JP4785088B2 - 端末間における同期制御方法 - Google Patents

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本発明は、映像や音声などのコンテンツデータを複数の端末間で同期させて再生させる技術に関する。
映像や音声などの時間データの配信・再生を、ワイアレスネットワークを使って行う様々な技術が登場してきている。
このような技術を実現するためには、まず、映像や音声などを配信するために必要となる通信帯域幅を絶対的に増加させる必要がある。さらに、QOS(Quality of Service)という観点から、物理環境の悪化や、ネットワーク伝送におけるジャムが発生した場合においても、でき得る限りスムーズに映像や音声が配信されるような最低限の通信帯域を確保する必要がある。
しかし、こうした技術は、映像や音声をできる限り送信時と同様な状態で再生することに注力され、送信側の端末と受信側の端末での送信・再生絶対時間を同期させることにはそれほど注力されていなかった。
特開2003−60652号公報
しかし今後、マルチメディアデータ再生機器がますますパーソナル化していくに従い、従来は遠隔でのコミュニケーションでしか使われなかった携帯端末が、実際に人々が会対するコミュニケーションにおいても、これらのコミュニケーションをより豊かにするために使われることが想定される。
こうした状況においては、映像や音声などがそれぞれの個人の端末で完全に同期して再生されていることが要求される。人々が会対するコミュニケーションにおいて各端末から再生される映像や音声が時間同期されていない場合には、映像や音声の聴覚・視覚上の遅延によって、それらのデータから再生される情報をスムーズに取得することが困難になるからである。
また、上記特許文献1で開示されている技術は、映像データそのものを端末間で送受信する方式であり、広い通信帯域を必要とするとともに、端末に対して高い処理能力を必要とする技術である。
本発明はこうした会対コミュニケーションにおいて、それぞれの端末で再生されるデータを同期させ、複数の利用者が、マルチプレイゲームや、映像教材などを、より効果的に共同で享受できることを目的としたものである。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、第1端末と第2端末の間でコンテンツデータの同期制御を行う方法であって、前記第1端末から前記第2端末に対して、問い合わせコマンドを送信する工程と、前記第2端末から前記第1端末に対して、コンテンツデータの制御開始指示を受信してからコンテンツデータの制御が開始されるまでに要する時間を準備時間として返答する工程と、前記第1端末から前記第2端末に対して、前記制御開始指示を送信する工程と、前記第2端末が、前記制御開始指示を受信した後、前記準備時間経過後に前記コンテンツデータの制御を開始し、前記第1端末が、前記問い合わせコマンドを送信してから前記返答を受信するまでの時間に基づいて遅延時間を求め、前記制御開始指示を送信した時刻から前記遅延時間および前記準備時間を加算した時間が経過した後に前記コンテンツデータの制御を開始する工程と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の端末間における同期制御方法において、さらに、前記第1端末から前記第2端末に対して、制御対象となるコンテンツデータを指定したコンテンツIDを送信する工程、を備えることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載の端末間における同期制御方法において、さらに、前記第1端末から前記第2端末に対して、コンテンツデータに対する制御内容を指定する制御種別情報を送信する工程、を備えることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の端末間における同期制御方法において、前記コンテンツデータは、動画像データおよび/または音声データ、を含むことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1ないし請求項4いずれかに記載の端末間における同期制御方法において、前記第1端末および/または前記第2端末は、携帯電話端末、を含むことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の端末間における同期制御方法において、前記コンテンツデータはメモリカードに格納されており、前記第1端末および/または前記第2端末は、前記メモリカードを装着することによって、前記コンテンツデータにアクセスすることを特徴とする。
本発明によれば、各端末局に保存されている同一コンテンツデータを同期再生させることが可能となる。また、複数の端末間で無線により動画伝送を行って、同期再生を行う場合のように、多大な伝送容量と消費電力を必要としない。
第1の実施の形態にかかる同期制御システムの全体図である。 第2の実施の形態にかかる同期制御システムの全体図である。 第2の実施の形態にかかる同期制御システムのシーケンス図である。 第3の実施の形態にかかる同期制御システムの全体図である。 第3の実施の形態にかかる同期制御システムのシーケンス図である。 本発明の利用イメージを示す図である。
{第1の実施の形態}
図1を参照して、本発明の第1の実施の形態について説明する。第1の実施の形態における同期制御システムは、2つの端末局10,20と時間情報配信局30とを備えている。
端末局10,20は、本実施の形態では、携帯電話機11,21で構成されている。端末局10,20は、メモリカードスロットを備えており、それぞれメモリカード21,22を挿入して、メモリカード21,22に格納された各種コンテンツデータにアクセス可能としている。また、端末局10,20は、いずれも、近距離の無線通信機能を備えており、互いに、無線通信によりデータ交換を行うことを可能としている。無線通信としては、たとえば、赤外線無線通信やBlueToothが用いられる。したがって、端末局10,20は、携帯電話機で構成されているが、以下の説明において、端末局10,20は、全て赤外線無線通信やBlueToothなどの近距離の無線通信を行って直接データ交換を行うものであり、携帯電話機の基地局やインターネットなどを介して行うデータ通信を行うものではない。
時間情報配信局30は、端末局10,20に時間情報40を送信する局である。時間情報配信局30としては、たとえば、GPS衛星やCDMA基地局などが利用可能である。この他にも、電波時計に対して標準電波(時間情報)を送信する基地局を利用するようにしてもよい。端末局10,20は、それぞれ時間情報配信局30から送信される時間情報40を受信することにより、正確な現在時間を取得することが可能である。
次に、同期制御方法について説明する。まず、前提として端末局10,20は、メモリカード12,22内に制御対象となる同一のコンテンツデータを格納しているものとする。ここで、制御対象となるコンテンツデータは、動画像データや音声データなどの時間とともに表現内容が変化する情報である。
そして、端末局10が、端末局20に対して、コンテンツID41,制御種別情報42,制御開始情報43の3つの情報を送信する。
コンテンツID41は、制御対象となるコンテンツデータを指定する情報である。端末局10,20は、メモリカード12,22内に複数のコンテンツデータを格納することが可能である。したがって、コンテンツID41を送信することによって、端末局10と端末局20とが同一のコンテンツデータを制御できるようになる。
制御種別情報42は、コンテンツID41で指定されたコンテンツデータに対する制御内容を指定する情報である。制御内容とは、たとえば、「コンテンツデータを再生する」、「コンテンツデータを早送りする」、「コンテンツデータを巻き戻す」、「コンテンツデータをスロー再生させる」などである。
制御開始情報43は、コンテンツID41で指定されたコンテンツデータの制御を開始する時刻を指定した情報である。
端末局10から端末局20に対して、これらコンテンツID41,制御種別情報42,制御開始情報43が送信されると、制御開始情報43で指定された時刻に、端末局10と端末局20とが、コンテンツID41で指定されたコンテンツデータを制御開始するのである。なお、この際、端末局10および端末局20は、制御種別情報42で指定された制御内容にしたがって、コンテンツデータを制御する。ここで、端末局10と端末局20とは、前述したように、時間情報配信局30から、常時、時間情報40を取得して、絶対時間を取得している。したがって、この時間情報40に基づいて制御開始情報43で指定された時刻に制御を開始することで、端末局10,20間で時間同期したコンテンツデータの制御を行うことが可能である。
{第2の実施の形態}
図2および図3を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態における同期制御システムは、2つの端末局10,20を備えている。第1の実施の形態と同様、端末局10,20は、携帯電話機11,21で構成されており、メモリカード21,22に格納された各種コンテンツデータにアクセス可能としている。また、第1の実施の形態と同様、以下の説明において、端末局10,20は、いずれも、赤外線無線通信やBlueToothなどの近距離の無線通信を行って直接データ交換を行う。
次に、同期制御方法について説明する。まず、前提として端末局10,20は、メモリカード12,22内に制御対象となる同一のコンテンツデータを格納しているものとする。なお、コンテンツデータとは、第1の実施の形態と同様である。
まず、端末局10が、端末局20に対して問い合わせコマンド61を送信する。この問い合わせコマンド61は、端末局20がコンテンツデータの制御指示を受けてからコンテンツデータの制御を開始することが可能となるまでの時間(これを準備時間と呼ぶことにする。)を問い合わせるコマンドである。また、問い合わせコマンド61は、端末局10と端末局20との間で、データ転送に要する時間(これを遅延時間と呼ぶことにする。)を計測するためのコマンドとしての目的も兼ね備えている。
端末局20は、問い合わせコマンド61を受信すると、準備時間がX時間であることを示した返答62を端末局10に対して送信する。
端末局10は、返答62を受信すると、遅延時間を計算する。図3に示すように、問い合わせコマンド61を送信した時刻を0とし、返答62を受信した時間をYとすれば、遅延時間はY/2時間であると推定することができる。あるいは、端末局20において問い合わせコマンド61を受信してから返答62を送信するまでに要する時間を考慮して遅延時間を算出するようにしてもよい。
そして、端末局10が、端末局20に対して、コンテンツID63,制御種別情報64,制御開始指示65の3つの情報を送信する。
コンテンツID63は、制御対象となるコンテンツデータを指定する情報である。端末局10,20は、メモリカード12,22内に複数のコンテンツデータを格納することが可能である。したがって、コンテンツID63を送信することによって、端末局10と端末局20とが同一のコンテンツデータを制御できるようになる。
制御種別情報64は、コンテンツID63で指定されたコンテンツデータに対する制御内容を指定する情報である。制御内容とは、たとえば、「コンテンツデータを再生する」、「コンテンツデータを早送りする」、「コンテンツデータを巻き戻す」、「コンテンツデータをスロー再生させる」などである。
制御開始指示65は、端末局20対して、コンテンツID63で指定されたコンテンツデータをすぐに制御開始するよう指示するデータである。
端末局10から端末局20に対して、これらコンテンツID63,制御種別情報64,制御開始指示65が送信されると、端末局20は、直ちに、コンテンツID63で指定されたコンテンツデータを、制御種別情報64で指定された制御内容にしたがって、制御開始するのである。ただし、端末局20では、コンテンツデータの制御を開始するのに準備時間がX時間必要であるので、実際に、制御が開始されるのは、制御開始指示65を受信してからX時間後である。
一方、端末局10が、制御開始指示65を送信した時刻をZとすれば、端末局10は、時刻Zに遅延時間と準備時間を加算した時刻、つまり時刻(Z+Y/2+X)にコンテンツデータの制御を開始するのである。つまり、端末局10は、制御開始指示65の伝送にかかる遅延時間と、端末局20において制御が開始されるまでの準備時間を考慮して制御を開始するのである。なお、この際、端末局10は、制御種別情報64で指定した制御内容にしたがって、コンテンツデータを制御する。これにより、端末局10と端末局20とが、時間同期して同一のコンテンツデータを再生することが可能となる。
{第3の実施の形態}
図4および図5を参照して、本発明の第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態における同期制御システムは、2つの端末局10,20を備えている。他の実施の形態と同様、端末局10,20は、携帯電話機11,21で構成されており、メモリカード21,22に格納された各種コンテンツデータにアクセス可能としている。また、他の実施の形態と同様、以下の説明において、端末局10,20は、いずれも、赤外線無線通信やBlueToothなどの近距離の無線通信を行って直接データ交換を行う。
次に、同期制御方法について説明する。まず、前提として端末局10,20は、メモリカード12,22内に制御対象となる同一のコンテンツデータを格納しているものとする。なお、コンテンツデータとは、他の実施の形態と同様である。
まず、端末局10が、端末局20に対して計測用コマンド71を送信する。この計測用コマンド71は、端末局10と端末局20との間で、データ転送に要する時間(これを遅延時間と呼ぶことにする。)を計測するためのコマンドである。
端末局20は、計測用コマンド71を受信すると、計測用コマンド71に対する返答72を端末局10に対して送信する。
端末局10は、返答72を受信すると、遅延時間を計算する。図5に示すように、計測用コマンド71を送信した時刻を0とし、返答72を受信した時間をYとすれば、遅延時間はY/2時間であると推定することができる。あるいは、端末局20において、計測コマンド71を受信してから返答62を送信するまでに要する時間を考慮して遅延時間を算出するようにしてもよい。
次に、端末局10は、端末局20に対してタイムコード73の送信を開始する。タイムコード73とは、端末局10と端末局20との間で時間同期をとるための信号である。この信号は、絶対時間を示す信号である必要はない。端末局10と端末局20との間で時間同期をとることが目的であるため、たとえば、所定間隔のパルスと、そのパルスに相対的な時刻を与えるためのポイントとなる時間情報が送信されればよい。より具体的には、1/1000秒間隔のパルスを送信するとともに、1/10秒ごとに相対的な時間ポイントを示す連続的な数字(・・・100,101,102,・・・)などが送信されればよい。このタイムコード73は、この後継続的に送信される。
そして、タイムコード73が継続的に送信されている状態で、端末局10が、端末局20に対して、コンテンツID74,制御種別情報75,制御開始情報76の3つの情報を送信する。
コンテンツID74は、制御対象となるコンテンツデータを指定する情報である。端末局10,20は、メモリカード12,22内に複数のコンテンツデータを格納することが可能である。したがって、コンテンツID74を送信することによって、端末局10と端末局20とが同一のコンテンツデータを制御できるようになる。
制御種別情報75は、コンテンツID74で指定されたコンテンツデータに対する制御内容を指定する情報である。制御内容とは、たとえば、「コンテンツデータを再生する」、「コンテンツデータを早送りする」、「コンテンツデータを巻き戻す」、「コンテンツデータをスロー再生させる」などである。
制御開始情報76は、コンテンツID74で指定されたコンテンツデータの制御を開始する時刻を指定した情報である。なお、ここで、制御開始情報76で指定される時刻とは、タイムコード73によって指定可能な時刻である。したがって、絶対時間である必要はない。
端末局10から端末局20に対して、これらコンテンツID74,制御種別情報75,制御開始情報76が送信されると、端末局20は、継続的に受信するタイムコード73に基づいて、制御開始情報76で指定される時刻にコンテンツID74で指定されるコンテンツデータを制御開始する。なお、この際、端末局20は、制御種別情報75で指定された制御内容にしたがってコンテンツデータを制御する。
一方、端末局10は、継続的に送信しているタイムコード73に基づいて、制御開始情報76で指定される時刻から遅延時間(Y/2時間)経過後に、コンテンツID74で指定されるコンテンツデータの制御を開始するのである。なお、この際、端末局10は、制御種別情報75で指定した制御内容にしたがってコンテンツデータを制御する。つまり、同一のタイムコード73に基づいて時間同期をとることとしているが、タイムコード74自体の伝送に遅延時間が発生するため、この時間を考慮して、端末局10は、制御を開始するのである。これにより、端末局10と端末局20とが、同期して同一のコンテンツデータを再生することが可能となる。
なお、タイムコード73の送信を開始するタイミングは上記のタイミングに限られることはない。制御開始時刻までの任意のタイミングにおいて、タイムコード73を送信するようにすればよい。
{変形例}
上記実施の形態においては、2つの端末局間でコンテンツデータの同期制御を行う方法を説明したが、3つ以上の端末局間で同期制御を行うようにしてもよい。この場合には、1台の親局(上記端末局10に相当する。)が、複数の端末局(上記端末局20に相当する。)に対して、コンテンツIDや制御種別情報、制御開始情報、制御開始指示などを送信するようにすればよい。
また、上記実施の形態においては、メモリカード12,22にコンテンツデータを格納するようにしたが、必ずしもその必要はない。携帯電話機に十分な内蔵メモリが存在すれば、本体にコンテンツデータを格納するようにしてもよい。また、コンテンツデータは、携帯電話機のインターネット接続機能を利用してダウンロードするようにしてもよい。
{応用例}
<1.実技学習>
本発明の応用例の1つとして、同期制御方法を実技学習の場で利用すると効果的である。複数の生徒に端末局として携帯電話機(上記端末局20に相当する。)を持たせ、教師は親局としての携帯電話機(上記端末局10に相当する。)を持つ。そして、コンテンツデータとしての学習教材データをメモリカードに格納して、各生徒に配布する。また、親局にも同一のコンテンツデータを格納したメモリカードを挿入する。
そして、教師は、教師と生徒の携帯電話機において、同一のコンテンツデータを時間同期させて再生させながら授業を行うのである。たとえば、実技学習であれば、実技方法を示す動画像を再生させながら、教師は口頭で説明を付け加えるのである。このとき、教師および生徒が見ている動画像は時間同期されているので、非常に細かい実技内容であっても、教師の説明と生徒が見ている映像がずれることはなく、スムーズな授業を行うことが可能となるのである。また、各生徒は、各々いずれの方向を向いていても、自身の携帯電話機を参照していればよいので、教材に注意を向けることが可能である。そして、映像配信サーバやパソコンのない実技学習環境であっても、それぞれの生徒の手元で教師のコントロールする同期映像(あるいは音声)を閲覧させることが可能であり、より密度の濃い授業を行うことが可能である。
このように、実技学習において本発明を利用すると効果的である。また、上記のように、各生徒にメモリカードを配布することで、簡易にコンテンツデータを共有することが可能であり、メモリカードにコンテンツデータを格納する1つの効果と言える。
また、体育の授業で、模範演技を各端末局で同期再生させることや、技能教育において利用することも効果的である。
<2.対面プレゼンテーション>
本発明の応用例の1つとして、同期制御方法を対面セールスプレゼンテーションの場で利用すると効果的である。従来、映像を駆使してプレゼンテーションを行う場合には、ノートパソコンを用いる方法があった。しかし、この場合には、説明する人と説明を受ける人が同じノートパソコンの映像を見なければならないため、横に並ぶ必要がある。したがって、説明をする人は操作が煩雑であるし、説明を受ける人も正面で映像が見ることができないといった問題がある。また、プロジェクターなどを用いるのも大掛かりである。
そこで、図6に示すように、説明者81が端末局83(上記端末局10に相当する。)を持ち、顧客82も端末局84(上記端末局20に相当する。)を持つ。そして、説明者81は、セールス用のコンテンツデータが格納されたメモリカードを自身の所持する端末局83に挿入するとともに、顧客82の端末局84にも同じコンテンツデータが格納されたメモリカードを挿入するのである。そして、説明者81は、コンテンツデータを同期再生させながら、セールスを行うのである。この方法であれば、説明者81は、顧客82と向かい合って会話を行いながら、時間同期された映像を用いてセールスプレゼンテーションを行うことが可能となる。
<3.エンターテインメント>
本発明の応用例の1つとして、同期制御方法をエンターテインメントの場で利用すると効果的である。たとえば、マルチプレイゲームにおいて、動画背景画像を同期再生すると効果的である。対戦型のマルチプレイゲームであれば、対戦している両者の端末上において、完全に同期させた背景映像を再生させることが可能である。そして、狭帯域のネットワーク環境においても、3D-CGオブジェクトに加えて、メモリカードに格納された迫力のある動画背景画像を長時間同期再生させることが可能である。
また、マルチプレイ・ワイアレス・リズムアクションゲームに適用させることも効果的である。マルチプレイ・ワイアレス・リズムアクションゲームは、たとえば、各端末局を所持している各プレイヤーが、それぞれギターパート、ベースパート、ドラムパートなどを担当し、キー操作を行いながら、同期演奏を行うといったものである。この場合にも、各端末局で再生されるベーシックトラックを完全に同期させたうえで、複数グループのメンバー間のリズム感覚の共通の「一致具合」、あるいは「ずれ具合」を競う、「グループ対抗リズムグルーブ対戦ゲーム」等を実現することが可能になる。
10,20 端末局
11,21 携帯電話本体
12,22 メモリカード
30 時間情報配信局
83,84 ノートパソコン

Claims (6)

  1. 第1端末と第2端末の間でコンテンツデータの同期制御を行う方法であって、
    前記第1端末から前記第2端末に対して、問い合わせコマンドを送信する工程と、
    前記第2端末から前記第1端末に対して、コンテンツデータの制御開始指示を受信してからコンテンツデータの制御が開始されるまでに要する時間を準備時間として返答する工程と、
    前記第1端末から前記第2端末に対して、前記制御開始指示を送信する工程と、
    前記第2端末が、前記制御開始指示を受信した後、前記準備時間経過後に前記コンテンツデータの制御を開始し、前記第1端末が、前記問い合わせコマンドを送信してから前記返答を受信するまでの時間に基づいて遅延時間を求め、前記制御開始指示を送信した時刻から前記遅延時間および前記準備時間を加算した時間が経過した後に前記コンテンツデータの制御を開始する工程と、
    を備えることを特徴とする端末間における同期制御方法。
  2. 請求項1に記載の端末間における同期制御方法において、さらに、
    前記第1端末から前記第2端末に対して、制御対象となるコンテンツデータを指定したコンテンツIDを送信する工程、
    を備えることを特徴とする端末間における同期制御方法。
  3. 請求項1または請求項2に記載の端末間における同期制御方法において、さらに、
    前記第1端末から前記第2端末に対して、コンテンツデータに対する制御内容を指定する制御種別情報を送信する工程、
    を備えることを特徴とする端末間における同期制御方法。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の端末間における同期制御方法において、
    前記コンテンツデータは、
    動画像データおよび/または音声データ、
    を含むことを特徴とする端末間における同期制御方法。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の端末間における同期制御方法において、
    前記第1端末および/または前記第2端末は、
    携帯電話端末、
    を含むことを特徴とする端末間における同期制御方法。
  6. 請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の端末間における同期制御方法において、
    前記コンテンツデータはメモリカードに格納されており、前記第1端末および/または前記第2端末は、前記メモリカードを装着することによって、前記コンテンツデータにアクセスすることを特徴とする端末間における同期制御方法。
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