JP4790659B2 - 送信システム、送信機器 - Google Patents

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Description

本発明は、通信相手機器からの通信確認用のデータを必要とせずに、片方向通信方式でデータ通信を行うための送信システムに関する。
現在、多くの機器に赤外線通信機能が搭載されている。赤外線通信規格としてIrDA−D1.1プロトコル(Infrared Data Association-Data ver1.1。以下はIrDAプロトコルと記載)があるが、2005年に新しくIrDAで規定された通信規格としてIrSimpleプロトコルがある(非特許文献5参照)。
IrSimpleプロトコルは、従来のIrDAプロトコルと比較して、接続に要する時間が短く、通信効率が非常に高いため、同一サイズのデータ通信における通信時間を1/4から1/10程度に短縮することができる。さらに、IrSimpleプロトコルでは、片方向通信および双方向通信の2種類の通信方式を保有しており、用途に応じて両通信方式を使い分けることも可能である。
IrSimpleプロトコルを採用した機器を利用することにより、例えば、携帯電話やデジタルカメラで撮影された写真を、リモコン感覚の簡単な操作で、テレビやフォトプリンタに瞬時に転送して楽しむなど、新しい通信方式として用途が大きく広がることも期待される。
以下に、IrSimpleプロトコルの赤外線通信機能に対応した携帯電話やPDAなどの携帯端末、デジタルカメラなどの従来技術に係る送信機器の構成を説明する。図12は、従来の送信機器の概略構成を示すブロック図である。
図12に示す送信機器100は、CPU101、通信コントローラ102、送信部103、メモリ104、メモリインターフェース105、入力部106、ROM107から構成されている。
CPU101は、ROM107から読み出したプロトコルスタックなどの制御プログラムを実行することにより、この送信機器100を制御する手段である。CPU101は、入力部106からの送信命令を検知すると、メモリ104に保存された所望の送信データを読み出し、読み出したデータを通信プロトコルに対応したデータに変換し、通信コントローラ102に対してデータの送信要求を行う。
通信コントローラ102は、CPU101からの送信要求を受けると、通信プロトコルに応じて変換されたプロトコル変換データを、通信方式に応じてデータ変調を行い、データ変調されたデータを送信部103に出力する。
送信部103は、通信コントローラ102から出力されるデータを送信する手段である。例えば、通信媒体として赤外線を用いるならば、LED(発光ダイオード)やLD(レーザダイオード)となるが、これに限らない。他の通信媒体を用いる場合は、その通信媒体に応じた送信部となる。
メモリ104には、送信すべきデータが蓄えられる。このメモリ104は、揮発性のメモリ(例えばSDRAMなど)であっても、不揮発性のメモリ(例えば、フラッシュメモリ、HDD、DVDなど)であってもよい。また、図12では、メモリ104は送信機器内に配置されているが、必ずしも送信機器内に存在する必要はなく、送信機器の外部メモリとして送信機器に接続されていても構わない。
メモリインターフェース105は、メモリ104へのインターフェース機能を有する。例えば、USBやメモリカードなどのインターフェース機能を持ち、このメモリインターフェース105を通じて、ユーザは所望の送信したいデータをメモリ104に書き込む。入力部106は、例えば、送信機器100に設けられた送信ボタンなどであり、ユーザによって送信ボタンが押下されると、ボタンの押下を検出し、CPU101に送信命令を出力する。ROM107は、読み出し専用のプログラムメモリであり、プロトコルスタックなどの制御プログラムが記憶されている。
上記構成の送信機器100において、CPU101と通信コントローラ102とは、アプリケーションプロセッサ内に組み込まれて、一つのLSIとして構成される場合もある。
送信機器100における送信手順について説明する。まず、ユーザが所望の送信データに対して、入力部106から送信ボタンを押下するなどの送信要求を行う。送信機器内のCPU101は、入力部106からの送信要求を検知すると、送信機器内または送信機器外部に接続されたメモリ104に保存された所望の送信データを、通信プロトコルに応じて送信データのプロトコル変換を行う。通信プロトコルに応じてプロトコル変換されたデータは、通信コントローラ102によって、送信機器が対応した通信方式に応じたデータ変調が行われ、順次、送信部103から送信される。
上記のように、従来の送信機器100では、CPU101が、IrSimpleプロトコルなどの通信プロトコルに応じて、送信データのプロトコル変換を行い、通信コントローラ102が、プロトコル変換されたデータを、IrSimple通信方式などの通信方式に対応するデータ変調方式に従って、送信データの変調を行っている。
次に、従来の送信機器において、送信データの変換シーケンスを図13を参照して説明する。
従来の送信機器では、画像データやテキストデータといった所望の送信データ(送信ファイル)が送信機器内または送信機器外部に接続されたメモリに、USBやメモリカードインターフェースを通じて、通常は外部機器から書き込まれる。メモリに書き込まれた送信データは、ユーザからの送信要求を受けると、CPUによって、通信プロトコルに応じてプロトコル変換される。プロトコル変換された送信データは通信コントローラにより、通信方式に応じたデータ変調が行われ、送信部を通じて送信される。
特開平2−285445号公報(公開日1990年11月22日) IrDA Serial Infrared Link Access Protocol Specification For IrSimple Addition Version 1.0 (Oct 14、2005) IrDA Serial Infrared Link Management Protocol Specification for IrSimple Addition Version 1.0 (Oct 14、2005) IrDA Serial Infrared Sequence Management Protocol for IrSimple Version 1.0 (Oct 14、2005) Infrared Data Association Object Exchange Protocol Version 1.3 (Jan 3、2003) シャープ技報95号、2007年2月、63頁〜68頁
上記のように、携帯電話やPDAなどの携帯端末、デジタルカメラなどの従来技術に係る送信機器では、送信機器内のCPU及び通信コントローラが、所望の送信データに対して、通信プロトコルに応じたプロトコル変換、及び通信方式に応じたデータ変調を行う必要があり、CPU及び通信コントローラが必須であった。
例えば、IrSimple片方向通信機能のみに対応した、プレゼンテーション用データ送信ツールや、IrSimple対応の受信機器の動作チェック用送信機器など、通信相手機器からの通信確認用のデータを受信する必要がなく、送信機器内のメモリに保存されたデータを送信するといった機能的に非常に簡易な送信機器であっても、CPU及び通信コントローラが必須であり、送信機器のコストが非常に高価になってしまうという課題があった。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、片方向通信方式でデータ通信を行う送信システムにおいて、コストの低減を図ることのできる送信システムを実現することにある。
本発明に係る送信システムは、上記課題を解決するために、ホスト装置と送信機器とからなり、上記ホスト装置に格納されているデータを上記送信機器を介して受信機器に特定の通信規格に基づく片方向通信方式で送信する送信システムにおいて、上記送信機器は、上記ホスト装置から所望の送信データが書き込まれるメモリと、上記メモリに記憶された送信データを受信機器に送信する時に、上記メモリ内のデータを読み出し、読み出したデータを送信部に出力する論理デバイスと、上記メモリから読み出されたデータを、上記受信機器に送信する送信部とを備えており、上記ホスト装置は、上記送信機器の上記メモリに書き込もうとする送信データに対し、上記特定の通信規格に基づく片方向通信プロトコルに対応したプロトコル変換、及び上記片方向通信プロトコルに準拠した通信方式に対応したデータ変調を行うものであり、上記ホスト装置が行う上記データ変調では、上記送信機器のメモリからデータを読み出す時の基準クロックと同等のクロックを用いてサンプリングを行うことを特徴としている。
上記の構成によれば、画像データやテキストデータといった所望の送信データがあらかじめ、パソコンなどの外部機器であるホスト装置において変換される。所望の送信データは、送信機器が対応した通信プロトコルに応じて、プロトコル変換が行われる。さらに、通信プロトコル変換された送信データは、通信方式に応じてデータ変調が行われる。
ホスト装置においてプロトコル変換及びデータ変調された送信データは、送信機器内のメモリに書き込まれる。ユーザからの送信命令が入力されると、メモリに書き込まれた送信データは、送信機器内の論理デバイスによって、メモリから読み出され、そのまま送信部から出力される。
これにより、上記送信システムでは、プロトコル変換を行うためのCPUや、データ変調を行うための通信コントローラを必要とせずに、安価なコストで片方向通信に対応した送信機器を実現できる。
また、上記送信システムにおいては、上記ホスト装置は、アプリケーションソフトウェアにて、上記プロトコル変換および上記データ変調処理を行う構成とすることが好ましい。
上記の構成によれば、上記ホスト装置を例えばパソコンとし、上記プロトコル変換およびデータ変調をソフトウェアにて行えば、ユーザは該ソフトウェアをパソコンにインストールするのみで本発明の送信システムを利用できるようになる。また、これにより、ホスト装置において、プロトコル変換のためのCPU及びデータ変調のための通信コントローラを追加する必要も無い。
また、上記送信システムにおいては、上記ホスト装置は、複数の通信方式に対応したデータ変調が行われたデータから構成される送信データを、上記メモリに書き込み可能である構成とすることができる。
また、上記送信システムにおいては、上記ホスト装置は、複数の送信ファイルに対して、上記片方向通信プロトコルに対応したプロトコル変換、及び上記片方向通信プロトコルに準拠した通信方式に対応したデータ変調が行われたデータから構成される送信データを、上記メモリに書き込み可能である構成とすることができる。
また、上記送信システムにおいては、上記通信プロトコル及び上記通信方式がIrSimple片方向通信に準拠した通信プロトコル及び通信方式に対応している構成とすることができる。
本発明に係る送信システムは、以上のように、ホスト装置と送信機器とからなり、上記ホスト装置に格納されているデータを上記送信機器を介して受信機器に特定の通信規格に基づく片方向通信方式で送信する送信システムにおいて、上記送信機器は、上記ホスト装置から所望の送信データが書き込まれるメモリと、上記メモリに記憶された送信データを受信機器に送信する時に、上記メモリ内のデータを読み出し、読み出したデータを送信部に出力する論理デバイスと、上記メモリから読み出されたデータを、上記受信機器に送信する送信部とを備えており、上記ホスト装置は、上記送信機器の上記メモリに書き込もうとする送信データに対し、上記特定の通信規格に基づく片方向通信プロトコルに対応したプロトコル変換、及び上記片方向通信プロトコルに準拠した通信方式に対応したデータ変調を行うものであり、上記ホスト装置が行う上記データ変調では、上記送信機器のメモリからデータを読み出す時の基準クロックと同等のクロックを用いてサンプリングを行う構成である。
それゆえ、画像データやテキストデータといった所望の送信データがあらかじめ、パソコンなどの外部機器であるホスト装置において変換される。所望の送信データは、送信機器が対応した通信プロトコルに応じて、プロトコル変換が行われる。さらに、通信プロトコル変換された送信データは、通信方式に応じてデータ変調が行われる。
ホスト装置においてプロトコル変換及びデータ変調された送信データは、送信機器内のメモリに書き込まれる。ユーザからの送信命令が入力されると、メモリに書き込まれた送信データは、送信機器内の論理デバイスによって、メモリから読み出され、そのまま送信部から出力される。これにより、上記送信システムでは、プロトコル変換を行うためのCPUや、データ変調を行うための通信コントローラを必要とせずに、安価なコストで片方向通信に対応した送信機器を実現できるといった効果を奏する。
〔実施の形態1〕
本発明の一実施形態について図1ないし図9に基づいて説明すると以下の通りである。先ずは、本実施の形態に係る送信システムの具体例を、図2を用いて説明する。図2は、パソコン等のホスト装置10に格納されているデータファイルを、リモコン等の送信機器20を介して表示用モニタ30へ送信する、例えば、プレゼンテーション用ツールに本発明を適用した場合を例示するものである。もちろん、本発明はこのようなプレゼンテーション用ツールに限定されるものではなく、他に様々な使用方法が考えられる。
例えば、携帯電話やデジタルカメラで撮影された写真を、テレビやフォトプリンタに転送するための送信機器にも適用することももちろん可能である。
図2に示す上記システム例においては、ホスト装置10および送信機器20が、本発明の送信システムに対応する。また、このシステムにおいては、送信機器20から表示用モニタ30へのデータ送信は、例えばIrSimpleプロトコルを用いた片方向通信方式によって行われる。
図1は、図2に示す送信システムにおける送信機器20の要部構成を示すブロック図である。送信機器20は、ホスト装置10からデータを受け取って(コピーして)、これを表示用モニタ30(図2参照)へ送信する機器である。表示用モニタ30へ送信される送信データには、例えばテキストデータ、画像データなどがあげられるが、送信データの種類は特に限定されるものではない。送信機器20は、メモリインターフェース21、メモリ22、論理デバイス23、入力部24、および送信部25を備えて構成されている。
メモリインターフェース21は、メモリ22へのインターフェース機能、例えば、USBやメモリカードなどのインターフェース機能を持つ。このメモリインターフェース21を通じて、ユーザは表示用モニタ30へ送信したい所望のデータをメモリ22に書き込むことができる。また、ユーザは、このメモリインターフェース21を通じて、何度でもメモリ22への送信データの書き換えを行うことができる。
メモリ22には、メモリインターフェース21を通じて書き込まれた、送信すべきデータが蓄えられる。このメモリ22は、揮発性のメモリ(例えばSDRAMなど)であっても、不揮発性のメモリ(例えば、フラッシュメモリ、HDD、DVDなど)であってもよい。また、図1では、メモリ22は送信機器20内に配置されているが、必ずしも機器内部に存在する必要はなく、送信機器20に外部メモリとして接続されていても構わない。
論理デバイス23は、入力部24から出力される送信命令に従って、メモリ22に保存されたデータを読み出し、読み出したデータを送信部25に出力する。論理デバイス23には、例えば、PLDやFPGAといったプログラム可能な論理デバイスがあげられるが、これに限定されるものではなく、上記の機能を実現できるデバイスであればよい。
入力部24は、例えば、送信機器20に設けられた送信ボタンなどである。ユーザによって送信ボタンが押下されると、ボタンの押下を検出し、論理デバイス23に送信命令を出力する。ここでは、入力部24を送信機器に搭載された送信ボタンとしているが、タッチパネル機能を搭載した表示部を備えており、表示部のタッチパネルから入力を受け付けても良い。また、PCなどの外部機器と接続されて、外部機器から直接送信要求の入力を受け付けても良い。送信機器20では、送信ボタンを押下された場合、メモリ22内の送信データを1回だけ送信してもよいし、複数回連続で送信してもよい。
送信部25は、論理デバイス23によってメモリから読み出された送信データを送信する手段である。例えば、通信媒体として赤外線を用いるならば、LED(発光ダイオード)やLD(レーザダイオード)となるが、送信部25の種類は特に限定されない。他の通信媒体を用いる場合は、その通信媒体に応じた送信部となる。
このように、送信機器20では、ユーザが所望の送信データに対して、入力部24から送信ボタンを押下し、送信要求を行う。そして、論理デバイス23が入力部24からの送信要求を検知すると、送信機器内もしくは送信機器外部に接続されたメモリ22に保存された所望の送信データが、順次、送信部25から送信される。
送信機器20では、上記データ送信時には、メモリ22に保存されたデータを読み出し、読み出したデータをデータ変換することなく、そのまま送信部25を通じて送信する構成である。このため、従来技術に係る送信機器内で行っていた、送信データの通信プロトコルに応じたプロトコル変換、通信方式に応じたデータ変調を、メモリ22に保存する前の送信データに対して、あらかじめ外部機器において行う必要がある。
本実施の形態に係る送信システムでは、上記プロトコル変換およびデータ変調をホスト装置10にて行う。
ホスト装置10は、送信機器20を介して表示用モニタ30へ送信されるデータを格納している機器である。ホスト装置10は、演算部としてのCPU、プログラムやデータを格納するためのメモリを備えて構成されており、例えばパソコン(Personal Computer)が好適に使用される。
ホスト装置10から送信機器20へデータをコピーする時、ホスト装置10は、送信機器20へ書き込もうとするデータに対して、所定のアプリケーションソフトウェアを用いて、送信データの通信プロトコルに応じたプロトコル変換、通信方式に応じたデータ変調を実行する。そして、プロトコル変換やデータ変調が施されたデータが、送信機器20のメモリ22へ書き込まれる。ホスト装置10から送信機器20へデータの書き込みは、例えばUSBケーブル等の伝送媒体を用いて直接書き込んでもよく、あるいは、メモリカードのような記録媒体を介してもよい。
このように、本実施の形態に係る送信システムは、ホスト装置10に格納されているデータファイルを、リモコン等の送信機器20を介して表示用モニタ30へ送信するものである。しかしながら、送信機器20は、表示用モニタ30へのデータ送信を行うにあたって、通信プロトコルに応じたプロトコル変換、通信方式に応じたデータ変調を行わない。このため、送信機器20では、従来では必須であったプロトコル変換のためのCPU及びデータ変調のための通信コントローラを省略でき、安価なコストで片方向通信方式に対応した送信機器を実現できる。
また、本送信システムでは、送信機器20においてプロトコル変換およびデータ変調を行わないため、上記プロトコル変換およびデータ変調をホスト装置10にて行うようになっている。そして、ホスト装置10では、このプロトコル変換およびデータ変調をアプリケーションソフトウェアにて行うことが好適である。例えば、ホスト装置10をパソコンとし、上記プロトコル変換およびデータ変調をソフトウェアにて行えば、ユーザは該ソフトウェアをパソコンにインストールするのみで本発明の送信システムを利用できるようになる。すなわち、ホスト装置10は、上記アプリケーションソフトウェアのプログラムをメモリにインストールすることによって、CPUとメモリに格納されたプログラムとの関連した動作によって、通信機器20に書き込もうとするデータに対して上記片方向通信プロトコルに対応したプロトコル変換を行うプロトコル変換手段と、上記通信プロトコルに準拠した通信方式に対応したデータ変調を行うデータ変調手段との両方の機能を有することとなる。また、これにより、ホスト装置10において、プロトコル変換のためのCPU及びデータ変調のための通信コントローラを追加する必要も無い。
続いて、本発明の送信機器において、IrSimpleプロトコルの片方向通信を行う場合の送信データの変換処理について、プロトコル変換とデータ変調とに分けて説明する。
〔送信データのプロトコル変換〕
まずは、送信データのプロトコル変換について説明する。図3に、IrSimpleプロトコル片方向通信のシーケンス図を示す。IrSimpleプロトコル片方向通信では、送信機器が、通信相手機器からの通信確認用のデータを必要とせずに、機器受信機器に対して、接続要求フレームを送信後、順次、所望の送信したいデータをデータフレームに分割して送信し、すべてのデータフレームを送信終了後、切断要求フレームの送信を行うことにより、通信が完了する。
IrSimpleプロトコルでは、接続要求フレームは9600bpsのSIR通信方式に対応したデータ変調方式でデータ変調される。データフレーム及び切断要求フレームは、所望の通信速度のSIR通信方式、または4MbpsのFIR通信方式に対応したデータ変調方式でデータ変調される。
〔送信データのデータ変調〕
次に、送信データのデータ変調について説明する。上述したように、IrSimple片方向通信におけるプロトコル変換によって生成される、接続要求フレーム、データフレーム、切断要求フレームすべてに対して、データ変調が行われる。ここでは、IrSimpleのデータ変調方式であるSIR通信方式のデータ変調方式、及びFIR通信方式のデータ変調方式について説明するが、これに限らない。その他のデータ変調方式についても、SIR通信方式のデータ変調方式及びFIR通信方式のデータ変調方式と同様の変換を行えばよい。
〔SIR通信方式のデータ変調方式の場合〕
SIR通信方式のデータ変調方式について、図4に示す。SIR通信方式のデータ変調方式では、1バイトの送信データに対して、シリアル化される段階で、1ビットのスタートビット0と、1ビットのストップビット1とが付加される。また、データ変調前のビットが0の場合は1にデータ変調され、ビットが1の場合は0にデータ変調される。つまり、図4に示すように、x4Dの1バイトの送信データは、データ変調されると”1010011010”のビット列にデータ変調されることとなる。
本発明の送信機器における送信データのデータ変調においては、図5に示すように、SIR通信方式のパルスを(図5では1.6us)を、送信装置内のメモリまたは、送信装置外部に接続されたメモリの読み出し動作の基準クロックと同等のクロック(例えば8MHz)を用いて、サンプリングを行う。
図5に示すように、SIR通信方式の1.6usのパルスを8MHzのクロックでサンプリングすると、クロックの立ち上がりエッジが13個含まれ、1.6usのパルスは”1111111111111”に変換される。
同様に、パルスが存在しない部分についても8MHzのクロックでサンプリングを行い、クロックの立ち上がりエッジの個数に応じて”0”のデータに変換する。
〔FIR通信方式のデータ変調方式の場合〕
次に、FIR通信方式のデータ変調方式について、図6に示す。FIR通信方式では、4値PPM(pulse position modulation)方式と呼ばれるデータ変調方式を採用している。
図6は、あるデータ信号を4値PPM方式によりデータ変調して得られるPPM信号を示す図である。4値PPM方式によるデータ変調処理では、所望の送信データ信号を2ビット単位で区切り、各2ビットのデータ信号を、その値に応じて特定される位置のチップのパルスを立てたPPM信号に変換する。説明の便宜上、1シンボル時間内におけるチップの位置を前からチップ1、チップ2、チップ3、チップ4と表す。予め定める変換規則に従い、2ビットのデータ信号”00”は、チップ1のパルスを立てたデータ変調信号”1000”に変換される。2ビットのデータ信号”10”は、チップ2のパルスを立てたデータ変調信号”0100”に変換される。2ビットのデータ信号”01”は、チップ3のパルスを立てたデータ変調信号”0010”に変換される。2ビットのデータ信号”00”は、チップ4のパルスを立てたデータ変調信号”0001”に変換される。
FIR通信方式においてもSIR通信方式と同様に、図7に示すように、FIR通信方式のパルスを(図では125ns)を、送信装置内のメモリ、または送信装置外部に接続されたメモリの読み出し動作の基準クロックと同等のクロック(例えば8MHz)を用いて、サンプリングを行う。
図7に示すように、FIR通信方式の125nsのパルスを8MHzのクロックでサンプリングすると、クロックの立ち上がりエッジがちょうど1個含まれ、FIR通信方式のパルスが存在する部分は”1”のデータに変換され、パルスが存在しない部分は”0”のデータに変換される。
〔メモリに書き込まれる送信データのフォーマットについて〕
すべての送信フレームついて、ぞれぞれのフレームが対応する変調方式に応じてデータ変調が行われると、その変調データが送信機器内のメモリに書き込まれる。通信プロトコルに応じたプロトコル変換及びデータ変調完了後の送信データがメモリ上でどのように配置されるかを図8に示す。
図8に示すように、プロトコル変換及びデータ変調後のデータがメモリ上の送信開始アドレスから書き込まれ、接続要求フレーム、データ要求フレーム、切断要求フレームが順に配置される。また、フレーム間の間隔を保証するため、フレーム間隔に応じて、適宜‘0’のデータが書き込まれる。この構成にすることにより、送信機器は、メモリの送信開始アドレスから順にデータを読み出し、そのデータをそのまま送信すればよい。
この時、送信機器では、メモリに書き込まれたデータを、データ変調処理実行時に、パルスをサンプリングする際に想定していたクロック周波数と同一のクロックを用いて、論理デバイスがメモリから送信データを読み出し、そのデータを送信部から出力する。
〔送信データの変換の流れ〕
次に、図9を参照して、送信機器から送信される送信データの変換シーケンスを説明する。
本実施の形態に係る送信機器では、画像データやテキストデータといった所望の送信データがあらかじめ、パソコンなどの外部機器(すなわち、図2におけるホスト装置10)において変換される。所望の送信データは、送信機器が対応した通信プロトコルに応じて、プロトコル変換が行われる。さらに、通信プロトコル変換された送信データは、通信方式に応じてデータ変調が行われる。
外部機器においてプロトコル変換及びデータ変調された送信データは、送信機器のメモリインターフェースを通じて、送信機器内のメモリに書き込まれる。ユーザからの送信命令が入力されると、メモリに書き込まれた送信データは、送信機器内の論理デバイスによって、メモリから読み出され、そのまま送信部から出力される。
上記のように、本実施の形態に係る送信機器における送信データの変換シーケンスは、図13に示す従来の送信機器における送信データの変換シーケンスと比較すると、パソコンなどの外部機器において、あらかじめ、所望の送信データに対して、IrSimpleプロトコルなどの通信プロトコルに応じて、送信データのプロトコル変換が行われ、さらに、IrSimple通信方式など通信方式に対応するデータ変調方式に従って、送信データのデータ変調が行われる。その変換後のデータが送信機器内のメモリ、または送信機器外部に接続されたメモリに保存される。
上述したように、本実施の形態に係る送信機器20では、CPU及び通信コントローラを必要とせずに、安価なコストで片方向通信に対応した送信機器を実現できる。また、上述した送信機器の用途としては、例えば、プレゼンテーション用のデータ送信ツールや、受信機器の動作チェック用簡易送信機器としての利用が想定される。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施形態について図10および図11に基づいて説明すると以下の通りである。
本実施の形態2では、実施の形態1に係る送信機器の機能に加えて、複数の送信データを選択して送信する機能を追加した場合について説明する。先ずは、本実施の形態2に係る送信機器を、図10を参照して説明する。
図10に示す送信機器40は、図2に示す送信システムにおいて、送信機器20に代えて使用することが可能である。すなわち、送信機器40は、ホスト装置10からデータを受け取って(コピーして)、これを表示用モニタ30(図2参照)へ送信する機器である。表示用モニタ30へ送信される送信データには、例えばテキストデータ、画像データなどがあげられるが、送信データの種類は特に限定されるものではない。
送信機器40は、メモリインターフェース41、メモリ42、論理デバイス43、入力部44Aないし44C、および送信部45を備えて構成されている。各ブロックの詳細な説明については、実施の形態1で説明した機能と同等であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
本実施の形態2に係る送信機器40では、実施の形態1に係る送信機器20と比べて、複数の入力部44Aないし44Cが存在する点が異なっている。送信機器40においては、図11に示すような構成で、送信機器内のメモリ42に複数の送信データを配置する。しかし、このようなデータ配置は一例であって、本発明はこれに限定されるものではない。
接続要求フレームと切断要求フレームとは、複数の送信データに対して共通に設けられており、ホスト装置10においてプロトコル変換およびデータ変調済みのそれぞれの送信ファイルをメモリ上に配置する。送信機器40では、複数の入力部44Aないし44Cのそれぞれに対して、複数の送信データを対応させ、これら複数の入力部から入力される送信要求に応じて、メモリからデータを読み出す際のデータ読み出しアドレスを変更する。
上記のような構成をとることにより、送信機器40においては、複数の送信データを選択して送信することができる。
〔実施の形態3〕
本発明の他の実施形態について図14および図15に基づいて説明すると以下の通りである。
本実施の形態3では、本発明の送信機器を適用する好適な例であるプレゼンテーション用ツールに適用する場合に、実施の形態1または実施の形態2に係る送信機器の機能に加えて、送信機器にレーザポインタの機能を追加した場合について説明する。ここでいうレーザポインタとは、レーザ光を利用して、講演会などで指示棒の代わりに用いられる小型の機器である。先ずは、本実施の形態3に係る送信機器を、図14、または図15を参照して説明する。もちろん、本発明の送信機器において追加することのできる他の機能は、ここで説明するレーザポインタの機能に限定されるものではない。
図14に示す送信機器50、または図15に示す送信機器60は、図2に示す送信システムにおいて、送信機器20に代えて使用することが可能である。すなわち、送信機器50、または送信機器60は、ホスト装置10(例えばノートパソコン)からデータを受け取って(コピーして)、これをプロジェクタなどの表示用モニタ30(図2参照)へ送信する機器である。表示用モニタ30へ送信されるデータには、例えばプレゼンテーション用の画像データ、テキストデータなどがあげられるが、送信データの種類は特に限定されるものではない。講演者は本発明のレーザポインタ機能内蔵の送信機器に、本装置の送受信システムに対応したホスト装置(例えばノートパソコン)に所定のデータをコピーし、プロジェクタへ伝送するように指示する情報をレーザポインタ機能内蔵の送信機器の入力キーを操作して送信する。その結果、レーザポインタ機能内蔵の送信機器から必要な画面情報がプロジェクタに送られて表示され、その表示画面をレーザポインタに内蔵されたレーザ光で指し示しながら説明することにより受講者に理解を深めてもらうことができる。スライドデータだけでなく動画の送信等も可能となる。
本発明の送受信機ではCPUが不要であるため、このように手で持って操作するレーザポインタのような小型の装置に内蔵することができる。
送信機器50は、実施の形態1に係る送信機器20にレーザポインタの機能を追加したものである。
送信機器50は、メモリインターフェース51、メモリ52、論理デバイス53、入力部54、送信部55、レーザダイオード56、およびスイッチ57を備えて構成されている。レーザダイオード56、およびスイッチ57を除く各ブロックの詳細な説明については、実施の形態1で説明した機能と同等であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
レーザダイオード56は、スイッチ57が押された際に、レーザ光を照射するためのものである。スイッチ57は、レーザ光を照射する際に押すスイッチである。本実施の形態3に係る送信機器50では、実施の形態1に係る送信機器と比べて、レーザダイオード56、およびスイッチ57が存在する点が異なっている。
次に、送信機器60は、実施の形態2に係る送信機器にレーザポインタの機能を追加したものである。
送信機器60は、メモリインターフェース61、メモリ62、論理デバイス63、入力部64Aないし64C、送信部65、レーザダイオード66、およびスイッチ67を備えて構成されている。各ブロックの詳細な説明については、実施の形態3で説明した機能と同等であるので、ここでは詳細な説明を省略する。
本実施の形態3に係る送信機器60では、実施の形態2に係る送信機器60と比べて、レーザダイオード66、およびスイッチ67が存在する点が異なっている。
上記のような構成をとることにより、送信機器50または送信機器60においては、プレゼンテーション用ツールにレーザポインタの機能を追加することができる。送信機器50または送信機器60により、ユーザがプレゼンテーションを行う際に、プレゼンテーション資料の送信、およびレーザポインタによる図などを指し示すアクションを非常に低コストで、小型の機器1台で行うことを可能とする。
以上の説明では、本実施の形態に係る送信機器がIrSimple片方向通信に対応している場合を例示したが、本発明はこれに限定されるものではない。その他の片方向通信方式対応の送信機器であっても、本発明が適用できることは言うまでもない。
また、以上説明したホスト装置における処理機能(すなわち、プロトコル変換処理およびデータ変調処理)は、プログラムで実現される。本実施の形態では、このプログラムはコンピュータで読取可能な記録媒体に格納される。
本実施の形態では、この記録媒体として、コンピュータで処理が行われるために必要なメモリ、たとえばRAMのようなそのものがプログラムメディアであってもよいし、また該コンピュータの外部記憶装置に着脱自在に装着されて、そこに記録されたプログラムが該外部記憶装置を介して読取り可能な記録媒体であってもよい。このような外部記憶装置としては、磁気テープ装置、FD駆動装置およびCD−ROM駆動装置など(図示せず)であり、該記録媒体としては磁気テープ、FDおよびCD−ROMなど(図示せず)である。いずれの場合においても、各記録媒体に記録されているプログラムはCPUがアクセスして実行させる構成であってもよいし、あるいはいずれの場合もプログラムが該記録媒体から一旦読出されて所定のプログラム記憶エリア、たとえばRAMのプログラム記憶エリアにロードされて、CPUにより読出されて実行される方式であってもよい。このロード用のプログラムは、予め当該コンピュータに格納されているものとする。
ここで、上述の記録媒体はコンピュータ本体と分離可能に構成される。このような記録媒体としては、固定的にプログラムを担持する媒体が適用可能である。具体的には、磁気テープやカセットテープなどのテープ系、FDや固定ディスクなどの磁気ディスク、CD−ROM/MO(Magnetic Optical Disc)/MD(Mini Disc)/DVD(Digital Versatile Disc)などの光ディスクのディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カードなどのカード系、マスクROM、EPROM(Erasable and Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)、フラッシュROMなどによる半導体メモリが適用可能である。また、通信ネットワークからプログラムがダウンロードされて流動的にプログラムを担持する記録媒体であってもよい。なお、通信ネットワークからプログラムがダウンロードされる場合には、ダウンロード用プログラムは予め当該コンピュータ本体に格納されていてもよく、あるいは別の記録媒体から予め当該コンピュータ本体にインストールされてもよい。
本発明の実施形態を示すものであり、実施の形態1に係る送信機器の要部構成を示すブロック図である。 本発明に係る送信システムの具体例を示す図である。 IrSimple片方向通信の通信シーケンスを示す図である。 SIR通信方式の変調方式を示す図である。 SIR通信方式の送信データに対するメモリ書き込み用データへの変換処理を示す図である。 FIR通信方式の変調方式である4値PPM方式を示す図である。 FIR通信方式の送信データに対するメモリ書き込み用データへの変換処理を示す図である。 本発明の送信機器における送信データのメモリマップを示す図である。 実施の形態1に係る送信装置における送信データの変換シーケンスを示す図である。 実施の形態2に係る送信機器の要部構成を示すブロック図である。 本発明の送信機器における複数ファイル送信時のメモリマップを示す図である。 従来の送信機器の要部構成を示すブロック図である。 従来の送信装置における送信データの変換シーケンスを示す図である。 実施の形態3に係る送信機器の要部構成を示すブロック図である 実施の形態3に係る送信機器の要部構成を示すブロック図である
符号の説明
10 ホスト装置
20,40,50,60 送信機器
30 表示用モニタ(受信機器)
21,41,51,61 メモリインターフェース
22,42,52,62 メモリ
23,43,53,63 論理デバイス
24,44A〜44C,54,64A〜64C 入力部
25,45,55,65 送信部
56,66 レーザダイオード
57,67 スイッチ

Claims (8)

  1. ホスト装置と送信機器とからなり、上記ホスト装置に格納されているデータを上記送信機器を介して受信機器に特定の通信規格に基づく片方向通信方式で送信する送信システムにおいて、
    上記送信機器は、
    上記ホスト装置から所望の送信データが書き込まれるメモリと、
    上記メモリに記憶された送信データを受信機器に送信する時に、上記メモリ内のデータを読み出し、読み出したデータを送信部に出力する論理デバイスと、
    上記メモリから読み出されたデータを、上記受信機器に送信する送信部とを備えており、
    上記ホスト装置は、上記送信機器の上記メモリに書き込もうとする送信データに対し、上記特定の通信規格に基づく片方向通信プロトコルに対応したプロトコル変換、及び上記片方向通信プロトコルに準拠した通信方式に対応したデータ変調を行うものであり、
    上記ホスト装置が行う上記データ変調では、上記送信機器のメモリからデータを読み出す時の基準クロックと同等のクロックを用いてサンプリングを行うことを特徴とする送信システム。
  2. 上記ホスト装置は、アプリケーションソフトウェアにて、上記プロトコル変換および上記データ変調処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の送信システム。
  3. 上記ホスト装置は、複数の通信方式に対応したデータ変調が行われたデータから構成される送信データを、上記メモリに書き込み可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の送信システム。
  4. 上記ホスト装置は、複数の送信ファイルに対して、上記片方向通信プロトコルに対応したプロトコル変換、及び上記片方向通信プロトコルに準拠した通信方式に対応したデータ変調が行われたデータから構成される送信データを、上記メモリに書き込み可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の送信システム。
  5. 上記片方向通信プロトコル及び上記通信方式がIrSimple片方向通信に準拠した通信プロトコル及び通信方式に対応していることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の送信システム。
  6. ホスト装置と送信機器とからなる送信システムに用いられ、上記ホスト装置に格納されているデータを受信機器に特定の通信規格に基づく片方向通信方式で送信する送信機器において、
    上記ホスト装置から所望の送信データが書き込まれるメモリと、
    上記メモリに記憶された送信データを受信機器に送信する時に、上記メモリ内のデータを読み出し、読み出したデータに対してプロトコル変換およびデータ変調処理を施すことなく送信部に出力する論理デバイスと、
    上記メモリから読み出されたデータを、上記受信機器に送信する送信部とを備えており、
    上記ホスト装置から上記メモリに書き込まれる送信データは、上記特定の通信規格に基づく片方向通信プロトコルに対応したプロトコル変換、及び上記片方向通信プロトコルに準拠した通信方式に対応したデータ変調を施されたものであり、上記送信機器のメモリからデータを読み出す時の基準クロックと同等のクロックを用いてサンプリングが行われていることを特徴とする送信機器。
  7. ホスト装置と送信機器とからなり、上記ホスト装置に格納されているデータを上記送信機器を介して受信機器に特定の通信規格に基づく片方向通信方式で送信する送信システムに用いられるホスト装置であって、
    格納されているデータを上記送信機器のメモリに書き込むときに、上記データに対して、
    上記特定の通信規格に基づく片方向通信プロトコルに対応したプロトコル変換を行うプロトコル変換手段と、
    上記片方向通信プロトコルに準拠した通信方式に対応したデータ変調を行うデータ変調手段とを備えており、
    上記ホスト装置が行う上記データ変調では、上記送信機器のメモリからデータを読み出す時の基準クロックと同等のクロックを用いてサンプリングを行うことを特徴とするホスト装置。
  8. 上記請求項7に記載のホスト装置を動作させるためのデータ処理プログラムであって、
    コンピュータを上記各手段として機能させるためのデータ処理プログラム。
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