JP4803656B2 - 遊技用コインの製造方法 - Google Patents

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本発明は、例えばスロットマシーン等で使用されるような遊技用のコインに関し、特に、コインの種類を識別するための識別材料を内蔵する遊技用コインを製造するための方法に関する。
スロットマシーン等で使用されるメダル状の遊技用コインについて、その種類をコイン選別装置により識別する場合に、従来は、コインの形状や大きさや重さを機械的な機構を用いて選別していたが、そのようなコインの選別では、コインの形状や大きさや重さの規格が一致しさえすれば真正なコインであると識別されるため、例えば、他の遊技店舗のコインでも真正なコインと識別されて使用される虞があり、また、これを悪用してコインが偽造されるという問題もあった。
これに対して、コインの形状や大きさや重さに関係なくコインの種類を確実に識別できるようにするために、識別のための磁束検知材(コインとは異なる透磁率を有する識別材料から成り、任意のパターンが形成された磁束検知材)をコインの内部に内蔵させることで、磁界中に配置されたホール素子上をコインが通過したときに、磁束検知材に形成された任意のパターンに応じたパルス状ホール電圧の発生に基づく磁界の変化によってコインを識別する、ということが下記の特許文献1により従来公知となっている。
特開2003−126535号公報
ところで、上記のような従来公知の磁束検知材を内蔵する遊技用コインについて、上記の特許文献1には、雄シェルに相当する「インナーガイド」と雌シェルに相当する「アウターガイド」とを「磁束検知材」を内蔵した形で一体化するための具体的な方法として、何れの実施形態においても、「パターンを成した磁束検知材をインナーガイド及びアウターガイドで、挟み込み圧入して、それらを一体化して遊技用コインを形成する。尚、張り付けまたは熱溶着等で、それらを一体化しても良い。」と記載されている。
しかしながら、「磁束検知材」を挟み込んだ状態で「アウターガイド」に「インナーガイド」を「圧入」して一体化するような場合、コイン本体の「アウターガイド」と「インナーガイド」とが後で分離しないように強固に一体化するためには、打ち抜き加工により形成される「インナーガイド」と「アウターガイド」について、前者の外径を後者の凹部の内径よりも僅かに大きくする必要がある。そうすると、「アウターガイド」の凹部内に「インナーガイド」を仮嵌め込み(圧入する前に嵌め込み)することができず、圧入時に、「アウターガイド」の上に単に載置された状態の「インナーガイド」は、そのままの状態では適正な位置に保持されずに横ずれしてしまう虞がある。その結果、圧入時に「アウターガイド」と「インナーガイド」とが横ずれすることで不良品を発生させたり、また、そのような横ずれを防止するために「アウターガイド」と「インナーガイド」とを適正な位置関係に保持するための位置合わせ作業が面倒なものとなって生産性が低下したりすることとなる。
一方、「磁束検知材」を挟み込んだ状態で「アウターガイド」と「インナーガイド」とを張り付けまたは熱溶着等で一体化するような場合、接着剤の塗布や熱溶着のための加熱などの工程が増えることで、製造工程や製造設備が複雑化することとなり、接着剤の使用により材料コストのアップを招くだけでなく、工程や設備の複雑化によるコストアップをも招くこととなる。
本発明は、上記のような問題の解消を課題とするものであり、具体的には、識別のための磁束検知材を内蔵する遊技用コインの製造方法について、接着剤を使用するようなことなく、磁束検知材を内蔵するコイン本体を、容易且つ強固に一体化できるようにすることを課題とするものである。
本発明は、上記のような課題を解決するために、識別のための磁束検知材を内蔵する遊技用コインの製造方法において、円板部の外縁に外枠部が形成された雌シェルと、雌シェルの外枠部の内径よりも僅かに小さな外径を有する雄シェルとをコイン本体として、雌シェルの外枠部と円板部とで画成された凹部内に磁束検知材が収納され、且つ、それを上から覆って蓋するように雄シェルが充分に嵌め込まれた状態から、雌シェルの外枠部を変形加工することにより、間に磁束検知材を挟み込んだ状態で雄シェルと雌シェルとを一体的に固定する際に、雌シェルの外枠部の変形加工として、雌シェルの外枠部の全周で順次に、コイン半径方向の内方に向けてロール加工することで、該外枠部をコイン厚み方向の一端側から内方に変形させたり、或いは、雌シェルの外枠部の全周で順次に、コイン半径方向の内方に向けてテーパーリング加工することで、該外枠部をコイン厚み方向の一端側から内方に変形させたりするようにしたことを特徴とするものである。
上記のような本発明の遊技用コインの製造方法によれば、雌シェルの外枠部の内径よりも雄シェルの外径を僅かに小さくしていることで、雌シェルの凹部内に雄シェルをスムーズに嵌め込むことができて、雌シェルと雄シェルの位置合わせを容易且つ確実に行なうことができ、しかも、雌シェルの凹部内に雄シェルを充分に嵌め込んだ状態から、雌シェルの外枠部を変形加工することにより、雄シェルと雌シェルとを強固に一体化することができて、製造されたコインの雌シェルから雄シェルが脱落することでコイン本体が分解してしまうようなことはない。
識別のための磁束検知材を内蔵する遊技用コインの製造方法について、接着剤を使用するようなことなく、磁束検知材を内蔵するコイン本体を、容易且つ強固に一体化できるようにするという目的を、最良の形態として以下の実施例に具体的に示すように、円板部の外縁に外枠部が形成された雌シェルと、雌シェルの外枠部の内径よりも僅かに小さな外径を有する雄シェルとをコイン本体として、雌シェルの外枠部と円板部とで画成された凹部内に磁束検知材が収納され、且つ、それを上から覆って蓋するように雄シェルが充分に嵌め込まれた状態から、雌シェルの外枠部を変形加工することにより、間に磁束検知材を挟み込んだ状態で雄シェルと雌シェルとを一体的に固定する際に、雌シェルの外枠部の変形加工として、雌シェルの外枠部の全周で順次に、コイン半径方向の内方に向けてロール加工することで、該外枠部をコイン厚み方向の一端側から内方に変形させたり、或いは、雌シェルの外枠部の全周で順次に、コイン半径方向の内方に向けてテーパーリング加工することで、該外枠部をコイン厚み方向の一端側から内方に変形させたりするということで実現した。
以下の実施例に示す方法によって製造される遊技用コインについては、上記の特許文献1(特開2003−126535号公報)に記載されたものと同様の磁束検知材(コインとは異なる透磁率を有する識別材料から成り、任意のパターンが形成された磁束検知材)を、金属製のコインの内部に内蔵させたものであって、図1(A)に示すように、雄シェル2と雌シェル3との間に磁束検知材4が挟み込まれた状態で、コイン1の内部に磁束検知材4が内蔵されている。
そのような遊技用コインを製造するための以下の実施例に示す方法では、コイン1の本体となる雄シェル2と雌シェル3の各部材について、図1(B),(C)に示すように、円板部3aの外縁に短円筒状の外枠部3bが形成されて凹部3cが画成された雌シェル3に対して、磁束検知材4が収納できる凹部2cを内面(下面)側に形成した雄シェル2は、その外径d1が雌シェル3の外枠部3bの内径d2よりも僅かに小さくなるように形成されている。
なお、以下の実施例に示す方法によって製造される遊技用コインは、具体的には、外径が20〜45mmで厚みが1.3〜3.2mm程度のものであり、コイン本体を構成する雄シェル2と雌シェル3とは、何れも、それぞれ非磁性の金属板から打ち抜き加工によりプレス成形されるものであって、重量感やコイン強度やプレス成形性等の観点から、雄雌シェルを成形するための金属材としては、板厚が0.3〜1.2mmの範囲の非磁性金属板を使用している。
雄雌シェルを成形するための非磁性金属板としては、比較的容易に入手できるという点で、例えば、Cr:14〜20質量%、Ni:7〜115質量%、及び、残部不可避的不純物とFeを主成分とする非磁性オーステナイト系ステンレス鋼が好ましく、特に、Cr:16〜19質量%、Ni:9〜14質量%、及び、残部不可避的不純物とFeを主成分とする非磁性オーステナイト系ステンレス鋼は、硬度が比較的低く、打ち抜き加工性や刻印性に優れるために好適である。
また、非磁性ステンレス鋼としてMnを含有するNi節約型の200系のステンレス鋼も好ましく、特にJIS−SUS202(5Ni、8Mn)に代表される鋼は、300系の非磁性ステンレス鋼の特性を安価に達成できる鋼であって、コイン用材料として好適である。さらに、Cuを添加した極低C、N成分系のオーステナイト系ステンレス鋼もコイン用材料として適しており、打ち抜き加工によるプレス成形時には非常に軟質であり、通常のオーステナイト系ステンレス鋼に比較して刻印加圧力が2/3程度と低くすむため、金型寿命の点で優れており、しかも、プレス成形後には適度な硬度を維持して耐摩耗性にも優れている。
本発明の方法の第1実施例(実施例1)について説明すると、本実施例では、図に示すように、雄シェル2と雌シェル3と磁束検知材4とを材料として、スプリングで加圧された治具16と押し込み用の治具17とにより、雌シェル3の凹部内に磁束検知材4が収納され、且つ、それを上から覆って蓋するように雄シェル2が充分に嵌め込まれた状態を維持しながら、押し込み用の治具17での押圧により、公転する複数のテーパーロール15の間に雌シェル3の外枠部3bを押し込むことで、図に示すように、雌シェル3の外枠部3bを、コイン厚さ方向の一端側(雄シェル2を嵌め込む側)から、コイン半径方向(図面では左右方向)で内方に変形させている。
上記のように複数のテーパーロール15でコイン本体を一体的に固定する場合、複数のテーパーロール15を使用した回転塑性加工により成形されたコインの変形量Pについては、雌シェル3から雄シェル2を脱落させないために、雌シェル3と雄シェル2との間の嵌め込みクリアランス以上とする必要があるが、一方、この変形量Pについては、コインの厚みH(雌シェル3の外枠部3bの全体の高さ)に対して、P≦0.13H(好ましくはP≦0.07H)となるようにするのが良い。
すなわち、図に示すように、複数のコイン1A,1B同士が表裏反対となり互いに接触して連続的に搬送されている状態で、それぞれのコイン1A,1B同士の接触面(雌シェル3の外枠部3bの外側面)が垂直でなく変形したものであると、その変形の度合いが大きくなればなる程、表裏反対の状態で接触しているコイン1A,1B同士の間で、一方のコイン1Aの上に他方のコイン1Bが乗り上げる可能性が高くなる。そして、そのように一方のコイン1Aの上に他方のコイン1Bが乗り上げると、搬送路のガイド間隔Lがコインの厚さHの2倍よりも大きく(L>2H)なっているような場合には、乗り上げたコイン1Bの端部がその下のコイン1Aの上に重なることで、搬送路中にコインが詰まってしまうこととなる。
そのような問題に対して、搬送中にコイン同士の接触面となる雌シェル3の外枠部3bの外側で、その変形程度(コインの厚みHに対する変形量Pの割合)をあまり大きくならないよう(P≦0.13H、好ましくはP≦0.07H)にしておけば、搬送路のガイド間隔Lがコインの厚さHの2倍よりも大きく(L>2H)なっているような場合でも、連続的に搬送されているコイン同士が表裏反対の状態で重なり合って搬送路中で詰まるのを防止することができる。
上記のような本実施例(実施例)の方法によれば、雌シェル3の外枠部3bの内径d2よりも雄シェル2を外径d1を僅かに小さくしていることで、雌シェル3の凹部3cに雄シェル2をスムーズに嵌め込むことができて、雄シェル2と雌シェル3との位置合わせを容易且つ確実に行なうことができ、しかも、雌シェル3の凹部3b内に雄シェル2が充分に嵌め込まれた状態から、雌シェル3の外枠部3bを複数のテーパーロール15の間に押し込んで、雌シェル3の外枠部3bを内方に変形させていることにより、雄シェル2と雌シェル3とが一体的に強固に固定されることとなる。
ところで、雌シェル3の外枠部3bを内方に変形させるためには、図に示すような複数のテーパーロール15により雌シェル3の外枠部3bの全周を順次に押し込む方法に限らず、例えば、図に示すように、テーパー状のアウターパンチ18と円柱状のインナーパンチ19とを備えた二重構造のパンチにより、インナーパンチ19により雄シェル2を充分に嵌め込んだ状態で、アウターパンチ18のテーパー面18aでの押圧により雌シェル3の外枠部3bの全周を同時にカシメるように内方に変形させるようにしても良い。
しかしながら、何れにしても、雌シェル3の外枠部3bを内方に変形させるような場合には、成形量(カシメ具合)の調整が不適当であると、雌シェル3の外枠部3bの変形が不充分であったり、その逆に、雌雄各シェル2,3の円板部分までも変形させたりすることで、雌シェル3から雄シェル2が脱落してコイン本体が分解してしまう可能性が大きくなる。
この点に関して、図に示すように、アウターパンチ18のテーパー面18aにより雌シェル3の外枠部3bをカシメる場合には、外枠部3bの全周を同時的に変形させることから、大きな成形荷重が必要となって、成形量(カシメ具合)の調整が難しいものとなるのに対して、図に示すように、複数のテーパーロール15の間に雌シェル3の外枠部3bを押し込む場合には、外枠部3bを周方向で部分的に順次に変形させることから、小さな成形荷重で成形することができて、成形量(カシメ具合)の調整を容易に行なうことができる。
本発明の方法の第実施例(実施例)について説明すると、本実施例では、図(A),(B)に示すように、雄シェル2と雌シェル3と磁束検知材4とを材料として、雌シェル3の凹部内に磁束検知材4が収納され、且つ、それを上から覆って蓋するように雄シェル2が充分に嵌め込まれた状態を維持しながら、コイン1を保持するための一定幅の溝20aを外周面に形成した平面円形状のインナーガイド20と、入口側から出口側に向けて徐々に幅が狭くなる溝21aを内周面に形成した平面円弧状のアウターガイド21とにより、コイン1の外周端部を各ガイド20,21の溝20a,21aに案内させた状態で、コイン1を回転させながら入口側から出口側にまで送る間に、アウターガイド21の溝21aの溝幅(溝内の傾斜面)に応じて、コイン1の外周端部(雌シェル3の外枠部3b)をテーパーリング加工(回転塑性加工の一種)している。
なお、本実施例(実施例)の方法により製造された遊技用コインについては、上記の実施例の方法により製造された遊技用コインと同様であって、図に示すように、雌シェル3の外枠部3bが、コイン厚さ方向の一端側(雄シェル2を嵌め込む側)から、コイン半径方向(図面では左右方向)で内方に変形されている。
以上、本発明の遊技用コインの製造方法の各実施例について説明したが、本発明は、上記の各実施例にのみ限定されるものではなく、例えばテーパーリング加工による方法の場合には、図(B)に示したような平面円形状のインナーガイド20と平面円弧状のアウターガイド21の使用に限らず、平行な状態で直線的に延びる一対のガイド部材を使用することによっても実施可能である。
さらに、雄シェル2の形状については、図1(B)に示すように磁束検知材4の収納する凹部2cを形成した場合、雌シェル3の凹部3c内での磁束検知材4の位置合わせが容易となり、また、雌シェル3の外枠部3bを変形させる際に雄シェル2によって磁束検知材4を充分に保護できるという利点があるが、必ずしもそのような構造に限らず、単なる円板状であっても良い等、適宜に変更可能なものであることはいうまでもない。
本発明の方法により製造する遊技用コインの一例について、(A)製造されたコインと、(B)コイン本体を構成するための雄シェルと、(C)コイン本体を構成するための雌シェルとをそれぞれ示す縦断面図。 本発明の方法の一実施例(実施例)について示す縦断面説明図。 本発明の方法の一実施例(実施例に対する比較例)について示す縦断面説明図。 本発明の方法の一実施例(実施例)について示す(A)縦断面説明図、および(B)平面説明図。 に示した実施例(実施例)の方法により変形された雌シェルの外枠部の状態を示す部分拡大縦断面図。 回転塑性加工により雌シェルの外枠部を変形させたコインを、該コインの厚みの2倍以上のガイド間隔の通路に搬送させたときの状態を示す説明図。
1 コイン
2 雄シェル
3 雌シェル
3a (雌シェルの)円板部
3b (雌シェルの)外枠部
3c (雌シェルの)凹部
4 磁束検知材

Claims (3)

  1. 識別のための磁束検知材を内蔵する遊技用コインの製造方法において、円板部の外縁に外枠部が形成された雌シェルと、雌シェルの外枠部の内径よりも僅かに小さな外径を有する雄シェルとをコイン本体として、雌シェルの外枠部と円板部とで画成された凹部内に磁束検知材が収納され、且つ、それを上から覆って蓋するように雄シェルが充分に嵌め込まれた状態から、雌シェルの外枠部を変形加工することにより、間に磁束検知材を挟み込んだ状態で雄シェルと雌シェルとを一体的に固定する際に、雌シェルの外枠部の変形加工として、雌シェルの外枠部の全周で順次に、コイン半径方向の内方に向けてロール加工することで、該外枠部をコイン厚み方向の一端側から内方に変形させるようにしたことを特徴とする遊技用コインの製造方法。
  2. 識別のための磁束検知材を内蔵する遊技用コインの製造方法において、円板部の外縁に外枠部が形成された雌シェルと、雌シェルの外枠部の内径よりも僅かに小さな外径を有する雄シェルとをコイン本体として、雌シェルの外枠部と円板部とで画成された凹部内に磁束検知材が収納され、且つ、それを上から覆って蓋するように雄シェルが充分に嵌め込まれた状態から、雌シェルの外枠部を変形加工することにより、間に磁束検知材を挟み込んだ状態で雄シェルと雌シェルとを一体的に固定する際に、雌シェルの外枠部の変形加工として、雌シェルの外枠部の全周で順次に、コイン半径方向の内方に向けてテーパーリング加工することで、該外枠部をコイン厚み方向の一端側から内方に変形させるようにしたことを特徴とする遊技用コインの製造方法。
  3. 雌シェルの外枠部の変形加工として、該外枠部の内方への変形量Pが、コインの厚みHに対して、P≦0.13Hの割合となるように、該外枠部を変形させるようにしたことを特徴とする請求項又はに記載の遊技用コインの製造方法。
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