JP4792437B2 - ドラム式洗濯機 - Google Patents

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Description

本発明はドラム式洗濯機に関する。
従来、ドラム式洗濯機としては、特開2006−288901号公報(特許文献1)に開示されたものがある。このドラム式洗濯機は、図18に示すように、外箱開口部310を前面側に有する外箱301と、この外箱301内に傾動可能に配置された水槽302と、この水槽302内に回転自在に配置されたドラム303と、その水槽302を傾動可能に支持する回動式の振動抑制支持装置309とを備えている。
上記外箱301の前面には外箱ドア316がヒンジ部316aで回動自在に取り付けられていて、その外箱ドア316によって外箱開口部310を開閉するようになっている。そして、上記ヒンジ部316aにはワイヤ332の一端が接続されている。このワイヤ332は、ローラ331に掛け渡され、他端が水槽302の後方下部に接続されている。
上記水槽302は、水槽ドア318で開閉される水槽開口部317を前面側に有している。また、上記水槽302の側面には、その側面から鉛直方向下方に向かって延びる支持アーム339が設けられている。そして、上記水槽302の上部は外箱301の上部に2本のバネ319で吊り下げている。また、上記水槽319の下部は他のバネ319で外箱301の底部に接続されている。
上記回動式の振動抑制支持装置309の上端部は支持アーム339の下端部に回動自在に取り付けられている。
上記構成のドラム式洗濯機によれば、図19に示すように、外箱ドア316を開くと、ワイヤ332の外箱ドア316側の一端の位置が上方に移動する。これにより、上記水槽302の下端部がワイヤ332で下方に引っ張られて、水槽302の後部が水槽302の前部に対して低くなる。そうすると、上記水槽開口部317が外箱開口部310と重なるので、使用者は、水槽ドア318を開いて、水槽開口部317を通して洗濯物を出し入れすることができる。
しかしながら、上記従来のドラム式洗濯機では、水槽302が傾くと、実質、回動式の振動抑制支持装置309では水槽302の姿勢を保持することができず、水槽302の姿勢は3本のバネ319だけで保持される。
したがって、上記水槽302を傾けた状態で洗濯物を出し入れすると、水槽302に対する3本のバネ319の姿勢保持力が小さいため、水槽302がグラグラ揺れて、洗濯物の出し入れが困難になるという問題があった。
特開2006−288901号公報
そこで、本発明の課題は、洗濯物の出し入れを簡単に行えるドラム式洗濯機を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明のドラム式洗濯機は、
外箱開口部を有する外箱と、
上記外箱内に傾動可能に配置されると共に、上記外箱開口部に対向可能な水槽開口部を有する水槽と、
上記水槽内に回転自在に配置されると共に、前方に上記水槽開口部に対向するドラム開口部を有するドラムと、
上記洗濯物を処理する運転時には、上記ドラムの回転軸の前方側が上記ドラムの回転軸の後方側に対して下降する方向へ上記水槽を傾動させると共に、上記洗濯物の上記ドラムへの出し入れ時には、上記ドラムの回転軸の前方側が上記ドラムの回転軸の後方側に対して上昇する方向へ上記水槽を傾動させる水槽傾動装置と、
上記洗濯物の上記ドラムへの出し入れ時に上記水槽の後面上側に接触して、上記洗濯物の上記ドラムへの出し入れ時の上記水槽の後面上側を支持する後上支持部と
を備えたことを特徴としている。
上記構成のドラム式洗濯機によれば、上記水槽傾動装置は、洗濯物を処理する運転時、ドラムの回転軸の前方側がドラムの回転軸の後方側に対して下降する方向へ水槽を傾動させて、ドラムの回転軸が水平面に対してなす角(いわゆるドラム傾斜角)を小さくする。この状態で、例えば、洗い工程、すすぎ工程、脱水工程および乾燥工程を順次行うと、洗浄能力や乾燥能力を向上させることができる。
また、上記水槽傾動装置は、使用者が洗濯物を出し入れする時、ドラムの回転軸の前方側がドラムの回転軸の後方側に対して上昇する方向へ水槽を傾動させて、ドラム傾斜角を大きくする。これにより、上記ドラムは前方側が後方側よりも高くなって、使用者は洗濯物の出し入れを容易に行える。
そして、上記洗濯物のドラムへの出し入れ時、後上支持部が、水槽の後面上側に接触して、水槽の後面上側を支持する。したがって、上記後上支持部が傾斜した水槽を十分に支持するので、傾斜した水槽がグラグラ揺れず、洗濯物の出し入れを容易に行うことができる。
一実施形態のドラム式洗濯機では、
上記水槽傾動装置は、上記洗濯物を処理する運転時には、上記ドラムの回転軸が略水平になるように、上記ドラムの回転軸の前方側が上記ドラムの回転軸の後方側に対して下降する方向へ上記水槽を傾動させると共に、上記洗濯物の上記ドラムへの出し入れ時には、上記ドラムの回転軸の前方側が後方側よりも高くなるように、上記ドラムの回転軸の前方側が上記ドラムの回転軸の後方側に対して上昇する方向へ上記水槽を傾動させる。
上記実施形態のドラム式洗濯機によれば、上記ドラムの回転軸が略水平になった状態で、洗濯物が処理されるので、洗濯物が十分に攪拌され、洗濯物に対する処理ムラを少なくすることができる。
また、上記ドラムの回転軸の前方側が後方側よりも高くなった状態で、使用者はドラムに対して洗濯物を出し入れすることができるので、洗濯物の出し入れ作業が容易になる。
一実施形態のドラム式洗濯機は、
上記水槽に回転不可に連結されて上記水槽を下方から支持すると共に、上記水槽を弾性支持する非回転弾性支持部材を備えている。
上記実施形態のドラム式洗濯機によれば、上記非回転弾性支持部材は、水槽に回転不可に連結されて水槽を下方から支持するので、傾斜した水槽を確実に支持することができる。
また、上記非回転弾性支持部材は水槽を弾性支持するので、水槽の振動を吸収して、外箱が水槽の振動を受けて大きく揺れるのを防ぐことができる。
また、上記水槽が傾斜すると、後上支持部が水槽の後面上側を支持するので、水槽の傾斜時、非回転弾性支持部材に大きな負荷が掛かるのを防ぐことができる。
したがって、上記非回転弾性支持部材が負荷で破壊され難く、非回転弾性支持部材の寿命を延ばすことができる。
一実施形態のドラム式洗濯機は、
上記外箱に取り付けられ、上記外箱開口部を開閉する外箱ドアと、
上記水槽にヒンジで取り付けられ、上記水槽開口部を開閉する水槽ドアと
を備え、
上記外箱開口部と上記水槽開口部との間には隙間があって、上記外箱開口部は上記水槽開口部に対して分離されている。
上記実施形態のドラム式洗濯機によれば、上記外箱開口部と上記水槽開口部とを例えばパッキンで接続すると、水槽の振動はそのパッキンを介して外箱に伝わるが、外箱開口部と水槽開口部との間には隙間があって、外箱開口部は水槽開口部に対して分離されているので、水槽から外箱へ伝わる振動が少なくすることができる。
したがって、上記外箱が大きく揺れるのを防いで、外箱の振動による騒音を低減できる。
一実施形態のドラム式洗濯機は、
上記洗濯物の上記ドラムへの出し入れ時に上記水槽の前面下側に接触して、上記洗濯物の上記ドラムへの出し入れ時の上記水槽の前面下側を支持する前下支持部を備える。
上記実施形態のドラム式洗濯機によれば、上記水槽が傾斜すると、前下支持部は水槽の前面下側に接触して、洗濯物のドラムへの出し入れ時の水槽の前面下側を支持するので、傾斜した水槽の姿勢をより安定させることができる。
一実施形態のドラム式洗濯機では、
上記水槽の仮想傾動中心は、上記水槽の上部の領域と重なり、
上記領域は、
上記洗濯物の上記ドラムへの出し入れ時に傾斜した上記水槽の後面と、
上記洗濯物の上記ドラムへの出し入れ時の上記ドラムの回転軸を含み、かつ、この回転軸と直交する水平軸を含む面と、
上記洗濯物の上記ドラムへの出し入れ時に傾斜した上記水槽の前面の上端を含む鉛直面と、
上記洗濯物の上記ドラムへの出し入れ時に傾斜した上記水槽の後面の上端を含む水平面と
で囲まれた領域である。
上記実施形態のドラム式洗濯機によれば、上記水槽の仮想傾動中心が上記領域と重なるように設定されているので、水槽傾動装置によって水槽を傾斜させた時、外箱開口部の下部に水槽開口部の下部を近づけることができる。
したがって、上記外箱開口部の下部と水槽開口部の下部との隙間が狭くなるので、洗濯物がその隙間を通って外箱内に落ちるのを防ぐことができる。
一実施形態のドラム式洗濯機では、
上記外箱の前部である前パネルの少なくとも一部は、鉛直方向に対して傾斜して、上部が下部よりも後側に位置している。
上記実施形態のドラム式洗濯機によれば、上記外箱の前部である前パネルの少なくとも一部は、鉛直方向に対して傾斜して、上部が下部よりも後側に位置しているので、水槽傾動装置によって水槽を傾斜させた時、外箱開口部の上部と水槽開口部の上部との間隔を小さくすることができる。
したがって、上記箱開口部の上部と水槽開口部の上部との隙間が狭くなるので、洗濯物がその隙間を通って外箱内に落ちるのを防ぐことができる。
一実施形態のドラム式洗濯機では、
上記前下支持部は、上記水槽開口部が上記外箱開口部に対向するように、上記水槽を上記運転時の位置から上記洗濯物の上記ドラムへの出し入れ時の位置に案内する。
上記実施形態のドラム式洗濯機によれば、上記前下支持部は、水槽開口部が外箱開口部に対向するように、水槽を運転時の位置から洗濯物のドラムへの出し入れ時の位置に案内するので、外箱開口部に対して水槽開口部を確実に対向させることができる。
したがって、上記洗濯物のドラムへの出し入れ時に、洗濯物を外箱開口部および水槽開口部を通して確実に出し入れすることができる。
本発明のドラム式洗濯機によれば、洗濯物のドラムへの出し入れ時に水槽の後面上側に接触して、洗濯物のドラムへの出し入れ時の水槽の後面上側を支持する後上支持部を備えていることによって、傾斜した水槽を後上支持部で十分に支持するので、傾斜した水槽がグラグラ揺れず、洗濯物の出し入れを容易に行うことができる。
以下、本発明のドラム式洗濯機を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明の第1実施形態の運転時のドラム式洗濯機を側方から見た模式断面図である。
上記ドラム式洗濯機は、外箱101と、この外箱101内に傾動可能に配置された有底筒形状の水槽102と、この水槽102内に回転自在に配置された有底円筒形状のドラム103と、このドラム103を回転駆動するモータ104と、ドラム103内の洗濯物を乾燥させるための乾燥システム105と、水槽102の後部の上部に対向する後上支持部106と、水槽102の前部の下部に対向する前下支持部107と、水槽102を傾動させる水槽傾動装置108と、水槽102を弾性支持する弾性支持部材109とを備えている。
上記外箱101の前部は前パネル163から成り、外箱101の底部は底台134から成っている。上記前パネル163の上部は断面円弧形状になっていて、前パネル163の上端が前パネル163の下端よりも後側に位置している。また、上記前パネル163の上部には外箱開口部110が設けられている。つまり、上記前パネル163において外箱開口部110を設けている部分は断面円弧形状になっている。
上記前パネル163には、外箱開口部110を開閉する外箱ドア116を取り付けている。この外箱ドア116は、前パネル163に沿ってスライド可能であり、外箱開口部110の開放時、前パネル163の下部の内側に収容される。また、上記外箱ドア116は、柔軟性を有する材料からなっている。
また、上記外箱101の上部には、洗剤、漂白剤および柔軟剤を収容するケース111と、操作キーや表示部を有する操作部112とが設けられている。この操作部112の裏側(外箱101の内部側)には、ドラム式洗濯機の動作を制御する制御装置113が配置されている。
上記ケース111内には給水路114からの水道水または風呂水が流入する。この水道水または風呂水は、ケース111で洗剤または柔軟剤を含んだ後、伸縮自在な給水ダクト115を流れて水槽102内に流入したり、ケース111で何も含まずにそのまま給水ダクト115を流れて水槽102内に流入したりする。
ここで、上記ドラム103の回転軸L2と水平面L3とがなす角を傾斜角θと定義する。上記水槽102は、洗い工程、すすぎ工程、脱水工程および乾燥工程の運転時、傾斜角θが5°の角度を成すように傾斜している。
また、上記水槽102の前部には水槽開口部117が設けられている。そして、上記水槽102の前部には、水槽開口部117を開閉する水槽ドア118がヒンジで回動自在に取り付けられている。この水槽ドア118を閉じることにより、水槽102内の液体が水槽102外へ漏れ出るのを防げる。また、上記水槽開口部117と外箱開口部110との間には隙間があって、水槽開口部117は外箱開口部110に対して分離されている。
また、上記水槽102の上部には第1,第2バネ119,120の一端が接続され、この第1,第2バネ119,120の他端が外箱101の上部に接続されている。つまり、上記水槽102の上部を外箱101の上部に第1,第2バネ119,120で吊り下げている。
また、上記水槽102内の液体は、伸縮自在な排水ダクト121と、排水弁122と、排水ホース123とを順次流れて外箱101外へ出る。なお、上記排水弁122は排水モータ(図示せず)によって開閉される。
上記ドラム103の前部には、水槽開口部117に対向するドラム開口部124が設けられている。また、上記ドラム103の後部にはモータ104の回転駆動軸125が固定されている。そして、上記ドラム103の周壁全域には複数の小孔126(図1では5個のみ図示)が設けられている。この小孔126は、水槽102とドラム103との間の空間と、ドラム103内の空間との間で洗濯水や乾燥空気等を流通させるためのものである。また、上記ドラム103の内壁面には、半径方向内側に向かって突出するバッフル127を設けている。このバッフル127はドラム103の回転に伴って、洗濯物の持上げと落下とを繰り返す働きをする。なお、図示しないが、ドラム開口部124にはバランサを取り付けている。このバランサによって、洗濯物および洗濯液等の偏りにより生じようとするアンバランスを打ち消すことができる。
また、上記ドラム103の下部と水槽102の下部との間(水槽102内の下部空間)には、送風ダクト128が配置されている。この送風ダクト128は、温風をドラム103内へ案内する。また、上記送風ダクト128の吹出口129は、水槽開口部117の下部とドラム開口部124の下部との間に位置する。
上記乾燥システム105は、水槽102の中心軸L1を含み、かつ、この中心軸L1と直交する水平軸を含む面よりも下側に設けられている。そして、上記乾燥システム105は、送風機135、シーズヒータ136および除湿用熱交換器(図示せず)を有する。
上記送風機135は水槽102の後面下部に取り付けられている。この送風機135は、水槽102内の空気を直接吸い込み、送風ダクト128内に吹き出す。
上記シーズヒータ136は、送風ダクト128内に配置されて、送風機135からの空気を加熱する。これにより、上記加熱された空気が、送風ダクト128に案内されて、吹出口129からドラム103内に吹き出す。
上記除湿用熱交換器は、水槽102内の下部空間に配置されて、送風ダクト128の側方に位置する。そして、上記除湿用熱交換器は送風機135に吸い込まれる空気を除湿する。つまり、上記除湿用熱交換器は送風機135の上流側に配置されている。より詳しくは、上記除湿用熱交換器は、例えば特開2006−217978号公報に開示された水冷式の除湿用熱交換器である。
上記水槽傾動装置108は、第3バネ130、滑車131、ワイヤ132および電動式ワイヤ巻取装置133を有する。このワイヤ132は、電動式ワイヤ巻取装置133によって巻き取られたり、電動式ワイヤ巻取装置133から巻き出されたりする。より詳しくは、上記ワイヤ132は、滑車131に掛け渡され、一端が電動式ワイヤ巻取装置133に接続され、かつ、他端が第3バネ130を介して水槽102の下部に接続されている。
上記弾性支持部材109は、ショックアブソーバ137、コイルスプリング138および支持アーム139を有する。上記ショックアブソーバ137は、上端部が支持アーム139の下端部に固定されている。また、上記ショックアブソーバ137の下端部は支持具140および2個のブッシュ141の挿通孔に挿通され、この2個のブッシュ141が支持具140を挟むことで、下端部は支持具140に連結されている。この支持具140は底台134に固定されている。
図2は、上記水槽102および弾性支持部材109を前方から見た模式図である。
上記支持アーム139の上端部は、水槽102の側面に設けられた接続部142にピン143で回動可能に連結されている。なお、図2では水槽102の一方の側部およびその周辺部しか図示していないが、図2の構造は水槽102の他方の側部およびその周辺部に設けている。つまり、上記弾性支持部材109は水槽102の両側に設置されている。
また、上記水槽102の前面には突出部144が設けられている。この突出部144は、水槽開口部117の下側に位置し、水槽102の前面から前方へ突出している。
本第1実施形態のドラム式洗濯機では、洗い工程、すすぎ工程、脱水工程および乾燥工程の運転時、傾斜角θが5°となる。つまり、上記運転時、ドラム103の回転軸L2が水平面に対して5°の角度を成している。このように傾斜したドラム103内で洗濯物を処理することにより、洗浄能力や乾燥能力を向上させることができる。
より詳しくは、下表1に示すように、ドラム傾斜角度(第1実施形態における傾斜角θ)を15°から5°に変更するだけで、洗浄比を向上させることできる。
Figure 0004792437
図3は上記ドラム傾斜角度と乾燥時間との関係を示すグラフであり、図4はドラム傾斜角度と偏差(乾燥度バラツキ)との関係を示すグラフである。
図3,図4から明らかなように、ドラム傾斜角度0°,5°,10°,15°のうち、ドラム傾斜角度5°が、乾燥時間を最も短くでき、かつ、偏差をもっとも小さくすることができる。
このように、上記ドラム傾斜角度を小さくすることで乾燥性能が上がるのは、洗濯物が十分に攪拌されて、洗濯物に温風が効率良く当たるためだと推測される。また、上記ドラム傾斜角度を0°にすると、送風ダクト128の吹出口129が洗濯物で塞がれるため、ドラム傾斜角度を5°にするよりも乾燥性能が少し悪くなると推測される。
一方、上記運転が終了すると、電動式ワイヤ巻取装置133が、ワイヤ132を所定長さ巻き取り、第3バネ130を斜め下方へ引っ張る。これにより、上記水槽102がピン143を中心に傾動し、図5に示すように、水槽102の後部が下がって、傾斜角θが15°となる。そうすると、上記水槽開口部117が外箱開口部110に対向し、前下支持部107が水槽102の前面下側に接触し、後上支持部106が水槽102の後面上側に接触する。
その結果、上記前下支持部107が水槽102の前面下側を支持すると共に、後上支持部106が水槽102の後面上側を支持するので、傾斜した水槽102が前下支持部107および後上支持部106によって十分に支持される。
したがって、上記傾斜した水槽102がグラグラ揺れず、使用者は、図6に示すように、外箱ドア116および水槽ドア118を開いて、洗濯物を容易に出し入れすることができる。
図7は、上記運転時の水槽102の前部およびこの周辺部を下方から見た模式図である。また、図8は、上記運転時の水槽102の前部およびこの周辺部を側方から見た模式図である。
上記前下支持部107は、図7に示すように、水槽102の突出部144を挟めるように2個設けられている。この2個の前下支持部107は、それぞれ、前パネル163の下部の裏面に対して傾斜する案内面145を有する。上記水槽102が図8の矢印方向に傾動すると、水槽102の突出部144が前下支持部107の案内面145に案内される。その結果、図9に示すように、上記各前下支持部107が水槽102の前面に当接し、2個の前下支持部107の間の空間に水槽102の突出部144が嵌合する。
したがって、上記水槽102が傾動する前において、図10に示すように、外箱開口部110の中心に対して水槽開口部117の中心がズレていても、図11に示すように、外箱開口部110の中心が水槽開口部117の中心が重なるように、外箱開口部110に水槽開口部117を対向させることができる。
したがって、上記ドラム式洗濯機では、洗濯物のドラム103への出し入れ時、洗濯物を外箱開口部110および水槽開口部117を通して確実に出し入れすることができる。
図12は上記水槽102の傾動中心の位置を説明するための模式図である。
図12のハッチング領域は、洗濯物のドラム103への出し入れ時に傾斜した水槽102の後面と、仮想面A,B,Cとで囲まれた領域である。この仮想面Aは、洗濯物のドラム103への出し入れ時に傾斜したドラム103の回転軸L2を含み、かつ、この回転軸L2と直交する水平軸を含む面である。また、上記仮想面Bは、洗濯物のドラム103への出し入れ時に傾斜した水槽102の前面の上端P1を含む鉛直面である。また、上記仮想面Cは、洗濯物のドラム103への出し入れ時に傾斜した水槽102の後面の上端P2を含む水平面である。
このようなハッチング領域と重なるようにピン143が設けられている。このピン143を中心に水槽102が回転する。
上記前パネル163において外箱開口部110を設けている部分は上端が下端よりも後側に位置した断面円弧形状になっており、上記ピン143の位置が仮想面Aより上側にあるから、傾動動作中に水槽102が外箱ドア116に接触するのを防ぐことができ、かつ、傾斜角θが15°となった時、外箱開口部110の上部と水槽開口部117の上部との間隔を小さくすることができる。
したがって、上記水槽102を傾斜させた時に、外箱開口部110と水槽開口部117との隙間が狭くなるので、洗濯物がその隙間から外箱101内に落ちるのを防ぐことができる。
また、上記水槽102を傾斜させた時、水槽開口部117の下部と外箱開口部110の下部との隙間が狭く、かつ、水槽開口部117の上部と外箱開口部110の上部との隙間が狭いので、水槽ドア118の回動範囲が外箱開口部110で小さくならないので、上記水槽ドア118は、外箱開口部110に邪魔されることなく、大きく開くことができる。
また、上記ピン143の位置が仮想面Bより後側にあるから、傾動動作中に、水槽102の前面の上端P1が外箱上面に接触しないようにすることができる。
また、上記ピン143の位置が仮想面Cより下側にあるから、傾動動作中に、水槽102の後面の上端P2が後上支持部106より後側に位置しないようにすることができる。
上記第1実施形態では、上部が断面円弧形状の前パネル163を用いていたが、上部が断面直線形状の前パネルを用いてもよい。この前パネルの上部は、鉛直方向に対して傾斜して、前パネルの下部よりも後側に位置する。
また、上記前パネル163の代わりに、全部が断面直線形状または断面円弧形状の前パネルを用いてもよい。ただし、上記前パネルは、鉛直方向に対して傾斜して、上部が下部よりも後側に位置するものとする。
また、上記洗い工程、すすぎ工程、脱水工程および乾燥工程が行われている時、傾斜角θは−5°〜10°の範囲内であればよい。この傾斜角θがマイナスの角度になると、ドラム103は前方側が後方側より低くなる。
上記傾斜角θを−5°〜10°の範囲内の角度にしても、吹出口129の位置を変更することにより、上記第1実施形態のドラム式洗濯機と同様の性能を得ることができる。
(第2実施形態)
図13は本発明の第2実施形態のドラム式洗濯機の模式断面図である。また、図13において、図1に示した第1実施形態の構成部と同一構成部は、図1における構成部と同一参照番号を付して説明を省略する。
上記第2実施形態のドラム式洗濯機は、上記第1実施形態とは異なる水槽傾動装置208を備え、水槽102の上部を外箱201の上部に1本のバネ219だけで吊り下げている。
上記水槽傾動装置208は、1個の前側非回転弾性支持部材246と、2個の後側非回転弾性支持部材209と、前側非回転弾性支持部材246および後側非回転弾性支持部材209を搭載する走行台247と、この走行台247が走行するガイドレール248と、その走行台247を駆動する駆動部255とを持つ。なお、上記ガイドレール248はベース軌道の一例である。
上記前側非回転弾性支持部材246は、ショックアブソーバ249、コイルスプリング250および2個のブッシュ258を有して、水槽102の前部に回転不可に連結されて水槽102の前部を下方から支持する。また、上記前側非回転弾性支持部材246は水槽102の前部を弾性支持する。
上記ショックアブソーバ249は、上端部が水槽102の連結部256に連結され、かつ、下端部が支持具257に連結さている。
上記ショックアブソーバ249の上端部は連結部256および2個のブッシュ258の挿通孔に挿通され、この2個のブッシュ258が連結部256を挟んでいる。これにより、上記前側非回転弾性支持部材246が水槽102の前部に回転不可に連結される。
上記ショックアブソーバ249の下端部は、支持具257および2個のブッシュ259の挿通孔に挿通され、この2個のブッシュ259が支持具257を挟んでいる。
上記2個の後側非回転弾性支持部材209は、それぞれ、ショックアブソーバ237、コイルスプリング238および2個のブッシュ262(図14参照)を有して、水槽102の後部に回転不可に連結されて水槽102の後部を下方から支持する。また、上記2個の後側非回転弾性支持部材209のうち、一方が水槽102の後部の一側部を弾性支持し、他方が水槽102の後部の他側部を弾性支持する。
上記走行台247は、台部251と、この台部251に回転自在に取り付けられた4つの車輪252とを有する。
上記台部251には支持具257,261が固定されて、台部251と支持具257,261が一体になっている。
上記各車輪252は、ガイドレール248に嵌合し、ガイドレール248上を転がる(図14参照)。
上記ガイドレール248は、外箱201の底台234上に設置されて、直線状の第1の走路253と、この第1の走路253に対して傾斜した直線状の第2の走路254とを含む。
図14は、上記ドラム式洗濯機を前方から見た模式断面図である。
上記2個の後側非回転弾性支持部材209の各ショックアブソーバ237は、上端部が水槽102の連結部260に連結され、かつ、下端部が支持具261に連結されている。
上記各ショックアブソーバ237の上端部は連結部260および2個のブッシュ262の挿通孔に挿通され、この2個のブッシュ262が連結部260を挟んでいる。これにより、上記各後側非回転弾性支持部材209が水槽102の後部に回転不可に連結される。
上記各ショックアブソーバ237の下端部は支持具261および2個のブッシュ263の挿通孔に挿通され、この2個のブッシュ263が支持具261を挟んでいる。
上記連結部260は、水槽102の後部の両側面から水平方向に張り出すように水槽102と一体に設けられている。なお、本明細書において、「回転不可に連結」とは、リンク結合のようにいわゆるピンによる結合ではない。つまり、「回転不可に連結」とは、図1,図2に示した水槽102を回転させることを前提とするような結合とは異なる結合であり、本第2実施形態のように各連結部のブッシュの弾性変形による回転を除いては各連結部での回転が起こらないような回転をさせることを目的としない結合である
図15は上記底台234を上方から見た模式図である。
上記駆動部255は滑車ワイヤ機構を含む。すなわち、上記駆動部255は、モータ264と、このモータ264の回転駆動力を受けて移動するワイヤ265と、このワイヤ265が掛け渡された4つの滑車266とを有する。
上記4つの滑車266のうち、1個の滑車266はモータ264の回転駆動軸に固定されてこの回転駆動軸と一体に回転する。
上記ワイヤ265は上面視で8の字形状を呈している。そして、上記ワイヤ265の2箇所に結合部267が取り付けられていて、結合部267が走行台247と結合している。これにより、上記ワイヤ265の移動に伴って、走行台247がワイヤ265に引っ張られて前後方向に移動する。
本第2実施の形態のドラム式洗濯機では、上記第1実施形態と同じく、図13に示すように、傾斜角θが5°の状態で、洗い工程、すすぎ工程、脱水工程および乾燥工程の運転時が行われる。この運転が終了すると、モータ264の回転駆動軸が回転駆動し、ワイヤ265が図15中の矢印方向に移動する。これにより、上記走行台247がワイヤ265に引っ張られてガイドレール248に沿って前方に移動して、図16に示すように、傾斜角θが15°になる。そうすると、上記水槽開口部117が外箱開口部110に対向し、前下支持部107が水槽102の前面下側に接触し、後上支持部106が水槽102の後面上側に接触する。
その結果、上記前下支持部107が水槽102の前面下側を支持すると共に、後上支持部106が水槽102の後面上側を支持するので、傾斜した水槽102が前下支持部107および後上支持部106によって十分に支持される。
したがって、上記傾斜した水槽102がグラグラ揺れず、使用者は、外箱ドア116および水槽ドア118を開いて、洗濯物を容易に出し入れすることができる。
また、上記水槽102の傾斜時、後上支持部106によって十分に支持されることによいって、ブッシュ262に対して大きな負荷が掛からないので、ブッシュ262は劣化し難く、ブッシュ262の寿命を延ばすことができる。
また、上記運転時、および、洗濯物のドラム103への出し入れ時において、前側非回転弾性支持部材246および後側非回転弾性支持部材209が水槽102に回転不可に連結されて水槽102を下方から支持するから、前側非回転弾性支持部材246および後側非回転弾性支持部材209で水槽102を支持することができる。
したがって、上記外箱201に対する水槽102の吊り下げを1本のバネ219だけにすることができ、上記第1実施形態や、図18の従来例に比べて、吊り下げバネ数が少なくすることができる。
すなわち、本実施の形態のドラム式洗濯機は、上記第1実施形態や、図18の従来例に比べて、水槽102の吊り下げを小さな力で行うことができる。
また、上記水槽102の上部を外箱101の上部に1本のバネ219で吊り下げているだけだから、水槽102の振動が外箱101に伝わり難い。
したがって、上記水槽102の振動を低減でき、その結果、外箱101の揺れに伴う騒音を低減でき、かつ、外箱101上に置いた洗剤等の落下を防ぐことができる。
図17は上記水槽102の仮想傾動中心の位置を説明するための模式図である。本実施の形態では上記水槽102は一軸を中心とした回転を行わないが、傾斜角5°のときと15°のときの水槽102の位置の変化をさせる回転変換の中心を仮想傾動中心とする。
上記水槽102の仮想傾動中心Mは上記第1実施形態と同じように設定されている。つまり、上記仮想傾動中心Mは、図12のハッチング領域と重なるように設定されている。
したがって、上記水槽102を傾斜させた時に、外箱開口部110と水槽開口部117との隙間が狭くなるので、その隙間から外箱201内に洗濯物が落ちるのを防ぐことができる。
また、上記水槽102を傾斜させた時、水槽開口部117の下部と外箱開口部110の下部との隙間が狭く、かつ、水槽開口部117の上部と外箱開口部110の上部との隙間が狭いので、水槽ドア118の回動範囲が外箱開口部110で小さくならないので、上記水槽ドア118は、外箱開口部110に邪魔されることなく、大きく開くことができる。
このような傾動動作を行うために、上記第1の走路253および上記第2の走路254は、それぞれ、仮想傾動中心Mを頂点とする二等辺三角形の底辺から車輪252の径だけ離れた面を有するように形成されている。なお、上記二等辺三角形の頂角は10°と設定されている。上記第1の走路253を延長して上記第2の走路254と滑らかに接続してある。
したがって、上記走行台247の前部を第1の走路253から第2の走路254に移動させることにより、水槽102を確実に10°傾動させることができる。
上記第2実施形態では、滑車ワイヤ機構を含む駆動部255を用いていたが、この駆動部255の代わりに、電動シリンダまたは送りネジを含む駆動部を用いてもよい。
また、上記第2実施形態では、1個の前側非回転弾性支持部材246と2個の後側非回転弾性支持部材209とで水槽102を弾性支持していたが、つまり、水槽102を3個の非回転弾性支持部材で弾性支持していたが、水槽102を2個または4個の非回転弾性支持部材で弾性支持するようにしてもよい。
また、上記第1,第2実施形態では、水槽開口部117と外箱開口部110との間には隙間があって、水槽開口部117は外箱開口部110に対して分離されていたが、水槽開口部117と外箱開口部110とを例えば伸縮自在なパッキンで接続してもよい。この場合、上記外箱開口部110を開閉するヒンジ式の外箱ドアを外箱201に取り付ければ、水槽ドア118を無くすことができる。
また、上記第1,第2実施形態では、外箱開口部110を開閉するスライド式の外箱ドア116を用いていたが、このスライド式の外箱ドア116の代わりに、水槽ドア118と同様のヒンジ式の外箱ドアを用いてもよい。
また、上記第1,第2実施形態では、水冷式の除湿用熱交換器を用いていたが、この水冷式の除湿用熱交換器の代わりにヒートポンプを用いてもよい。
なお、本発明のドラム式洗濯機は、上記第1,第2実施形態に限定されるものではなく、上記第1,第2実施形態に種々の変更を加え得ることは勿論である。
図1は本発明の第1実施形態の運転時のドラム式洗濯機の模式側方断面図である。 図2は上記第1実施形態のドラム式洗濯機の要部の模式正面図である。 図3はドラム傾斜角度と乾燥時間との関係を示すグラフである。 図4はドラム傾斜角度と偏差とのの関係を示すグラフである。 図5は上記第1実施形態の洗濯物のドラムへの出し入れ時のドラム式洗濯機の模式側方断面図である。 図6は上記第1実施形態の洗濯物のドラムへの出し入れ時のドラム式洗濯機の模式側方断面図である。 図7は上記第1実施形態の運転時の水槽の前部およびこの周辺部の模式下面図である。 図8は上記第1実施形態の運転時の水槽の前部およびこの周辺部の模式側面図である。 図9は上記第1実施形態の洗濯物のドラムへの出し入れ時の水槽の前部およびこの周辺部の模式側面図である。 図10は上記第1実施形態の傾動動作中の水槽の前部およびこの周辺部の模式下面図である。 図11は上記第1実施形態の洗濯物のドラムへの出し入れ時の水槽の前部およびこの周辺部の模式下面図である。 図12は上記第1実施形態の水槽の傾動中心の位置を説明するための模式図である。 図13は本発明の第2実施形態の運転時のドラム式洗濯機の模式側方断面図である。 図14は上記第2実施形態の運転時のドラム式洗濯機の要部の模式前方断面図である。 図15は上記第2実施形態の底台の模式上面図である。 図16は上記第2実施形態の洗濯物のドラムへの出し入れ時のドラム式洗濯機の模式側方断面図である。 図17は上記第2実施形態の水槽の仮想傾動中心の位置を説明するための模式図である。 図18は従来の運転時のドラム式洗濯機の模式側方断面図である。 図19は従来の洗濯物のドラムへの出し入れ時のドラム式洗濯機の模式側方断面図である。
符号の説明
101,201 外箱
102 水槽
103 ドラム
106 後上支持部
107 前下支持部
109 弾性支持部材
108,208 水槽傾動装置
110 外箱開口部
116 外箱ドア
117 水槽開口部
118 水槽ドア
124 ドラム開口部
163 前パネル
209 後側非回転弾性支持部材
246 前側非回転弾性支持部材
L2 ドラム103の回転軸

Claims (3)

  1. 外箱開口部を有する外箱と、
    上記外箱内に傾動可能に配置されると共に、上記外箱開口部に対向可能な水槽開口部を有する水槽と、
    上記水槽内に回転自在に配置されると共に、前方に上記水槽開口部に対向するドラム開口部を有するドラムと、
    上記洗濯物を処理する運転時には、上記ドラムの回転軸の前方側が上記ドラムの回転軸の後方側に対して下降する方向へ上記水槽を傾動させると共に、上記洗濯物の上記ドラムへの出し入れ時には、上記ドラムの回転軸の前方側が上記ドラムの回転軸の後方側に対して上昇する方向へ上記水槽を傾動させる水槽傾動装置と、
    上記洗濯物の上記ドラムへの出し入れ時に上記水槽の後面上側に接触して、上記洗濯物の上記ドラムへの出し入れ時の上記水槽の後面上側を支持する後上支持部と
    を備えたことを特徴とするドラム式洗濯機。
  2. 請求項1に記載のドラム式洗濯機において、
    上記水槽に回転不可に連結されて上記水槽を下方から支持すると共に、上記水槽を弾性支持する非回転弾性支持部材を備えたことを特徴とするドラム式洗濯機。
  3. 請求項1または2に記載のドラム式洗濯機において、
    上記洗濯物の上記ドラムへの出し入れ時に上記水槽の前面下側に接触して、上記洗濯物の上記ドラムへの出し入れ時の上記水槽の前面下側を支持する前下支持部を備えたことを特徴とするドラム式洗濯機。
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