JP4780013B2 - Icタグ利用システム及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ICタグ利用システム及び方法に関し、更に詳しくは、商品情報を記憶する無線ICタグを利用して商品のキャンペーンを行う際に好適なICタグ利用システム及び方法に関する。
企業間の競争の激化に伴い、企業が新たに売り出す商品の販売促進のためのキャンペーンが増えている。商品の販売促進キャンペーンに際して、近年コスト低減が著しい無線ICタグを利用できれば、便利である。ここで、企業が無線ICタグを用いて商品の販売促進のキャンペーンを行う場合には、例えば以下の手順が考えられる。
企業は、まず、販売促進を行う商品に無線ICタグを取り付け、流通経路を経由してその商品を店舗等に卸す。ユーザは、商品を購入し、カードリーダが付属するユーザ端末を用いて、無線ICタグの識別番号を含む商品情報読み出し、読み出した商品情報のうち少なくともICタグの識別番号を、企業のサーバに向けて送信する。企業は、キャンペーン期間中にICタグの識別番号を送信してくれたユーザに対して、その送信回数に応じた特別なサービスの提供を行う。商品の販売促進のためのキャンペーンは、例えば特許文献1、特許文献2にその記載がある。
特開2001−283095号公報 特開2004−348625号公報
上記のように、無線ICタグは、バーコードと比較し、情報の書込みと読出しが可能で、且つ、大量の情報が扱えるため、商品の販売管理などに利用されつつある。しかし、多くのユーザに、無線ICタグを広範囲に利用してもらうためには、それぞれの企業がリーダライタを用意してユーザ端末に設置し、またユーザ端末と企業間のネットワークも用意する必要がある。一つの企業がそのような設備を用意することは負担が大きく、従って、全ての企業が共通に利用できる設備基盤が望まれている。
ところで、上記共通の設備基盤を整備し、その設備基盤を利用し個々のユーザに対して、ICタグを利用した商品販売促進のキャンペーンを行うにあたっては、ユーザ端末から無線ICタグの識別番号を送信する際に、送信したユーザの個人情報の送信も必要となる。しかし、ICタグの識別番号の送信の度に、ユーザの個人情報を送信することは、情報漏れ等による個人情報の漏洩が懸念されるという問題がある。
さらに、ユーザは、サービスを提供する企業に対して、個人情報を送信したのであり、企業以外の中間媒体である共通基盤が、ユーザの個人情報を保有しないようにして、個人情報の漏洩防止を考慮する必要もある。
上記に鑑み、本発明は、無線ICタグを利用して商品の販売促進のキャンペーンを行う企業の負担を軽減することにより、個人情報の漏洩を防止しつつ各企業の支援が可能なICタグ利用システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のICタグ利用システムは、複数のユーザ端末及び複数の企業サーバと、ネットワークを経由して前記複数のユーザ端末及び複数の企業サーバと接続された管理ゲートウエイとを備えるICタグ利用システムであって、
前記ユーザ端末は、商品情報を記憶するICタグからリーダライタが読み出した前記管理ゲートウエイが予め求めたICタグ識別情報をリーダライタ識別情報と共に前記管理ゲートウエイに送信し、
前記管理ゲートウエイは、前記ユーザ端末から前記ICタグ識別情報及びリーダライタ識別情報を受信すると、ICタグ識別情報と企業識別情報とを関連づけて記憶するタグ情報データベースを参照し、受信したICタグ識別情報を有するICタグを発行した企業が有する前記企業サーバに向けて、前記ICタグ識別情報及びリーダライタ識別情報を送信し、
前記企業サーバは、前記管理ゲートウエイから前記ICタグ識別情報及びリーダライタ識別情報を受信すると、リーダライタ識別情報とユーザの個人情報とを関連づけて記憶する個人情報データベースを参照し前記ユーザからリーダライタ識別情報の送信があった旨を記憶し、前記商品情報と前記ICタグ識別情報とを関連付けて記憶する商品情報データベースを参照して前記ICタグ識別情報を基に商品情報を求め、求めた商品情報を基に前記ユーザにサービスを提供することを特徴とする。
また、本発明のICタグ利用方法は、複数のユーザ端末及び複数の企業サーバと、ネットワークを経由して前記複数のユーザ端末及び複数の企業サーバと接続された管理ゲートウエイとを用いてICタグを利用する方法であって、
前記ユーザ端末が、商品情報を記憶するICタグからリーダライタが読み出した前記管理ゲートウエイが予め求めたICタグ識別情報をリーダライタ識別情報と共に前記管理ゲートウエイに送信するステップと、
前記管理ゲートウエイが、前記ユーザ端末から前記ICタグ識別情報及びリーダライタ識別情報を受信すると、ICタグ識別情報と企業識別情報とを関連づけて記憶するタグ情報データベースを参照し、受信したICタグ識別情報を有するICタグを発行した企業が有する前記企業サーバに向けて、前記ICタグ識別情報及びリーダライタ識別情報を送信するステップと、
前記企業サーバが、前記管理ゲートウエイから前記ICタグ識別情報及びリーダライタ識別情報を受信すると、リーダライタ識別情報とユーザの個人情報とを関連づけて記憶する個人情報データベースを参照し前記ユーザからリーダライタ識別情報の送信があった旨を記憶し、前記商品情報と前記ICタグ識別情報とを関連付けて記憶する商品情報データベースを参照して前記ICタグ識別情報を基に商品情報を求め、求めた商品情報を基に前記ユーザにサービスを提供するステップとを有することを特徴とする。
また、前記企業サーバが、ユーザと、当該ユーザから前記ICタグ識別情報の送信があった送信回数とをデータベースに記憶し、前記送信回数が所定のしきい値に達したユーザを指摘する構成を採用し、その指摘されたユーザに特別な特典を与えてもよい。
更に、前記管理ゲートウエイが、前記企業サーバのそれぞれから企業識別情報とICタグ識別情報とを受信し、企業識別情報とICタグ識別情報の対応関係を前記タグ情報データベースに記憶する構成を採用してもよい。
特に、前記管理ゲートウエイが、リーダライタ識別情報とユーザ個人情報とを対応づけたデータを保持しない構成を採用することが好ましい。この場合、ユーザの個人情報の漏洩が特に防止できる。
更に、前記企業サーバは、任意のキャンペーン情報と前記リーダライタ識別情報とを関連づけて記憶するキャンペーン情報データベースを参照し、前記管理ゲートウエイから受信した前記リーダライタ識別情報を基に判別したユーザのキャンペーン参加状態を判別する構成を採用しても良い。
本発明のICタグ利用方法は、前記企業サーバが、リーダライタ識別情報と、当該リーダライタ識別情報を有するユーザから前記ICタグ識別情報の送信があった送信回数とをデータベースに記憶するステップと、前記企業サーバが、前記送信回数が所定のしきい値に達したユーザを指摘するステップとを更に有する構成を採用してもよい。
更に、前記管理ゲートウエイが、前記企業サーバから企業識別情報とICタグ識別情報とを受信し、企業識別情報とICタグ識別情報の対応関係を前記タグ情報データベースに記憶するステップを更に有する構成も採用できる。
更に、前記企業サーバは、任意のキャンペーン情報と前記リーダライタ識別情報とを関連づけて記憶するキャンペーン情報データベースを参照し、前記管理ゲートウエイから受信した前記リーダライタ識別情報を基に判別したユーザのキャンペーン参加状態を判別するステップを更に有する構成を採用しても良い。

本発明のICタグ利用システム及び方法によると、複数の企業の商品販売のキャンペーンが、共通の管理ゲートウエイを利用して行われるので、各企業が個別にカードリーダをユーザ毎に用意しなくて済み、また、個別にネットワークを用意する必要にないので、無線ICタグを販売促進のキャンペーンなどに利用する際の企業の負担が軽減する。また、個人情報は企業側のデータベースに保有すればよく、ユーザがICタグの識別情報を送信する際には、単にユーザの識別情報のみを送信すればよいので、中間媒体である管理ゲートウエイを含むネットワーク内での、ユーザの個人情報漏洩のおそれが小さくなる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について詳細に説明する。図1は、複数の企業が利用でき、無線ICタグの識別番号の管理を行う共通基盤のID管理ゲートウエイを用いて、各企業の販売促進のためのキャンペーンを支援するICタグ利用システムを示す。本ICタグ利用システムは、各企業のサーバ21と、複数の企業に共通のID管理ゲートウエイ11と、企業の顧客などのユーザが保持する複数のユーザ端末1とを有する。
ユーザ端末1と、各企業が保有する企業サーバ21と、ID管理ゲートウエイ11とは、無線または有線のネットワーク7により接続されている。ID管理ゲートウエイ11は、ユーザ端末1及び企業サーバ21とネットワーク7によって接続され、各企業サーバ21は、共通基盤のID管理ゲートウエイ11を利用して、商品5に取り付けた無線ICタグ6の商品管理情報を入手する。なお、ネットワークは、企業とID管理サーバとの間のネットワークと、ユーザ端末とID管理ゲートウエイとの間のネットワークとを、別個に設けてもよい。
無線ICタグ6は、カード形状を有し、カード内にICチップを実装し、ICチップ内に商品の商品管理情報や、キャンペーン情報を記憶している。無線ICタグ6の情報は、リーダライタ3によって、無線で読出しまたは書込みが可能である。商品管理情報は、英数字からなる無線ICタグ6の識別番号、商品名、英数字からなる商品5の識別番号などから構成されている。図2に、無線ICタグ6に記憶される商品管理情報の項目を示す。
キャンペーンを実施する各企業は、キャンペーン対象の商品5に無線ICタグ6を取り付け、店舗等に商品5を卸す。店舗等ではその商品5を陳列する。ユーザは、その商品5を購入し、リーダライタ3を用いて、商品5に取り付けられた無線ICタグ6の商品管理情報を読み出す。読み出した商品管理情報は、リーダライタ3の識別情報と共に、ユーザ端末1及びネットワーク7を介して、ID管理ゲートウエイ11に送信される。ID管理ゲートウエイ11は、無線ICタグ6の商品管理情報に基づいて、ICタグの識別情報と企業名や企業識別情報とを関連づけて記憶する無線ICタグ情報データベース13から企業名を抽出する。次いで、送信されたICタグの商品管理情報、及び、リーダライタ識別情報を、その抽出された企業に向けて送信する。
ID管理ゲートウエイ11は、各企業が商品5に取り付けた無線ICタグ6の商品管理情報内の識別番号を統合的に管理している。ID管理ゲートウエイ11は、上記のように、無線ICタグ6の識別番号を利用して、無線ICタグ6の識別番号を含む商品管理情報をそれぞれの企業に振り分けて送信する。ID管理ゲートウエイ11の制御装置12は、ID管理ゲートウエイ11の制御を行う。
各企業サーバ21は、ID管理ゲートウエイ11から受信した、無線ICタグ6の商品管理情報、及び、リーダライタ3の識別情報を利用して、ユーザのキャンペーン参加状態を取得し、ユーザのキャンペーン参加状態に応じたサービスをユーザに提供する。
各企業サーバ21は、ネットワーク7を介してユーザ端末1やID管理ゲートウエイ11と通信を行う。企業サーバ21は、キャンペーン商品の管理を行うキャンペーン商品情報データベース23と、ユーザのキャンペーンへの参加状況を管理する顧客情報データベース24とを構築し、管理している。図3及び図4はそれぞれ、キャンペーン商品情報データベース23と、顧客情報データベース24とが管理し記憶する項目を示す。企業サーバ21の制御装置22は、企業サーバ21の制御を行う。
キャンペーン商品情報データベース23は、キャンペーン対象の各商品5について、そのキャンペーン名、商品名、英数字からなる商品5の識別番号、及び、英数字からなる無線ICタグ6の識別番号を、関連付けて記憶している。各キャンペーンには、キャンペーンにて販売される商品5の個数分の英数字からなる無線ICタグ6の識別番号が用意される。このため、キャンペーン商品情報データベース23には、キャンペーン名、商品名、英数字からなる商品5の識別番号、及び、英数字からなる無線ICタグ6の識別番号を相互に関連付けた1組のデータとすると、キャンペーン対象の商品5の個数分だけ関連付けされた組数のデータが記憶される。
顧客情報データベース24は、ユーザが参加する各キャンペーンについて、英数字からなるユーザの識別番号、ユーザの氏名、男女の別、住所、電話番号、端末名、英数字からなるユーザ端末1の型番、ユーザ端末1のIPアドレス、ユーザ端末1が携帯電話の場合にはユーザ端末1の電話番号、ユーザ端末1に内蔵または外付けされた、英数字からなるリーダライタ3の識別番号、キャンペーン名、及び、キャンペーン対象商品の無線ICタグ6の商品管理情報を送信した回数(以降、管理情報送信回数)が、相互に関連付けて記憶されている。
ID管理ゲートウエイ11は、サーバ装置からなり、ネットワーク7を介してユーザ端末1や企業サーバ21と通信を行う。ID管理ゲートウエイ11は、無線ICタグ6の識別番号と、リーダライタ3の識別番号と、キャンペーン実施の企業名を管理する。ID管理ゲートウエイ11は、無線ICタグ情報データベース13と、リーダライタ情報データベース14とを構築し管理している。図5及び図6はそれぞれ、無線ICタグ情報データベース13と、リーダライタ情報データベース14とが管理し記憶する項目を示す。ID管理ゲートウエイ11の制御装置12は、サーバ装置の制御を行う。
無線ICタグ情報データベース13は、英数字からなる無線ICタグ6の識別番号と、キャンペーン実施の企業名とを関連付けて記憶している。リーダライタ情報データベース14は、ユーザ端末1に接続された、英数字からなるリーダライタ3の識別番号と、キャンペーン実施の企業名とを、関連付けて記憶している。
ユーザ端末1は、携帯電話や、携帯情報端末、パーソナルコンピュータ等であり、ネットワーク7を介して、ID管理ゲートウエイ11や、企業サーバ21と通信を行う。ユーザ端末1は、ユーザ端末1の制御を行う制御装置2と、内蔵または外付けのリーダライタ3とを備えている。リーダライタ3は、英数字からなる識別番号を備え、ユーザ端末1の制御装置2に接続されている。
各企業は、まず、自身の商品5の販売促進のために、その商品5を購入したユーザに対してサービスを提供する旨のキャンペーンを行う。各企業が保有する企業サーバ21は、ID管理ゲートウエイ11に、キャンペーン実施の企業名、及び、販売を行う商品5の個数を含む情報送信して、ID管理ゲートウエイ11に対し、販売商品5の個数分の無線ICタグ6の識別番号を要求する。
ID管理ゲートウエイ11は、商品5の販売個数分の無線ICタグ6の識別番号を用意し、ネットワーク7を介して、関連する企業サーバ21に向けて送信する。ID管理ゲートウエイ11は、それらの無線ICタグ6の識別番号と、キャンペーン実施企業名とを関連付けて、無線ICタグ情報データベース13に記憶する。
企業サーバ21は、受信した商品5の個数分の無線ICタグ6の識別番号を用いて、無線ICタグ6の識別番号、商品名、及び、商品5の識別番号を含む商品管理情報を、リーダライタ(図示せず)を使用して、各無線ICタグ6に書き込む。商品5にその無線ICタグ6を取り付ける。さらに、企業サーバ21は、キャンペーン名、商品名、商品5の識別番号、及び、無線ICタグ6の識別番号を相互に関連付けて、キャンペーン商品情報データベース23に記憶する。
商品5は、店舗等に卸され、陳列される。キャンペーンに参加し、サービスを受けたいユーザは、事前にキャンペーン実施の企業名、キャンペーン名、英数字からなるリーダライタ3の識別番号、および、ユーザの個人情報を、ユーザ端末1からID管理ゲートウエイ11に向けて送信する。
ユーザの個人情報は、英数字からなるユーザの識別番号、ユーザの氏名、男女の別、住所、電話番号、ユーザ端末名、英数字からなるユーザ端末1の型番、ユーザ端末1のIPアドレス、及び、ユーザ端末1が携帯電話の場合にはユーザ端末1の電話番号から構成されている。
ID管理ゲートウエイ11は、キャンペーン実施の企業名、キャンペーン名、リーダライタ3の識別番号、及び、ユーザの個人情報を含む、ユーザ端末1から受信した情報から、リーダライタ3の識別番号、及び、キャンペーン実施の企業名を、リーダライタ情報データベース14に、相互に関連付けて記憶し、受信した情報を全て企業サーバ21に送信する。
ID管理ゲートウエイ11は、受信した情報の送信後、リーダライタ情報データベース14に関連付けて記憶したリーダライタ3の識別番号、及び、キャンペーン実施の企業名の情報を残し、それ以外の情報は個人情報も含めて消去する。
企業サーバ21は、リーダライタ3の識別番号と、ユーザの個人情報と、管理情報送信回数とを、顧客情報データベース24に関連付けて記憶する。最初の登録なので、管理情報送信回数は0回に設定する。リーダライタ3の識別番号を用いて顧客情報データベース24を検索すると、リーダライタ3を取り付けたユーザ端末1のユーザの個人情報を識別して抽出できる。
ユーザは、店舗等で、キャンペーン対象の商品5を購入すると、ユーザ端末1に備えられたリーダライタ3に、商品5に取り付けられた無線ICタグ6をかざす。リーダライタ3は、無線ICタグ6と通信を行い、無線ICタグ6から商品管理情報を読み出す。
ユーザ端末1は、無線ICタグ6の商品管理情報とリーダライタ3の識別番号とを、ID管理ゲートウエイ11に送信する。ID管理ゲートウエイ11は、無線ICタグ6の商品管理情報とリーダライタ3の識別番号を受信すると、商品管理情報の中の無線ICタグ6の識別番号から、無線ICタグ情報データベース13を利用して、無線ICタグ6の識別番号に関連付けられたキャンペーン実施企業名を抽出する。ID管理ゲートウエイ11はその企業に無線ICタグ6の商品管理情報とリーダライタ3の識別番号を送信する。
企業サーバ21は、無線ICタグ6の商品管理情報及びリーダライタ3の識別番号を受信すると、商品管理情報から商品名、商品5の識別番号、無線ICタグ6の識別番号を抽出し、商品名、商品5の識別番号、無線ICタグ6の識別番号のそれぞれを、企業サーバ21が記憶しているキャンペーン商品情報データベース23に関連付けられて登録されている情報と比較する。商品名、商品5の識別番号、無線ICタグ6の識別番号のそれぞれが、キャンペーン商品情報データベース23に関連付けられて登録されている情報と一致すると、受信した商品管理情報に誤りおよび不正がないことを確認し、ユーザがキャンペーン参加状況の更新のために無線ICタグ6の商品管理情報を送信してきたと認識する。
次に、リーダライタ3の識別番号を用いて、顧客情報データベース24から、ユーザの個人情報を識別して抽出すると共に、管理情報送信回数を検索する。出力された管理情報送信回数をインクリメントして、顧客情報データベース24に記憶する。
企業サーバ21の顧客情報データベース24は、管理情報送信回数に応じたサービスを、ユーザの個人情報を参照して、ユーザに提供する。サービスの内容は、管理情報送信回数が目標回数に到達すると、何らかの特典や景品がもらえる内容としても良い。その進捗状況をグラフにし、ネットワーク7を介してユーザのユーザ端末1に送信する。
本実施形態の無線ICタグ利用システムでは、ID管理ゲートウエイ11を、ユーザと企業との間の中間媒体として設置することにより、全ての企業がキャンペーン等に無線ICタグを容易に利用できる。企業は、共通基盤のID管理ゲートウエイを利用して、キャンペーン商品に取り付けた無線ICタグの識別番号が入手可能となる。ID管理ゲートウエイは、ユーザ端末から送信された無線ICタグの識別番号のみで、その識別番号をどの企業に送信するかを判断できるため、送信する情報を少なくできる。また、ID管理ゲートウエイは、ユーザの個人情報を保持せず、また、ユーザは、ユーザ端末1から無線ICタグ6の識別番号を送信する時も、自身の個人情報を送信しないので、個人情報の保護が可能となる。
なお、上記実施形態では、ユーザ端末が個人情報を、ID管理ゲートウエイを経由して、企業サーバに送信する例を示したが、ユーザ端末からは、企業サーバに個人情報を送信し、企業サーバが必要な情報だけをID管理ゲートウエイに送信してもよい。
以上、本発明をその好適な実施態様に基づいて説明したが、本発明のICタグ利用システム及び方法は、上記実施態様の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施態様の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。
本発明の一実施形態に係るICタグ利用システムのブロック図。 実施形態における無線ICタグの商品管理情報のデータ項目を示す表。 実施形態におけるキャンペーン商品情報データベースのデータ項目を示す表。 実施形態における顧客情報データベースのデータ項目を示す表。 実施形態における無線ICタグ情報データベースのデータ項目を示す表。 実施形態におけるリーダライタ情報データベースのデータ項目を示す表。
符号の説明
1:ユーザ端末
2:ユーザ端末の制御装置
3:リーダライタ
5:商品
6:無線ICタグ
7:ネットワーク
11:ID管理ゲートウエイ
12:ID管理ゲートウエイの制御装置
13:無線ICタグ情報データベース
14:リーダライタ情報データベース
21:企業サーバ
22:企業サーバの制御装置
23:キャンペーン商品情報データベース
24:顧客情報データベース

Claims (10)

  1. 複数のユーザ端末及び複数の企業サーバと、ネットワークを経由して前記複数のユーザ端末及び複数の企業サーバと接続された管理ゲートウエイとを備えるICタグ利用システムであって、
    前記ユーザ端末は、商品情報を記憶するICタグからリーダライタが読み出した前記管理ゲートウエイが予め求めたICタグ識別情報をリーダライタ識別情報と共に前記管理ゲートウエイに送信し、
    前記管理ゲートウエイは、前記ユーザ端末から前記ICタグ識別情報及びリーダライタ識別情報を受信すると、ICタグ識別情報と企業識別情報とを関連づけて記憶するタグ情報データベースを参照し、受信したICタグ識別情報を有するICタグを発行した企業が有する前記企業サーバに向けて、前記ICタグ識別情報及びリーダライタ識別情報を送信し、
    前記企業サーバは、前記管理ゲートウエイから前記ICタグ識別情報及びリーダライタ識別情報を受信すると、リーダライタ識別情報とユーザの個人情報とを関連づけて記憶する個人情報データベースを参照し前記ユーザからリーダライタ識別情報の送信があった旨を記憶し、前記商品情報と前記ICタグ識別情報とを関連付けて記憶する商品情報データベースを参照して前記ICタグ識別情報を基に商品情報を求め、求めた商品情報を基に前記ユーザにサービスを提供することを特徴とするICタグ利用システム。
  2. 前記企業サーバは、ユーザと、当該ユーザから前記ICタグ識別情報の送信があった送信回数とをデータベースに記憶し、
    前記送信回数が所定のしきい値に達したユーザを指摘する、請求項1に記載のICタグ利用システム。
  3. 前記管理ゲートウエイは、前記企業サーバのそれぞれから企業識別情報とICタグ識別情報とを受信し、該受信した企業識別情報とICタグ識別情報の対応関係を前記タグ情報データベースに記憶する、請求項2に記載のICタグ利用システム。
  4. 前記管理ゲートウエイは、リーダライタ識別情報とユーザ個人情報とを対応づけたデータを保持しない、請求項3に記載のICタグ利用システム。
  5. 前記企業サーバは、
    任意のキャンペーン情報と前記リーダライタ識別情報とを関連づけて記憶するキャンペーン情報データベースを参照し、前記管理ゲートウエイから受信した前記リーダライタ識別情報を基に判別したユーザのキャンペーン参加状態を判別する、請求項1乃至4のいずれか1項に記載のICタグ利用システム。
  6. 複数のユーザ端末及び複数の企業サーバと、ネットワークを経由して前記複数のユーザ端末及び複数の企業サーバと接続された管理ゲートウエイとを用いてICタグを利用する方法であって、
    前記ユーザ端末が、商品情報を記憶するICタグからリーダライタが読み出した前記管理ゲートウエイが予め求めたICタグ識別情報をリーダライタ識別情報と共に前記管理ゲートウエイに送信するステップと、
    前記管理ゲートウエイが、前記ユーザ端末から前記ICタグ識別情報及びリーダライタ識別情報を受信すると、ICタグ識別情報と企業識別情報とを関連づけて記憶するタグ情報データベースを参照し、受信したICタグ識別情報を有するICタグを発行した企業が有する前記企業サーバに向けて、前記ICタグ識別情報及びリーダライタ識別情報を送信するステップと、
    前記企業サーバが、前記管理ゲートウエイから前記ICタグ識別情報及びリーダライタ識別情報を受信すると、リーダライタ識別情報とユーザの個人情報とを関連づけて記憶する個人情報データベースを参照し前記ユーザからリーダライタ識別情報の送信があった旨を記憶し、前記商品情報と前記ICタグ識別情報とを関連付けて記憶する商品情報データベースを参照して前記ICタグ識別情報を基に商品情報を求め、求めた商品情報を基に前記ユーザにサービスを提供するステップとを有することを特徴とするICタグ利用方法。
  7. 前記企業サーバが、リーダライタ識別情報と、当該リーダライタ識別情報を有するユーザから前記ICタグ識別情報の送信があった送信回数とをデータベースに記憶するステップと、
    前記企業サーバが、前記送信回数が所定のしきい値に達したユーザを指摘するステップとを更に有する、請求項6に記載のICタグ利用方法。
  8. 前記管理ゲートウエイが、前記企業サーバのそれぞれから企業識別情報とICタグ識別情報とを受信し、該受信した企業識別情報とICタグ識別情報の対応関係をデータベースに記憶するステップを更に有する、請求項7に記載のICタグ利用方法。
  9. 前記管理ゲートウエイは、リーダライタ識別情報とユーザ個人情報とを対応づけたデータを保持しない、請求項8に記載のICタグ利用方法。
  10. 前記企業サーバは、
    任意のキャンペーン情報と前記リーダライタ識別情報とを関連づけて記憶するキャンペーン情報データベースを参照し、前記管理ゲートウエイから受信した前記リーダライタ識別情報を基に判別したユーザのキャンペーン参加状態を判別するステップを更に有する、請求項6乃至9のいずれか1項に記載のICタグ利用方法。
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