JP4795171B2 - 無線基地局装置 - Google Patents

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本発明は、無線基地局装置に係り、特にベースバンド機能部の品質を向上した無線基地局装置に関する。
従来、例えばCDMA、W−CDMA方式を用いた移動体通信システムにおける無線基地局装置(BTS:Base Transceiver Station)は、図6に示すように構成されている。
図6は、従来の無線基地局装置におけるベースバンド機能部10の構成を示したブロック図である。このベースバンド機能部10は、ベースバンド制御部11、チャネル管理部12、受信信号処理部(Rx_SP)13及び送信信号処理部(Tx_SP)14により構成される。上記チャネル管理部12は、呼設定部121及びチャネル状態テーブル122を備えている。
チャネル管理部12は、チャネル状態テーブル122によりチャネルの状態を管理しており、ベースバンド制御部11からの指示に従って受信信号処理部13や送信信号処理部14に対し、チャネル設定やチャネル解放等の呼設定を行う。
図7は、上記ベースバンド機能部10における受信信号処理部13と送信信号処理部14への呼設定シーケンスを示したものである。
チャネル管理部12は、ベースバンド制御部11から与えられる呼設定の指示が与えられると(ステップA1)、この指示に従って、呼設定及びチャネル設定処理を行い(ステップA2)、設定結果をベースバンド制御部11に報告する(ステップA3)。チャネル管理部12は、上記呼設定を行う場合、チャネル状態テーブル122を参照し、そのチャネルの状態(解放状態あるいは設定状態)から受信信号処理部13や送信信号処理部14に対して呼設定を行えるかどうかを判定し、設定可能な場合、呼設定を行うと共にチャネルの状態を更新し(ステップA4)、ベースバンド制御部11に設定OKを報告する。設定可能ではない場合、チャネル管理部12はベースバンド制御部11に設定NGを報告する。
例として受信信号処理部13と送信信号処理部14に個別チャネルを設定する場合について、図8を参照して説明する。図8はベースバンド機能部10における個別チャネルの設定処理を示すPAD(Problem Analysis Diagram)である。
チャネル管理部12は、ベースバンド制御部11からの呼設定指示に従って受信信号処理部13と送信信号処理部14に個別チャネルを設定する場合、まず、制御パイロットチャネル(CPICH)の状態が設定状態か否かを判定する(ステップB1)。すなわち、新規に呼の設定をする場合には、共通チャネルである制御パイロットチャネル(CPICH)が設定されていないと、新規の呼を設定することができないので、まず、制御パイロットチャネル(CPICH)が設定されているか否かを判定する。上記制御パイロットチャネル(CPICH)は、新規の呼を設定する場合に電力を設定するのに使用される。
上記ステップB1で制御パイロットチャネル(CPICH)が解放状態であると判定された場合、チャネル管理部12はベースバンド制御部11に設定NGを報告する(ステップB2)。
また、上記ステップB1で制御パイロットチャネル(CPICH)が設定状態であると判定された場合は、更に個別チャネルの状態が解放状態か否かを判定する(ステップB3)。このとき個別チャネルの状態が解放状態であると判定されると、チャネル管理部12は、受信信号処理部13と送信信号処理部14に対して個別チャネルの設定を行い(ステップB4)、ベースバンド制御部11に設定OKを報告する(ステップB5)。また、上記ステップB3で個別チャネルの状態が設定状態であると判定された場合、チャネル管理部12はベースバンド制御部11に設定NGを報告する(ステップB6)。
以上で受信信号処理部13及び送信信号処理部14に対する個別チャネルの設定処理を終了する。
次に、送信信号処理部14の個別チャネルの送信電力を変更する場合の処理について、図9を参照して説明する。図9は、ベースバンド機能部における個別チャネル送信電力の変更処理を示すPADである。
チャネル管理部12は、個別チャネルの状態が設定状態か否かを判定し(ステップC1)、設定状態の場合は、送信信号処理部14に対して送信電力の変更処理を行い(ステップC2)、ベースバンド制御部11に設定OKを報告する(ステップC3)。また、上記ステップC1で個別チャネルの状態が解放状態であると判定された場合、チャネル管理部12はベースバンド制御部11に設定NGを報告する(ステップC4)。
以上で送信信号処理部14に対する個別チャネルの送信電力の変更処理を終了する。
また、本発明に関連する公知技術として、呼処理におけるリソース状態を監視し、異常が発生した場合に異常発生箇所と対応手段を特定するリソース状態監視手段を備えた無線基地局装置知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特願2006−20143号公報
上記従来の無線基地局装置におけるベースバンド制御では、図8の例に示したように受信信号処理部13及び送信信号処理部14に対して個別チャネルを設定する場合、「制御パイロットチャネル(CPICH)と個別チャネルの状態を判定する」といった設定するチャネルの状態以外に他のチャネルの状態を判定する場合や、図9の例に示したように個別チャネルの送信電力を変更する場合、「個別チャネルの状態を判定する」といった設定するチャネルの状態のみ判定する場合があり、呼設定によって判定するチャネルの状態が異なるため判定方法が複雑になり、保守や管理が困難である。
また、従来の無線基地局装置では、新規の呼を受信信号処理部13や送信信号処理部14に設定するときに、受信信号処理部13や送信信号処理部14は現在の処理状態(設定処理中、設定完了等)を上位に報告しない構成となっているため、チャネル管理部12は設定を完了したかどうかを判断できない。このため新規の呼を受信信号処理部13や送信信号処理部14に設定中にチャネル管理部12が再度呼設定をしてしまうと別の制御をする必要があり、呼設定の制御が複雑になる。例えば、受信信号処理部13や送信信号処理部14に呼設定中に、新規の呼設定やチャネルの電力変更などがあったか否かを判断して別の処理をさせるなどの制御が必要となり、呼設定の制御が複雑になるという問題があった。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、ベースバンド機能部の呼設定の制御と規模を簡潔にすることができる無線基地局装置を提供することを目的とする。
本発明は、ベースバンド信号処理部及び該ベースバンド信号処理部を制御するベースバンド制御部からなるベースバンド機能部を備えた無線基地局装置において、
前記ベースバンド信号処理部は、受信信号のベースバンド信号処理を行う受信信号処理部と、送信信号のベースバンド信号処理を行う送信信号処理部と、前記受信信号処理部及び送信信号処理部のチャネルを管理するチャネル管理部とを備え、
前記チャネル管理部は、ベースバンド信号処理部のチャネルの状態を保持するチャネル状態テーブルと、チャネルの状態制御と処理を示す1つ又は複数の2次元配列のステータスマトリクスと、前記ステータスマトリクスを用いてチャネルを制御するステータスマトリクス制御部と、前記ステータスマトリクス制御部の制御に基づいて前記受信信号処理部及び送信信号処理部のチャネルを制御する呼設定部とを備え、
前記チャネル管理部に設けられる前記ステータスマトリクス制御部は、
前記ベースバンド制御部から与えられる新規の呼設定指示に基づき、前記チャネル状態テーブルを参照して前記ベースバンド信号処理部のチャネル状態を確認し、チャネル設定が可能であれば前記ステータスマトリクスを参照し、前記呼設定部に前記受信信号処理部若しくは前記送信信号処理部に対するチャネル設定処理の実行を指示する手段と、
前記呼設定部が前記受信信号処理部若しくは前記送信信号処理部に対するチャネル設定処理を行った後、前記ステータスマトリクスから処理後の状態を取得して、前記チャネル状態テーブルにおけるチャネル状態を設定準備状態に書替える手段と、
前記受信信号処理部若しくは前記送信信号処理部からの設定完了応答に基づき前記チャネル状態テーブルからチャネル状態として前記書替え後の設定準備状態を取得し、前記ステータスマトリクスの該当箇所の状態を設定準備状態から設定状態に移行させると共に、前記チャネル状態テーブルの状態を設定状態に書替えて前記ベースバンド制御部に前記受信信号処理部若しくは前記送信信号処理部への呼設定完了を通知する手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、チャネル管理部にステータスマトリクスを設けてチャネル制御を行うことにより、イベントとチャネル状態の判定に判定文を使用せずに2次元配列で実現できるので、ソースコードの規模や処理時間を減少することができる。また、チャネルの制御を変更する場合は、ステータスマトリクスを変更するだけで対応可能であるので、保守管理が容易になる。更にステータスマトリクスにより設定処理中の状態を明確にできるため、下位機能部に対する不正な設定を防止でき、品質を向上することができる。また、下位機能部は、選択処理中における制御を必要としないので、生産性、効率性を向上することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態を説明する。
図1は、無線基地局装置(BTS:Base Transceiver Station)のベースバンド機能部20の構成図である。このベースバンド機能部20は、ベースバンド制御部21及びベースバンド信号処理部22により構成される。上記ベースバンド制御部21は、ベースバンド信号処理部22を呼設定によりチャネルの制御を行う。
上記ベースバンド信号処理部22は、チャネル管理部23と受信信号処理部(Rx_SP)24及び送信信号処理部(Tx_SP)25により構成される。受信信号処理部24は、受信信号のベースバンド信号処理を行う。送信信号処理部25は、送信信号のベースバンド信号処理を行う。
上記チャネル管理部23は、ステータスマトリクス制御部31、チャネル状態テーブル32、ステータスマトリクス33〜33及び呼設定部34を備えている。上記ステータスマトリクス33〜33は、それぞれイベントと状態が異なったものとなっている。また、呼設定部34は、受信信号処理部24及び送信信号処理部25のチャネル制御、電力変更等の設定処理を行う。
上記チャネル管理部23は、ベースバンド制御部21がベースバンド信号処理部22に呼設定を行う際に、ステータスマトリクス制御部31によりチャネルの状態を制御し、受信信号処理部24と送信信号処理部25に呼を設定する。上記ステータスマトリクス制御部31は、ステータスマトリクス33〜33を用いてチャネルを制御する。チャネル状態テーブル32は、ベースバンド信号処理部22のチャネルの状態を保持する。
図2は、チャネルの状態を制御するステータスマトリクス33〜33の設定例を示したものである。図2に示すように2次元配列で構成されるステータスマトリクスの行に「イベント」、列に「状態」を設定し、ステータスマトリクスの行と列が交わったマスの呼設定関数ポインタを取得するようになっている。この場合の例では、「イベント」として、(1)チャネル設定、(2)電力変更、(3)チャネル解放、(4)チャネル設定完了応答、(5)電力変更完了応答、(6)チャネル解放完了応答、を設定し、「状態」として、(1)解放状態、(2)設定準備状態、(3)設定状態、(4)解放準備状態、を設定している。
図3は、ステータスマトリクス33〜33を用いたベースバンド機能部20のチャネル状態の制御シーケンスである。図4はステータスマトリクス制御部31の制御動作及び受信信号処理部(Rx_SP)24、送信信号処理部(Tx_SP)25の応答イベント処理を示すPADである。
以下、ベースバンド機能部20の動作を図3の制御シーケンス及び図4のPADに従って説明する。ベースバンド制御部21からステータスマトリクス制御部31に新規の呼の設定(イベント、チャネル状態が送られてくる)があると(ステップD1)、ステータスマトリクス制御部31は、チャネル状態テーブル32を呼び出し、チャネル状態を確認する(ステップD2)。この場合の例では、新規呼の設定を行う処理であるので、チャネル設定ができるか否か、また、制御パイロットチャネル(CPICH)が設定状態になっているか否かを確認する。
チャネル設定不可若しくは制御パイロットチャネル(CPICH)が設定状態となっていなければ、新規呼の設定はできないということで、上位にNGを報告する。
チャネル設定可能で、制御パイロットチャネル(CPICH)が設定状態であれば、ステータスマトリクス制御部31は新規の呼を設定可能と判断し、新規の呼の設定処理を実行する。
ステータスマトリクス制御部31は、まず、ステータスマトリクス33〜33を参照する(ステップD3)。この場合の例では、「イベント」が「チャネル設定」で、設定しようとしているチャネル状態が解放状態であるため、「状態」が「解放状態」となる。図2に示したステータスマトリクス33〜33の「イベント」が「チャネル設定」で、「状態」が「解放状態」の部分を参照すると、チャネル設定関数ポインタの指す処理をするように定められているため、チャネル関数ポインタの指す関数を呼び出し(ステップD4)、呼設定部34にチャネル設定処理の実行を指示する(ステップD5)。これにより呼設定部34は、受信信号処理部24、送信信号処理部25に対してチャネル設定処理を行う(ステップD6)。受信信号処理部24、送信信号処理部25は、呼設定部34からの呼設定指示に従ってチャネル設定処理を開始する(ステップD7)。
上記呼設定部34は、チャネル設定処理を終了すると、ステータスマトリクス制御部31に処理完了を通知する(ステップD8)。
ステータスマトリクス制御部31は、上記の「イベント」(チャネル設定)及び状態(解放状態)により、ステータスマトリクス33〜33を参照し(ステップD9)、処理後の状態を取得する(ステップD10)。その後、ステータスマトリクス制御部31は、チャネル状態テーブル32を参照し、チャネルの状態を「設定準備状態」に書替える(ステップD11)。
次に、受信信号処理部24若しくは送信信号処理部25からステータスマトリクス制御部31に設定完了の報告(「イベント」が「設定完了応答」)があると(ステップD12)、ステータスマトリクス制御部31は、チャネル状態テーブル32からチャネルの状態として上記書替え後の「設定準備状態」を取得する(ステップD13)。ステータスマトリクス制御部31は、「状態」が「設定準備状態」で、「イベント」が「設定完了応答」であるため、ステータスマトリクス33〜33の該当箇所を確認する(ステップD14)。ステータスマトリクス33〜33の該当箇所には、OK報告関数ポインタを参照するように定められているため、ポインタの指す関数を呼び出し(ステップD15)、OK報告を行う処理を実行する(ステップD19)。
この場合、ステータスマトリクス制御部31はステータスマトリクス33〜33を参照し、「状態」を「設定準備状態」から「設定状態」に移行させる(ステップD16、D17)。その後、ステータスマトリクス制御部31は、チャネル状態テーブル32の「状態」を「設定状態」に書替え(ステップD18)、上位であるベースバンド制御部21に設定結果として設定完了を報告する(ステップD20)。
以上で新規の呼の設定処理を終了する。この一連の処理の途中で、個別チャネルの電力変更等の指示があった場合には、図5に示す制御シーケンスの処理が実行される。
ベースバンド制御部21からステータスマトリクス制御部31に電力変更の指示が与えられると(ステップE1)、ステータスマトリクス制御部31は受信信号処理部24若しくは送信信号処理部25の個別チャネルに対する電力の変更処理(ステップE2〜E19)を実行する。この電力の変更処理は、基本的には上記図3に示した呼設定の場合と同様の処理によって行われる。
以下、ベースバンド機能部20の動作を図5の制御シーケンスに従って説明する。ベースバンド制御部21は、電力を変更する場合、チャネル管理部23のステータスマトリクス制御部31に電力変更を指示する(ステップE1)。ステータスマトリクス制御部31は、電力変更が指示されると、チャネル状態テーブル32を呼び出し、チャネル状態を確認する(ステップE2)。この場合の例では、制御パイロットチャネル(CPICH)が設定状態となっている。
ステータスマトリクス制御部31は、制御パイロットチャネル(CPICH)が設定状態となっていれば、電力変更が可能と判断し、電力変更の設定処理を開始する。
ステータスマトリクス制御部31は、まず、ステータスマトリクス33〜33を参照する(ステップE3)。この場合、ステータスマトリクス制御部31は、ステータスマトリクス33〜33に対し、「イベント」が「電力変更」で、「状態」が「設定状態」の部分を参照し、電力変更関数ポインタの指す関数を呼び出し(ステップE4)、呼設定部34に例えば送信信号処理部25に対する送信電力の変更等、電力変更の実行を指示する(ステップE5)。これにより呼設定部34は、受信信号処理部24、送信信号処理部25に対する電力変更処理を行う(ステップE6)。受信信号処理部24若しくは送信信号処理部25は、呼設定部34からので電力変更指示に従って電力変更処理を開始する(ステップE7)。
上記呼設定部34は、電力変更処理を終了すると、ステータスマトリクス制御部31に処理完了を通知する(ステップE8)。
ステータスマトリクス制御部31は、上記の「イベント」(電力変更)及び「状態」(設定状態)によりステータスマトリクス33〜33を参照して処理後の状態を取得し(ステップE9、E10)、チャネル状態テーブル32に格納する(ステップE11)。この場合における「状態」の遷移はなく、チャネル状態テーブル32のチャネル状態は「設定状態」に保持される。
次に、受信信号処理部24若しくは送信信号処理部25からステータスマトリクス制御部31に設定完了の報告(「イベント」が「電力変更完了応答」)があると(ステップE12)、ステータスマトリクス制御部31は、チャネル状態テーブル32から「設定状態」を取得する(ステップE13)。ステータスマトリクス制御部31は、「状態」が「設定状態」、「イベント」が「電力変更完了応答」に基づいて、ステータスマトリクス33〜33の該当箇所を確認する(ステップE14)。ステータスマトリクス33〜33の該当箇所には、OK報告関数ポインタを参照するように定められているため、ポインタの指す関数を呼び出し(ステップE15)、OK報告を行う処理を実行する(ステップE19)。
この場合、ステータスマトリクス制御部31はステータスマトリクス33〜33を参照するが(ステップE16、E17)、状態遷移はないので「状態」は「設定状態」のままである。その後、ステータスマトリクス制御部31は、チャネル状態テーブル32の「状態」を「設定状態」に書替え(ステップE18)、上位であるベースバンド制御部21に設定結果として設定完了を報告する(ステップE20)。
上記のようにして受信信号処理部24、送信信号処理部25に対する電力変更処理が行われる。
上記実施形態によれば、チャネル管理部23にステータスマトリクス33〜33を設けてチャネル制御を行うことにより、イベントとチャネル状態の判定に判定文を使用せずに2次元配列で実現できるので、ソースコードの規模や処理時間を減少することができる。また、チャネルの制御を変更する場合は、ステータスマトリクス33〜33を変更するだけで対応が可能であるので、保守管理が容易になる。更にステータスマトリクス33〜33により過渡的な状態、すなわち設定処理中の状態を明確にできるため、下位機能部に対する不正な設定を防止でき、品質を向上することができる。また、下位機能部は、過渡状態の制御を必要としないので、生産性、効率性を向上することができる。また、チャネルの状態に関わらず、システムの状態の制御にも応用することが可能である。
なお、本発明は、上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できるものである。
本発明の一実施形態に係る無線基地局装置のベースバンド機能部の構成を示すブロック図である。 同実施形態において、チャネルの状態を制御するステータスマトリクスの例を示す図である。 同実施形態におけるベースバンド機能部の呼設定時の制御動作を示す制御シーケンスである。 同実施形態におけるステータスマトリクス制御部の制御動作を示すPADである。 同実施形態におけるベースバンド機能部の電力変更処理時の制御動作を示す制御シーケンスである 従来の無線基地局装置のベースバンド機能部の構成を示すブロック図である。 従来のベースバンド機能部における受信信号処理部及び送信信号処理部への呼設定シーケンスを示す図である。 従来のベースバンド機能部における個別チャネルの設定処理を示すPADである。 従来のベースバンド機能部における個別チャネル送信電力の変更処理を示すPADである。
符号の説明
20…ベースバンド機能部、21…ベースバンド制御部、22…ベースバンド信号処理部、23…チャネル管理部、24…受信信号処理部(Rx_SP)、25…送信信号処理部(Tx_SP)、31…ステータスマトリクス制御部、32…チャネル状態テーブル、34…呼設定部、121…呼設定部、122…チャネル状態テーブル、33〜33…ステータスマトリクス

Claims (1)

  1. ベースバンド信号処理部及び該ベースバンド信号処理部を制御するベースバンド制御部からなるベースバンド機能部を備えた無線基地局装置において、
    前記ベースバンド信号処理部は、受信信号のベースバンド信号処理を行う受信信号処理部と、送信信号のベースバンド信号処理を行う送信信号処理部と、前記受信信号処理部及び送信信号処理部のチャネルを管理するチャネル管理部とを備え、
    前記チャネル管理部は、ベースバンド信号処理部のチャネルの状態を保持するチャネル状態テーブルと、チャネルの状態制御と処理を示す1つ又は複数の2次元配列のステータスマトリクスと、前記ステータスマトリクスを用いてチャネルを制御するステータスマトリクス制御部と、前記ステータスマトリクス制御部の制御に基づいて前記受信信号処理部及び送信信号処理部のチャネルを制御する呼設定部とを備え、
    前記チャネル管理部に設けられる前記ステータスマトリクス制御部は、
    前記ベースバンド制御部から与えられる新規の呼設定指示に基づき、前記チャネル状態テーブルを参照して前記ベースバンド信号処理部のチャネル状態を確認し、チャネル設定が可能であれば前記ステータスマトリクスを参照し、前記呼設定部に前記受信信号処理部若しくは前記送信信号処理部に対するチャネル設定処理の実行を指示する手段と、
    前記呼設定部が前記受信信号処理部若しくは前記送信信号処理部に対するチャネル設定処理を行った後、前記ステータスマトリクスから処理後の状態を取得して、前記チャネル状態テーブルにおけるチャネル状態を設定準備状態に書替える手段と、
    前記受信信号処理部若しくは前記送信信号処理部からの設定完了応答に基づき前記チャネル状態テーブルからチャネル状態として前記書替え後の設定準備状態を取得し、前記ステータスマトリクスの該当箇所の状態を設定準備状態から設定状態に移行させると共に、前記チャネル状態テーブルの状態を設定状態に書替えて前記ベースバンド制御部に前記受信信号処理部若しくは前記送信信号処理部への呼設定完了を通知する手段と、
    を具備することを特徴とする無線基地局装置。
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