JP4787691B2 - 多連式管継手装置 - Google Patents

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Description

本発明は、多数の流体配管同士をソケットとプラグとを使って同時に接続することができる多連式管継手装置に関するものであり、特に、多数のプラグとソケットとを一括して接続させる連結装置が過大な流体圧力を受けるのを回避することができる多連式管継手装置に関する。
ソケットとプラグとをワンタッチで接続および接続解除させることができる流体配管用管継手が知られている。特に、近年、1回の接続操作で複数の配管を同時に接続したり切り離したりできるようにして管接続の能率向上と誤接続防止とを図るようにした多連式管継手装置が考案されている。例えば、特許第3096386号公報には、多数のソケットを取り付けた第1の基板と多数のプラグを取り付けた第2の基板とを備え、第1の基板中央部に突出して設けられた係止部材を第2の基板に設けられた施錠部材に係合させた状態で、カム機構に結合された操作レバーを回動させて係止部材を施錠部材側に引き寄せる構造を有する管継手装置が提案されている。この管継手装置では、係止部材が施錠部材側に引き寄せられると第1の基板および第2の基板が互いに接近して両基板上のソケットとプラグとが接続される。また、操作レバーを接続側と反対方向に回動させることにより、ソケットとプラグとの接続は解除される。
特許第3096386号公報
従来の多連式管継手装置では、施錠部材に係合させた係止部材をカム機構を使って施錠部材側に引き寄せ、管継手にかかった流体圧力の反力を施錠部材単独でで負担するように構成されている。したがって、管継手の数が多かったり使用圧力が高かったりして施錠部材にかかる反力が大きくなると、それに伴って施錠子等、施錠部材の構成部品を大きく頑丈にしなくてはならなくなり、管継手装置の大型化を招来するという問題がある。この問題を解決するため、管継手にもそれぞれ施錠子を設けて流体圧力の反力を受けることも考えられるが、多数の管継手の施錠子で流体圧力の反力を均等に分担させることは考慮されていなかった。
本発明は、上記問題点に鑑み、過大な流体圧力がかかったときに、その反力を多くの管継手の施錠子で受けられるようにすることができる多連式管継手装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決し、目的を達成するための本発明は、流体用配管に装着されて該流体用配管に連通する流体通路を有する複数のソケットを備えたソケット支持ユニットと、前記複数のソケットとそれぞれ対をなし、流体用配管に装着されて該流体用配管に連通する流体通路を有する複数のプラグを備えたプラグ支持ユニットと、前記複数組のソケットおよびプラグを一括して接続させる連結装置とを有する多連式管継手装置において、前記ソケットが、半径方向に貫通した施錠子孔を有する筒状のソケット本体と、前記施錠子孔内に設けられた施錠子であって、該ソケットに挿入された前記プラグの周面に形成された施錠凹部に係合して該ソケットからのプラグの離脱を阻止する第1半径方向位置と該第1半径方向位置から半径方向外側にあって、前記施錠凹部から係合解除されて該ソケットからプラグの離脱が可能となる第2半径方向位置との間で変位自在な施錠子とからなり、前記プラグには、該プラグが前記ソケットに挿入されたときに前記施錠子を前記第2半径方向位置に変位させる作用部が設けられ、前記ソケット支持ユニットおよび前記プラグ支持ユニットのうちいずれか一方に、前記施錠子が前記作用部の作用で前記第1半径方向位置から前記第2半径方向位置に変位するのを阻止する施錠面を有し、該施錠面が前記施錠子の半径方向外側にある施錠位置と前記施錠子が前記第2半径方向位置に変位するのを許容する施錠解除位置との間で変位可能なスリーブと、前記スリーブを前記施錠位置に向けて付勢する付勢手段とからなり、前記プラグ支持ユニットまたは前記ソケット支持ユニットが、前記複数のプラグまたはソケットを互いの接続および離脱方向に変位自在に装着した可動部材を含み、前記プラグまたはソケットが、前記ソケットの施錠子が前記プラグの施錠凹部と整合する第1接続位置と該施錠子が前記第1半径方向位置にある第2接続位置との間で変位可能であり、前記可動部材が、前記ソケットと前記プラグとが接続されたとき、前記プラグまたはソケットを第1接続位置に規制する第1規制手段を備え、前記ソケットと前記プラグとが接続されたとき、前記プラグが第1接続位置となるように前記可動部材を規制する第2規制手段が設けられ、前記第1接続位置で前記ソケットおよび前記プラグの流体通路内部に流体圧力が作用して前記プラグおよび前記ソケットのうち一方が他方から離脱する方向に変位したとき、前記可動部材が該変位したプラグまたはソケットとともに変位することにより前記プラグのすべてが前記第2接続位置に変位可能に構成した点に第1の特徴がある。
また、本発明は、前記連結装置が、前記ソケット支持ユニットおよび前記プラグ支持ユニットのうちの一方を他方に引き寄せて前記複数のソケットとプラグとを一括して接続させるように構成された点に第2の特徴がある。
また、本発明は、前記第2規制手段が、前記プラグ支持ユニットおよび前記ソケット支持ユニットのうちの一方に設けられた可動部材を前記プラグ支持ユニットおよび前記ソケット支持ユニットのうちの他方側に付勢するばね手段である点に第3の特徴がある。
また、本発明は、前記連結装置が、前記プラグ支持ユニットおよび前記ソケット支持ユニットのうちの一方に設けられたプランジャと、前記プラグ支持ユニットおよび前記ソケット支持ユニットのうちの他方に設けられ、前記プランジャに係合して施錠する第1施錠部材と、前記プランジャおよび前記第1施錠部材の一方を他方に対して進退させる操作手段とからなり、前記ばね手段が、前記プランジャおよび前記第1施錠部材のうち前記操作手段で進退される方を他方から遠ざける方向にも付勢する付勢手段とからなる点に第4の特徴がある。
また、本発明は、前記連結装置が、操作レバーで回動される偏心駆動ピンの偏心量に従って前記第1施錠部材およびプランジャのうちの少なくとも一方を往復動させるカム機構を備えている点に第5の特徴がある。
また、本発明は、前記第1施錠部材が、前記プランジャを受け入れる施錠ソケットと、前記プランジャの外周に形成された環状溝に係合可能な球体である第1施錠子とからなる点に第6の特徴がある。
第1の特徴を有する本発明によれば、ソケット支持ユニットとプラグ支持ユニットを対向させてプラグおよびソケットを設けた可動部材を動かしてプラグをソケットに挿入すると施錠子がプラグの施錠凹部に係合するとともに、スリーブがソケット本体の周囲に被さり、施錠子が施錠凹部から脱出するのを阻止して、ソケットおよびプラグを第1接続位置で連結する。そして、流体通路に流体圧力がかかってプラグおよびソケットの一方が他方から離脱する方向に変位し、該プラグおよびソケットは第2接続位置に変位し、ロック状態になる。
次いで、このロック状態になったプラグおよびソケットの対以外の未ロック状態の対に内部圧力がかかると、可動部材は後退して、このプラグおよびソケットの対がロック状態になるのを許容する。この際、先にロック状態になっているプラグおよびソケットの対は、可動部材に対して変位自在に支持されているので、可動部材のみが後退し、この可動部材の後退によっては、先にロック状態になっているプラグおよびソケットの対にかかる負荷は増大しない。
したがって、多数のソケットおよびプラグの対に内部圧力がかかったとき、寸法誤差等によってすべてが同時に第2接続位置に変位しないときでも、プラグまたはソケットは順次変位して第2接続位置となりロック状態になる。こうして、管継手自体で内部圧力に対する反力を受けることができ、連結装置にはこの反力がかからない。
第2の特徴を有する本発明によれば、連結装置でソケット支持ユニットおよびプラグ支持ユニットの一方を他方に引き寄せて互いを係合させることができる。
第3の特徴を有する本発明によれば、可動部材は、第1接続位置にばね手段で付勢されている。したがって、ソケットおよびプラグの流体通路内部に流体圧力がかった場合、ソケットおよびプラグが互いの離脱方向に変位し、それにともなって、可動手段はばね手段を圧縮しつつ変位する。
第4の特徴を有する本発明によれば、第1施錠部材がプランジャに係合する。操作手段を操作して第1施錠部材およびプランジャの一方を後退させて、被操作部を引き込み、ソケットとプラグとは互いに接続される。そして、ソットとプラグとの間に内部圧力がかかると、ソケットおよびプラグが離れようとするが、可動部材がプラグやソケットの変位とともに変位するので内部圧力によるプラグおよびソケット間の距離の拡大が自在であり、無理な負荷がかかるのを回避することができる。したがって、連結装置および操作手段へ過大な負荷がかかることがなく、連結装置の構成要素が大型化することなく、操作手段の操作負担も少なくすることができる。
また、第5の特徴を有する本発明によれば、操作レバーを回動させることにより、偏心カムが作用してソケット支持ユニットおよびプラグ支持ユニットの一方が他方に引き込まれる。
第6の特徴を有する本発明によれば、球体の第1施錠子がプランジャの環状溝に嵌まって連結装置が接続される。
図1は本発明の一実施形態に係る多連式管継手装置を構成するソケットユニット(ソケット支持ユニット)の正面図、図2は同プラグユニット(プラグ支持ユニット)の正面図、図3はソケットユニットとプラグユニットを対向させた状態での多連式管継手装置の上面図である。図1〜図3において、ソケットユニット1は、ソケット支持板2と、ソケット支持板2に支持された複数(この例では10個)の流体配管用雌型管継手つまりソケット3と、ソケット支持板2の中央部に取り付けられ、連結装置の一方をなす施錠ユニット4とを備えている。
一方、プラグユニット5は、プラグ支持板6と、プラグ支持板6に支持された前記ソケット3と同数かつ同配列の流体配管用雄型管継手つまりプラグ7と、プラグ支持板6の中央部に取り付けられ、連結装置の他方をなすプランジャユニット8とを備えている。ソケット3およびプラグ7の後部には、それぞれ図示しない流体配管が螺着される。プラグ支持板6は、プラグ7をプラグ支持板6の板厚方向に変位自在に支持し、該ソケット3に対して相対的に可動する可動部材を構成する。
施錠ユニット4は施錠ソケット9と、施錠ソケット9をソケット支持板2の板厚方向に移動させるための操作レバー10とを含んでいる。プランジャユニット8はプラグ支持板6に対してその板厚方向に摺動自在に取り付けられたプランジャ11とプランジャ11を施錠ソケット9側と反対側に付勢する皿ばね(後述)を収容したばねケース(後述)とを含んでいる。
図3に示すようにプラグユニット5にソケットユニット1を対向させ、施錠ソケット9およびプランジャ11、並びにソケット3およびプラグ7の中心軸をそれぞれ整列させた状態で、操作レバー10を図3の「離脱位置」から反時計方向に旋回操作し、「仮連結位置」とし、ソケットユニット1をプラグユニット5側に押しつける。施錠ソケット9の施錠子(後述する)がプランジャ11の周囲溝に嵌って係合し、図6に関して後述するように、施錠ソケット9とプランジャ11とが接続される。そこからさらに操作レバー10の旋回操作を続け、操作開始からほぼ180度旋回した位置で「連結完了位置」となり、ソケット3およびプラグ7に流体圧力が作用すると、ソケット3およびプラグ7は後述する施錠子がソケット本体とプラグ7のスリーブの施錠面とに挟み込まれてロック状態となる。この「連結完了位置」では、ソケット3および後述するバルブが完全に開いた状態で流体が流通可能であるからである。
ソケットユニット1とプラグユニット5の構成をさらに述べる。図4はソケットユニット1の要部断面図である。断面位置は図1のA−A線である。図5はプラグユニット5の要部断面図である。断面位置は図2のB−B線である。
図4において、ハウジング13がソケット支持板2の背面つまりプランジャ11との対向側と反対の面に取り付けられている。ハウジング13は例えば図1に示す4本のボルト14をソケット支持板2の孔(図示せず)に貫通させてハウジング13に螺挿することでソケット支持板2に取り付けることができる。ハウジング13はソケット支持板2の幅方向に延長された軸孔15と、この軸孔15に直交して延長された施錠部材孔16とを有する。施錠部材孔16はソケット支持板2の、拡大されたスリーブ孔27につながるように段付きに形成される。
軸孔15には、前記操作レバー10によって軸孔15内で回動される回動軸17が遊嵌され、施錠部材孔16には、施錠ソケット9が遊嵌される。回動軸17端部の偏心位置にボス19が形成され、このボス19には駆動ピン20が立設されている。施錠ソケット9は底部21が肉厚に形成されていて、この底部21にソケット支持板2の長手方向に延長された溝22が形成されている。溝22には駆動ピン20の端部が遊嵌されており、駆動ピン20はこの溝22の延長方向に摺動自在である。
施錠ソケット9の筒部23には、コイルばね24でソケット支持板2の正面側に付勢されるとともにストップリング25で筒部23の軸方向移動量が規制されたインナスリーブ26が設けられている。段付きに形成された施錠部材孔16の大径部と、この大径部に続くソケット支持板2のスリーブ孔27との間にはコイルばね28でソケット支持板2の正面側に付勢されているアウタスリーブ29が設けられる。アウタスリーブ29はソケット支持板2に係合して該アウタスリーブ29の脱出を止めるリム30を有している。
施錠ソケット9の筒部23には複数の施錠子孔31が設けられ、この施錠子孔31には球状の施錠子32が収容されている。施錠子孔31は筒部23の内径側で施錠子32より小さく、外径側で施錠子32より大きくなっているテーパ孔であり、かつ外径側はアウタスリーブ29でカバーされているので、施錠子32は施錠子孔30から脱出しない。
さらに、図4において、ソケット3は、ソケット支持リング33を介してソケット支持板2に支持される。ソケット支持リング33はリム34とストップリング35とでソケット支持板2を挟んだ状態で取り付けられている。リム34の内径側は施錠子45が施錠子孔46から脱出しないようにカバーするガイド機能を果たす。ソケット3は、ソケット支持リング33に嵌挿された円筒状のソケット本体3aを有し、ソケット本体3aのリム36とソケット本体3aに係止されたストップリング37とでソケット支持リング33を挟んでいる。ソケット本体3aには、該ソケット3aを貫通する流体通路を備えている。
ソケット本体3aに設けられ、流体通路の一部をなす筒状のバルブ室38には、バルブガイド39とバルブガイド39に案内されるバルブ40と、バルブ40をバルブシート41側に付勢するバルブばね42とを収容する。ソケット本体3aの正面側には、プラグ受け入れ部43が設けられ、このプラグ受け入れ部43にはシール(Oリング)44と施錠子45とが配置される。施錠子45は、施錠子孔46に収容され、ソケット本体3aの半径方向で変位自在に設けられている。施錠子孔46は施錠子孔31と同様のテーパ孔である。バルブ40の先端40aはプラグ受け入れ部43の底面43aから所定量突き出ている。
図5において、プラグユニット5のプラグ支持板6にはプランジャ受け孔47が形成されており、プラグ支持板6の背面つまり施錠ソケット9と対向する側と反対の面からプランジャ受け孔47にプランジャ受け48が嵌挿されている。プランジャ受け孔47には、プラグ支持板6の正面からプランジャ11が挿通されている。背面への突出部分には複数枚の皿ばね49が取り付けられ、この皿ばね49を覆ってばねケース12が取り付けられる。ばねケース12から突出したプランジャ11の端部には、ナット50が螺着されてばねケース12とプランジャ11とを一体化している。プランジャ11には、フランジ51が形成されており、該フランジ51のプラグ支持板6との対向面は、皿ばね49の弾力によってプラグ支持板6の正面に押圧されている。また、プランジャ11は前記施錠子32に係合する環状溝52を備えている。
さらに、図5において、プラグ7は、プラグ支持リング53を介してプラグ支持板6に支持される。プラグ支持リング53はリム54とリム54が形成された部位とは反対側の部位に嵌められたストップリング55とでプラグ支持板6を挟んだ状態で取り付けられている。外周段が前記施錠子45をソケット本体3aの半径方向外側に変位させる作用部になっているプラグ7は、大径部がプラグ支持リング53に嵌挿され、段部の面7aがプラグ支持リング53の内側面53aに当たってプラグ支持板6に支持されている。この内面53aはプラグ7がソケット3に挿入されたとき、プラグ7がソケット3の施錠子45がプラグ7の施錠凹部である環状溝64に整合する第1半径方向位置に変位している第1接続位置に位置するように規制する第1規制手段である。
プラグ7の小径部中ほどに前記ソケット3の施錠子45が係合できるように施錠凹部として環状溝64が形成されている。また、図10に示すように、環状溝64の先端側のプラグ7の外周面には、プラグ7がソケット3に挿入された時に施錠子45を後述する第2半径方向位置に変位させる作用部7cが形成されている。
また、プラグ7の小径部とプラグ支持リング53との間にはコイルばね56でプラグ7の正面側に付勢されたスリーブ57が配置される。コイルばね56の付勢方向でのスリーブ57の移動はプラグ支持リング53の内周面に嵌めこまれたストップリング58で規制される。したがって、プラグ7は、段部の面7aがプラグ支持リング53の内側面53aに当たっている状態から、プラグユニット5の正面側に摺動自在にプラグ支持リング53に支持されている。
プラグ7に設けられた筒状のバルブ室59には、バルブガイド60とバルブガイド60に案内されるバルブ61と、バルブ61をバルブシート62側に付勢するバルブばね63とを収容する。バルブ61の先端61aはプラグ7の先端面7bから所定量突き出ている。
図4において、回動軸17のクリックボール65は、回動軸17の外周に形成された図示しない凹所に係合して、離脱位置、仮連結位置、連結完了位置等で回動軸17の回動方向に負荷を生じさせ、操作レバー10のクリック感を与えて操作位置を明確にする機能を有する。
上記構成の多連式管継手装置の操作と操作に伴う動作を説明する。図6〜図8は、多連式管継手装置の動作に伴うプラグユニットおよびソケットユニットの互いの位置関係を示す断面図である。図6〜図8において、図1〜図5と同符号は同一または同等部分を示し、動作説明に必要な部分のみ符号を付している。
前記「離脱位置」では、図4に示したようにアウタスリーブ29に対して施錠ソケット9が大きく突出していて、アウタスリーブ29の端部の拡大した開口部29aと施錠子孔31とが互いに対向するので、施錠子32は施錠ソケット9の外周方向に変位可能になっている。したがって、この「離脱位置」では、施錠子32はインナスリーブ26によって内側から支持されている。操作レバー10を図3の「離脱位置」から反時計方向に旋回操作し、「仮連結位置」とし、プランジャ11を施錠ソケット9の筒部23に押し込めると、プランジャ11の先端がインナスリーブ26に当接してインナスリーブ26を押し、そして、プランジャ11の外周面により施錠子32は支持され、プランジャ11はさらに筒部23の奥へ挿入可能となる。そこで、プランジャ11をさらに押し進めると施錠子32がプランジャ11の環状溝52に嵌り、仮連結状態が作られる。
図6は、仮連結状態になっているソケットユニット1とプラグユニット5とを示す断面図である。図6では、プランジャ11の先端がインナスリーブ26に当接し、インナスリーブ26を押しているコイルばね24が圧縮されている。コイルばね24を少し圧縮した位置で、プランジャ11の環状溝52に施錠子32が嵌まっている。アウタスリーブ29はコイルばね28で押されているので、筒部23の先端方向に押し出され、それによって施錠子32が環状溝52から脱出するのを防止している。
仮連結状態では、フランジ51のプランジャ11側側面が筒部23の先端と当接し、施錠子32はアウタスリーブ29の内周面とプランジャ11の環状溝52の一対の面52A,52Bのうちスリーブ11の先端部寄りの傾斜した面52Aとで挟持されている。
この仮連結状態では、施錠ソケット9とプランジャ11とは施錠子32を介して互いに連結されているが、ソケット3とプラグ7とはまだ接続されていない。この仮連結状態では、プラグ7の先端部がシール44の近くに至っているが、プラグ7の先端面7bはソケット3の底面43aに当接しておらず、施錠子45は環状溝64に嵌っていない。
図7は、ソケット3とプラグ7との連結完了前位置における断面図である。図7では回動軸17が操作ハンドル10で「仮連結位置」に回動され、駆動ピン20の偏心量と回動軸17の回動角度により、駆動ピン20は図中左方向に変位し、それに伴い、プランジャ11は施錠部材孔16の奥方向に引き込まれ、ソケット支持板2とプラグ支持板6との距離が縮まる。そうすると、ソケット支持リング53の面53aでプラグ7の面7aが押されてプラグ7がソケット3側に押し込まれ、施錠子45がスリーブ57を後退させながらプラグ7の施錠凹部である環状溝64に嵌り込む。なお、スリーブ57の先端側は、先端側にいくに従って、外側に向かって傾斜する傾斜面が形成され、施錠子45がプラグ7の環状溝64に嵌り込みやすくしている。この連結完了前位置では、プラグ7の先端面7bがソケット3の底面43aに当接するようになる。このとき、施錠子45がプラグ7の環状溝64と整合する。また、プラグ7の先端部分外周とソケット3との間はシール44でシールされており、バルブ40とバルブ61とは互いに先端40aと61aとが当接して押し合うので、バルブ40およびバルブ61はバルブシート41および62からそれぞれ離れ、バルブ開となる。しかし、皿ばね49は圧縮されておらず、施錠子45はガタのある状態である。
図8は、操作レバー10を操作して回動軸17をさらに「連結完了位置」に回動させ、プランジャ11をさらに施錠部材孔16の奥方向へ引き込んだ状態の断面図である。駆動ピン20は、施錠ソケット9の進退方向における最大偏心位置に後退していてロックされている。この状態では、すでに、前記連結完了前位置でソケット3の面43aとプラグ7の面7bとが当接しているので、ソケット支持板2とプラグ支持板6との距離は縮まらない。
また、施錠子45がプラグ7の環状溝64と整合している。ばねケース12に対向するプランジャ受け48の面48aとプランジャ受け48に対向するばねケース12の面12aとの間に空間(遊び)があっても皿ばね49が圧縮されてプラグ支持板6を付勢(規制)しているので、施錠子45とプラグ7の環状溝64との整合は維持される。本実施形態では、「連結完了位置」で、皿ばね49が圧縮されているが、施錠子45がプラグ7の環状溝64と整合するようにプラグ支持板6を規制するのであれば、皿ばね49は圧縮しない状態としてもよい。なお、プランジャ11のみが変位し、それに伴ってばねケース12が変位するので、皿ばね49が圧縮されて撓んでいる。皿ばね49全体の撓み量δはフランジ51とプラグ支持板6との間に生じている。この皿ばね49の圧縮によって生じる反発力とコイルばね24の圧縮によって生じる反発力とで、施錠子32はプランジャ11の環状溝52の勾配面52Aおよびスリーブ29間に押し込まれている。皿ばね49が圧縮されてプランジャ11が撓み量δだけ変位することによってプラグ支持板6をソケット支持板2側に引き寄せている力が大きくなるが、プラグ7の先端面7bがソケット3の底面43aに当接しているので、バルブばね42とバルブばね63のバランスにより互いの当接位置は変位しない。
そして、図8の状態で流体圧力がソケット3およびプラグ7の内部に掛かると、ソケット3とプラグ7とを引き離そうとする力が作用して、ソケット3とプラグ7とは引き離され、プラグ7の環状溝64に嵌っているソケット3の施錠子45は環状溝64とスリーブ57との間に押し込まれる。その結果、楔効果でソケット3およびプラグ7からなる管継手はロックされる。
すべてのソケット3およびプラグ7が同一寸法で製作されていれば、上記説明の動作で、すべてのソケット3およびプラグ7が同時にロック状態になる。しかし、大抵は複数組のソケット3およびプラグ7が同一寸法で製造されることはなく、所定の精度範囲で互いに寸法がばらついている。したがって、複数組のソケット3およびプラグ7は、その寸法のばらつきに応じて順番にロックされる。
つまり、一つないしそれ以上のソケット3およびプラグ7の組がロック状態になった時点でも、他のいくつかの組は、環状溝64とスリーブ57との間に施錠子45が嵌って楔作用をしていないために未ロック状態である場合があり得る。この場合、未ロック状態のソケット3およびプラグ7間内部圧力がかかると、プラグ7の段部の面7aがプラグ支持リング53の内側面53aに当たっているので、プラグ支持板6がソケット支持板2より離れ、未ロック状態のソケット3およびプラグ7がロック状態になるまで、ソケット支持板2とプラグ支持板6との距離が増大する。この距離の増大により皿ばね49は圧縮され、施錠ソケット9とプランジャ11との間にかかる負荷は増大するが、皿ばね49のばね力は小さく設定しているので、施錠ユニット4、プランジャユニット8を破損することはない。
一方、先に一つないしそれ以上の管継手がロック状態になった後、ソケット支持板2とプラグ支持板6との距離が増大すると、先にロック状態になっているプラグ7は、図8に示すようにプラグ7の段部の面7aがプラグ支持リング53の内側面53aに当たっている状態から、ソケット3と接続する方向に摺動自在にプラグ支持リング53に支持されており、プラグ支持リング53に対して相対的にソケット支持板2側に変位することができるので、このプラグ7の相対的な変位によってソケット支持板2とプラグ支持板6との距離は増大することができる。
こうして、ロック状態になりやすい寸法に仕上がっている管継手から順に、施錠子45がスリーブ57と環状溝64の勾配面との間に嵌ってロックされていく。そして、すべての管継手つまりソケット3およびプラグ7の組がロックされたときのソケット支持板2とプラグ支持板6との距離が決まる。
なお、このソケット支持板2とプラグ支持板6との最終的な距離が決まった状態であっても、もちろん、プランジャ受けのばねケース12に対向する面48aとばねケース12と対向する面12aとの間に空間(遊び)が存在する。そして、ソケット支持板2とプラグ支持板6との距離に応じた撓み量が撓み量δに付加され、施錠ソケット9とプランジャ11との間にかかる負荷が増大されるが、上述のように、皿ばね49のばね力は小さく設定されているので、施錠ユニット4、プランジャユニット8を破損することはない。
図9は、操作レバー10が「仮連結位置」から「連結完了位置」方向に回動されたときのプランジャ11と施錠子32との位置関係を示す拡大図である。操作レバー10が回動開始されると、駆動ピン20によって施錠ソケット9がハウジング13内に引き込まれ、施錠子32は勾配面52Aに当接する。施錠子32が勾配面52Aとアウタスリーブ29の内周面との双方に当接した状態で、皿ばね49が圧縮されて撓み始め、操作レバー10を「連結完了位置」まで回動させると、皿ばね49には撓み量δが生じる。これは、プランジャ11が施錠ソケット9で最大量引き寄せられた状態であり、施錠子32は勾配面52Aに強く当接しており、勾配面52Bとの間には隙間がある。
そして、ソケット支持板2およびプラグ支持板6間に、前記撓み量δ以上の撓みを生じさせる圧力が作用した場合、その圧力によるプラグ支持板6の変位は皿ばね49の撓みで吸収されて、各管継手と施錠ユニット4(連結装置)に無理な負荷を生じさせない。
図10(a)は、図7に示すようにプラグ7の先端面7bがソケット3の底面
43aに当接し、ソケット3とプラグ7とに内部圧力がかかっていないときの施錠子45と環状溝64との係合関係(施錠子45がプラグ7の環状溝64と整合している状態)を示す。施錠子45は勾配面64A,64Bに対してガタのある状態でプラグ7の環状溝64に係合しており、スリーブ57と施錠子45とは隙間があるので、ソケット3とプラグ7(管継手)はロックされていない。つまり、前記プラグ7は施錠子45がプラグ7の施錠凹部と整合する第1接続位置にある。
そして、この管継手に流体による内部圧力がかかると、この内部圧力はソケット支持板2とプラグ支持板6とを引き離してプラグ7がソケット3から離脱するように作用する。したがって、図10(b)に示すように、施錠子45はプラグ7の先端側になるにつれて外側に向かって傾斜する係合面である勾配面64Aとスリーブ57の中心軸線に平行な施錠面57aとに当接して管継手はロックされる(この状態のスリーブ57は、施錠面57aが施錠子45の半径方向外側にある施錠位置をとっている)。つまり、施錠子はプラグの離脱を阻止する方向の第1半径方向位置に変位して、スリーブ57の内周面に当接し、該内周面と係合面である勾配面64Aとで挟まれる。施錠子45と勾配面64Bとの間には隙間を生じる。また、このとき、プラグ7は、施錠子45が第1半径方向位置にある第2接続位置にある。
なお、ソケット3とプラグ7の接続および離脱をするとき、施錠子45は、環状溝64から係合解除され、ソケット3からプラグ7の離脱が可能な第2半径方向位置をとる。また、このとき、スリーブ57は施錠子45が第2半径方向位置に変位するのを許容する施錠解除位置をとっている。
こうして、流体による内部圧力がソケット3およびプラグ7間にかかると、各ソケット3の施錠子45が各プラグ7とそれぞれ係合するようになる。このとき、上述のように、プラグ支持板6とソケット支持板2との距離が拡大し、皿ばね49が撓み量δ以上圧縮される。
上記管継手の接続を解除する場合は、操作レバー10を「バルブ開位置」から「離脱位置」の方向に回動操作させることによって、図6〜図8に従って説明した接続操作と逆の動きを生じさせる。
以上、本発明を最良の実施形態に従って説明したが、本発明はこの実施形態に限定されず、変形が可能である。例えば、施錠ソケット9を進退させる機構は操作レバーで偏心軸を回動させるのに限らず、送りねじ機構でもよいし、操作レバーに代えてソレノイドや電動モータによって施錠ソケット9を駆動する等、周知の往復動手段を適宜選択して使用できる。また、施錠ソケット9に代えてプランジャ11を駆動するようにしてもよい。皿ばね49も、コイルばねなど、他のばね手段を適用してもよい。
本発明の一実施形態に係る多連式管継手装置を構成するソケットユニットの正面図である。 本発明の一実施形態に係る多連式管継手装置を構成するプラグユニットの正面図である。 本発明の一実施形態に掛かる多連式管継手装置の上面図である。 図1のA−A断面図である。 図2のB−B断面図である。 仮ロック位置での多連式管継手装置の断面図である。 仮連結位置での多連式管継手装置の断面図である。 連結完了位置での多連式管継手装置の断面図である。 連結部の施錠子とプランジャとの係合部を示す拡大図である。 ソケットの施錠子とプラグとの係合部を示す拡大図である
符号の説明
1…ソケットユニット、 2…ソケット支持板、 3…ソケット、 4…施錠ユニット(連結装置)、 5…プラグユニット、 6…プラグ支持板(可動部材)、 7…プラグ、 8…プランジャユニット(連結装置)、 9…施錠ソケット、 10…操作レバー、 11…プランジャ、 12…ばねケース、 13…ハウジング、 17…回動軸、 19…ボス、 20…駆動ピン、 26…インナスリーブ、 29…アウタスリーブ、 32…施錠子(第1施錠子)、 40,61…バルブ、 41,62…バルブシート、 44…シール、 45…施錠子(第2施錠子)、 49…皿ばね(ばね手段、第2規制手段)、 52…環状溝、53a…内側面(第1規制手段)、 56…コイルばね(付勢手段)、 57…スリーブ、 64…環状溝(施錠凹部)

Claims (9)

  1. 流体用配管に装着されて該流体用配管に連通する流体通路を有する複数のソケットを備えたソケット支持ユニットと、前記複数のソケットとそれぞれ対をなし、流体用配管に装着されて該流体用配管に連通する流体通路を有する複数のプラグを備えたプラグ支持ユニットと、前記複数組のソケットおよびプラグを一括して接続させる連結装置とを有する多連式管継手装置において、
    前記ソケットが、
    半径方向に貫通した施錠子孔を有する筒状のソケット本体と、
    前記施錠子孔内に設けられた施錠子であって、該ソケットに挿入された前記プラグの周面に形成された施錠凹部に係合して該ソケットからのプラグの離脱を阻止する第1半径方向位置と該第1半径方向位置から半径方向外側にあって、前記施錠凹部から係合解除されて該ソケットからプラグの離脱が可能となる第2半径方向位置との間で変位自在な施錠子とからなり、
    前記プラグには、該プラグが前記ソケットに挿入されたときに前記施錠子を前記第2半径方向位置に変位させる作用部が設けられ、
    前記ソケット支持ユニットおよび前記プラグ支持ユニットのうちいずれか一方に、前記施錠子が前記作用部の作用で前記第1半径方向位置から前記第2半径方向位置に変位するのを阻止する施錠面を有し、該施錠面が前記施錠子の半径方向外側にある施錠位置と前記施錠子が前記第2半径方向位置に変位するのを許容する施錠解除位置との間で変位可能なスリーブと、前記スリーブを前記施錠位置に向けて付勢する付勢手段とが設けられ、
    前記プラグ支持ユニットが、前記複数のプラグを前記ソケットに対する接続および離脱方向に変位自在に装着した可動部材を含み、
    前記ソケットに接続された前記プラグが、前記ソケットの施錠子と前記プラグの施錠凹部とが整合する第1接続位置と該施錠子が前記第1半径方向位置にある第2接続位置との間で変位可能であり、
    前記可動部材が、前記ソケットと前記プラグとが接続されたとき、前記プラグを第1接続位置に規制する第1規制手段を備え、
    前記ソケットと前記プラグとが接続されたとき、前記プラグが第1接続位置となるように前記可動部材を規制する第2規制手段が設けられ、
    前記第1接続位置で前記ソケットおよび前記プラグの流体通路内部に流体圧力が作用して前記プラグが前記ソケットから離脱する方向に変位したとき、前記可動部材が該変位したプラグとともに変位することにより前記プラグのすべてが前記第2接続位置に変位可能に構成したことを特徴とする多連式管継手装置。
  2. 前記プラグが前記ソケットと接続されたとき、前記プラグが前記ソケットと係合して前記第1接続位置となることを特徴とする請求項1記載の多連式管継手装置。
  3. 流体用配管に装着されて該流体用配管に連通する流体通路を有する複数のソケットを備えたソケット支持ユニットと、前記複数のソケットとそれぞれ対をなし、流体用配管に装着されて該流体用配管に連通する流体通路を有する複数のプラグを備えたプラグ支持ユニットと、前記複数組のソケットおよびプラグを一括して接続させる連結装置とを有する多連式管継手装置において、
    前記ソケットが、
    半径方向に貫通した施錠子孔を有する筒状のソケット本体と、
    前記施錠子孔内に設けられた施錠子であって、該ソケットに挿入された前記プラグの周面に形成された施錠凹部に係合して該ソケットからのプラグの離脱を阻止する第1半径方向位置と該第1半径方向位置から半径方向外側にあって、前記施錠凹部から係合解除されて該ソケットからプラグの離脱が可能となる第2半径方向位置との間で変位自在な施錠子とからなり、
    前記プラグには、該プラグが前記ソケットに挿入されたときに前記施錠子前記第2半径方向位置に変位させる作用部が設けられ、
    前記ソケット支持ユニットおよび前記プラグ支持ユニットのうちいずれか一方に、前記施錠子が前記作用部の作用で前記第1半径方向位置から前記第2半径方向位置に変位するのを阻止する施錠面を有し、該施錠面が前記施錠子の半径方向外側にある施錠位置と前記施錠子が前記第2半径方向位置に変位するのを許容する施錠解除位置との間で変位可能なスリーブと、前記スリーブを前記施錠位置に向けて付勢する付勢手段とが設けられ、
    前記ソケット支持ユニットが、前記複数のソケットを前記プラグに対する接続および離脱方向に変位自在に装着した可動部材を含み、
    前記プラグに接続された前記ソケットが、前記ソケットの施錠子が前記プラグの施錠凹部と整合する第1接続位置と該施錠子が前記第1半径方向位置にある第2接続位置との間で変位可能であり、
    前記可動部材が、前記ソケットと前記プラグとが接続されたとき、前記ソケットを第1接続位置に規制する第1規制手段を備え、
    前記プラグと前記ソケットとが接続されたとき、前記ソケットが第1接続位置となるように前記可動部材を規制する第2規制手段が設けられ、
    前記第1接続位置で前記ソケットおよび前記プラグの流体通路内部に流体圧力が作用して前記ソケットが前記プラグから離脱する方向に変位したとき、前記可動部材が該変位したソケットとともに変位することにより前記ソケットのすべてが前記第2接続位置に変位可能に構成したことを特徴とする多連式管継手装置。
  4. 前記ソケットが前記プラグと接続されたとき、前記ソケットが前記プラグと係合して前記第1接続位置となることを特徴とする請求項3記載の多連式管継手装置。
  5. 前記第2規制手段が、前記プラグ支持ユニットおよび前記ソケット支持ユニットのうちの一方に設けられた可動部材を前記プラグ支持ユニットおよび前記ソケット支持ユニットのうちの他方側に付勢するばね手段であることを特徴とする請求項1または4記載の多連式管継手装置。
  6. 前記連結装置が、前記ソケット支持ユニットおよび前記プラグ支持ユニットのうちの一方を他方に引き寄せて前記複数のソケットとプラグとを一括して接続させるように構成されたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の多連式管継手装置。
  7. 前記連結装置が、前記プラグ支持ユニットおよび前記ソケット支持ユニットのうちの一方に設けられたプランジャと、前記プラグ支持ユニットおよび前記ソケット支持ユニットのうちの他方に設けられ、前記プランジャに係合して施錠する第1施錠部材と、前記プランジャおよび前記第1施錠部材の一方を他方に対して進退させる操作手段とからなり、
    前記ばね手段が、前記プランジャおよび前記第1施錠部材のうち前記操作手段で進退される方を他方から遠ざける方向にも付勢することを特徴とする請求項6記載の多連式管継手装置。
  8. 前記連結装置が、操作レバーで回動される偏心駆動ピンの偏心量に従って前記第1施錠部材およびプランジャのうちの少なくとも一方を往復動させるカム機構を備えていることを特徴とする請求項7記載の多連式管継手装置。
  9. 前記第1施錠部材が、前記プランジャを受け入れる施錠ソケットと、前記プランジャの外周に形成された環状溝に係合可能な球体である第1施錠子とからなることを特徴とする請求項7または8記載の多連式管継手装置。
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