JP4799904B2 - 気送微粉炭分配方法 - Google Patents

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本発明は、高炉の各羽口へ微粉炭を分配して吹き込むための気送微粉炭分配方法に関する。
高炉の各羽口へ微粉炭PC(Pulverized Coal)を吹き込むための微粉炭気送システムは、図8に示すように、コンベア1、バンカ2、切出フィーダ3からなる塊状石炭供給装置4と、ガス燃焼装置5から高温の燃焼排ガスを導入しながら切出フィーダ3から連続して導入した塊状石炭を微粉砕乾燥して、気送管路6に気送搬出する粉砕装置7とを備える。
また、気送管路6からの気送微粉炭をサイクロン8とバグフィルタ9により分離する分離装置10と、サイクロン8とバグフィルタ9で分離した微粉炭をそれぞれロータリバルブ11、12及び開閉弁13、14が介設されたダクト15、16を経て導入貯蔵する貯蔵槽17と、貯蔵槽17から切替弁18と開閉弁19〜21が介設された三叉ダクト22を介して所定順で微粉炭を導入すると共に所定量の微粉炭を導入すると上部から不活性ガスを導入して所定圧に加圧維持し、かつ、下部にも不活性ガスを導入して微粉炭を下部吐出口から気送流出する加圧タンク23a〜23cとを備える。
さらに、各加圧タンク23a〜23cの下部吐出口からの微粉炭気送流を、弁25a〜25cが介設された分岐管24a〜24b−加湿空気供給源33からの加湿空気を導入して微粉炭気送流を希釈調節する希釈器26−本管27を介して導入して、周壁に設けた分配用開口部に接続する分配支管28のそれぞれに分配し、高炉29の羽口30内ノズル31から炉内に噴出する分配装置32とを備える。
高炉への微粉炭吹き込み制御では、安定操業を実現するために各羽口への微粉炭吹き込み量が目標量になるようにする必要がある。すなわち、分配装置32の基本機能は、各分配支管28に目標流量の微粉炭気送流を分配することにある。
本件出願人は、特許文献1において、各分配支管28に補助管を挿入装着し、補助管を分配装置32の筒状本体内で筒状本体の中心に向けて突出せしめ、その突出長さを可変にすることを提案している。すなわち、分配装置32の筒状本体内では、側周壁付近で微粉炭の濃度が濃く、中心に向かうに従って濃度が薄くなる濃度分布を持っているので、そういった濃度分布を利用し、補助管の突出長さを変えることにより、補助管の先端流入口付近の濃度を変えて各分配支管28の微粉炭気送流の流量を調節するものである。
特開昭58−69620号公報
しかしながら、補助管の突出長さを制限なしに可変にすると、隣り合う補助管を突出させたときに、互いに干渉してしまい、補助管が損傷するおそれがある。
また、上述したように、分配装置32の筒状本体内では、側周壁付近で微粉炭の濃度が濃く、中心に向かうに従って濃度が薄くなる濃度分布を持っており、補助管を突出させれば、その分配支管28の微粉炭気送流の流量を低くすることができるが、補助管を制限なしに突出させたときにも流量を安定的に変化させることができる保証はない。分配装置32の基本構成については後述するが、中心付近で上昇流が、側周壁付近で下降流が発生していることや、中心に向かうに従って濃度変化量が非常に小さくなるとともに、濃度が薄くなる傾向も一定ではなくばらつき(濃くなったり、薄くなったりする)があることから、補助管の突出長さを長くしたときには分配支管28の流量変化が不安定となるおそれがある。その場合、補助管を突出させることが、分配支管28ごとの微粉炭気送流を目標流量にする目的であるにもかかわらず、逆に目標流量から離れるという結果にもなりかねない。
本発明は上記のような点に鑑みてなされたものであり、気送微粉炭分配装置の筒状本体内で筒状本体の径方向に沿ってストロークできるように各分配支管に調節管を挿入装着することにより、各分配支管の微粉炭気送流を目標流量にすることができるとともに、調節管が互いに干渉したり、高炉への微粉炭吹き込み制御が不安定になったりするのを防ぐことを目的とする。
本発明の気送微粉炭分配方法は、微粉炭気送流を下部中央から流入させ、これを上端円形壁内面に衝突させて放射状に分流変流し、側周壁内面に沿って下降させて、該側周壁に沿って所定間隔で設けた開口部から流出させる筒状本体と、前記筒状本体の各開口部から流出する微粉炭気送流を高炉の羽口に供給する分配支管と、前記各分配支管の垂直部に設けられた流量計と、前記筒状本体内で前記筒状本体の径方向に沿ってストロークできるように前記各分配支管に挿入装着された調節管とを備えた気送微粉炭分配装置を用いた気送微粉炭分配方法であって、前記すべての調節管の突出し長さが0[mm]で前記各分配支管を流れる微粉炭流量Qi(iは分配支管の番号)を前記流量計で測定し、その測定微粉炭流量から前記各分配支管の流量分配率qiを求め、その後、前記すべての分配支管を50[mm]より小さい基準位置まで突出させてから、前記各分配支管の流量分配率qiが同等になるように前記各調節管の前記筒状本体内への突出し長さを50[mm]以下の範囲内で調整することを特徴とし、前記各分配支管の流量分配率qiは、前記すべての分配支管での合計流量ΣQiを前記分配支管の本数で除した平均支管流量Q ave を求め、次式
qi=Qi/Q ave
として算出されることを特徴とする
また、本発明の気送微粉炭分配方法の他の特徴とするところは、前記各調節管の前記筒状本体内への突出し長さを30[mm]以下の範囲内で調整する点にある。
また、本発明の気送微粉炭分配方法の他の特徴とするところは、前記筒状本体の直径が600[mm]以上750[mm]以下の範囲にある点にある。
また、本発明の気送微粉炭分配方法の他の特徴とするところは、前記各調節管の前記筒状本体内への突出し長さの最大値を、隣り合う前記調節管を突出させたときに互いに干渉しないように設定する点にある。
本発明によれば、気送微粉炭分配装置の筒状本体内で筒状本体の径方向に沿ってストロークできるように各分配支管に調節管を挿入装着し、しかも各調節管の筒状本体内への突出し長さを50[mm]以下、より好ましくは30[mm]以下の範囲内で調整するようにしたので、各分配支管の微粉炭気送流を目標流量にすることができるとともに、調節管が互いに干渉したり、高炉への微粉炭吹き込み制御が不安定になったりするのを防ぐことができる。更に各分配支管の垂直部に流量計を設けたので、微粉炭が偏流しない位置で流量を測定することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。図1に、本実施形態の気送微粉炭分配装置の構成を示す。気送微粉炭分配装置は、管路11から搬送されてきた微粉炭気送流を下部中央から流入させ(矢印12)、これを上端円形壁13の内面13aの中央部に衝突させて放射状に分流変流し、側周壁14の内面14aに沿って下降させて、該側周壁14の適宜な高さ位置に所定間隔で設けた開口部15から流出させる筒状本体1と、筒状本体1の各開口部15から流出する微粉炭気送流を高炉29の羽口30(図8を参照)に供給する分配支管2と、筒状本体1内で筒状本体1の径方向に沿ってストロークできるように各分配支管2に挿入装着された調節管3とを備える。
調節管3は、例えば図2に示すように、進退移動装置50により進退移動(ストローク)を行う。図示例において、調節管3には後部外周の一部長手方向にネジ山aと被ガイド突起bを形成し、これに分配支管2の周壁の切欠部50aから螺子cを挿入して噛合せ、その螺子cに分配支管2の周壁外面に載置した小型駆動モータdを連結し、他方被ガイド突起bを分配支管2の入口部の内壁長手方向に形成したガイド51bに摺動可能に係合せしめている。制御装置100により各分配支管2の小型駆動モータdをそれぞれ制御することで、調節管3をストロークさせることができる。
なお、図2に示した進退移動装置50の構成は一例であり、他の構成、例えばモータや流体シリンダを駆動源とし、これをスクリュー機構、ラックアンドピニオン機構、スライド機構その他適宜な伝達機構を介して又は直接調節管3に連結するようにしてもよい。
本実施形態の気送微粉炭分配装置は、筒状本体1の直径Dが600[mm]以上750[mm]以下の範囲にあり、また、開口部15の数(すなわち、分配支管2の数)が高炉の羽口と同数の38本又は40本又は42本である。
ここで、各調節管3の筒状本体1内への突出し長さLに最大値Lmaxが設定されており、最大値Lmaxが50[mm]以下、より好ましくは30[mm]以下の範囲の値となっている。この場合に、各調節管3の突出し長さLが最大値Lmaxを超えないように規制する規制手段を設けてもよい。規制手段としては、例えば図2のガイド51b内にストッパを配置するような機械的な構成としてもよいし、制御装置100がセンサを介して各調節管3の突出し長さLを監視し、最大値Lmaxを超えないように制御するような電気的な構成としてもよい。
突出し長さLの最大値Lmaxは、主に下記の観点から設定される。まず、最大値Lmaxは、隣り合う調節管3を突出させたときに互いに干渉しないように設定される。本実施形態のように筒状本体1の直径Dが600[mm]以上750[mm]以下の範囲にあり、分配支管2の数が38本又は40本又は42本の場合、隣り合う調節管3をそれぞれ60[mm]程度突出させたときに互いに干渉するおそれがある。したがって、この知見からいえば、調節管3の突出し長さLの最大値Lmaxは60[mm]程度となる。もちろん、筒状本体1の直径D、分配支管2の数、調節管3の外径を取得しておけば、幾何学的に正確な値を求めることができる。
また、最大値Lmaxは、調節管3を突出させるときに微粉炭PCの流量変化が安定するように実績から求められた値に設定される。図3に示すように、各分配支管2に流量計200を配設し、調節管3の突出し長さLと流量との特性を調べてみた。流量計200としては、例えば静電容量式流量計を用いる。
流量計200を配設する場合に、図3に示すように、流量計200は配管内を流れる微粉炭が偏流しない位置、すなわち、配管内を均等に流れている位置である、垂直部であり、なおかつ、垂直部の上流側に屈曲部がある場合には、その屈曲部よりできるだけ離れた下流位置が好ましい。
図4には、1つの分配支管2において、調節管3の突出し長さLを0〜100[mm]と変化させた場合の流量変化量[%]の実測例を示す。縦軸は調節管3の突出し長さL=0[mm]、すなわち調節管3の先端流入口が壁際(側周壁14の内面14a)にあるときを100[%]とした流量変化量を表わす。
図4に示す分配支管2での実測例では、調節管3の突出し長さLが0〜50[mm]程度(より好ましくは0〜30[mm]程度)の範囲では流量変化が略リニアになるが、それを超える範囲では流量変化がほとんどなくなった。
また、図示しないが、別の実測例では、調節管3の突出し長さLが0〜50[mm]程度(より好ましくは0〜30[mm]程度)の範囲では流量変化が略リニアになるが、それを超える範囲では流量変化が非常に不安定になった(増加方向に急激に変化する)。
さらに、各分配支管2において実測を繰り返した結果、概ね調節管3の突出し長さLが0〜50[mm]程度(より好ましくは0〜30[mm]程度)の範囲では流量変化が略リニアになるが、それを超える範囲では流量変化がほとんどなくなるか、非常に不安定になることがわかった。これは、図1に示すように、筒状本体1内の中心付近で上昇流が、側周壁14付近で下降流が発生しており、また、時系列的に上昇流が偏る等の流動状況が変動することによる影響等と考えられる。
換言すれば、突出し長さLを0〜50[mm]程度(より好ましくは0〜30[mm]程度)の範囲とする場合は要求どおりの流量制御を行うことができ、分配支管2ごとの流量のばらつきを抑えて高炉の安定操業を実現することができる。しかし、それを超える範囲で調節管3をストロークさせても、要求どおりの流量制御を行うことができず、逆に要求するものとまったく相違する流量となってしまうおそれもある。したがって、この知見からいえば、調節管3の突出し長さLの最大値Lmaxは50[mm]程度(より好ましくは30[mm]程度)となる。
また、図5には、筒状本体1内の径方向での微粉炭PCの濃度変化の実測例を示す。同図に示すように、側周壁14の内面14a(壁際)からの距離が50[mm]程度(より好ましくは30[mm]程度)の範囲では濃度変化が安定しているが、それを超えて筒状本体1の中心に近くなる範囲では濃度変化が非常に鈍くなることがわかった。これは、図4に示した流量変化量[%]の実測例とも合致する。この知見からも、調節管3の突出し長さLの最大値Lmaxは50[mm]程度(より好ましくは30[mm]程度)となる。
以上述べたように、気送微粉炭分配装置の筒状本体1内で筒状本体1の径方向に沿ってストロークできるように各分配支管2に調節管3を挿入装着したので、各分配支管2の微粉炭気送流を目標流量にすることができ、さらに各調節管3の筒状本体1内への突出し長さに最大値を設定するようにしたので、調節管3が互いに干渉するのを防ぎ、各分配支管2の微粉炭気送流を確実に目標流量になるように調節して、安定した高炉操業を維持することができる。
次に、図6を参照して、気送微粉炭分配装置の制御装置100の一例について説明する。本例では、調節管3の突出し長さLの最大値Lmaxを30[mm]に設定している。
図6に示す制御装置100において、101は流量取得部であり、各分配支管2に配設された流量計200から、すべての分配支管2で調節管3の突出し長さL=0[mm](待機位置)としたときの流量Qi(i:羽口(分配支管)の番号)を取得する。
102は流量分配率算出部であり、調節管3の突出し長さL=0[mm](待機位置)としたときの実績流量分配率を算出する。例えば高炉の羽口の数が42本である場合、42本の分配支管2での合計流量をΣQiとすると、平均支管流量Qaveは、
ave=ΣQi/42
となる。そして、各分配支管2での流量分配率qiは、
qi=Qi/Qave
として算出される。表1は、高炉の各羽口に対応する実績流量分配率を表わした表、図7は高炉の各羽口に対応する実績流量分配率を表わすグラフである。
Figure 0004799904
103は進退移動制御部であり、進退移動装置50に指示を出力して調節管3をストロークさせる。進退移動制御部103では、まず、すべての分配支管2の調節管3を、突出し長さL=0[mm](待機位置)から基準位置まで突出させる。ここでは、基準位置を、突出し長さLの最大値である30[mm]の半分、すなわち15[mm]としている。このようにすべての分配支管2の調節管3を等しく15[mm]だけ突出させる場合、各分配支管2での流量分配率qiは変化しない(表1を参照)。
次に、進退移動制御部103では、流量分配率qiが1.000に対して±5[%]を超えている分配支管2において調節管3をストロークさせる。この場合に、例えば基準位置から調節管3を10[mm]前進させると−15[%]程度の流量変化となる、といったように調節管3のストローク量と流量変化との関係を過去の実績から定量的に求めておく。
表1に示す例では、羽口No.2、4、8、10〜14、17、21、27〜32、34〜37、42において、流量分配率qiが1.000に対して±5[%]を超えているため、それぞれ基準位置から調整管3をストロークさせている。具体的には、羽口No.4では流量分配率が1.155であり、15.5[%]だけ流量が多いので、調節管3を10[mm]前進させている。これにより、−15[%]程度の流量変化となるので、推定流量分配率は略1.000となる。
なお、本実施形態では制御装置100を用いた調節管3の制御を説明したが、各流量計200の値をオペレータが一定の時間ピッチ(例えば1時間ピッチ)で見て、範囲を有する目標値になっていない分配支管2については、その都度、調節管3を設定距離(例えば1[mm])調節することを繰り返して、目標値となるようにしてもよい。
本実施形態の気送微粉炭分配装置の構成を示す図である。 進退移動移動装置の構成例を示す図である。 分配支管に流量計を配設した状態を示す図である。 ある1つの分配支管における調節管の突出し長さ[mm]と流量変化量[%]の実測例を示す特性図である。 筒状本体内の径方向での微粉炭の濃度変化の実測例を示す特性図である。 気送微粉炭分配装置の制御装置の機能構成を示す図である。 高炉の各羽口に対応する流量分配率を表わすグラフを示す図である。 高炉の各羽口へ微粉炭を吹き込むための微粉炭気送システムの構成を示す図である。
符号の説明
1 筒状本体
2 分配支管
3 調節管
11 管路
13 上端円形壁
14 側周壁
15 開口部
50 進退移動装置
100 制御装置
101 流量取得部
102 流量分配率算出部
103 進退移動制御部
200 流量計

Claims (4)

  1. 微粉炭気送流を下部中央から流入させ、これを上端円形壁内面に衝突させて放射状に分流変流し、側周壁内面に沿って下降させて、該側周壁に沿って所定間隔で設けた開口部から流出させる筒状本体と、前記筒状本体の各開口部から流出する微粉炭気送流を高炉の羽口に供給する分配支管と、前記各分配支管の垂直部に設けられた流量計と、前記筒状本体内で前記筒状本体の径方向に沿ってストロークできるように前記各分配支管に挿入装着された調節管とを備えた気送微粉炭分配装置を用いた気送微粉炭分配方法であって、
    前記すべての調節管の突出し長さが0[mm]で前記各分配支管を流れる微粉炭流量Qi(iは分配支管の番号)を前記流量計で測定し、その測定微粉炭流量から前記各分配支管の流量分配率qiを求め、その後、前記すべての分配支管を50[mm]より小さい基準位置まで突出させてから、前記各分配支管の流量分配率qiが同等になるように前記各調節管の前記筒状本体内への突出し長さを50[mm]以下の範囲内で調整することを特徴とし、
    前記各分配支管の流量分配率qiは、前記すべての分配支管での合計流量ΣQiを前記分配支管の本数で除した平均支管流量Q ave を求め、次式
    qi=Qi/Q ave
    として算出されることを特徴とする気送微粉炭分配方法。
  2. 前記各調節管の前記筒状本体内への突出し長さ30[mm]以下の範囲内で調整することを特徴とする請求項1に記載の気送微粉炭分配方法。
  3. 前記筒状本体の直径が600[mm]以上750[mm]以下の範囲にあることを特徴とする請求項1又は2に記載の気送微粉炭分配方法。
  4. 前記各調節管の前記筒状本体内への突出し長さの最大値を、隣り合う前記調節管を突出させたときに互いに干渉しないように設定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の気送微粉炭分配方法。
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