JP4798599B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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    • B41J3/407Typewriters or selective printing or marking mechanisms characterised by the purpose for which they are constructed for marking on special material
    • B41J3/4073Printing on three-dimensional objects not being in sheet or web form, e.g. spherical or cubic objects
    • B41J3/40731Holders for objects, e. g. holders specially adapted to the shape of the object to be printed or adapted to hold several objects

Description

本発明は、印字ヘッドから記録媒体にインクを吐出して画像を形成する画像形成装置に関する。
記録紙などの記録媒体にインクを吐出して画像を形成するインクジェット方式の画像形成装置が広く使用されている。この画像形成装置は、インクを吐出する印字ヘッド(記録ヘッド)を備えている。この印字ヘッドには、キャリッジと共に主走査方向に移動しながらインクを吐出する走査タイプ(シリアル方式)と、固定されて停止した状態でインクを吐出する固定タイプ(ラインヘッドタイプ)とがある。一般に、走査タイプの印字ヘッドは記録媒体の幅(記録媒体搬送方向に直交する方向の長さ)よりも充分に短いが、固定タイプの印字ヘッドは記録媒体の幅よりもやや長い。
記録媒体のなかには、団扇などのように所定形状で凹凸のあるものもある。このような記録媒体にシリアル方式の印字ヘッドで画像を形成する場合、記録媒体を1つずつ搬送しながら画像を形成している(印刷している)(例えば、特許文献1参照。)。
特開平11−105272号公報
上記のように記録媒体を1つずつ搬送しながら画像を形成する場合、搬送ベルト上の位置を正確に設定することができないので、記録媒体の位置調整のために多量の手間と時間を要していたため、多量の記録媒体に画像を形成するときは長時間を要する。

本発明は、上記事情に鑑み、多量の記録媒体に高速印字できる画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の画像形成装置は、
(1)それぞれが固定された状態で多色のインクを吐出する複数台の印字ヘッドと、
(2)これら複数台の印字ヘッドからインクが吐出される所定形状の記録媒体を固定する固定部が形成された搬送ユニットとを備えたことを特徴とするものである。
ここで、
(3)前記固定部は、複数形成されたものであり、
(4)一台の前記印字ヘッドは、一つの固定部に固定された記録媒体にインクを吐出して画像を形成するものであってもよい。
また、
(5)前記複数台の印字ヘッドは、一つの固定部に固定された記録媒体にインクを吐出して画像を形成するものであってもよい。
さらに、
(6)前記搬送ユニットは、前記固定部に記録媒体が固定されたか否かを判定するためのフラグを備えたものであってもよい。
さらにまた、
(7)前記フラグは、画像形成を開始する開始位置を示すものであってもよい。
さらにまた、
(8)前記フラグは、前記固定部に記録媒体が固定されることによりオンになるものであってもよい。
さらにまた、
(9)前記固定部は、記録媒体の一部が差し込まれる溝が形成されたものであり、
(10)この溝に記録媒体の一部を差し込んで該記録媒体を前記固定部に固定することにより前記フラグをオンにするように構成してもよい。
さらにまた、
(11)前記搬送ユニットは、前記フラグがオンのときにその一部が露出する孔が形成されたものであってもよい。
さらにまた、
(12)前記孔から露出した前記フラグの一部を検出する検出センサを備えてもよい。
さらにまた、
(13)前記フラグは、前記複数の固定部それぞれに対応して配置された複数のものであり、
(14)前記孔は、前記複数のフラグそれぞれに形成された複数ものであってもよい。
さらにまた、
(15)前記複数の孔は隣接して形成されたものであってもよい。
さらにまた、
(16)前記複数台の印字ヘッドは、
(16―1)前記搬送ユニットの搬送方向に直交する幅方向に所定間隔離れて並んだ第1印字ヘッド群と、
(16―2)該第1印字ヘッド群とは前記幅方向でずれると共に前記幅方向に所定間隔離れて並んだ第2印字ヘッド群とを有するものであり、
(17)前記複数の固定部は、
(17―1)前記第1印字ヘッド群の各印字ヘッドから吐出されたインクが着弾する記録媒体を固定する第1固定部群と、
(17―2) 前記第1印字ヘッド群の各印字ヘッドからのインク吐出と同時に前記第2印字ヘッド群の各印字ヘッドから吐出されたインクが着弾する記録媒体を固定する第2固定部群とを有するものであってもよい。
さらにまた、
(18)前記複数台の印字ヘッドは、
(18―1)前記搬送ユニットの搬送方向に直交する幅方向に所定間隔離れて並んだ第1印字ヘッド群と、
(18―2)該第1印字ヘッド群とは前記幅方向でずれると共に前記幅方向に所定間隔離れて並んだ第2印字ヘッド群とを有するものであり、
(19)前記複数の固定部は、
(19―1)前記第1印字ヘッド群の各印字ヘッドから吐出されたインクが着弾する記録媒体を固定する第1固定部群と、
(19―2)前記第1印字ヘッド群の各印字ヘッドからのインク吐出とは異なるタイミングで前記第2印字ヘッド群の各印字ヘッドから吐出されたインクが着弾する記録媒体を固定する第2固定部群とを有するものであってもよい。
さらにまた、
(20)前記第1及び第2印字ヘッド群と前記搬送ユニットとを相対的に前記幅方向に所定距離ずらすことにより、前記第1及び第2固定部群に固定された記録媒体に同時にインクが吐出される第1位置、及び前記第1及び第2固定部群に固定された記録媒体に異なるタイミングでインクが吐出される第2位置双方のうちのいずれか一方の位置になるものであってもよい。
本発明によれば、記録媒体のサイズが大きいときは、この記録媒体に形成される画像を分割して、この分割された画像それぞれを複数台の印字ヘッドで分けて形成できるので、搬送ユニットの固定部に記録媒体を固定して搬送しながら複数台の印字ヘッドからインクを吐出することにより高速で画像形成できる(高速印字できる)。このため、多量の記録媒体に短時間で画像を形成できる。また、記録媒体のサイズが小さいときは、複数台の印字ヘッドそれぞれが一つの記録媒体に画像を形成できるので、多量の記録媒体に高速印字できる。
本発明は、団扇などの凹凸のある記録媒体に画像を形成する印刷装置に実現された。
図1から図3までを参照して、本発明の画像形成装置の一例である印刷装置10を説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の一例である印刷装置を模式的に示す平面図である。図2は、図1の印刷装置の待機状態を模式的に示す正面図である。図3は、図1の印刷装置の印刷時状態を模式的に示す正面図である。
印刷装置10は、この印刷装置10に画像情報を送るホストPC(パソコン)(図示せず)に接続されており、記録媒体にインクを吐出する印字ヘッド(ラインヘッド)が搭載されたユニットホルダ20と、団扇などの記録媒体を矢印A方向(搬送方向)に搬送する搬送ユニット50を備えている。ユニットホルダ20には、複数台(ここでは6台)の印字ヘッド21,22,23,24,25,26が搭載されており、各印字ヘッド21〜26は固定された状態で団扇などの記録媒体にインクを吐出する。6台の印字ヘッド21〜26は、搬送方向(矢印A方向)に直交する幅方向(矢印B方向)に所定間隔離れて並んだ第1印字ヘッド群21,23,25と、この第1印字ヘッド群21,23,25とは幅方向でずれると共に幅方向に所定間隔離れて並んだ第2印字ヘッド群22,24,26とからなる。上記の所定間隔は、1台の印字ヘッドの幅(矢印B方向の長さ)に相当する間隔である。従って、6台の印字ヘッド21〜26は千鳥状に配置されていることとなる。
各印字ヘッド21〜26は同じ形状であるので印字ヘッド21について説明する。
印字ヘッド21には、図2と図3に示すように、矢印B方向の長さが4インチ(約10cm)のラインヘッド21Y(イエロー),21M(マゼンタ),21C(シアン),21K(ブラック)が固定されている。また、印字ヘッド21の近傍には、インク吐出状態を初期の吐出状態に回復させるための回復ユニット31が配置されている。印字ヘッド21と回復ユニット31とでヘッドユニット41が構成されている。他の印字ヘッド22〜26もそれぞれヘッドユニットを構成している。印刷しない時(待機時)又はヘッド回復処理時は、図2に示すように、回復ユニット31のキャップ(図示せず)によってラインヘッド21Y,21M,21C,21Kのインク吐出面を塞いでいる。印刷時では、図3に示すように、回復ユニット31が、搬送方向とは反対方向に移動し、ラインヘッド21Y,21M,21C,21Kが回復ユニット31の孔を貫通して搬送ユニット50の近くまで下降する。この状態で画像が形成(印刷)される。印刷が終了した後は、上記とは逆の順で動作して図2の状態となり、ラインヘッド21Y,21M,21C,21Kのインク吐出面がキャップで塞がれる。
ラインヘッド21Y,21M,21C,21Kはその特性上、各ヘッドのノズルからインクを吐出させて印刷するので、ノズルから連続して確実にインクを吐出し続けられるように、ラインヘッドを加圧してインクを循環させて回復する加圧循環回復、印刷前に予備吐出を行う予備吐回復、ワイパーブレード(図示せず)でラインヘッド表面をワイプするワイプ回復等を定期的に行う必要がある。これらの回復動作は、図2の状態において、回復ユニット31を動作させて、回復ユニット31に取り付けられたワイパーブレード(図示しない)を用いて実施される。
上記したように印字ヘッド21〜26にはそれぞれ、矢印B方向の長さが4インチ(約10cm)のラインヘッド21Y〜26Y,21M〜26M,21C〜26C,21K〜26Kが固定されている。このため、印刷装置10では、最大幅(矢印B方向の最大長さ)24インチ(約60cm)の画像を形成できる。搬送ユニット50には、2つの団扇P1,P2を固定する2つの固定部60,60(図8等参照)が形成されている。この固定部60については後述する。
団扇P1には星型の図形PSが形成されている。この図形PSは3つの印字ヘッド21,22,23で形成されている。この場合、図形PSは、3つの印字ヘッド21,22,23に対応するように3分割されて形成されている。一方、団扇P2には「祭」の文字PWが形成されている。この文字PWは、1台の印字ヘッド25のみから形成されている。このように一つの固定部60に固定された団扇P1に複数台(ここでは3台)の印字ヘッド21,22,23からインクを吐出して画像を形成できるし、また、一つの固定部60に固定された団扇P2に1台の印字ヘッド25からインクを吐出して画像を形成できる。
固定部60は、搬送ユニット50の固定フレーム52に形成されている。この固定フレーム52には、後述するフラグ70が露出する監視孔52a,56が形成されている。また、固定フレーム52には、監視孔52aから露出したフラグ70を検出する検出センサ72が配置されており、同様に、監視孔52aから露出したフラグ70を検出する検出センサ72が配置されている。上記のフラグ70は、固定部60に団扇が装着されたか否かを検出(判定)するため、及び、画像形成(印刷)を開始する開始位置を示すためのものである。なお、固定フレーム52は、ベルト51などに載置されて矢印A方向に搬送される。
検出センサ72からの検出信号は印字ヘッド21,22,23に送信され、この送信されてきた検出信号に基づいて印字ヘッド21,22,23は動作する。また、検出センサ72からの検出信号は印字ヘッド24,25,26に送信され、この送信されてきた検出信号に基づいて印字ヘッド24,25,26は動作する。
図4と図5を参照して、ラインヘッドに形成されたノズルの配置について説明する。
図4は、ラインヘッドに形成されたノズルの一例を模式的に示す底面図である。図5は、ラインヘッドに形成されたノズルの他の例を模式的に示す底面図である。ここでは、印字ヘッド21のラインヘッド21Kと印字ヘッド22のラインヘッド22Kを例に挙げて説明するが、他のラインヘッド21C等でも同様である。
ラインヘッド21K,22Kには、図4に示すように、幅方向(矢印B方向)に複数のノズル21Kn,22Knが形成されている。ラインヘッド21Kの複数のノズル21Knからはインク滴21Kiが団扇P1(図1参照)に吐出される。ラインヘッド22Kの複数のノズル22Knからはインク滴22Kiが団扇P1(図1参照)に吐出される。このようなインク滴21Ki,22Ki等によって、図1に示す図形PSが団扇P1に形成される。なお、図4に示すように、各ノズル21Kn,22Kn等から団扇P1にインク滴21Ki,22Ki等が、矢印B方向に延びる一直線状に吐出された場合は、団扇P1には横線が印刷される。
ラインヘッド21K,22Kでは、他のラインヘッド23K,24Mも同様であるが、矢印B方向の一端21Ke,22Keからやや離れた位置に、複数のノズル21Kn,22Knの端のものが形成されている。このため、6台の印字ヘッド21〜26を横一例に配置した(矢印B方向に一例に並べた)場合、ラインヘッド21Kの一端21Keから、この一端21Keに最も近いノズル21Knまでの間(間隔)にはインクを吐出できないこととなる。ラインヘッド22Kについても同様である。このような不具合を無くすために、図4に示すように、6台の印字ヘッド21〜26を千鳥状に配置した。この結果、6台の印字ヘッド21〜26の間では、全ての領域にインクを吐出できる。
図5に示すラインヘッド21Kのノズル21Knとラインヘッド22Kのノズル22Knには、搬送方向(矢印A方向)でみたときに一部が重なっているノズルがある。図5では、ノズル21Knのうちの4つのノズル21KnBが、ノズル22Knのうちの4つのノズル22KnBに重なっている。従って、4つのノズル21KnBから吐出されたインクは、4つのノズル22KnBから吐出されたインクと同じ位置に着弾することとなる。同様に、4つのノズル21KnAが4つのノズル22KnAに重なっている。
4つのノズル21KnBと4つのノズル22KnAは、ラインヘッド21K,22Kの取り付け誤差に起因して、これらが幅方向(矢印B方向)にずれた場合に補正できるようなレジ調整用のノズルである。例えば、ラインヘッド21Knが図5の左方向に1ドット分(ノズル1つ分)ずれていた場合は、4つのノズル21KnAの右から3つ、及びノズル21KnBの一番左のノズルからインクを吐出することによりインク滴21kiを形成する。この場合、4つのノズル22KnAは使用しない(インクを吐出しない)。なお、上記の例では、6台の印字ヘッド21〜26は、図1に示すように配置されているが、印刷の方向、印刷データの転送順などを考慮して適宜に変更してもよい。
図6を参照して、印字ヘッド21及びその回復ユニット31(これらを印刷装置ヘッドモジュールという)を制御する基板について説明する。なお、他の印字ヘッド22〜26及びそれらの各回復ユニットについても同様であるので、その説明は省略する。
図6は、印字ヘッド及びその回復ユニットを制御する基板を示すブロック図である。
印字ヘッド21及びその回復ユニット31を制御するための基板100はCPU102を備えている。このCPU102は、フラッシュメモリ104に格納されているプログラムで動作する。基板100には、外部のパーソナルコンピュータPCから印刷データが送られてくる。この印刷データは、USB制御部108を介して受信され、メモリ106に一旦展開されて所定の処理が施される。この処理が施された印刷データはヘッド制御部110に送信され、送信された印刷データに基づいて印刷が実行される。なお、印刷の際には、各種のモータやセンサをモータ制御部112やセンサ制御部114を用いて制御することにより、印字ヘッド21及びその回復ユニット31等を総括的に制御しながら印刷を実行する。フラッシュメモリ104には、USB通信で用いられる、印刷装置ヘッドモジュールのシリアル番号が格納されている。この基板100は、各印字ヘッド21〜26に対応する印刷装置ヘッドモジュールそれぞれに搭載されており、PCから送信されてきた印刷データに基づいて各印刷装置ヘッドモジュールそれぞれのデータが印刷される。
図7を参照して、パーソナルコンピュータPCと6つの印刷装置ヘッドモジュールを備えた印刷システムについて説明する。
図7は、パーソナルコンピュータPCと6つの印刷装置ヘッドモジュールを備えた印刷システムを示すブロック図である。
パーソナルコンピュータPCに内蔵されたソフトウェアによって生成された印刷画像は6分割されて、USB HUB116を介して印刷装置ヘッドモジュール121〜126それぞれに送信される。6分割された印刷画像を記録媒体に印刷する一例を、上記した図1を参照して説明する。
団扇P1、P2が載置された固定フレーム52は、矢印B方向において等しい面積の6つの画像形成領域52−1、52−2、52−3、52−4、52−5、52−6に等分されている。画像形成領域52−1は印字ヘッド21の下方を通過し、団扇P1のうち画像形成領域52−1に位置する部分には、印字ヘッド21からインクが吐出される。即ち、記録媒体のうち画像形成領域52−1に存在する部分には、印字ヘッド21から吐出されたインクによって画像が形成される。以下、同様に、記録媒体のうち画像形成領域52−2(52−3、52−4、52−5、52−6)に存在する部分には、印字ヘッド22(23、24、25、26)から吐出されたインクによって画像が形成される。図1に示す印刷画像PS、PWを印刷する場合、印刷装置ヘッドモジュール121〜126に印刷データを送信するときは、印刷装置ヘッドモジュール121〜126が有するシリアル番号などを利用して印刷装置ヘッドモジュール121〜126の接続や位置を検出し、印刷装置ヘッドモジュール121〜126それぞれに対応した印刷データを送信して画像を形成(印刷)する。
図7を参照して、USB HUB116を用いて印刷装置ヘッドモジュール121〜126を接続した例について説明したが、パーソナルコンピュータPCにROOT HUBが複数接続され、USBの接続ポートが6個以上構成されている場合では、USB HUB116を用いずに、パーソナルコンピュータPCに直接接続してもよい。なお、印刷装置ヘッドモジュールの接続台数に応じて、パーソナルコンピュータPCの複数の接続ポート及びUSB HUB116を併用しても同様に実現できる。
図8から図12までを参照して、固定フレーム52について説明する。
図8は、団扇を固定する固定部を示す斜視図である。図9は、図8の固定部とフラグを示す平面図である。図10は、団扇が固定された固定部を示す平面図である。図11は、固定部の溝を示す斜視図である。図12は、フラグの形状を示す平面図である。
固定フレーム52には、団扇P1が固定される固定部60が形成されている。この固定部60は凹部(穴)になっており、この凹部に団扇P1が装着されて固定される。固定部60は、図10に示すように団扇P1の円形部分が装着される円形部60aと、団扇P1の柄が装着される長方形部60bとで構成されている。円形部60aには、団扇P1の円形部分の周縁部が挿入される円弧状の溝62が形成されている。この溝62の中央部(団扇P1の円形部分の先端部に相当する部分)からは、矢印A方向に延びる直線状のフラグ70が配置されている。なお、上記した長方形部60bは、ゴム等の弾性があってすべりの少ない部材で構成されている。また、固定部60に団扇P1を固定させるに際しては、先ず、円形部60aに団扇P1の円形部分を装着し、続いて、長方形部60bに団扇P1の柄を装着する。なお、フラグ70は、1つの固定部60に対応して配置されており、図1に示す固定フレーム52には2つの固定部60が形成されているので、2つのフラグ70が配置されている。
フラグ70は固定フレーム52の内部に配置されており、団扇P1の着脱に応じて矢印A方向又はその反対方向に移動するように構成されている。フラグ70のうち溝62よりも矢印A方向の下流側の部分には、移動板75が固定されている。移動板75は、フラグ70に直交して(矢印B方向に)延びており、フラグ70と一体に形成されている。移動板75の長手方向両端部にはそれぞれ、ばね74,74の一端部が固定されている。ばね74,74の長手方向他端部は固定フレーム52に固定されている。このばね74,74は、移動板75を矢印A方向の上流側に付勢している。即ち、フラグ70は、矢印A方向とは反対の方向に、ばね74,74によって押されている(付勢されている)。また、固定フレーム52のうち、フラグ70の矢印A方向下流側部分(先端部70a)の上方に対応する部分には、フラグ70を監視するための監視孔(監視窓)52aが形成されている。フラグ70の先端部70aは、固定部60に団扇P1が装着されたときに監視孔52aから露出して固定フレーム52の上方から観察(監視)される。従って、監視孔52aからフラグ70が露出しているとき(フラグ70がオンのとき)は、固定部60に団扇P1が固定されていることとなる。一方、固定部60に団扇P1が固定されていないときは、ばね74,74によって移動板75と共にフラグ70が矢印A方向上流側(矢印A方向とは反対方向)に押されるので、監視孔52aからフラグ70は露出していない。従って、監視孔52aからフラグ70が露出していないとき(フラグ70がオフのとき)は、固定部60に団扇P1が固定されていないこととなる。なお、監視孔52aは一つのフラグ70に1つ形成されており、複数のフラグ70が配置されているときは、これら複数のフラグ70それぞれに一つの監視孔52aが形成されている。
フラグ70のうち、矢印A方向上流側の後端部70bは、固定部60に団扇P1が固定されていないときは固定部60の溝62に突出している。固定部60に団扇P1が固定されることにより、団扇P1がフラグ70の後端部70bを矢印A方向に押すので、ばね74,74の付勢力に打ち勝って、移動板75と共にフラグ70が矢印A方向に押される。固定部60に固定されている団扇P1が固定部60から取り外されたときは、ばね74,74によって移動板75と共にフラグ70が矢印A方向とは反対方向に押されるので、フラグ70の後端部70bが溝62に突出すると共に、監視孔52aからフラグ70の先端部70aが露出しない。上記の固定フレーム52の全体を黒色(または、監視孔52aの周辺部のみを黒色)にし、フラグ70の全体を黒色(または、監視孔52aから露出する先端部70aのみを黒色)にすることにより、監視孔52aからフラグ70の先端部70aが露出しているか否かを容易に且つ正確に判断できる。
監視孔52aから露出したフラグ70の先端部70aは、団扇P1に印刷を開始する印刷開始位置の指標にもなる。固定フレーム52の上方には、図1に示すように,監視孔52aから露出したフラグ70の先端部70aを検出する検出センサ72が配置されて固定されている。固定部60に団扇P1が固定されて監視孔52aからフラグ70の先端部70aが露出しているときは、固定フレーム52が矢印A方向に移動中に検出センサ72が先端部70aを検出するので、この検出信号に基づいて印刷が開始される。検出センサ72としては、透過型センサ及び反射型センサのいずれでもよい。また、監視孔52aから露出したフラグ70の先端部70aを検出できるセンサであれば他のタイプのセンサでもよい。
また、固定フレーム52の全体を白色(監視孔52aから見える内部も白色)にし、フラグ70の先端部70aを黒色、先端部70a以外のフラグを白色にすることにより、団扇P1が固定部60に固定されているか否か、検出センサ72による先端部70aの検出の有無を白色、黒色の2値で判断できる。なお、固定フレーム52及びフラグ70の色を白色又は黒色にする例について述べたが、色を限定するものではなく、検出センサ72によって先端部70aが検出できるものであればよい。
図9や図10に示すフラグ70は直線状(棒状)のものであるが、図12に示すように、この棒状のフラグ70と折れ曲がったフラグ80を併用することにより、2つの監視孔52aを隣接して形成できるので、2つの固定部60,60それぞれに団扇P1、P2が固定されているか否かの検出位置を近接させられる。この場合、検出センサ72を一箇所にまとめて配置できる。
以上説明したように、印刷装置10を使用することにより、骨組みと紙を張り合わせて団扇P1、P2を組み立てた後に印刷することができ、一旦印刷された団扇にも追加でオンデマンドに印刷することが可能となる。また、団扇のように異型で、凹凸のある物品でも、多数の固定部60を形成しておくことにより大量に印刷することが可能である。さらに、従来のシリアルプリンタと呼ばれるインクジェットプリンタのように複数パスで1つの画像を印刷せず、1パスで複数の印刷物を同時に印刷することにより、より高速に印刷することもできる。さらにまた、複数の印字ヘッドユニットを用いた印刷装置を用いることにより、うちわ等の印刷物の大きさ、形にも制限なく印刷することが可能である。さらにまた、団扇等の印刷物を固定フレーム52に装着することにより、印刷物の位置、装着の有無を判別できる。さらにまた、固定フレーム52を他の固定部が形成された固定フレームに交換するだけで、あらゆる形、大きさ、同時印刷枚数に対応することが可能である。
実施例1の印刷装置10では、印字ヘッド21及びその回復ユニット31を備えた印刷装置ヘッドモジュールを6台用いて2枚の団扇P1、P2に同時に印刷する例について説明したが、印刷装置ヘッドモジュールを6台以上配置して、2枚以上の団扇を同時に印刷できるように構成してもよい。また、印刷装置ヘッドモジュールの台数を削減して、団扇の連続印刷枚数を削減してもよい。さらに、実施例1では、6台の印刷装置ヘッドモジュールを用いて印刷する例について述べたが、印刷装置ヘッドモジュールは6台に限定されるものではなく、印刷物の大きさや数に応じて横方向(矢印B方向)に台数を増やして印刷することもできる。さらにまた、2枚の団扇P1、P2を横に並べて(矢印B方向に並べて)印刷する方式について述べたが、複数の団扇を矢印A方向にも交互に並べ、間隔を狭めて同時に印刷できる枚数を増やすこともできる。なお、団扇P1、P2のサイズは限定されるものではなく、大きな団扇1枚を更に複数の印刷装置ヘッドモジュールで分割して印刷することもでき、複数舞の小さな団扇を同時に、且つ、交互に印刷することもできる。
実施例1の印刷装置10では印刷装置ヘッドモジュールを交互に一列に並べて印刷する方法について述べたが、印刷装置ヘッドモジュールを縦方向(矢印A方向)に複数列並べて、縦方向にも画像分割してもよく、この場合、例えば、1列目に配置された画像は1列目の印刷装置ヘッドモジュールで印刷し、2列目に配置された画像は2列目の印刷装置ヘッドモジュールで印刷することによりさらに高速に印刷することもできる。なお、実施例1では、団扇に印刷する例を説明したが、団扇に限定されるものではなく、扇子、柄のない紙うちわ等、固定フレーム60で固定でき、凹凸が極端に大きなものでなければ同様にして印刷可能である。
図13と図14を参照して本発明の実施例2を説明する。
図13は、実施例2の画像形成装置の搬送ユニットと印刷装置ヘッドモジュールを模式的に示す平面図である。図14は、図13の搬送ユニットの印字ヘッドが回復中の状態を模式的に示す平面図である。これらの図では、図1に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号が付されている。なお、図13と図14では、ユニットホルダ20が矢印A方向に移動しているように見えるが、ユニットホルダ20は固定されて動かずに、固定フレーム152が矢印A方向に所定速度で移動している。また、ユニットホルダ20や印字ヘッド21〜26などの構成は、図1等に示す印刷装置10と同様であるので、ここでは、実施例1との相違点を説明する。
実施例2の画像形成装置は、搬送ユニット150の固定フレーム152に特徴がある。実施例1では、1枚の団扇P1(又はP2)に3台の印刷装置ヘッドモジュールで印刷する例について述べたが、実施例2の画像形成装置では、1枚の団扇に1台の印刷ヘッドモジュールで印刷する。
実施例1で説明したように、6台の印字ヘッド21〜26は、搬送方向(矢印A方向)に直交する幅方向(矢印B方向)に所定間隔離れて並んだ第1印字ヘッド群21,23,25と、この第1印字ヘッド群21,23,25とは幅方向でずれると共に幅方向に所定間隔離れて並んだ第2印字ヘッド群22,24,26とからなる。一方、固定フレーム152には、第1印字ヘッド群21,23,25の各印字ヘッドから吐出されたインクが着弾する記録媒体を固定する第1固定部群152−1,152−2,152−3と、この第1印字ヘッド群152−1,152−2,152−3の各印字ヘッドからのインク吐出と同時に第2印字ヘッド群22,24,26の各印字ヘッドから吐出されたインクが着弾する記録媒体を固定する第2固定部群152−4,152−5,152−6が形成されている。第1固定部群152−1,152−2,152−3と第2固定部群152−4,152−5,152−6は矢印A方向に交互に複数形成されている。
図13に示すように第1固定部群152−1,152−2,152−3に固定された団扇P3,P3,P3の上方に第1印字ヘッド群21,23,25が位置すると共に、第2固定部群152−4,152−5,152−6に固定された団扇P4,P4,P4の上方に第2印字ヘッド群22,24,26が位置しているときに、各印字ヘッドからインクを吐出することにより、複数の団扇(図13では6枚の団扇)に同時に画像を形成でき(印刷でき)、高速印刷を実現できる。
また、図14に示すように、6枚の団扇P3,P3,P3,P4,P4,P4に印刷されてから、次の6枚の団扇P3’,P3’,P3’,P4’,P4’,P4’が第1印字ヘッド群21,23,25と第2印字ヘッド群22,24,26に到達するまでに間は、印刷の休止期間となるので、各印字ヘッドを回復処理できる。このため、連続した高速印刷も可能である。なお、印刷装置10の回復に時間を要する場合は、団扇P3,P3,P3から団扇P3’,P3’,P3’まで、及び団扇P4,P4,P4から団扇P4’,P4’,P4’までの距離を長くすることにより、休止期間を延長することもできる。
図15と図16を参照して本発明の実施例3を説明する。
図15は、実施例3の画像形成装置の搬送ユニットと印刷装置ヘッドモジュールを模式的に示す平面図である。図16は、図15の搬送ユニットの印字ヘッドが回復中の状態を模式的に示す平面図である。これらの図では、図1に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号が付されている。なお、図15と図16では、ユニットホルダ20が矢印A方向に移動しているように見えるが、ユニットホルダ20は固定されて動かずに、固定フレーム252が矢印A方向に所定速度で移動している。また、ユニットホルダ20や印字ヘッド21〜26などの構成は、図1等に示す印刷装置10と同様であるので、ここでは、実施例1との相違点を説明する。
実施例3の画像形成装置は、搬送ユニット250の固定フレーム252に特徴がある。実施例1では、1枚の団扇P1(又はP2)に3台の印刷装置ヘッドモジュールで印刷する例について述べたが、実施例3の画像形成装置では、1枚の団扇に1台の印刷ヘッドモジュールで印刷する。
実施例1で説明したように、6台の印字ヘッド21〜26は、搬送方向(矢印A方向)に直交する幅方向(矢印B方向)に所定間隔離れて並んだ第1印字ヘッド群21,23,25と、この第1印字ヘッド群21,23,25とは幅方向でずれると共に幅方向に所定間隔離れて並んだ第2印字ヘッド群22,24,26とからなる。一方、固定フレーム252には、第1印字ヘッド群21,23,25の各印字ヘッドから吐出されたインクが着弾する記録媒体を固定する第1固定部群252−1,252−2,252−3と、この第1印字ヘッド群252−1,252−2,252−3の各印字ヘッドからのインク吐出とは異なるタイミングで第2印字ヘッド群22,24,26の各印字ヘッドから吐出されたインクが着弾する記録媒体を固定する第2固定部群252−4,252−5,252−6が形成されている。第1固定部群252−1,252−2,252−3と第2固定部群252−4,252−5,252−6は矢印A方向に交互に複数形成されている。
図15に示すように第1固定部群252−1,252−2,252−3に固定された団扇P5,P5,P5の上方に第1印字ヘッド群21,23,25が位置しているときは、第2固定部群252−4,252−5,252−6に固定された団扇P6,P6,P6は第2印字ヘッド群22,24,26に到達していない。この場合、第2印字ヘッド群22,24,26の各印字ヘッドを回復処理できる。第1印字ヘッド群21,23,25からインクを吐出して団扇P5,P5,P5に印刷した後に、図16に示すように、団扇P6,P6,P6は第2印字ヘッド群22,24,26に到達する。第2印字ヘッド群22,24,26からインクを吐出して団扇P6,P6,P6に印刷しているときは、第1印字ヘッド群21,23,25の下方には団扇は無いので、これらの印字ヘッドを回復処理できる。
上記のように第1固定部群252−1,252−2,252−3と第2固定部群252−4,252−5,252−6を形成することにより、印刷装置の同時印刷台数を半分にすることができるので、消費電力を低減することができる。
図17を参照して本発明の実施例4を説明する。
図17は、実施例4の画像形成装置の搬送ユニットと印刷装置ヘッドモジュールを模式的に示す平面図である。この図では、図16に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号が付されている。
実施例2では、図13や図14に示すように団扇を矢印A方向に狭い間隔で配置して高速印刷を実現したが、これほど高速印刷の必要はなく、回復処理のための休止期間も一定の場合について説明する。この場合は、図16に示すユニットホルダ20を矢印B1方向(搬送方向に向かって右側の方向)にずらすか、あるいは、固定フレーム252を矢印B2方向(搬送方向に向かって左側の方向)にずらず。これにより、図17に示すように、6枚の団扇P7〜P8に同時に印刷できて高速印刷を実現できる。即ち、第1印字ヘッド群21,23,25及び第2印字ヘッド群22,24,26と搬送ユニット250とを相対的に幅方向(矢印B方向)に所定距離ずらすことにより、第1固定群252−1,252−2,252−3及び第2固定部群252−4,252−5,252−6に固定された6枚の団扇P7〜P8に同時にインクが吐出される第1位置、及び第1固定群252−1,252−2,252−3及び第2固定部群252−4,252−5,252−6に固定された6枚の団扇P7〜P8に異なるタイミングでインクが吐出される第2位置双方のうちのいずれか一方の位置になる。なお、実施例2から4までは、印刷開始位置、団扇の装着有り無しフラグ70(図8等参照)についての構成については記載していないが、実施例1のフラグと同様のものが配置されている。
以上説明してきたように、1つの印字ヘッドを有する1台の印刷装置ヘッドモジュールで1枚の団扇に印刷できる印刷装置では、実施例4のような配置をして印刷することにより高速印刷を実現できる。また、実施例3のように配置を変えることによって低消費電力印刷も実現できる。このように、一つの固定フレーム252を用いても、団扇を搬送する位置をずらすだけで、高速印刷モード、低消費電力印刷モードを容易に切り替えることができる。
上記の実施例2〜4では、1つの印字ヘッドで一枚の団扇に印刷できる例について説明したが、1台の印字ヘッドで2枚以上の団扇に印刷できる印刷装置も実現可能であり、2台以上の印字ヘッドで1枚の団扇に印刷する場合にも同様に実現可能であり、印刷装置ヘッドモジュールの印刷可能幅、及び団扇などの印刷物のサイズは限定されない。
本発明の画像形成装置の一例である印刷装置を模式的に示す平面図である。 図1の印刷装置の待機状態を模式的に示す正面図である。 図1の印刷装置の印刷時状態を模式的に示す正面図である。 ラインヘッドに形成されたノズルの一例を模式的に示す底面図である。 ラインヘッドに形成されたノズルの他の例を模式的に示す底面図である。 印字ヘッド及びその回復ユニットを制御する基板を示すブロック図である。 パーソナルコンピュータPCと6つの印刷装置ヘッドモジュールを備えた印刷システムを示すブロック図である。 団扇を固定する固定部を示す斜視図である。 図8の固定部とフラグを示す平面図である。 団扇が固定された固定部を示す平面図である。 固定部の溝を示す斜視図である。 フラグの形状を示す平面図である。 実施例2の画像形成装置の搬送ユニットと印刷装置ヘッドモジュールを模式的に示す平面図である。 図13の搬送ユニットの印字ヘッドが回復中の状態を模式的に示す平面図である。 実施例3の画像形成装置の搬送ユニットと印刷装置ヘッドモジュールを模式的に示す平面図である。 図15の搬送ユニットの印字ヘッドが回復中の状態を模式的に示す平面図である。 実施例4の画像形成装置の搬送ユニットと印刷装置ヘッドモジュールを模式的に示す平面図である。
符号の説明
10 印刷装置
21,23,25 第1印字ヘッド群
22,24,26 第2印字ヘッド群
52 固定フレーム
60,152−1〜152−6,252−1〜252−6 固定部
152−1,152−2,152−3,252−1,252−2,252−3 第1固定群
152−4,152−5,152−6,252−4,252−5,252−6 第2固定部群
70 フラグ
72 検出センサ
P1〜P8 団扇

Claims (2)

  1. それぞれが固定された状態で、異なる色のインクを吐出することにより、所定搬送方向に搬送される記録媒体に対して印字位置で印字する複数の印字ヘッドと、
    記録媒体を装着する複数の装着部と、前記装着部に対する記録媒体の装着に応じて印字動作の基準となるフラグを設定するフラグ設定部と、を有し、前記装着部と前記フラグ設定部とを前記搬送方向に一体で移動させることで前記装着部に装着された記録媒体を前記印字位置に搬送する搬送ユニットと、
    前記複数の印字ヘッドの各々に対して回復動作を行う回復手段と、
    前記搬送方向に関して前記印字位置の上流に設けられ、前記フラグを検出するセンサと、
    前記センサが前記フラグを検出した場合、前記フラグの検出に基づいて前記印字ヘッドを駆動させることにより、前記装着部に装着された記録媒体に対して印字を実行し、前記センサが前記フラグを検出しなかった場合、前記印字ヘッドを駆動させない制御部と、を備え
    前記複数台の印字ヘッドは、
    前記搬送ユニットの搬送方向に直交する幅方向に所定間隔離れて並んだ第1印字ヘッド群と、
    該第1印字ヘッド群とは前記搬送方向及び前記幅方向でずれると共に前記幅方向に所定間隔離れて並んだ第2印字ヘッド群とを有するものであり、
    前記複数の装着部は、
    前記第1印字ヘッド群の各印字ヘッドから吐出されたインクが着弾する記録媒体を装着する第1装着部群と、
    前記第2印字ヘッド群の各印字ヘッドから吐出されたインクが着弾する記録媒体を装着する第2装着部群と、を有し、
    前記第1装着部群は、前記第2印字ヘッド群により印字される印字位置に第2装着部群に装着された記録媒体が位置している際には、前記第1装着部群に装着された記録媒体が前記第1印字ヘッド群の印字位置に位置しない、前記搬送ユニット上の位置に構成され、
    前記第2装着部群は、前記第1印字ヘッド群により印字される印字位置に第1装着部群に装着された記録媒体が位置している際には、前記第2装着部群に装着された記録媒体が前記第2印字ヘッド群の印字位置に位置しない、前記搬送ユニット上の位置に構成され、
    前記回復手段は、前記第1装着部群に装着された記録媒体が前記第1印字ヘッド群により印字される印字位置に位置している際、前記第2印字ヘッド群に対する前記回復動作を行うとともに、前記第1印字ヘッド群に対する前記回復動作を行わず、
    前記回復手段は、前記第2装着部群に装着された記録媒体が前記第2印字ヘッド群により印字される印字位置に位置している際、前記第1印字ヘッド群に対する前記回復動作を行うとともに、前記第2印字ヘッド群に対する前記回復動作を行わない、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記フラグは、前記装着部から突出する突出部を有し、記録媒体が前記装着部に装着され該記録媒体が前記突出部を押すことにより移動するように構成され、
    前記フラグは、記録媒体が前記装着部に装着された場合、前記センサが該記録媒体により押された前記フラグを検出するように構成され、かつ、記録媒体が前記装着部に装着されていない場合、前記センサが前記フラグを検知しないように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
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