JP4785239B2 - 折り畳み椅子 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、オフィス等で好適に利用される折り畳み椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の折り畳み椅子としては、従来、前後脚フレームと座とを具備してなり、前記前脚フレーム・後脚フレーム・座の相対回転によって使用状態から前記前脚フレームと後脚フレームとが略面一をなす折り畳み状態に折り畳めるように構成されているものがある。前記前後脚フレームは、具体的には、金属製の丸パイプを略U字形に成形して構成されており、使用状態では、当該前後脚フレームの水平方向に沿って位置するベース杆が床面と略平行な方向に沿って配置されるとともに、左右起立部が、床面に対して所定角度傾斜して起立するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような構成の折り畳み椅子は、非使用時には、略平面的に折り畳んで積み重ねることができるため、折り畳みのできない他の椅子と比べて収納スペースが少なくて済むという利点はあるものの、金属製の丸パイプである前脚フレームや後脚フレームは、積み重ねられた場合に相互に接触していても滑り易く、多数積み重ねると位置ずれが生じて崩れてしまう恐れがある。
【0004】
ところで、前記前脚フレームや後脚フレームのベース杆には、合成樹脂等により形成された滑動防止部材が取り付けてある場合が少なくないが、これら従来の滑動防止部材は、使用状態での椅子の安定のみを考慮して作られているものであり、ベース杆を包み込んで保持するような円筒体状をなしている。そのため、このような滑動防止部材が取り付けてある場合でも、折り畳んで積み上げた場合には、滑動防止部材の外周面同士が当たるだけであり、積み重ねた際には滑動を防止するようには機能せず、位置ずれや崩壊を招きやすいという問題がある。
【0005】
さらに、この種の椅子は、使用状態において前後脚フレームの左右起立部が床面に対してそれぞれ所定角度傾斜して起立しており、前記滑動防止部材は、これら左右起立部の延出方向に略沿って設けてある。しかしながら、利用者がこの椅子に着座することによりかかる荷重方向は、鉛直方向に略沿ったものであるため、前記滑動防止部材で椅子にかかる荷重を適正に支持できない恐れや滑動を適正に防止できない恐れがある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の問題点を解決するために、本発明は、使用状態で床面に対して略平行に位置するベース杆及び使用状態で前記床面に対して所定角度傾斜して起立する左右起立部を具備してなる略U字形状の第1、第2の脚フレームと、座とを少なくとも具備してなり、前記第1、第2の脚フレームの少なくとも何れか一方の脚フレームが、左右起立部の延出方向を床面に対して所定角度傾斜させて起立する使用状態と、前記第1、第2の脚フレームと座とを略平面的となるように折り畳む折り畳み状態とを取り得る折り畳み椅子において、少なくとも前記一方の脚フレームの左右起立部の下端部近傍に床面との滑りを防止する滑動防止部を対をなして設け、この滑動防止部が、使用状態において、前記床面に対して略鉛直方向に沿って起立するとともに巾方向に沿って延出する一対の対向する前後起立面を有しており、これら前後起立面の外方端側が、巾方向に対して湾曲しながら所定角度をなすように傾斜した前後湾曲傾斜面と、これら前後湾曲傾斜面同士を繋ぐ外方端面とを備えている。
【0007】
このような構成のものであると、使用状態では、前記滑動防止部が、略鉛直方向に沿って起立するため、当該滑動防止部の圧縮方向と椅子にかかる荷重方向が略一致することとなり、安定的な支持状態や床面に対する適正な滑動防止を図ることが可能となる。また、前述したように、その延出方向を床面に対して傾斜させた脚フレームに前記滑動防止部を床面に対して略鉛直方向に起立させて設けているので、結果的に、この滑動防止部は、脚フレームの延出方向に対して所定角度をなして設けてあることになる。そのため、折り畳み状態において、前記滑動防止部は、脚フレームの延出方向に対して所定角度傾斜した状態で位置する、すなわち、前記第1、第2の脚フレームと座とが存在する仮想平面に対して所定角度をなして滑動防止部の延出方向が傾斜することになり、複数の椅子を積み重ねた場合に、当該滑動防止部が、隣接する椅子同士が脚フレームの延出方向に沿って相対移動することを禁止する移動禁止部として機能することになる。したがって、この滑動防止部により、多数の椅子を積み重ねた場合にも、位置ずれが生じることや積み重ね状態が崩壊することを有効に防止することが可能となる。しかも、前述したように滑動防止部が脚フレームに対して所定角度をなして傾斜しているので、係り合い部を設ける等の複雑な加工を施さずとも、隣接する椅子の滑動防止部同士を突き当てるだけで椅子同士の相対移動を有効に禁止することが可能となる。このように、本発明では、滑動防止部の脚フレームに対する設置方向を工夫することにより、簡単な構成で、使用状態での安定支持と、折り畳み状態で積み重ねた場合の位置ずれや崩壊を有効に防止することが可能となる。なお、ここでいうところの所定角度をなす、所定角度傾斜しているとは、滑動防止部が脚フレームの延出方向に対して略平行、すなわち180度をなすように設けてある場合は含めないものである。
【0008】
本発明の他の態様としては、使用状態で床面に対して略平行に位置するベース杆及び使用状態で前記床面に対して所定角度傾斜して起立する左右起立部を具備してなる略U字形状の第1、第2の脚フレームと、座とを少なくとも具備してなり、使用状態と、前記第1、第2の脚フレームと座とを略平面的となるように折り畳む折り畳み状態とを取り得るように構成している折り畳み椅子において、前記第1、第2の脚フレームの少なくとも何れか一方の脚フレームの左右起立部の下端部近傍に床面との滑りを防止する滑動防止部を対をなして設け、この滑動防止部が、前記脚フレームの延出方向に対して所定角度をなすように延出して設けてあり、巾方向に沿って延出する一対の対向する前後起立面を有しており、これら前後起立面の外方端側が、巾方向に対して湾曲しながら所定角度をなすように傾斜した前後湾曲傾斜面と、これら前後湾曲傾斜面同士を繋ぐ外方端面とを備えているものが挙げられる。なお、ここでいうところの所定角度をなすとは、滑動防止部が脚フレームの延出方向に対して略平行、すなわち180度をなすように設けてある場合は含めないものである。このような構成であるならば、折り畳み状態では、前記第1、第2の脚フレームと座とが存在する仮想平面に対して所定角度をなして滑動防止部の延出方向が傾斜することになり、折り畳み状態で複数の椅子を積み重ねた場合に、前記滑動防止部が、隣接する椅子同士が脚フレームの延出方向に沿って相対移動することを禁止する移動禁止部として機能することになる。したがって、多数の椅子を積み重ねた場合にも、位置ずれが生じることや積み重ね状態が崩壊することを有効に防止することが可能となる。しかも、前述したように滑動防止部が脚フレームに対して所定角度をなして傾斜しているので、係り合い部を設ける等の複雑な加工を施さずとも、隣接する椅子の滑動防止部同士を突き当てるだけで椅子同士の相対移動を有効に禁止することが可能となる。
【0009】
この場合に、使用状態での安定的な支持状態や床面に対する適正な滑動防止を図ることを可能とするには、滑動防止部が、使用状態において、その起立方向が略鉛直方向に沿ったものとなるように前記脚フレームに設けてあることが望ましい。
【0011】
前記滑動防止部により直交する2方向すなわち椅子の巾方向及び奥行方向への相対移動を禁止するには、滑動防止部が、折り畳み状態で複数の椅子を積み重ねた場合に、折り畳み状態で座と第1、第2の脚フレームが存在する仮想平面において隣接する椅子同士の前記脚フレームの延出方向と略直交する方向への相対移動を禁止する移動禁止部を具備していることが望ましい。
【0012】
使用状態でビス等の取付具に無理な荷重がかかることを有効に防止するには、滑動防止部が、使用状態においてその軸心方向を鉛直方向に略沿って取り付けたビス等の取付具を利用して前記脚フレームに取り付けてあることが望ましい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
【0014】
本実施の形態の折り畳み椅子1は、図1に示すように、座4の後端部側を第一軸pを介して正逆方向に回転可能に支持する第1の脚フレームたる前脚フレーム2と、前記前脚フレーム2の内側に第三軸rを介して回転可能に取り付けてなるとともに座4の前端部側を第二軸qを介して正逆方向に回転可能に支持する第2の脚フレームたる後脚フレーム3とを具備してなるもの、すなわち、前脚フレーム2・後脚フレーム3・座4とを第一軸p・第二軸q・第三軸rを介してそれぞれ正逆方向に回転可能に連結したもので、図2中実線に示す座4が略水平状態となる使用状態Pから、前脚フレーム2の内側面と後脚フレーム3の外側面とが対向する位置で前脚フレーム2と後脚フレーム3とが略平面的に折り畳まれる図2中想像線に示す折り畳み状態Qに折り畳めるよう構成したものである。なお、この折り畳み椅子1は、折り畳み状態Qでは、図3に示すように、他の同一形状の折り畳み椅子1とともに、前面側を下として上下方向に積み上げることができるものである。
【0015】
前脚フレーム2は、スチール製の丸パイプ部材を略U字形状に折り曲げ成形したもので、上端部に背もたれ6を有している。この前脚フレーム2は、具体的には、使用状態Pで床面Fに対して略平行に位置するベース杆21と、使用状態Pで前記床面Fに対して所定角度傾斜して起立する左右起立部22とを具備してなる。
【0016】
後脚フレーム3は、前記前脚フレーム2と同様に、スチール製の丸パイプ部材を略U字形状に折り曲げ成形したもので、前記前脚フレーム2の内側に側面視X字形状となるように交差させて第三軸rを介して前記前脚フレーム2に対して相対的に回転可能となるように連結している。この後脚フレーム3も前記前脚フレーム2と同様に、使用状態Pで床面Fに対して略平行に位置するベース杆31と、
使用状態Pで前記床面Fに対して所定角度傾斜して起立する左右起立部32とを具備してなる。なお、本実施の形態では、前脚フレーム2に対して後脚フレーム3を回転可能に支持する前記第三軸rを具備する回転支持体5を前記後脚フレーム3の外側にスライド移動可能に取り付けることにより、使用状態Pと折り畳み状態Qとの間で座4、前後脚フレーム2、3を回転させる場合に生じる後脚フレーム3と座4の回転中心と前脚フレーム2と後脚フレーム3の回転中心との間の離間距離の変位を吸収するようにしている。そして、折り畳み状態Qでは、図3に示すように、前脚フレーム2の内側に後脚フレーム3が収容されて折り畳まれることになる。
【0017】
座4は、図1に示すように、中央に開口を有してなる平面視略ロ字形状の座枠部41と、この座枠部41の開口内に張った状態で取り付けてなるネット状の張地42とを具備してなるものであり、この張地42の張力を利用してクッション性を確保するようにしている。
【0018】
このような構成のものにおいて、本実施の形態では、前記前後脚フレーム2、3のベース杆21、31に、床面Fに対する滑動を防止するための滑動防止部たる滑動防止部材7、8を取り付けるようにしている。そして、特に、前脚フレーム2のベース杆21に取り付けた滑動防止部材7が、図2に示すように、使用状態Pにおいて、前記床面Fに対して略鉛直方向に沿って起立するとともに、図3に示すように、折り畳み状態Qにおいて、前記前脚フレーム2の左右起立部22の延出方向bに対して所定角度傾斜して位置し、複数の椅子1を積み重ねた際に、隣接する椅子1同士の脚フレーム2の延出方向bすなわち奥行方向に対する相対移動を禁止するように構成されている。
【0019】
なお、後脚フレーム3のベース杆31に取り付けた滑動防止部材8は、使用状態Pにおいて、前記後脚フレーム3の左右起立部32の延出方向に略沿って設けた略円筒体状のものであり、周知の滑動防止部材と略同様の構成を有するものであるため、詳しい説明を省略する。
【0020】
以下、滑動防止部材7について詳述する。
【0021】
滑動防止部材7は、図4〜図7に示すように、合成樹脂製のもので、前記前脚フレーム2のベース杆21の巾方向に沿って対をなして取り付けてある。前述したように、この滑動防止部材7は、図2及び図5に示す使用状態Pにおいて、前記床面Fに対して略鉛直方向に沿って起立するとともに、図3及び図6に示す折り畳み状態Qにおいて、前記前脚フレーム2の左右起立部22の延出方向bに対して所定角度傾斜して位置するものである。すなわち、この滑動防止部材7は、図5及び図6に示すように、その圧縮方向aが前記前脚フレーム2の延出方向bに対して所定角度をなすように設けてある。ここでいう圧縮方向aとは、椅子1に荷重がかかった場合に前記滑動防止部材7に働く圧縮荷重方向であり、具体的には、図5に示すように、使用状態Pで床面Fに接地する床面接地面71と、前脚フレーム2のベース杆21への取付面72とを結ぶ鉛直方向に略沿う方向である。また、延出方向bとは、前脚フレーム2の左右起立部22の少なくとも前記滑動防止部材7を取り付けている下端部近傍における軸心方向を差すものである。
【0022】
この滑動防止部材7は、具体的には、前記床面接地面71と、使用状態Pにおいて前記床面Fに対して略鉛直方向に沿って起立するとともに巾方向に沿って延出する一対の対向する前後起立面73、74と、前記前脚フレーム2のベース杆21の外周面に略沿った前記取付面72を有し前記ベース杆21に嵌合する嵌合凹部75と、ビス等の取付具Bを挿入するための挿入孔76とを具備してなる略直方体状のものである。前起立面73は、前記ベース杆21の前側に位置するものであるが、座4を前方に押す力が加わった場合に、ベース杆21が前方へ滑動することを有効に防止すべく、後側に位置する後起立面74よりも若干上下寸法が大きいものとなっている。また、これら前後起立面73、74は、折り畳み状態Qで複数の椅子1を積み重ねた場合に、隣接する椅子1同士が前脚フレーム2の延出方向bすなわち奥行方向への移動を禁止する移動禁止面となるものである。さらに、これら前後起立面73、74は、その外方端側が椅子1の巾方向に対して湾曲しながら所定角度をなすように傾斜した前後湾曲傾斜面73a、74aとなっており、図7に示すように、この湾曲傾斜面73a、74aを折り畳み状態Qで複数の椅子1を積み重ねた場合に、隣接する椅子1同士の巾方向への移動を禁止する移動禁止部77としている。また、この滑動防止部材7は、前述したように、前記挿入孔76を介して挿入したビス等の取付具Bを利用して前記前脚フレーム2のベース杆21に取り付けられるが、前記取付具Bは、使用状態Pにおいてその軸心方向を鉛直方向に略沿った状態で前記挿入孔76に挿入されて前記ベース杆21に取り付けられる。具体的には、この滑動防止部材7は、その取付面72を前記ベース杆21の外周面に密着させて接着剤を利用して仮止めされた後、前記取付具Bを利用して固定される。
【0023】
このような構成において、この折り畳み椅子1を使用する際には、折り畳まれていた座4を前下方に向かって押し広げると、図1及び図2中実線で示すように、前脚フレーム2と後脚フレーム3とが前後方向に大きく開いて座4を略水平状態で保持する使用状態Pとなる。この使用状態Pでは、前記滑動防止部材7は、その床面接地面71が床面Fと接触するとともにその圧縮方向aを鉛直方向と略一致させて位置しており、利用者が座4に着座した場合に、前脚フレーム2のベース杆21が滑動するのを防止する。一方、保管するために前記折り畳み椅子1を折り畳み状態Qへと折り畳むと、図3及び図6に示すように、前後脚フレーム2、3と座4とが同一仮想平面内に位置することになるとともに、前記滑動防止部材7は、前後脚フレーム2、3と座4とが属する仮想平面に対してその圧縮方向aを所定角度傾斜した状態で位置することになる。したがって、図3及び図6に示すように、折り畳み状態Qで複数の椅子1を積み重ねると、下側の折り畳み椅子1の滑動防止部材7の後起立面74が上側の折り畳み椅子1の滑動防止部材7の前起立面73に突き当たり、前脚フレーム2の延出方向bすなわち奥行方向のうち隣接する他方の折り畳み椅子1の滑動防止部材7側への移動を禁止されることになる。また、本実施の形態では、上下に隣接する椅子1の背もたれ6の一部が突き当ることにより、この背もたれ6においても上下に隣接する椅子1同士の奥行方向への相対移動を禁止するようにしている。また、図7に示すように、折り畳み状態Qで複数の椅子1を積み重ねた場合には、下側の折り畳み椅子1の滑動防止部材7の後湾曲傾斜面74aと上側の折り畳み椅子1の滑動防止部材7の前湾曲傾斜面73aとが突き当って、これら上下に隣接する椅子1同士の巾方向への相対移動を禁止する。そして、順次同じようにして多数の椅子が積み重ねられると、積み重ねられるに従って重量が加算されるため下側のものほど大きな荷重でそれぞれの滑動防止部材7が係り合っており、容易にスタッキングが崩壊することを防止することが可能である。
【0024】
このような構成のものであると、使用状態Pでは、前記滑動防止部材7が、略鉛直方向に沿って起立するため、当該滑動防止部材7の圧縮方向aと椅子1にかかる荷重方向が略一致することとなり、安定的な支持状態や床面Fに対する適正な滑動防止を図ることが可能となる。また、前述したように、その延出方向bを床面Fに対して傾斜させた前脚フレーム2に前記滑動防止部材7を床面Fに対して略鉛直方向に起立させて設けているので、結果的に、この滑動防止部材7は、前脚フレーム2の延出方向bに対して所定角度をなして傾斜して設けてあることになる。そのため、折り畳み状態Qにおいて、前記滑動防止部材7は、前脚フレーム2の延出方向bに対して所定角度傾斜した状態で位置する、すなわち、前記前後脚フレーム2、3と座4とが存在する仮想平面に対して滑動防止部材7の圧縮方向aが所定角度をなして傾斜しており、複数の椅子1を積み重ねた場合に、当該滑動防止部材7が、隣接する椅子1同士が前脚フレーム2の延出方向b、すなわち奥行方向に沿って相対移動することを禁止する移動禁止部として機能することになる。したがって、この滑動防止部材7により、多数の椅子1を積み重ねた場合にも、位置ずれが生じることや積み重ね状態が崩壊することを有効に防止することが可能となる。このように、本発明では、滑動防止部材7の前脚フレーム2に対する設置方向を工夫することにより、簡単な構成で、使用状態Pでの安定支持と、折り畳み状態Qで積み重ねた場合の位置ずれや崩壊を有効に防止することが可能となる。なお、本実施の形態では、前脚フレーム2だけに本発明の構成を有する滑動防止部材7を設けているが、少なくとも折り畳み状態Qで外側に位置する前脚フレーム2に滑動防止部材7を取り付けているので、積み重ね作業を行う際の位置決め作業等が行い易いものである。
【0025】
滑動防止部材7が、使用状態Pにおいて、床面Fに対して略鉛直方向に沿って起立する一対の対向する前後起立面73、74を有してなるので、折り畳み状態Qでは、略平面的に折り畳まれた前記前後脚フレーム2、3と座4によって形成される仮想平面に対して、前記前後起立面73、74が、所定角度傾斜した状態で位置することになるため、折り畳み状態Qで複数の椅子1を積み重ねた場合に、係り合い部を設ける等の複雑な加工を施すことなく、隣接する椅子1の前記起立面73,74同士を突き当てることにより椅子1同士が奥行方向に略沿って相対移動することを有効に禁止することが可能となる。
【0026】
滑動防止部材7が、折り畳み状態Qで複数の椅子1を積み重ねた場合に、巾方向への相対移動を禁止する移動禁止部77を具備しているので、前記滑動防止部材7により椅子1の巾方向及び奥行方向の両方向への相対移動を禁止し、多数の椅子を積み重ねた場合にも、位置ずれが生じることや積み重ね状態が崩壊することを有効に防止することが可能となる。
【0027】
滑動防止部材7が、使用状態Pにおいてその軸心方向を鉛直方向に略沿って取り付けたビス等の取付具Bを利用して前記前脚フレーム2に取り付けてあるので、取付具Bの軸心方向と荷重方向とを略一致させることにより、使用状態Pでビス等の取付具Bに無理な荷重がかかることを有効に防止することが可能となる。
【0028】
なお、本発明における構成は、以上説明したものに限定されないのは勿論である。例えば、前記滑動防止部材を取り付ける脚フレームは、前脚フレームに限定されず、後脚フレーム或いは前後脚フレームに取り付けるようにしてもよい。その他の構成も本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0029】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような構成で実施され以下に記載されるような効果を奏する。
【0030】
すなわち、本発明は、使用状態において床面に対して所定角度傾斜して起立する脚フレームに、床面との滑りを防止する滑動防止部を設け、この滑動防止部が、使用状態において、前記床面に対して略鉛直方向に沿って起立するように構成しているとともに巾方向に沿って延出する一対の対向する前後起立面を有しており、これら前後起立面の外方端側が、巾方向に対して湾曲しながら所定角度をなすように傾斜した前後湾曲傾斜面と、これら前後湾曲傾斜面同士を繋ぐ外方端面とを備えているので、滑動防止部の脚フレームに対する設置方向を工夫するという簡単な方法で、使用状態での安定支持と、折り畳み状態で積み重ねた場合の位置ずれや崩壊の防止とを両立させることが可能となる。
【0031】
また、使用状態で床面に対して略平行に位置するベース杆及び使用状態で前記床面に対して所定角度傾斜して起立する左右起立部を具備してなる略U字形状の第1、第2の脚フレームと、座とを少なくとも具備してなり、使用状態と、前記第1、第2の脚フレームと座とを略平面的となるように折り畳む折り畳み状態とを取り得るように構成している折り畳み椅子において、前記第1、第2の脚フレームの少なくとも何れか一方の脚フレームの左右起立部の下端部近傍に床面との滑りを防止する滑動防止部を対をなして設け、この滑動防止部が、前記脚フレームの延出方向に対して所定角度をなすように延出して設けてあり、巾方向に沿って延出する一対の対向する前後起立面を有しており、これら前後起立面の外方端側が、巾方向に対して湾曲しながら所定角度をなすように傾斜した前後湾曲傾斜面と、これら前後湾曲傾斜面同士を繋ぐ外方端面とを備えているならば、前記滑動防止部が、隣接する椅子同士が脚フレームの延出方向に沿って相対移動することを禁止する移動禁止部として機能することになり、多数の椅子を積み重ねた場合にも、位置ずれが生じることや積み重ね状態が崩壊することを有効に防止することが可能となる。
【0032】
滑動防止部が、使用状態において、その起立方向が略鉛直方向に沿ったものとなるように前記脚フレームに設けてあるならば、当該滑動防止部の圧縮方向と椅子にかかる荷重方向が略一致することとなり、安定的な支持状態や床面に対する適正な滑動防止を図ることが可能となる。
【0034】
滑動防止部が、折り畳み状態で複数の椅子を積み重ねた場合に、折り畳み状態で座と第1、第2の脚フレームが存在する仮想平面において隣接する椅子同士の前記脚フレームの延出方向と略直交する方向への相対移動を禁止する移動禁止部を具備しているならば、前記滑動防止部により直交する2方向すなわち椅子の巾方向及び奥行方向の両方向への相対移動を禁止し、多数の椅子を積み重ねた場合にも、位置ずれが生じることや積み重ね状態が崩壊することを有効に防止することが可能となる。
【0035】
滑動防止部が、使用状態においてその軸心方向を鉛直方向に略沿って取り付けたビス等の取付具を利用して前記脚フレームに取り付けてあるならば、取付具の軸心方向と荷重方向とを略一致させることにより、使用状態でビス等の取付具に無理な荷重がかかることを有効に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す全体斜視図。
【図2】同椅子の使用状態及び折り畳み状態を示す側面図。
【図3】同折り畳み状態で複数の椅子を積み上げた状態を示す側面図。
【図4】同滑動防止部材を示す斜視図。
【図5】同使用状態におけるベース杆及び滑動防止部材の一部を破断して示す側断面図。
【図6】同折り畳み状態で複数の椅子を積み重ねた際のベース杆及び滑動防止部材を示す側面図。
【図7】同折り畳み状態で複数の椅子を積み重ねた際のベース杆及び滑動防止部材を示す背面図。
【符号の説明】
1…折り畳み椅子
2…第1の脚フレーム(前脚フレーム)
3…第2の脚フレーム(後脚フレーム)
4…座
7…滑動防止部(滑動防止部材)
73…起立面(前起立面)
74…起立面(後起立面)
77…移動禁止部
a…圧縮方向
b…延出方向
B…取付具
F…床面
P…使用状態
Q…折り畳み状態

Claims (5)

  1. 使用状態で床面に対して略平行に位置するベース杆及び使用状態で前記床面に対して所定角度傾斜して起立する左右起立部を具備してなる略U字形状の第1、第2の脚フレームと、座とを少なくとも具備してなり、前記第1、第2の脚フレームが、左右起立部の延出方向を床面に対して所定角度傾斜させて起立する使用状態と、前記第1、第2の脚フレームと座とを略平面的となるように折り畳む折り畳み状態とを取り得る折り畳み椅子において、
    少なくとも前記一方の脚フレームの左右起立部の下端部近傍に床面との滑りを防止する滑動防止部を対をなして設け、この滑動防止部が、使用状態において、前記床面に対して略鉛直方向に沿って起立するとともに巾方向に沿って延出する一対の対向する前後起立面を有しており、これら前後起立面の外方端側が、巾方向に対して湾曲しながら所定角度をなすように傾斜した前後湾曲傾斜面と、これら前後湾曲傾斜面同士を繋ぐ外方端面とを備えていることを特徴とする折り畳み椅子。
  2. 使用状態で床面に対して略平行に位置するベース杆及び使用状態で前記床面に対して所定角度傾斜して起立する左右起立部を具備してなる略U字形状の第1、第2の脚フレームと、座とを少なくとも具備してなり、使用状態と、前記第1、第2の脚フレームと座とを略平面的となるように折り畳む折り畳み状態とを取り得るように構成している折り畳み椅子において、
    前記第1、第2の脚フレームの少なくとも何れか一方の脚フレームの左右起立部の下端部近傍に床面との滑りを防止する滑動防止部を対をなして設け、この滑動防止部が、前記脚フレームの延出方向に対して所定角度をなすように延出して設けてあり、巾方向に沿って延出する一対の対向する前後起立面を有しており、これら前後起立面の外方端側が、巾方向に対して湾曲しながら所定角度をなすように傾斜した前後湾曲傾斜面と、これら前後湾曲傾斜面同士を繋ぐ外方端面とを備えていることを特徴とする折り畳み椅子。
  3. 滑動防止部が、使用状態において、その起立方向が略鉛直方向に沿ったものとなるように前記脚フレームに設けてあることを特徴とする請求項2記載の折り畳み椅子。
  4. 滑動防止部が、折り畳み状態で複数の椅子を積み重ねた場合に、折り畳み状態で座と第1、第2の脚フレームが存在する仮想平面において隣接する椅子同士の前記脚フレームの延出方向と略直交する方向への相対移動を禁止する移動禁止部を具備していることを特徴とする請求項1、2又は3記載の折り畳み椅子。
  5. 滑動防止部が、使用状態においてその軸心方向を鉛直方向に略沿って取り付けたビス等の取付具を利用して前記脚フレームに取り付けてあることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の折り畳み椅子。
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