JP4784182B2 - 安否情報通信装置及び安否情報通信システム - Google Patents
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Description
本発明を適用した第1実施形態に係る安否情報通信装置1を有する安否情報通信システムは、図1に示すように、地震や火災などの災害が発生した際に、所定の居住空間100にいる住人である人物101に安否を問い合わせて、その安否状況を有線又は無線のネットワークNを介して、外部の携帯電話やPHS(Personal Handyphone System)等の携帯端末2、遠隔から居住空間100の安否情報通信装置1の制御を行う遠隔端末3又は災害時に多数の宅内の状況を蓄える緊急通報先4に通報するものである。
つぎに、上述したように構成された安否情報通信装置1を備えた安否情報通信システムの動作について、図4のフローチャート、図6乃至図9のテーブルデータを参照しながら、具体的に説明する。なお、以下の安否情報通信システムの動作説明は、地震や台風などの広域災害情報を災害検出センサ104で検出した場合の安否情報通信装置1の動作を中心として行う。
以上詳細に説明したように、本発明を適用した第1実施形態に係る安否情報通信装置1によれば、居住空間100にいる人物101の安否状況を、スピーカ103から発する音声との対話によって判断し、当該安否状況に応じて連絡先を携帯端末2や緊急通報先4などから選択して、遠隔地の親戚等の携帯端末2、消防署や警備会社等の緊急通報先4に連絡することができる。
つぎに、本発明を適用した第2実施形態に係る安否情報通信装置1について説明する。なお、以下に説明する安否情報通信装置1は、その構成が第1実施形態に係る安否情報通信装置1と同様であるので、第1実施形態に係る安否情報通信装置1とは異なる部分についてのみ説明する。
つぎに、本発明を適用した第3実施形態に係る安否情報通信装置1について説明する。なお、上述の第1実施形態と同様の部分については、同一符号を付することによって、その詳細な説明を省略する。
2 携帯端末
3 遠隔端末
4 緊急通報先
11 方位推定部
12 音声認識部
13 対話制御部
14 音声生成部
15 エコーキャンセラー
16 安否判断部
17 安否状況蓄積データベース
18 メール作成部
19 緊急通報部
20 外部制御入力部
21 人感センサ情報蓄積データベース
22 通信制御部
100 居住空間
102a,102b,102c,102d マイクロフォン
103 スピーカ
104 災害検出センサ
105 人感センサ
Claims (6)
- 災害が発生した旨の情報を検出する災害検出手段と、
前記災害検出手段により災害が発生した旨の情報を取得した場合に、所定の居住空間に対して安否状況を問い合わせる音声を出力する音声生成手段と、
前記音声生成手段によって音声を出力した後に、前記所定の居住空間で発生した音を入力して、前記音声に対する応答として音声認識する音声認識手段と、
前記音声認識手段による音声認識結果から、前記所定の居住空間内に存在する人物の安否状況を判断し、当該安否状況の判断結果に基づいて安否状況を外部に送信する必要があるか否かを判断する安否判断手段と、
前記安否判断手段により安否状況を外部に送信する必要があると判断された場合に、当該音声認識結果に基づく安否状況を通信回線を介して外部に送信する通信手段と
前記音声認識手段は、前記所定の居住空間における安否状況を特定する雑音を表すパターンを登録した音響データベースを備え、前記音声生成手段によって音声を出力した後に前記所定の居住空間で発生した音を入力し、当該音と前記音響データベースに登録された雑音を表すパターンとを比較して、合致する雑音を表すパターンを音声認識結果とし、
前記安否判断手段は、前記所定の居住空間における安否状況が、前記音声認識手段の音声認識結果である雑音を表すパターンに応じて予め設定しておいた安否状況であると判断して、前記通信手段は、当該安否状況を前記通信手段に送信させること
特徴とする安否情報通信装置。 - 前記災害検出手段は、前記所定の居住空間内に設置されて構成されており、前記所定の居住空間において発生した災害を検出することを特徴とする請求項1に記載の安否情報通信装置。
- 前記所定の居住空間内において、前記音声を出力した後に音が発生した箇所を推定する位置推定手段を更に備え、
前記安否判断手段は、前記人物の安否状況を外部に送信する必要があると判断した場合には、前記位置推定手段により推定した音の位置情報及び前記音声認識結果に基づく安否状況を前記通信手段に送信させることを特徴とする請求項1に記載の安否情報通信装置。 - 前記所定の居住空間における人物の有無を検出する人感センサをさらに備え、
前記安否判断手段は、前記人感センサによって前記所定の居住空間に人物がいることを検出している場合であって、前記音声生成手段から音声が出力された後の一定時間に亘って、前記音声認識手段によって前記人物からの応答がない音声認識をしている場合には、前記安否状況として、前記人感センサによって前記所定の居住空間に人物がいることを検出した結果を前記通信手段に送信させることを特徴とする請求項1に記載の安否情報通信装置。 - 前記人感センサは、前記居住空間内における人物の位置を検出する位置検出センサであり、
前記通信手段は、前記災害検出手段で取得した災害が発生している旨の情報及び前記人感センサで検出した人物の位置情報を送信することを特徴とする請求項4に記載の安否情報通信装置。 - 所定の住居空間における人物の安否状況を送信する安否情報通信装置と、当該安否情報通信装置との間で情報通信を行う携帯端末及び緊急通報先とを有する安否情報通信システムにおいて、
前記安否情報通信装置は、
災害が発生した旨の情報を検出する災害検出手段と、
前記災害検出手段により災害が発生した旨の情報を取得した場合に、所定の居住空間に対して安否状況を問い合わせる音声を出力する音声生成手段と、
前記音声生成手段によって音声を出力した後に、前記所定の居住空間で発生した音を入力して、前記音声に対する応答として音声認識する音声認識手段と、
前記音声認識手段による音声認識結果から、前記所定の居住空間内に存在する人物の安否状況を判断し、当該安否状況の判断結果に基づいて安否状況を外部に送信する必要があるか否かを判断する安否判断手段と、
前記安否判断手段により安否状況を外部に送信する必要があると判断された場合に、当該音声認識結果に基づく安否状況を通信回線を介して前記携帯端末又は緊急通報先に送信する通信手段とを備え、
前記安否判断手段は、前記通信手段による安否状況の送信先を、前記安否状況の判断結果、及び、前記安否状況が判断された人物についての連絡先を登録した人物情報テーブルの内容に応じて異なるものとし、
前記音声認識手段は、前記所定の居住空間における安否状況を特定する雑音を表すパターンを登録した音響データベースを備え、前記音声生成手段によって音声を出力した後に前記所定の居住空間で発生した音を入力し、当該音と前記音響データベースに登録された雑音を表すパターンとを比較して、合致する雑音を表すパターンを音声認識結果とし、
前記安否判断手段は、前記所定の居住空間における安否状況が、前記音声認識手段の音声認識結果である雑音を表すパターンに応じて予め設定しておいた安否状況であると判断して、前記通信手段は、当該安否状況を前記通信手段に送信させること
特徴とする安否情報通信システム。
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