JP4785900B2 - ネットワークシステム、サーバ装置、負荷軽減方法、および、プログラム - Google Patents

ネットワークシステム、サーバ装置、負荷軽減方法、および、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ログイン時の負荷を適切に軽減できるネットワークシステム、サーバ装置、端末装置、負荷軽減方法、および、プログラムに関する。
近年、インターネット等のネットワークを利用したネットワークゲーム(オンラインゲーム)が、普及してきている。このネットワークゲームは、複数の端末をネットワークを介して接続することにより、各ユーザが協力したり、または、対戦したりして遊ぶタイプのゲームである。
なお、ネットワークゲームでは、一般に各ユーザがそれぞれサーバ(ゲームサーバ等)にログインを試み、ログインできたユーザがゲームを開始できるようになっている。
このようなネットワークゲーム(通信システム)の一例として、サーバ装置をまたいだプレイヤ間の情報交換を適宜行う技術も開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−157527号公報 (第8−17頁、第3図)
上述したネットワークゲームでは、通信負荷や処理負荷等の制約により、同時期にサーバへログインできるユーザ数(端末数)に上限がある。そのため、一般に、ログインできるユーザ数に定員が設けられており、その定員を超えた状態では、ログインが受け付けられないようになっている。
例えば、サーバは、ログイン中のユーザ数を管理しており、このユーザ数が定員まで増えた状態では、新たなログインがなされてもエラーメッセージ等を返信するようにしている。そして、ログアウト等により管理しているユーザ数が少しでも減少すると、サーバは、それ以降に最初にログインしてきたユーザに対してログインを認めるようにしている。
そのため、定員の制限によってログインが認められなかったユーザの多くは、ログインできる機会を逃さないために(定員割れが生じたら直ちにログインできるように)、間髪入れずにログイン要求を繰り返すことになり、通信負荷や処理負荷等を不必要に増大させてしまうといった問題があった。
このようなことから、不必要な通信負荷や処理負荷等の増大を抑制することのできる技術が求められていた。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたもので、ログイン時の負荷を適切に軽減することのできるネットワークシステム、サーバ装置、端末装置、負荷軽減方法、および、プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の観点に係るネットワークシステムは、サーバ装置と、複数の端末とがネットワークを介して接続されたネットワークシステムであって、以下のように構成する。
サーバ装置は、管理部と、ログイン情報受信部と、決定部と、待ち時間送信部とを備える。
まず、管理部は、ログインが認められるユーザ数を管理する。また、ログイン情報受信部は、端末から送られるログイン情報を受信する。また、決定部は、ログイン情報受信部がログイン情報を受信した際に、管理部に管理されるユーザ数に基づいて、ログインを認めるか否かを決定する。例えば、管理されるユーザ数が定員に満たない場合に限りログインを認め、それ以外では定員制限によりログインを認めない。そして、待ち時間送信部は、決定部によりログインが認められなかった場合に、再ログインのための待ち時間を端末に送信する。
一方、各端末のそれぞれは、ログイン情報送信部と、待ち時間受信部と、操作受付部と、ログイン制御部とを備える。
まず、ログイン情報送信部は、ログイン情報をサーバ装置に送信する。また、待ち時間受信部は、サーバ装置から送られ得る待ち時間を受信する。また、操作受付部は、ユーザによるログインの指示操作を受け付ける。そして、ログイン制御部は、操作受付部が指示操作を受け付けると、待ち時間受信部が待ち時間を受信しており、かつ、当該待ち時間が経過していない場合に、ログイン情報送信部によるログイン情報の送信を停止させる。
このように、サーバ装置は、定員制限によりログインできない場合に、再ログインのための待ち時間を端末に送信する。そして、端末は、待ち時間を受信すると、正常な状態において(後述する不正なアクセスが行われない限り)、この待ち時間が経過するまでは、ユーザによるログイン操作がなされても、ログイン情報をサーバに送信しない。
そのため、たとえユーザが間髪入れずにログイン操作を行ったとしても、待ち時間が経過するまでは、ログイン情報がサーバに送られないため、通信負荷やサーバの処理負荷が軽減されることになる。
この結果、ログイン時の負荷を適切に軽減することができる。
上記ネットワークシステムにおいて、サーバ装置は、
待ち時間送信部が待ち時間を送信した端末のユーザを優先ユーザとして記憶する優先ユーザ記憶部を更に備え、
決定部は、ログイン情報を受信した端末のユーザが優先ユーザ記憶部に記憶されている場合に、優先的にログインを認める決定を行ってもよい。
この場合、ログイン待ち時間が経過した後に、再ログインしてきた端末のユーザを優先ユーザとして扱い、優先してログインさせることができる。
上記ネットワークシステムにおいて、サーバ装置は、
待ち時間送信部が待ち時間を送信した端末から、当該待ち時間が経過する前に異常なログイン情報が送られた場合に、不正ログインとして判別する不正ログイン判別部を更に備え、
待ち時間送信部は、不正ログイン判別部が不正ログインを判別すると、延長した待ち時間を端末に再送してもよい。
なお、端末(上述したログイン制御部)が正常な状態であれば、待ち時間が経過するまでは、ログイン情報が送信されないようになっている。しかしながら、正当でない何らかの手法により、異常なログイン情報が送信されることも起こり得る。
そこで、サーバ側では、ログインが正当なものかどうかを判別するようにしている。そして、サーバにより不正なログインが判別されると、当然にログインを認めないだけでなく、そのユーザ(端末)の待ち時間が延長されるようになる。このため、ユーザが意図的に不正なログインを行っても、不利になるだけであるため、不正なログインが自然と抑制されることになる。
上記ネットワークシステムにおいて、端末は、
サーバ装置から返信される応答情報と同等となる疑似応答情報を生成する疑似応答情報生成部を更に備え、
疑似応答情報生成部は、待ち時間受信部が受信した待ち時間が経過していない間に、操作受付部が指示操作を受け付けた場合に、当該疑似応答情報を生成してもよい。
この場合、待ち時間が経過するまでの間に、サーバにログイン情報を送信していないことを気づかれ難くすることができる。
本発明の第2の観点に係るサーバ装置は、複数の端末からそれぞれログインを要求されるサーバ装置であって、管理部と、ログイン情報受信部と、決定部と、待ち時間送信部とを備える。
まず、管理部は、ログインが認められるユーザ数を管理する。また、ログイン情報受信部は、端末から送られるログイン情報を受信する。また、決定部は、ログイン情報受信部がログイン情報を受信した際に、管理部に管理されるユーザ数に基づいて、ログインを認めるか否かを決定する。例えば、管理されるユーザ数が定員に満たない場合に限りログインを認め、それ以外では定員制限によりログインを認めない。そして、待ち時間送信部は、決定部によりログインが認められなかった場合に、再ログインのための待ち時間を端末に送信する。
このように、サーバ装置は、定員制限によりログインできない場合に、再ログインのための待ち時間を端末に送信する。これにより、端末が正常な状態において(不正なアクセスが行われない限り)、この待ち時間が経過するまでは、端末にログイン情報の送信を停止させることができる。
この結果、ログイン時の負荷を適切に軽減することができる。
上記のサーバ装置は、
待ち時間送信部が待ち時間を送信した端末のユーザを優先ユーザとして記憶する優先ユーザ記憶部を更に備え、
決定部は、ログイン情報を受信した端末のユーザが優先ユーザ記憶部に記憶されている場合に、優先的にログインを認める決定を行ってもよい。
この場合、ログイン待ち時間が経過した後に、再ログインしてきた端末のユーザを優先ユーザとして扱い、優先してログインさせることができる。
上記のサーバ装置は、
待ち時間送信部が待ち時間を送信した端末から、当該待ち時間が経過する前に異常なログイン情報が送られた場合に、不正ログインとして判別する不正ログイン判別部を更に備え、
待ち時間送信部は、不正ログイン判別部が不正ログインを判別すると、延長した待ち時間を端末に再送してもよい。
なお、端末が正常な状態であれば、待ち時間が経過するまでは、ログイン情報が送信されないようになっている。しかしながら、正当でない何らかの手法により、異常なログイン情報が送信されることも起こり得る。
そこで、サーバ装置は、ログインが正当なものかどうかを判別するようにしている。そして、不正なログインが判別されると、当然にログインを認めないだけでなく、そのユーザ(端末)の待ち時間が延長されるようになる。このため、ユーザが意図的に不正なログインを行っても、不利になるだけであるため、不正なログインが自然と抑制されることになる。
本発明の第3の観点に係る端末装置は、サーバ装置にログインを要求する端末装置であって、ログイン情報送信部と、待ち時間受信部と、操作受付部と、ログイン制御部とを備える。
まず、ログイン情報送信部は、ログイン情報をサーバ装置に送信する。また、待ち時間受信部は、サーバ装置から送られ得る待ち時間を受信する。また、操作受付部は、ユーザによるログインの指示操作を受け付ける。そして、ログイン制御部は、操作受付部が指示操作を受け付けると、待ち時間受信部が待ち時間を受信しており、かつ、当該待ち時間が経過していない場合に、ログイン情報送信部によるログイン情報の送信を停止させる。
このように、端末装置は、待ち時間を受信すると、正常な状態において(不正なアクセスが行われない限り)、この待ち時間が経過するまでは、ユーザによるログイン操作がなされても、ログイン情報をサーバに送信しない。
そのため、たとえユーザが間髪入れずにログイン操作を行ったとしても、待ち時間が経過するまでは、ログイン情報がサーバに送られないため、通信負荷やサーバの処理負荷が軽減されることになる。
この結果、ログイン時の負荷を適切に軽減することができる。
上記の端末装置は、
サーバ装置から返信される応答情報と同等となる疑似応答情報を生成する疑似応答情報生成部を更に備え、
疑似応答情報生成部は、待ち時間受信部が受信した待ち時間が経過していない間に、操作受付部が指示操作を受け付けた場合に、当該疑似応答情報を生成してもよい。
この場合、待ち時間が経過するまでの間に、サーバにログイン情報を送信していないことを気づかれ難くすることができる。
本発明の第4の観点に係る負荷軽減方法は、サーバ装置と、複数の端末とがネットワークを介して接続されたネットワークシステムにおける負荷軽減方法であって、管理ステップと、ログイン情報受信ステップと、決定ステップと、待ち時間送信ステップと、ログイン情報送信ステップと、待ち時間受信ステップと、操作受付ステップと、ログイン制御ステップとを備える。
まず、サーバ装置が行う管理ステップでは、ログインが認められるユーザ数を管理する。また、ログイン情報受信ステップでは、端末から送られるログイン情報を受信する。また、決定ステップでは、ログイン情報受信ステップにてログイン情報を受信した際に、管理ステップにて管理されるユーザ数に基づいて、ログインを認めるか否かを決定する。例えば、管理されるユーザ数が定員に満たない場合に限りログインを認め、それ以外では定員制限によりログインを認めない。そして、待ち時間送信ステップでは、決定ステップにてログインが認められなかった場合に、再ログインのための待ち時間を端末に送信する。
一方、各端末のそれぞれが行うログイン情報送信ステップでは、ログイン情報をサーバ装置に送信する。また、待ち時間受信ステップでは、サーバ装置から送られ得る待ち時間を受信する。また、操作受付ステップでは、ユーザによるログインの指示操作を受け付ける。そして、ログイン制御ステップでは、操作受付ステップにて指示操作を受け付けると、待ち時間受信ステップにて待ち時間を受信しており、かつ、当該待ち時間が経過していない場合に、ログイン情報送信ステップによるログイン情報の送信を停止させる。
このように、サーバ装置は、定員制限によりログインできない場合に、再ログインのための待ち時間を端末に送信する。そして、端末は、待ち時間を受信すると、正常な状態において(不正なアクセスが行われない限り)、この待ち時間が経過するまでは、ユーザによるログイン操作がなされても、ログイン情報をサーバに送信しない。
そのため、たとえユーザが間髪入れずにログイン操作を行ったとしても、待ち時間が経過するまでは、ログイン情報がサーバに送られないため、通信負荷やサーバの処理負荷が軽減されることになる。
この結果、ログイン時の負荷を適切に軽減することができる。
本発明の第5の観点に係るプログラムは、コンピュータ(電子機器を含む。)を、上記の端末として機能させるように構成する。
このプログラムは、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、半導体メモリ等のコンピュータ読取可能な情報記録媒体に記録することができる。
上記プログラムは、当該プログラムが実行されるコンピュータとは独立して、コンピュータ通信網を介して配布・販売することができる。また、上記情報記録媒体は、当該コンピュータとは独立して配布・販売することができる。
本発明によれば、ログイン時の負荷を適切に軽減することができる。
以下に本発明の実施形態を説明する。以下では、理解を容易にするため、ネットワークを介してサーバ等に接続可能なゲーム装置に本発明が適用される実施形態を説明するが、各種のコンピュータ、PDA、携帯電話などの情報処理装置においても同様に本発明を適用することができる。すなわち、以下に記載する実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素または全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施の形態に係るネットワークシステムの概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
本ゲームシステム10では、インターネット14上に認証サーバ11およびゲームサーバ12が配置されている。そして、本ゲームシステム10における各端末13は、インターネット14を介して認証サーバ11およびゲームサーバ12と通信可能に接続されている。
なお、端末13同士の通信は、いわゆるピアツーピア通信技術によって行うことも可能である。また、理解を容易にするため、以下では、端末13としてインターネットへの接続が可能なゲーム装置を一例にあげて、説明する。
図2は、本実施形態の端末13として機能するゲーム装置100の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
ゲーム装置100は、CPU(Central Processing Unit)101と、ROM(Read Only Memory)102と、RAM(Random Access Memory)103と、インターフェース104と、コントローラ105と、外部メモリ106と、DVD(Digital Versatile Disk)−ROMドライブ107と、画像処理部108と、音声処理部109と、NIC(Network Interface Card)110と、を備える。
なお、ゲーム用のプログラムおよびデータを記憶したDVD−ROMをDVD−ROMドライブ107に装着して、ゲーム装置100の電源を投入することにより、当該プログラムが実行され、本実施形態の端末13が実現される。
CPU 101は、ゲーム装置100全体の動作を制御し、各構成要素と接続され制御信号やデータをやりとりする。
ROM 102には、電源投入直後に実行されるIPL(Initial Program Loader)が記録され、これが実行されることにより、DVD−ROMに記録されたプログラムをRAM 103に読み出してCPU 101による実行が開始される。また、ROM 102には、ゲーム装置100全体の動作制御に必要なオペレーティングシステムのプログラムや各種のデータが記録される。
RAM 103は、データやプログラムを一時的に記憶するためのもので、DVD−ROMから読み出したプログラムやデータ、その他ゲームの進行やチャット通信に必要なデータが保持される。
インターフェース104を介して接続されたコントローラ105は、ユーザがゲーム実行の際に行う操作入力を受け付ける。たとえば、コントローラ105は、操作入力に従って、文字列(メッセージ)等の入力を受け付ける。
インターフェース104を介して着脱自在に接続された外部メモリ106には、ゲームの進行状態を示すデータ、チャット通信のログ(記録)のデータなどが書き換え可能に記憶される。ユーザは、コントローラ105を介して指示入力を行うことにより、これらのデータを適宜外部メモリ106に記録することができる。
DVD−ROMドライブ107に装着されるDVD−ROMには、ゲームを実現するためのプログラムとゲームに付随する画像データや音声データが記録される。CPU 101の制御によって、DVD−ROMドライブ107は、これに装着されたDVD−ROMに対する読み出し処理を行って、必要なプログラムやデータを読み出し、これらはRAM 103等に一時的に記憶される。
画像処理部108は、DVD−ROMから読み出されたデータをCPU 101や画像処理部108が備える画像演算プロセッサ(図示せず)によって加工処理した後、これを画像処理部108が備えるフレームメモリ(図示せず)に記録する。フレームメモリに記録された画像情報は、所定の同期タイミングでビデオ信号に変換され画像処理部108に接続されるモニタ(図示せず)へ出力される。これにより、各種の画像表示が可能となる。
なお、画像演算プロセッサは、2次元の画像の重ね合わせ演算やαブレンディング等の透過演算、各種の飽和演算を高速に実行できる。
また、仮想3次元空間に配置され、各種のテクスチャ情報が付加されたポリゴン情報を、Zバッファ法によりレンダリングして、所定の視点位置から仮想3次元空間に配置されたポリゴンを俯瞰したレンダリング画像を得る演算の高速実行も可能である。
さらに、CPU 101と画像演算プロセッサが協調動作することにより、文字の形状を定義するフォント情報にしたがって、文字列を2次元画像としてフレームメモリへ描画したり、各ポリゴン表面へ描画することが可能である。フォント情報は、ROM 102に記録されているが、DVD−ROMに記録された専用のフォント情報を利用することも可能である。
音声処理部109は、DVD−ROMから読み出した音声データをアナログ音声信号に変換し、これに接続されたスピーカ(図示せず)から出力させる。また、CPU 101の制御の下、ゲームの進行の中で発生させるべき効果音や楽曲データを生成し、これに対応した音声をスピーカから出力させる。
NIC 110は、ゲーム装置100をインターネット等のコンピュータ通信網(図示せず)に接続するためのものであり、LAN(Local Area Network)を構成する際に用いられる10BASE−T/100BASE−T規格にしたがうものや、電話回線を用いてインターネットに接続するためのアナログモデム、ISDN(Integrated Services Digital Network)モデム、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)モデム、ケーブルテレビジョン回線を用いてインターネットに接続するためのケーブルモデム等と、これらとCPU 101との仲立ちを行うインターフェース(図示せず)により構成される。
このほか、ゲーム装置100は、ハードディスク等の大容量外部記憶装置を用いて、ROM 102、RAM 103、外部メモリ106、DVD−ROMドライブ107に装着されるDVD−ROM等と同じ機能を果たすように構成してもよい。
また、ユーザからの文字列の編集入力を受け付けるためのキーボードや、各種の位置の指定および選択入力を受け付けるためのマウスなどを接続する形態も採用することができる。
ネットワークゲームでは、このような一般的なコンピュータをゲーム専用機の代わりに利用することも多々あるが、以下では、注記しない限り、端末13について、図2に示したゲーム装置100により説明を加える。なお、ゲーム装置100の要素は必要に応じて、適宜、一般的なコンピュータの要素に置換することができ、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
また、認証サーバ11は、一般的なコンピュータ上に実現されるが、ゲーム装置100の群の中の所定のゲーム装置100を認証サーバ11として利用することも可能である。そして、認証サーバ11と一般的なコンピュータとは、その構成や機能に大きな相違はない。つまり、本発明のサーバ装置(認証サーバ11)を、ゲーム装置100にて実現することも可能である。
また、本実施形態のゲーム装置100にかえて、一般的なコンピュータ(汎用のパーソナルコンピュータ等)をノード機器として利用することもできる。たとえば、一般的なコンピュータは、上記ゲーム装置100と同様に、CPU、RAM、ROM、DVD−ROMドライブ、および、NICを備え、ゲーム装置100よりも簡易な機能を備えた画像処理部を備え、外部記憶装置としてハードディスクを有する他、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、磁気テープ等が利用できるようになっている。また、コントローラではなく、キーボードやマウスなどを入力装置として利用する。そして、ゲームプログラムをインストールした後に、そのプログラムを実行させると、端末13として機能する。
(認証サーバの概要構成)
図3は、本実施形態に係る認証サーバ11の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
認証サーバ11は、認証情報記憶部201と、ログイン情報受信部202と、ユーザ認証部203と、ログイン定員管理部204と、優先ユーザ情報記憶部205と、ログイン待ち時間送信部206と、ゲーム状況受信部207と、ゲーム状況記憶部208と、ログイン決定部209と、許可情報送信部210と、ネットワーク情報送信部211とを備える。
なお、上述したように、本発明のサーバ装置(認証サーバ11)を、ゲーム装置100にて実現することも可能であり、その場合、ゲーム装置100の構成と認証サーバ11の構成との対応は、一例として、以下のようになる。
まず、RAM 103等が、認証情報記憶部201、優先ユーザ情報記憶部205、及び、ゲーム状況記憶部208として機能しうる。
また、CPU101が、ユーザ認証部203、ログイン定員管理部204、及び、ログイン決定部209として機能しうる。
更に、NIC 110が、ログイン情報受信部202、ログイン待ち時間送信部206、ゲーム状況受信部207、許可情報送信部210、及び、ネットワーク情報送信部211として機能しうる。
以下、認証サーバ11の各構成について説明する。
まず、認証情報記憶部201は、端末13からログインしてくるユーザを認証するための認証情報を予め記憶する。
具体的に認証情報記憶部201は、図4に示すようなユーザID及びパスワード等からなる認証情報を記憶する。
なお、このようなユーザID及びパスワードは、事前に行われるユーザ情報の登録の際に設定されており、ログイン時に端末13から送られるログイン情報(ログイン情報中に含まれるユーザID及びパスワード)と比較される。
図3に戻って、ログイン情報受信部202は、端末13から送られるログイン情報を受信する。このログイン情報には、ユーザID及びパスワードが含まれている。
つまり、ユーザが操作する端末13からユーザID及びパスワードが含まれるログイン情報から送信され、ログイン情報受信部202がこのログイン情報を受信する。
ユーザ認証部203は、ログイン情報受信部202が受信したログイン情報と、認証情報記憶部201に記憶された認証情報とを適宜比較して、ユーザの認証を行う。
例えば、ユーザ認証部203は、ログイン情報に含まれるユーザID及びパスワードの組が、上述した図4に示す何れかのユーザID及びパスワードの組と一致するか否かを判別する。なお、一致しない場合には、認証サーバ11は、ユーザID又はパスワードが正しくない旨のエラー情報を、ユーザ端末13に返信する。
一方、ログイン情報のユーザID及びパスワードが、認証情報の何れかのユーザID及びパスワードの組に一致すると、ユーザ認証部203は、認証されたユーザID等をログイン定員管理部204に供給する。
ログイン定員管理部204は、ログインするユーザ(端末13)の定員を管理する。つまり、ゲームサーバ12にて同時期にプレイできるユーザ数の上限を超えないように、ログインを許可するユーザの定員を管理する。なお、この定員は、予め定められた規定値として固定してもよく、また、ゲームサーバ12の処理負荷状況等に応じて適宜変動させるようにしてもよい。更に、ログイン定員管理部204は、所定の計時部を参照することにより、現在時刻が得られるようになっている。
例えば、ログイン定員管理部204は、ゲーム状況記憶部208を参照して現在ログイン中(プレイ中)のユーザ数を取得する。また、優先ユーザ情報記憶部205を参照して現時点でログインを優先的に認め得るユーザ数(再ログイン時刻が経過している優先ユーザ数)を取得する。
そして、ログイン定員管理部204は、これらのユーザ数を勘案して、今回ログインしてきたユーザにログインを許可するかどうかを判別する。
具体的に、今回ログインしてきたユーザが優先ユーザ情報記憶部205に記憶されていた場合、つまり、ログイン待ち時間後にログインしてきたユーザである場合、ログイン定員管理部204は、現在ログイン中のユーザ数が定員に満たないことを確認した後に、認証されたユーザID等をログイン決定部209に供給する。なおその際、ログイン定員管理部204は、優先ユーザ情報記憶部205からログインを認めたユーザの情報を削除する。
また、今回ログインしてきたユーザが優先ユーザ情報記憶部205に記憶されていなかった場合、つまり、新たにログインしてきたユーザである場合、ログイン定員管理部204は、現在ログイン中のユーザ数に、現時点で優先させるユーザ数を加えても定員未満である場合に限り、認証されたユーザID等をログイン決定部209に供給する。
一方、定員を超える場合に、ログイン定員管理部204は、ゲーム状況記憶部208に記憶される情報等に基づいてログイン待ち時間を算定する。
例えば、ログイン定員管理部204は、ゲーム状況記憶部208を参照し、後述する各ユーザのゲーム終了予定時刻から現時点以降の(未来の)ログイン中のユーザ数を、時系列(例えば、5分単位)に順次求める。また、優先ユーザ情報記憶部205を参照し、現時点以降に優先させるユーザ数を、時系列(例えば、5分単位)に順次求める。そして、時系列順に、ログイン中のユーザ数と優先させるユーザ数とを加算し、定員に満たないユーザ数となる時刻までの時間を、ログイン待ち時間として算定する。
そして、ログイン定員管理部204は、算定したログイン待ち時間をログイン待ち時間送信部206に供給し、また、ユーザIDをログイン待ち時間と共に優先ユーザ情報記憶部205に格納する。
優先ユーザ情報記憶部205は、ログイン時に定員制限のためにログインが許可されなかったユーザの情報を、優先ユーザ情報として記憶する。
具体的に優先ユーザ情報記憶部205は、図5に示すような優先ユーザID及び再ログイン時刻等からなる優先ユーザ情報を記憶する。
なお、再ログイン時刻は、上述したログイン定員管理部204により算定されたログイン待ち時間が経過した後の時間帯(一例として10分間)が設定されている。つまり、この時間帯にそのユーザが再度ログインすれば、優先してログインが認められるようになっている。
図3に戻って、ログイン待ち時間送信部206は、定員制限のためにログインが許可されなかった端末13に、ログイン待ち時間を送信する。
つまり、定員を超えるログインがあった場合に、ログイン定員管理部204により算定されたログイン待ち時間を含む情報を、ログインしてきた端末13に返信する。
ゲーム状況受信部207は、ゲームサーバ12から送られるゲーム状況に関する情報を逐次受信する。このゲーム状況には、ゲームを開始したユーザの情報、及び、ゲームを終了したユーザの情報等が含まれている。
ゲーム状況記憶部208は、ゲーム状況受信部207が逐次受信したゲーム状況に基づいて、ゲームサーバ12にてプレイ中の各ユーザにおける現時点のゲーム状況を記憶する。
具体的にゲーム状況記憶部208は、図6に示すような各ユーザ(ユーザID)の現時点におけるゲーム状況を記憶する。つまり、各ユーザについて、ゲーム開始時刻、終了予定時刻、ゲーム終了時刻、及び、状態等の情報を記憶する。
なお、終了予定時刻は、例えば、予め求められた平均のゲーム所要時間(一例として1時間)に従って設定される。そのため、実際には、この終了予定時刻よりも早くゲームが終了する場合もあれば、終了予定時刻よりも遅くゲームが終了する場合もある。
そして、ゲームが終了すると、そのユーザの状態がプレイ中から終了に更新されるようになっている。
なお、ゲームが終了した時点で、そのユーザの情報をゲーム状況記憶部208から削除するようにしてもよい。
図3に戻って、ログイン決定部209は、定員に満たない状態が確認されると、認証されたユーザ(端末13)のログインを決定する。
つまり、ログイン決定部209は、ログイン定員管理部204からユーザID等が供給された場合に、そのユーザのログインを最終的に許可する。
許可情報送信部210は、ログイン決定部209がログインを決定したユーザの端末13に、許可情報を送信する。
例えば、許可情報送信部210は、ログインの許可情報を端末13に返信すると共に、端末13のアクセス先を認証サーバ11からゲームサーバ12に切り換える。一例として、ゲームサーバ12のアドレスにリダイレクトし、端末13からゲームサーバ12にアクセスできるようにする。
ネットワーク情報送信部211は、ログイン決定部209によりログインが決定された端末13のネットワーク情報等をゲームサーバ12に送信する。
例えば、ネットワーク情報送信部211は、ログインが決定された端末13のIPアドレス及びポート番号等のネットワーク情報を、ユーザIDと共に、ゲームサーバ12に送信する。
(ゲームサーバの概要構成)
図7は、本実施形態に係るゲームサーバ12の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
ゲームサーバ12は、ネットワーク情報受信部301と、登録部302と、ネットワーク情報記憶部303と、フィルタ部304と、ゲーム処理部305と、ゲーム状況送信部306と、ゲーム情報送信部307とを備える。
ネットワーク情報受信部301は、認証サーバ11から送られたネットワーク情報等を受信する。
つまり、ネットワーク情報受信部301は、認証サーバ11にてログインが決定されたユーザが使用する端末13のIPアドレス・ポート番号、及び、そのユーザのユーザIDを含む情報を受信する。
登録部302は、ネットワーク情報受信部301が受信したネットワーク情報等をネットワーク情報記憶部303に登録する。
例えば、登録部302は、ユーザIDとネットワーク情報とを対応付けてネットワーク情報記憶部303に記憶させる。
ネットワーク情報記憶部303は、登録部302により登録されたネットワーク情報等を記憶する。
例えば、ネットワーク情報記憶部303は、図8に示すようなユーザIDと、ネットワーク情報(IPアドレス及びポート番号等)とを対応付けた情報を記憶する。
なお、ユーザがゲームを終えてログアウトしたり、ゲームサーバ12からの応答要求に端末13が一定時間以上応答しなかった場合等には、ネットワーク情報記憶部303から対象のネットワーク情報等が適宜削除されるものとする。つまり、ネットワーク情報記憶部303には、現時点でプレイしている端末13のネットワーク情報等が記憶されるようになっている。
図7に戻って、フィルタ部304は、各端末13等から送られる情報を、ネットワーク情報記憶部303に記憶されたネットワーク情報等に基づいてフィルタリングする。
例えば、フィルタ部304は、上述した図8のような登録されたネットワーク情報(IPアドレス及びポート番号)がヘッダに付加された情報(パケット等)だけを中継し、ゲーム処理部305に供給する。つまり、登録されているネットワーク情報の送信元(ログインが許可されたユーザの端末13)から送られる情報の場合に、フィルタ部304は、その情報を通過させゲーム処理部305に供給する。
一方、登録されていないネットワーク情報の送信元から情報が送られた場合に、フィルタ部304は、その情報を通過させずにそのまま破棄する。
ゲーム処理部305は、フィルタ部304から供給された情報に応じて、所定のゲーム処理を行う。つまり、ログインが許可されたユーザの端末13から送られた指示情報等に応じて、そのユーザのオンラインゲームを進行させる(そのユーザのゲームを制御する)。
また、ゲーム処理部305は、そのユーザの端末13からログアウト指示等を受信すると、所定のログアウト処理をした後に、ネットワーク情報記憶部303から対象のユーザID及びネットワーク情報を削除する。
ゲーム状況送信部306は、ゲーム処理部305に制御され、各ユーザのゲーム状況等を、認証サーバ11に逐次送信する。
例えば、ゲーム状況送信部306は、ユーザがゲームを開始した際、ゲームを終了した際、及び、ゲーム終了前にログアウトや回線断した際に、そのユーザのゲーム状況を認証サーバ11に送信する。
ゲーム情報送信部307は、ゲーム処理部305に制御され、ゲーム処理等に応じて必要となるゲーム情報を対象の端末13に向けて送信する。
つまり、ゲーム情報送信部307は、ゲームの進行に伴って生成される種々のゲーム情報を、対象の端末13に適宜送信する。
(端末の概要構成)
図9は、本実施形態に係る端末13(上述のゲーム装置100)の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
端末13は、操作入力受付部401と、アクセス制御部402と、ログイン情報送信部403と、応答情報受信部404と、再ログイン時刻記憶部405と、応答情報生成部406と、表示画像生成部407とを備える。
操作入力受付部401は、ユーザから入力される種々の操作を受け付ける。
例えば、ログイン時に入力されるユーザID及びパスワード等を受け付ける。また、ログインが許可され、端末13がゲームサーバ12と接続した後では、操作入力受付部401は、ネットワークゲームにおいて必要な指示情報等を受け付けたり、ログアウトの指示等を受け付ける。
なお、コントローラ105がこのような操作入力受付部401として機能しうる。
アクセス制御部402は、ユーザのログイン操作により、操作入力受付部401がユーザID及びパスワードを受け付けると、認証サーバ11へのアクセスを制御する。なお、アクセス制御部402は、所定の計時部を参照することにより、現在時刻が得られるようになっている。
具体的にアクセス制御部402は、ユーザのログイン操作に応答して、再ログイン時刻記憶部405を参照し、再ログイン時刻が記憶されていない場合、又は、再ログイン時刻が記録されていても既にその時刻が経過している場合に、ログイン情報送信部403を制御し、認証サーバ11にログイン情報を送信させる。
一方、再ログイン時刻記憶部405に再ログイン時刻が記憶されており、未だその時刻が経過していない場合に、アクセス制御部402は、応答情報生成部406を制御し、応答情報を生成させる。つまり、ログイン待ち時間が未経過の場合では、ユーザによりログイン操作がなされても、認証サーバ11へログイン情報を送ることなく、端末13側で自ら応答情報を生成する。
また、アクセス制御部402は、応答情報受信部404が認証サーバ11から送られるログイン待ち時間を受信した場合に、このログイン待ち時間が経過した後の時間帯(一例として10分)を再ログイン時刻として、再ログイン時刻記憶部405に格納する。
なお、CPU 101が、このようなアクセス制御部402として機能しうる。
ログイン情報送信部403は、アクセス制御部402に制御され、ログイン情報を認証サーバ11に向けて送信する。
つまり、再ログイン時刻が記憶されていない場合や、記憶されていても既にその再ログイン時刻が経過している場合に、ログイン情報送信部403は、ユーザID及びパスワードを含んだログイン情報を、認証サーバ11に送信する。
なお、NIC 110が、このようなログイン情報送信部403として機能しうる。
応答情報受信部404は、ログイン情報送信部403によってログイン情報が認証サーバ11へ送信された場合に、認証サーバ11からの応答情報を受信する。
つまり、応答情報受信部404は、認証サーバ11から返信される許可情報(ログインが許可された場合)や、ログイン待ち時間(定員制限のためログインできなかった場合)等を受信する。
なお、NIC 110が、このような応答情報受信部404として機能しうる。
再ログイン時刻記憶部405は、認証サーバ11から送られたログイン待ち時間を、応答情報受信部404が受信した場合に、そのログイン待ち時間に基づく再ログイン時刻等を記憶する。
具体的に再ログイン時刻記憶部405は、図10に示すような再ログイン時刻及び通知区分等からなる情報を記憶する。この再ログイン時刻は、認証サーバ11から送られたログイン待ち時間が経過した後の時間帯(一例として10分)であり、上述した優先ユーザ情報記憶部205(認証サーバ11)に記憶される該当ユーザの再ログイン時刻と同じ値となる。また、通知区分は、再ログイン時刻になると(ログイン待ち時間が経過すると)、ユーザにその旨を通知するかどうかを規定する区分である。
なお、RAM 103等が、このような再ログイン時刻記憶部405として機能しうる。
応答情報生成部406は、アクセス制御部402に制御され、ログイン待ち時間中に、ユーザのログイン操作がなされた場合に、擬似的な応答情報を生成する。
例えば、再ログイン時刻記憶部405に再ログイン時刻が記憶されており、未だその時刻が経過していない場合に、応答情報生成部406は、あたかも認証サーバ11から送られたように応答情報(つまり、疑似応答情報)を生成する。
具体的に応答情報生成部406は、定員制限により現在ログインが受け付けられない旨や再ログイン時刻までの残り時刻を含む応答情報を生成する。
なお、CPU 101が、このような応答情報生成部406として機能しうる。
表示画像生成部407は、応答情報受信部404が受信した応答情報や、応答情報生成部406が生成した応答情報に基づいた表示画像を生成する。
例えば、表示画像生成部407は、認証サーバ11にてログインが許可された場合に、許可情報に基づいた表示画像を生成し、また、認証サーバ11にて定員制限によりログインが許可されなかった場合に、ログイン待ち時間に基づいた表示画像を生成し、更に、応答情報生成部406により応答情報が生成された場合に、その応答情報に基づいた表示画像を生成する。
なお、画像処理部108が、このような表示画像生成部407として機能しうる。
(動作の概要)
図11は、上述した構成の端末13にて実行されるログイン処理、および、認証サーバ11にて実行される認証処理の流れを示すフローチャートである。以下、この図11を参照して、ログイン時における端末13および認証サーバ11の動作について説明する。
まず、端末13は、ログイン操作を受け付ける(ステップS501)。つまり、操作入力受付部401は、ログイン時にユーザから入力されるユーザID及びパスワード等を受け付ける。
端末13は、再ログイン時刻があるか否かを判別する(ステップS502)。つまり、アクセス制御部402は、再ログイン時刻記憶部405を参照し、再ログイン時刻が記録されているかどうかを判別する。
端末13は、再ログイン時刻がないと判別すると(ステップS502;No)、後述するステップS504に処理を進める。
一方、再ログイン時刻があると判別した場合に(ステップS502;Yes)、端末13は、その時刻が経過済みか否かを判別する(ステップS503)。つまり、アクセス制御部402は、参照した再ログイン時刻と現在時刻とを比較し、経過済みかどうかを判別する。
端末13は、経過済みであると判別した場合(ステップS503;Yes)、又は、上述したステップS502にて再ログイン時刻がないと判別された場合に、ログイン情報を認証サーバ11に送信する(ステップS504)。つまり、ログイン情報送信部403は、ユーザID及びパスワードを含んだログイン情報を、認証サーバ11に送信する。
これに応答して、認証サーバ11は、端末13から送られたログイン情報を受信し、ユーザを認証する(ステップS601)。つまり、ユーザ認証部203は、ログイン情報受信部202が受信したログイン情報と、認証情報記憶部201に記憶された認証情報とを適宜比較して、ユーザの認証を行う。
なお、認証ができない場合に、認証サーバ11は、ユーザID又はパスワードが正しくない旨のエラー情報を、ユーザ端末13に返信する。
認証サーバ11は、ログインしてきたのが優先ユーザであるか否かを判別する(ステップS602)。つまり、ログイン定員管理部204は、ログイン情報のユーザIDが、優先ユーザ情報記憶部205に記憶されているかどうかを判別する。
認証サーバ11は、優先ユーザであると判別すると(ステップS602;Yes)、後述するステップS605に処理を進める。
一方、優先ユーザでないと判別した場合に(ステップS602;No)、認証サーバ11は、現時点のユーザ数を取得する(ステップS603)。つまり、ログイン定員管理部204は、ゲーム状況記憶部208及び、優先ユーザ情報記憶部205を参照して、現時点でログインできるユーザ数(ログイン中のユーザ数+ログインが認められる優先ユーザ数)を取得する。
認証サーバ11は、取得したユーザ数が、定員未満であるか否かを判別する(ステップS604)。つまり、ログイン定員管理部204は、ログインしてきたユーザが定員制限にかからずに、ログイン可能かどうかを判別する。
認証サーバ11は、定員未満であると判別すると(ステップS604;Yes)、ログインを決定し、許可情報を端末13に送信する(ステップS605)。つまり、許可情報送信部210は、ログイン決定部209がログインを決定したユーザの端末13に、許可情報を送信する。
認証サーバ11は、ネットワーク情報等をゲームサーバ12に送信する(ステップS606)。つまり、ネットワーク情報送信部211は、ログインが許可された端末13のIPアドレス及びポート番号等のネットワーク情報を、ユーザIDと共に、ゲームサーバ12に送信する。
そして、認証サーバ11は、端末13のアクセス先をゲームサーバ12にリダイレクトする(ステップS607)。つまり、許可情報送信部210は、今回ログインが許可された端末13のアクセス先を認証サーバ11からゲームサーバ12に切り換える。
また、上述したステップS604にて、定員以上であると判別された場合に(ステップS604;No)、認証サーバ11は、ログイン待ち時間を算定し、端末13に返信する(ステップS608)。
例えば、ログイン定員管理部204は、ゲーム状況記憶部208を参照し、各ユーザのゲーム終了予定時刻から現時点以降のログイン中のユーザ数を、時系列に順次求める。また、優先ユーザ情報記憶部205を参照し、現時点以降に優先させるユーザ数を、時系列に順次求める。そして、時系列順に、ログイン中のユーザ数と優先させるユーザ数とを加算し、定員に満たないユーザ数となる時刻までの時間を、ログイン待ち時間として算定する。
ログイン定員管理部204は、算定したログイン待ち時間を端末13に返信する。
そして、認証サーバ11は、今回のユーザを優先ユーザとして登録する(ステップS609)。つまり、ゲーム状況記憶部208は、ユーザIDとログイン待ち時間を優先ユーザ情報記憶部205に格納する。
また、上述したステップS504にてログイン情報を送信した端末13は、認証サーバ11から送られる応答情報を受信する(ステップS505)。つまり、応答情報受信部404は、認証サーバ11から返信される許可情報(ログインが許可された場合)又は、ログイン待ち時間(定員制限のためログインできなかった場合)を受信する。
端末13は、受信したのが許可情報であるか否かを判別する(ステップS506)。つまり、アクセス制御部402は、認証サーバ11にてログインが許可されたかどうかを判別する。
端末13は、受信したのが許可情報であると判別すると(ステップS506;Yes)、ゲームサーバ12に接続し、ゲームを開始する(ステップS507)。つまり、認証サーバ11にてリダイレクトされたゲームサーバ12に接続し、ネットワークゲームを開始する。
一方、受信したのが許可情報でない、つまり、ログイン待ち時間であると判別した場合に(ステップS506;No)、端末13は、再ログイン時刻を記憶する(ステップS508)。つまり、アクセス制御部402は、定員制限によりログインできなかったため、ログイン待ち時間が経過した後の時間帯を再ログイン時刻として、再ログイン時刻記憶部405に格納する。
なお、表示画像生成部407は、ログイン待ち時間等に基づいた表示画像を生成し、定員制限によりログインできなかったことや、待ち時間等を報知する。
そして、端末13は、一旦、ログイン処理を終了する。
また、上述したステップS503にて、再ログイン時刻が経過していないと判別された場合に(ステップS503;No)、端末13は、応答情報(疑似応答情報)を生成する(ステップS509)。つまり、応答情報生成部406は、あたかも認証サーバ11から送られたように、擬似的な応答情報を生成する。そして、表示画像生成部407は、この応答情報に基づいた表示画像を生成し、定員制限によりログインできなかったことや、残りの待ち時間等を報知する。
そして、端末13は、一旦、ログイン処理を終了する。
このように、認証サーバ11は、定員制限によりログインできない場合に、ログイン待ち時間を端末13に返信する。そして、端末13は、ログイン待ち時間を受信すると、この待ち時間が経過するまでは、ユーザがログイン操作を行っても、ログイン情報を認証サーバ11に送信せずに、自ら応答情報(疑似応答情報)を生成して処理を終える。つまり、待ち時間が経過していない状態では、認証サーバ11へログイン情報を送信することなく、擬似的な応答情報を表示して定員制限によりログインができない旨をユーザに報知する。そして、ユーザは、定員制限を理由に認証サーバ11によってログインが拒否されていると認識する。
そのため、ログイン待ち時間の経過を待ちきれずに、ユーザがログイン操作を行ったとしても、ログイン情報が認証サーバ11に送られないため、通信負荷や認証サーバ11の処理負荷を軽減することができる。
また、ログイン待ち時間が経過した後では、端末13は、通常通り、ログイン情報を認証サーバ11に送信する。その際、認証サーバ11では、優先ユーザとして扱われ、優先してログインできるようになる。
この結果、ログイン時の負荷を適切に軽減することができる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、認証サーバ11から送られたログイン待ち時間を受信した端末13は、この待ち時間が経過するまでは、ログイン情報を認証サーバ11に送信しないように制御している。つまり、端末13が正常な状態であれば、待ち時間が未経過の間、ユーザによるログイン操作がなされても、ログイン情報をサーバに送信しないことになる。
しかしながら、ログイン待ち時間が経過する前に、意図的にユーザが端末13からログイン情報を送信させてしまうことも考えられる。つまり、正当でない何らかの不正行為により、待ち時間中の端末13からログイン情報が送信されてしまうことも起こり得る。例えば、ログイン待ち時間を受信した端末13の電源を一旦落として再度電源を投入するなどして、再ログイン時刻記憶部405に記憶していた再ログイン時刻等を消去してしまうと、ログイン待ち時間が経過する前に、端末13からログイン情報が送信できてしまう。
そして、認証サーバ11では、待ち時間が経過した後の正当なログインと誤認し、優先してログインさせてしまう場合も起こり得る。
このような不正行為が行われ、ログインを許してしまうと、通信負荷の軽減や認証サーバ11の処理負荷の軽減が不十分なものとなってしまうだけでなく、著しく不公平であり、また、ログイン定員の管理に矛盾が生じてしまい、正当な優先ユーザがログインできない事態も生じ得る。
そのため、このような不正行為を抑制できる他の実施形態について、以下、図12を参照して説明する。
図12は、本発明の他の実施形態に係る認証サーバ21の概要構成を示す模式図である。以下、本図を参照して説明する。
認証サーバ21は、認証情報記憶部201と、ログイン情報受信部202と、ユーザ認証部203と、ログイン定員管理部204と、優先ユーザ情報記憶部205と、ログイン待ち時間送信部206と、ゲーム状況受信部207と、ゲーム状況記憶部208と、ログイン決定部209と、許可情報送信部210と、ネットワーク情報送信部211と、不正ログイン判定部221とを備える。
この認証サーバ21は、上述した図3の認証サーバ11の構成に、不正ログイン判定部221を加えたものとなっている。つまり、認証情報記憶部201〜ネットワーク情報送信部211の構成は、上述した認証サーバ11と同等である。
不正ログイン判定部221は、ユーザ認証部203により認証されたユーザID等を取得すると、そのユーザIDの優先ユーザが不正なログインを行っていないかどうかを判別する。
具体的に不正ログイン判定部221は、今回ログインしてきたユーザが優先ユーザ情報記憶部205に記憶されていた場合に、そのユーザ(優先ユーザID)の再ログイン時刻が経過しているかどうかに従って、不正なログインであるか否かを判別する。つまり、端末13が正常な状態であれば、待ち時間が経過するまでは、ログイン情報が送信されないようになっている。しかしながら、正当でない何らかの手法により、待ち時間が未経過の状態で異常なログイン情報が送られることも起こり得る。そのため、再ログイン時刻がまだ経過していないにも拘わらず、ログインしてきた場合に、不正ログイン判定部221は、不正なログインであると判別する。
なお、今回ログインしてきたユーザが優先ユーザ情報記憶部205に記憶されていない場合や、記憶されていても再ログイン時刻が経過している場合には、不正ログイン判定部221は、正当なログインであると判別し、そのままログインID等をログイン定員管理部204に供給する。
一方、不正なログインであると判別した場合に、不正ログイン判定部221は、当然にログインを認めないだけでなく、再ログイン時刻を延長させる。例えば、不正ログイン判定部221は、そのユーザに設定されていた再ログイン時刻をよりも一定時間以上遅くなるように、ログイン待ち時間を求め直す。そして、求め直したログイン待ち時間により延長させた再ログイン時刻を優先ユーザ情報記憶部205に更新する。
そして、不正ログイン判定部221は、ログイン待ち時間送信部206を制御して、求め直したログイン待ち時間を端末13に再送信する。
このように、不正ログイン判定部221により、不正なログインが判別されると、当然にログインできないだけでなく、そのユーザ(端末13)の再ログイン時刻が延長されることになる。このため、不正なログインを試みても、不利益を被るだけで、何の利益も得られないことになり、不正なログインが自然と抑制されることになる。
この場合も、通信負荷や認証サーバ21の処理負荷を軽減することができる。
上記の他の実施形態では、不正ログイン判定部221が、再ログイン時刻がまだ経過していないにも拘わらず、ログインしてきた場合に、不正なログインであると判別しているが、ユーザが意図せずにそのような状況になることも起こり得る。例えば、端末13の電源が意図せずに落ちてしまい、再起動後のログインについて、不正なログインと判断されるような場合である。
このような場合に、再ログイン時刻が延長されるのは、ユーザにとって酷であるため、例えば、初回だけは、不正ログイン判定部221が不正ログインと判定しないようにしてもよい。
具体的には、不正ログイン判定部221は、再ログイン時刻がまだ経過していないにも拘わらず、ログインしてきた場合でも、初回に限り、再ログイン時刻を延長せずに、現在の再ログイン時刻をそのまま端末13に再送するようにしてもよい。
なお、不正ログイン判定部221は、優先ユーザ情報記憶部205におけるそのユーザの情報に区分等を格納し、2回目以降であれば不正ログインであることが判別できるようにする。そして、同じユーザが、再ログイン時刻の経過前に2回目以降のログインをしてきた場合に、不正ログイン判定部221は、不正ログインと判定し、上記と同様に再ログイン時刻を延長させる。
上記の実施形態では、端末13が認証サーバ11,21を介してゲームサーバ12にログインする場合について説明したが、このようなゲームサーバ12に限らず他のコンテンツサーバ等にログインする場合にも、適宜適用可能である。
以上説明したように、本発明によれば、ログイン時の負荷を適切に軽減することができる。
本実施形態のネットワークシステムの概要構成を示す模式図である。 本実施形態のゲーム装置の概要構成を示す模式図である。 認証サーバの概要構成の一例を示す模式図である。 認証情報記憶部に記憶される情報の一例を示す模式図である。 優先ユーザ情報記憶部に記憶される情報の一例を示す模式図である。 ゲーム状況記憶部に記憶される情報の一例を示す模式図である。 ゲームサーバの概要構成の一例を示す模式図である。 ネットワーク情報記憶部に記憶される情報の一例を示す模式図である。 端末の概要構成の一例を示す模式図である。 再ログイン時刻記憶部に記憶される情報の一例を示す模式図である。 端末にて実行されるログイン処理、及び、認証サーバにて実行される認証処理を説明するためのフローチャートである。 他の実施形態に係る認証サーバの概要構成の一例を示す模式図である。
符号の説明
11,21 認証サーバ
12 ゲームサーバ
13 端末
100 ゲーム装置
101 CPU
102 ROM
103 RAM
104 インターフェース
105 コントローラ
106 外部メモリ
107 DVD−ROMドライブ
108 画像処理部
109 音声処理部
110 NIC
201 認証情報記憶部
202 ログイン情報受信部
203 ユーザ認証部
204 ログイン定員管理部
205 優先ユーザ情報記憶部
206 ログイン待ち時間送信部
207 ゲーム状況受信部
208 ゲーム状況記憶部
209 ログイン決定部
210 許可情報送信部
211 ネットワーク情報送信部
221 不正ログイン判定部
301 ネットワーク情報受信部
302 登録部
303 ネットワーク情報記憶部
304 フィルタ部
305 ゲーム処理部
306 ゲーム状況送信部
307 ゲーム情報送信部
401 操作入力受付部
402 アクセス制御部
403 ログイン情報送信部
404 応答情報受信部
405 再ログイン時刻記憶部
406 応答情報生成部
407 表示画像生成部

Claims (11)

  1. サーバ装置と、複数の端末とがネットワークを介して接続されたネットワークシステムであって、
    前記サーバ装置は、
    ログインが認められるユーザ数を管理する管理部と、
    前記端末から送られるログイン情報を受信するログイン情報受信部と、
    前記ログイン情報受信部がログイン情報を受信した際に、前記管理部に管理されるユーザ数に基づいて、ログインを認めるか否かを決定する決定部と、
    前記決定部によりログインが認められなかった場合に、再ログインのための待ち時間を前記端末に送信する待ち時間送信部と
    前記待ち時間送信部が待ち時間を送信した前記端末から、当該待ち時間が経過する前に異常なログイン情報が送られた場合に、不正ログインとして判別する不正ログイン判別部と、を備え、
    前記各端末のそれぞれは、
    ログイン情報を前記サーバ装置に送信するログイン情報送信部と、
    前記サーバ装置から送られ得る待ち時間を受信する待ち時間受信部と、
    ユーザによるログインの指示操作を受け付ける操作受付部と、
    前記操作受付部が指示操作を受け付けると、前記待ち時間受信部が待ち時間を受信しており、かつ、当該待ち時間が経過していない場合に、前記ログイン情報送信部によるログイン情報の送信を停止させるログイン制御部と、を備え、
    前記待ち時間送信部は、前記不正ログイン判別部が不正ログインを判別すると、延長した待ち時間を前記端末に再送する、
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  2. 請求項1に記載のネットワークシステムであって、
    前記サーバ装置は、
    前記待ち時間送信部が待ち時間を送信した前記端末のユーザを優先ユーザとして記憶する優先ユーザ記憶部を更に備え、
    前記決定部は、ログイン情報を受信した前記端末のユーザが前記優先ユーザ記憶部に記憶されており、かつ、前記不正ログイン判別部が不正ログインを判別していない場合に、優先的にログインを認める決定を行う、
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  3. サーバ装置と、複数の端末とがネットワークを介して接続されたネットワークシステムであって、
    前記サーバ装置は、
    ログインが認められるユーザ数を管理する管理部と、
    前記端末から送られるログイン情報を受信するログイン情報受信部と、
    前記ログイン情報受信部がログイン情報を受信した際に、前記管理部に管理されるユーザ数に基づいて、ログインを認めるか否かを決定する決定部と、
    前記決定部によりログインが認められなかった場合に、再ログインのための待ち時間を前記端末に送信する待ち時間送信部と、
    前記待ち時間送信部が送信した待ち時間の経過後時刻となる再ログイン時刻を、前記端末のユーザに対応付けて記憶する記憶部と、
    前記待ち時間送信部が待ち時間を送信した前記端末から、前記記憶部に記憶されている前記再ログイン時刻より前に異常なログイン情報が送られた場合に、不正ログインとして判別する不正ログイン判別部と、を備え、
    前記各端末のそれぞれは、
    ログイン情報を前記サーバ装置に送信するログイン情報送信部と、
    前記サーバ装置から送られ得る待ち時間を受信する待ち時間受信部と、
    ユーザによるログインの指示操作を受け付ける操作受付部と、
    前記操作受付部が指示操作を受け付けると、前記待ち時間受信部が待ち時間を受信しており、かつ、当該待ち時間が経過していない場合に、前記ログイン情報送信部によるログイン情報の送信を停止させるログイン制御部と、を備え、
    前記不正ログイン判別部が不正ログインを判別した場合に、前記待ち時間送信部は、一定時間以上延長した待ち時間を前記端末に再送し、前記不正ログイン判別部は、当該延長した待ち時間に応じて、前記記憶部の再ログイン時刻を更新し、
    前記不正ログイン判別部が不正ログインを判別しなかった場合に、前記決定部は、前記記憶部に記憶されているユーザについて、優先的にログインを認める決定を行う、
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  4. 請求項1乃至3の何れか1項に記載のネットワークシステムであって、
    前記端末は、
    前記サーバ装置から返信される応答情報と同等となる疑似応答情報を生成する疑似応答情報生成部を更に備え、
    前記疑似応答情報生成部は、前記待ち時間受信部が受信した待ち時間が経過していない間に、前記操作受付部が指示操作を受け付けた場合に、当該疑似応答情報を生成する、
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  5. 複数の端末からそれぞれログインを要求されるサーバ装置であって、
    ログインが認められるユーザ数を管理する管理部と、
    前記端末から送られるログイン情報を受信するログイン情報受信部と、
    前記ログイン情報受信部がログイン情報を受信した際に、前記管理部に管理されるユーザ数に基づいて、ログインを認めるか否かを決定する決定部と、
    前記決定部によりログインが認められなかった場合に、再ログインのための待ち時間を前記端末に送信する待ち時間送信部と、
    前記待ち時間送信部が待ち時間を送信した前記端末から、当該待ち時間が経過する前に異常なログイン情報が送られた場合に、不正ログインとして判別する不正ログイン判別部と、を備え
    前記待ち時間送信部は、前記不正ログイン判別部が不正ログインを判別すると、延長した待ち時間を前記端末に再送する、
    とを特徴とするサーバ装置。
  6. 請求項5に記載のサーバ装置であって、
    前記待ち時間送信部が待ち時間を送信した前記端末のユーザを優先ユーザとして記憶する優先ユーザ記憶部を更に備え、
    前記決定部は、ログイン情報を受信した前記端末のユーザが前記優先ユーザ記憶部に記憶されており、かつ、前記不正ログイン判別部が不正ログインを判別していない場合に、優先的にログインを認める決定を行う、
    ことを特徴とするサーバ装置。
  7. 複数の端末からそれぞれログインを要求されるサーバ装置であって、
    ログインが認められるユーザ数を管理する管理部と、
    前記端末から送られるログイン情報を受信するログイン情報受信部と、
    前記ログイン情報受信部がログイン情報を受信した際に、前記管理部に管理されるユーザ数に基づいて、ログインを認めるか否かを決定する決定部と、
    前記決定部によりログインが認められなかった場合に、再ログインのための待ち時間を前記端末に送信する待ち時間送信部と、
    前記待ち時間送信部が送信した待ち時間の経過後時刻となる再ログイン時刻を、前記端末のユーザに対応付けて記憶する記憶部と、
    前記待ち時間送信部が待ち時間を送信した前記端末から、前記記憶部に記憶されている前記再ログイン時刻より前に異常なログイン情報が送られた場合に、不正ログインとして判別する不正ログイン判別部と、を備え、
    前記不正ログイン判別部が不正ログインを判別した場合に、前記待ち時間送信部は、一定時間以上延長した待ち時間を前記端末に再送し、前記不正ログイン判別部は、当該延長した待ち時間に応じて、前記記憶部の再ログイン時刻を更新し、
    前記不正ログイン判別部が不正ログインを判別しなかった場合に、前記決定部は、前記記憶部に記憶されているユーザについて、優先的にログインを認める決定を行う、
    ことを特徴とするサーバ装置。
  8. サーバ装置と、複数の端末とがネットワークを介して接続されたネットワークシステムにおける負荷軽減方法であって、
    前記サーバ装置が行う、ログインが認められるユーザ数を管理する管理ステップと、
    前記サーバ装置が行う、前記端末から送られるログイン情報を受信するログイン情報受信ステップと、
    前記サーバ装置が行う、前記ログイン情報受信ステップにてログイン情報を受信した際に、前記管理ステップにて管理されるユーザ数に基づいて、ログインを認めるか否かを決定する決定ステップと、
    前記サーバ装置が行う、前記決定ステップにてログインが認められなかった場合に、再ログインのための待ち時間を前記端末に送信する待ち時間送信ステップと、
    前記各端末のそれぞれが行う、ログイン情報を前記サーバ装置に送信するログイン情報送信ステップと、
    前記各端末のそれぞれが行う、前記サーバ装置から送られ得る待ち時間を受信する待ち時間受信ステップと、
    前記各端末のそれぞれが行う、ユーザによるログインの指示操作を受け付ける操作受付ステップと、
    前記各端末のそれぞれが行う、前記操作受付ステップにて指示操作を受け付けると、前記待ち時間受信ステップにて待ち時間を受信しており、かつ、当該待ち時間が経過していない場合に、前記ログイン情報送信ステップによるログイン情報の送信を停止させるログイン制御ステップと、
    前記サーバ装置が行う、前記待ち時間送信ステップが待ち時間を送信した前記端末から、当該待ち時間が経過する前に異常なログイン情報が送られた場合に、不正ログインとして判別する不正ログイン判別ステップと、を備え、
    前記待ち時間送信ステップは、前記不正ログイン判別ステップが不正ログインを判別すると、延長した待ち時間を前記端末に再送する、
    ことを特徴とする負荷軽減方法。
  9. サーバ装置と、複数の端末とがネットワークを介して接続されたネットワークシステムにおける負荷軽減方法であって、
    前記サーバ装置が行う、ログインが認められるユーザ数を管理する管理ステップと、
    前記サーバ装置が行う、前記端末から送られるログイン情報を受信するログイン情報受信ステップと、
    前記サーバ装置が行う、前記ログイン情報受信ステップにてログイン情報を受信した際に、前記管理ステップにて管理されるユーザ数に基づいて、ログインを認めるか否かを決定する決定ステップと、
    前記サーバ装置が行う、前記決定ステップにてログインが認められなかった場合に、再ログインのための待ち時間を前記端末に送信する待ち時間送信ステップと、
    前記サーバ装置が行う、前記待ち時間送信ステップが送信した待ち時間の経過後時刻となる再ログイン時刻を、前記端末のユーザに対応付けて所定の記憶部に格納する格納ステップと、
    前記各端末のそれぞれが行う、ログイン情報を前記サーバ装置に送信するログイン情報送信ステップと、
    前記各端末のそれぞれが行う、前記サーバ装置から送られ得る待ち時間を受信する待ち時間受信ステップと、
    前記各端末のそれぞれが行う、ユーザによるログインの指示操作を受け付ける操作受付ステップと、
    前記各端末のそれぞれが行う、前記操作受付ステップにて指示操作を受け付けると、前記待ち時間受信ステップにて待ち時間を受信しており、かつ、当該待ち時間が経過していない場合に、前記ログイン情報送信ステップによるログイン情報の送信を停止させるログイン制御ステップと、
    前記サーバ装置が行う、前記待ち時間送信ステップが待ち時間を送信した前記端末から、前記記憶部に記憶されている前記再ログイン時刻より前に異常なログイン情報が送られた場合に、不正ログインとして判別する不正ログイン判別ステップと、を備え、
    前記不正ログイン判別ステップが不正ログインを判別した場合に、前記待ち時間送信ステップは、一定時間以上延長した待ち時間を前記端末に再送し、前記不正ログイン判別ステップは、当該延長した待ち時間に応じて、前記記憶部の再ログイン時刻を更新し、
    前記不正ログイン判別ステップが不正ログインを判別しなかった場合に、前記決定ステップは、前記記憶部に記憶されているユーザについて、優先的にログインを認める決定を行う、
    ことを特徴とする負荷軽減方法。
  10. 複数の端末からそれぞれログインを要求されるコンピュータを、
    ログインが認められるユーザ数を管理する管理部、
    前記端末から送られるログイン情報を受信するログイン情報受信部、
    前記ログイン情報受信部がログイン情報を受信した際に、前記管理部に管理されるユーザ数に基づいて、ログインを認めるか否かを決定する決定部、
    前記決定部によりログインが認められなかった場合に、再ログインのための待ち時間を前記端末に送信する待ち時間送信部、
    前記待ち時間送信部が待ち時間を送信した前記端末から、当該待ち時間が経過する前に異常なログイン情報が送られた場合に、不正ログインとして判別する不正ログイン判別部、として機能させ、
    前記待ち時間送信部は、前記不正ログイン判別部が不正ログインを判別すると、延長した待ち時間を前記端末に再送する、ように機能させることを特徴とするプログラム。
  11. 複数の端末からそれぞれログインを要求されるコンピュータを、
    ログインが認められるユーザ数を管理する管理部、
    前記端末から送られるログイン情報を受信するログイン情報受信部、
    前記ログイン情報受信部がログイン情報を受信した際に、前記管理部に管理されるユーザ数に基づいて、ログインを認めるか否かを決定する決定部、
    前記決定部によりログインが認められなかった場合に、再ログインのための待ち時間を前記端末に送信する待ち時間送信部、
    前記待ち時間送信部が送信した待ち時間の経過後時刻となる再ログイン時刻を、前記端末のユーザに対応付けて記憶する記憶部、
    前記待ち時間送信部が待ち時間を送信した前記端末から、前記記憶部に記憶されている前記再ログイン時刻より前に異常なログイン情報が送られた場合に、不正ログインとして判別する不正ログイン判別部、として機能させ、
    前記不正ログイン判別部が不正ログインを判別した場合に、前記待ち時間送信部は、一定時間以上延長した待ち時間を前記端末に再送し、前記不正ログイン判別部は、当該延長した待ち時間に応じて、前記記憶部の再ログイン時刻を更新し、
    前記不正ログイン判別部が不正ログインを判別しなかった場合に、前記決定部は、前記記憶部に記憶されているユーザについて、優先的にログインを認める決定を行う、ように機能させることを特徴とするプログラム。
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