JP4794139B2 - 植物育成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、LEDを利用した植物育成装置及びそれに好適に用いられる温度制御回路に関するものである。
従来、蛍光灯やナトリウムランプ等の人工光源を用いて植物育成を行う植物育成装置が知られている。ところが、蛍光灯やナトリウムランプは、植物の育成に必要な波長の光を多く含むため、多量の光を植物に照射しなければならないうえ上、効率的にもあまりよいものではないため、消費電力や発熱量が多く、そのための植物育成室内の温度管理が難しくなることも合わせて多くの設備費用とランニングコストがかかるという不具合がある。さらには寿命に関しても十分とは言い難い。
これに対し、特許文献1に示すように、それら光に関する問題を一挙に解決するものとしてLEDを光源とした植物育成装置が近時開発されつつある。このようなLEDを利用した植物育成装置において、温度制御には、吸熱、発熱の双方が可能でコンパクトかつ静かなペルチェモジュールを用いたものが知られている。
ペルチェモジュールは既知のとおり、P型とN型の熱電半導体を銅電極に半田付けしたペルチェ素子(熱電変換素子)を内部に有してなり、そのペルチェ素子は一対の吸発熱面を備えている。そして与える電流量とその向きを制御することにより、一方の吸発熱面から他方の吸発熱面に熱を流すことができるものである。
特開2003−79254号公報
ところが、ペルチェモジュールは、制御対象と反対側の吸発熱面での放熱能力(又は吸熱能力、以下特に記載しない限り両方を含むものとする)が無限であれば、0から定格電圧(定格電流)に至るまで、制御対象となる吸発熱面での発熱量(吸熱量)と、与えた電圧(電流)とがリニアな関係となるが、実際には、図13に示すように、放熱能力は、制御対象と反対側の吸発熱面に接続された放熱フィンやファンの能力から定まる有限なものであり、その最大放熱能力を発揮できる電圧(電流)を超えて電力を供給すると、その超えた電力分が熱に変わって吸熱面(発熱面)に逆流し、逆に能力が落ちる(同図では電力を上げているのに、温度が上昇していく右端の部分に相当する)ことになる。このような状況下、単純にFB制御を行うと、例えば環境温度を下げるべく電力を増加させると逆に環境温度を上げる結果となり、制御不能に陥る。
このような問題点は植物育成装置に限られず、ペルチェモジュールを利用した機器に共通すると考えられる。
そこで本発明はペルチェモジュール独特のこの種の不具合を解決し、その制御性を大幅に高めるとともに、効率的で無駄のない制御を行えるようにすべく図ったものである。
すなわち本発明に係る植物育成装置は、内部に植物を収容可能な空間を形成するケーシングと、その空間内に光を照射するLED照明装置と、その空間内の温度を制御する温度制御システムとを備えた植物育成装置であって、前記温度制御システムが、前記ケーシングの壁体に貫通させて取り付けたペルチェモジュールと、前記ペルチェモジュールにON/OFFを繰り返す断続的な駆動信号を与える温度制御回路とを備え、その温度制御回路が、前記駆動信号のON/OFF時間の比によってペルチェモジュールにおけるケーシング内部空間側の吸発熱面の温度を制御するとともに、ON時の電圧については、前記ペルチェモジュールの外側の吸発熱面での放熱能力で定まる最大電圧以内の一定電圧に保つものであり、前記ケーシングの内部空間の除湿を行う除湿機構をさらに備え、当該除湿機構が、除湿用ペルチェモジュールを利用して構成したものであり、前記温度制御システムが、そのペルチェモジュールのみによる温度制御能力を超えて温度制御する場合に、前記除湿用ペルチェモジュールを温度制御用に切り替えて駆動するようにしており、前記ペルチェモジュールが、複数のペルチェ素子を直列に重ねた構造を有するものであって、前記ケーシング内の空気に接する吸発熱面を有するペルチェ素子はON/OFF時間の比による温度制御を行い、前記ケーシング内の空気に接する吸発熱面を有しない他のペルチェ素子は一定の電力で駆動するようにしていることを特徴とする。
このようなものであれば、デューティ比100%(連続ON)でもペルチェモジュールの最大発熱(吸熱)能力を超えることはなく、かつデューティ比0%に至るまで、デューティ比の変化に対して非常にリニアに発熱(吸熱)することとなる。したがって、制御が容易になるうえ、能力を超えて給電した場合に生じる不具合を回避することができる。
さらに、ペルチェモジュールは、吸熱、発熱の双方が可能でコンパクトかつ静かであるため、植物育成用として非常に好ましいものとなる。
また本発明に係る植物育成装置は、内部に植物を収容可能な空間を形成するケーシングと、その空間内に光を照射するLED照明装置と、その空間内の温度を制御する温度制御システムとを備えた植物育成装置であって、前記温度制御システムが、前記ケーシングの壁体に貫通させて取り付けたペルチェモジュールと、前記ペルチェモジュールにON/OFFを繰り返す断続的な駆動信号を与える温度制御回路とを備え、その温度制御回路が、ON時の電圧又は電流値によってペルチェモジュールにおけるケーシング内部空間側の吸発熱面の温度を制御するとともに、ON/OFF時間の比については、ON時の電圧又は電流値を定格値まで上げた場合における前記ペルチェモジュールの外側の吸発熱面での放熱能力で定まる最大ON/OFF比以内の一定比に保つものであり、前記ケーシングの内部空間の除湿を行う除湿機構をさらに備え、当該除湿機構が、除湿用ペルチェモジュールを利用して構成したものであり、前記温度制御システムが、そのペルチェモジュールのみによる温度制御能力を超えて温度制御する場合に、前記除湿用ペルチェモジュールを温度制御用に切り替えて駆動するようにしており、前記ペルチェモジュールが、複数のペルチェ素子を直列に重ねた構造を有するものであって、前記ケーシング内の空気に接する吸発熱面を有するペルチェ素子はON/OFF時間の比による温度制御を行い、前記ケーシング内の空気に接する吸発熱面を有しない他のペルチェ素子は一定の電力で駆動するようにしていることを特徴とする。
このようなものであれば、駆動信号のON時の電圧又は電流値を定格値まで上げてもペルチェモジュールの最大発熱(吸熱)能力を超えることはなく、かつ電圧又は電流値が0に至るまで、電圧又は電流値の変化に対して非常にリニアに発熱(吸熱)することとなる。したがって、制御が容易になるうえ、能力を超えて給電した場合に生じる不具合を回避することができる。
このような植物育成装置には、前記ケーシングの内部空間の除湿を行う除湿機構をさらに設けておくとよりよい。
その除湿機構が、除湿用ペルチェモジュールを利用して構成したものである場合には、温度制御システムが、そのペルチェモジュールのみによる温度制御能力を超えて温度制御する場合に、前記除湿用ペルチェモジュールを温度制御用に切り替えて駆動するようにしておけばよい。このことにより、例えば何らかの不測の事態で温度が急変した場合でも、素早く温度を正常復帰させることができ、植物への大きなダメージを回避することが可能になる。湿度の急変よりも温度の急変の方が植物に大きなダメージを与えることが多いためである。なお、除湿用ペルチェモジュールを、前記温度調整用のペルチェモジュールと同様の湿度制御回路で制御するようにしてもよい。
また、本発明は、上述したペルチェモジュールの制御回路単体に係るものであり、このようなものであれば、植物育成装置のみならず、広く一般に温度制御又は湿度制御する場合のペルチェモジュールの不具合を回避し、ペルチェモジュールを好適に制御することができるようになる。
また、前記ペルチェモジュールが、複数のペルチェ素子を直列に重ねた構造を有するものである場合には、制御対象に熱的に接続された吸発熱面を有するペルチェ素子の制御を行い、他のペルチェ素子は一定の電力で駆動するようにしておくことが好ましい。
その場合、効率を考えると、制御対象に熱的に接続された吸発熱面を有するペルチェ素子に対する最大供給電力を、他のペルチェ素子に対する供給電力よりも小さくなるように設定しておけばよりよい。
このように構成した本発明によれば、ペルチェモジュールで能力以上の電力を与えたときに生じる制御上の不具合を解決し、植物育成装置等に好適な温度制御を行うことができる。
以下に本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。
本実施形態に係る植物育成装置1は、図1に示すように、内部に植物を収容してこれを育成するためのケーシング2とそのケーシング2上に載置されるLED照明装置3とを備え、環境制御対象空間であるケーシング内部空間Sの温度、湿度、光に係る環境を制御することができるものである。
ケーシング2は、図1〜図3に示すように、壁体である底壁21、前後壁22、23、左右側壁24,25及び頂壁26からなる中空直方体状をなすもので、それら各壁21〜26を断熱性を有する素材で構成している。各壁21〜26の内面は、略全面白色反射面である(より具体的には白色反射シートを貼付している)。前壁22は開閉可能な扉構造にしてあり、本実施形態ではこの前壁22の一部にさらに2枚の透明板を嵌め入れた開口部を設けて覗き窓22aとし、この覗き窓22aに開閉可能なシャッタ22bを取り付けている。頂壁26にはその大部分に亘って矩形状の開口部を設け、その開口部に2重の透明板を嵌め入れて照明窓26aとしている。
LED照明装置3は、図1に示すように、矩形状の配線基板31と、その配線基板31に敷き詰めた多数のLED32とを備えたもので、ケーシング2の上に取り外し可能に重ねて載置されるサブケーシング4内に収容してある。このサブケーシング4は、平面視ケーシング2と略同一形状の薄型直方体状をなすものであり、その底板には、前記照明窓26aに重なり合う位置に光照射窓(図示しない)が設けてある。そしてその光照射窓の上方に、前記配線基板31に敷き詰めた多数のLED32が下方を向くように配置してあり、それらLED32から出た光が、光照射窓及び照明窓26aを介して前記ケーシング2内に照射されるように構成してある。これらLED32は、色の異なる複数の種類からなり、それら各種LED32の発光比率や発光量を変えることにより、光の照度や色を変えることができ、環境制御対象空間であるケーシング内部空間Sの光環境を調節できるようにしてある。
また、この植物育成装置1は、ケーシング内部空間Sの温度を調節する温度制御システム及び湿度を調節する湿度調節システムをさらに備えている。
温度制御システムは、図3等に示すように、ペルチェ素子(熱電変換素子)51aを有する複数(例えば4つ)の温度調節用ペルチェモジュール51と、それら各ペルチェモジュール51の表裏面である吸発熱面51b、51cに直接又は熱伝導部材を介してそれぞれ取り付けた一対の熱伝導フィン52と、ペルチェモジュール51を制御する制御機構7(後述する)と、図示しない温度センサとを備えたもので、前記ペルチェモジュール51に与える電流量とその向きによって、吸発熱面51b、51cを介して熱伝導フィン52から放熱又は吸熱させ、ケーシング内部空間Sの温度を調節できるようにしてある。この実施形態では、ケーシング後壁23の上側に各ペルチェモジュール51を貫通させて配置し、それらペルチェモジュール51にそれぞれ取り付けた一対の熱伝導フィン52が、ケーシング2の内側と外側にそれぞれ位置するように構成している。なお、熱伝導フィン52は、平板状をなす基板52aとその基板52aから直立させた薄板状をなす複数のフィン要素52bとを備えており、その基板52aの裏面を前記吸発熱面51b、51cに密着させている。外側に配置した熱伝導フィン52には、その後面、すなわちフィン要素52bの先端辺にファンFを直接取り付けている。内側に配置した熱伝導フィン52は、そのフィン要素52bが鉛直方向に延びるように設定している。
湿度制御システムは、加湿機構6A、除湿機構6B、これらを制御する制御機構7(後述する)及び図示しない湿度センサからなるものである。
加湿機構6Aは、図3等に示すように、ケーシング側壁24の外面に取り付けた水タンク61と、その水タンク61にチューブ62を介して連通するウォータミスト発生部63とを備えている。このウォータミスト発生部63は、例えば後壁23の外面下部に取り付けられており、超音波振動や沸騰等を利用して発生させた水のミストをミスト放出口66からケーシング2の内部空間Sに放出するものである。
除湿機構6Bは、図3等に示すように、ケーシング2の後壁下部に貫通させて設けた除湿用ペルチェモジュール64と、そのペルチェモジュール64の外側の吸発熱面64bに取り付けた熱伝導フィン65と、内側の吸発熱面64cに取り付けた結露部8とを備えたものである。
前記ペルチェモジュール64は、図4に拡大して示すように、能力をUPさせるために例えばペルチェ素子64aを複数段(2段)直列に接続したものであるが、もちろん単数段でも構わない。
熱伝導フィン65は、図4に示すように、前記温度調節用ペルチェモジュール51に用いられたものと同様のもので、その後面にはファンFが取り付けてある。
しかして、結露部8は、図4〜図6に示すように、前記ペルチェモジュール64におけるケーシング内部空間S(除湿対象空間)側の吸発熱面64cを覆うカバー体81と、前記カバー体81の内部空間を区成して複数の空気流通経路Pを形成する区成壁831とを備えている。
カバー体81は、後面を開口させた中空直方体状をなすもので、表面での結露を防ぐべく断熱材そのもの乃至板材に断熱材を被着させて形成してある。そして吸発熱面64cに密着させ熱的に接続した金属板66で、その後面開口部を閉塞するようにしている。なお、後面開口部を吸発熱面64cで直接閉塞するように構成しても構わない。このカバー体81の前面下部には左右にほぼ亘って横長水平向きの空気導入口81aが開口させてあるとともに、その上面には横長鉛直向きの空気導出口81bが開口させてある。この実施形態では、カバー体81の前板を上前板811と下前板812の2つに分割し、それらを上下に隙間を開けて取り付けることにより、前記空気導入口81aを形成している。そしてその下前板812を長孔にビス止めする構造にすることにより、下前板812の取付位置を上下に動かせるように構成し、空気導入口81aの面積(特に上下方向の幅)を調整できるようにしてある。またカバー体81の底板814は、結露して落ちる水を受ける受け部として作用するもので、ドレン口84が設けてあり、このドレン口84にドレンチューブ82を接続してケーシング後壁23を貫通させることで、結露して下に落ちる水滴をドレン口84及びドレンチューブ82から外部に排出できるようにしている。
区成壁831は、熱伝導フィン83により形成している。具体的に説明すると、この熱伝導フィン83は、基板832とその基板832の表面から垂直に一体に延びる複数の板状フィン要素831とを備えたものである。そしてこの基板832の裏面を前記金属板66に熱的に密着させて取り付け、前記各フィン要素が区成壁831を形成するようにしてある。また、フィン要素831の起立先端辺がカバー体81の前板811内面と接触するように構成してあって、カバー体81の内部空間に、隣り合うフィン要素(区成壁)831、基板832、カバー体81の前板811で囲まれた複数の空気流通経路Pが形成されるようにしている。各フィン要素831は、鉛直方向に延びるように取り付けてあり、各空気流通経路Pの下端が前記空気導入口81aに臨み、上端が前記空気導出口81bに臨むようにしている。
さらにこの実施形態では、空気導出口81bの上方に除湿用ファンFを設置し、このファンFにより下から上に空気を吸い上げて、前記空気導入口81aから空気導出口81bに至る強制的な空気の流通が行われるようにしている。このような構成により、各空気流通経路Pには結露させるために十分遅い速度で除湿すべき空気を流すことができるうえ、空気流通経路Pが複数あるため、十分な除湿能力を発揮させることができる。また、ファンFのみで吸発熱面64cへの空気の流れを作ったのでは、十分な空気を吸発熱面64cに熱的に触れさせることができず、しかもその空気の流れが不均一となって、除湿効率を最大まで高められないところ、カバー体81の内部に区成壁831による複数の空気流通経路Pを形成し、それら空気流通経路Pの流量を空気導入口81a又は空気導出口81bの開口面積又は開口形状で制御し、均一化することができるため、ペルチェモジュール51の有する最大限の除湿能力を発揮させることができるようになる。
さらに、この結露部8は、図7等に示すように、温度調整用ペルチェモジュール51及びその熱伝導フィン52の下方に設けてあり、この構成により、温度調整用ペルチェモジュール51に向かって、前記除湿用ファンFから排出された除湿後の空気が流れる流路を形成するようにしてある。このことにより、温度調節用ペルチェモジュール51の熱伝導フィン52が冷却時に結露するという不具合を、除湿機構6BのファンFから排出された湿度の低い空気に触れさせることで回避できる。また一方で、除湿機構6BのファンFから排出された温度の低い空気を、より素早く温度制御システムにより温度調節でき、ケーシング2の内部温度の変動を可及的に減少させることもできる。
なお、図3に示す符号Wは、ミスト放出口64、湿度調整調ペルチェモジュール64、温度調整用ペルチェモジュール51等を取り囲んで制御空気生成空間を形成するもので、この区画壁Wにより、ケーシング内部空間Sが、前記制御空気生成空間と、植物育成空間とに区画される。この区画壁Wには、制御空気生成空間と植物育成空間とを連通させる連通路W1が設けてあり、この連通路を介して制御空気生成空間で温度、湿度が調整された空気が、可及的にむらのない状態で植物育成空間に送り込まれるように構成している。
一方、前記LED照明装置3、温度調節用ペルチェモジュール51、除湿用ペルチェモジュール64、ウォータミスト発生部63、ファンF等は、例えば前記サブケーシング4内に収容した制御機構7からの駆動制御信号によって制御されるようにしてある。
この制御機構7は、図8、図9に模式的に示すように、CPU701、メモリ702、入出力インタフェース回路703、増幅回路704、通信インタフェース705等を備えたコンピュータであり、前記メモリ702に記憶させた所定のプログラムに基づいて各部が協働することにより、温度制御回路71、湿度制御回路72、光制御回路73、ファン制御回路74等としての機能を発揮する。これら各制御回路71〜74は、プログラマブルなロジック回路とそれに対応する入出力インタフェース703及び増幅回路704等を有したものであると言い換えることができ、別に設けた図示しない温度センサや湿度センサ等の種々のセンサからの検出信号等に基づいて所定の駆動制御信号を出力し、前記LED照明装置3、温度調節用ペルチェモジュール51、湿度調節用ペルチェモジュール64、ウォータミスト発生部63、ファンF等を制御する。
またこの制御機構7は、USB等の接続コネクタによりパソコン等の他の情報処理装置と通信可能に構成してあり、ケーシング内部空間Sの環境情報(温度や湿度等)を、前記他の情報処理装置のメモリに送信したりディスプレイ等に表示させたりすることができる。また、環境設定(温度設定、湿度設定、光の強度や色設定等)を当該他の情報処理装置からの指令信号を発することにより行うことができるようにもしてある。もちろん、前記制御機構7に表示部や操作部を設け、単独で動作可能に構成しても構わない。
この制御機構7の温度制御回路71は、ペルチェモジュール制御回路であり、以下のような駆動制御信号を発生するように構成している。
すなわちこの温度制御回路71は、図10に示すように、演算部71a及び電流制御部71bを有するもので、前記演算部71aが前記指令信号値とセンサからの実測値との差を算出するとともに、前記電流制御部71bがその差に応じた電流値を有する駆動制御信号をペルチェモジュール51に対して出力する。この電流制御部71bが発生する駆動制御信号は、図11に示すように、ON/OFFが繰り返される断続的な信号であり、そのON/OFF時間の比(デューティ比)を変えることによりペルチェモジュール51への供給電流を制御する。そのON時の電圧は、各ペルチェモジュール51が熱伝導フィン52(又は65)やファンFの構成により有している最大放熱能力によって定まる最大電圧又はそれより若干小さい電圧に設定してある。ここでの最大電圧は例えば予め実験により求めておけばよい。
すなわち、ペルチェモジュール51は、放熱能力が無限であれば、0から定格電圧(定格電流)に至るまで、与えた電圧(電流)と発熱量(吸熱量)とがリニアな関係を有するが、実際には、図13に示すように、最大放熱能力は有限であり、その最大放熱能力を発揮する電圧(電流)を超えた電力を供給すると、その超えた電力分が熱に変わって吸発熱面に逆流し、逆に能力が落ちることになる。このような状況下、単純にFB制御を行うと、例えば環境温度を下げるべく電力を増加させると逆に環境温度を上げる結果となり、制御不能に陥る。
しかしながら、この実施形態によれば、デューティ比を変えて温度調節用ペルチェモジュール51の駆動電流を制御する一方、最大放熱能力で定まる電圧以下にON時の電圧を設定しているため、デューティ比100%(連続ON)で、最大発熱(吸熱)能力が発揮され、デューティ比0%に至るまで、デューティ比に対して非常にリニアに発熱(吸熱)能力することとなる。この効果を図12に示す。この図の実験は、一例として2段に直列に接続したペルチェ素子を有するペルチェモジュールについて行っているが、もちろん一段のものでも同様の結果が得られる。ここでは制御対象に熱的に接続された吸発熱面を有するペルチェ素子の制御を、ON時に6Vの電圧(定格は12V)を与えて行い、他方のペルチェ素子はデューティ比100%、電圧12Vに固定して駆動するようにしている。この図から、リニアな制御特性を得られていることがわかる。この結果、ペルチェモジュール51の制御が容易になり上述した不具合を回避することができる。
また湿度制御回路72のうち、除湿用ペルチェモジュール64を制御する除湿制御回路(図示しない)も、前記温度制御回路71と同様のペルチェモジュール制御回路であり、除湿用ペルチェモジュール64を効率よく制御するようにしている。
なお、本発明は前記実施形態に限られるものではない。例えば、ON時の電圧又は電流を変えてペルチェモジュールを制御する一方、ON/OFF時間の比については、ON時の電圧又は電流値を定格値まで上げた場合における前記ペルチェモジュールの放熱能力で定まる最大ON/OFF比以内の一定比に保つようにしても構わない。
また、温度制御システムが、温度調整用ペルチェモジュール51のみによる温度制御能力を超えて温度制御する場合に、前記除湿用ペルチェモジュール64を温度制御用に切り替えて駆動するようにしてもよい。このことにより、例えば何らかの不測の事態で温度が急変した場合でも、素早く温度を正常復帰させることができ、植物への大きなダメージを回避することが可能になる。湿度の急変よりも温度の急変の方が植物に大きなダメージを与えることが多いためである。
もちろん、この温度制御回路(又は湿度制御回路)を、植物育成装置のみならず、広く他の機器に適用するようにしてもよい。
さらに言えば、カバー体の形態は図示例に限られず、その空気導入口や空気導出口の形状に関しても種々の変形が可能であり、前記実施形態のように可変形状ではなく固定形状であってもよい。また空気流通経路も鉛直に延びるものだけでなく、その他の方向に延びたり、湾曲したりするものでも構わない。さらに、除湿により外部に排出された水を再び加湿機構(例えば水タンク)に導いて、再利用するようにしてもよい。
その他、本発明は前記図示例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
本発明の一実施形態における植物育成装置の全体斜視図。 同実施形態におけるケーシングの正面図。 同実施形態におけるケーシングの内部構造を示す側断面図。 同実施形態におけるカバー体、ファン等を示す側断面図。 同実施形態におけるカバー体の斜視図。 同実施形態におけるカバー体、ファン等を示す正面図。 同実施形態におけるケーシングの後壁内面を正面から見た要部正面図。 同実施形態における制御機構の模式的機器構成図。 同実施形態における制御機構の機能ブロック図。 同実施形態における温度制御回路(又は湿度制御回路)の機能ブロック図。 同実施形態におけるペルチェモジュールへの駆動制御信号の波形を示す波形図。 同実施形態におけるペルチェモジュールの制御結果を示す実験データ。 従来の制御をした場合のペルチェモジュールの吸発熱特性を示す特性図。
符号の説明
1・・・植物育成装置
S・・・ケーシング内部空間
2・・・ケーシング
3・・・LED照明装置
21〜26・・・壁体
51、64・・・ペルチェモジュール
71・・・温度制御回路(ペルチェモジュール制御回路)

Claims (3)

  1. 内部に植物を収容可能な空間を形成するケーシングと、その空間内に光を照射するLED照明装置と、その空間内の温度を制御する温度制御システムとを備えた植物育成装置であって、
    前記温度制御システムが、前記ケーシングの壁体に貫通させて取り付けたペルチェモジュールと、前記ペルチェモジュールにON/OFFを繰り返す断続的な駆動信号を与える温度制御回路とを備え、その温度制御回路が、前記駆動信号のON/OFF時間の比によってペルチェモジュールにおけるケーシング内部空間側の吸発熱面の温度を制御するとともに、ON時の電圧については、前記ペルチェモジュールの外側の吸発熱面での放熱能力で定まる最大電圧以内の一定電圧に保つものであり、
    前記ケーシングの内部空間の除湿を行う除湿機構をさらに備え、当該除湿機構が、除湿用ペルチェモジュールを利用して構成したものであり、前記温度制御システムが、そのペルチェモジュールのみによる温度制御能力を超えて温度制御する場合に、前記除湿用ペルチェモジュールを温度制御用に切り替えて駆動するようにしており、
    前記ペルチェモジュールが、複数のペルチェ素子を直列に重ねた構造を有するものであって、前記ケーシング内の空気に接する吸発熱面を有するペルチェ素子はON/OFF時間の比による温度制御を行い、前記ケーシング内の空気に接する吸発熱面を有しない他のペルチェ素子は一定の電力で駆動するようにしていることを特徴とする植物育成装置。
  2. 内部に植物を収容可能な空間を形成するケーシングと、その空間内に光を照射するLED照明装置と、その空間内の温度を制御する温度制御システムとを備えた植物育成装置であって、
    前記温度制御システムが、前記ケーシングの壁体に貫通させて取り付けたペルチェモジュールと、前記ペルチェモジュールにON/OFFを繰り返す断続的な駆動信号を与える温度制御回路とを備え、その温度制御回路が、ON時の電圧又は電流値によってペルチェモジュールにおけるケーシング内部空間側の吸発熱面の温度を制御するとともに、ON/OFF時間の比については、ON時の電圧又は電流値を定格値まで上げた場合における前記ペルチェモジュールの外側の吸発熱面での放熱能力で定まる最大ON/OFF比以内の一定比に保つものであり、
    前記ケーシングの内部空間の除湿を行う除湿機構をさらに備え、当該除湿機構が、除湿用ペルチェモジュールを利用して構成したものであり、前記温度制御システムが、そのペルチェモジュールのみによる温度制御能力を超えて温度制御する場合に、前記除湿用ペルチェモジュールを温度制御用に切り替えて駆動するようにしており、
    前記ペルチェモジュールが、複数のペルチェ素子を直列に重ねた構造を有するものであって、前記ケーシング内の空気に接する吸発熱面を有するペルチェ素子はON/OFF時間の比による温度制御を行い、前記ケーシング内の空気に接する吸発熱面を有しない他のペルチェ素子は一定の電力で駆動するようにしていることを特徴とする植物育成装置。
  3. 前記ケーシング内の空気に接する吸発熱面を有するペルチェ素子に対する最大供給電力を、前記ケーシング内の空気に接する吸発熱面を有しない他のペルチェ素子に対する供給電力よりも小さくなるように設定している請求項1又は2記載の植物育成装置。
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