JP4807729B2 - 空気イオン濃度測定器の清浄装置 - Google Patents

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Description

本発明は、空気中に存在する帯電した気体分子や微粒子であるイオンの濃度を測定する装置に於いて、このイオンが測定装置内に滞留し又電極に固着することにより惹起されるイオン濃度の測定不良や絶縁部分の絶縁不良現象を防止すべくした空気イオン濃度測定器の清浄装置に関する。
この種、従来の技術の一つの例としては、図6に示す空気イオン濃度測定器Aの構成例がある。
これについて説明すれば、1は測定筒や内実状電極バーでなる測定電極としての第1電極部材であり、該空気イオン濃度測定器Aの略中心垂直方向に配置・固定されている。すなわち、該第1電極部材1はその上端1a及び下端1bを支持バー2、4により外ケース(外筒)3に固定されている。そして、上記第1電極部材1の周囲の外域には、高電圧が印加される高圧筒等で構成された第2電極部材5を配置している。このとき、上記第1電極部材1は該第2電極部材5の略中心部分であって長さ方向に配置されることとなる。また、上記第2電極部材5は略中心部分に該第2電極部材5の外径寸法と略同一径の貫通孔を有する略円盤状支持基板6、7により該貫通孔に嵌着されると共に上方側及び下方側を上記外ケース3に固定されている。
而して、図6に示すように空気Bが該空気イオン濃度測定器Aの開口から流過し、電源装置8から所定電圧、例えば、200ないし1000(V)程度の電圧を印加すれば上記第1電極部材1及び第2電極部材5にプラス及びマイナスの帯電粒子(イオン)が捕集される。この捕集されたプラス及びマイナスの帯電粒子(イオン)9、10は電流値として計測され、これをイオン濃度測定手段としての電流・電圧変換回路11により電圧値に変換され、空気イオン濃度を検出する。
尚、図中12は信号制御線、13は電圧線である。
従来の技術の他の例としての空気イオン濃度測定器は、例えば、特開2003−194777に開示された技術がある。
これについて説明すれば、図7は、空気イオン濃度測定器Cの構成概要図を示しており、空気イオン濃度測定器Cは、空気中のプラスイオンが衝突することで帯電するプラス用電荷集電板14と、このプラス用電荷集電板14と相対向して配置される反発電極板15、15とからなるプラスイオン検出部16と、同じく空気中のマイナスイオンが衝突することで帯電するマイナス用電荷集電板17と、このマイナス用電荷集電板17と相対向して配置される反発電極板18、18とからなるマイナスイオン検出部19とを、内部に空気を通じる1つの測定経路である空気導入管20内に、絶縁層21を間に挟んで配置するとともに、空気吸引口と反対側には空気導入管20内にイオンを含む空気を取り込むための電動ファンからなる通風部材22を設けている。そして、この帯電した電荷集電板14、17の電荷を検出し演算する測定演算手段(図示せず)を、この帯電している電荷集電板14、17の電荷を除電すべく接地するリレースイッチ等でなる除電手段(図示せず)を配設している。また、図7に示すようにプラス用電荷集電板14と反発電極板15、15とからなるプラスイオン検出部16と、マイナス用電荷集電板17と反発電極板18、18とからなるマイナスイオン検出部19とを、絶縁層21を間に挟んで上下に積層して配置したものである。そして、通風部材22を駆動することで、空気吸引口から空気導入管20内にプラスイオンとマイナスイオンを含む空気を導入し、その内プラスイオン検出部16に導入されたプラスイオンは、プラスに帯電して反発電極板15、15に近付くと跳ね返されて電荷集電板14に衝突し、収集される。マイナスイオンは反発電極板18、18に引き寄せられて中和される。また、マイナスイオン検出部19に導入されたプラスイオンは、プラスに帯電して反発電極板18、18に近付くと跳ね返されて電荷集電板17に衝突し、収集され、プラスイオンは反発電極板18、18に引き寄せられて中和される。そして、プラスイオン、マイナスイオンが衝突することで帯電した電荷集電板14、17の電荷は、測定演算手段においてイオン電圧検出アンプ(図示せず)と高抵抗を介したノイズ検出アンプ(図示せず)に入力され、この測定値から周期的、定在的なノイズ成分を差し引くべくオペアンプを経て、これをアナログ−デジタル変換回路(図示せず)に通すことでデジタル信号に変換するものである。
特開2003−194777公開特許公報
従来の技術は、叙上の構成であるので次の課題が存在した。
上記した図6に示す従来の構成によれば、電源装置8により第1電極部材1と第2電極部材5との間に所定電圧を印加されれば、該第1電極部材1の表面や該第2電極部材5の内周面等に帯電粒子(イオン)が捕捉されかつ付着する。これが長時間を経れば、上述した該第1電極部材の表面等に堆積・滞留することとなる。また一方に於いて、空気Bが空気イオン濃度測定器Aの開口から流入し、イオン化空気として図8に示すように、イオン化空気B1及びB2が外ケース(外筒)3の内壁面3a、略円盤状支持基板6の上面6a及び第2電極部材5の外面を介して該第1電極部材1と該第2電極部材5の間に流過する。然れば、図8に示すように上記略円盤状支持基板6の上面6aに帯電粒子(イオン)が滞留しかつ堆積する。これは微粒子(帯電粒子)付着物Dであり、上記略円盤状支持基板6の絶縁不良現象を誘起するばかりか、上述した第1電極部材1の表面等に堆積・滞留又は残留した帯電粒子(イオン)の塊としてのいわゆる付着物Dが原因となる当該空気イオン濃度測定器Aのイオン濃度測定不良現象を惹起せしめるという問題点があった。これを解決するためには当該空気イオン濃度測定器Aを分解する等の作業を行ない、また別の清浄器具を使用して定期的に手作業等によりこれら付着物Dを除去する必要があり、その工数は著しく増大するうえに清浄作業が完全に行き渉らないという弊害が存した。
上述した図7に示す特開2003−194777の従来の技術に於いても、該空気イオン測定器Cは、イオンの清浄装置又はイオンの清浄機能が付加されておらず、長時間の使用に際して該空気イオン測定器Cの空気導入管20の内壁面部、プラス用又はマイナス用電荷集電板14、17及び反発電極板15、15、18、18に帯電粒子(イオン)を素とする付着物Dが堆積・残留する理論は上述した図6に示す従来の技術の一つの例と同じであり、同様な問題点が残存するものであった。
本発明が解決しようとする課題は、上記背景技術で述べた問題点を解決することにある。
本発明は、例えば、全体が略円筒体で構成された外ケース(外筒)と、該外ケース(外筒)内に収容されかつ略円筒体で構成された第2電極部材と、該第2電極部材内の略中心部分であって、その長さ方向に垂直配置された第1電極部材とでなり、この第1電極部材と、この第2電極部材との間に所定の高電圧を印加し、かつ上記第1電極部材の表面や上記第2電極部材の内周面等に浮遊しかつ捕集された帯電粒子(イオン)等の濃度を測定する装置に於いて、所定時間経過後に上記高電圧発生器から逆バイアス電圧を印加することにより、上記帯電粒子(イオン)等を残留・堆積させることなく該帯電粒子(イオン)を該第1電極部材の表面及び第2電極部材の内周面等から離脱せしめること又は上記第2電極部材を支持する閉塞用支持基板の上面に該帯電粒子(イオン)が残留かつ堆積させることなく、例えば、当該空気イオン濃度測定装置の上・下の開口部分であって上記外ケース(外筒)と第2電極部材との間のスペース(空間)部分の所望位置又は閉塞用支持基板に隣接した位置に空気流入阻止部材をそれぞれ介装し、該閉塞用支持基板の上面に帯電粒子(イオン)の残留・堆積を防止すること等これらの付着物を自動的に清浄する技術であり、イオン濃度測定不良や空気イオン濃度測定器の絶縁不良の諸現象を未然に防止することを目的としたものであって、次の構成、手段から成立する。
すなわち、請求項1記載の発明によれば、筒体で構成された第2電極部材と、該筒体の長さ方向に沿って該筒体の略中心部分に配置された第1電極部材と、該第1電極部材及び第2電極部材を収容する外ケースと、該第1及び第2電極部材間からの信号で空気イオン濃度を検出する空気イオン濃度測定手段と、該第2電極部材及び外ケース間に介装しかつ該第2電極部材と該外ケースを固定する閉塞用支持基板と、該閉塞用支持基板に隣接した位置であって外ケースの内周面に固定された空気流入防止部材と、該第1及び第2電極部材に電圧を印加してから所定時間経過後に該第1電極部材及び第2電極部材間に反対極性の電圧を印加する高電圧発生手段とでなる空気イオン濃度測定器の清浄装置に於いて、前記空気流入防止部材は前記外ケースに固定する外側面と、該空気流入防止部材の内部を空洞に形成しかつ内周面でなる内側面と、該内側面に連なって形成された擂鉢状庇部とを形成したことを特徴とする。
本発明に係る空気イオン濃度測定器の清浄装置は、叙上の構成を有するので次の効果がある。
すなわち、請求項1記載の発明によれば、筒体で構成された第2電極部材と、該筒体の長さ方向に沿って該筒体の略中心部分に配置された第1電極部材と、該第1電極部材及び第2電極部材を収容する外ケースと、該第1及び第2電極部材間からの信号で空気イオン濃度を検出する空気イオン濃度測定手段と、該第2電極部材及び外ケース間に介装しかつ該第2電極部材と該外ケースを固定する閉塞用支持基板と、該閉塞用支持基板に隣接した位置であって外ケースの内周面に固定された空気流入防止部材と、該第1及び第2電極部材に電圧を印加してから所定時間経過後に該第1電極部材及び第2電極部材間に反対極性の電圧を印加する高電圧発生手段とでなる空気イオン濃度測定器の清浄装置に於いて、前記空気流入防止部材は前記外ケースに固定する外側面と、該空気流入防止部材の内部を空洞に形成しかつ内周面でなる内側面と、該内側面に連なって形成された擂鉢状庇部とを形成したことを特徴とする空気イオン濃度測定器の清浄装置を提供する。
このような構成としたので、第1電極部材の表面や第2電極部材の内周面等に帯電粒子(イオン)の塊として付着・固定した付着物を手作業によることなく印加電圧による簡易かつ迅速であって清浄工数を要することなく当該空気イオン濃度測定器を清浄することができ、絶縁を確保し、高電圧の漏洩を防止し、該空気イオン濃度測定器の測定不良や絶縁部分の絶縁不良現象を防止でき、長時間に渉り安定化した測定機能を確保できる効果があり、空気流入防止部材により、その外側面及び擂鉢状庇部から所定量の空気を漏洩することなく円滑に流過させ空気イオン濃度測定器の開口から流入するイオン化された空気を第2電極部材と外ケースを固定する閉塞用支持基板の上面等に流過させることがなく、さらに、空気イオン濃度測定器の絶縁不良現象を防止できる効果がある。
以下、本発明に係る空気イオン濃度測定器の清浄装置に於ける実施の形態について添付図面に基づき詳細に説明する。
図1は、本発明に係る空気イオン濃度測定器の清浄装置に於ける実施の形態の基本構成を示すものであって、その垂直断面図である。
Eは、本発明に空気イオン濃度測定器の清浄装置であってその一例を示す。該空気イオン濃度測定器の清浄装置Eは、空気イオン濃度測定器本体を備え一般的に例えば、宇宙線α線等の放射線や紫外線、X線等の短波長電磁波又はコロナ放電等を照射すること、またはコロナ放電等静電気現象によって発生する帯電粒子(イオン)を該空気イオン濃度測定器Eの電極部材に捕集し、粒子数に換算して電流値として計測する。また、この電流値は、電圧信号に変換して帯電粒子(イオン)濃度に換算して測定される。
そして、上述した帯電粒子(イオン)はいわゆる大気イオンであって、大イオン及び小イオンに分けており、小イオンは、大気組成成分が放射性物質からの放射線や宇宙線によって電離され生成されたイオンであり、比較的安定な状態を保持している。この小イオンの直径は1(nm)程度で清浄な大気の地表付近の場合、正負のイオン数は約5〜6×10個/m、混雑した都会地域や高汚染地区でのそれは、100〜1000×10個/mである。
一方、大イオンは、既に存在している例えば、粉塵や人工的化学物質など大気組成成分以外の浮遊粒子でなる中性のエアゾル粒子に小イオンが衝突し又は付着して帯電され生成されるが、小イオンの消滅と同時に該大イオンが生成される。
而して、エアロゾル濃度と小イオン濃度は反比例し、該エアロゾルは大気生成成分以外の汚染物質であり、大気の汚染状況を監視するためには小イオンの濃度を計測する必要があり、本発明に係る空気イオン濃度測定器の清浄装置Eは本体部が帯電粒子としての小イオン濃度を検出する役目を有する。そして、本発明に係る空気イオン濃度測定器の清浄装置Eは基本的にはその空気イオン濃度測定器本体が、例えば2重同心筒を使用して、帯電粒子(イオン)の濃度を計測するいわゆるゲルディエン法の理論に基づき構成されたものである。
以下、本発明に係る空気イオン濃度測定器の清浄装置Eについて詳しく説明する。
23は測定筒や内実状電極バー等各種の形状でなる測定電極としての第1電極部材であり、イオン捕集電極としての機能を有する。該空気イオン濃度測定器本体の略中心垂直方向に配置・固定されている。すなわち、該第1電極部材23はその上端23a及び下端23bを支持バー24、24により外ケース(外筒)25に固定されている。そして、上記第1電極部材23の周囲の外域には、高電圧が印加される高圧筒等で構成され、イオン捕集電極としての機能を有する第2電極部材26を配置している。この第2電極部材26も上記外ケース(外筒)25と略同一形状である例えば、筒体で構成するが他の形状でもよい。このとき、上記第1電極部材23は該第2電極部材26の略中心部分であって長さ方向に配置されることとなる。また、上記第2電極部材26は略中心部分に該第2電極部材26の外径寸法と略同一径の貫通孔27a、28aを有する例えば略円盤形状でなる閉塞用支持基板27、28により該貫通孔27a、28aに嵌入された後固定されると共に上方側及び下方側を上記外ケース25に固定されている。この固定方法は接着剤等を使用して行い、また、上記貫通孔27a、28aの径長を第2電極部材26の外径長より若干短く設定し圧入・固定してもよい。また、上記閉塞用支持基板27、28を外ケース(外筒)25及び第2電極部材26と異材料に構成したうえでそれと一体成形してもよく、空気イオン濃度測定器本体の製作工数を削減することができる。
而して、図1に示すように空気Bが該空気イオン濃度測定器本体の入口開口Eaから流過し、清浄装置を構成する可逆電圧電源装置29から直流電圧等の所定電圧、例えば、1ないし30(V)程度の電圧を印加すれば上記第1電極部材23及び第2電極部材26にプラス及びマイナスの帯電粒子(イオン)30a、30bが捕集される。この捕集されたプラス及びマイナスの帯電粒子(イオン)30a、30bは電流値として計測され、これをイオン濃度測定手段としての電流・電圧変換回路31により電圧値に変換され、空気イオン濃度を検出する。そして、該可逆電圧電源装置29から所定時間経過後に極性を逆にした電圧を印加する。
尚、図中32は空気イオン濃度測定手段としての上記電流・電圧変換回路31に接続された信号制御線、33は高圧発生手段としての上記可逆電圧電源装置29に接続された電圧線である。
次に、本発明に係る空気イオン濃度測定器の清浄装置Eに於ける実施の形態について図1及び図2に基づき、その動作を説明する。
上述したように、空気Bが当該空気イオン濃度測定器の本体の入口開口Eaから内部に流入し、第1電極部材23と第2電極部材26との間に所定電位、例えば図1に示すように、可逆電圧電源装置29により該第1電極部材23に負(マイナス)の電位を、該第2電極部材26に正(プラス)の電位を印加すれば、それぞれ該第1電極部材23の表面23cにプラスの帯電粒子(プラスイオン)30a及び該第2電極部材26の内周面26aにマイナスの帯電粒子(マイナスイオン)30bが荷電され付着する。
そして、所定時間経過すれば、このプラス及びマイナスの帯電粒子30a、30bが第1及び第2電極部材23の表面23cや内周面26aに堆積かつ滞留する。これは帯電粒子付着物となり、該第1電極部材23と該第2電極部材26に信号制御線32で接続した空気イオン濃度測定手段としての電流・電圧変換回路31が動作不良を誘起し、空気イオン濃度測定器の本体内に流過した空気中の帯電粒子(イオン)を正確に測定できないこととなる。
本発明装置によれば、これに対処すべく例えば別途に設置したタイマー等により所定時間経過後であって、帯電粒子付着物の堆積・滞留状態を検出しかつ確認し、図2に示すように上記可逆電圧電源装置29により該第1電極部材23に正(プラス)の電位を、該第2電極部材26に負(マイナス)の電位を印加すれば、この印加電圧によりそれぞれ該第1電極部材23の表面23c及び第2電極部材26の内周面26aにそれぞれ帯電されたプラスの帯電粒子(プラスイオン)30a及びマイナスの帯電粒子(マイナスイオン)30bが反発され、第1及び第2電極部材23、26から離脱し、第2電極部材26の筒体内を落下することとなり上記可逆電圧電源装置29は自動清浄装置としての機能を果すことになる。
このように本発明に係る空気イオン濃度測定器の本体や清浄装置を含んだ空気イオン濃度測定器は図示するように縦置方式にした方が空気イオンの付着物の清浄機能をより効果的に発揮する。
かくして、本発明に係る空気イオン濃度測定器の清浄装置Eの実施の形態によれば、イオン濃度の測定不良を改善しかつ空気イオン濃度測定器の本体の絶縁不良を防止することができた。
次に、本発明に係る空気イオン濃度測定器の清浄装置Eに於ける実施例1を添付図面に基づき詳細に説明する。
図3は、本発明に係る空気イオン濃度測定器の清浄装置Eに於ける実施例1の具体的な構成を示すシステム図であって、その空気イオン濃度測定器の本体を垂直断面した図である。
当該実施例1の構成は、前述した本発明に係る空気イオン濃度測定器の清浄装置Eに於ける実施の形態を示す図1及び図2の構成に於いて、さらに、空気流入防止部材34を配備した点を特徴としている。
この空気流入防止部材34は、外ケース(外筒)25の内部形状つまり該外ケース(外筒)25の内周面25aの形状に適合するように例えば全体形状が略円筒体形状に構成されており、図3に示す例では筒状の外側面34aと、内部が空洞に形成しかつ内周面でなる内側面34bと、この内側面34bに連なって形成れさた擂鉢状庇部34cとを形成している。然らば、外ケース(外筒)25の内周面25aが角型4面で構成される場合は、該外側面34aも同様に角型4面となる。この擂鉢状庇部34cは空気イオン濃度測定器の本体の中心方向に突出形成し、その外面は中心方向に下り坂となるように形成した第1段差面34c1とこの第1段差面34c1から垂下した第2段差面(立設部)34c2を形成してなる。そして、この空気流入防止部材34は、当該空気イオン濃度測定器の清浄装置Eの入口開口Ea側と、その出口開口Eb側とに、それぞれ配置する。しかし、当該空気イオン濃度測定器の清浄装置Eの出口開口Eb側には必ずしも配置する必要はない。該空気流入防止部材34は、上記第2電極部材26と外ケース(外筒)25とで形成されたスペース(空間)Sに配備されている。特に、該空気流入防止部材34の内側面34b及び擂鉢状庇部34cの部位が該第2電極部材26の上、下端を被覆するように外ケース(外筒)25の内周面25aに固定する。
上記空気流入防止部材34の外側面34aの外ケース(外筒)25への固定方法はいずれか一方又は両者に強力接着剤を塗布することやビス等によるねじ締め固定すること又はいずれか一方の表面を凸部又は凹部を形成し、これを嵌合すること、さらには、上記外ケース(外筒)25と上記空気流入防止部材34を製造工程で一体加工成型すること等がある。そして、該空気流入防止部材34を外ケース(外筒)25へ固定したとき、該空気流入防止部材34の擂鉢状庇部34cの第2段差面34c2の垂直ラインは上記第2電極部材26の内壁面26aの垂直ラインと一致させるか、少なくとも該第2段差面34c2を第2電極部材26の中心方向に突出させるように構成する。
尚、図中、35は空気イオン濃度測定器の清浄装置Eの出口開口Eb側に配置した空気吐出ファン、36は、建築物の躯体等でなる固定部材、37は大地である。また、ほかの構成部材については図1及び図2に示す実施の形態のものと略同一であり同一番号、同一符号を付して、その説明を省略する。
そこで、本発明に係る空気イオン濃度測定器の清浄装置Eに於ける実施例1の動作等について図3に基づき説明する。
空気Bが該空気イオン濃度測定器の本体の入口開口Eaから流過し、清浄装置を構成する可逆電圧電源装置29から直流電圧等の所定電圧、例えば、200ないし1000(V)程度の電圧を印加すれば上記第1電極部材23及び第2電極部材26にプラス及びマイナスの帯電粒子(イオン)30a、30bが捕集される。この捕集されたプラス及びマイナスの帯電粒子(イオン)30a、30bは電流値として計測され、これをイオン濃度測定手段としての電流・電圧変換回路31により電圧値に変換され、空気イオン濃度を検出する。そして、該可逆電圧電源装置29から所定時間経過後に極性を逆にした電圧を印加する。
ここに於いて、上記空気Bは空気イオン濃度測定器の本体の入口開口Eaから導入された後、上記外ケース(外筒)25の内周面25aを経る等して矢印B3で示す空気及び矢印B4で示す空気の如く流過して、上記第2電極部材26の内部に流送される。つまり、空気B3及びB4は上記空気流入防止部材34によりスペース(空間)S内に流れ込むことを阻止され、常に該空気流入防止部材34の第1段差面34c1及び第2段差面34c2を経て、円滑に所定量の空気Bが漏洩することなく第1及び第2電極部材23、26の表面や内周面等に円滑に流過し、出口開口Ebから空気吐出ファン35により流出される。
然らば、該空気B3及びB4は第2電極部材26及び外ケース(外筒)25の上側及び下側のスペース(空間)Sに介装された上記閉塞用支持基板27、28の表面27b、28b等に流過せず、従来の技術に於いて説明したが、該閉塞用支持基板27、28の表面27b、28b等に帯電粒子(イオン)付着物Dが発生すること及び存在することがなく、そのため、該閉塞用支持基板27、28等の絶縁性は確保でき、本装置が常に正常に空気イオン濃度を測定できると共に絶縁不良現象を招来することがない。
また、当該実施例1に基づく構成は実施の形態で述べた特異な構成、つまり、上記可逆電圧電源装置29により該第1電極部材23に正(プラス)の電位を、該第2電極部材26に負(マイナス)の電位を印加すれば、この印加電圧によりそれぞれ該第1電極部材23の表面23c及び第2電極部材26の内周面26aにそれぞれ帯電されたプラスの帯電粒子(プラスイオン)及びマイナスの帯電粒子(マイナスイオン)が反発され、第1及び第2電極部材23、26から離脱し、第2電極部材26の筒体内を落下することとなり上記可逆電圧電源装置29は自動清浄装置としての機能を果す構成を含むものであり、本発明装置の第1及び第2電極部材23、26の表面23cや内周面26aへの帯電粒子の堆積・滞留を防止することによる空気イオン濃度の測定不良現象を防止するうえに更に絶縁不良現象を防止するという特徴を備えるものである。
また、当実施例1によれば、空気イオン濃度測定器の本体又は外ケース(外筒)25を緊締バンドや紐等で構成された緊締部材38により、例えば、図3に示す如く出口開口Ebが下向きに配置されるように、固定部材36により固定・配置する。このようにすれば、第1及び第2電極部材23、26から離脱した帯電粒子(イオン)が落下し易く、常に第1及び第2電極部材23、26内を清浄化でき、空気イオン濃度を安定的に測定することができる。
尚、該実施例1の他の構成部材や動作等は前述した図1及び図2に示す実施の形態の構成例と略同一であり、同一番号、同一符号を付し、その説明を省略する。
本発明に係る装置は、前述した空気流入防止部材34が図3に示す構成のものに限定することなく、図4に示す構成例もある。これについて説明すれば、空気流入防止部材34Aは筒状の外側面34aと内部が空洞に形成しかつ円周面でなる内側面34bと、この内側面34bに連なって形成された擂鉢状庇部34cとを備えている点は図3のものと同一である。しかし、図4に示す構成例のものは、該擂鉢状庇部34cの外面は立設部を形成することなく上記第2電極部材26の中心方向に下り坂となる単一の斜面34c3を形成している点が相異している。このように構成すると擂鉢状庇部34cの外面がフラットな形状となり擂鉢状庇部34c自体が簡素化され、製作性が向上すると共に空気B3及びB4がさらに円滑に流送する。他の構成や動作等については前述した図3に示す実施例1と略同一であり、その説明を省略する。
次に、本発明に係る空気イオン濃度測定器の清浄装置Eに於ける実施例2を添付図面に基づき詳細に説明する。
図3は、当該実施例2についても技術開示をしている。当該実施例2の構成は前述した空気イオン濃度測定器の清浄装置Eに於ける実施の形態を示す図1及び図2の構成に於いて、さらに、外ケース(外筒)25の入口開口Eaにイオン発生手段Fを配置した構成である。
該イオン発生手段Fは例えばイオン風流送ノズル39、ノズル管40、イオン発生器41、フィルタ42、空気圧縮機43及び空気取入部44で構成されるが、これらの部材すべて備えることなく、上述した少なくともイオン発生器41のみでも構成できる。また、当該実施例2はさらに上記実施例1の構成に追加した構成としてもよい。
上記イオン風流送ノズル39は、空気イオン濃度測定器の本体の入口開口Eaの部位であって、その中心かつ垂直方向にノズル39aを向けて配置する。このイオン風流送ノズル39は、その本体部がノズル管40を接続してある。一方、パイプ等で構成された空気取入部44は、空気圧縮機(コンプレッサ)43に接続され、外部から取入れた空気(気体)を該空気圧縮機43により圧縮する。圧縮された空気は次段のフィルタ42により除塵され、空気に包含されている微細粒子を除去し、イオン発生器41に流送される。イオン発生器41では、高圧のイオン化された空気(気体)をノズル管40を介してイオン風流送ノズル39に流送する。イオン風流送ノズル39では、第1及び第2電極部材23、26に向けてイオン化された高圧の空気を噴出しかつ強制流送する。このことから、該第1及び第2電極部材23、26の表面や内周面に堆積・滞留した帯電粒子(イオン)を静電気剥離力を付与しつつ吹き飛ばす。これにより落下した該帯電粒子(イオン)は出口開口Ebから空気吐出ファン35の駆動により本装置の外部へ飛散される。
かくして、当該実施例2に基づく構成は実施の形態で述べた特異な構成つまり、上記可逆電圧電源装置29により該第1電極部材23に正(プラス)の電位を、該第2電極部材26に負(マイナス)の電位を印加すれば、この印加電圧によりそれぞれ該第1電極部材23の表面23c及び第2電極部材26の内周面26aにそれぞれ帯電されたプラスの帯電粒子(プラスイオン)及びマイナスの帯電粒子(マイナスイオン)が反発され、第1及び第2電極部材23、26から離脱し、第2電極部材26の筒体内を落下することとなり上記可逆電圧電源装置29は自動清浄装置としての機能を果す構成を含むものであり、本発明装置の第1及び第2電極部材23、26の表面23cや内周面へ26aの帯電粒子の堆積・滞留を防止することによる空気イオン濃度の測定不良現象を防止するうえに更に絶縁不良現象を防止するという特徴を備えるものである。
尚、該実施例2の他の構成部材や動作等は上述した図1及び図2に示す実施の形態の構成例と略同一であり、同一番号、同一符号を付し、その説明を省略する。
次に、本発明に係る空気イオン濃度測定器の清浄装置Eに於ける実施例3を添付図面に基づき詳細に説明する。
図5は、当該実施例3についてその構成を示すものであり本発明装置の垂直断面図を示すものである。当該実施例3の構成は、本発明に係る空気イオン濃度測定器の清浄装置Eに於ける実施の形態を示す図1及び図2の構成に於いて、さらに外ケース(外筒)25の入口、つまり、空気イオン濃度測定器の本体の入口開口Eaに空気量制御手段Gを配置した構成である。該空気量制御手段Gは例えば、大概すれば空気発生器45と、該空気発生器45を駆動・制御する制御部46とで構成される。
また、当該実施例3は上述した実施例1及び/又は実施例2の構成にさらに追加の構成として採用しても本発明の目的が達成できる。
そして、上記空気量制御手段Gは上述の構成に代えて又は図3に示す空気吐出ファン35にその機能を付与し、この空気吐出ファン35を後述する回転数制御回路により駆動・制御することで代用してもよい。
上記空気量制御手段Gを構成する空気発生器45から噴出される入口側空気流H1は空気イオン濃度を測定している最初の段階は空気量を例えば、約45(リットル)/分程度の比較的低速風とし、所定時間経過後、つまり、第1及び第2電極部材23、26の表面23cや内周面26a等に帯電粒子(イオン)が堆積・滞留した状態のとき、空気イオン濃度の測定を停止し、約500リットル/分程度の比較的高速風H1とすることが望ましい。これにより、第1及び第2電極部材23、26の表面や内周面等に堆積・滞留したプラス及びマイナスの帯電粒子(プラス、マイナスイオン)30a、30bは第2電極部材26内から空気イオン濃度測定器の本体の出口開口Ebから出口側高速風H2と共に外部に飛散される。
かくして、当該実施例2に基づく構成は実施の形態で述べた特異な構成つまり、上記可逆電圧電源装置29により該第1電極部材23に正(プラス)の電位を、該第2電極部材26に負(マイナス)の電位を印加すれば、この印加電圧によりそれぞれ該第1電極部材23の表面23c及び第2電極部材26の内周面26aにそれぞれ帯電されたプラスの帯電粒子(プラスイオン)及びマイナスの帯電粒子(マイナスイオン)が反発され、第1及び第2電極部材23、26から離脱し、第2電極部材26の筒体内を落下することとなり上記可逆電圧電源装置29は自動清浄装置としての機能を果す構成を含むものであり、本発明装置の第1及び第2電極部材23、26の表面23cや内周面26aへの帯電粒子の堆積・滞留を防止することによる空気イオン濃度の測定不良現象を防止するうえに更に絶縁不良現象を防止するという特徴を備えるものである。
尚、該実施例3の他の構成部材や動作等は上述した図1及び図2に示す実施の形態の構成例と略同一であり、同一番号、同一符号を付し、その説明を省略する。
次に、本発明に係る空気イオン濃度測定器の清浄装置Eに於ける実施例4を添付図面に基づき詳細に説明する。
当該実施例4は上述した図1及び図2に示す実施の形態の構成及び上述した実施例1ないし3の構成を付加して成立するものである。さらに、これらの構成に加えて図3に示す空気イオン濃度測定・清浄制御部Jを配備した構成である。
図1及び図2に示す上記実施の形態の構成及び当実施例1ないし3の構成については、すでに説明したので同一番号、同一符号を付し、その説明を省略する。
上記空気イオン濃度測定・清浄制御部Jは、図3に示すように中央制御装置47を備え、この中央制御装置47は、例えば、マイコンで構成されてあり、上記電流・電圧変換回路31で空気イオン濃度を電圧値かつデジタル数値に変換させ空気イオン濃度に係る信号を受信し、これを演算・記憶処理する。中央制御装置47により演算処理されデータは、データ処理計算機を介して無線通信としてのPHS電話回線を含む携帯電話回線48に送信される。このデータはまたさらにLAN回線や電話回線としての有線回線49に送信される。
また、本発明に係る空気イオン濃度測定器の清浄装置Eの電源50は高電圧発生器としての機能を有する上記可逆電圧電源装置29により、上記第1及び第2電極部材23、26間に例えば約700(V)ないし約2000(V)程度の高電圧を印加すること及び上記中央制御装置47からの信号で直流電圧等の所定の正極又は負極の電位を印加することにより、上記第1及び第2電極部材23、26の表面23cや内周面26a等に堆積・滞留した帯電粒子(イオン)を上記第1及び第2電極部材23、26の表面23cや内周面26a等から離脱させる。
さらに、上述した実施例3の説明で述べたが、上記空気イオン濃度測定・清浄制御部Jに空気吐出ファン35の回転数を増減する回転数制御回路51を備え、この回転数制御回路51により、上記第1及び第2電極部材23、26の表面23cや内周面26a等に堆積・滞留した帯電粒子(イオン)を強制的に本装置の外部へ放出する。
一方、上記外ケース(外筒)25や空気イオン濃度測定器の本体の所定箇所に温度センサ、湿度センサ、磁気センサ等の各種センサ52を配備し、この各種センサ52から制御線を介してAD変換回路53に送信され、これを環境データとして、上記中央制御装置47に送信される。該中央制御装置47はこれを外部に設置した例えば、地球環境研究センタ(図示せず)等に送信し、地球環境保全や空気イオン濃度の変化に伴う地震予知等の研究に役立てることができる。
尚、本実施例4に於いて、上記中央制御装置47は、制御線を介して、上述した実施例2の構成であるイオン発生手段Fのイオン発生器41及び空気圧縮機43を制御することにより、イオン風の流送量を好適に制御し、当該空気イオン濃度測定器の清浄装置を効率良く機能させることができる。
而して、上述した実施例4によれば、本発明の目的であるところの本発明装置の第1及び第2電極部材23、26の表面23cや内周面26aへの帯電粒子の堆積・滞留を防止することによる空気イオン濃度の測定不良現象を防止するうえに更に絶縁不良現象を防止するという特徴を備えるものである。
そして、更にマイコンで構成された中央制御装置47により本装置の自動化を図ると共に帯電粒子(イオン)の堆積・滞留を効率良く除去し、本装置の清浄機能を高めることができるという画期的な発明を提供できた。
本発明に係る空気イオン濃度測定器の清浄装置に於ける実施の形態を示す垂直断面図である。 本発明に係る空気イオン濃度測定器の清浄装置に於ける実施の形態を示すものであって、図1の場合から逆電圧を印加した状態を示す垂直断面図である。 本発明に係る空気イオン濃度測定器の清浄装置に於ける各実施例を組合せた構成を示す垂直断面図である。 本発明に係る空気イオン濃度測定器の清浄装置に於ける実施例1であって、空気流入防止部材の他の例を示す垂直断面図である。 本発明に係る空気イオン濃度測定器の清浄装置に於ける実施例3を示す垂直断面図である。 従来の技術に於ける空気イオン濃度測定器の一つの例を示す垂直断面図である。 従来の技術に於ける空気イオン濃度測定器の他の例を示す垂直断面図である。 従来の技術に於ける空気イオン濃度測定器の一つの例を示すものであって、イオン化空気の流過状況を示す拡大垂直断面図である。
23 第1電極部材
23a 第1電極部材の上端
23b 第1電極部材の下端
23c 第1電極部材の表面
24 支持バー
25 外ケース(外筒)
25a 外ケース(外筒)の内周面
26 第2電極部材
26a 第2電極部材の内周面
27 閉塞用支持基板
27a 閉塞用支持基板の貫通孔
27b 閉塞用支持基板の表面
28 閉塞用支持基板
28a 閉塞用支持基板の貫通孔
28b 閉塞用支持基板の表面
29 可逆電圧電源装置
30a プラスの帯電粒子
30b マイナスの帯電粒子
31 電流・電圧変換回路
32 信号制御線
33 電圧線
34 空気流入防止部材
34A 空気流入防止部材
34a 空気流入防止部材の外側面
34b 空気流入防止部材の内側面
34c 空気流入防止部材の擂鉢状庇部
34c1 空気流入防止部材擂鉢状庇部の第1段差面
34c2 空気流入防止部材擂鉢状庇部の第2段差面(立設部)
34c3 空気流入防止部材擂鉢状庇部の単一の斜面
35 空気吐出ファン
36 固定部材
37 大地
38 緊締部材
39 イオン風流送ノズル
39a イオン風流送ノズルのノズル口
40 ノズル管
41 イオン発生器
42 フィルタ
43 空気圧縮機(コンプレッサ)
44 空気取入部
45 空気発生器
46 空気発生器の制御部
47 中央制御装置
48 携帯電話回線
49 有線回線
50 本発明装置の電源
51 回転数制御回路
52 各種センサ
53 AD変換回路
B 空気
B1 イオン化空気
B2 イオン化空気
B3 空気
B4 空気
C 空気イオン濃度測定器
D 帯電粒子(イオン)付着物
E 空気イオン濃度測定器の清浄装置
Ea 空気イオン濃度測定器の本体の入口開口
Eb 空気イオン濃度測定器の本体の出口開口
F イオン発生手段
G 空気量制御手段
H1 入口側空気流
H2 出口側高速風
J 空気イオン濃度測定の清浄制御部

Claims (1)

  1. 筒体で構成された第2電極部材と、該筒体の長さ方向に沿って該筒体の略中心部分に配置された第1電極部材と、該第1電極部材及び第2電極部材を収容する外ケースと、該第1及び第2電極部材間からの信号で空気イオン濃度を検出する空気イオン濃度測定手段と、該第2電極部材及び外ケース間に介装しかつ該第2電極部材と該外ケースを固定する閉塞用支持基板と、該閉塞用支持基板に隣接した位置であって外ケースの内周面に固定された空気流入防止部材と、該第1及び第2電極部材に電圧を印加してから所定時間経過後に該第1電極部材及び第2電極部材間に反対極性の電圧を印加する高電圧発生手段とでなる空気イオン濃度測定器の清浄装置に於いて、前記空気流入防止部材は前記外ケースに固定する外側面と、該空気流入防止部材の内部を空洞に形成しかつ内周面でなる内側面と、該内側面に連なって形成された擂鉢状庇部とを形成したことを特徴とする空気イオン濃度測定器の清浄装置。
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