JP4787328B2 - 電話会議中に音声をキャプチャする方法および装置 - Google Patents

電話会議中に音声をキャプチャする方法および装置 Download PDF

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Description

本発明は、通信システムにおいて設立される電話会議の分野に関する。
電話会議は、通信システムにおいて、電話会議への2以上の参加者の電話機の間で設立されるであろう。このような電話会議の設立はいつかの異なった手法で行われるであろう。例えば、自身の電話機で適切なキーの組合せを操作することにより会議を設立する電話会議の議長がいてもよい。または、電話会社の運用者が主導するような会議を設立するサービスを電話会社が提供してもよい。さらに別には、電話番号が知られている多数の参加者が、アクセスコードを使用して所定の電話番号を呼び出せるようにすることで電話会議が設立され、その後に会議が自動的に開始されてもよい。このような電話会議を設立する既知の手法が本発明中で使用されるであろう。
このような電話会議の間に、参加者と、存在する場合は議長とは、モニタまたはディスプレイ上に、全参加者により検討される予定の文書の部分の映像が表示されるであろう。参加者によりなされたコメントは、例えば議長または別の参加者が書き留めて、後から文書に付け加えることができる。
本発明の目的は、電話会議の間に参加者に対して表示された文書について参加者によってなされたコメントを文書に結び付ける手法を改良することにある。
この目的のために、本発明は、電話会議の議長のための議長用通信セットと、少なくとも一つの参加者用通信セットと、少なくとも一つのデータベースに接続された少なくとも一つのプロセッサと、前記電話会議への少なくとも1人の参加者からの発言を受信して記録するように構成された少なくとも一つの記録装置とを備え、前記議長用通信セットは議長用電話機と議長用コンピュータ装置とを含み、各参加者用通信セットは参加者用電話機と参加者用コンピュータ装置とを含み、前記少なくとも一つのプロセッサは、
・文書の少なくとも一つの部分の映像を、前記議長用コンピュータ装置と前記参加者用コンピュータ装置とに提示し、
・前記少なくとも1人の参加者の発言を記録し、記録された発言を前記少なくとも一つのデータベースに格納するように、前記少なくとも一つの記録装置に対して命令し、
・前記記録された発言を1以上の音声クリップに変換し、
・各音声クリップが前記少なくとも一つの部分における所定の位置に関連付けられ、該部分の映像が前記少なくとも1人の参加者に対して表示された間に該少なくとも1人の参加者が話した発言を含むように、該音声クリップを該少なくとも一つの部分における位置に時間的に同期させて関連付けるように構成されたことを特徴とする通信システムを提供する。
ある実施形態では、本発明は、少なくとも一つのデータベースに接続された少なくとも一つのプロセッサと、議長用通信セットと少なくとも一つの参加者用通信セットとの間に設立された電話会議への少なくとも1人の参加者からの発言を受信して記録するように構成された少なくとも一つの記録装置とを備え、前記議長用通信セットは議長用電話機と議長用コンピュータ装置とを含み、各参加者用通信セットは参加者用電話機と参加者用コンピュータ装置とを含み、前記少なくとも一つのプロセッサは、
・文書の少なくとも一つの部分の映像を、前記議長用コンピュータ装置と前記参加者用コンピュータ装置とに提示し、
・前記少なくとも1人の参加者の発言を記録し、記録された発言を前記少なくとも一つのデータベースに格納するように、前記少なくとも一つの記録装置に対して命令し、
・前記記録された発言を1以上の音声クリップに変換し、
・各音声クリップが前記少なくとも一つの部分における所定の位置に関連付けられ、該部分の映像が前記少なくとも1人の参加者に対して表示された間に該少なくとも1人の参加者が話した発言を含むように、該音声クリップを該少なくとも一つの部分における位置に時間的に同期させて関連付けるように構成されたことを特徴とするプロセッサ・システムを対象とする。
別の実施形態では、本発明は、議長用通信セットと少なくとも一つの参加者用通信セットとの間に設立された電話会議中に少なくとも1人の参加者によって文書が検討され、前記議長用通信セットは議長用電話機と議長用コンピュータ装置とを含み、各参加者用通信セットは参加者用電話機と参加者用コンピュータ装置とを含む音声クリップを文書に関連付ける方法であって、
・前記文書の少なくとも一つの部分の映像を、前記議長用コンピュータ装置と前記参加者用コンピュータ装置とに提示する工程と、
・前記少なくとも1人の参加者の発言を記録し、記録された発言を前記少なくとも一つのデータベースに格納する工程と、
・前記記録された発言を1以上の音声クリップに変換し、
・各音声クリップが前記少なくとも一つの部分における所定の位置に関連付けられ、該部分の映像が前記少なくとも1人の参加者に対して表示された間に該少なくとも1人の参加者が話した発言を含むように、該音声クリップを該少なくとも一つの部分における位置に時間的に同期させて関連付ける工程とを備える音声クリップを文書に関連付ける方法を対象とする。
さらに別の実施形態では、本発明は、上述のような方法によって作成された文書を対象とする。
さらに別の実施形態では、本発明は、プロセッサに上述のような方法を実行する能力を提供するように構成されたデータと命令とを含むコンピュータプログラム製品を対象とする。
最後に、ある実施形態では、本発明は、上述のようなコンピュータプログラム製品を含むデータ記憶媒体を対象とする。
本発明の利点は、電話会議中に参加者によってなされた口頭のコメントを含む音声クリップが文書に統合されることである。そのような音声クリップはその後、文書の映像と一緒にモニタ上に表示してもよく、そして再生できる。このような再生は、例えば、カーソルをモニタの音声クリップ上に置いて、マウスをダブルクリックすること等によって音声クリップを起動することにより行うことができる。
本発明が添付の図面に基づいて詳細に説明されるだろうが、本発明の実施形態を示すことのみを意図し、本発明の範囲を限定することは意図しない。本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲と、それと技術的に同等のものとによって、規定される。
図1に、本発明で使用されうる通信システムの概略の一例を示す。図1は、通信網N2に接続された複数の電話機T1、T2、T3、T4を示す。示された電話機T1〜T4の数は4に等しいが、それは例として示したに過ぎない。任意の数の電話機が使用されてよい。
図1は、多数のコンピュータ装置C1、C2、C3、C4も示す。これもまた、示されたコンピュータ装置の数で本発明を限定しようというものではない。任意の数のコンピュータ装置が使用されてよい。
一般に、電話会議の各参加者のために、電話機とコンピュータ装置とからなる一つの通信セットT1/C1、T2/C2、T3/C3、T4/C4が存在するであろう。しかしながら、このような通信セットの一つが2人以上によって同時に使用されてもよい。
図1は、通信網N2への固定回線を有する非移動体電話機T1〜T4を示すことが見てとれる。しかしながら、当業者には理解されるように、電話機T1〜T4は移動体電話機、または無線受信機を備えた電話機として実現されてもよい。さらに、任意の種類の地域交換機が電話機T1〜T4と通信網N2との間に適用されてもよい。さらに別には、電話機T1〜T4とコンピュータ装置C1〜C4とは単一の装置に一体化されてもよい。すなわち、各参加者は電話機とコンピュータ装置との両方の機能を有する一つの機器を有してもよい。
コンピュータ装置C1〜C4は、個人用デスクトップパソコンまたは個人用ノートパソコンなどのスタンドアロンな装置として示されるが、サーバに接続された端末装置や同様のものとして実現されてもよく、その場合にはサーバが要求される主な機能を提供する。
図1に示されるように、コンピュータ装置C1〜C4はさらに通信網N1に接続される。通信網N1は、インターネットのようなデジタル信号を伝送するように構成された任意の通信網であればよい。しかしながら、強調しておくと、ある実施形態では、通信網N1、N2は単一であり、アナログとデジタルとの両方の信号を伝送するように構成された同一の通信網である。さらに、通信網N1、N2は、電話機T1〜T4から受信された音声信号とコンピュータ装置C1〜C4から受信された信号との両方を伝送するように構成された単一のデジタル通信網であってもよい。もちろん、その場合には、電話機T1〜T4によって参加者から受信されるアナログ信号は、デジタル通信網を介する伝送に先立ってアナログ領域からデジタル領域へ変換されるものとする。VoIP(Voice over IP)は、音声信号とデジタルデータとが単一のデジタル通信網を通して伝送できることを示す例である。
図1はまた、電話機T5とコンピュータ装置C5とからなる通信セットを示す。電話機T5は通信網N2に接続され、一方、コンピュータ装置C5は通信網N1に接続される。電話機T5とコンピュータ装置C5とを備える通信セットについては、他の電話機T1〜T4とコンピュータ装置C1〜C4とを組合せたものについてのものと同じ注釈を付けることができる。
図1にはまた、電話会議システムPCS(Phone Conference System)、ポストプロセッサPP(Post Processor)およびネット会議システムNMS(Net Meeting System)が示される。電話会議システムPCSは、図1の実施形態では、通信網N2と通信網N1との両方に接続される。ポストプロセッサPPもまた、通信網N2と通信網N1との両方に接続される。ネット会議システムNMSは通信網N1に接続されるように示される。電話会議システムPCSは音声データベースDB1を有する。ポストプロセッサはポストプロセッサ・データベースDB2を有する。ネット会議システムNMSはネット会議データベースDB3を有する。
電話会議システムPCS、ポストプロセッサPPおよびネット会議システムNMSは、一部分または全体が、単一のプロセッサのみを有する単一のサーバ内に実現されてもよいことが見てとれる。同様に、データベースDB1、DB2、DB3は単一のデータベースとして実現されてもよい。図1は、後ほど図6A〜6Dを参照してさらに説明されるように、本発明の機能を実現する一つの手法しか示していない。
図2に、コンピュータ装置C1〜C4の任意のものの実現に使用されうるコンピュータ装置の概略の一例を示す。コンピュータ装置は算術演算を実行するためのプロセッサ1を備える。プロセッサ1は、ハードディスク5、読み取り専用メモリ(ROM、Read Only Memory)7、電気的消去・プログラム可能型読取専用メモリ(EEPROM、Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)9およびランダム・アクセス・メモリ(RAM、Random Access Memory)11を含む複数のメモリ要素に接続される。これらのメモリの種類の全てが提供されるとは限らない。さらに、これらのメモリ要素は、物理的にプロセッサ1の近くに位置する必要はなく、プロセッサ1から遠隔に位置してもよい。
プロセッサ1はまた、キーボード13とマウス15のような、ユーザが命令やデータなどを入力する装置に接続される。タッチスクリーン、トラックボールおよび音声変換器のうち少なくともいずれかなどのような当業者には既知のその他の入力部が提供されてもよい。
プロセッサ1に接続された読取部17が提供される。読出部17は、フロッピディスク19またはCD−ROM21などのデータ記憶媒体からデータを読み出すように、あるいはデータを書き込むように構成される。その他のデータ記憶媒体には、当業者には既知のように、テープ、DVD等がある。
プロセッサ1はまた、例えば、モニタまたはLCD(Liquid Crystal Display、液晶ディスプレイの)スクリーン、または当業者に既知のその他の任意の種類のディスプレイであるディスプレイ3のみならず、出力データを記録紙に印刷するプリンタ23にも接続される。
プロセッサ1は、I/O(入出力)部25によって通信網N1に接続される。プロセッサ1は、通信網N1を通してその他の通信装置と通信するように構成されてもよい。
プロセッサ1は、スタンドアロン・システムとして実現されてもよいし、各々が大きいコンピュータプログラムのサブタスクを実行するように構成された複数の並列動作プロセッサとして実現されてもよいし、または複数のサブプロセッサが付随する1以上の主プロセッサとして実現されてもよい。本発明の機能の部分は、通信網N1を通してプロセッサ1と通信する遠隔プロセッサによって実行されてもよい。
図2に示すコンピュータ装置の構成は、基本的に、電話会議システムPCS、ポストプロセッサPPおよびネット会議システムNMSを実現するのに使用されてもよいことが見て取れる。しかしながら、電話会議システムPCS、ポストプロセッサPPおよびネット会議システムNMSは、図2に示される要素の必ずしも全てを含まなくてよいことも見て取れる。メモリが命令とデータとを格納し、プロセッサが本発明に従ってそのタスクを実行できるように、これらの装置が何らかのプロセッサと何らかのメモリとを有することのみが必須である。これらのタスクは以下に詳細に説明されるだろう。
しかしながら、これらのタスクを詳細に説明する前に、まず図3を参照する。図3は電話会議システムPCS、ポストプロセッサPPおよびネット会議システムNMSの例を示す。
図示されるように、電話会議システムPCSは複数の記録装置R1、R2、R3、R4を備えるであろう。ここでもまた、図示の記録装置の数(すなわち、4)には、本発明を限定する意図はない。この数は例として示されるに過ぎない。記録装置R1〜R4の各々は、通信網N2に接続される回線L1、L2、L3、L4に接続されるように示される。これらの回線L1〜L4は、四つの分離した物理的な回線として実現されてもよい。しかしながら、当業者には既知のように、例えば、任意の既知の多重化技術の形式で、記録装置R1〜R4の各々当たり一つの信号である複数の信号を伝達するように構成された物理的な回線が一つ存在するだけでもよい。同様にして、記録装置R1〜R4は、このような多重化された信号を受信し、記録に先立ってこれらを逆多重化するように構成された単一の記録装置として実現されてもよい。
回線L1〜L4は物理的な回線ではなく、1以上の無線接続であってもよい。このことは、任意の図に示されるその他の任意の通信接続についても当てはまる。
記録装置R1〜R4の各々は電話会議プロセッサ31に接続される。電話会議プロセッサ31は、(不図示の)メモリに格納された命令とデータとによって指示された通りにコンピュータプログラムのタスクを実行するように構成される。
記録装置R1〜R4は音声データベースDB1にも接続される。
上記に合わせて、記録装置R1〜R4は会議ブリッジ(bridge)の前に設置されてもよい。会議ブリッジは、電話会議の継続期間中に、電話網の交換機内に設定され、既存技術として知られている。このような会議ブリッジは、回線交換網では容易に実現できる。このような会議ブリッジへのログインは、その会議ブリッジを識別する識別コードを付して所定の電話番号へ電話を掛けることによって行われるかもしれない。このような会議ブリッジの前に設置される記録装置R1〜R4の実現は、例えば、法に従う監視目的で、電話回線を盗聴する際に使用する技術を使用してもよい。法に従う監視のための要求条件仕様と実現とについては、GSMについては3GPP標準のTS41.033、42.033および43.033において、またUMTSについては3GPP標準のTS33.106および33.107において見つけることができるであろう。
図3は、ポストプロセッサPPがプロセッサ30を備えることを示す。このプロセッサ30は、(図3に不図示の)メモリに命令とデータとの形式で格納されたコンピュータプログラムに指示された特定のタスクを実行するように構成される。
図3は、ネット会議システムNMSがネット会議プロセッサ29を備えることを示す。このネット会議プロセッサ29は、(図3に不図示の)メモリに命令とデータとの形式で格納されたコンピュータプログラムに指示された特定のタスクを実行するように構成される。プロセッサ29、30、31は通信網N1を介して相互に通信し合うように構成される。もちろん、プロセッサ29、30および31の間に、本発明の範囲を逸脱することなく、他の通信装置を配置することも可能である。
図1、2および3で示されるシステム構成は、電話会議に好適に使用される。このような電話会議中に、1以上の参加者は、電話機T1〜T4の一つとコンピュータ装置C1〜C4の一つとからなる通信セットを使用する。これらの参加者は、一つの同じ建物中に位置してもよい。また一方、参加者がお互いに長距離を隔てて位置してもよい。
本発明によれば、一つの文書を複数の参加者が検討し、文書内容についての様々な参加者のコメントを例えば音声データベースDB1に音声投稿の形式で格納するためにシステムが使用される。
電話機T5とコンピュータ装置C5とからなる通信セットを操作する1人の電話会議の議長がいると想定する。もちろん、議長自身が電話会議への参加者であってもよい。「議長」という用語は、このように、参加者の1人によって演じられる特別な役割を識別するためだけに使用される。議長は、自身のコンピュータ装置のキーボードまたはマウスなどの入力装置を操作することにより、コンピュータ装置C1〜C4の任意のモニタに表示されるべき文書(の部分)の映像を手配する。議長は、どの時点に文書のどの部分がコンピュータ装置C1〜C5のモニタ上に表示されるかを決定する。
総括すると、本発明の概念は以下のようになる。
参加者は自身のモニタに表示される文書を部分ごとに検討する。参加者がそれぞれのモニタで文書のこれらの部分を見るのと同時に、参加者の電話機T1〜T4は電話会議システムPCSとの音声接続を確立する。電話会議中の電話会議システムPCSとのこの接続は、当技術分野で知られる任意の手法で行われるであろう。例えば、多くの電話会社は、電話会社の運用者によるこのような電話会議の設立をオプションとして提供する。あるいは、議長が電話機T5を使用して電話会議を当分野で知られる手法で設立してもよい。
好適な実施形態では、システムが参加者の発呼線識別子(Calling Line Identification、CLI)を、例えばデータベースDB1に格納するように、参加者はそれぞれの電話番号で事前に登録される。CLIは各参加者を電話回線で繋ぐために使用される。
コンピュータ装置C1〜C5のモニタに表示される文書の各部分に対して、会議の参加者はコメントを与えるであろう。特定の部分についての各参加者のコメントは、オーディオ要素(例えば、音声クリップまたはオーディオ・オブジェクト)として文書に付加できるように、オーディオ形式でキャプチャされ、格納される。オーディオ要素は、特定の部分、パラグラフ、図などへのオーディオ・コメントとして文書中に配置される。
ある実施形態では、会議の議長は、いつ特定の参加者の発言をキャプチャして文書に埋め込むべきかを決定する。従って、会議参加者の1人が「発言権を得た」(すなわち、発言し始めた)ときはいつでも、この実施形態では、議長は音声キャプチャモードを起動する。議長が回線L1に関連した参加者の音声をキャプチャしたい場合には、議長のコンピュータ装置C5は、回線L1で受信した音声を記録するための電話会議システムPCSへの命令にその旨を翻訳する。
電話会議システムPCSは全参加者からの発言を受信する。図4は参加者の1人の発言投稿の例を示す。図4は、参加者の1人の発言投稿を時間tの関数として、複数の発言ブロックSB(1)、SB(2)、…、SB(n)、…、SB(N)の形式で示す。その結果、図4に示される参加者の発言は、発言ブロックSB(n)の間の沈黙期間によって特徴付けられる。電話会議システムPCSは発言ブロックSB(n)を受信し、これらを音声データベースDB1に格納する。格納された発言ブロックSB(n)と文書との間の適切な対応付けが可能なように、発言ブロックSB(n)の各々は、参加者の識別子だけでなくタイムスタンプと一緒に格納してもよい。このタイムスタンプは、全参加者のそれぞれのモニタに表示された文書の部分にカーソルが置かれた時間に同期される。カーソルの代わりに、モニタに表示された部分を特定するその他の任意の種類のものが使用されてもよい。ある実施形態では、表示された部分の識別子は、音声データベースDB1に格納される発言ファイルに含まれる。こうして、任意の参加者の各発言ファイルはその参加者の発言、タイムスタンプおよび部分の識別子を含む。ある実施形態では、会議後に、発言ファイルがポストプロセッサPPによって文書に埋め込まれてもよい。ポストプロセッサPPは「出席グラフ」を生成することができる。そして、ポストプロセッサPPは出席グラフに名前を付加するために事前登録情報(参加者名およびCLI)を使用する。ポストプロセッサPPは、グラフを作成するために電話会議システムPCSによって生成された出力を使用する。ポストプロセッサPPは、グラフに意味を与えるために名前を使用する。マーク付けした文書を作成する場合には、ポストプロセッサPPは、文書中の「テキストバルーン」に名前を設定するためにも名前を必要とする。
ここで、電話会議システムPCS、ポストプロセッサPPおよびネット会議システムNMSの機能の詳細な説明を異なる四つの実施形態について行う。
図6Aを参照して説明される第1の実施形態では、電話機T5とコンピュータ装置C5とを操作する議長が音声キャプチャ・プロセスを完全に制御する。
第2の実施形態でもまた、議長が音声キャプチャ・プロセスを完全に制御する。しかしながら、この実施形態では、ポストプロセッサPPの機能はネット会議システムNMSで実現される。
第3の実施形態では、議長はもはや音声キャプチャ・プロセスを完全には制御しない。音声のキャプチャは、図6Cを参照して説明されるように、おおよそ完全に自動的に実行される。第4の実施形態は図6Dを参照して説明され、音声のキャプチャはやはり、おおよそ自動的に実行される。さらに、ポストプロセッサPPの機能はネット会議システムNMSで実現される。
<第1の実施形態>
第1の実施形態では、議長は電話機T5とコンピュータ装置C5とを備える通信セットを操作する。議長は文書検討プロセスを完全に制御できる。議長は全参加者によって検討されるべき文書の部分を決定する。参加者は電話機T1〜T4とコンピュータ装置C1〜C4とを備える複数の通信セットを使用してシステムにアクセスする。
図6Aに示すように、最初のアクション6A1は、ネット会議システムNMSが、参加者のコンピュータ装置C1〜C4に文書の映像を提示する命令を議長のコンピュータ装置C5から受信することである。これは、このような文書の映像をコンピュータ装置C1〜C4のモニタに表示することによって行われるであろう。議長は、自身のコンピュータ装置C5を使用して、文書のどの部分がそれぞれのモニタで参加者に対して表示されるかを制御できる。議長はまた、文書中のカーソルの位置について決定する。
全参加者と議長とは、自身の電話機T1〜T5を使用して相互に会話するであろう。例えば、議長は参加者の1人に、モニタに表示された文書の部分についてコメントするよう勧める。ネット会議システムNMSは、議長に対して議長のモニタに(例えば、マウスでクリックまたはダブルクリックする選択ボタンの形式の)メニューを提供し、これにより、議長は電話会議システムによってキャプチャされるべき1以上の参加者の1以上の音声投稿を選択できる。この目的のために、アクション6A3に示すように、ネット会議システムNMSは、1以上の参加者についての音声キャプチャ命令を議長のコンピュータ装置C5から受信する。アクション6A5で、ネット会議システムNMSは、1以上の参加者の音声のキャプチャを開始する命令を電話会議システムPCSに送信する。このような命令は1以上の下記の情報を備える。
・音声をキャプチャすべき電話機T1〜T4の識別子。この目的のために、発呼線識別子(CLI)が使用されうる。この識別子は、適当な参加者の音声をキャプチャするために電話会議システムPCSによって使用されるであろう。
・コンピュータ装置C1〜C5のモニタに表示されている文書中でのカーソルの現在位置。これは、後になって、キャプチャした音声を文書中の適当な位置に合成するためにポストプロセッサPPによって使用されるであろう。
・音声をキャプチャした時間。これはポストプロセッサPPが、コメントがなされた時点の指標をシステムから読み取れるようにするために使用できる。
・音声をキャプチャすべき参加者の名前。これは、ポストプロセス動作後に、音声がキャプチャされた参加者の名前を、付与されたコメントと一緒に文書に配置できるようにするために、ポストプロセッサPPによって使用される。参加者の名前の提供は絶対に必要というのではないことが見てとれる。参加者の名前の得ることはCLIによって可能な場合もある。ポスト処理システムは、マーク付け文書を生成する際に名前を追加できる。しかしながら、(スピーカーフォンのように)一つの電話接続が2人以上で共有される場合には、CLIでは十分ではないので、発言者の名前を実際に提供することが必要となるかもしれない。
アクション6A7で、電話会議システムPCSは、1以上の参加者からの音声のキャプチャを開始する上述の命令をネット会議システムNMSから受信する。
この命令の受信後に、アクション6A9で、電話会議システムPCSは識別された1以上の参加者からの音声のキャプチャを開始し、1以上の参加者からキャプチャされた音声をオーディオファイルの形式で音声データベースDB1に格納する。
ある時点で、議長は、電話会議の終了、またはある1以上の参加者から別の1以上の参加者への音声キャプチャの変更を決定する。アクション6A13で、ネット会議システムNMSは、議長のコンピュータ装置C5から上述の作用をするための命令を受信する。ネット会議システムNMSは、このような命令を、電話会議システムPCSが音声のキャプチャを完全に終了するまたは別の1以上の参加者へ変更する命令に変換する。この命令は、アクション6A11で、電話会議システムPCSによって受信される。その命令の受信後に、電話会議システムPCSは、音声のキャプチャを完全に終了するかまたは別の参加者の音声キャプチャに変更する。
音声のキャプチャを完全に終了した後に、アクション6A17に示されるように、電話会議システムPCSは格納されたオーディオファイルを音声データベースDB1から読み出し、それらをポストプロセッサPPに送信する。
電話会議が終了した後に、ネット会議システムNMSは原文書をポストプロセッサPPに送信する。ネット会議システムNMSは、その文書と一緒に、カーソルがその文書中のどこに位置するかに関し、時間の関数である時間データを、ポストプロセッサPPに送信する。これはアクション6A15に示される。
アクション6A19は、ポストプロセッサPPが原文書をネット会議システムNMSから受信し、そしてオーディオファイルを電話会議システムPCSから受信することを示す。
原文書とオーディオファイルとを受信した後に、ポストプロセッサPPはオーディオファイルを音声クリップに変換し、処理済文書を提供するために音声クリップを文書の位置に関連付ける。これはアクション6A21で行われる。アクション6A21で、この関連付けが、どの時点におけてカーソルが文書中のどの位置にあったかと、それぞれのオーディオファイルが電話会議システムPCSによっていつキャプチャされたかと、を指し示す時間データに基づくことが示される。ポストプロセッサPPは、関連付けられたオーディオファイルと一緒に、その文書をポストプロセッサのデータベースDB2に格納する。もちろん、処理済文書のコピーを議長のコンピュータ装置C5に返送することができる。また一方、処理済文書はポストプロセッサのデータベースDB2のみにとどめることもできる。さらなる案として、処理済文書は任意のその他のメモリに格納することができる。
アクション6A21に示された時間データを使用する代わりに、ポストプロセッサPPは、例えば議長に指示されて音声キャプチャ処理が始まった時点にカーソルが文書中で位置していた場所に関する情報などの、オーディオファイルを原文書の正しい位置に関連付けるためのその他の情報を使用することもできる。
好ましくは、参加者がポストプロセッサのデータベースDB2に格納された処理済文書にアクセスできるように、装置が構成されてもよい。
<第2の実施形態>
第2の実施形態では、やはり議長が文書の検討プロセスを完全に制御する。しかし、第2の実施形態ではポストプロセッサPPは使用されない。図6Bは第2の実施形態を表すフローチャートの一例を示す。
アクション6B1、6B3、および6B5は、それぞれ、アクション6A1、6A3および6A5のそれぞれと同じである。
アクション6B7、6B9、および6B11は、それぞれ、アクション6A7、6A9および6A11のそれぞれと同じである。
アクション6B13はアクション6A13と同じである。
図6A中のアクションに等しい図6Bのアクションについては再度説明することはしない。
アクション6B17は、電話会議システムPCSが、キャプチャされ、音声データベースに格納されたオーディオファイルを、ポストプロセッサPPではなくネット会議システムNMSに送信するという観点で、アクション6A17とは異なる。アクション6B15で、ネット会議システムNMSはオーディオファイルを電話会議システムPCSから受信する。
これらのオーディオファイルを電話会議システムPCSから受信した後に、ネット会議システムNMSは、アクション6B19に示すように、受信したオーディオファイルを音声クリップに変換し、時間データに基づいてそれらを文書中の位置に関連付ける。アクション6B19は、今回はポストプロセッサPPではなくネット会議システムNMSによってアクションが実行されるのであるが、アクション6A21に等しい。従って、アクション6B19について再度詳細に説明することはしないが、当然のことながら、それは、アクション6A21について説明した代替の態様を含む。変換後に、ネット会議システムNMSは、音声クリップが原文書中に付加された処理済文書を生成する。この処理済文書はネット会議システムのデータベースDB3(または任意のその他のデータベース)に格納される。
図6Bの実施形態では、電話会議システムPCSが図4に示されるような発言ブロックを記録する度に、電話会議システムPCSがオーディオファイルをネット会議システムNMSに送信するようにプログラムされてもよい。そして、ネット会議システムNMSは、受信した発言ブロックを音声クリップとして、その発言ブロックの受信時点においてカーソルが存在した文書中の位置に関連付けるようにプログラムされる。このことは、会議中に文書が変更されたためにポストプロセッサPPが音声クリップを文書中の特定の場所に関連付けられないという危険を冒す必要なく、参加者の音声を電話会議システムPCSがキャプチャする間に議長が文書を編集できるという利点を有する。
<第3の実施形態>
以上で説明した方法の拡張として、以下の方法が考えられるであろう。この拡張を第3および第4の実施形態を参照して説明する。第3および第4の実施形態では、参加者の発言を電話会議システムPCSがいつキャプチャするかを議長(または参加者の1人)に制御させるのではなく、音声キャプチャのプロセスを開始するのに自動音声認識が適用されるであろう。これは、図3に示す実施形態によって実現されてもよく、その場合には、記録装置R1〜R4はそれぞれ、入力回線L1〜L4の音声を自動的に検出するように構成される。そして、人間の音声を検出した場合に、記録装置R1〜R4のそれぞれは自動的に記録を開始する。こうすれば、議長もいずれの参加者も、音声キャプチャのプロセスに関わる必要はない。これは、1以上の参加者が発言するとき完全に自動的に実行される。そのような音声検出には既存の技術を使用すればよい。音声検出は、例えば、GSMのTDMA無線アクセスネットワークにおいて、間欠伝送(Discontinuous Transmission、DTX)の目的で使用されている。以下の標準、すなわち、3GPP TS 46.031および3GPP TS 46.032を参照されたい。しかしながら、他の既知の(または今後開発される)音声検出メカニズムを使用してもよく、それでも本発明の範囲に納まる。
記録装置R1〜R4は、それぞれの出力を個別の回線を介して音声データベースDB1に送信してもよく、キャプチャされた音声はそこで互いに独立に格納される。また一方、別案として、記録装置R1〜R4によって同時に格納される音声を、一つの合成されたオーディオファイルとして音声データベースDB1に格納してもよい。しかしながら、このようにした場合には、ある時点での異なる参加者による異なった投稿を区別することが困難になるかもしれない。
回線L1〜L4の各々の付近に実線の矢印が示されている。これらの実線の矢印は、記録装置R1〜R4のそれぞれに対して転送される参加者の音声を意味している。また、回線L1〜L4の各々の付近に点線の矢印が示されている。点線の矢印は、電話機T1〜T5のそれぞれの受話器にフィードバックされる、着目している回線に接続された参加者の音声以外の全参加者の全音声を意味している。
図6Cは、この第3の実施形態における別のシステムの機能を示す。
アクション6C1で、ネット会議システムNMSは、参加者のコンピュータ装置C1〜C4に文書の映像を提示する命令を、議長のコンピュータ装置C5から受信する。さらに、この文書は議長のコンピュータ装置C5のモニタに表示されるだろう。
その後、アクション6C3に示されるように、ネット会議システムNMSは自動音声キャプチャ処理を開始する命令を電話会議システムPCSに送信するだろう。
アクション6C5は、電話会議システムPCSが自動音声キャプチャ処理を開始する命令を受信し、その処理を開始することを示す。
アクション6C7で、電話会議システムPCSは1以上の参加者が発言を開始したかどうかを検出する。これは、上記で説明されたように、記録装置R1〜R4によって行われる。1以上の記録装置R1〜R4がそれぞれの入力回線L1〜L4上に音声の存在を検出した場合に、記録装置R1〜R4は音声キャプチャを開始する。1以上の参加者からキャプチャされた音声は電話会議システムPCSによって音声データベースDB1にオーディオファイルの形式で格納される。
検出され格納された音声は、通常、図4に示されるような形式を有する。すなわち、登録された音声は発言ブロックSB(n)の形式で時間の関数として格納されるであろう。電話会議システムPCS(すなわち、電話会議プロセッサ31)は、ネット会議システムNMSに1以上の回線L1〜L4について音声キャプチャを開始したことを通知する。そのために、電話会議システムPCSはネット会議システムNMSに以下の情報を送信する。
・音声が記録された回線L1〜L4の回線番号
・関係する発言ブロックSB(n)の番号n
・記録の開始時間
これは図6Cの6C9で示される。
アクション6C11で、ネット会議システムNMSはこれらの情報、すなわち、回線番号、発言ブロック番号および時間データを電話会議システムPCSから受信する。ネット会議システムNMSは、いわゆる「相関ファイル」を作成するためにこれらの情報を使用する。この相関ファイルは、これらの情報を含み、さらに、音声キャプチャが行われた時点での検討中の文書におけるカーソルの位置の表示を含む。相関ファイルは、ネット会議システム・データベースDB3に格納される。
アクション6C13で、電話会議システムPCSは1以上の参加者からキャプチャされた音声をオーディオファイルの形式で音声データベースDB1に格納する。
アクション6C15で、ネット会議システムNMSは、電話会議の議長の指示に従って、音声キャプチャ処理を終了する命令を電話会議システムPCSに送信する。
アクション6C17で、電話会議システムPCSは音声キャプチャ処理を終了する命令を受信し、その処理を終了する。
アクション6C19で、電話会議システムPCSは音声データベースDB1に登録されたオーディオファイルをポストプロセッサPPに送信する。
アクション6C21で、ネット会議システムNMSは、原文書、文書においてカーソルがどの時点でどこに位置したかに関する時間データ、さらにはアクション6C11で作成された相関ファイルをポストプロセッサPPに送信する。
アクション6C23で、ポストプロセッサPPは、ネット会議システムNMSからの原文書、時間データおよび相関ファイルのみならず、電話会議システムPCSからのオーディオファイルを受信する。
最後に、アクション6C25で、ポストプロセッサPPは、オーディオファイルを音声クリップに変換し、これらを時間データと相関ファイルとに基づいて文書中の適当な位置に関連付ける。この結果が、ポストプロセッサのデータベースDB2に格納されたポスト処理済文書である。このポスト処理済文書は、例えば、議長のコンピュータ装置C5またはその他のコンピュータ装置C1〜C4の任意のものに送信されてもよい。これに替えて、またはこれに追加して、任意の参加者および議長の少なくともいずれかは、ポストプロセッサのデータベースDB2に格納されたポスト処理済文書にアクセス可能であってもよい。
<第4の実施形態>
本発明の第4の実施形態について図6Dを参照して説明する。図6Cの実施形態の構成と同様に、議長はキャプチャ処理について完全な制御権を持たない。さらに、図6Dの実施形態では、ポストプロセッサPPは機能を持たない。図6Cの実施形態で示されたポストプロセッサPPの機能は、ネット会議システムNMSによって処理される。
アクション6D1、6D3、6D11および6D15は、それぞれ、図6Cを参照して説明したアクション6C1、6C3、6C11および6C15のそれぞれと同じである。
さらに、アクション6D5、6D7、6D9、6D13および6D17は、それぞれ、図6Cによる実施形態のアクション6C5、6C7、6C9、6C13および6C17のそれぞれと同じである。
アクション6D19は、音声データベースDB1に格納されたオーディオファイルがポストプロセッサPPではなくネット会議システムNMSに送信されるという点で6C19と異なる。アクション6D21で、ネット会議システムNMSはこれらのオーディオファイルを電話会議システムPCSから受信する。
アクション6D23で、ネット会議システムはこれらの受信したオーディオファイルを音声クリップに変換し、これらの音声クリップを時間データと相関ファイルとに基づいて文書中の適当な位置に関連付ける。この結果が、ネット会議システムのデータベースDB3に格納された処理済文書である。この処理済文書は、コンピュータ装置C1〜C5を介し、通信網N1、N2の一つ以上を介して、議長とその他の参加者とによりアクセス可能であってもよい。
図6Dによる実施形態の利点は、図6Bを参照して説明された第2の実施形態の利点と同様である。これらの利点は、ここでは繰り返さない。
図6Bによる実施形態におけるように、電話会議システムPCSは、ネット会議システムNMSへのオーディオファイルの送信を電話会議が完全に終了するまで延期しなくてもよい。反対に、各発言ブロックSB(n)を、または発言ブロックをいくつかまとめて、電話会議が終了する前にネット会議システムNMSへ送信する方が好ましい。それにより、ネット会議システムNMSは、カーソルがまだ文書中の適当な位置にある時に、音声クリップ形式のオーディオファイルを文書中の該適当な位置に関連付けることも選択可能になる。これにより、電話会議の最中に、例えば議長による文書の変更が可能になる。
<出力>
電話会議の後に、原テキスト(と文書中のその他の情報との少なくともいずれか)と音声クリップ形式のオーディオ情報とを備える処理済文書が利用可能となるであろう。このような文書の部分の例を図7に示すが、そこでは音声クリップをいわゆる吹き出し形式で示す。これらの吹き出しは、実際の音声要素に加えて、参加者の1人がコメントを行った時間、そのコメントを行った参加者の名前などの表示を含んでもよい。文書のこのような部分がコンピュータ装置C1〜C5のモニタに表示されているときに、そのコンピュータ装置C1〜C5のユーザは、例えば、カーソルがそのような吹き出し上にある場合に、例えば、マウスでクリックまたはダブルクリックすることにより、音声クリップを聴くことができる。このようなクリックまたはダブルクリック(もしくは任意のその他の適当な動作)の後に、コンピュータ装置のプロセッサ1は音声クリップの内容をスピーカ2(図2参照)を介して再生するであろう。
このような吹き出しの内容は、参加者の1人だけからキャプチャされた音声に関するものであってもよい。その一方、このような吹き出しの内容は、以上で説明したように、複数の参加者に関するものであってもよい。さらに別案として、コンピュータ装置C1〜C5の1人のユーザが、自分自身の音声クリップを除く1以上の参加者の1以上の音声クリップを選択するオプションを与えられてもよい。
さらに別案として、コンピュータ装置C1〜C5の1人のユーザが、そのユーザによって指定された期間中の全ての参加者と議長との全ての投稿を再生するオプションを与えられてもよい。
コンピュータ装置C1〜C5のユーザにこれらのオプションを与えることは、ポストプロセッサPP(図6Aと6Cとによる実施形態)またはネット会議システムNMS(図6Cと6Dとによる実施形態)によって制御されてもよい。
以上で説明したシステムのさらなる出力は、会議参加者の出席を図式的に表現するものであってもよい。このような図式的表現が図5の例で示される。図5は、いくつかの回線L1〜L5が、電話会議中に電話会議システムPCSに接続されたことを示す。図5は五つの回線を示すが、一方、図3では四つの回線が示されるのが見て取れる。第5の回線L5は、例えば、音声投稿がキャプチャされる議長の電話機T5に接続される回線であってもよい。
図5は、参加者または議長がいつ発言したかまでは示さないが、しかしながらいつ電話会議システムPCSとそれぞれの電話機T1〜T5との間にライブ接続があったかを示す。これは、図5において実線で示される。図5では、選択された時間幅は90分である。しかしながら、その他の任意の例が代わりに使用されてもよい。図5に示された図は、ある実施形態では、電話会議システムPCSによって生成され、電話会議システムPCSはの働きをするデータを、音声データベースDB1の一部であってもよいメモリに格納する。この図のデータは全参加者と議長とによってアクセスされてもよい。
図5からわかるように、参加者2は、電話会議の開始後約5分して電話会議に参加し、電話会議終了の約8分前に電話会議から離れた。同様のことが参加者3と5とについても指摘できる。本方法は、会議への参加者が特定の発呼線、すなわち、電話会議に着呼するのに使用される電話番号を使用して電話会議に登録することを必要とする。そして、電話会議システムPCSは、これらの電話機T1〜T5に結び付けられた発呼線識別子(CLI)を使用してそれぞれの記録装置R1〜R4をそれぞれの電話機T1〜T5に繋ぐことができる。
電話会議システムPCSによって音声データベースDB1に格納された発言ブロックSB(n)に基づいて、電話会議システムPCSまたはこのデータを使用する任意のその他のシステムは、参加者毎に、また議長についても、以下の統計を作成してもよい。
・電話会議中の参加者ごとの平均総発言時間。
・電話会議中の参加者ごとの総発言時間。
・参加者ごとの発言ブロックSB(n)の平均継続時間。
・割り込み率、すなわち、ある特定の参加者が他の電話会議参加者に割り込んだ頻度および割り込み継続時間、または特定の参加者が他の参加者によって割り込まれた頻度。
もちろん、音声データベースDB1に格納された情報からその他の統計情報が導出されてもよい。これらの統計情報は研究プロジェクト、例えば、ウェブ会議ツール使用時の効率および人間行動の研究などに使用されてもよい。
本発明の方法は、コンピュータプログラムで制御されるプロセッサ・システムの1以上のプロセッサによって実現されてもよい。このコンピュータプログラムは、DVD、CD−ROMなどのデータ記憶媒体上に格納されてもよい。
本発明で使用できる通信網の一例を示す。 コンピュータ装置の構成の一例を示す。 本発明で使用できる、電話会議システム、ポストプロセッサおよびネット会議システムの機能の一例の詳細を示す。 発言を記録するタイミング図の一例を示す。 複数の参加者のキャプチャされた音声の図の一例を示す。 いつかの異なる実施形態における図1に示す通信システムの機能のフローチャートの一例を示す。 音声クリップを付加されたテキスト文書の一例を示す。

Claims (16)

  1. 通信システムであって、
    電話会議の議長のための議長用通信セットと、
    少なくとも一つの参加者用通信セットと、
    少なくとも一つのデータベース(DB1、DB2、DB3)に接続された少なくとも一つのプロセッサ(29、30、31)と、
    前記電話会議への少なくとも1人の参加者からの発言を受信して記録するように構成された少なくとも一つの記録装置(R1〜R4)と
    を備え、
    前記議長用通信セットは議長用電話機(T1)と議長用コンピュータ装置(C5)とを含み、
    各参加者用通信セットは参加者用電話機(T1〜T4)と参加者用コンピュータ装置(C1〜C4)とを含み、
    前記少なくとも一つのプロセッサ(29、30、31)は、
    ・文書の少なくとも一つの部分の映像を、前記議長用コンピュータ装置(C1)と前記参加者用コンピュータ装置(C1〜C4)とに提示し、
    前記議長用コンピュータ装置からの命令に応答して前記少なくとも1人の参加者の発言を記録し、記録された発言を前記少なくとも一つのデータベース(DB1、DB2、DB3)に格納するように、前記少なくとも一つの記録装置に対して命令し、
    ・1以上の音声クリップを前記文書に付加できるように、前記記録された発言を該1以上の音声クリップに変換し、
    ・各音声クリップが前記少なくとも一つの部分における所定の位置に関連付けられ、該部分の映像が前記少なくとも1人の参加者に対して表示された間に該少なくとも1人の参加者が話した発言を含むように前記文書に該音声クリップを配置することによって、該音声クリップを該少なくとも一つの部分における位置に時間的に同期させて関連付ける
    ように構成されたことを特徴とする通信システム。
  2. 音声データベース(DB1)に接続された電話会議システム(PCS)と、
    ポストプロセッサ・データベース(DB2)に接続されたポストプロセッサ(PP)と、
    ネット会議システム・データベース(DB3)に接続されたネット会議システム(NMS)と
    を備え、
    前記電話会議システム(PCS)は電話会議プロセッサ(31)を含み、
    前記ネット会議システムはネット会議プロセッサ(29)を含み、
    前記ネット会議プロセッサ(29)は、
    ・文書の少なくとも一つの部分の映像を、前記議長用コンピュータ装置(C1)と前記参加者用コンピュータ装置(C1〜C5)とに提示する
    ように構成され、
    前記電話会議プロセッサ(31)は、
    前記議長用コンピュータ装置からの命令に応答して前記少なくとも1人の参加者の発言を記録し、記録された発言を前記音声データベース(DB1)に格納するように、前記少なくとも一つの記録装置に対して命令する
    ように構成され、
    前記ポストプロセッサは、
    ・前記文書の前記少なくとも一つの部分と前記記録された発言とを受信し、
    ・1以上の音声クリップを前記文書に付加できるように、前記記録された発言を該1以上の音声クリップに変換し、
    ・各音声クリップが前記少なくとも一つの部分における所定の位置に関連付けられ、該部分の映像が前記少なくとも1人の参加者に対して表示された間に該少なくとも1人の参加者が話した発言を含むように前記文書に該音声クリップを配置することによって、該音声クリップを該少なくとも一つの部分における位置に時間的に同期させて関連付けるように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 音声データベース(DB1)に接続された電話会議システム(PCS)と、
    ネット会議システム・データベース(DB3)に接続されたネット会議システム(NMS)と
    を備え、
    前記電話会議システム(PCS)は電話会議プロセッサ(31)を含み、
    前記ネット会議システムはネット会議プロセッサ(29)を含み、
    前記ネット会議プロセッサ(29)は、
    ・文書の少なくとも一つの部分の映像を、前記議長用コンピュータ装置(C1)と前記参加者用コンピュータ装置(C1〜C5)とに提示する
    ように構成され、
    前記電話会議プロセッサ(31)は、
    前記議長用コンピュータ装置からの命令に応答して前記少なくとも1人の参加者の発言を記録し、記録された発言を前記音声データベース(DB1)に格納するように、前記少なくとも一つの記録装置に対して命令する
    ように構成され、
    前記ネット会議プロセッサ(29)はさらに、
    ・前記文書の前記少なくとも一つの部分と前記記録された発言とを受信し、
    ・1以上の音声クリップを前記文書に付加できるように、前記記録された発言を該1以上の音声クリップに変換し、
    ・各音声クリップが前記少なくとも一つの部分における所定の位置に関連付けられ、該部分の映像が前記少なくとも1人の参加者に対して表示された間に該少なくとも1人の参加者が話した発言を含むように前記文書に該音声クリップを配置することによって、該音声クリップを該少なくとも一つの部分における位置に時間的に同期させて関連付ける
    ように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  4. 前記少なくとも一つの記録装置(R1〜R4)は、各参加者からの発言を、その他の任意の参加者からの発言の記録とは独立して記録することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の通信システム。
  5. 前記音声データベース(DB1)は発言ファイルを備え、
    前記電話会議プロセッサ(31)は、
    前記少なくとも1人の参加者の発言を参加者ごとに一連の発言ブロック(SB(n))の形式で記録し、前記音声データベース(DB1)の発言ファイルの中の前記一連の発音ブロック(SB(n))の各発言ブロック(SB(n))を、
    前記発言ブロック(SB(n))の記録を開始した時間、
    前記発言ブロック(SB(n))に関連する参加者の識別子、および
    前記ネット会議プロセッサによって示される前記発言ブロック(SB(n))の記録を開始した時点の前記少なくとも一つの部分の識別子、
    とともに格納するように、前記少なくとも一つの記録装置(R1〜R4)に対して命令する
    ようにさらに構成されたことを特徴とする請求項2に記載の通信システム。
  6. 前記ネット会議プロセッサは、
    前記少なくとも一つの部分の中のカーソルの位置についての情報を時間の関数として登録し、
    前記情報を前記ポストプロセッサに送信する
    ようにさらに構成され、
    前記ポストプロセッサは、前記少なくとも一つの部分における位置に前記情報を関連付けるために前記情報を使用するように構成された
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信システム。
  7. 前記少なくとも一つの記録装置(R1〜R4)は、前記少なくとも1人の参加者の発言を参加者ごとに一連の発言ブロック(SB(n))の形式で記録するように構成され、
    前記電話会議システムは、個々の発言ブロック(SB(n))を発言ブロック(SB(n))が記録されるたびに前記ネット会議プロセッサ(29)に送信するように構成され、
    前記ネット会議プロセッサは、一つの発言ブロック(SB(n))の受信に応じて該一つの発言ブロックを各音声クリップに含めるように構成された
    ことを特徴とする請求項3に記載の通信システム。
  8. 前記電話会議システム(PCS)は、各発言ブロック(SB(n))について、
    前記発言ブロック(SB(n))に関連する参加人の識別子と、
    前記発言ブロック(SB(n))を識別する番号と、
    前記発言ブロック(SB(n))の記録を開始した時間と
    に関する情報を前記ネット会議プロセッサ(29)に送信するように構成されたことを特徴とする請求項に記載の通信システム。
  9. 前記ネット会議プロセッサは、
    前記少なくとも一つの部分の中のカーソルの位置についての情報を時間の関数として登録し、
    前記少なくとも一つの部分における位置に前記情報を関連付けるために前記情報を使用する
    ように構成されたことを特徴とする請求項7又は8に記載の通信システム。
  10. 前記少なくとも一つのプロセッサ(29、30、31)は、前記電話会議の前記参加者のそれぞれの出席についての図式的表現を生成するように構成されたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の通信システム。
  11. 前記少なくとも一つのプロセッサ(29、30、31)は、
    ・参加者ごとの平均総発言時間、
    ・参加者ごとの総発言時間、
    ・前記音声クリップの平均継続時間、
    ・参加者ごとの割り込み比率指標
    のうちの少なくとも一つとしてデータを作成するように構成されたことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の通信システム。
  12. 少なくとも一つのデータベース(DB1、DB2、DB3)に接続された少なくとも一つのプロセッサ(29、30、31)と、
    議長用通信セットと少なくとも一つの参加者用通信セットとの間に設立された電話会議への少なくとも1人の参加者からの発言を受信して記録するように構成された少なくとも一つの記録装置(R1〜R4)と
    を備え、
    前記議長用通信セットは議長用電話機(T1)と議長用コンピュータ装置(C5)とを含み、
    各参加者用通信セットは参加者用電話機(T1〜T4)と参加者用コンピュータ装置(C1〜C4)とを含み、
    前記少なくとも一つのプロセッサ(29、30、31)は、
    ・文書の少なくとも一つの部分の映像を、前記議長用コンピュータ装置(C1)と前記参加者用コンピュータ装置(C1〜C4)とに提示し、
    前記議長用コンピュータ装置からの命令に応答して前記少なくとも1人の参加者の発言を記録し、記録された発言を前記少なくとも一つのデータベース(DB1、DB2、DB3)に格納するように、前記少なくとも一つの記録装置に対して命令し、
    ・1以上の音声クリップを前記文書に付加できるように、前記記録された発言を該1以上の音声クリップに変換し、
    ・各音声クリップが前記少なくとも一つの部分における所定の位置に関連付けられ、該部分の映像が前記少なくとも1人の参加者に対して表示された間に該少なくとも1人の参加者が話した発言を含むように前記文書に該音声クリップを配置することによって、該音声クリップを該少なくとも一つの部分における位置に時間的に同期させて関連付ける
    ように構成されたことを特徴とするプロセッサ・システム。
  13. 議長用通信セットと少なくとも一つの参加者用通信セットとの間に設立された電話会議中に少なくとも1人の参加者によって文書が検討され、
    前記議長用通信セットは議長用電話機(T1)と議長用コンピュータ装置(C5)とを含み、
    各参加者用通信セットは参加者用電話機(T1〜T4)と参加者用コンピュータ装置(C1〜C4)とを含む
    音声クリップを文書に関連付ける方法であって、
    ・前記文書の少なくとも一つの部分の映像を、前記議長用コンピュータ装置(C1)と前記参加者用コンピュータ装置(C1〜C4)とに提示する工程と、
    前記議長用コンピュータ装置からの命令に応答して前記少なくとも1人の参加者の発言を記録し、記録された発言を前記少なくとも一つのデータベース(DB1、DB2、DB3)に格納する工程と、
    ・1以上の音声クリップを前記文書に付加できるように、前記記録された発言を該1以上の音声クリップに変換し、
    ・各音声クリップが前記少なくとも一つの部分における所定の位置に関連付けられ、該部分の映像が前記少なくとも1人の参加者に対して表示された間に該少なくとも1人の参加者が話した発言を含むように前記文書に該音声クリップを配置することによって、該音声クリップを該少なくとも一つの部分における位置に時間的に同期させて関連付ける工程と
    を備える音声クリップを文書に関連付ける方法。
  14. 請求項13に記載の方法によって関連付けられた音声クリップを有するデジタル文書。
  15. コンピュータに、請求項13に記載の方法を実行させるためのコンピュータプログラム。
  16. 請求項15に記載のコンピュータプログラムを記憶するデータ記憶媒体。
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