JP4782894B2 - 医療用制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、体腔内に挿入して医療対象箇所の画像情報の取得又は、医療処置を施す処置具を用いる医療用制御装置に関する。
一般に、体腔内に挿入して患部等を観察するための内視鏡装置が知られている。内視鏡装置における体腔内に挿入される挿入部は、体腔内の曲がりに沿って前後進できるように、また観察したい箇所を撮影するために、先端部分が自在に湾曲できる構成となっている。
この湾曲機構は、先端部分が複数の短いロッドに分割されて、それらのロッド間が関節によって連結された構成となっている。これらの関節には、個々にワイヤが接続されており、基端側に設けられたアングルノブと接続している。このアングルノブを操作することにより、ワイヤの牽引の程度が加減されて、自在に屈曲させることができる。
この湾曲機構においては、術者(観察者)が自身の手動操作により、挿入部を湾曲させているため、術者に操作の大きな負担が掛かっている。このような負担軽減のために、モータを用いた電動式が考えられている。具体的には、ワイヤにモータ等の電気駆動源を連結して、操作部に設けられたスイッチの指示操作によりワイヤを牽引させて、関節を屈曲させる。このように操作補助を行うことにより、術者に掛かる負荷を軽減する技術が提案されている。
挿入部を微妙に屈曲させる操作は、スイッチ操作による電気的な駆動手段が介在するため、操作者の感覚が手動操作とは異なり、その加減が難しくなっている。例えば、特許文献1には、挿入部の変化量(屈曲の程度)を検出するためのセンサを設けて、検出された変化量から湾曲駆動部を受動的に制御している。このセンサには、例えばポテンションメータとエンコーダを用いて、検出された変化量と、スイッチ(アングルノブ)による指示入力に基づき、湾曲駆動部における湾曲動作の制御量を決定している。
特開2005−137701号公報 特開平08−293074号公報
前述したモータ等の電気駆動源によりワイヤを牽引する構成では、ワイヤに伝達される動力のトルク等を上げるために、ギヤ等の伝達機構を介在させている。この場合、トルクが得られる反面、伝達機構がワイヤとモータとの間に設けられているため、内視鏡の湾曲の力量による反作用が検知しにくくなっている。
そこで、この伝達機構を排除すると、ワイヤとモータ(回転軸)とを直結させることになる。しかし、低速回転で十分なトルク性能を持つモータは大型化するため、複数個のモータを搭載する操作部は、内視鏡装置の小型化や軽量化を図る上で問題となる。さらに、湾曲状態を示すためのワイヤに掛かるテンション量を検知して、動作量を制御するためには、多数のセンサを設ける必要があり、挿入部が大型化される。このように、操作部の大型化は、操作性に影響を与え、操作者に負担を与えることとなる。また、挿入部の大型化は、患者への負担の軽減を図る上で解決すべき問題となってしまう。
さらに、これらのセンサは、内視鏡内に設けられているため、挿入部の消毒及び滅菌処理を行う際に、圧力や温度による負荷が掛かるため、十分にセンサ耐性を考慮しなくてはならない。
そこで本発明は、電動により屈曲する挿入部を有する内視鏡に対して、湾曲動作を制御するための湾曲指示値と挿入部の変化量による制御に、正確に外乱情報を反映させた医療用制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に従う実施形態は、ワイヤにより牽引駆動する複数の関節が設けられる湾曲部を有し、体腔内に挿入される挿入部と、電流指令信号に応じて回転する回転軸を有する駆動部と、前記回転軸に連結され、前記駆動部で発生するトルクに比べて大きい駆動トルクを前記ワイヤに伝達する駆動ギア機構と、
前記湾曲部を操作するために前記ワイヤと前記駆動ギア機構とを連結する連結部と、
前記回転軸の回転角度を検知する検知部と、前記湾曲部の湾曲指示として入力される目標湾曲指示信号から前記回転軸の目標回転角度に対応する目標回転角度信号を生成する操作部と、前記操作部からの目標回転角度信号の変化に基づき、前記回転軸を回転させるのか、前前記回転軸の回転角度を維持させるのか判断する判断部と、前記目標回転角度信号に基づき、前記駆動部に出力され、前記回転軸を前記目標回転角度に到達させる前記電流指令信号を生成するコントローラと、前記判別部において前記回転軸を回転させると判断した場合に、前記湾曲部から前記ワイヤと、前記連結部と、前記駆動ギア機構を介して前記回転軸に負荷される外乱に対して予め設定された第1の外乱特性を有する前記コントローラを設定し、前記判別部において前記回転軸の回転角度を維持させると判断した場合に、前記外乱に対して予め設定された第2の外乱特性を有する前記コントローラを設定するコントローラ設定部と、前記コントローラ設定部により設定されたコントローラに基づき生成される前記電流指令信号を前記駆動部に出力する制御部と、を備える医療用制御装置を提供する。
本発明によれば、電動により屈曲する挿入部を有する内視鏡に対して、湾曲動作を制御するための湾曲指示値と挿入部の変化量による制御に、正確に外乱情報を反映させた医療用制御装置を提供することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る医療用制御装置内のモータユニットの内部構成を示す図である。 図2は、第1の実施形態に係る医療用制御装置の概略的な全体構成を示す図である。 図3は、第1の実施形態におけるモータユニット3内に設けられるモータ駆動系の信号処理に基づくコントローラの構成例を示している。 図4は、第1の実施形態に適用しているモータモデルのブロック線図である。 図5は、図3に示したモータ駆動系の信号処理を簡略化した構成を示す図である。 図6は、従来のゲインと周数数の関係における追従特性と外乱特性を示す図である。 図7は、本実施形態のコントローラにおける追従特性と外乱特性を示す図である。 図8は、第2の実施形態のコントローラにおける追従特性と外乱特性を示す図である。 図9は、第3の実施形態のモータ駆動系の信号処理を簡略化した構成を示す図である。 図10は、第3の実施形態のコントローラにおける追従特性と外乱特性を示す図である。 図11は、第4の実施形態のモータ駆動系の信号処理を簡略化した構成を示す図である。 図12は、第4の実施形態のコントローラにおける追従特性と外乱特性を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る医療用制御装置内のモータユニットの内部構成を示す図である。図2には、第1の実施形態に係る医療用制御装置の概略的な全体構成を示す図であり、以下の第1の実施形態の各構成部は、本発明の要旨の説明に必要なもののみを示しており、一般的な内視鏡装置が備えている構成部、例えば、フットスイッチ等は、備えているものとし、図示及びその説明は省略している。
本実施形態の医療用制御装置1は、内視鏡本体2の挿入部2a内に設けられた複数の関節部をワイヤの牽引による湾曲動作を行うマスタスレーブ医療用制御装置である。この医療用制御装置1は、挿入部[挿入部]2aが湾曲する内視鏡本体2と、内視鏡本体2の基端側に設けられたモータユニット[駆動部]3と、システム全体を制御するシステム制御部4と、システム制御部4に挿入部2aの湾曲指示を行う操作部5と、撮像された画像を表示するモニタ部6とで構成される。
システム制御部4は、制御として、モータユニット3に駆動制御信号を送出して駆動制御を行い、且つ挿入部2の先端に設けられた撮像部2bにより撮像された画像に対して画像処理を行う。
モータユニット3は、モニタユニットケーブル7によりシステム制御部4とコネクタ接続される。同様に、操作部5とモニタ部6は、それぞれに、操作部ケーブル8とモニタケーブル9によりシステム制御部4とコネクタ接続されている。また、撮像部2bを設けた構成であれば、モータユニット3内には、図示していないが撮像素子により撮像された画像データをシステム制御部4に送出する画像送出ラインが設けられている。さらに、図示していないが挿入部2内には、患部に対して処置を行う処置具等を貫装させるために、基端側に開口された挿入口から先端部まで貫通する穴、所謂、鉗子チャンネルと、ライトガイド又は照明用LED等が設けられている。
図1には、 モータユニット3の構成例を示す。
モータユニット3には、前述したシステム制御部4からのモニタユニットケーブル7が電源ラインと操作部ラインに分岐して接続する電源コネクタ13と操作部コネクタ14とが設けられている。尚、本実施形態では、理解しやすいように、コネクタを2つに分けて図示しているが、実際のケーブルにおいては、1つのコネクタ内の端子を電源用端子と操作部用端子に分けて用いている場合がある。
このモータユニット3は、駆動部11と駆動制御部12とに大別される。
駆動部11は、屈曲部2a内に配置の複数の関節21に連結された各ワイヤ22を牽引するための複数のモータ26と、モータ26と各ワイヤ22に介在し、モータ26が出力するトルクを上げるための駆動ギヤ機構23と、駆動ギヤ機構23と各ワイヤ22との駆動力の伝達を連結又は遮断するためのクラッチ部25と、クラッチ部25の連結(ON)/遮断(OFF)状態を検出するスイッチ構造のクラッチセンサ24と、モータ26の電流値の絶対値を検出するためのポテンションメータ27と、ポテンションメータ27が絶対値を検出するためにワイヤ22に設けられたギヤ28と、モータ26(又は、図示しないプーリ)に設けられてワイヤ牽引情報を取得するエンコーダ29と、を備えている。
また、駆動制御部12は、例えば、LSI(大規模集積回路)チップに形成される電子回路である。この駆動制御部12には、システム制御部4との通信を行う通信回路31と、後述する信号を受けてサーボ演算等を行う処理部(FPGA)32と、電源供給部となる制御電源33及び駆動電源34と、が設けられている。さらに、駆動制御部12には、エンコーダ29からの出力信号が入力するフィードバック(F/B)信号入力部35と、モータ26に加えられている電流信号が入力するアナログ入力(AI)信号入力部36と、クラッチセンサ24からの絶対値を示す信号が入力するデジタル入力(DI)信号入力部37と、が設けられている。
さらに、制御電源33は、DC/DCコンバータ38を介して、処理・演算部32の仕様にあった直流電圧に昇降した駆動電源を供給する。駆動電源34は、処理・演算部32からの制御信号に基づき、モータ26を駆動するモータドライブ39に駆動電源を供給する。
図3は、本実施形態におけるモータユニット3内に設けられるモータ駆動系の信号処理に基づくコントローラの構成例を示している。
このコントローラ40は、位置制御部41と、速度制御部42と、電流制御部43と、微分回路44と、外乱オブザーバ部45とで構成される。
このような構成のうち、位置制御部41は、操作部5から入力された指令値([1]コマンド)に基づく位置コマンドを生成し、位置指令として速度制御部42に出力する。速度制御部42では、位置コマンド及びフィードバックされたモータ26に入力される電流信号に基づき生成した速度コマンドを速度指令として電流制御部43に出力する。電流制御部43では、速度コマンドに基づき、ワイヤに対する牽引駆動量となる電流コマンドを生成して、電流指令としてモータ26に出力し駆動させる。モータ26は、この電流コマンドが示唆する目標位置[2]になるようにワイヤを牽引駆動する。
モータ26から目標位置に基づく位置情報が、微分回路44及び位置制御部41にフィードバックするように入力する。微分回路44では、時系列的に入力する位置情報に微分処理を施して、その微分信号(モータの位置決め)を速度制御部42及び外乱オブザーバ部45に出力する。また、外乱オブザーバ部45は、モータ26に入力されている電流信号と、微分回路44から出力された微分信号とが入力され、後述するテンション推定値を出力する。
また、モータ26の駆動時には、機械的な構成によりモータ26のモータ軸には負荷外乱[3]が加わっている。この負荷外乱は、ワイヤ牽引の反力と同等であるため、ワイヤに掛かる負荷として検知することができる。このため、テンションセンサ等のセンサを設けなくとも、この外乱負荷における外乱量からワイヤに掛かる負荷(テンション量)を推定することができる。
外乱オブザーバ自体は、既に公知であり、種々の制御に用いられている。本実施形態の外乱オブザーバ部45は、例えば、システム制御部4内に設けられたCPU等の演算処理部内に、アプリケーションプログラムとして存在している。
図4は、本実施形態に適用しているモータモデルのブロック線図である。
モータドライブからモータに印加される入力指令(ワイヤ牽引駆動量:トルクコマンド)は、電流指令である。この電流指令に応じて、モータにおける回転及び位置決めが行われる。また図4に示した入力する外乱dは、モータ軸に掛かる外乱負荷とする。
本実施形態の実際のモータモデルにおいて、モータドライブ39からフィードバックされて入力される入力指令u(トルクコマンド)は、電流指令である。この電流指令に基づき、モータトルク定数Ktが出力される。次に、このモータトルク定数Ktと外乱負荷dとが加算されて、その加算値がモータ慣性モーメントj及びラプラス演算素子sの積により割り算される。その割り算による商が速度指令、即ちモータの回転数情報(スピード情報)となり、再度、ラプラス演算素子sにより割り算されて、モータ目標位置として出力される。
外乱オブザーバ部は、この実際のモータモデルと同じ物理モデルを並列するように配置される。これは、モータドライブ39からの入力指令uに基づくモータトルク定数Ktn(カタログ値)と、モータの回転数情報にモータ慣性モーメントjn(カタログ値)とラプラス演算素子sの積(jn・s)と、を掛けて観測外乱を得る。即ち、外乱オブザーバ部は、逆ダイナミクスを求めて、その逆ダイナミクスの情報からモータ軸に掛かる外乱(テンション)を推定する。
図5は、図3に示したモータ駆動系の信号処理を簡略化した構成として示す。図6には、従来のゲインと周数数の関係を示す図であり、追従特性と外乱特性を示している。図7には、本実施形態のコントローラ40におけるゲインと周数数の関係を示す図であり、位置の伝達即ち、追従特性と外乱特性を示している。
図5においては、モータの目標位置を示唆する電流値が帰還ループを通じて、コントローラ40の入力側にフィードバックして、指令値と共に、コントローラ40に入力される。指令値[1]からモータの目標位置[2]まで伝達は、追従特性として示す。この追従特性は、C(s)P(s)/(1+C(s)P(s))により表すことができる。但し、C(s):コントローラの伝達特性、P(s):モータモデルの伝達特性とする。また、負荷外乱[3]からモータの目標位置[2]まで伝達は、外乱特性として示す。この外乱特性は、P(s)/(1+C(s)P(s))により表すことができる。但し、C(s):コントローラの伝達特性、P(s):モータモデルの伝達特性とする。
これらの追従特性と外乱特性は、個別に設定を変更できず、周波数におけるゲインについて相補する関係を有している。例えば、外乱特性のゲインを上げる、つまり感度を上げると、追従特性のゲインも高くなるという関係がある。追従特性のゲインの設定が高すぎると、入力信号に変化があった際に、オーバーシュート等が発生して1つの値に収束するまでに時間を要するなどの問題が生じる。即ち、追従性が悪くなる。
この追従特性は、理論的には、図に破線mで示すように、低い周波数からある周波数Tまでは、ゲインがある値で一定で推移し、その周波数Tを超えた時点から徐々に直線的に下降するように減衰する。また、実線nで示す外乱特性は、低い周波数からある周波数Tまではゲインが直線的に増加し、追従特性と交差する周波数Tを超えた時点から、ゲインがある値で一定で推移する。
前述したように、外乱に対する感度を高くして検知性能を高めるためには、外乱特性のゲインを高く設定し、且つ追従特性のゲインを通常の値に保持させることが望まれる。
そこでは、本実施形態では、指令値の変化量を検知して、モータが動作状態か停止状態かを判断する。この判断で停止状態であれば、図7の実線pで示すように、コントローラのゲインを通常の設定値から、外乱特性のゲインとして所望する値まで高く設定する(ダンピングファクタを小さくする)。この時、コントローラのゲインを高く設定した場合の追従特性は、図7の太い破線qで示すように、ゲインが周波数Tの手前で一旦、ひと波の上下変化があり、その波の頂部から下降したまま周波数Tを越えて、線形的に減衰する特性となる。このゲインの上下変化により、モータが駆動する際にスムーズ回転せず、振動を伴って回転する場合がある。尚、コントローラのゲインとは、図3に示した位置制御部、速度制御部及び電流制御部のそれぞれに設定されるパラメータである。例えば、電流制御部であれば、入力値(速度指令)に対する出力値(電流指令)を設定するために任意に設定されたパラメータである。これらのパラメータは、図に示した駆動制御部12内に設けられたメモリ(図示せず)に予め設定されており、必要により読み出されて、それぞれの構成部位に書き換え可能に設定される。
その後、指令値の変化量の判断に基づき、モータが動作状態と判断された場合には、コントローラのゲインを通常の設定値に戻す設定を行う。このようなゲインの設定切り換えにより、停止時に負荷外乱を感度よく取り込むことができ、モータの駆動開始時までの間、外乱オブザーバ部の検知能力を高めておくことができる。さらに、モータの駆動開始と共に、外乱特性の高く設定されているゲインを元の設定値に戻す。
以上のことから、本実施形態によれば、モータが停止状態の時に、ゲインを高く設定しておくことにより、外乱特性の感度が高く設定された状態で外乱を取り込むことができる。また、モータの動作開始と共に、外乱特性のゲインを通常の設定値に戻すことにより、追従特性に対して影響を与えない。
従って、外乱オブザーバ部によって精度の高い外乱量を得ることができるため、モータに掛かる適正なテンションを推定することができ、屈曲部を駆動させるためのワイヤに掛かる張力を適正にすることにより、操作者に対して、微妙な位置操作が容易になる。さらに、テンションを検出するための専用のセンサを省くことができ、モータユニットの小型軽量化に寄与することができる。
次に、第2の実施形態について説明する。
前述した第1の実施形態では、モータの停止状態の時に外乱特性のゲインを高く設定したが、本実施形態では、停止状態の時に外乱特性の感度を高めるために、周波数における帯域を広くなるように切り換えを行う例である。尚、本実施形態の構成は、前述した第1の実施形態と同等であり、構成部位に同じ参照符号を用いて、その説明を省略する。
図8には、本実施形態のコントローラ40におけるゲインと周数数の関係を示す図であり、追従特性と外乱特性を切り換えた状態を示している。
本実施形態においても、指令値[1]からモータの目標位置[2]まで伝達は、前述したと同じ、追従特性C(s )P(s)/(1+C(s)P(s))であり、負荷外乱[3]からモータの目標位置[2]まで伝達は、外乱特性P(s)/(1+C(s)P(s))である。
そこで本実施形態では、指令値の変化量を検知して、モータが動作状態か停止状態かを判断する。判断が停止状態であれば、外乱特性を、図8の太い実線p1で示すように、コントローラのゲインが変化する周波数Tの通常の設定値(細い実線p2)から、所望する周波数T1まで低くなるように切り換えて設定する(カットオフ周波数を下げる)。この時、追従特性においても、図8で示す細い破線の周波数TからT1に下げられる。
その後、指令値の変化量の判断に基づき、モータが動作状態であると判断された場合には、設定された周波数T1から周波数Tに切り換えて、通常の状態に復帰させる。
つまり、モータの停止状態時に検査帯域の低い周波数に換えることにより、ゲインを高くすることができ、負荷外乱を感度よく取り込み、モータの駆動開始時までの間、外乱オブザーバ部の検知能力を高めておくことができる。さらに、モータの駆動開始と共に、低く設定された周波数を通常状態に復帰させる。
以上のことから、本実施形態によれば、モータの停止状態の時に、ゲインを高く設定しておくことにより、外乱特性の感度が高く設定された状態で、モータの動作を開始することができる。また、動作開始と共に、外乱特性のゲインを通常の設定周波数に切り換えにより復帰させることにより、追従特性に対しても影響を与えていない。
従って、前述した第1の実施形態における効果と同等の効果を得ることができる。即ち、モータに掛かる適正なテンションを推定して、屈曲部を適正に駆動させることができ、微妙な位置操作が容易になる。さらに、テンションを検出するための専用のセンサを省くことができ、モータユニットの小型軽量化に寄与することができる。
次に、第3の実施形態について説明する。
前述した第1,2の実施形態では、モータの停止状態又は動作状態の切り換わり時に、ゲインの切り換えを行ったが、本実施形態では、モータの停止状態の時に、ゲインの書き換えに加えて、切り換えにより補償要素(FB)を帰還ループに挿入する構成である。
図9は、モータ駆動系の信号処理を簡略化した構成を示す。図10は、本実施形態のコントローラ40における追従特性と外乱特性を示す図である。
本実施形態は、前述したコントローラ(C)40とモータ(P)26に加えて、モータ(P)26からコントローラ(C)40への帰還ループに補償要素(FB)51と切り換えスイッチ52を配置した構成例である。補償要素(FB)51は、プログラム(又は、アプリケーションソフトウエア)上に設けられた処理部であり、具体的には、ある周波数帯域、本実施形態においては周波数T以上で上限の周波数T2までの帯域において、ゲインを高く設定して、外乱の感度を上げるように設定するプログラムで構築される。また、切り換えスイッチ52においても、同様に切り換え動作を行うプログラムにより構築されている。
本実施形態においては、モータが通常に動作している場合には、切り換えスイッチ52は、端子1に接続されており、前述した第1の実施形態における追従特性の時と同等な接続構成となっている。一方、モータが停止状態であると判断された時には、切り換えスイッチ52は端子1から端子2へ切り換え、補償要素(FB)51を帰還ループ内に挿入する。この補償要素(FB)51を取り込むことにより、図10に示すように、周波数Tから上限の周波数T2までの帯域において、通常時よりもゲインが山なりに弧を描くように高く設定する。
また、モータが停止状態から動作状態に切り替わったと判断された場合には、モータの動作が開始されると共に、切り換えスイッチ52は端子2から端子1へ切り換えて、補償要素(FB)51を外した通常の構成となる。
以上説明したように、本実施形態の構成によれば、前述した第1の実施形態と同等の効果を得ることができる。さらに、本実施形態によれば、モータからコントローラにフィードバックするための帰還ループに、補償要素(FB)51を切り換えスイッチ52により挿入したり外したりする。この挿脱により、コントローラ内の複数のゲインをそれぞれに変更することなく、補償要素(FB)51のパラメータ(又は、係数)により一元的に切り換えができるため、ゲイン変更における設定が容易になる。また、補償要素(FB)51においてもプログラム等により構築しているため、装置内の実質的なスペースを使用することなく、大型化等の問題は発生しない。
次に、第4の実施形態について説明する。
図11は、本実施形態におけるモータ駆動系の信号処理を簡略化した構成を示す。図12は、本実施形態のコントローラ40における追従特性と外乱特性を示す図である。
前述した第3の実施形態では、切り換えスイッチにより補償要素(FB)51を帰還ループ内への挿脱を行っていたが、本実施形態は、コントローラ(C)40の前段に補償要素(FF)を配置し、モータ(P)26からコントローラ(C)40への帰還ループに補償要素(FB)を配置した構成例である。
これらの補償要素(FF)及び補償要素(FB)は、プログラム(又は、アプリケーションソフトウエア)上に設けられた処理部である。補償要素(FB)は、図10に示すように、外乱特性のゲインを上げる補償を行うように作用する。補償要素(FF)は、補償要素(FB)による補償を通常時の外乱特性のゲインに戻す補償を行うように作用する。
図11において、指令値[1]からモータの目標位置[2]まで伝達は、追従特性として示す。この追従特性は、C(s)・P(s)・FF(s)/(1+C(s)・P(s)・FB(s))により表すことができる。但し、C(s):コントローラの伝達特性、P(s):モータモデルの伝達特性、FF(s):補償要素(FF)の伝達特性、及びFB(s):補償要素(FB)の伝達特性とする。また、負荷外乱[3]からモータの目標位置[2]まで伝達は、外乱特性として示す。この外乱特性は、P(s)/(1+C(s)・P(s)・FB(s))により表すことができる。但し、P(s):モータモデルの伝達特性、FF(s):補償要素(FF)の伝達特性、及びFB(s):補償要素(FB)の伝達特性とする。
図12に示す追従特性は、補償要素の伝達特性と補償要素(FB)を共に挿入することにより、コントローラ40に入力する時点で、それぞれの補償が打ち消されて、前述した第1の実施形態と同等の特性となる。また、外乱特性は、補償要素(FB)を用いることにより、停止又は動作状態に関係なく、周波数に応じて検知感度が上げられている。外乱特性は、図12の太い実線p1で示すように、周波数T以上の周波数の帯域において、コントローラのゲインを上げる補償を行う。
以上説明したように、本実施形態によれば、外乱特性のゲイン即ち、感度は補償要素(FB)を用いて、停止又は動作状態に関係なく、周波数に応じて検知感度が上げられ、追従特性は補償要素(FB)により生じた補償を、補償要素(FF)の補償によって打ち消す、即ち、通常時のゲインに戻されるため、モータの停止・動作状態の判定を必要とせず、又帰還ループにおけるスイッチ等の切り換え部は不要である。
従って、本実施形態は前述した第1の実施形態と同等の作用効果を得ることができる。さらに、本実施形態は、モータの停止・動作状態の判断が不要となり、外乱特性においては、感度を上げたい周波数帯域については、フィードバックされる信号に任意の補償を施してゲインを上げ、追従特性においては、外乱特性に関わる補償を打ち消すことで、追従性の性能の劣化を防止することができる。
尚、前述した各実施形態による発明は、各実施形態を組み合わせて実施することも可能であり、各実施形態の要旨以外の構成部位を削除したとしても、実現可能であり、本発明の作用及び効果を得ることができる。
以上説明した各実施形態によれば、以下の本発明を含んでいる。
(1)体腔内に挿入するとともに内部にワイヤが設けられた挿入手段と、
前記ワイヤを駆動させて前記挿入手段を湾曲させる駆動手段と、
前記ワイヤに対して湾曲指示量を入力する指示入力手段と、
前記指示入力手段からの湾曲指示量に基づいて前記挿入手段における駆動制御を行う制御手段と、
前記指示入力手段に入力される湾曲指示量の変化を検知する検知手段と、
前記検知手段の検知結果に基づいて前記湾曲駆動量の変化から停止状態と判断した場合に、前記駆動手段で生じる外乱情報の取得感度を調整して外乱量を推定する外乱推定手段と、を備え、
前記外乱推定手段により推定された外乱量に基づいて前記挿入手段の駆動制御を行うことを特徴とする医療用制御装置。
(2)前記外乱推定手段は、前記制御手段において周波数に対するゲインを上げることを特徴とする前記(1)に記載の医療用制御装置。
(3)前記外乱推定手段は、前記制御手段において周波数に対するゲインを下げることを特徴とする前記(1)に記載の医療用制御装置。
(4)前記外乱推定手段は、周波数に対するゲインの追従特性から前記外乱情報の感度を上げる補償を行うことを特徴とする前記(1)に記載の医療用制御装置。
(5)前記外乱推定手毅は、前記検知手段における検知結果によらず前記入力される駆動量を補償するとともに、前記外乱情報の感度を上げる補償を行うことを特徴とする前記(1)に記載の医療用制御装置。

Claims (3)

  1. ワイヤにより牽引駆動する複数の関節が設けられる湾曲部を有し、体腔内に挿入される挿入部と、
    電流指令信号に応じて回転する回転軸を有する駆動部と、
    前記回転軸に連結され、前記駆動部で発生するトルクに比べて大きい駆動トルクを前記ワイヤに伝達する駆動ギア機構と、
    前記湾曲部を操作するために前記ワイヤと前記駆動ギア機構とを連結する連結部と、
    前記回転軸の回転角度を検知する検知部と、
    前記湾曲部の湾曲指示として入力される目標湾曲指示信号から前記回転軸の目標回転角度に対応する目標回転角度信号を生成する操作部と、
    前記操作部からの目標回転角度信号の変化に基づき、前記回転軸を回転させるのか、前前記回転軸の回転角度を維持させるのか判断する判断部と、
    前記目標回転角度信号に基づき、前記駆動部に出力され、前記回転軸を前記目標回転角度に到達させる前記電流指令信号を生成するコントローラと、
    前記判別部において前記回転軸を回転させると判断した場合に、前記湾曲部から前記ワイヤと、前記連結部と、前記駆動ギア機構を介して前記回転軸に負荷される外乱に対して予め設定された第1の外乱特性を有する前記コントローラを設定し、前記判別部において前記回転軸の回転角度を維持させると判断した場合に、前記外乱に対して予め設定された第2の外乱特性を有する前記コントローラを設定するコントローラ設定部と、
    前記コントローラ設定部により設定されたコントローラに基づき生成される前記電流指令信号を前記駆動部に出力する制御部と、
    を備えることを特徴とする医療用制御装置。
  2. 前記第2の外乱特性は、前記第1の外乱特性よりも感度を高くしたことを特徴とする請求項1に記載の医療用制御装置。
  3. 前記第2の外乱特性は、前記外乱に対して前記回転軸に振動を伴う特性を有することを特徴とする請求項1に記載の医療用制御装置。
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