JP4792570B2 - 不飽和ポリマー特に芳香族ポリマーを水素化する方法 - Google Patents

不飽和ポリマー特に芳香族ポリマーを水素化する方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、不飽和ポリマー特に低分子量芳香族ポリマーを水素化する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
芳香族ポリマーは、従来、種々の触媒及び条件を使用して水素化されている。歴史的には、代表的な水素化触媒は、低い反応性を有しそして触媒対ポリマーの高い比を要する。
【0003】
日本特許出願03076706号は、シリカ支持金属水素化触媒を使用して芳香族ポリマーを水素化する方法を記載している。これらの触媒は、小さい孔直径(200−500オングストローム)及び広い表面積(100−500m/g)のシリカ支持体を使用しそして70%より高い水素化のレベルを達成している。しかしながら、高い水素化のレベルを達成するために、多量(樹脂に基づいて1−100重量%)の触媒及び高い温度(170℃)が必要とされ、水素化後のMnの低下により例示されるようにポリマーの劣化を生ずる。
【0004】
米国特許第5028665号は、支持体が450オングストロームより大きい直径を有する大多数の孔を含む、支持された金属水素化触媒を使用して不飽和ポリマーを水素化する方法を記載している。しかし、触媒は、狭い表面積により制限されそして90−100%のオレフィン水素化が可能であるが、25%より低い芳香族水素化しかできない。
【0005】
Batesらの米国特許第5352744号は、ポリ(アルケニル芳香族)またはポリ(アルケニル芳香族)/ポリジエンブロックコポリマーを水素化する方法を記載しており、それはアルカリ性金属塩支持体上の金属触媒を使用して、99.5%以上の飽和を有する水素化されたポリマーを生成する。Batesは、ポリマー1gあたり0.01−10gの触媒が使用できることを教示しているが、ポリマー1gあたり1.0gより多い触媒の比が、高い水素化のレベルに達するのに必要とされる。
【0006】
シリカが、金属触媒のための支持体として長い間使用されてきている。代表的には、支持体として使用されるシリカは、広い表面積(200−600m/g)及び小さい平均孔直径(20−40オングストローム)を有する。非常に低い水素化レベルは、このタイプのシリカにより支持された金属水素化触媒を使用して高分子量の芳香族ポリマーを水素化するとき得られる。
【0007】
米国特許第5612422号は、孔体積の少なくとも98%が600オングストロームより大きい直径を有する孔により規定されるような孔サイズ分布をシリカが有することを特徴とするシリカ支持体を含む金属水素化触媒を開示している。しかし、これらの触媒は、代表的には、100000より高いMwのポリマーを水素化するのに使用され、そしてしばしば、より低いMwのポリマーの水素化の望ましい速度より低い。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
従って、前記の不利さを示さない、不飽和ポリマー、特に低分子量の芳香族ポリマーを高いレベルで水素化する水素化触媒及び方法が提供されるのが非常に望まれている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、それゆえ、不飽和ポリマーを水素化する触媒及び方法に関する。触媒は、芳香族ポリマー並びにオレフィン性不飽和を含むポリマーを水素化するのに特に有用である。触媒は、シリカが、30−120m/gの表面積、並びに少なくとも95%の孔体積が300−1000オングストロームの直径を有する孔により規定され、4%より少ない孔体積が200オングストローム以下の直径を有する孔により規定されるような孔サイズ分布を有することを特徴とするシリカ支持金属触媒からなる。
【0010】
本発明の他の態様は、シリカが、30−120m/gの表面積、並びに少なくとも95%の孔体積が300−1000オングストロームの直径を有する孔により規定され、4%より少ない孔体積が200オングストローム以下の直径を有する孔により規定されるような孔サイズ分布を有しそして少なくとも80%の芳香族水素化が達成することを特徴とするシリカ支持金属触媒の存在下、芳香族ポリマーを水素化剤と接触させることからなる、40000から120000より少ない数平均分子量(Mn)を有する芳香族ポリマーを水素化する方法である。
【0011】
本発明の触媒の高い効率性のために、本発明の方法は、多数の不飽和ポリマー特に芳香族ポリマー例えばポリスチレンを水素化して、従来技術の不利益さなしに、水素化ポリマー例えばポリビニルシクロヘキサンを生成するのに使用できる。
【0012】
本発明の方法により水素化されるべきポリマーは、オレフィン性または芳香族性の不飽和を含む不飽和ポリマーを含む。これらのポリマーは、任意の無定形の飽和炭化水素の熱可塑性物を含む。これらのポリマーは、任意の無定形の飽和炭化水素の熱可塑性物を含む。用語飽和は、化学構造内のオレフィン性結合の量を意味する。本明細書で使用されるとき、飽和は、10%より少ない、一般に7.5%より少ない、代表的には5%より少ない、有利には2%より少ない、さらに有利には1.5%より少ない、好ましくは1%より少ない、さらに好ましくは0.5%より少ないそして最も好ましくは0.2%より少ない炭素−炭素結合が性質上オレフィン性または不飽和性であるポリマーをいう。これらのタイプのポリマーは、水素化芳香族ポリマー、水素化環状−オレフィン−(コ)ポリマー及び水素化開環メタセシスポリマーを含む。特定の炭化水素ポリマーは、オレフィン性モノマーから製造されるもの例えばブタジエンとイソプレンとのホモポリマー、これらのコポリマーそして芳香族ポリマー及びコポリマーを含む。本発明の方法で有用な芳香族ポリマーは、ペンダント芳香族官能基を含む任意のポリマー性物質を含む。好ましくは、Mnは40000から120000より低い、さらに好ましくは110000より低いそして最も好ましくは100000より低い。ペンダント芳香族は、芳香族基がポリマー骨格上にあってその中に埋め込まれていない置換基である構造をいう。好ましい芳香族基は、C6−20アリール基特にフェニルである。これらのポリマーは、また芳香族基に加えて他のオレフィン性基を含むことができる。好ましくは、ポリマーは、式
Figure 0004792570
(式中、Rは水素またはアルキルであり、Arはフェニル、ハロフェニル、アルキルフェニル、アルキルハロフェニル、ナフチル、ピリジニルまたはアンスラセニルであり、但し任意のアルキル基は、ハロゲン、ニトロ、アミノ、シアノ、カルボニル及びカルボキシルのような官能基によりモノ置換または複数置換されてもよい1−6個の炭素原子を含む)
のモノマーから誘導される。さらに好ましくは、Arはフェニルまたはアルキルフェニルであり、フェニルが最も好ましい。ホモポリマーは、シンジオタクチック、イソタクチックまたはアタクチックを含む任意の立体構造を有することができるが、しかしアタクチックポリマーが好ましい。さらに、ランダム、疑似ランダム、ブロック及びグラフトコポリマーを含むこれらの芳香族モノマーを含むコポリマーも使用できる。例えば、ビニル芳香族モノマーとニトリル、アクリレート、酸、エチレン、プロピレン、無水マレイン酸、マレイミド、酢酸ビニル及び塩化ビニルから選ばれるコモノマーとのコポリマーは、また使用でき、例えばスチレンアクリロニトリル、スチレン−アルファ−メチルスチレン及びスチレン−エチレンがある。ビニル芳香族モノマーと共役ジエン例えばブタジエン、イソプレンとのブロックコポリマーは、また使用できる。それらの例は、スチレン−ブタジエン、スチレン−イソプレン、スチレン−ブタジエン−スチレン及びスチレン−イソプレン−スチレンのコポリマーを含む。ブロックコポリマーのさらなる例は、米国特許第4845173、4096203、4200718、4201729、4205016、3652516、3734973、3390207、3231635及び3030346号に見いだすことができる。芳香族ポリマーを含む衝撃変性グラフトゴムを含むポリマーのブレンドも使用できる。
【0013】
水素化に適した環状−オレフィン−コポリマーは、シクロオレフィンモノマーと芳香族及び/またはオレフィン性不飽和を含む任意の他のモノマーとのコポリマーである。環状−オレフィンコポリマーは、米国特許第5115041、5142007、5143979号に記載されたようなノルボルネンタイプポリマーを含む。シクロオレフィン部分は、置換または未置換である。好適なシクロオレフィンモノマーは、置換及び未置換のノルボルネン、ジシクロペンタジエン、ジヒドロジシクロペンタジエン、シクロペンタジエンのトリマー、テトラシクロドデセン、ヘキサシクロヘプタデセン、エチリデニルノルボルネン及びビニルノルボルネンを含む。シクロオレフィンモノマー上の置換基は、水素、1−20個の炭素原子のアルキル、アルケニル及びアリールそして3−12個の炭素原子の飽和及び不飽和の環状基(1個以上好ましくは2個の環炭素原子により形成できる)を含む。概して、シクロオレフィンモノマー上の置換基は、重合触媒に有毒でないかまたは失活させない任意のものである。好ましいモノマーの例は、ジシクロペンタジエン、メチルテトラシクロドデセン、2−ノルボルネンそして他のノルボルネンモノマー例えば5−メチル−2−ノルボルネン、5、6−ジメチル−2−ノルボルネン、5−エチル−2−ノルボルネン、5−エチリデニル−2−ノルボルネン、5−ブチル−2−ノルボルネン、5−ヘキシル−2−ノルボルネン、5−オクチル−2−ノルボルネン、5−フェニル−2−ノルボルネン、5−ドデシル−2−ノルボルネン、5−イソブチル−2−ノルボルネン、5−オクタデシル−2−ノルボルネン、5−イソプロピル−2−ノルボルネン、5−p−トルイル−2−ノルボルネン、5−α−ナフチル−2−ノルボルネン、5−シクロヘキシル−2−ノルボルネン、5−イソプロペニル−2−ノルボルネン、5−ビニル−2−ノルボルネン、5、5−ジメチル−2−ノルボルネン、トリシクロペンタジエン(またはシクロペンタジエントリマー)、テトラシクロペンタジエン(またはシクロペンタジエンテトラマー)、ジヒドロジシクロペンタジエン(またはシクロペンテン−シクロペンタジエンコダイマー)、メチルシクロペンタジエンダイマー、エチル−シクロペンタジエンダイマー、テトラシクロドデセン9−メチル−テトラシクロ[6、2、1、13、6O2、7]ドデセン−4、(またはメチル−テトラシクロドデセン)、9−エチル−テトラシクロ[6、2、1、13、6O2、7]ドデセン−4、(またはエチル−テトラシクロドデセン)、9−ヘキシル−テトラシクロ[6、2、1、13、6O2、7]−ドデセン−4、9−デシル−テトラシクロ[6、2、1、13、6O2、7]ドデセン−4、9−デシル−テトラシクロ[6、2、1、13、6O2、7]ドデセン−4、9、10−ジメチル−テトラシクロ[6、2、1、13、6O2、7]ドデセン−4、9−メチル−10−エチル−テトラシクロ[6、2、1、13、6O2、7]ドデセン−4、9−シクロヘキシル−テトラシクロ[6、2、1、13、6O2、7]ドデセン−4、9−クロロ−テトラシクロ[6、2、1、13、6O2、7]ドデセン−4、9−ブロモ−テトラシクロ[6、2、1、13、6O2、7]ドデセン−4、9−フルオロ−テトラシクロ[6、2、1、13、6O2、7]ドデセン−4、9−イソブチル−テトラシクロ[6、2、1、13、6O2、7]ドデセン−4、及び9、10−ジクロロテトラシクロ[6、2、1、13、6O2、7]ドデセン−4を含むが、これらに限定されない。
【0014】
2種以上の異なるタイプのモノマー性単位からなるポリマーも好適である。例えば、メチルテトラシクロドデカン(MTD)及びメチルノルボルネン(MNB)のコポリマーが特に好適である。さらに好ましくは、ポリマーは、MTD、MNB及びジシクロペンタジエン(DCPD)を含む、3種以上の異なるタイプのモノマー性単位例えばターポリマーからなる。
【0015】
開環メタセシスポリマーは、日本特許85/26024号及び米国特許第5053471号に記載されたもののようなノルボルネンまたはテトラシクロドデセンのメタセシス開環(共)重合により製造されたポリマー及びコポリマーを含む。
【0016】
早い反応速度を有するポリマー性物質に関する水素化触媒を開発する重要な問題は、触媒支持体の孔構造がポリマー性物質の拡散する問題を最低にすることを確実にすることである。約40000から120000より低い、好ましくは110000より低い、さらに好ましくは100000より低いの数平均分子量(Mn)を有するポリマーについて、300−1000オングストロームの領域における孔直径がポリマーの拡散を行うことを助けることが見いだされている。比較的大きな孔を有することに加えて、問題のポリマーにより閉塞するそれらの傾向によって、小さい直径を有する孔を最低にする孔構造を有することも必要である。そのため、触媒支持体が200オングストロームより小さい領域の孔をほとんどまたは全く有しないことが要求される。
【0017】
本発明の方法で使用されるシリカ支持体は、狭い孔サイズ分布並びに1gあたり30−120平方メートル(m/g)の表面積を有する。
【0018】
孔サイズ分布、孔体積及び平均孔直径は、ASTM D−4284−83の方法に従って水銀多孔度測定法により得ることができる。
【0019】
孔サイズ分布は、代表的には、水銀多孔度測定法を使用して測定される。しかしながら、この方法は、60オングストロームより大きい孔の測定のみに充分である。そのため、追加の方法が使用されて60オングストロームより小さい孔を測定しなければならない。この方法の1つは、600オングストロームより小さい孔直径のためのASTM D−4641−87による窒素脱着である。それゆえ、狭い孔サイズ分布は、孔体積の少なくとも95%が1000−300オングストロームの孔直径を有する孔により規定されそして200オングストロームより小さい孔に関する窒素脱着により測定される孔体積が水銀多孔度測定法により測定された全孔体積の4%より少ない要件として規定される。
【0020】
表面積は、ASTM D−3663−84に従って測定できる。表面積は、代表的には、30−120m/g、好ましくは35−100m/gそして最も好ましくは35−90m/gである。
【0021】
望ましい平均孔直径は、水素化されるべき芳香族ポリマー及びその分子量に依存する。平均孔直径は、代表的には、300−1000オングストローム、好ましくは400−900オングストロームである。
【0022】
本発明の方法における支持体として使用されるシリカは、Iler、R.K.、「The Chemistry of Silica」John Wiley and Sons、1979、510−581ページに記載されるような方法により製造することができる。
【0023】
水素化触媒に使用される金属は、水素化の速度を早める任意の金属であり、ニッケル、コバルト、ロジウム、レニウム、パラジウム、白金、他の周期律表VIII族金属、またはこれらの組み合わせを含む。好ましくは、ロジウムまたは白金が使用される。しかし、白金は、ニトリルにとり劣った水素化触媒であることが知られているので、白金は、ニトリルコポリマーの水素化には好まれないだろう。
【0024】
触媒は、また極性物質に曝されると1種以上の周期律表VIII族金属の失活を阻害する促進剤からなる第二の成分を含み、そして本明細書で失活抵抗性成分とよばれる。これらの成分は、好ましくは、レニウム、モリブデン、タングステン、タンタルまたはニオブまたはこれらの混合物からなる。
【0025】
失活抵抗性成分の量は、ポリマー組成物内の極性不純物に曝されるとき周期律表VIII族金属成分の失活を顕著に阻害する量より多い量であり、本明細書では失活阻害量とよばれる。周期律表VIII族金属の失活は、水素化反応速度における顕著な低下により立証される。これは、極性不純物の存在下同じ条件の下で周期律表VIII族金属成分のみを含む触媒と混合水素化触媒との比較で例示され、その場合、周期律表VIII族の金属成分のみを含む触媒は、混合水素化触媒により達成される速度の75%より遅い水素化反応速度を示す。
【0026】
好ましくは、失活抵抗性成分の量は、周期律表VIII族の金属成分対失活抵抗性成分の比が0.5:1−10:1、さらに好ましくは1:1−7:1そして最も好ましくは1:1−5:1であるようなものである。
【0027】
シリカ支持触媒は、米国特許第5110779号に記載された方法を使用して製造できる。適切な金属または金属含有化合物は、蒸気相沈着、水性または非水性含浸次にか焼、昇華または任意の他の従来の方法、例えば「Studies in Surface Science and Catalysis」「Successful Design of Catalysts」V.44、146−158ページ、1989、及び「Applied Heterogeneous Catalysis」75−123ページ、Institute Franais du Ptrole Publications、1987に例示されているものにより支持体上に沈着できる。含浸の方法では、適切な金属含有化合物は、前記のような金属を含む任意の化合物であり、それらは失活に抵抗する使用可能な水素化触媒を生成できる。これらの化合物は、塩、配位錯体、有機金属化合物または共有錯体であり、そして好ましくはハロゲン化金属塩であって、塩化金属塩が最も好ましい。代表的には、金属は、シリカ支持触媒の0.1−10重量%である。好ましい量は、全触媒重量に基づいて0.5−8重量%、さらに好ましくは1−5重量%である。
【0028】
促進剤例えばアルカリ、アルカリ土類またはランタニド含有化合物は、また反応中の安定化またはシリカ支持体上への金属成分の分散における助けに使用できるが、それらの使用は好ましいものではない。
【0029】
水素化方法において使用される触媒の量は、本発明の触媒の高い反応性のために、従来の芳香族ポリマーの水素化反応で必要な量より遥かに少ない。一般に、芳香族ポリマーの1gあたり1gより少ない量が使用され、0.1gより少ない量が好ましくそして0.05gより少ない量がさらに好ましい。使用される触媒の量は、方法のタイプ、それが連続、半連続またはバッチであるかどうか、そして方法の条件例えば温度、圧力及び反応時間に依存し、代表的な反応時間は、5分から5時間に変化できる。連続的な操作は、支持された触媒が連続操作の経過中何回も再使用されるために、代表的には、200000部以上の芳香族ポリマーに対して1重量部の触媒を含むことができる。代表的なバッチ方法は、5000部の芳香族ポリマーに対して1重量部の触媒を使用できる。より高い温度及び圧力も、より少量の触媒の使用を可能にする。
【0030】
水素化反応は、溶媒の不存在下に行うことができるが、好ましくはポリマーが可溶であってしかも水素化反応を妨げない炭化水素溶媒中で行われる。好ましくは、溶媒は、飽和溶媒例えばシクロヘキサン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン、シクロオクタン、シクロヘプタン、ドデカン、ジオキサン、ジエチレングリコールジメチルエーテル、テトラヒドロフラン、イソペンタン、デカヒドロナフタレンまたはこれらの混合物であり、シクロヘキサンが最も好ましい。
【0031】
水素化が行われる温度は、ポリマーの顕著な劣化なしに水素化が生ずる任意の温度である。ポリマーの劣化は、水素化後のMnの低下、多分散性の増大またはガラス転移温度の低下により検出できる。1.0−1.2の多分散性を有するポリマーの顕著な劣化は、水素化後の多分散性の30%以上の増大として規定できる。好ましくは、ポリマーの劣化は、多分散性の20%より小さいそして最も好ましくは10%より小さい増大が水素化後生ずるようなものである。1.2より大きい多分散性を有するポリマーでは、水素化後の分子量の顕著な増大は、劣化が生じたことを示す。この場合の顕著な劣化は、20%以上のMnの低下として規定される。好ましくは、水素化後のMnの低下は、10%より小さい。しかし、ポリマーの劣化をさらに受けやすいポリマー例えばポリ−アルファ−メチルスチレンまたは他のアルファ置換ビニル芳香族ポリマーは、30%までのMnの低下を許容できる。
【0032】
代表的な水素化温度は、50℃から、好ましくは100℃から、さらに好ましくは110℃からそして最も好ましくは120℃から250℃まで、好ましくは200℃まで、さらに好ましくは180℃までそして最も好ましくは160℃までである。
【0033】
水素化反応の圧力は厳密を要しないが、水素化速度は、圧力が上昇すると早くなる。代表的な圧力は、大気圧から70MPaに及び、0.7−10.3MPaが好ましい。
【0034】
反応容器に不活性気体をパージして反応域から酸素を除く。不活性気体は、窒素、ヘリウム及びアルゴンを含むがそれらに限定されず、窒素が好ましい。
【0035】
水素化剤は、芳香族ポリマーを有効に水素化できる任意の水素生成剤である。水素化剤は、水素気体、ヒドラジン及び水素化硼素ナトリウムを含むが、これらに限定されない。好ましい態様では、水素化剤は水素気体である。
【0036】
オレフィン性水素化の量は、赤外線またはプロトンNMR技術を使用して測定できる。芳香族水素化の量は、UV−VISスペクトル分析を使用して測定できる。ポリスチレンのシクロヘキサン溶液は、260.5nmで芳香族環について非常に明瞭な吸収バンドを与える。このバンドは、1cmのセル中で1Lあたり0.004980モルの芳香族の溶液濃度で、1.000の吸収度を与える。濾過(0.50ミクロメートル(μm)の「TEFLON(商標)」フィルター、Millipore FHUP047を使用)により触媒を除いた後、反応混合物をUVセルにいれそして吸収度を測定する。吸収度は、濃度に依存する。水素化したポリマー生成物は、それらが吸収度が測定される前に希釈されないので、代表的には、より高い濃度で測定される。反応溶液が標準物より15−30倍濃いために、少量の残存不飽和は正確に測定される。
【0037】
水素化の量は、水素化されるポリマー、使用された触媒の量、方法の条件及び反応時間に依存する。例えばポリスチレン及びスチレン−ブタジエンコポリマーのようなポリマーでは、代表的な水素化は、80%より大きく、99%より大きい水素化が好ましく、そしてさらに好ましくは99.5%より大きい、そして最も好ましくは99.9%より大きい。これは、水素化されたポリマーの吸収度を測定しそして非水素化の標準物の吸収度と比較することにより決定できる。換言すれば、99.9%の水素化されたポリマーの吸収度は、非水素化ポリマーの吸収度より99.9%小さくなる。ポリアルファ−メチルスチレン、スチレン−アルファ−メチルスチレンコポリマー並びにビニル芳香族モノマーとニトリル、アクリレート、酸、エチレン、プロピレン、無水マレイン酸、マレイミド、酢酸ビニル及び塩化ビニルからなる群から選ばれるコモノマーとのコポリマーのようなポリマーでは、水素化のレベルはより低く、そして水素化されるポリマーに依存する。代表的には、少なくとも10%の芳香族水素化が達成され、好ましくは少なくとも25%、さらに好ましくは少なくとも50%そして最も好ましくは少なくとも90%の芳香族水素化が達成される。
【0038】
オレフィン性不飽和のみを含むポリマーでは、水素化のレベルは、代表的には、90%より大きい、好ましくは95%より大きい、さらに好ましくは99%より大きいそして最も好ましくは99.9%より大きい。
【0039】
本発明の1つの態様では、不飽和ポリマーは、代表的には、溶媒に溶解され、そして適切な量のシリカ支持混合水素化触媒とともに反応器に入れられる。反応器は、密封され、不活性気体によりパージされ、水素により加圧され、そして芳香族ポリマーを実質的に水素化するのに充分な時間所望の温度に加熱される。水素化されたポリマーは取り出され、そして触媒が、任意の従来の触媒分離法例えば濾過または遠心分離により水素化されたポリマーから分離できる。
【0040】
以下の実施例は、本発明を説明するために示され、そしてその範囲を制限するものと考えてはならない。実施例中、すべての部及び%は、他に指示されていない限り、重量による。
【0041】
水素化の量は、前述のようにUV−VISスペクトル分析を使用して測定される。
Mnは、他に指示されていない限り、ゲル浸透クロマトグラフィーにより測定された絶対分子量である。
実施例で使用されたすべてのポリマーサンプルは、アタクチック立体構造を有する。
【0042】
【実施例】
実施例
触媒の製造
2.72gのHPtCl・HO及び56.76gの精製水の溶液を調製し、19.45gのシリカに加える。水を1晩蒸発させ、そしてシリカを30分間空気をパージしたオーブン中で110℃でさらに乾燥する。触媒を次に1時間150℃で流れる水素中で還元する。物理的な性質は、72m/gの孔面積及び1.0559cc/gの全侵入体積を含み、563オングストロームの4V/A孔直径を有する。孔サイズ分布は狭く、全孔体積の85%は300−700オングストロームの孔にあり、そして92%は100−750である。僅かに非常に小さい量の全孔体積は、200より小さい孔にある(3%より低い)。
【0043】
水素化
0.95gのサンプルの上記の還元された触媒を、撹拌されたオートクレーブ型反応器で、トリブロックコポリマー(75重量%のポリスチレン及び25重量%のブタジエン、60000のMn)の15%溶液200gに添加する。反応器を密封し、蒸気の空間を窒素でパージし、水素により満たす。温度を次に165℃に上げ、そして反応器を水素により10.3MPaに加圧する。ポリマーは急速な水素化を行い、分析はオレフィン領域の100%飽和及び芳香族領域の99.97%より高い飽和を示す。濾過後、触媒を次の水素化反応で再使用して同様な結果を得る。
【0044】
比較例
0.699gのHPtCl・HO及び4.39gの精製水の溶液を調製し、2.26gのシリカに加える。水を1晩蒸発させ、そしてシリカを30分間空気をパージしたオーブン中で110℃でさらに乾燥する。触媒を次に1時間150℃で流れる水素中で還元する。物理的な性質は、59m/gの孔面積及び1.75cc/gの全侵入体積を含み、1190オングストロームの4V/A孔直径を有する。触媒は、実施例1の触媒より3倍遅い速度で水素を消費した。

Claims (14)

  1. 孔体積の少なくとも95%が300−1000オングストロームの直径を有する孔により規定され、4%より少ない孔体積が200オングストローム以下の直径を有する孔により規定されるような孔サイズ分布を有するシリカを支持体とすることを特徴とするシリカ支持金属水素化触媒。
  2. 金属が、ニッケル、コバルト、ロジウム、ルテニウム、パラジウム、白金及びこれらの組み合わせからなる群から選ばれる請求項1の触媒。
  3. 金属が、ロジウムまたは白金からなる請求項2の触媒。
  4. 失活抵抗性成分がさらに存在する請求項1の触媒。
  5. 失活抵抗性成分が、レニウム、モリブデン、タングステン、タンタルまたはニオブの成分またはこれらの混合物からなる群から選ばれる請求項4の触媒。
  6. 40000−120000の数平均分子量(Mn)を有する不飽和ポリマーを請求項1のシリカ支持金属水素化触媒の存在下水素化剤と接触させることを特徴とする不飽和ポリマーを水素化する方法。
  7. 金属が、ニッケル、コバルト、ロジウム、ルテニウム、パラジウム、白金及びこれらの組み合わせからなる群から選ばれる請求項6の方法。
  8. 金属が、ロジウムまたは白金からなる請求項7の方法。
  9. 失活抵抗性成分がさらに存在する請求項6の方法。
  10. 失活抵抗性成分が、レニウム、モリブデン、タングステン、タンタルまたはニオブの成分またはこれらの混合物からなる群から選ばれる請求項9の方法。
  11. 不飽和ポリマーがポリスチレンからなる請求項6の方法。
  12. 不飽和ポリマーが、共役ジエンとビニル芳香族モノマーとのブロックコポリマーからなる請求項6の方法。
  13. 不飽和ポリマーが110000より低いMnを有する請求項6の方法。
  14. 不飽和ポリマーが100000より低いMnを有する請求項6の方法。
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