JP4794610B2 - 関連情報付与装置及びその方法 - Google Patents

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Description

本発明は、コンテンツに関連する情報を検索したユーザが、検索結果を他人と共有する際に、コンテンツを説明する情報を検索結果に付与することを支援する関連情報付与装置及びその方法に関する。
近年、パーソナルコンピュータ(以下、「PC」という。)が多くの家庭に普及し、テレビを視聴しながらPCを操作するユーザが増加している。それに伴い、動画コンテンツ、例えば現在放送中のテレビ番組を視聴しながら、そのテレビ番組に関連する情報をインターネットの検索エンジンを用いて検索するユーザが増加している。検索される情報としては、例えば、視聴している番組が旅行番組の場合には、現在表示されている場所やお店に関する情報である。また、クイズ番組の場合には、現在出題されているクイズの回答に関する情報である。さらに、動物番組の場合には、現在表示されている動物の名前やその動物が見ることができる場所に関する情報である。また、サッカーや野球などのスポーツ番組の場合には、現在表示されている選手に関する情報や技法などの動作、ルールに関する情報などである。これらの例は番組のシーンをきっかけとした例であるが、ドラマの主演者に関する情報のように番組全体に関する情報を調べる場合もある。
このように、検索のきっかけとなった番組の情報を、その番組に関連する情報検索結果に付与することは、他の視聴者の検索結果に対する理解を容易にすることができる。
このような状況の中、従来、コンテンツに含まれる字幕情報を利用して、検索のきっかけとなったシーンを抽出するディジタル映像再生装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。このディジタル映像再生装置は、ユーザからコンテンツの録画要求を受けたとき、字幕文字データとその提示時刻情報とを対応付けたテーブルを作成する。また、ユーザから文字による映像検索指令を受けたときに、ディジタル映像再生装置は、前記テーブルを用いてユーザから入力された文字に関連する字幕文字を検索し、検索された字幕文字の提示時刻の映像を再生する。
特開2004−80476号公報
しかしながら、特許文献1に開示されたディジタル映像再生装置を用いて検索結果にシーンを付与する場合には、ユーザから入力された文字を基にシーンの検索を行う。このため、ユーザが情報検索のきっかけとなったシーンで表示されていたキーワードを把握し、それを入力する作業が必要となる。
また、関連シーンが必要か否かは他のユーザが検索結果のきっかけとなった番組やシーンをどのくらい覚えているかに依存する。このため、関連シーンを付与するか否かを検索者が判断するのは難しい。
本発明は上記課題を解決するためになされたものである。具体的には、あるユーザが検索した検索結果を他のユーザと共有する際に、他の視聴者が検索のきっかけとなった番組等を想起できるか否かに基づき、前記番組の情報の付与を判定する関連情報付与装置及び関連情報付与方法を提供する。
上記課題を解決するために、本発明に係る関連情報付与装置は、第1のユーザと第2のユーザに対して提示されたコンテンツであるコンテンツに関する情報と、コンテンツの提示時刻とを含むコンテンツ情報を記憶しているコンテンツ情報記憶部と、前記コンテンツ情報記憶部に記憶されているコンテンツの中から、前記第1のユーザが検索装置で行った情報検索の検索結果に関連するコンテンツである検索起点コンテンツに関する情報である検索起点情報を取得する検索起点コンテンツ情報取得部と、前記コンテンツ情報記憶部に記憶されているコンテンツ情報に基づいて、前記第2のユーザが前記検索起点コンテンツを想起可能な度合いを推定する想起度合い推定部と、前記想起度合いが所定の閾値条件を満たさないときに、前記提示装置への表示が要求された前記検索結果である共有検索結果に前記検索起点情報を付与したデータを、前記提示装置に送信する送信部とを備える。
本構成により、検索時の検索者の入力情報、検索結果および検索時の共有テレビの視聴状況(提示装置によるコンテンツの提示状況)を用いて、検索者以外の共有画面視聴者が、共有される検索結果のきっかけとなった番組に関する事項を想起可能な度合いを推定し、その結果に応じてきっかけとなった番組に関する情報を検索結果に自動で付与することが可能となる。
なお、本発明は、このような特徴的な処理部を備える関連情報付与装置として実現することができるだけでなく、関連情報付与装置に含まれる特徴的な処理部をステップとする関連情報付与方法として実現したり、関連情報付与方法に含まれる特徴的なステップをコンピュータに実行させるプログラムとして実現したりすることもできる。そして、そのようなプログラムは、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)等の記録媒体やインターネット等の通信ネットワークを介して流通させることができるのは言うまでもない。
以上のように、本発明による関連情報付与装置によれば、視聴コンテンツをきっかけとして行われた情報検索結果をユーザは共有する操作を行うだけで、前記視聴コンテンツの情報の付与を行うことが可能になる。このため、ユーザの負担を最小限に抑えたまま情報検索結果について有効な情報を付与することができる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本実施の形態では、ユーザがPCや携帯電話などインターネット上に存在する検索サーバにアクセスすることにより情報検索が可能な装置(以後、「情報検索装置」という。)を用いて、テレビ番組を視聴中に検索を行い、その結果を他の端末に表示する技術について説明する。より具体的には、前述の結果を他の端末に表示する際、その検索結果が、検索開始時に視聴していた番組に起因しているかを判断する。起因している場合は、検索開始時に表示された番組に関する情報(関連情報)を、検索結果に付与して表示する動作について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1における検索システムの構成を示す外観図である。同図に示すように、検索システムは、LAN(Local Area Network)等のコンピュータネットワーク1202を介して、相互に接続された関連シーン付与装置100と、共有テレビ114と、携帯端末1201とを含む。
図2は、本発明の実施の形態1における検索システムの構成を示すブロック図である。同図では、携帯端末1201の記載を省略している。
関連情報付与装置100は、検索条件入力部101と、情報検索実行部102と、操作履歴記憶部103と、視聴番組情報取得部104と、視聴番組情報記憶部105と、タイマー106と、検索起点番組情報取得部107と、現視聴番組情報取得部108と、検索区間番組情報取得部109と、共有検索結果取得部110と、検索起点事項想起度合い判定部111と、関連情報付与判断部112と、共有検索結果送信部113とを含む。
検索条件入力部101は、ボタン、タッチパネル又は十字キーなどユーザからの入力を受け付ける処理部である。情報検索実行部102は、インターネット上に存在する検索サーバにアクセスすることにより情報検索を実行する処理部である。操作履歴記憶部103は、情報検索実行部102での情報検索時においてユーザが検索時に入力したキーワード、選択した項目に含まれる単語、選択項目が示すURL(Uniform Resource Locator)、及びユーザの指示などの操作に関する操作履歴を記憶する記憶装置である。操作履歴記憶部103は、さらに、情報検索実行部102での検索結果に関する情報、具体的には、検索結果のテキスト情報及びレイアウト情報、利用されている動画・静止画ファイルの情報などを記憶する。
視聴番組情報取得部104は、共有テレビ114で表示されている番組のチャンネルや番組情報を、共有テレビ114より取得する処理部である。視聴番組情報記憶部105は、視聴番組情報取得部104により取得された共有テレビ114で表示されている番組の情報を、放送番組の切り替わり時刻の情報も含め時系列的に記憶する記憶装置である。タイマー106は、現在の時刻を取得する処理部である。
検索起点番組情報取得部107は、操作履歴記憶部103に記憶された操作履歴から、共有テレビ114で共有する検索結果(以下、「共有検索結果」という。)を検索し始めた時間(以下、「検索起点時刻」という。)を推定する処理部である。検索起点番組情報取得部107は、さらに、視聴番組情報記憶部105に記憶されている共有テレビ114で表示された番組の中で検索起点時刻における番組(以下、「検索起点番組」という。)の情報を取得する処理部である。現視聴番組情報取得部108は、視聴番組情報記憶部105に記憶されている共有テレビ114で表示された番組うち、ユーザが検索結果を共有テレビ114に送信する操作を行った時刻(以下、「現時刻」という。)における番組(以下、「現視聴番組」という。)の情報を取得する処理部である。
検索区間番組情報取得部109は、検索起点番組の番組情報及び現視聴番組の番組情報と、両番組の間において共有テレビ114で視聴された番組の番組情報とを取得する処理部である。共有検索結果取得部110は、操作履歴記憶部103に記憶されている共有検索結果を取得する処理部である。検索起点事項想起度合い判定部111は、共有検索結果を得るための検索のきっかけとなった事柄(以下、「検索起点事項」という。)の想起のし易さを示す度合い(以下、「検索起点事項想起度合い」という。)を計算する処理部である。その際、検索起点事項想起度合い判定部111は、検索区間番組情報取得部109において取得された番組情報と、共有検索結果取得部110において取得された共有検索結果とを用いる。さらに、検索起点事項想起度合い判定部111は、計算された検索起点事項想起度合いの大小を判定する処理部である。
関連情報付与判断部112は、検索起点事項想起度合い判定部111によって判定された起点事項の想起度合いに応じて、関連情報を付与するか否か、また付与する場合はどのような情報を付与するかを判断する処理部である。共有検索結果送信部113は、関連情報付与判断部112が関連情報を付与すると判断した場合に、共有検索結果に関連情報を付与して共有テレビ114などの他の端末に送信する処理部である。
共有テレビ114は、共有検索結果送信部113より送られた結果が表示可能なテレビである。例えば、共有テレビ114は、リビングに設置された大型テレビ等である。関連情報付与装置100より受信した関連情報が付与された共有検索結果を大型テレビに表示することにより、大型テレビの視聴者たちが情報を共有することができる。
上述のように構成された関連情報付与装置100の処理の一例を説明する。ここでは、共有テレビ114で番組を視聴している視聴者の1人が関連情報付与装置100により情報を検索し、共有検索結果を共有テレビ114に送信して、共有テレビ114に表示させることを想定する。これにより、視聴者全員で情報を共有する。以下では、共有検索結果を共有する際に、共有検索結果に関連情報を付与する処理について詳細に説明する。
図3は、ユーザの操作手順を示すフローチャートである。図4は、関連情報付与装置100が実行する処理のフローチャートである。
はじめに、ユーザの操作手順について図3を中心に説明する。
ユーザは、共有テレビ114で番組を視聴していたが、共有テレビ114を見ている他のユーザと共有したい内容について検索を実行する(S201)。実行される検索の内容は、共有テレビ114で視聴されている番組に関する場合もあるが、特に関係の無い場合もある。
共有テレビ114で視聴されている番組に関する場合としては、番組のシーンに関する場合と、番組全体に関する場合とがある。番組のシーンに関する検索内容としては、例えば、視聴している番組が旅行番組の場合には、現在表示されている場所やお店に関する情報である。また、視聴している番組がクイズ番組の場合には、現在出題されているクイズの回答に関する情報である。さらに、視聴している番組が動物番組の場合には、現在表示されている動物の名前やその動物を見ることができる場所に関する情報である。また、視聴している番組がサッカーや野球などのスポーツ番組の場合には、現在表示されている選手に関する情報や動作やルールに関する情報などである。一方、番組全体に関する検索内容としては、例えば、視聴している番組がドラマである場合には、ドラマに出演している出演者一覧やドラマの出演者に関する情報である。また、視聴している番組が情報番組の場合には、テーマにしている情報である。
検索の内容が共有テレビ114で視聴されている番組と特に関係の無い場合としては、例えば、テレビを見ていたが、ふと予定している家族旅行に関する情報を共有しなくてはならないと考え、検索し始める場合などがある。
S201でユーザが行う情報検索に対して、関連情報付与装置100の情報検索実行部102は、情報検索の操作履歴及び検索結果を、操作履歴記憶部103に記憶する(S301)。なお、操作履歴記憶部103の容量を超えないように、記憶された操作履歴は、例えば1日の終わりの時間や一定時間以上ユーザの操作履歴が無かったタイミングで消去されるか、古い操作履歴から順に消去される。
図5に、操作履歴記憶部103に記憶される操作履歴の一例を示す。操作履歴は、操作番号401と、操作時刻402と、表示URL403と、検索単語404と、選択項目405と、その他の操作406とを含む。
操作番号401は、操作履歴を特定するための番号であり、操作時刻402の古いものから昇順に番号が付されているものとする。操作時刻402は、ユーザが検索条件入力部101を利用して関連情報付与装置100に対して操作を行った時刻を示す情報である。表示URL403は、操作の時点で図示しないディスプレイ装置に表示されているウェブページのURLを示す情報である。検索単語404は、ユーザが入力した検索単語を示す情報である。検索単語404は、ユーザが検索条件入力部101のキーボードやボタンを用いて入力したものでも良いし、関連情報付与装置100が提示した検索用キーワードのうちユーザが選んだものでも良い。選択項目405は、他のURLへ遷移するために、ディスプレイ装置に表示された検索結果の一覧又はウェブページの中からユーザが選択した項目を示す情報である。その他の操作406は、検索を実行するための検索実行操作、1つ前のウェブページに戻るための戻る操作、新規にウィンドウを作る操作など、情報検索実行部102が受け付け可能な操作を示す情報である。
例えば、図5に示す操作履歴で示される操作をユーザが行った際には、共有テレビ114では、サッカーの試合の映像が放映されていたものとする。例えば、図5に示す操作履歴の具体例は以下の状況下で作成されたものとする。ユーザはまず、共有テレビ114で放送されている内容と関係のない、自分の興味がある事項である「木村拓真」が出演しているドラマについての検索を行っていた。また、ユーザは、その結果について閲覧を行っていた。その後、共有テレビ114で放送されていたサッカーの試合において「オフサイド」があり、「オフサイド」の説明を家族から要求されたため、「オフサイド」の説明を行うため「オフサイド」に関する検索を開始している。
オフサイドに関する情報検索を行った際の画面例を図6A〜図6Dに示す。ユーザは、まず、図6Aに示すようなキーワード入力型の検索入力受け付けウェブページに、「オフサイド」というキーワードを入力する(図5の操作番号7)。検索の結果、図6Bに示すような検索結果が表示される。検索結果の中からユーザは「オフサイド(サッカー)−Wike」という選択項目(リンク)を選択する(図5の操作番号8)。選択の結果、図6Cに示すようなウェブページが表示される。ユーザは、このウェブページを、共有テレビ114に表示させることにより複数の視聴者間で共有するか否かを吟味する。しかし、ユーザは、このウェブページは共有には適さないと判断し、前の検索結果が表示されていた画面(図6B)に戻るための操作を行う(図5の操作番号9)。そして、ユーザは、図6Bに示されている検索結果の中から「ルールブック(オフサイド)」を選択し直す(図5の操作番号10)。選択の結果、図6Dに示されるようなウェブページが表示される。ユーザは、このウェブページを吟味した結果、このウェブページを複数の視聴者間で共有することを決定し、関連シーン付与の要求を関連情報付与装置100に対して行う。
なお、例えば、検索単語又は選択項目である「オフサイド」は、キーボードやテンキーを使った入力となる場合もある。そのため、「o,f,u,s,a,i,d,o」のようなローマ字入力になる場合もあるが、本実施の形態では、操作として意味のある区切りにより入力単位を決定し、図5のような履歴を生成するものである。
ユーザは、検索結果の中から、共有したい検索結果である共有検索結果を決定する(S202)。ユーザは、共有検索結果を他の端末(例えば、共有テレビ114)に送信することにより視聴者間で共有させるための要求を、関連情報付与装置100に対して行う(S203)。例えば、ユーザから関連情報付与装置100への共有要求は、検索結果を表示している状態で、ソフトウェアまたはハードウェア上でボタンやメニューを用いて所定の操作により行う。
ユーザからの共有要求により、関連情報付与装置100の情報検索実行部102は、共有検索結果を操作履歴記憶部103に記憶する。図7に、操作履歴記憶部103に記憶される検索結果の一例を示す。検索結果は、操作番号601と、操作時刻602と、表示URL603と、テキスト情報604と、メディア情報605とを含む。操作番号601、操作時刻602及び表示URL603は、図5で示した操作履歴の操作番号401、操作時刻402及び表示URL403に、それぞれ対応する。テキスト情報604は、検索結果のウェブページにおけるタグ付きテキスト情報を示す。タグ付きでテキスト情報を保存するため、タイトルやリンクなど、ウェブページの構成に関する情報も含まれる。メディア情報605は、検索結果のウェブページにおけるメディア情報として、ウェブページに含まれる画像ファイルや動画ファイルを示す。なお本実施の形態では、共有検索結果の検索結果のみを操作履歴記憶部103に記憶する例を示したが、検索過程におけるすべての検索結果を、検索が行われる度に記憶するようにしても良い。
以降、共有検索結果に対して関連情報を付与する処理を図4のフローチャートを中心に説明する。
ユーザから検索結果の共有の要求を受けると(S302でYES)、検索起点番組情報取得部107は、操作履歴記憶部103に記憶されている操作履歴に基づいて、検索起点時刻を推定する(S303)。この検索起点時刻とはユーザが共有検索結果に関する検索を開始した時刻である。検索起点時刻の推定は、時間的に連続する2つの操作履歴の間で、ユーザが検索時に入力した検索単語(図5の検索単語404)同士の類似度を用いて同一事項を検索している区間を判断しても良い。また、共有検索結果と前記検索単語の類似度を用いて同様に同一事項を検索している区間を判断しても良い。つまり、類似度が所定の閾値よりも大きい場合には、共有検索結果に対する検索と同一事項の検索を行っているものと判断する。なお、検索起点時刻はユーザ入力により設定するようにしても良い。つまり、検索条件を入力する際にボタン操作等を行うことにより、ボタン操作が行われた時刻を検索起点時刻としても良い。検索起点番組情報取得部107は、推定した検索起点時刻を用いて、視聴番組情報記憶部105に記憶されている共有テレビ114で視聴された番組の番組情報を参照することにより、検索起点時刻における番組である検索起点番組を決定する。また、検索起点番組情報取得部107は、検索起点番組に関する番組情報を取得する。
ここで、視聴番組情報記憶部105に記憶されている共有テレビ114で視聴された番組の番組情報の具体例を図8に示す。図8において、番組情報は、視聴開始時刻701と、視聴時間702と、チャンネル番号703と、番組ID(Identification)704と、番組情報(番組単位)705と、番組情報(シーン単位)706とを含む。視聴開始時刻701は、番組の視聴を開始した時刻を示す。視聴時間702は、番組の視聴時間を示す。チャンネル番号703は、視聴した番組のチャンネル番号を示す。番組ID704は、各番組に対してユニークに付与されている識別子を示す。番組情報(番組単位)705は、番組単位の番組情報であり、例えばEPG(電子番組表:Electric Program Guide)などから取得可能な情報である。番組情報(シーン単位)706は、シーン単位の番組情報であり、番組内の各シーンについての情報が記述されている。この情報もEPGなどから取得可能である。
図9に、番組情報(番組単位)705に記憶されている番組単位の番組情報の一例を示す。同図に示されるように、番組単位の番組情報には、例えば、番組ID、番組のタイトル、番組のジャンル、番組の放送局、番組の放送日、番組の開始時刻、番組の放送時間、及び番組内容などが含まれる。
図10に番組情報(シーン単位)706に記憶されているシーン単位の番組情報の一例を、それぞれ示す。同図に示されるように、シーン単位の番組情報には、シーンの切り替わりの時刻である変更時刻、及びシーンの内容を示すシーンタグなどが含まれる。
再度、図4を参照して、現視聴番組情報取得部108は、現在視聴中の番組である現視聴番組に関する情報を視聴番組情報記憶部105から取得する。また、検索区間番組情報取得部109は、検索起点番組と現視聴番組との間に視聴された番組に関する番組情報を、両番組に関する番組情報も含めて取得する(S304)。
検索起点事項想起度合い判定部111は、検索区間番組情報取得部109から検索起点番組に関する番組情報と、共有検索結果取得部110から共有検索結果とをそれぞれ取得し、検索起点番組の番組情報と共有検索結果との類似度を計算する。検索起点事項想起度合い判定部111は、計算した類似度に基づいて、共有検索結果は検索起点番組をきっかけとして検索を行った結果得られたものであるか否かの判定を行う(S305)。つまり、類似度が所定の閾値よりも大きい場合に、共有検索結果は検索起点番組をきっかけとして検索を行った結果得られたものであるとの判定を行い、所定の閾値以下の場合に、共有検索結果と検索起点番組とは無関係であるとの判定を行う。なお、上記類似度は、両情報に出現する単語の類似度を基に計算する。最も単純には検索起点番組と共有検索結果とに共通して含まれる単語の個数を計算し、単語の個数を類似度とする。共通して含まれる単語の個数が一定値以上の場合、共有検索結果は検索起点番組をきっかけとして検索を行った結果得られたものであるとの判定が行われる。その他の実現方法としては、単語間の類似度を、シソーラスやベクトル空間モデルなどを利用して表現することも考えられる(非特許文献:藤本和則他著、「意思決定支援とネットビジネス」、オーム社、2005年10月、pp.32−33)。そして、検索起点番組と共有検索結果に含まれる単語間の総合的な類似度を基に、上記判断を行っても良い。
なお、共有検索結果は検索起点番組をきっかけとして検索を行った結果得られたものであるか否かの判定には、上述の共有検索結果以外を用いても良い。例えば、共有検索結果を見つけるまでの操作履歴、特にユーザが入力した単語や選択した単語を利用して、上記判定を行っても良い。
さらに、検索起点番組の番組情報と共有検索結果の類似度の計算時において、検索起点番組の番組情報として、上記番組単位の番組情報を利用しても良い。また、シーン単位の番組情報を利用しても良い。さらに、番組全体の番組情報との類似度が大きいのか、シーン単位の番組情報との類似度が大きいのかに応じて、ユーザの検索事項が、番組全体に関するものであるのか、シーンに関するものであるのかが判断できる。
例えば、共有検索結果が、番組のタイトルやジャンルに関するものである場合、共有検索結果を得るための検索は、番組全体に関するものであると判断する。より具体的には、来週のテレビ番組の内容を調べるために、テレビ番組のタイトルを用いて検索した場合には、番組全体に関する情報を検索したと判断する。また、ローマの特集番組なので、シーンタグに無いローマに関する情報を検索した場合には、番組全体に関する情報を検索したと判断する。さらに、検索起点番組に通して出ている出演者、例えばドラマの主演者などの情報を検索した場合には、番組全体に関する情報を検索したと判断する。
一方、共有検索結果や共有検索結果を検索する際の検索単語が、検索起点番組の検索起点時刻以前の一定時間内のシーンタグに記述されている場合、シーンに関するものであると判断する。より具体的には、図10に示される番組情報(シーン単位)706の例において、検索起点時刻が20時15分頃であり、アーティスト「浜崎あゆお」、又はその曲名「Memorial address」について検索が行われていたとする。この場合、検索単語「浜崎あゆお」又は「Memorial address」が、検索起点時刻以前の一定時間内のシーンタグに記述されている。このため、シーン関連の検索が行われていたと判断される。もし、シーンタグが無い場合でも、以下のような場合にはシーンに関する検索が行われていたと判断される。例えば、ニュース番組を起点として事件の事柄について調べていたり、クイズ番組を起点として、クイズの解答について調べていたりする場合、調べている事項がタイトルやジャンルなどと一致しない場合、シーンに関する検索と判断できる。
共有検索結果が検索起点番組をきっかけとして行われた検索でないと判定された場合(S305でNO)、関連情報付与判断部112は、関連情報を付与せずに共有検索結果を共有検索結果送信部113に出力する(S308)。共有検索結果送信部113は、関連情報付与判断部112より受け取った共有検索結果を、共有テレビ114や他の端末に送信する(S309)。
一方、共有検索結果が検索起点番組をきっかけとして行われた検索であると判定された場合(S305でYES)、検索起点事項想起度合い判定部111は、検索起点番組から現番組に至るまでの番組情報を取得する。この番組情報は、検索区間番組情報取得部109から得られる。検索起点事項想起度合い判定部111は、共有検索結果が検索起点番組をきっかけとした検索結果である場合の、検索起点事項の想起容易性を示す検索起点事項想起度合いを計算する。検索起点事項想起度合い判定部111は、計算された検索起点事項想起度合いが、所定の閾値よりも大きい場合には、検索起点事項が想起容易であると判断ある。また、所定の閾値以下の場合には、検索起点事項が想起容易ではないと判断する(S306)。
この検索起点事項想起度合いが小さい場合、即ち共有検索結果を共有画面に表示した際に現検索者以外の共有テレビ114の視聴者(以下、「共有テレビ視聴者」という。)が何に基づく検索結果か分からない場合、「共有検索結果の表示に違和感を覚える」、「検索者が説明をしなくてはならない」、「再度関連するシーンを見てみたくなる」といった問題が生じる可能性がある。そこで、この検索起点事項想起度合いが小さい場合には、現検索者以外の共有テレビ視聴者に対して、検索起点事項が何に基づくものか、即ち検索起点番組に関する情報を知らせることが有効である。
図11Aは、検索起点事項想起度合いの判定処理(図4のS306)のフローチャートである。ここでは、ここでは検索起点判定度合いを大きいか(1)、小さいか(0)の2値に判定する。例えば、S306の処理において所定の閾値を0.5と定めることにより、検索起点事項が想起容易か否かの判断を行なうことができる。
以降、図11Aに示すフローチャートを用いて、検索起点事項想起度合い判定部111が行う検索起点事項想起度合いの判定処理を詳細に説明する。
検索起点事項想起度合い判定部111は、図11Bに示すような検索起点時刻から検索結果共有要求があった時刻までの時間、即ち検索に費やした時間(以下、「Ts」という。)が所定時間以内か否かを判定する(S1001)。これは、検索起点時刻から所定時間以上経過していると、検索のきっかけとなった事柄を想起するのが難しくなるという思想に基づくものである。これは、図12に示すように、人間は時間と共に記憶したものの保持率が下がっていくという実験データに基づくものである。このような実験データに関して、エビングハウスの忘却曲線(非特許文献:森敏昭他著、「グラフィック認知心理学」、サイエンス社、1995年9月1日、P37)が有名である。このような実験データを基にTsを決定しても良いし、検索起点番組やユーザの視聴情報を基にTsを変動させても良い。これは、前記エビングハウスの忘却曲線は無意味な綴りのリストを見せて記憶させ、その忘却度合いを測定した結果であるが、人は既に記憶にある情報に対しての再記憶は容易であるという実験データに基づくものである。具体的には、検索起点番組の内容が一定期間内に何度も放送されている内容である場合、例えばある有名なニュースのような場合、現検索者以外の共有テレビ視聴者もその内容を知っている可能性が高い。このため、このような場合には、上記所定時間を長くする。同様に、検索起点番組が普段習慣的に視聴されている番組や、録画経験がある番組の場合には、現検索者以外の共有テレビ視聴者もその番組について知っている可能性が高い。このため、このような場合にも、上記所定時間を長くする。
Tsが所定時間以上の場合(S1001でNO)、検索起点事項想起度合い判定部111は、検索起点番組と現視聴番組とが同一か否かを判断し、さらに、検索起点番組のシーンと現視聴番組のシーンとが同一か否かを判定する(S1002)。ここでシーンとは、シーンタグ等で決められた同一番組内のさらに同一事項を表す単位である。例えば、図5に示す操作履歴の場合、オフサイド、その解説又はそのリプレイなどが放送されている区間を1つのシーンとする。また、図10に示す視聴番組の例の場合、各アーティストが出演している区間を1つのシーンとする。その他の例としては、ニュースにおける同一事件やバラエティ番組における同一コーナーなども、1つのシーンとみなされる。
検索起点番組のシーンと現視聴番組のシーンとが同一であると判定されると(S1002でYES)、検索起点事項想起度合い判定部111は、検索起点事項想起度合いは大きいと判定する(S1003)。一方、両シーンが同一で無いと判定されると(S1002でNO)、検索起点事項想起度合い判定部111は、検索起点事項想起度合いは小さいと判定する(S1004)。
Tsが所定時間以内の場合(S1001でYES)、検索起点事項想起度合い判定部111は、Tsの区間内に番組の変更があったか否かを判定する(S1005)。番組の変更が無い場合(S1005でNO)、検索起点番組と現視聴番組とは同一番組であり、かつ検索起点時刻から現時刻までの経過時間も短い。このため、検索対象者以外の共有テレビ視聴者も検索のきっかけとなった事柄を記憶している可能性が高い。よって、検索起点事項想起度合い判定部111は、検索起点事項想起度合いが大きいと判定する(S1006)。
一方、Tsの区間内に番組の変更が合った場合(S1005でYES)、検索対象者以外の共有テレビ視聴者が検索のきっかけとなった事柄を忘れてしまう可能性がある。または、検索起点番組とは異なる現視聴番組の画面上に検索結果を表示することに対して違和感を持つ可能性がある。このような場合には、関連情報が必要である可能性があるが、他の条件も利用して検索起点事項想起度合いを判断するため、S1008へ進む。
つまり、検索起点事項想起度合い判定部111は、検索起点番組が変更された後の番組視聴がザッピング視聴か否かを判定する(S1008)。ここで、ザッピング視聴とは、所定の時間内に連続的に番組を変更する行為であり、通常は視聴者の興味にあう番組を探す行為として行われる。ザッピング視聴か否かの具体的判定方法としては、一定時間以内に所定回数以上番組変更が行われた場合、または、所定時間以内の番組視聴が所定回数以上続いた場合にザッピング視聴と判定する。このザッピング視聴の対象となった番組は、ユーザが続けて視聴したいと思うほど興味が持てなかった番組であり、検索起点番組に比べて印象が薄い。逆に、ザッピング視聴でない場合、番組視聴者は興味を持ってその番組を視聴していることになる。このため、共有検索結果を表示した場合に、検索対象者以外の共有テレビ視聴者が検索のきっかけとなった事柄を忘れている、もしくは表示されることに違和感を覚える可能性が低い。そこで、検索起点番組の後の番組がザッピング視聴でない場合は(S1008でNo)、検索起点事項想起度合い判定部111は、検索起点事項想起度合いが小さいと判定する(S1009)。
検索起点番組の後の番組がザッピング視聴であると判定されると(S1008でYES)、検索起点事項想起度合い判定部111は、検索起点番組自身がザッピング視聴の中で行われた視聴であるか否かを判定する(S1010)。検索起点番組の視聴がザッピング視聴の中で行われた場合(S1010でYES)、前述のようにその視聴時間は短い。このため、現検索者以外の共有テレビ視聴者は検索起点番組を覚えている可能性は低い。よって、検索起点事項想起度合い判定部111は、検索番組想起度合いは小さいと判定する(S1009)。
一方、検索起点番組がザッピング視聴でない場合は(S1010でNO)、その後の番組視聴がザッピング視聴である。このため、前述のように、それらの番組に対する印象は薄く、検索起点番組の想起度合いが高くなる。このため、検索起点事項想起度合い判定部111は、検索番組想起度合いを大きいと判定する(S1006)。
図13A〜図13Cを用いて、再度図11AのS1008及びS1010における判定方法について説明する。
図13Aに示されるように、検索起点事項想起度合い判定部111は、検索起点番組以降の番組の視聴方法がザッピング視聴であるか否かを判定する(S1008)。ザッピング視聴でない場合は(S1008でNO)、検索起点想起度合いは小さいと判定する(S1009)。
一方、検索起点番組以降の番組の視聴方法がザッピング視聴で合った場合(S1008でYES)、検索起点事項想起度合い判定部111は、検索起点番組もザッピング視聴の一部であるか否かを判定する(S1010)。図13Bに示されるように、検索起点番組もそのザッピング視聴の一部であるなら(S1010でYES)、検索起点事項想起度合い判定部111は、検索起点想起度合いは小さいと判定する(S1009)。図13Cに示されるように、検索起点番組がザッピング視聴の一部でないなら(S1010でNO)、検索起点事項想起度合い判定部111は、検索起点想起度合いは大きいと判定する(S1006)。
なお、S1008以降の処理では、検索起点番組以降の番組の視聴方法及び検索起点番組自体の視聴方法を基に検索起点事項想起度合いを判定したが、検索起点番組の視聴時間を基に、検索起点事項想起度合いを判定しても良い。これは、検索起点番組の視聴時間が短いほど、検索結果要求時において、検索起点番組を覚えている可能性は小さいためである。但し、S1001のTsの判定のような長さだけの判定でなく、そのコンテンツに対するユーザの既知度合いを考慮しても良い。
再度、図4を参照して、以上のように検索起点の事項が想起容易であると判定されると(S306でYES)、関連情報付与判断部112は関連情報を付与しない(S308)。そして、共有検索結果送信部113は、共有検索結果のみを、共有テレビ114や他の端末に送信する(S309)。
検索起点の事項が想起容易でないと判定されると(S306でNO)、関連情報付与判断部112は、関連情報を付与する(S307)。そして、共有検索結果送信部113は、関連情報が付与された共有検索結果を、共有テレビ114や他の端末に送信する(S309)。
次に、S307において、付与される関連情報について詳細に述べる。
図14A〜図14Dは、に共有テレビ114に表示された関連情報が付与された共有検索結果の例を示す。
図14A及び図14Bは、関連シーンが付与された共有検索結果の画面例である。
S305の処理において、共有検索結果がシーンに関すると判断された場合には、関連情報付与判断部112は、シーンに関する情報を付与する。例えば、図14Aのように関連シーンが再生可能なボタンを表示し、必要であればそのボタンを押して、関連シーンを見られるようにしても良い。また、図14Bのように関連シーンを自動で再生しても良い。この2つの表示方法のどちらを利用するかはユーザが事前に設定しても良いし、共有検索結果及び関連情報が表示される領域の広さを基に自動で決定しても良い。画面上には、図14Aのように表示するほうが図14Bのように表示するのに比べて、表示領域が狭くて済む。このため、共有テレビ114の表示領域があまり無い場合は図14Aの表示方法で表示するのが有効である。また、図11AのS1001の所定時間に応じて表示方法を決定しても良い。この所定時間が長いということは、関連シーンがあったことは覚えていても、どんなシーンだったかを忘れている可能性が高い。よって、この所定時間が一定時間以上の場合、図14Bのように、検索結果とシーンとを同時に表示させることが有効である。
S305の処理において、共有検索結果が番組全体に関すると判断された場合には、関連情報付与判断部112は、番組全体に関する情報を付与する。図14Cのように番組全体のテキスト情報を表示し、検索起点番組の映像を再生可能なボタンを示し、必要であれば、ボタンを押すことにより検索起点番組の映像が見られるようにしても良い。また、図14Dのように番組全体の情報を示して、さらに自動で検索起点番組の映像を再生しても良い。ここで、再生される検索起点番組の映像は、視聴されていた時間帯全てでも良いが、より検索のきっかけになった時間帯の方が検索起点事項を想起しやすいと考えられる。このため、検索起点時刻より一定時間前から検索起点番組の映像を再生しても良い。この2つの表示方法のどちらを利用するかは上記図14Aと図14Bの場合と同じように、共有テレビ114における表示画面の領域の広さや、図11AのS1001の所定時間を用いて決定しても良い。また、図7に示す共有検索結果のウェブページに含まれるメディア情報605を用いても良い。例えば、共有検索結果のウェブページに、動画や静止画がある場合、図14Cのように検索起点番組をテキスト情報のみで示しても良い。例えば共有検索結果が木村拓真という人物に関する検索結果で合った場合、図14Cのように木村拓真の写真などが共有検索結果のウェブページ内に存在すれば、現検索者以外の共有テレビ視聴者も木村拓真が分かる。そのため、検索の基にした番組を容易に理解できる。一方、図14Dのように共有検索結果がテキスト情報のみのウェブページの場合、現検索者以外の共有テレビ視聴者は木村拓真がどのような人物であるか分からない場合がある。このため、番組に関するテキスト情報のみでは、どの番組を基にした検索結果であるかを理解することは難しい。そこで、このような場合、検索起点番組に関するテキスト情報のみでなく、検索起点番組の映像を合わせて表示することが有効である。
さらに、上記処理においては、検索起点想起度合いの大小に応じて関連情報を選択的に付与したが、検索起点想起度合いの大小に応じて関連情報の表示方法を制御しても良い。具体的には、検索起点想起度合いが大きい場合、現検索者以外の共有テレビ視聴者は検索のきっかけとなった事柄について覚えているが、再度見たいと思う可能性もある。このため、共有検索結果に関連情報を付与しないのではなく、簡単に見ることができるように図14Aのように、関連シーンが再生可能なボタンを表示するようにしても良い。また、検索起点想起度合いが小さい場合は、図14Bのように関連シーンを自動で再生しても良い。また、検索起点想起度合いに応じて、画面に表示する関連情報の情報量を変更しても良い。具体的には、検索起点想起度合いが大きい場合には、タイトルのみを表示するようにしても良い。また、検索起点想起度合いが小さい場合には、タイトルに加えてジャンルや内容を表示するようにし、情報量を増やすようにしても良い。
なお、上記検索起点番組の映像は、関連情報付与装置100内に番組を蓄積しておき、蓄積された番組の映像を関連情報として添付しても良い。また、関連情報付与装置100は、検索起点番組の時刻や検索起点時刻の情報のみを、共有テレビ114などの他の端末送信し、他の端末が、外部の映像録画機器又はサーバに記憶されている映像を取得して画面上に表示するようにしても良い。
以上説明したように、本発明に係る関連情報付与装置は、検索者が共有しようとする検索結果が、視聴番組をきっかけとするものかを判断する。そして、視聴番組をきっかけとする場合、きっかけとなった視聴番組及び事項を現検索者以外の共有テレビ視聴者が想起容易か否かを判断して、検索結果に関連情報として番組のテキスト情報や動画情報を付与する。このため、関連情報が必要な場合にのみ適切に関連情報の付与が可能となる。
(実施の形態2)
上記実施の形態1では、検索者が検索を始めた時刻、検索に費やした時間、及びその時間内での共有テレビにおける視聴番組の変化を利用して、検索起点事項想起度合いを求めた。
実施の形態2では、検索のきっかけが検索者本人であるのか、それとも現検索者以外の共有テレビ視聴者であるのかに応じて、検索起点事項想起度合いを決定する。この理由としては、検索者が自分の興味に基づき、検索を行って、検索結果を共有した場合には、現検索者以外の共有テレビ視聴者の検索起点事項想起度合いは小さい。これに対して、現検索者以外の共有テレビ視聴者が検索者に依頼して検索を行った場合には、検索事項想起度合いは大きい。このため、共有検索結果に関連情報を付与する必要が無くなるためである。ただし、現検索者以外の共有テレビ視聴者の要求に基づく検索であっても、検索者を含む共有テレビ視聴者の誰の興味にも合わない場合には、いずれかの人物の興味に基づく検索では無い。このため、検索事項想起度合いは小さくなり、共有検索結果に関連情報を付与する必要性がある。
また、検索者に関係なく、似た情報が以前共有されているか否かの観点に応じても検索事項想起度合いの判定を行う。これは、以前共有されたことがある情報は共有テレビの視聴者が知っている可能性が高いため、検索起点事項が想起しやすいという考えに基づく。
本発明の実施の形態2における検索システムの構成を示す例を図15に示す。この検索システムは、図1に示した検索システムの構成において、関連シーン付与装置100の代わりに関連シーン付与装置200を用いたものである。
図15に示す関連情報付与装置200は、関連情報付与装置100の構成から、現視聴番組情報取得部108及び検索区間番組情報取得部109を削除し、検索者識別部1308及び視聴者興味領域推定部1309を設けたものである。また、関連情報付与装置200は、図2に示した関連情報付与装置100の構成において、検索起点事項想起度合い判定部111の代わりに、検索起点事項想起度合い判定部1311を用いたものである。その他の構成要件は、図2に示した関連情報付与装置100と同様である。このため、その詳細な説明はここでは繰り返さない。
検索者識別部1308は、関連情報付与装置200を利用する検索者を識別する処理部である。
視聴者興味領域推定部1309は、操作履歴記憶部103に記憶されている検索者ごとの操作履歴に基づいて、検索者の興味領域を推定する処理部である。なお、ここでは、共有テレビ114の視聴者が関連情報付与装置200を利用する検索者となる場合を想定している。このため、検索者の興味領域は、言い換えれば視聴者の興味領域となる。以下では、操作履歴記憶部103に記憶されている検索者の興味領域を、視聴者の興味領域とも言う。
検索起点事項想起度合い判定部1311は、検索起点事項想起度合いを計算する処理部である。この際、検索起点事項想起度合い判定部1311は、検索起点番組情報取得部107により取得された検索起点番組の番組情報と、視聴者興味領域推定部1309において推定された視聴者の興味領域と、共有検索結果取得部110において取得された共有検索結果とを用いる。さらに、検索起点事項想起度合い判定部1311は、計算された検索起点事項想起度合いの大小を判定する。
以下、本実施の形態における関連情報付与装置200の処理手順について、実施の形態1における関連情報付与装置100の処理手順との相違点を中心に説明する。図16は、関連情報付与装置200の処理手順を示すフローチャートである。
検索を実施する前に、検索者識別部1308は、関連情報付与装置200を利用する検索者を識別する(S1401)。識別方法としては検索を行う前にユーザがユーザ名を入力する方法が最も一般的であるが、一部のシステムにあるように指紋認証や画像認証等を用いてユーザを識別しても良い。
情報検索実行部102は、情報検索の操作履歴及び検索結果を操作履歴記憶部103に記憶する(S1402)。情報検索実行部102は、上記操作履歴及び検索結果を記憶する際に、S1401で識別した検索者を示す検索者識別情報を一緒に記憶する。操作履歴記憶部103に記憶される検索者識別情報付き操作履歴の一例を図17に示す。この検索者識別情報付き操作履歴は、図5に示した操作履歴において、新たに検索者1701の項目が付け加えられたものである。検索者1701は、上記検索者識別情報である。検索者識別情報を記憶することにより、操作を行った人物を判定することができる。なお、本実施の形態においては、各検索者の操作履歴及び検索結果から各検索者の興味領域を推定する。このため、操作履歴は長期にわたって保存するものとする。
以後の処理は、図4に示したものと同様であるが、本実施の形態では、S304の処理が実行されず、S306の処理の代わりに、S1406の処理が実行される。S1406の処理は、S306の処理と同様に検索起点事項想起度合いを判定する処理であるが、判定の仕方が異なる。
以下、図18に示すフローチャートを用いて、検索起点事項想起度合いの判定処理(S1406)について詳細に説明する。
視聴者興味領域推定部1309は、操作履歴記憶部103に記憶されている各検索者の操作履歴をまとめて、検索者ごとの興味領域を構築し、興味領域情報を自身に記憶する(S1501)。上述したように、検索者の興味領域は、言い換えれば視聴者の興味領域となる。
図19は、興味領域情報の一例を示す図である。興味領域情報は、検索者1801と、検索単語(入力単語)1802と、選択項目(選択単語)1803と、閲覧ページ1804と、興味領域(個人)1805と、興味領域(共有)1806とを含む。
検索者1801は、操作時に入力はまた判別された検索者を区別するための情報である。検索単語(入力単語)1802は、検索時に入力した単語情報である。選択項目(選択単語)1803は、検索時に選択した項目に含まれる単語情報である。閲覧ページ1804は、検索時に閲覧したウェブページに含まれる単語情報である。興味領域(個人)1805は、検索時に閲覧したウェブページのうち、共有テレビ114等に送信したことがないウェブページ、つまり、他の視聴者と共有したことがないウェブページに含まれる単語情報である。興味領域(共有)1806は、検索時に閲覧したウェブページのうち、共有テレビ114等に送信し、他の視聴者と共有したことがあるウェブページに含まれる単語情報である。
検索単語(入力単語)1802から興味領域(共有)1806に含まれる単語情報には、各単語について、単語の頻度情報、単語を入力又は閲覧した時刻情報、検索結果を共有したか否かに関する情報などが含まれる。
興味領域(個人)1805は、ユーザの興味領域をベクトル表現したものである。この際、興味領域(個人)1805は、検索単語(入力単語)1802から閲覧ページ1804に含まれる単語情報の中で、共有しなかった検索結果を得るための検索の際に利用又は閲覧された単語情報を利用する。一方、興味領域(共有)1806は、ユーザの興味領域をベクトル表現したものである。この際、興味領域(共有)1806は、検索単語(入力単語)1802から閲覧ページ1804に含まれる単語情報の中で、共有した検索結果を得るための検索の際に利用又は閲覧された単語情報を利用する。
例えば、興味領域情報の1行目に着目すると、検索者は「tsuyoshi」であり、検索単語には、「オフサイド」などが含まれ、選択項目には「ルールブック(オフサイド)」等が含まれる。また、閲覧ページには、「サッカー、スポーツ」などの単語含まれる。また、他の視聴者と共有していない興味領域に含まれる単語には、「ドラマ」などが含まれる。一方、他の視聴者と共有している興味領域に含まれる単語には、「サッカー」などが含まれる。これにより、検索者「tsuyoshi」は、「サッカー」に関する検索結果については、他の視聴者と検索結果の共有を行ったが、「ドラマ」に関しては個人的に検索を行い、検索結果を他の視聴者と共有していないことが分かる。
なお、本実施の形態では、ユーザの興味領域を操作履歴から自動で推定したが、操作履歴以外の情報を用いて推定しても良い。例えばユーザ自身が直接入力したプロファイル情報を用いて興味領域を推定しても良いし、視聴番組又は録画番組などの番組情報を利用して興味領域を推定しても良い。
以後、ユーザ自身の入力なども含めたユーザの興味領域全体を単に「興味領域」と記述する。また、興味領域(個人)1805に記憶される単語より作成した領域を「個人興味領域」と記述する。さらに、興味領域(共有)1806に記憶される単語より作成した領域を「共有した個人興味領域」と記述する。
検索起点事項想起度合い判定部1311は、共有検索結果の情報として、操作履歴記憶部103から共有検索結果を検索した際の操作履歴を取得し、上記検索者の興味領域と比較可能な情報(以下、「共有検索領域」という。)を作成する(S1502)。例えば、検索起点事項想起度合い判定部1311は、上記操作履歴で選択された際に入力又は選択された単語や、閲覧したウェブページに含まれる単語情報を取得し、上記ユーザの興味を表現する、興味領域と比較可能なベクトルを作成する。
なお、共有検索領域の作成には、操作履歴の代わりに、共有検索結果のウェブページの情報や、検索起点番組の情報を利用しても良い。
検索起点事項想起度合い判定部1311は、共有検索結果(検索起点番組)が現検索者の興味領域に含まれているか否かを判定する(S1503)。この際、検索起点事項想起度合い判定部1311は、S1502で得られた共有検索領域と、S1501において計算された各検索者の興味領域の中から抽出された現検索者の興味領域との類似度を計算することにより、前述の判定を行っている。本例において、共有検索領域と興味領域との類似度は、共有検索領域と個人興味領域との比較、及び共有検索領域と共有した個人興味領域との比較により計算される。つまり、共有検索領域が、個人興味領域及び共有した個人興味領域の双方に類似しない場合には、検索起点事項想起度合い判定部1311は、共有検索結果が現検索者の興味領域には含まれないと判定する。
共有検索結果が、現検索者の興味領域に含まれないと判定された場合(S1503でNO)、検索起点事項想起度合い判定部1311は、共有検索結果が、視聴者の興味領域に含まれるか否かを判定する(S1504)。なお、カメラにより視聴者を撮影し、視聴者を識別することにより、実際に共有テレビ114を視聴している視聴者のみの興味領域について、S1504の判定処理を行うようにしても良い。
共有検索結果が、現検索者以外の興味領域に含まれている場合(S1504でYES)、検索起点事項想起度合い判定部1311は、共有検索結果は現検索者以外の共有テレビ視聴者からの依頼に基づき検索された結果であると判断する。そして、検索起点事項想起度合いが大きいと判定する(S1505)。
一方、共有検索結果が、現検索者以外の興味領域に含まれていない場合(S1504でNO)、今回行われた検索は、突発的な検索である可能性が高く、そのような検索結果は検索対象とする事柄についての知識が乏しいと考えられる。このため、共有検索結果に関連情報の付与が必要であるため、検索起点事項想起度合い判定部1311は、検索起点事項想起度合いが小さいと判定する(S1506)。
共有検索結果が、現検索者の興味領域に含まれると判定された場合(S1503でYES)、検索起点事項想起度合い判定部1311は、共有検索領域が、現検索者の個人興味領域と現検索者の共有した個人興味領域とのどちらに類似しているかの判断を行う(S1507)。
共有検索領域が、共有した個人興味領域よりも個人興味領域に類似していると判定された場合(S1507でYES)、共有検索結果は、現検索者以外のテレビ視聴者からの要請に基づく検索から得られたものではない可能性が高い。このため、検索起点事項想起度合い判定部1311は、検索起点事項検索度合いが小さいと判定する(S1508)。一方、共有検索領域が、個人興味領域よりも共有した個人興味領域に類似していると判定された場合(S1507でNO)、共有検索結果は、現検索者の興味領域に含まれるものの、普段から他の検索者と情報共有をしている可能性が高い。このため、検索起点事項想起度合い判定部1311は、検索起点事項想起度合いが大きいと判定する(S1505)。
図16に示した、検索起点事項想起度合いの判定処理(S1406)よりも後の処理は、実施の形態1と同様である。つまり、検索起点事項想起度合いが大きいと判定された場合は(S1406でNO)、関連情報付与判断部112は、共有検索結果に関連情報を付与しない。一方、検索起点事項想起度合いが小さいと判定された場合は(S1406でYES)、関連情報付与判断部112は、共有検索結果に関連情報を付与する(S308)。その後、共有検索結果送信部113が、共有検索結果を他の端末に送信する(S309)。ただし、上記実施の形態1と同様に検索起点事項想起度合いに応じて、関連情報の付与を制御するのではなく、画面への関連情報を表示のさせ方を制御するようにしても良い。
また、上記処理の説明では検索起点事項想起度合いを大きいか、小さいかの2値に判別し、制御を行ったが、上記興味領域と共有検索結果の類似度の大きさに応じて、段階的に制御しても良い。
このように、上記の動作により、共有する情報が誰の興味領域かを判定することで、きっかけとなった視聴番組及び事項を現検索者以外の共有テレビ視聴者が想起容易か否かを判定することができる。このため、検索結果に関連情報として番組のテキスト情報や動画情報を適切に自動で付与すことが可能となる。
以上、本発明の実施の形態に係る関連情報付与装置について説明したが、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではない。
例えば、図11Aに示した検索起点事項想起度合いの判定処理(図4のS306)においては、S1001〜S1004の処理を行わないものであっても良い。
また、上記の各装置は、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAM、ハードディスクドライブ、ディスプレイユニット、キーボード、マウスなどから構成されるコンピュータシステムとして構成されても良い。RAMまたはハードディスクドライブには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、各装置は、その機能を達成する。ここでコンピュータプログラムは、所定の機能を達成するために、コンピュータに対する指令を示す命令コードが複数個組み合わされて構成されたものである。
さらに、上記の各装置を構成する構成要素の一部または全部は、1個のシステムLSI(Large Scale Integration:大規模集積回路)から構成されているとしても良い。システムLSIは、複数の構成部を1個のチップ上に集積して製造された超多機能LSIであり、具体的には、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどを含んで構成されるコンピュータシステムである。RAMには、コンピュータプログラムが記憶されている。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、システムLSIは、その機能を達成する。
さらにまた、上記の各装置を構成する構成要素の一部または全部は、各装置に脱着可能なICカードまたは単体のモジュールから構成されているとしても良い。ICカードまたはモジュールは、マイクロプロセッサ、ROM、RAMなどから構成されるコンピュータシステムである。ICカードまたはモジュールは、上記の超多機能LSIを含むとしても良い。マイクロプロセッサが、コンピュータプログラムに従って動作することにより、ICカードまたはモジュールは、その機能を達成する。このICカードまたはこのモジュールは、耐タンパ性を有するとしても良い。
また、本発明は、上記に示す方法であるとしても良い。また、これらの方法をコンピュータにより実現するコンピュータプログラムであるとしても良いし、上記コンピュータプログラムからなるディジタル信号であるとしても良い。
さらに、本発明は、上記コンピュータプログラムまたは上記ディジタル信号をコンピュータ読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、CD−ROM、MO、DVD、DVD−ROM、DVD−RAM、BD(Blu−ray Disc)、半導体メモリなどに記録したものとしても良い。また、これらの記録媒体に記録されている上記ディジタル信号であるとしても良い。
また、本発明は、上記コンピュータプログラムまたは上記ディジタル信号を、電気通信回線、無線または有線通信回線、インターネットを代表とするネットワーク、データ放送等を経由して伝送するものとしても良い。
また、本発明は、マイクロプロセッサとメモリを備えたコンピュータシステムであって、上記メモリは、上記コンピュータプログラムを記憶しており、上記マイクロプロセッサは、上記コンピュータプログラムに従って動作するとしても良い。
また、上記プログラムまたは上記ディジタル信号を上記記録媒体に記録して移送することにより独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしても良い。または上記プログラムまたは上記ディジタル信号を上記ネットワーク等を経由して移送することにより、独立した他のコンピュータシステムにより実施するとしても良い。
さらに、上記実施の形態及び上記変形例をそれぞれ組み合わせるとしても良い。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明は、動画を基にした一般的な情報検索装置に利用できる。このため、テレビ放送だけではなく、インターネット上の動画コンテンツや、プライベートで撮影した映像を基にした情報検索装置に対しても利用可能である。また、共有検索結果の共有方法としては、共有テレビに共有検索結果を表示するだけではなく、メールに添付するなど、様々な状況で、共有検索結果を共有することが可能であり、その利用可能性は非常に大きい。
本発明の実施の形態1における検索システムの構成を示す外観図である。 本発明の実施の形態1における検索システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1におけるユーザの操作手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における関連情報付与装置が実行する処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態1における操作履歴データの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における情報検索時の画面例を示す図である。 本発明の実施の形態1における情報検索時の画面例を示す図である。 本発明の実施の形態1における情報検索時の画面例を示す図である。 本発明の実施の形態1における情報検索時の画面例を示す図である。 本発明の実施の形態1における検索結果データの一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における視聴番組情報記憶部に記憶される視聴された番組の番組情報の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における視聴番組情報記憶部に記憶される番組全体に関する番組情報の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における視聴番組情報記憶部に記憶される番組シーンに関する番組情報の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における検索起点事項想起度合い判定部の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1における検索に費やした時間Tsを説明するための図である。 本発明の実施の形態1におけるエビングハウスの忘却曲線の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における検索起点事項想起度合い判定部の処理を説明するための図である。 本発明の実施の形態1における検索起点事項想起度合い判定部の処理を説明するための図である。 本発明の実施の形態1における検索起点事項想起度合い判定部の処理を説明するための図である。 本発明の実施の形態1における関連情報を付与した検索結果の共有テレビの出力画面例を示す図である。 本発明の実施の形態1における関連情報を付与した検索結果の共有テレビの出力画面例を示す図である。 本発明の実施の形態1における関連情報を付与した検索結果の共有テレビの出力画面例を示す図である。 本発明の実施の形態1における関連情報を付与した検索結果の共有テレビの出力画面例を示す図である。 本発明の実施の形態2における検索システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2における関連情報付与装置が実行する処理のフローチャートである。 本発明の実施の形態2における操作履歴データの一例を示す図である。 本発明の実施の形態2における検索起点事項想起度合い判定部の処理を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2における興味領域情報の一例を示す図である。
符号の説明
101 検索条件入力部
102 情報検索実行部
103 操作履歴記憶部
104 視聴番組情報取得部
105 視聴番組情報記憶部
106 タイマー
107 検索起点番組情報取得部
108 現視聴番組情報取得部
109 検索区間番組情報取得部
110 共有検索結果取得部
111 検索起点事項想起度合い判定部
112 関連情報付与判断部
113 共有検索結果送信部
114 共有テレビ

Claims (25)

  1. 第1のユーザと第2のユーザに対して提示されたコンテンツであるコンテンツに関する情報と、コンテンツの提示時刻とを含むコンテンツ情報を記憶しているコンテンツ情報記憶部と、
    前記コンテンツ情報記憶部に記憶されているコンテンツの中から、前記第1のユーザが検索装置で行った情報検索の検索結果に関連するコンテンツである検索起点コンテンツに関する情報である検索起点情報を取得する検索起点コンテンツ情報取得部と、
    前記コンテンツ情報記憶部に記憶されているコンテンツ情報に基づいて、前記第2のユーザが前記検索起点コンテンツを想起可能な度合いである想起度合いを推定する想起度合い推定部と、
    前記想起度合いが所定の閾値条件を満たさないときに、提示装置への表示が要求された前記検索結果である共有検索結果に前記検索起点情報を付与したデータを、前記提示装置に送信する送信部と
    を備え、
    前記想起度合い推定部は、前記共有検索結果を得るための検索を開始した時刻である検索起点時刻と、前記共有検索結果の前記提示装置への提示が要求された時刻である提示要求時刻との差分から推定される人の記憶の保持率に基づいて、当該保持率が小さいほど小さくなる前記想起度合いを推定す
    連情報付与装置。
  2. 第1のユーザと第2のユーザに対して提示されたコンテンツであるコンテンツに関する情報と、コンテンツの提示時刻とを含むコンテンツ情報を記憶しているコンテンツ情報記憶部と、
    前記コンテンツ情報記憶部に記憶されているコンテンツの中から、前記第1のユーザが検索装置で行った情報検索の検索結果に関連するコンテンツである検索起点コンテンツに関する情報である検索起点情報を取得する検索起点コンテンツ情報取得部と、
    前記コンテンツ情報記憶部に記憶されているコンテンツ情報に基づいて、前記第2のユーザが前記検索起点コンテンツを想起可能な度合いである想起度合いを推定する想起度合い推定部と、
    前記想起度合いが所定の閾値条件を満たさないときに、提示装置への表示が要求された前記検索結果である共有検索結果に前記検索起点情報を付与したデータを、前記提示装置に送信する送信部と
    を備え、
    前記想起度合い推定部は、前記コンテンツ情報記憶部を参照することにより、前記共有検索結果を得るための検索を開始した時刻である検索起点時刻から、前記共有検索結果の前記提示装置への提示が要求された時刻である提示要求時刻までのコンテンツの内容の変化に基づいて、前記想起度合いを推定す
    連情報付与装置。
  3. 前記想起度合い推定部は、前記コンテンツ情報記憶部を参照することにより、前記検索起点時刻に前記提示装置に提示されていたコンテンツと前記提示要求時刻に提示されていたコンテンツとの類似性が高いほど大きくなる前記想起度合いを推定する
    請求項記載の関連情報付与装置。
  4. 前記想起度合い推定部は、前記コンテンツ情報記憶部を参照することにより、前記検索起点時刻に前記提示装置に提示されていたコンテンツのシーンと前記提示要求時刻に提示されていたコンテンツのシーンとの類似性が高いほど大きくなる前記想起度合いを推定する
    請求項記載の関連情報付与装置。
  5. 前記想起度合い推定部は、前記コンテンツ情報記憶部を参照することにより、前記検索起点時刻から前記提示要求時刻までの間にザッピングが行われているほど大きくなる前記想起度合いを推定する
    請求項記載の関連情報付与装置。
  6. 第1のユーザと第2のユーザに対して提示されたコンテンツであるコンテンツに関する情報と、コンテンツの提示時刻とを含むコンテンツ情報を記憶しているコンテンツ情報記憶部と、
    前記コンテンツ情報記憶部に記憶されているコンテンツの中から、前記第1のユーザが検索装置で行った情報検索の検索結果に関連するコンテンツである検索起点コンテンツに関する情報である検索起点情報を取得する検索起点コンテンツ情報取得部と、
    前記コンテンツ情報記憶部に記憶されているコンテンツ情報に基づいて、前記第2のユーザが前記検索起点コンテンツを想起可能な度合いである想起度合いを推定する想起度合い推定部と、
    前記想起度合いが所定の閾値条件を満たさないときに、提示装置への表示が要求された前記検索結果である共有検索結果に前記検索起点情報を付与したデータを、前記提示装置に送信する送信部と
    を備え、
    前記想起度合い推定部は、前記コンテンツ情報記憶部を参照することにより、前記検索起点時刻に前記提示装置に提示されていたコンテンツの表示時間が短いほど小さくなる前記想起度合いを推定す
    連情報付与装置。
  7. 第1のユーザと第2のユーザに対して提示されたコンテンツであるコンテンツに関する情報と、コンテンツの提示時刻とを含むコンテンツ情報を記憶しているコンテンツ情報記憶部と、
    前記コンテンツ情報記憶部に記憶されているコンテンツの中から、前記第1のユーザが検索装置で行った情報検索の検索結果に関連するコンテンツである検索起点コンテンツに関する情報である検索起点情報を取得する検索起点コンテンツ情報取得部と、
    前記コンテンツ情報記憶部に記憶されているコンテンツ情報に基づいて、前記第2のユーザが前記検索起点コンテンツを想起可能な度合いである想起度合いを推定する想起度合い推定部と、
    前記想起度合いが所定の閾値条件を満たさないときに、提示装置への表示が要求された前記検索結果である共有検索結果に前記検索起点情報を付与したデータを、前記提示装置に送信する送信部と
    を備え、
    前記想起度合い推定部は、前記コンテンツ情報記憶部を参照することにより、前記検索起点時刻に前記提示装置に提示されていたコンテンツが、ザッピングが行われていた途中に提示されたコンテンツである場合には、前記検索起点時刻に前記提示装置に提示されていたコンテンツの表示時間が同じ他のコンテンツがあるときでも、前記ザッピングが行われていた途中に提示されたコンテンツの想起度合いを、より小さく推定す
    連情報付与装置。
  8. 第1のユーザと第2のユーザに対して提示されたコンテンツであるコンテンツに関する情報と、コンテンツの提示時刻とを含むコンテンツ情報を記憶しているコンテンツ情報記憶部と、
    前記コンテンツ情報記憶部に記憶されているコンテンツの中から、前記第1のユーザが検索装置で行った情報検索の検索結果に関連するコンテンツである検索起点コンテンツに関する情報である検索起点情報を取得する検索起点コンテンツ情報取得部と、
    前記コンテンツ情報記憶部に記憶されているコンテンツ情報に基づいて、前記第2のユーザが前記検索起点コンテンツを想起可能な度合いである想起度合いを推定する想起度合い推定部と、
    前記想起度合いが所定の閾値条件を満たさないときに、提示装置への表示が要求された前記検索結果である共有検索結果に前記検索起点情報を付与したデータを、前記提示装置に送信する送信部と、
    前記関連情報付与装置を用いて情報検索を行う検索者の興味を示す興味情報を記憶している興味情報記憶部と、
    前記共有検索結果を得るための情報検索を行った検索者を識別するための検索者識別部とを備え、
    前記想起度合い推定部は、前記共有検索結果と前記検索者の興味情報とが類似しているほど小さくなる前記想起度合いを推定す
    連情報付与装置。
  9. 第1のユーザと第2のユーザに対して提示されたコンテンツであるコンテンツに関する情報と、コンテンツの提示時刻とを含むコンテンツ情報を記憶しているコンテンツ情報記憶部と、
    前記コンテンツ情報記憶部に記憶されているコンテンツの中から、前記第1のユーザが検索装置で行った情報検索の検索結果に関連するコンテンツである検索起点コンテンツに関する情報である検索起点情報を取得する検索起点コンテンツ情報取得部と、
    前記コンテンツ情報記憶部に記憶されているコンテンツ情報に基づいて、前記第2のユーザが前記検索起点コンテンツを想起可能な度合いである想起度合いを推定する想起度合い推定部と、
    前記想起度合いが所定の閾値条件を満たさないときに、提示装置への表示が要求された前記検索結果である共有検索結果に前記検索起点情報を付与したデータを、前記提示装置に送信する送信部と、
    前記提示装置の利用者の興味を示す興味情報を記憶している興味情報記憶部と、
    前記共有検索結果を得るための情報検索を行った検索者を識別するための検索者識別部とを備え、
    前記想起度合い推定部は、前記共有検索結果と前記検索者とは異なる前記利用者の興味情報とが類似しているほど大きくなる前記想起度合いを推定す
    連情報付与装置。
  10. 第1のユーザと第2のユーザに対して提示されたコンテンツであるコンテンツに関する情報と、コンテンツの提示時刻とを含むコンテンツ情報を記憶しているコンテンツ情報記憶部と、
    前記コンテンツ情報記憶部に記憶されているコンテンツの中から、前記第1のユーザが検索装置で行った情報検索の検索結果に関連するコンテンツである検索起点コンテンツに関する情報である検索起点情報を取得する検索起点コンテンツ情報取得部と、
    前記コンテンツ情報記憶部に記憶されているコンテンツ情報に基づいて、前記第2のユーザが前記検索起点コンテンツを想起可能な度合いである想起度合いを推定する想起度合い推定部と、
    前記想起度合いが所定の閾値条件を満たさないときに、提示装置への表示が要求された前記検索結果である共有検索結果に前記検索起点情報を付与したデータを、前記提示装置に送信する送信部と、
    前記関連情報付与装置を用いて情報検索を行う検索者の興味を示す興味情報を記憶している興味情報記憶部と、
    前記共有検索結果を得るための情報検索を行った検索者を識別するための検索者識別部とを備え、
    前記想起度合い推定部は、前記共有検索結果と前記検索者の興味情報とが類似しているほど、かつ当該検索者の興味情報に関連する検索結果が前記提示装置に送信されていないほど小さくなる前記想起度合いを推定す
    連情報付与装置。
  11. 前記送信部は、前記想起度合いに応じて、前記共有検索結果に付与する前記検索起点情報の量または付与方法を変更する
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の関連情報付与装置。
  12. コンピュータによる関連情報付与方法であって、
    前記コンピュータは、第1のユーザと第2のユーザに対して提示されたコンテンツであるコンテンツに関する情報と、コンテンツの提示時刻とを含むコンテンツ情報とを記憶しており、
    前記関連情報付与方法は、
    記憶されているコンテンツの中から、前記第1のユーザが検索装置で行った情報検索の検索結果に関連するコンテンツである検索起点コンテンツに関する情報である検索起点情報を取得する取得ステップと
    記憶されているコンテンツ情報に基づいて、前記第2のユーザが前記検索起点コンテンツを想起可能な度合いである想起度合いを推定する推定ステップと
    前記想起度合いが所定の閾値条件を満たさないときに、提示装置への表示が要求された前記検索結果である共有検索結果に前記検索起点情報を付与したデータを、前記提示装置に送信する送信ステップと
    を含み、
    前記推定ステップでは、前記共有検索結果を得るための検索を開始した時刻である検索起点時刻と、前記共有検索結果の前記提示装置への提示が要求された時刻である提示要求時刻との差分から推定される人の記憶の保持率に基づいて、当該保持率が小さいほど小さくなる前記想起度合いを推定する
    関連情報付与方法。
  13. コンピュータに、
    第1のユーザと第2のユーザに対して提示されたコンテンツの中から、第1のユーザが検索装置で行った情報検索の検索結果に関連するコンテンツである検索起点コンテンツに関する情報である検索起点情報を取得する取得ステップと、
    前記第1のユーザと前記第2のユーザに対して提示されたコンテンツであるコンテンツに関する情報と、コンテンツの提示時刻とを含むコンテンツ情報に基づいて、前記第2のユーザが前記検索起点コンテンツを想起可能な度合いである想起度合いを推定する推定ステップと、
    前記想起度合いが所定の閾値条件を満たさないときに、前記提示装置への表示が要求された前記検索結果である共有検索結果に前記検索起点情報を付与したデータを、前記提示装置に送信する送信ステップと
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記推定ステップでは、前記共有検索結果を得るための検索を開始した時刻である検索起点時刻と、前記共有検索結果の前記提示装置への提示が要求された時刻である提示要求時刻との差分から推定される人の記憶の保持率に基づいて、当該保持率が小さいほど小さくなる前記想起度合いを推定する
    プログラム。
  14. コンピュータによる関連情報付与方法であって、
    前記コンピュータは、第1のユーザと第2のユーザに対して提示されたコンテンツであるコンテンツに関する情報と、コンテンツの提示時刻とを含むコンテンツ情報を記憶しており、
    前記関連情報付与方法は、
    記憶されているコンテンツの中から、前記第1のユーザが検索装置で行った情報検索の検索結果に関連するコンテンツである検索起点コンテンツに関する情報である検索起点情報を取得する取得ステップと、
    記憶されているコンテンツ情報に基づいて、前記第2のユーザが前記検索起点コンテンツを想起可能な度合いである想起度合いを推定する推定ステップと、
    前記想起度合いが所定の閾値条件を満たさないときに、提示装置への表示が要求された前記検索結果である共有検索結果に前記検索起点情報を付与したデータを、前記提示装置に送信する送信ステップと
    を含み、
    前記推定ステップでは、前記コンテンツ情報を参照することにより、前記共有検索結果を得るための検索を開始した時刻である検索起点時刻から、前記共有検索結果の前記提示装置への提示が要求された時刻である提示要求時刻までのコンテンツの内容の変化に基づいて、前記想起度合いを推定する
    関連情報付与方法。
  15. コンピュータによる関連情報付与方法であって、
    前記コンピュータは、第1のユーザと第2のユーザに対して提示されたコンテンツであるコンテンツに関する情報と、コンテンツの提示時刻とを含むコンテンツ情報を記憶しており、
    前記関連情報付与方法は、
    記憶されているコンテンツの中から、前記第1のユーザが検索装置で行った情報検索の検索結果に関連するコンテンツである検索起点コンテンツに関する情報である検索起点情報を取得する取得ステップと、
    記憶されているコンテンツ情報に基づいて、前記第2のユーザが前記検索起点コンテンツを想起可能な度合いである想起度合いを推定する推定ステップと、
    前記想起度合いが所定の閾値条件を満たさないときに、提示装置への表示が要求された前記検索結果である共有検索結果に前記検索起点情報を付与したデータを、前記提示装置に送信する送信ステップと
    を含み、
    前記推定ステップでは、前記コンテンツ情報を参照することにより、前記検索起点時刻に前記提示装置に提示されていたコンテンツの表示時間が短いほど小さくなる前記想起度合いを推定する
    関連情報付与方法。
  16. コンピュータによる関連情報付与方法であって、
    前記コンピュータは、第1のユーザと第2のユーザに対して提示されたコンテンツであるコンテンツに関する情報と、コンテンツの提示時刻とを含むコンテンツ情報を記憶しており、
    前記関連情報付与方法は、
    記憶されているコンテンツの中から、前記第1のユーザが検索装置で行った情報検索の検索結果に関連するコンテンツである検索起点コンテンツに関する情報である検索起点情報を取得する取得ステップと、
    記憶されているコンテンツ情報に基づいて、前記第2のユーザが前記検索起点コンテンツを想起可能な度合いである想起度合いを推定する推定ステップと、
    前記想起度合いが所定の閾値条件を満たさないときに、提示装置への表示が要求された前記検索結果である共有検索結果に前記検索起点情報を付与したデータを、前記提示装置に送信する送信ステップと
    を含み、
    前記推定ステップでは、前記コンテンツ情報を参照することにより、前記検索起点時刻に前記提示装置に提示されていたコンテンツが、ザッピングが行われていた途中に提示されたコンテンツである場合には、前記検索起点時刻に前記提示装置に提示されていたコンテンツの表示時間が同じ他のコンテンツがあるときでも、前記ザッピングが行われていた途中に提示されたコンテンツの想起度合いを、より小さく推定する
    関連情報付与方法。
  17. コンピュータによる関連情報付与方法であって、
    前記コンピュータは、第1のユーザと第2のユーザに対して提示されたコンテンツであるコンテンツに関する情報と、コンテンツの提示時刻とを含むコンテンツ情報を記憶しており、
    前記関連情報付与方法は、
    記憶されているコンテンツの中から、前記第1のユーザが検索装置で行った情報検索の検索結果に関連するコンテンツである検索起点コンテンツに関する情報である検索起点情報を取得する取得ステップと、
    記憶されているコンテンツ情報に基づいて、前記第2のユーザが前記検索起点コンテンツを想起可能な度合いである想起度合いを推定する推定ステップと、
    前記想起度合いが所定の閾値条件を満たさないときに、提示装置への表示が要求された前記検索結果である共有検索結果に前記検索起点情報を付与したデータを、前記提示装置に送信する送信ステップと、
    前記共有検索結果を得るための情報検索を行った検索者を識別する検索者識別ステップと
    を含み、
    前記推定ステップでは、前記共有検索結果と前記検索者の興味を示す興味情報とが類似しているほど小さくなる前記想起度合いを推定する
    関連情報付与方法。
  18. コンピュータによる関連情報付与方法であって、
    前記コンピュータは、第1のユーザと第2のユーザに対して提示されたコンテンツであるコンテンツに関する情報と、コンテンツの提示時刻とを含むコンテンツ情報を記憶しており、
    前記関連情報付与方法は、
    記憶されているコンテンツの中から、前記第1のユーザが検索装置で行った情報検索の検索結果に関連するコンテンツである検索起点コンテンツに関する情報である検索起点情報を取得する取得ステップと、
    記憶されているコンテンツ情報に基づいて、前記第2のユーザが前記検索起点コンテンツを想起可能な度合いである想起度合いを推定する推定ステップと、
    前記想起度合いが所定の閾値条件を満たさないときに、提示装置への表示が要求された前記検索結果である共有検索結果に前記検索起点情報を付与したデータを、前記提示装置に送信する送信ステップと、
    前記共有検索結果を得るための情報検索を行った検索者を識別する検索者識別ステップと
    を含み、
    前記推定ステップでは、前記共有検索結果と前記検索者とは異なる前記利用者の興味を示す興味情報とが類似しているほど大きくなる前記想起度合いを推定する
    関連情報付与方法。
  19. コンピュータによる関連情報付与方法であって、
    前記コンピュータは、第1のユーザと第2のユーザに対して提示されたコンテンツであるコンテンツに関する情報と、コンテンツの提示時刻とを含むコンテンツ情報を記憶しており、
    前記関連情報付与方法は、
    記憶されているコンテンツの中から、前記第1のユーザが検索装置で行った情報検索の検索結果に関連するコンテンツである検索起点コンテンツに関する情報である検索起点情報を取得する取得ステップと、
    記憶されているコンテンツ情報に基づいて、前記第2のユーザが前記検索起点コンテンツを想起可能な度合いである想起度合いを推定する推定ステップと、
    前記想起度合いが所定の閾値条件を満たさないときに、提示装置への表示が要求された前記検索結果である共有検索結果に前記検索起点情報を付与したデータを、前記提示装置に送信する送信ステップと、
    前記共有検索結果を得るための情報検索を行った検索者を識別する検索者識別ステップと
    を含み、
    前記推定ステップでは、前記共有検索結果と前記検索者の興味を示す興味情報とが類似しているほど、かつ当該検索者の興味情報に関連する検索結果が前記提示装置に送信されていないほど小さくなる前記想起度合いを推定する
    関連情報付与方法。
  20. コンピュータに、
    第1のユーザと第2のユーザに対して提示されたコンテンツの中から、前記第1のユーザが検索装置で行った情報検索の検索結果に関連するコンテンツである検索起点コンテンツに関する情報である検索起点情報を取得する取得ステップと、
    前記第1のユーザと前記第2のユーザに対して提示されたコンテンツであるコンテンツに関する情報と、コンテンツの提示時刻とを含むコンテンツ情報に基づいて、前記第2のユーザが前記検索起点コンテンツを想起可能な度合いである想起度合いを推定する推定ステップと、
    前記想起度合いが所定の閾値条件を満たさないときに、提示装置への表示が要求された前記検索結果である共有検索結果に前記検索起点情報を付与したデータを、前記提示装置に送信する送信ステップと
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記推定ステップでは、前記コンテンツ情報を参照することにより、前記共有検索結果を得るための検索を開始した時刻である検索起点時刻から、前記共有検索結果の前記提示装置への提示が要求された時刻である提示要求時刻までのコンテンツの内容の変化に基づいて、前記想起度合いを推定する
    プログラム。
  21. コンピュータに、
    第1のユーザと第2のユーザに対して提示されたコンテンツの中から、前記第1のユーザが検索装置で行った情報検索の検索結果に関連するコンテンツである検索起点コンテンツに関する情報である検索起点情報を取得する取得ステップと、
    前記第1のユーザと前記第2のユーザに対して提示されたコンテンツであるコンテンツに関する情報と、コンテンツの提示時刻とを含むコンテンツ情報に基づいて、前記第2のユーザが前記検索起点コンテンツを想起可能な度合いである想起度合いを推定する推定ステップと、
    前記想起度合いが所定の閾値条件を満たさないときに、提示装置への表示が要求された前記検索結果である共有検索結果に前記検索起点情報を付与したデータを、前記提示装置に送信する送信ステップと
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記推定ステップでは、前記コンテンツ情報を参照することにより、前記検索起点時刻に前記提示装置に提示されていたコンテンツの表示時間が短いほど小さくなる前記想起度合いを推定する
    プログラム。
  22. コンピュータに、
    第1のユーザと第2のユーザに対して提示されたコンテンツの中から、前記第1のユーザが検索装置で行った情報検索の検索結果に関連するコンテンツである検索起点コンテンツに関する情報である検索起点情報を取得する取得ステップと、
    前記第1のユーザと前記第2のユーザに対して提示されたコンテンツであるコンテンツに関する情報と、コンテンツの提示時刻とを含むコンテンツ情報に基づいて、前記第2のユーザが前記検索起点コンテンツを想起可能な度合いである想起度合いを推定する推定ステップと、
    前記想起度合いが所定の閾値条件を満たさないときに、提示装置への表示が要求された前記検索結果である共有検索結果に前記検索起点情報を付与したデータを、前記提示装置に送信する送信ステップと
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記推定ステップでは、前記コンテンツ情報を参照することにより、前記検索起点時刻に前記提示装置に提示されていたコンテンツが、ザッピングが行われていた途中に提示されたコンテンツである場合には、前記検索起点時刻に前記提示装置に提示されていたコンテンツの表示時間が同じ他のコンテンツがあるときでも、前記ザッピングが行われていた途中に提示されたコンテンツの想起度合いを、より小さく推定する
    プログラム。
  23. コンピュータに、
    第1のユーザと第2のユーザに対して提示されたコンテンツの中から、前記第1のユーザが検索装置で行った情報検索の検索結果に関連するコンテンツである検索起点コンテンツに関する情報である検索起点情報を取得する取得ステップと、
    前記第1のユーザと前記第2のユーザに対して提示されたコンテンツであるコンテンツに関する情報と、コンテンツの提示時刻とを含むコンテンツ情報に基づいて、前記第2のユーザが前記検索起点コンテンツを想起可能な度合いである想起度合いを推定する推定ステップと、
    前記想起度合いが所定の閾値条件を満たさないときに、提示装置への表示が要求された前記検索結果である共有検索結果に前記検索起点情報を付与したデータを、前記提示装置に送信する送信ステップと、
    前記共有検索結果を得るための情報検索を行った検索者を識別する検索者識別ステップと
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記推定ステップでは、前記共有検索結果と前記検索者の興味を示す興味情報とが類似しているほど小さくなる前記想起度合いを推定する
    プログラム。
  24. コンピュータに、
    第1のユーザと第2のユーザに対して提示されたコンテンツの中から、前記第1のユーザが検索装置で行った情報検索の検索結果に関連するコンテンツである検索起点コンテンツに関する情報である検索起点情報を取得する取得ステップと、
    前記第1のユーザと前記第2のユーザに対して提示されたコンテンツであるコンテンツに関する情報と、コンテンツの提示時刻とを含むコンテンツ情報に基づいて、前記第2のユーザが前記検索起点コンテンツを想起可能な度合いである想起度合いを推定する推定ステップと、
    前記想起度合いが所定の閾値条件を満たさないときに、提示装置への表示が要求された前記検索結果である共有検索結果に前記検索起点情報を付与したデータを、前記提示装置に送信する送信ステップと、
    前記共有検索結果を得るための情報検索を行った検索者を識別する検索者識別ステップと
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記推定ステップでは、前記共有検索結果と前記検索者とは異なる前記利用者の興味を示す興味情報とが類似しているほど大きくなる前記想起度合いを推定する
    プログラム。
  25. コンピュータに、
    第1のユーザと第2のユーザに対して提示されたコンテンツの中から、前記第1のユーザが検索装置で行った情報検索の検索結果に関連するコンテンツである検索起点コンテンツに関する情報である検索起点情報を取得する取得ステップと、
    前記第1のユーザと前記第2のユーザに対して提示されたコンテンツであるコンテンツに関する情報と、コンテンツの提示時刻とを含むコンテンツ情報に基づいて、前記第2のユーザが前記検索起点コンテンツを想起可能な度合いである想起度合いを推定する推定ステップと、
    前記想起度合いが所定の閾値条件を満たさないときに、提示装置への表示が要求された前記検索結果である共有検索結果に前記検索起点情報を付与したデータを、前記提示装置に送信する送信ステップと、
    前記共有検索結果を得るための情報検索を行った検索者を識別する検索者識別ステップと
    を実行させるためのプログラムであって、
    前記推定ステップでは、前記共有検索結果と前記検索者の興味を示す興味情報とが類似しているほど、かつ当該検索者の興味情報に関連する検索結果が前記提示装置に送信されていないほど小さくなる前記想起度合いを推定する
    プログラム。
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