JP4782496B2 - 環境マネージメントシステム、その方法及びプログラム - Google Patents
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Description
従って、この環境ISOに準拠(登録審査及び維持審査に合格)するためには、事業活動のすべてを網羅して、環境に対する影響を算出・評価しなければならないが、手計算でも、コンピュータを用いるにしても、手際よく、定量的に処理する方法を模索しているのが現状である。このような状況において、企業が独自にISO関連の書類を整えその登録を受けることは非常に困難であり、一般的には、専門のISOコンサルタントに依頼し、環境評価に関する書類を作成してもらう必要があった。さらに、このISOは一定の周期で維持審査があり、上述したデミングサイクルを常時実践し続け、環境影響評価表を作成する必要があった。
ところで、建設会社では、施工する工事に関して環境に影響を及ぼす要素(典型的なものは工事用重機による騒音や排出ガスなど)が多数存在し、これらの各要素の影響を考慮した環境影響評価表を作成する必要があるが、1つの工事であっても様々な多数の要素(工程)から構成されており、さらに、建設会社では多数の工事を抱えているのが通常であるため、多数の工事の各要素の環境影響を適切に評価した環境影響評価表を作成するのは非常に労力や時間がかかるものであった。
JISQ14001「環境マネージメントシステム―仕様及び利用の手引」(1996年)
複数の工事の名称、および前記複数の工事の各々に含まれる各要素(工程)の単位数量あたりの標準数値からなる標準統計情報を含む歩掛マスターテーブルと、工事(に含まれる各要素)に関連する各資源別(例えば、クラムシェル、バックホウなどの建設機械別)に環境側面情報およびそれに関連付けられた環境影響情報が規定されている資源別環境マスターテーブルとが格納されている記憶手段と、
少なくとも工事名称を含む評価対象工事の情報(例えば、工事名称(工種)=バックホウ掘削など)を入力する入力手段と、
前記歩掛マスターテーブルを参照して、前記入力された評価対象工事の情報に基づき、前記評価対象工事に含まれる各要素(及び、望ましくはそれらの標準的な数値情報)を含む内訳データを演算手段を使用して生成する内訳データ生成手段と、
前記生成された内訳データに基づき、前記資源別環境マスターテーブルを参照して、環境側面データおよび環境影響データを含む環境影響評価データを前記演算手段を使用して生成する環境評価データ生成手段と、
前記環境影響評価データを編集し環境影響評価表として出力する出力手段(プリンタ、またはCRTなど)と、
を含むことを特徴とする。
本発明によれば、評価対象工事の簡易な情報を提供するだけで、歩掛マスターテーブルのデータを利用することによって、その工事に関連する各要素の環境影響評価データを自動的に労力や人手をかけずに自動的に生成し、環境影響評価データを含む環境影響評価表を出力することができるようになる。また、対象工事に関する数値情報が与えられてなくても、対象工事を標準的な数量の工事と仮定して、これに含まれる各要素に対する標準的な歩掛データの数値を使用して数値情報を付加することもできる。このように、本発明によれば、ISOコンサルタントなどの助けを得ずに簡易かつ自動的に環境影響評価表を作成することが可能となる。
複数のユニットプライス形式の工事の名称、および前記複数のユニットプライス形式の工事の各々に含まれる各要素の単位数量あたりの標準数値からなる標準統計情報を含む歩掛マスターテーブルと、工事に関連する各資源別の環境側面情報およびそれに関連付けられた環境影響情報が規定されている資源別環境マスターテーブルとが格納されている記憶手段と、
少なくともユニットプライス形式の工事名称を含む評価対象工事の情報を入力する入力手段と、
前記歩掛マスターテーブルを参照して、前記入力された評価対象工事の情報に基づき、前記評価対象工事に含まれる各要素を含む内訳データを演算手段を使用して生成する内訳データ生成手段と、
前記生成された内訳データに基づき、前記資源別環境マスターテーブルを参照して、環境側面データおよび環境影響データを含む環境影響評価データを前記演算手段を使用して生成する環境評価データ生成手段と、
前記環境影響評価データを編集し環境影響評価表として出力する出力手段と、
を含むことを特徴とする。
本発明によれば、ユニットプライス形式で入力された評価対象工事の情報であっても、ユニットプライス形式で記述された、或いはユニットプライス形式の工事名称に関連付けられた各要素を含む各テーブルを参照して、簡易かつ自動的に環境影響評価表を作成することが可能となる。このように、歩掛テーブルはユニットプライス形式でも使用することが可能であり、即ち、過去のデータを有効に活用することが可能である。
前記評価対象工事の情報は、その数量(例えば、工事名称がバックホウ掘削である場合は、数量(工事規模)=100m3など、或いは対象工事に含まれる各要素(工程)の各数値情報)をも含み、
前記内訳データ生成手段は、前記評価対象工事に含まれる各要素の少なくとも一部に対しては、それらの数量をも含む内訳データを演算手段を使用して生成する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、与えられた数値情報を利用することによって、より詳細かつ適切な環境影響評価データを作成することが可能となる。
前記記憶手段は、実際に受注した、工事の名称(通常の積み上げ方式の工事名称、または、ユニットプライス形式の工事名称)、および前記工事に含まれる各要素の単位数量あたりの実数値からなるカスタマイズされた統計情報を含む建設積算データテーブルをも含み、
前記内訳データ生成手段は、
前記評価対象工事に含まれる各要素と、前記建設積算データテーブルに含まれる前記カスタマイズされた統計情報内の各要素とを比較して、合致する要素が所定の閾値(例えば、合致する要素の数や割合)を超える場合は、前記建設積算データテーブルをも参照して、前記評価対象工事の情報に基づき、前記内訳データを生成する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、当該評価対象工事に対して、自社内の実数値に対応してカスタマイズされた統計情報が十分にある場合は、カスタマイズ統計情報を含む「建設積算テーブル」を使い、十分にない場合は、標準統計情報を含む「歩掛マスターテーブル」を使うという判定動作を自動的に行うことができるため、より適切かつ正確な環境影響評価データを生成することが可能となる。即ち、カスタマイズされた統計情報の蓄積度に応じて、評価対象工事別に標準統計情報を使うべきかカスタマイズ統計情報を使うべきかを自動的に判定できるため、非常に適正かつ正確な環境影響評価ができる。或いは、この閾値の設定次第では、強制的に一方のデータテーブルを使う設定にすることもでき、閾値の設定変更によって、異なるデータテーブルから作成された2種類の評価表を作成して比較するなどが簡単に可能である。
前記環境影響情報のうちの少なくとも一部は、発生可能性の数値情報、および結果重大性の数値情報も関連付けられており、
前記環境評価データ作成手段は、前記発生可能性の数値情報、および前記結果重大性の数値情報を含む前記環境評価データを作成する、
ことを特徴とする。
本発明によれば、環境影響評価を数値情報によって定量的に評価することが可能となる、
前記記憶手段は、環境規制の法規を含む環境関連法規テーブルをも含み、
前記環境評価データ作成手段は、前記環境関連法規テーブルを参照して、前記環境影響データのうち、環境規制の法規の規制があるものについては、対応する法規を当該環境影響データに関連付ける、
ことを特徴とする。
本発明によれば、環境影響データのうち法規制のあるものを当該法規(例えば、騒音規制法などの騒音に関する法律・条例、振動規制法など)に関連付けることによって、企業の環境関連のコンプライアンス(法令遵守)活動をより容易にすることができる。
外部システムから、(従来の積み上げ方式或いはユニットプライス形式の)工事の名称および前記工事に含まれる各要素の実数値を含む、実際の工事データをネットワークを介して受信する受信手段と、
前記受信した実際の工事データに基づき、前記記憶手段に格納されている前記建設積算データテーブルを更新する更新手段をも含む、
ことを特徴とする。
本発明によれば、実際の工事データ(いわゆる工事日報、工事週報、工事月報など)を定期的に受信しこれに基づき、カスタマイズされた統計情報を含む建設積算テーブルをさらに適切かつ正確なものになるようカスタマイズすることができ、これによって、環境影響評価データをさらに適切かつ正確なものにすることが可能である。
工事の名称、および前記工事に含まれる各要素の単位数量あたりの標準数値からなる標準統計情報を含む歩掛マスターテーブルと、前記工事に関連する各資源別(クラムシェル、バックホウなどの建設機械別)に環境側面情報およびそれに関連付けられた環境影響情報が規定されている資源別環境マスターテーブルとが格納されている記憶手段と、
外部システム(建設に関する諸データを含む、建設積算システム、携帯端末、携帯電話など)から、工事の名称を少なくとも含む評価対象工事の情報をネットワーク(有線或いは無線のネットワーク)を介して受信する手段と、
前記受信した評価対象工事の情報に基づき、前記歩掛マスターテーブルを参照して、前記工事に含まれる各要素を含む内訳データを演算手段を使用して生成する内訳データ生成手段と、
前記生成された内訳データに基づき、前記資源別環境マスターテーブルを参照して、環境側面データおよび環境影響データを含む環境影響評価データを前記演算手段を使用して生成する環境評価データ生成手段と、
前記環境影響評価データを編集し環境影響評価表として出力する出力手段(プリンタ、CRTなど)と、
を含むことを特徴とする。
或いは、本発明による環境マネージメントシステムは、
複数のユニットプライス形式の工事の名称、および前記複数のユニットプライス形式の工事に含まれる各要素の単位数量あたりの標準数値からなる標準統計情報を含む歩掛マスターテーブルと、前記工事に関連する各資源別の環境側面情報およびそれに関連付けられた環境影響情報が規定されている資源別環境マスターテーブルとが格納されている記憶手段と、
外部システムから、ユニットプライス形式の工事の名称を少なくとも含む評価対象工事の情報をネットワークを介して受信する手段と、
前記受信した評価対象工事の情報に基づき、前記歩掛マスターテーブルを参照して、前記工事に含まれる各要素を含む内訳データを演算手段を使用して生成する内訳データ生成手段と、
前記生成された内訳データに基づき、前記資源別環境マスターテーブルを参照して、環境側面データおよび環境影響データを含む環境影響評価データを前記演算手段を使用して生成する環境評価データ生成手段と、
前記環境影響評価データを編集し環境影響評価表として出力する出力手段と、
を含むことを特徴とする。
前記記憶手段は、実際に受注した、工事の名称、および前記工事に含まれる各要素の単位数量あたりの実数値からなるカスタマイズされた統計情報を含む建設積算データテーブルをも含み、
前記内訳データ生成手段は、
前記評価対象工事に含まれる各要素と、前記建設積算データテーブルに含まれる前記カスタマイズされた統計情報内の各要素とを比較して、合致する要素が所定の閾値を超える場合は、前記建設積算データテーブルをも参照して、前記選択された評価対象工事およびその数量に基づき、前記内訳データを生成する、
ことを特徴とする。
複数の工事の名称、および前記複数の工事の各々に含まれる各要素(工程)の単位数量あたりの標準数値からなる標準統計情報を含む歩掛マスターテーブルと、工事(に含まれる各要素)に関連する各資源別(例えば、クラムシェル、バックホウなどの建設機械別)に環境側面情報およびそれに関連付けられた環境影響情報が規定されている資源別環境マスターテーブルと記憶手段に格納する格納ステップと、
少なくとも工事名称を含む評価対象工事の情報(例えば、工事名称(工種)=バックホウ掘削など)を入力する入力ステップと、
前記歩掛マスターテーブルを参照して、前記入力された評価対象工事の情報に基づき、前記評価対象工事に含まれる各要素(及び、望ましくはそれらの標準的な数値情報)を含む内訳データを演算手段を使用して生成する内訳データ生成ステップと、
前記生成された内訳データに基づき、前記資源別環境マスターテーブルを参照して、環境側面データおよび環境影響データを含む環境影響評価データを前記演算手段を使用して生成する環境評価データ生成ステップと、
前記環境影響評価データを編集し環境影響評価表として出力する出力ステップ(プリンタ、またはCRTなど)と、
を含むことを特徴とする。
また、本発明による環境マネージメント方法は、
複数のユニットプライス形式の工事の名称、および前記複数のユニットプライス形式の工事の各々に含まれる各要素の単位数量あたりの標準数値からなる標準統計情報を含む歩掛マスターテーブルと、工事に関連する各資源別の環境側面情報およびそれに関連付けられた環境影響情報が規定されている資源別環境マスターテーブルとを記憶手段に格納する格納ステップと、
少なくともユニットプライス形式の工事名称を含む評価対象工事の情報を入力する入力ステップと、
前記歩掛マスターテーブルを参照して、前記入力された評価対象工事の情報に基づき、前記評価対象工事に含まれる各要素を含む内訳データを演算手段を使用して生成する内訳データ生成ステップと、
前記生成された内訳データに基づき、前記資源別環境マスターテーブルを参照して、環境側面データおよび環境影響データを含む環境影響評価データを前記演算手段を使用して生成する環境評価データ生成ステップと、
前記環境影響評価データを編集し環境影響評価表として出力する出力ステップと、
を含むことを特徴とする。
或いは、本発明をプログラムとして実現させると、本発明による環境マネージメントプログラムは、
環境マネージメント方法をコンピュータに実行させるための方法であって、
複数の工事の名称、および前記複数の工事の各々に含まれる各要素(工程)の単位数量あたりの標準数値からなる標準統計情報を含む歩掛マスターテーブルと、工事(に含まれる各要素)に関連する各資源別(例えば、クラムシェル、バックホウなどの建設機械別)に環境側面情報およびそれに関連付けられた環境影響情報が規定されている資源別環境マスターテーブルと記憶手段に格納する格納ステップと、
少なくとも工事名称を含む評価対象工事の情報(例えば、工事名称(工種)=バックホウ掘削など)を入力する入力ステップと、
前記歩掛マスターテーブルを参照して、前記入力された評価対象工事の情報に基づき、前記評価対象工事に含まれる各要素(及び、望ましくはそれらの標準的な数値情報)を含む内訳データを演算手段を使用して生成する内訳データ生成ステップと、
前記生成された内訳データに基づき、前記資源別環境マスターテーブルを参照して、環境側面データおよび環境影響データを含む環境影響評価データを前記演算手段を使用して生成する環境評価データ生成ステップと、
前記環境影響評価データを編集し環境影響評価表として出力する出力ステップ(プリンタ、またはCRTなど)と、
を含むことを特徴とする。
また、本発明による環境マネージメント方法をコンピュータに実行させるための環境マネージメントプログラムは、
複数のユニットプライス形式の工事の名称、および前記複数のユニットプライス形式の工事の各々に含まれる各要素の単位数量あたりの標準数値からなる標準統計情報を含む歩掛マスターテーブルと、工事に関連する各資源別の環境側面情報およびそれに関連付けられた環境影響情報が規定されている資源別環境マスターテーブルとを記憶手段に格納する格納ステップと、
少なくともユニットプライス形式の工事名称を含む評価対象工事の情報を入力する入力ステップと、
前記歩掛マスターテーブルを参照して、前記入力された評価対象工事の情報に基づき、前記評価対象工事に含まれる各要素を含む内訳データを演算手段を使用して生成する内訳データ生成ステップと、
前記生成された内訳データに基づき、前記資源別環境マスターテーブルを参照して、環境側面データおよび環境影響データを含む環境影響評価データを前記演算手段を使用して生成する環境評価データ生成ステップと、
前記環境影響評価データを編集し環境影響評価表として出力する出力ステップと、
を含むことを特徴とする。
図1は、本発明による環境マネージメントシステムの基本的な構成を示すブロック図である。図に示すように、本発明による環境マネージメントシステム100は、記憶手段110、入力手段120、内訳データ生成手段125、環境評価データ生成手段130、出力手段135、受信手段140、及び更新手段145を具える。環境マネージメントシステム100は、インターネット、WAN、LAN、有線・無線電話回線網などのネットワーク200を介して端末122、建設積算システムやPDA、携帯機器、携帯電話などの外部システム250と接続されている。また、端末122の一部は本システム100に直接ローカルで接続されている。
内訳データ生成手段125は、記憶手段110に格納されている前記歩掛マスターテーブル112を参照して、前記入力された評価対象工事の名称およびその数量に基づき、前記評価対象工事に含まれる各要素およびそれらの数量を含む内訳データを演算手段(MPU,CPUなど。図示せず)を使用して生成する。さらに、内訳データ生成手段125は、評価対象工事に含まれる各要素と、建設積算データテーブル116に含まれるカスタマイズされた統計情報内の各要素とを比較して、合致する要素が所定の閾値を超える場合は、建設積算データテーブル116をも参照して、評価対象工事およびその数量に基づき、内訳データを生成することもできる。
環境評価データ生成手段130は、前記生成された内訳データに基づき、前記資源別環境マスターテーブル114を参照して、環境側面データおよび環境影響データを含む環境影響評価データを演算手段を使用して生成する。即ち、内訳データに含まれる情報と合致する情報が環境側面データの項目に含まれる場合は、その項目を抽出し、さらにこの項目に関連付けられている環境影響データの項目も抽出して環境影響データとする。
更新手段145は、受信した実際の工事データに基づき、記憶手段110に格納されている前記建設積算データテーブル116を更新する。
或いは、本システム100は、入力手段の代わりに、受信手段140を使って、外部システム250から、評価対象工事の名称および前記工事に含まれる各要素の実数値を含む「評価対象工事データ」をネットワーク200を介して受信することもできる。このように外部システムから評価対象工事データを受信する構成をとれば、何ら人手を介さずに既存の外部システム上に構築された建設関連データを有効活用して、煩雑で膨大な労力がかかる環境影響評価表を容易かつ自動的に作成することが可能となる。
歩掛マスターテーブルを参照することが選択された場合は、複数の階層のうちどの階層(階層は、後で詳細に説明する。)でデータを集約するのかを選択する(S12a)。次に、建設積算管理システムなどのような外部システムなどから供給された省庁一覧表から評価対象工事が関連する所望の省庁に対応した歩掛データテーブルを選択し(S14a)、この選択した省庁の下の階層にある工種リストから1つの工種(図の例では土工)を選び出す。選ばれた工種の下の階層にある種別リストから1つの種別(図の例では機械土工(土砂))を選び出し、さらに、この選んだ種別の下の階層にある規格リストから1つの規格(この図の例ではブルドーザ掘削押土)を評価対象工事として選択する。
或いは、工種の選択以降は、その選択で表示される一覧から対象でない項目を除外することによって非表示にしたり、生成された内訳データの一覧から対象でない項目を除外することによって非表示にしたりすることもできる。この非表示設定は、記憶しておき、次回の選択時に自動的に除外して非表示にする構成をとることも可能である。
或いは、評価対象工事の情報は、別途、工事の名称及びその数量を直接的に入力したり、外部システムから評価対象工事の情報を受信したりすることもできる。この評価対象工事の情報に基づき、選択した省庁用の歩掛マスターテーブルを参照して、前記評価対象工事に含まれる各要素および望ましくはそれらの数量を含む内訳データを演算手段を使用して生成する(S16a)。
なお、評価対象工事の情報は、ユニットプライス形式で入力することも可能であり、例えば各省庁や機関によって発表されているユニットプライス規定集や定義集に準拠した形式、具体的には、工事名称としてのユニット区分=表層(車道部)、契約単位として施行面積=200m3(工事区分=舗装、工種=舗装工、種別=アスファルト舗装工)などの形式で入力することもできる。
生成された内訳データに基づき、資源別環境マスターテーブル、環境側面テーブル、或いは関連法規データベースを参照して、環境側面データおよび環境影響データを含む環境影響評価データを前記演算手段を使用して生成する(S20)。生成された環境影響評価データは、一旦、記憶装置に格納しておく(S22)。
その後、環境影響評価データを編集し、環境影響評価表(或いは、環境目的・達成計画書、著しい環境側面リストなど)として出力する(S24)。
このような選択の下で、さらに、選択されたカテゴリである「環境用工事1」において、さらに以下のような幾つかの階層(レベル)で抽出条件(図の例では、工事全体、レベル1〜5)を規定することもできる(図6b)。
或いは、選択された評価対象工事と同様の種類の要素を含むその他の積算工事データベースのデータテーブルを代用することもできる。
なお、図9は、従来の積み上げ方式の積算システムに準拠する形式で評価対象工事を入力することによって作成したものであるが、ユニットプライス方式に準拠する形式で評価対象工事を入力することによっても同様の表を作成できる。
図12は、図2に示した、環境マネージメントシステムにおける処理ステップの変形例(現場別の処理例)を詳細に説明するフローチャートである。図に示すように、外部システムなどから得られる受注工事一覧表から所望の評価対象工事を選択するが(P14)、このとき、選択した評価対象工事に適した積算データテーブルも自動的に選択される。或いは、評価対象工事の情報については、別途、工事の名称及びその数量を直接的に入力したり、外部システムから評価対象工事の情報を受信したりすることもできる。予め入力或いは受信してある評価対象工事の情報に基づき、ステップP14で選択した工事に対応した積算データテーブルをも参照(基本的には歩掛マスターテーブルを参照する)して、前記評価対象工事に含まれる各要素および望ましくはそれらの数量を含む内訳データを演算手段を使用して生成する(P16)。
ここで、予め、当該現場が属する会社の全体を対象とした環境影響評価データ(以下、「全社用−環境影響評価データ」と呼ぶ。)を用意しておく。生成された内訳データに基づき、資源別環境マスターテーブル、環境側面テーブル、或いは関連法規データベース、さらには、上記の「全社用−環境影響評価データ」を参照して、環境側面データおよび環境影響データを含む新たな「現場別−環境影響評価データ」を前記演算手段を使用して生成する(P20)。このとき、「内訳データ」、「資源別環境マスターテーブル」、及び「全社用−環境影響評価データ」は、建設積算システムで使用されている単価コードを含んでいるため、この単価コードのマッチング処理を行い合致したデータを抽出して「現場別−環境影響評価データ」とすることが好適である。さらに、抽出条件として、初期環境調査で「著しい環境側面」に特定されたものは抽出しないといった設定にすることもできる。
生成された「現場別―環境影響評価データ」は、一旦、記憶装置に格納しておく(P22)。その後、環境影響評価データを編集し、現場別−環境影響評価表(或いは、環境目的・達成計画書、著しい環境側面リストなど)として出力する(P24)。
また、実際の工事の進捗に応じて工事日報データを反映させることにより、さらに定量的に環境影響評価ができるようになる。また、その工事日報データを携帯通信端末(携帯電話、通信機能を具えたPDAなど)からサーバーに毎日送信することにより自動的にデータを集積することにより、さらに迅速かつ正確な環境影響評価ができるようになる。
特に、ユニットプライス形式の積算方式は、今後、急速に普及することが予想されるものであり、ユニットプライス形式での包括的な工事目的物とその数量とを入力することによって、迅速かつ正確な危険源評価が簡便に達成できる利点は大きい。
110 記憶手段
112 歩掛マスターテーブル
114 資源別環境マスターテーブル
116 建設積算データテーブル
120 入力手段
122 端末
125 内訳データ生成手段
130 環境評価データ生成手段
135 出力手段
140 受信手段
145 更新手段
200 ネットワーク
250 外部システム
Claims (16)
- 環境マネージメントシステムであって、
複数の工事名称、および前記複数の工事名称の各々にそれぞれ関連付けられた各要素を含む歩掛マスターテーブルと、前記要素に関連付けられた各資源別の環境側面情報および環境影響情報が規定されている資源別環境マスターテーブルとが格納されている記憶手段と、
少なくとも工事名称を含む評価対象工事の情報を入力する入力手段と、
演算手段を使用して、前記記憶手段に格納されている前記歩掛マスターテーブルを参照して、前記入力された評価対象工事の情報に含まれる工事名称に基づき、前記評価対象工事に含まれる各要素を含む内訳データを生成する内訳データ生成手段と、
前記演算手段を使用して、前記資源別環境マスターテーブルを参照して、前記生成された内訳データに含まれる各要素に基づき、当該各要素に関連する各資源別の環境側面情報および環境影響情報を抽出し、該抽出した各資源別の環境側面情報および環境影響情報を含む環境影響評価データを生成する環境評価データ生成手段と、
を含むことを特徴とする環境マネージメントシステム。 - 請求項1に記載の環境マネージメントシステムであって、
前記記憶手段が、
複数の、包括的な施工対象の工事別に規定してあるユニットプライス型積算方式の工事名称、および前記複数の、包括的な施工対象の工事別に規定してあるユニットプライス型積算方式の工事名称の各々に含まれる各要素を含む歩掛マスターテーブルと、前記要素に関連付けられた各資源別の環境側面情報および環境影響情報が規定されている資源別環境マスターテーブルとを格納し、
前記入力手段が、
少なくともユニットプライス型積算方式の工事名称を含む評価対象工事の情報を入力し、
前記環境評価データ生成手段が、
前記演算手段を使用して、前記資源別環境マスターテーブルを参照して、前記生成された内訳データに含まれる各要素に基づき、当該各要素に関連する各資源別の環境側面情報および環境影響情報を抽出し、該抽出した各資源別の環境側面情報および環境影響情報を含む、ユニットプライス型積算方式に対応した環境影響評価データを生成する、
ことを特徴とする環境マネージメントシステム。 - 請求項1または2に記載の環境マネージメントシステムにおいて、
前記評価対象工事の情報は、
工事全体、或いは、少なくとも一部の要素の数量をも含み、
前記内訳データ生成手段は、
前記評価対象工事に含まれる各要素の少なくとも一部の要素に対しては、前記歩掛マスターテーブルを参照して、前記数量に基づき、該一部の要素の数量をさらに含む内訳データを前記演算手段を使用して生成し、
前記環境評価データ生成手段が、
前記演算手段を使用して、前記資源別環境マスターテーブルを参照して、前記生成された内訳データに含まれる各要素および各要素の少なくとも一部の要素の数量に基づき、当該各要素に関連する各資源別の環境側面情報および環境影響情報を抽出し、該抽出した各資源別の環境側面情報および環境影響情報を含む、各要素の数量を考慮した環境影響評価データを生成する、
ことを特徴とする環境マネージメントシステム。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載の環境マネージメントシステムにおいて、
前記環境影響情報のうちの少なくとも一部の環境影響情報は、
発生可能性の数値情報、および結果重大性の数値情報も関連付けられており、
前記環境評価データ作成手段は、
前記発生可能性の数値情報、および前記結果重大性の数値情報をさらに含む前記環境評価データを作成する、
ことを特徴とする環境マネージメントシステム。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載の環境マネージメントシステムにおいて、
前記記憶部が、
省庁別の複数の前記歩掛マスターテーブルと、
最上位の階層が複数の省庁を項目として含み、各項目の下位の階層には、より下位の階層になるに従って詳細に規定された、工事名称を含む評価対象工事の情報からなる複数の階層からなるツリー形式のデータ構造を持つ工事情報ツリーと、を格納し、
前記入力手段が、
評価対象工事を選択するための画面インターフェイスを含み、
前記画面インターフェイスは、
ユーザの選択状況に応じて前記工事情報ツリーの選択された階層の項目を表示し、最終的に選択された項目を前記評価対象工事の情報として入力し、
前記内訳データ生成手段が、
演算手段を使用して、前記画面インターフェイスにより選択された省庁の歩掛マスターテーブルを参照して、前記入力された評価対象工事の情報に含まれる工事名称に基づき、前記評価対象工事に含まれる各要素を含む内訳データを生成する、
ことを特徴とする環境マネージメントシステム。 - 請求項5に記載の環境マネージメントシステムにおいて、
前記入力手段が、
複数の前記評価対象工事の情報を入力し、
前記環境マネージメントシステムは、
前記環境影響評価データを編集して環境影響評価表として出力する出力手段をさらに含み、
前記出力手段は、
前記画面インターフェイスを用いてユーザによって最終的に選択された階層よりも上位の階層の項目で、複数の評価対象工事から生成された各資源別の環境側面情報および環境影響情報をグループ化した危険源評価表を出力する、
ことを特徴とする環境マネージメントシステム。 - 請求項1〜6のいずれか1項に記載の環境マネージメントシステムにおいて、
前記記憶手段は、実際に受注した、工事名称、および前記工事名称に含まれる各要素からなるカスタマイズされた統計情報を含む建設積算データテーブルをさらに格納し、
前記内訳データ生成手段は、
演算手段を使用して、前記歩掛マスターテーブルに代えて、前記建設積算データテーブルを参照して、前記入力された評価対象工事の情報に含まれる工事名称に基づき、前記評価対象工事に含まれる各要素を含む内訳データを生成する、
ことを特徴とする環境マネージメントシステム。 - 請求項7に記載の環境マネージメントシステムにおいて、
外部システムから、工事名称および前記工事名称に含まれる各要素を含む、実際の工事データをネットワークを介して受信する受信手段と、
前記受信した実際の工事データに基づき、前記記憶手段に格納されている前記建設積算データテーブルを更新する更新手段を、
をさらに有する、ことを特徴とする環境マネージメントシステム。 - 請求項1〜8のいずれか1項に記載の環境マネージメントシステムにおいて、
前記記憶手段は、環境規制の法規を含む環境関連法規テーブルをも含み、
前記環境評価データ作成手段は、前記環境関連法規テーブルを参照して、前記環境影響データのうち、環境規制の法規の規制があるものについては、対応する法規を当該環境影響データに関連付ける、
ことを特徴とする環境マネージメントシステム。 - 環境マネージメントシステムであって、
複数の工事名称、および前記複数の工事名称の各々にそれぞれ関連付けられた各要素を含む歩掛マスターテーブルと、前記要素に関連付けられた各資源別の環境側面情報および環境影響情報が規定されている資源別環境マスターテーブルとが格納されている記憶手段と、
外部システムから、工事名称を少なくとも含む評価対象工事の情報をネットワークを介して受信する手段と、
演算手段を使用して、前記記憶手段に格納されている前記歩掛マスターテーブルを参照して、前記受信した評価対象工事の情報に含まれる工事名称に基づき、前記評価対象工事に含まれる各要素を含む内訳データを生成する内訳データ生成手段と、
前記演算手段を使用して、前記資源別環境マスターテーブルを参照して、前記生成された内訳データに含まれる各要素に基づき、当該各要素に関連する各資源別の環境側面情報および環境影響情報を抽出し、該抽出した各資源別の環境側面情報および環境影響情報を含む環境影響評価データを生成する環境評価データ生成手段と、
を含むことを特徴とする環境マネージメントシステム。 - 請求項10に記載の環境マネージメントシステムであって、
前記記憶手段が、
複数の、包括的な施工対象の工事別に規定してあるユニットプライス型積算方式の工事名称、および前記複数の、包括的な施工対象の工事別に規定してあるユニットプライス型積算方式の工事名称の各々に含まれる各要素を含む歩掛マスターテーブルと、前記要素に関連付けられた各資源別の環境側面情報および環境影響情報が規定されている資源別環境マスターテーブルとを格納し、
前記入力手段が、
少なくともユニットプライス型積算方式の工事名称を含む評価対象工事の情報を入力し、
前記環境評価データ生成手段が、
前記演算手段を使用して、前記資源別環境マスターテーブルを参照して、前記生成された内訳データに含まれる各要素に基づき、当該各要素に関連する各資源別の環境側面情報および環境影響情報を抽出し、該抽出した各資源別の環境側面情報および環境影響情報を含む、ユニットプライス型積算方式に対応した環境影響評価データを生成する、
ことを特徴とする環境マネージメントシステム。 - 請求項10または11に記載の環境マネージメントシステムにおいて、
前記評価対象工事の情報は、
工事全体、或いは、少なくとも一部の要素の数量をも含み、
前記内訳データ生成手段は、
前記評価対象工事に含まれる各要素の少なくとも一部の要素に対しては、前記歩掛マスターテーブルを参照して、前記数量に基づき、該一部の要素の数量をさらに含む内訳データを前記演算手段を使用して生成し、
前記環境評価データ生成手段が、
前記演算手段を使用して、前記資源別環境マスターテーブルを参照して、前記生成された内訳データに含まれる各要素および各要素の少なくとも一部の要素の数量に基づき、当該各要素に関連する各資源別の環境側面情報および環境影響情報を抽出し、該抽出した各資源別の環境側面情報および環境影響情報を含む、各要素の数量を考慮した環境影響評価データを生成する、
ことを特徴とする環境マネージメントシステム。 - 環境マネージメント方法であって、
記憶手段が、複数の工事名称、および前記複数の工事名称の各々にそれぞれ関連付けられた各要素を含む歩掛マスターテーブルと、前記要素に関連付けられた各資源別の環境側面情報および環境影響情報が規定されている資源別環境マスターテーブルとを格納する格納ステップと、
入力手段が、少なくとも工事名称を含む評価対象工事の情報を入力する入力ステップと、
演算手段が、前記記憶手段に格納されている前記歩掛マスターテーブルを参照して、前記入力された評価対象工事の情報に含まれる工事名称に基づき、前記評価対象工事に含まれる各要素を含む内訳データを生成する内訳データ生成ステップと、
前記演算手段が、前記資源別環境マスターテーブルを参照して、前記生成された内訳データに含まれる各要素に基づき、当該各要素に関連する各資源別の環境側面情報および環境影響情報を抽出し、該抽出した各資源別の環境側面情報および環境影響情報を含む環境影響評価データを生成する環境評価データ生成ステップと、
を含むことを特徴とする環境マネージメント方法。 - 請求項13に記載の環境マネージメント方法において、
前記格納ステップは、
前記記憶手段が、複数の、包括的な施工対象の工事別に規定してあるユニットプライス型積算方式の工事名称、および前記複数の、包括的な施工対象の工事別に規定してあるユニットプライス型積算方式の工事名称の各々に含まれる各要素を含む歩掛マスターテーブルと、前記要素に関連付けられた各資源別の環境側面情報および環境影響情報が規定されている資源別環境マスターテーブルとを格納し、
前記入力ステップは、
前記入力手段が、少なくともユニットプライス型積算方式の工事名称を含む評価対象工事の情報を入力し、
前記環境評価データ生成ステップは、
前記演算手段が、前記資源別環境マスターテーブルを参照して、前記生成された内訳データに含まれる各要素に基づき、当該各要素に関連する各資源別の環境側面情報および環境影響情報を抽出し、該抽出した各資源別の環境側面情報および環境影響情報を含む、ユニットプライス型積算方式に対応した環境影響評価データを生成する、
ことを特徴とする環境マネージメント方法。 - 環境マネージメント方法をコンピュータに実行させるための環境マネージメントプログラムであって、
記憶手段に、複数の工事名称、および前記複数の工事名称の各々にそれぞれ関連付けられた各要素を含む歩掛マスターテーブルと、前記要素に関連付けられた各資源別の環境側面情報および環境影響情報が規定されている資源別環境マスターテーブルとを格納させる格納ステップと、
入力手段に、少なくとも工事名称を含む評価対象工事の情報を入力させる入力ステップと、
前記記憶手段に格納されている前記歩掛マスターテーブルを参照して、前記入力された評価対象工事の情報に含まれる工事名称に基づき、前記評価対象工事に含まれる各要素を含む内訳データを生成させる内訳データ生成ステップと、
前記資源別環境マスターテーブルを参照して、前記生成された内訳データに含まれる各要素に基づき、当該各要素に関連する各資源別の環境側面情報および環境影響情報を抽出し、該抽出した各資源別の環境側面情報および環境影響情報を含む環境影響評価データを生成させる環境評価データ生成ステップと、
を含むことを特徴とする環境マネージメントプログラム。 - 請求項15に記載の環境マネージメントプログラムであって、
前記格納ステップは、
前記記憶手段に、複数の、包括的な施工対象の工事別に規定してあるユニットプライス型積算方式の工事名称、および前記複数の、包括的な施工対象の工事別に規定してあるユニットプライス型積算方式の工事名称の各々に含まれる各要素を含む歩掛マスターテーブルと、前記要素に関連付けられた各資源別の環境側面情報および環境影響情報が規定されている資源別環境マスターテーブルとを格納させ、
前記入力ステップは、
前記入力手段に、少なくともユニットプライス型積算方式の工事名称を含む評価対象工事の情報を入力させ、
前記環境評価データ生成ステップは、
前記資源別環境マスターテーブルを参照して、前記生成された内訳データに含まれる各要素に基づき、当該各要素に関連する各資源別の環境側面情報および環境影響情報を抽出し、該抽出した各資源別の環境側面情報および環境影響情報を含む、ユニットプライス型積算方式に対応した環境影響評価データを生成させる、
ことを特徴とする環境マネージメントプログラム。
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