下面に取り付けられ、プリント配線基板10をガスメータの上ケース11のガイドレール12,13の上面に沿って電子部品室14内に挿入して所定位置に装着することで永久磁石8の移動軌跡に近接配置される。電子部品室14の後方(図示手前側)の開口部には、プリント配線基板10を収納した状態で、図示されてない裏蓋が取り付けられる。
【0006】
15は小ひじ金6,7に連動するクランク機構、16,17はクランクロッド、18,19は扇形のバルブである。上ケース11は下ケース1の上部にケースがガスケット20を介して装着固定される。21はガス流入口、22はガス流出口である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の膜式ガスメータでは、ガス配管等からのガスの漏洩を検知するには、ガスメータに搭載された前記マイクロコンピュータが、ある時点を起点として例えば1時間単位のように一定の時間単位で前記リードスイッチからの流量パルスの出力の有無を監視し、各1時間毎のうちに少なくとも1つの流量パルスが出力される状態が途切れることなく連続して30日間続いた場合には、ガス漏れ有りと判定して警報表示をするように設定されている。これは換言すれば、30日間の途中で、1パルスも検出されない時間が1時間でもあれば、ガス漏れ有りとは判定しないということである。
【0008】
ところが、上記のガス漏洩検知方法では、間欠的に駆動されるようなガス機器には対応することができない。例えば常に給湯温度を最適に保つように機能する給湯システムや風呂温度調節装置などでは、24時間休むことなく、単位時間、例えば1時間以下の間隔でガス機器が間欠的に駆動される場合がある。このような場合には、間欠的に消費されるガス流量に対応した流量パルスが、ガス漏れの検出に関する最小単位時間である1時間以下の間隔で検出される。その結果、ガス漏れが実際には発生していないにも関わらず、流量パルスが出力される状態が30日間に亘って連続することになり、ガス漏れ有りとの判定がなされてしまうという問題点があった。
【0009】
或いは、このとき実際に微小漏洩のようなガス漏れが発生している可能性もあるが、上記のような従来の検知方法及び膜式ガスメータでは、ガス漏れと判定されたものが本当にガス漏れによるものであるのか、それともガス機器の間欠駆動に起因したものであるかの判別をすることができない。
【0010】
また、前記リードスイッチのパルス信号はガスメータの1回転当り1発の信号が発生するが、膜式ガスメータの計量室体積はメータの号数毎に定められていて、大きなメータになる程その値が大きくなる。例えば5号メータでは、計量室体積が1.7〔L/rev〕であるため、1.7〔L〕のガスが流れて初めて1つの流量パルスが発生する。そのため、上記のような従来の検知方法では、1.7〔L/h〕以上の流量(換言すれば、1.7〔L〕)の漏れしか検知できず、漏洩検知の分解能をより小さい値にしたいという要望があった。
【0011】
そこで本発明は、前記の問題点を解消でき、更にリードスイッチに比較してより微小流量に対する高分解能の電気信号を出力できる膜式ガスメータとこの膜式ガスメータを用いたガス漏洩検知方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、請求項1の発明は、翼軸に連動する小ひじ金に取り付けられ、かつ上下方向に着磁された永久磁石が水平面内でループ状に移動するガスメータにおいて、
永久磁石のループ状移動軌跡の内側で、かつループ状移動軌跡を含む水平面から上方に一定の距離を離して、2個の強磁性磁気抵抗素子を配設し、
この2個の強磁性磁気抵抗素子を、一方の素子の出力信号の山又は谷が他方の素子の出力信号の山又は谷と同時に発生しないように、両素子の相対的位置と角度を定めて配置し、
更に、互いに主電流方向が直交する2つの強磁性薄膜の素子を備えた電気絶縁性の基板を有する強磁性磁気抵抗素子を、前記ループ状移動軌跡を含む水平面に対して前記基板が平行になるように配設し、
前記一方の素子と他方の素子の各出力信号をそれぞれ微分する第1と第2の微分回路と、第1と第2の微分回路の各出力の絶対値を求める第1と第2の絶対値回路と、両絶対値回路の出力を加算する加算回路と、該加算回路の出力が一定時間以上継続して一定値を越えたときに配管等からのガス漏洩があると判定する判定回路とを具備したことを特徴とする膜式ガスメータである。
【0013】
ループ状移動軌跡の内側とは、後述する実施例の、図4(a)とか図9(a)のような平面図における永久磁石8のループ状移動軌跡Kの内側のことである。
2つの強磁性磁気抵抗素子の各基板と永久磁石のループ状移動軌跡を含む水平面との距離は、同じ距離でも違う距離でも良い。また、両強磁性磁気抵抗素子の基板は共通の1枚の基板で構成することもできる。更にまた、両強磁性磁気抵抗素子を重ね合わせて配設したり、1枚の共通基板に二両強磁性磁気抵抗素子を構成する強磁性薄膜の素子を形成しても良い。
【0017】
請求項の発明は、膜式ガスメータの小ひじ金に取り付けられた永久磁石のループ状の移動軌跡に近接配置し、かつ、一方の素子の出力信号の山又は谷が他方の素子の出力信号の山又は谷と同時に発生しないように、両素子の相対的位置と角度を定めて配置した2個の強磁性磁気抵抗素子の各出力信号を監視し、常時少なくとも一方の出力信号が変化している状態が一定時間以上観察されたときに配管等からのガス漏洩があると判定することを特徴とするガス漏洩検知方法である。
【0018】
【発明の実施の形態】
次に本発明の好ましい実施の形態を図面の実施例に従って説明する。
【0019】
〔実施例1〕
図1〜図3において、小ひじ金6に取り付けた永久磁石8がガスメータの回転につれてループ状の移動軌跡を描く点は図8で説明した従来技術と同一構成であるので、図1〜図3の実施例で図8の従来技術と同一部品には同一符号を付してその説明を省略する。
【0020】
ガスが流れてガスメータの計量機構が作動すると、小ひじ金6に取り付けられている永久磁石8は楕円形様のループ状移動軌跡Kを描いて水平面内を移動する。軌跡Kを図3に示す。この永久磁石8の動きを軌跡Kの内側に配設され、かつ強磁性磁気抵抗素子からなる磁気センサ23と23′で検出する。磁気センサ23と23′を構成する強磁性磁気抵抗素子は周知の電子式水道メータの羽根車の回転検出に用いるものと同様の構造で、図5に示すように1辺が数mmの絶縁基板24の一表面に主電流方向が互いに直交する折線状の強磁性体の薄膜素子A,Bを形成したチップを有し、両素子A,Bを電気的に直列接続して、その共通接続点25を出力端子となし、直列接続の両端26と27に直流電圧3Vを印加して用いている(図4(c)参照)。なお、図4(c)では、磁気センサ23′を構成する各要素には、対応する磁気センサ23の各要素の符号にダッシュを付けて示す。そして、磁気センサ23と23′は軌跡Kを含む水平面に平行に前記チップが配設され、かつ永久磁石8の上面(上端)から距離Hだけ上方に離れた位置に重ね合わせて配設されている。しかも両センサ23,23′の対応する前記素子A同士の主電流方向が角度θをなすように両センサの方向を一定角度θだけずらして配設している(図4(a)参照)。
【0021】
なお、図4(a)では、図面が煩雑になるのを避けるために素子AとBをそれぞれ複数の平行線で簡略化して示しているが、実際には図5に拡大図示するように、素子AとBはそれぞれ折線(ジグザグ)状に形成されている。折線の長手方向が主電流方向である。
【0022】
磁気センサ23には、図4(a)に示すように、平面図で、ループ状軌跡Kの内側ほぼ中央に配設される。そして、各素子A,B(A′,B′)の抵抗値は、その主電流方向と平行に磁界が印加されると増大し、主電流方向と直に磁界が印加されると減少する。もっとも、これらのときの磁界は磁気センサの基板面に平行又はほぼ平行に印加される。
【0023】
従って、図4(a)の位置に永久磁石8がくると、同図(b)に示すように永久磁石8からの磁力線が磁気センサ23,23′の基板面に平行に印加され、素子Aの主電流方向に平行に、かつ素子Bの主電流方向に直角に印加される。そして、永久磁石の位置が水平面内でループ状軌跡Kに沿って移動すると、出力端子25の出力電圧は、例えば図6のように山形に変化する。なお、永久磁石8は円柱形で、その軸線方向(上下方向)に着磁されている。また、磁気センサ23,23′は、図1に示すように、プリント配線基板10Aの下面にそのリードをハンダ付けすることで実装されている。プリント配線基板10Aを収納する電子部品室14は、隔壁11aによりガスの流れと遮断されている。なお、磁界を印加しないときの素子A,B(A′,B′)の抵抗値の比は、実施例ではほぼ1:2である。
【0024】
図6は磁気センサ23と23′の出力V1 とV2 で、横軸はガスメータのクランク機構15のクランク軸の回転角で、この回転角の360度がメータのいわゆる1回転になる。クランク軸28は、図1に示すようにウォーム29と共に回動して、ウォームホイール30を駆動する。従ってウォームホイール軸31が回動して、表示機構32を駆動してガス使用量を表示する。
【0025】
図6に示す出力電圧は、プリント配線基板に実装された電子回路で処理される。この電子回路の要部ブロック図を図7に示すが、これらの回路は図7に限らないで、例えばガスメータの安全機能のための前記マイクロコンピュータを用いて、ソフトウェアで処理することもできる。
【0026】
図7で、磁気センサ23の出力は、シュミットトリガ回路からなる波形整形回路33で矩形波に整形される。従って、図6に示す回転角360度の間の2つの山は、2つの矩形波に整形される。そして、周期測定回路34で周期Tを測定する(図8)。この周期はガス流量の逆数に比例するので、測定した周期からガス使用量(流量)の過大などの異常を検知して周知の遮断弁を閉じてガスの供給を止めるなどの処理ができる。
【0027】
また、磁気センサ23の出力信号は、出力信号が変化しているかどうかを検知する出力変化検出回路35Aで変化の有無が検知され、かつ出力変化検出回路35の変化有りの出力が継続時間測定回路36で30日間継続していると確認されたときはガスの漏洩有りと判定する。
【0028】
出力変化検出回路35Aは、図7のように微分回路37,37′、絶対値回路38,38′、加算回路39及び比較器40等で構成されている。磁気センサ23,23′の信号V1 ,V2 は、図8に示すように三角波状に変化する。なお、図8では、両信号V1 とV2 を模式的に三角波で示した。信号V1 とV2 はそれぞれ微分回路37と37′で微分されて、信号V4 ,V5 となる。信号V4 ,V5 はそれぞれ絶対値回路38,38′で全波整流されて、絶対値信号V6 ,V7 となる。両信号V6 ,V7 は加算回路39で加算されて信号V8 となる。この信号V8 は、比較器40で一定電圧V0 と比較され、一定電圧V0 を信号V8 が越えたときに比較器の出力が出て、この出力の継続時間が継続時間測定回路36で測定される。比較器40の出力が30日間継続していると確認されたときはガスの漏洩有りと判定する。
【0029】
磁気センサ23,23′の出力信号V1 ,V2 は、図8に示すように、横軸の時間変化に伴って三角波に変化し、その山(極大点)と谷(極小点)では変化が零になる。従って、これらの山と谷では、微分値V4 ,V5 は一時的に零になるが、出力信号V1 とV2 の位相角のずれがあるため、出力信号V1 の山・谷と、V2 の山・谷が同時には生じない。そのため、加算回路39の出力信号V8 は、ガスメータが回転している限り零になることはなく、比較器40の出力の継続時間を測定することでガス漏洩の有無が判定できることになる。
【0030】
〔実施例2〕
図9の実施例2において、強磁性磁気抵抗素子からなる2つの磁気センサ23と23′は、永久磁石8の移動軌跡Kの内側に、かつ移動軌跡Kを含む水平面から上方に距離H離れた平行平面内に近接配置されている(同図(a))。この実施例2の電気回路は前記実施例1と同じである。同図(b)は実施例2で、ガス漏洩があってガスメータが連続回転しているときの、磁気センサ23と23′の出力信号V1 ,V2 の波形を示す。この実施例でもほぼ三角波であるが、出力信号V1 ,V2 の位相角関係が途中で入れ替わるように変化する。しかしこの場合も、出力信号V1 の山・谷と、出力信号V2 の山・谷の位置がずれるので、メータが回転中は両磁気センサ23,23′の少なくとも一方の出力信号が必ず時間的に変化する。そのため、実施例1と同様に、加算回路39の出力が必ず一定値V0 を越え、これが30日を越えるとガス漏洩有りと判断される。
【0031】
【発明の効果】
本発明の膜式ガスメータは上述のように構成されているので、ガスメータの回転検出の分解能を検出できる。また、間欠作動するガス機器を用いているガス配管等のガス漏れを検知するのに有効なガスメータを実現できる。
【0032】
そして、強磁性磁気抵抗素子からなる磁気センサを2個用いているので、ガス漏洩時はいずれかの磁気センサの出力信号が必ず時間的に変化するため、これを検出することで効果的にガス洩れを検知することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の膜式ガスメータの実施例の一部縦断面図。
【図2】図1の実施例の横断面図。
【図3】図2の横断面図に永久磁石の移動軌跡を記入した図。
【図4】本発明の実施例1の要部で、(a)は永久磁石と磁気センサの配置を説明する平面図、(b)は同図(a)のA−A視図、(c)は磁気センサの電気回路図。
【図5】本発明の実施例に用いる磁気センサのチップの平面図。
【図6】本発明の実施例1の磁気センサの出力電圧の図。
【図7】本発明の実施例の電気回路の要部ブロック図。
【図8】本発明の実施例1の各部の電気信号の波形を示す図。
【図9】本発明の実施例2で、(a)は永久磁石と磁気センサの配置を説明する平面図、(b)は磁気センサの出力信号の波形を示す図。
【図10】従来技術のガスメータの分解斜視図。
【符号の説明】
2,3 翼軸
6,7 小ひじ金
8 永久磁石
23,23′ 強磁性磁気抵抗素子からなる磁気センサ
24 絶縁基板
A,B、A′,B′ 薄膜素子
H 距離
K 移動軌跡
35A 出力変化検出回路
36 継続時間測定回路
37,37′ 微分回路
38,38′ 絶対値回路
39 加算回路
40 比較器

Claims (2)

  1. 翼軸に連動する小ひじ金に取り付けられ、かつ上下方向に着磁された永久磁石が水平面内でループ状に移動するガスメータにおいて、
    永久磁石のループ状移動軌跡の内側で、かつループ状移動軌跡を含む水平面から上方に一定の距離を離して、2個の強磁性磁気抵抗素子を配設し、
    この2個の強磁性磁気抵抗素子を、一方の素子の出力信号の山又は谷が他方の素子の出力信号の山又は谷と同時に発生しないように、両素子の相対的位置と角度を定めて配置し、
    更に、互いに主電流方向が直交する2つの強磁性薄膜の素子を備えた電気絶縁性の基板を有する強磁性磁気抵抗素子を、前記ループ状移動軌跡を含む水平面に対して前記基板が平行になるように配設し、
    前記一方の素子と他方の素子の各出力信号をそれぞれ微分する第1と第2の微分回路と、第1と第2の微分回路の各出力の絶対値を求める第1と第2の絶対値回路と、両絶対値回路の出力を加算する加算回路と、該加算回路の出力が一定時間以上継続して一定値を越えたときに配管等からのガス漏洩があると判定する判定回路とを具備したことを特徴とする膜式ガスメータ。
  2. 膜式ガスメータの小ひじ金に取り付けられた永久磁石のループ状の移動軌跡に近接配置し、かつ、一方の素子の出力信号の山又は谷が他方の素子の出力信号の山又は谷と同時に発生しないように、両素子の相対的位置と角度を定めて配置した2個の強磁性磁気抵抗素子の各出力信号を監視し、常時少なくとも一方の出力信号が変化している状態が一定時間以上観察されたときに配管等からのガス漏洩があると判定することを特徴とするガス漏洩検知方法。
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