JP4801898B2 - 排水容器 - Google Patents

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本発明は、蓋体を回転して開閉できる排水容器に関し、開口部を開いて液体を排水できる容器に関する。
収納する液体を排水できる排水容器は開発されている(特許文献1参照)。
特開2001−240149号公報
この公報に記載される容器は、開口部の周縁に基材シールを熱溶着して、上方の開口部を基材シールで閉塞している。容器の内部には焼きそばを収納している。焼きそばを食べるとき、開口部を閉塞している基材シールの一部を、熱湯を注入できる大きさに開口するまで剥離する。この状態で、開口部から容器本体に熱湯を注入する。その後、基材シールを容器本体に被せて、開口部を塞ぐ状態として、収納しているそばを熱湯に浸漬する。所定時間後に、基材シールの表面に剥離できるように付着している表面シールを基材シールから剥離する。この状態で、容器のフランジ部に設けた湯切り用開口部が開口される。容器を傾けて、湯切り用開口部から熱湯を排出する。湯切り後に、基材シールを容器本体から完全に剥離して、容器本体の開口部を大きく開き、スープや具材を焼きそばに混ぜて、食べる。
以上の構造の容器は、基材シールを容器から剥離して開口するので、簡単に開口できない。また、開口して熱湯を入れた後は、簡単に、しかも液体や内容物が漏れないように閉塞できない。また、熱湯を排水するときに、基材シールが開口されると、大きく開口されて、液体のみでなく収納している焼きそば等が一緒に排出される。このため、液体を排水するときは、容器から剥離している基材シールを、開口部を閉塞する位置に保持する必要がある。基材シールの一部を容器のフランジに係止して、基材シールで開口部を塞ぐので、基材シールで完全には開口部を塞ぐことができない。基材シールが完全に開口部を閉塞できないと、収納している焼きそば等が、容器と基材シールとの隙間から漏れて外部に排出される弊害がある。また、熱い熱湯等を排水するときに、基材シールと容器との隙間から焼きそば等が排水されないように、基材シールを容器に押し付けると、基材シールが熱湯で加熱されるので、手が熱く、簡単には基材シールを容器に押し付けできない。このため、焼きそば等を漏らすことなく、熱湯のみを速やかに排出するのに手間がかかる欠点があった。
さらに、焼きそばは、熱湯を排水して、スープや具材をかけた後、ふたたび基材シールで容器の開口部を塞ぎ、この状態で容器を揺すって、スープや具材を焼きそばに均等に分散することができる。このとき、従来の容器では、基材シールと容器の間に隙間ができて、スープが外部に飛び出し、あるいはそばが飛び出す等の欠点があった。
本発明は、この欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、簡単かつ容易に開閉して、液体を速やかに排水でき、しかも内容物を漏らさないように液体を排水でき、また、必要なときにはいつでも、開いた後も簡単かつ確実に、しかも内容物を漏らさない状態に開口部を閉塞できる排水容器を提供することにある。
本発明の請求項1の排水容器は、開口部に内面が円筒の開口壁3を有する容器本体1と、この容器本体1の開口部を閉塞する蓋体2とを備える。蓋体2は、容器本体1の開口壁3の内側に摺動自在に嵌合される周壁4を有し、この周壁4を開口壁3の内面に嵌合して容器本体1の開口部を閉塞する。排水容器は、開口壁3と周壁4の一部に排水開口5を設けており、周壁4を開口壁3の内面で摺動させて、蓋体2を容器本体1に対して回転させ、開口壁3と周壁4の排水開口5を一致させて、容器本体1の内部の液体を排水できる状態とし、かつ、蓋体2を容器本体1に対して回転させて、開口壁3と周壁4の排水開口5の位置をずらせて、容器本体1の開口部を蓋体2で閉塞するようにしている。
排水容器は、開口壁3の内面を、開口部に向かって内径を小さくする逆テーパー面6とし、周壁4の外側面を、先端に向かって外径を大きくする逆テーパー面6とすることができる。
本発明の請求項3の排水容器は、開口部に内面が円形の開口壁3を有する容器本体1と、この容器本体1の開口部を閉塞する蓋体2とを備える。蓋体2は、容器本体1の開口壁3の外側に摺動自在に嵌合される周壁4を有し、この周壁4を開口壁3の外面に嵌合して容器本体1の開口部を閉塞する。排水容器は、開口壁3と周壁4の一部に排水開口5を設けており、周壁4を開口壁3の外面に摺動させて、蓋体2を容器本体1に対して回転させ、開口壁3と周壁4の排水開口5を一致させて、容器本体1の内部の液体を排水できる状態とし、かつ、蓋体2を容器本体1に対して回転させて、開口壁3と周壁4の排水開口5の位置をずらせて、容器本体1の開口部を蓋体2で閉塞するようにしている。
排水容器は、開口壁3の外側面を、開口部に向かって外径を大きくする逆テーパー面6として、周壁4の内面を、先端に向かって内径を小さくするテーパー面とすることができる。
排水開口5は、開口壁3と周壁4の円周方向に延びる細長い形状として、開口壁3と周壁4の排水開口5を一致させてできる開口部をスリット状とし、さらに、排水開口5は、開口壁3と周壁4の円周方向に延びる細長い形状として、中間に複数の凸部7を櫛状に設けている。
容器本体1は、熱可塑性のプラスチックシートを、開口部の直径よりも深い形状に深絞り加工されたプラスチック容器とすることができる。
本発明の排水容器は、簡単かつ容易に開閉しながら、液体を速やかに排水できる特長がある。それは、本発明の排水容器が、容器本体の開口部に設けた開口壁と蓋体の周壁とを摺動自在に嵌合させて、蓋体で容器本体の開口部を閉塞すると共に、開口壁と周壁の一部に排水開口を設けており、蓋体を容器本体に対して回転させて、開口壁と周壁の排水開口を一致させて、容器本体の内部の液体を排水できる状態とし、蓋体を容器本体に対して回転させて、開口壁と周壁の排水開口の位置をずらせて、容器本体の開口部を蓋体で閉塞するようにしているからである。この構造の排水容器は、蓋体を容器本体から取り外して開口部を開口することなく、容器本体に装着した蓋体を容器本体に対して回転させるという極めて簡単な操作で排水開口を速やかに開閉できる。さらに、この排水容器は、容器本体に蓋体を装着した状態で、開口位置にある排水開口から容器内の液体を排水させるので、内容物を外部に漏らさない状態としながら、容器内の液体を速やかに排水できる特長がある。
さらに、この排水容器は、開口壁と周壁の排水開口の位置をずらせて容器本体の開口部を蓋体で閉塞する閉塞状態では、容器内の液体や蒸気等が漏れるのを有効に防止できる特長もある。
さらにまた、この構造の排水容器は、蓋体を容器本体に対して回転させて、開口壁と周壁の排水開口を一致させて液体を排水する開口部を開口するので、開口壁と周壁の位置を調節して、液体を排水する開口部の開度を簡単に調節できる特長もある。
さらに、本発明の請求項2と請求項4の排水容器は、開口壁と周壁との摺動面を逆テーパー面としているので、蓋体が容器本体から不意に抜けるのを有効に防止できる特長がある。この構造の排水容器は、たとえば、蓋体を回転させるときに、誤って蓋体が容器本体から抜けるのを防止でき、また、開口部を蓋体で閉塞する状態で容器が不意に倒れたときに、蓋体が容器本体から外れて内容物がこぼれるのを有効に防止できる特長もある。
さらに、本発明の排水容器は、開口壁と周壁の排水開口を一致させてできる開口部を円周方向に延びる細長いスリット状としているので、容器内の固形物が排水開口から排出されるのを有効に防止して、液体のみを効率よく排水できる特長がある。
さらに、本発明の排水容器は、円周方向に延びる細長い形状の排水開口の中間に凸部を設けているので、容器内の固形物が排水開口から液体と一緒に排出されるのを有効に防止できる特長がある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
ただし、図7は本発明の実施例に係るものであるが、図1ないし図6、及び図8ないし図11は本発明の実施例に係るものでなく、容器本体と蓋体との連結構造を示す参考例として例示している。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
本発明の排水容器は、焼きそばや付け麺等の麺類、トコロテンやモズク等のように、食べるときに食品を残して液体のみを排水する食品、あるいは液体と固形物とを一緒に収納して、固形物を排出することなく液体のみを排水する状態で収納する容器に使用される。
図1ないし図5に示す排水容器は、容器本体1と、この容器本体1の開口部を回転できるように嵌合して連結している蓋体2とを備える。容器本体1と蓋体2は、熱可塑性のプラスチックシートを真空成形して製作される。
容器本体1は、その開口部に沿って開口壁3を設けている。図の容器本体1は、全体の形状を、底を閉塞し、かつ底面に向かって次第に細くなるテーパー状の円筒状に成形している。上端の開口部は、プラスチックシートを下方に折り返す形状に成形して、開口部に沿って開口壁3を設けている。図の容器本体1は、開口壁3の内側に蓋体2の周壁4を摺動できる状態で接触させる構造としている。開口壁3は、回転する蓋体2を摺動させる内面を円筒状としている。
さらに、容器本体1は、図4の一部拡大断面図に示すように、開口壁3の内面を、開口部に向かって、図において上方に向かって、内径を小さくする逆テーパー面6としている。
蓋体2は、容器本体1の開口壁3の内側に摺動自在に嵌合される周壁4を有する。蓋体2は、図3の一部拡大断面図に示すように、プラスチックシートの外周縁を折り返す形状に成形して周壁4を設けている。周壁4は、容器本体1の開口壁3の内面に嵌合されて、容器本体1の開口部を閉塞する形状としている。周壁4は、開口壁3の内面に外面を隙間なく密着させて、容器本体1の開口部を閉塞する。したがって、周壁4は外面を円筒状とし、かつ周壁4の外径を開口壁3の内径にほぼ等しくしている。ただし、周壁4の外面は、開口壁3の内面に隙間なく密着するが、摺動できる状態で密着する。したがって、周壁4は、その外形を、開口壁3の内面に摺動できる状態で密着して嵌合する形状と大きさに成形している。
図の蓋体2は、周壁4の外面を、先端に向かって外径を大きくする逆テーパー面6としている。周壁4と開口壁3の逆テーパー面6は、互いに摺動できる状態で互いに密着して、蓋体2で容器本体1の開口部を閉塞する。逆テーパー面6を互いに摺動できる状態で密着させて、周壁4を開口壁3の内側に嵌着して、蓋体2を容器本体1に連結する構造は、蓋体2を回転させるときに、容器本体1から抜け落ちるのを有効に防止できる。
逆テーパー面6のテーパー角、すなわち、容器本体1の中心線に対する傾斜角αは3〜10度、好ましくは5〜10度、最適には約8度としている。開口壁3の内面と周壁4の外側面を逆テーパー面6とする排水容器は、蓋体2を抜け難い状態で、回転自在に容器本体1に連結できる。逆テーパー面6は、テーパー角αを大きくして、蓋体2を抜け難く、反対にテーパー角αを小さくして抜けやすくできる。蓋体2が抜けやすいと、蓋体2を回転するときに抜けやすくなる。反対に蓋体2が抜けにくいと、蓋体2を容器本体1から外すときに、簡単に外すことができなくなる。逆テーパー面6のテーパー角αを前述の範囲とする排水容器は、回転する蓋体2が誤って容器本体1から抜けることがなく、また容器本体1から蓋体2を外すときは、簡単に分離できる特徴がある。
さらに、図に示す排水容器は、開口壁3と周壁4の一部に排水開口5を設けている。図の排水容器は、開口壁3と周壁4の各々に、互いに対向する位置に一対の排水開口5を設けている。すなわち、容器本体1は、開口壁3にふたつの排水開口5を設け、さらに蓋体2の周壁4にもふたつの排水開口5を設けている。容器本体1の開口壁3は、一部を低くして排水開口5としている。蓋体2の周壁4も、一部を低くして排水開口5としている。蓋体2を容器本体1に対して回転させて、開口壁3と周壁4の排水開口5を一致させると、図5と図6に示すように、開口壁3と周壁4の排水開口5を介して、内部を外部に開口できるようにしている。
図の排水容器は、排水開口5を、開口壁3と周壁4の円周方向に延びる細長い形状としている。この排水容器は、図1と図5に示すように、開口壁3と周壁4の排水開口5を一致させてできる開口部がスリット状となる。また、図2に示すように、開口壁3と周壁4の排水開口5の位置をずらせると、開口壁3の排水開口5は周壁4で閉塞され、周壁4の排水開口5は開口壁3で閉塞されて、排水容器の排水開口5は液体が漏れないように閉塞される。ただし、図1と図2は、排水開口5の位置と形状とを分かりやすくするために、蓋体2を容器本体1から軸方向に分離した状態を示している。スリット状に開口される排水開口5は、ここから内容物が漏れない隙間に設計される。たとえば、焼きそばを充填する排水容器にあっては、ここからそば麺が漏れない隙間に設計される。
さらに、排水開口5は、図7に示すように、開口壁3と周壁4の円周方向に延びる細長い形状とするが、中間に凸部7を有する形状として、焼きそば等の内容物を漏らすことなく、液体のみをスムーズに排水できる。この排水開口5は、図に示すように、複数の凸部7を櫛状に配列して、内容物が漏れるのを効果的に防止できる。
以上の排水容器は、開口壁3の内側に周壁4を摺動できる状態で接触させるが、排水容器は、図8ないし図11に示すように、開口壁3の外側に周壁4を摺動させる構造とすることもできる。これ等の図に示す排水容器は、容器本体1の開口壁3の外面に蓋体2の周壁4の内面を嵌合させて、容器本体1の開口部を蓋体2で閉塞する形状としている。この排水容器は、周壁4の内面を開口壁3の外面に隙間なく密着させて、容器本体1の開口部を蓋体2で閉塞する。したがって、容器本体1は、開口壁3の外面を円筒状として、その外径を周壁4の内径にほぼ等しくし、蓋体2は、周壁4の内面を円筒状として、その内径を開口壁3の外径にほぼ等しくしている。ただし、開口壁3の外面と周壁4の内面は、隙間なく密着するが、摺動できる状態で密着する。したがって、開口壁3の外形と周壁4の内形は、開口壁3の外面と周壁4の内面が互いに摺動できる状態で密着して嵌合する形状と大きさに成形している。
さらに、排水容器は、図9一部拡大断面図に示すように、容器本体1の開口壁3の外面を、開口部に向かって、図において上方に向かって、外径を大きくする逆テーパー面6とし、蓋体2の周壁4の内面を、先端に向かって内径を小さくする逆テーパー面6としている。開口壁3と周壁4の逆テーパー面6は、互いに摺動できる状態で互いに密着して、蓋体2で容器本体1の開口部を閉塞する。
この排水容器も、開口壁3と周壁4の互いに対向する位置に一対の排水開口5を設けており、蓋体2を容器本体1に対して回転させて、開口壁3と周壁4の排水開口5を一致させると、図10と図11に示すように、開口壁3と周壁4の排水開口5を介して、内部を外部に開口できるようにしている。さらに、図示しないが、蓋体を回転させて、周壁と開口壁の排水開口の位置をずらせると、開口壁の排水開口は周壁で閉塞され、周壁の排水開口は開口壁で閉塞されて、容器本体の排水開口は液体が漏れないように閉塞される。
本発明の排水容器は、以下のようにして使用する。ただし、以下の使用例は、本発明の排水容器を焼きそばの容器として使用し、焼きそばを調理する状態を示している。
(1) 蓋体2を容器本体1から取り外して、容器本体1の開口部を開口する。容器本体1に焼きそばの麺を残して、ソースや具材の袋を取り出す。
(2) 容器本体1に所定量の熱湯を注ぎ、麺を熱湯に浸漬する。容器本体1は、たとえば、その成形時において、内面に段差やくびれ等を設けて、熱湯の供給ラインを表示することができる。
(3) 容器本体1に蓋体2を装着して、容器本体1の開口部を蓋体2で閉塞する。このとき、排水容器は、容器本体1の開口壁3の排水開口5と蓋体2の周壁4の排水開口5の位置をずらせた状態として、開口部を完全に閉塞する状態とする。排水容器は、この状態では、注入した熱湯の蒸気が漏れるのを確実に防止できる。
(4) 容器本体1を蓋体2で密閉した状態で、所定の時間経過させる。
(5) 蓋体2を容器本体1に対して回転させて、排水開口5を開口する。このとき、蓋体2の周壁4を容器本体1の開口壁3に沿って外周方向に摺動させて、開口壁3の排水開口5と周壁4の排水開口5の位置を合わせて排水開口5を開口する。
(6) 図12に示すように、開口した排水開口5を下側とする状態で、排水容器を傾けて容器内のお湯を開口された排水開口5から排水する。
(7) 湯切り後、蓋体2を容器本体1から取り外して、容器本体の開口部を開口し、ソースや具材を麺に混ぜて焼きそばとする。
以上のように、本発明の排水容器は、食品を食べるとき、あるいは、食品を調理するときに、蓋体2を容器本体1に装着した状態で、蓋体2を容器本体1に対して回転させて排水開口5を開口し、容器内の固形物を排出することなく液体のみを排水開口5から排水する。
参考例を示す排水容器であって、排水開口を開口する状態を示す分解斜視図である。 参考例を示す排水容器であって、排水開口を閉塞する状態を示す分解斜視図である。 図2に示す排水容器の蓋体の底面斜視図である。 図1に示す排水容器の一部拡大分解正面図である。 図4に示す排水容器の連結状態を示す一部拡大正面図である。 図5に示す排水容器の排水開口の拡大断面図である。 本発明の実施例にかかる排水容器の一例を示す拡大正面図である。 参考例を示す排水容器の分解斜視図である。 図8に示す排水容器の一部拡大分解正面図である。 図9に示す排水容器の連結状態を示す一部拡大断面図である。 図10に示す排水容器の排水開口の拡大断面図である。 本発明の一実施例にかかる排水容器の使用状態を示す図である。
1…容器本体
2…蓋体
3…開口壁
4…周壁
5…排水開口
6…逆テーパー面
7…凸部

Claims (5)

  1. 開口部に内面が円筒の開口壁(3)を有する容器本体(1)と、この容器本体(1)の開口壁(3)の内側に摺動自在に嵌合される周壁(4)を有し、この周壁(4)を開口壁(3)の内面に嵌合して、容器本体(1)の開口部を閉塞する蓋体(2)とを備える排水容器であって、
    前記蓋体(2)は、プラスチックシートの外周縁を折り返す形状に成形して周壁(4)を設けており、この周壁(4)は、外面を円筒状とし、かつ周壁(4)の外径を開口壁(3)の内径にほぼ等しくして、その外形を、開口壁(3)の内面に摺動できる状態で密着して嵌合する形状と大きさに成形しており、
    開口壁(3)と周壁(4)の一部に排水開口(5)を設けており、周壁(4)を開口壁(3)の内面に摺動させて、蓋体(2)を容器本体(1)に対して回転させ、開口壁(3)と周壁(4)の排水開口(5)を一致させて、容器本体(1)の内部の液体を排水できる状態とし、かつ、蓋体(2)を容器本体(1)に対して回転させて、開口壁(3)と周壁(4)の排水開口(5)の位置をずらせて、容器本体(1)の開口部を蓋体(2)で閉塞するようにしており、
    かつ、前記排水開口(5)が、開口壁(3)と周壁(4)の円周方向に延びる細長い形状で、開口壁(3)と周壁(4)の排水開口(5)を一致させてできる開口部がスリット状であって、中間に複数の凸部(7)を櫛状に設けてなる排水容器。
  2. 開口壁(3)の内面が開口部に向かって内径を小さくする逆テーパー面(6)で、周壁(4)の外側面は先端に向かって外径を大きくする逆テーパー面(6)としている請求項1に記載される排水容器。
  3. 開口部に内面が円形の開口壁(3)を有する容器本体(1)と、この容器本体(1)の開口壁(3)の外側に摺動自在に嵌合される周壁(4)を有し、この周壁(4)を開口壁(3)の外面に嵌合して、容器本体(1)の開口部を閉塞する蓋体(2)とを備える排水容器であって、
    前記容器本体(1)の上端の開口部は、プラスチックシートを下方に折り返す形状に成形して、開口部に沿って開口壁(3)を設けており、
    開口壁(3)と周壁(4)の一部に排水開口(5)を設けており、周壁(4)を開口壁(3)の外面に摺動させて、蓋体(2)を容器本体(1)に対して回転させ、開口壁(3)と周壁(4)の排水開口(5)を一致させて、容器本体(1)の内部から液体を排水できる状態とし、かつ、蓋体(2)を容器本体(1)に対して回転させて、開口壁(3)と周壁(4)の排水開口(5)の位置をずらせて、容器本体(1)の開口部を蓋体(2)で閉塞するようにしており、
    かつ、前記排水開口(5)が、開口壁(3)と周壁(4)の円周方向に延びる細長い形状で、開口壁(3)と周壁(4)の排水開口(5)を一致させてできる開口部がスリット状であって、中間に複数の凸部(7)を櫛状に設けてなる排水容器。
  4. 開口壁(3)の外側面が開口部に向かって外径を大きくする逆テーパー面(6)で、周壁(4)の内面が先端に向かって内径を小さくするテーパー面である請求項3に記載される排水容器。
  5. 容器本体(1)が、熱可塑性のプラスチックシートを、開口部の直径よりも深い形状に深絞り加工されたプラスチック容器である請求項1ないし4のいずれかに記載される排水容器。
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