JP4789877B2 - Am受信機 - Google Patents

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Description

本発明は、AM受信機(半導体装置によって、構成されるAM受信回路を含む)に関し、特に、ノイズキャンセラを備えたAM受信機に関する。
車載用AM受信機においては、ドアミラーノイズやイグニッションノイズへの対策が必要とされる。これらのノイズは高周波のパルスノイズであり、これらを除去するためにノイズキャンセラが使用される。
ノイズキャンセラは、受信信号の電界強度を示すSメータ信号を利用しており、Sメータ信号に入ったドアミラーノイズ等のパルスノイズを検出し、これに応じて受信信号をゲートすることにより、受信信号からパルスノイズを除去する回路である。ノイズキャンセラについては、例えば特許文献1,2に記載されている。
特開平6−112851号公報 特開平6−112853号公報
しかしながら、AM妨害信号がアンテナで受信された時、IF帯域内に妨害信号が入り、その妨害信号成分でノイズキャンセラが誤動作し、音声出力が歪んでしまうという問題があった。
本発明のAM受信機は、受信信号の電界強度を示すSメータ信号を作成するSメータ回路と、Sメータ信号に含まれる妨害信号成分を除去するホールド回路と、ホールド回路によって妨害信号成分を除去されたSメータ信号からパルスノイズを検出するパルスノイズ検出回路と、検出されたパルスノイズに基づいてゲート制御信号を発生するゲート制御回路と、ゲート制御信号の発生中に受信信号をゲートしてパルスノイズを除去するゲート回路と、を備え、前記ホールド回路は、Sメータ信号がベースに印加されたトランジスタと、このトランジスタのエミッタに接続されたコンデンサと、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ノイズキャンセラの前段で妨害信号成分を除去しているので、AM妨害信号によるノイズキャンセラの誤動作を防止し、音声歪みの無い高性能のAM受信機を提供することができる。
本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、AM受信機の一部の回路構成を示しており、特にノイズキャンセラを含む回路構成を示している。アンテナ10に入力された受信信号(RF信号)はアンプ11により増幅された後、混合回路12により、例えば10.7MHzのIF信号(中間周波数信号)に周波数変換される。IF信号は、例えば180KHzの周波数帯域を有するBPF13(バンドパスフィルタ)を通された後、さらに混合回路14によって周波数変換され、後段のAM検波回路15によりAM検波される。AM検波回路15からのAM検波信号は後段のノイズキャンセラ20のLPF21(ローパスフィルタ)によって遅延された上で、アンプ22によって増幅され、オペアンプ23の非反転入力端子に供給される。
また、BPF13を通されたIF信号はSメータ回路16にも供給される。Sメータ回路16は受信信号の電界強度を示すSメータ信号を作成する。Sメータ信号には、ドアミラーノイズ等のパルスノイズが入るが、AM妨害信号も入る。例えば、受信局周波数が954Hzであるときに、1134KHzの妨害信号(BPF13の帯域内)がアンテナ10から入力されると、Sメータ信号には、ドアミラーノイズ等のパルスノイズの他に、1134KHzに対応する高周波の妨害信号成分が入ってしまう。(図2(a)参照)
この妨害信号成分の振幅が大きいと、後段のノイズキャンセラ20でその妨害信号成分が検出され、ノイズキャンセラ20が誤動作してしまう。そこで、本発明の特徴は、そのような妨害信号成分をノイズキャンセラ20の前段で除去するようにした点である。即ち、Sメータ信号はアンプ17で増幅された後、ホールド回路18に供給され、妨害信号成分が除去される。
ホールド回路18は、アンプ17の出力がコンデンサC1を介して入力されたNPN型トランジスタTr1と、NPN型トランジスタTr1のエミッタに接続されたホールド用のコンデンサC2を有している。ホールド回路18は、図2(b)に示すように、妨害信号成分のピークを保持(ピークホールド)させる。尚、図2(b)の拡大図の破線がピークホールド後の波形である。
ホールド回路18によって妨害信号成分を除去されたSメータ信号はバッファ19を通して、ノイズキャンセラ20のHPF24(ハイパスフィルタ)に入力される。HPF24は、Sメータ信号から高周波雑音成分を抽出する。この高周波雑音成分には、ドアミラーノイズ等のパルスノイズが含まれている。しかし、妨害信号成分はホールド回路18ですでに除去されているので、後段のパルスノイズ検出回路26により検出されることはない。(図2(c)参照)
アンプ25はHPF24の出力を増幅してパルスノイズ検出回路26に供給する。パルスノイズ検出回路26はAGCアンプを含む構成を有しており、このパルスノイズ検出回路26によって検出されるパルスノイズはその後段のゲート制御回路27に供給される。
ゲート制御回路27は、コンパレータ28、直流電圧源29を有している。パルスノイズ検出回路26の出力はコンパレータ28の反転入力端子に供給されている。コンパレータ28の非反転入力端子には直流電圧源29からの基準電圧が供給されている。パルスノイズ検出回路26によってパルスノイズが検出され、このパルスノイズの電圧が基準電圧より大きいとき、コンパレータ28の出力はロウレベルになり、これがゲート制御信号として、後段のゲート回路30に供給される。(図2(d)参照)
ゲート回路30はアナログスイッチ等のスイッチ31と直流電圧源32を有している。スイッチ31はゲート制御信号が発生していないときは閉じており(即ち、オンしており)、オペアンプ23の反転入力端子に直流電圧源32からの直流電圧が印加される。この状態では、オペアンプ23からアンプ22の出力が得られるようになっている。尚、図示しないが、オペアンプ23の出力はステレオデコーダ、電子ボリューム、パワーアンプ等を通して車両内の前後左右のスピーカに供給されるようになっている。
また、スイッチ31はゲート制御信号が発生したときは開く(即ち、オフする)。すると、オペアンプ23の非反転入力端子と反転入力端子の間に接続されているコンデンサC3に保持されている電圧がオペアンプ23に入力される。コンデンサC3に保持されている電圧は、パルスノイズ発生前の受信信号に対応するものであるから、オペアンプ23の出力は、パルスノイズが除去された波形となる。(図2(e)参照)
このように、上述の回路によれば、ノイズキャンセラ20の前段で妨害信号成分を除去しているので、AM妨害信号によるノイズキャンセラ20の誤動作を防止し、音声歪みの無い高性能のAM受信機を提供することができる。
本発明の実施形態による回路の構成を示す図である。 本発明の実施形態による回路のノイズ除去動作を説明する波形図である。
符号の説明
10 アンテナ 11 アンプ 12 混合回路
13 BPF 14 混合回路 15 AM検波回路
16 Sメータ回路 17 アンプ 18 ホールド回路
19 バッファ 20 ノイズキャンセラ
21 LPF 22 アンプ 23 オペアンプ
24 HPF 25 アンプ 26 パルスノイズ検出回路
27 ゲート制御回路 28 コンパレータ 29 直流電圧源
30 ゲート回路 31 スイッチ 32 直流電圧源
C1,C2,C3 コンデンサ
Tr1 NPN型トランジスタ

Claims (1)

  1. 受信信号の電界強度を示すSメータ信号を作成するSメータ回路と、
    Sメータ信号に含まれる妨害信号成分を除去するホールド回路と、
    ホールド回路によって妨害信号成分を除去されたSメータ信号からパルスノイズを検出するパルスノイズ検出回路と、
    検出されたパルスノイズに基づいてゲート制御信号を発生するゲート制御回路と、
    ゲート制御信号の発生中に受信信号をゲートしてパルスノイズを除去するゲート回路と、を備え
    前記ホールド回路は、Sメータ信号がベースに印加されたトランジスタと、このトランジスタのエミッタに接続されたコンデンサと、を有することを特徴とするAM受信機。
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