JP4779805B2 - インクジェットプリンタ - Google Patents
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Description
このようなインクジェットプリンタは、一般に、インクカートリッジと印字ヘッド(イ
ンクジェットヘッドともいう)とが一体的に備えられたキャリッジなどと称される移動体
が印刷媒体上をその搬送方向と交差する方向に往復しながらその印字ヘッドのノズルから液体インク滴を吐出(噴射)して印刷媒体上に微小なインクドットを形成することで、当該印刷媒体上に所定の文字や画像を描画して所望の印刷物を作成するようになっている。そして、このキャリッジに黒色(ブラック)を含めた4色(イエロー、マゼンタ、シアン)のインクカートリッジと各色毎の印字ヘッドを備えることで、モノクロ印刷のみならず、各色を組み合わせたフルカラー印刷も容易に行えるようになっている(更に、これらの各色に、ライトシアンやライトマゼンタなどを加えた6色や7色、或いは8色のものも実用化されている)。
ときに自己の弾性で元の形状に復元するのであるが、この復元の際、ワイパに付着しているインクが飛散する。インクの飛散は汚損の原因となるが、特にラインヘッド型インクジェットプリンタでは、印刷媒体の搬送経路中にインクジェットヘッドがあるので、ワイパに付着しているインクが飛散して、例えば印刷媒体を搬送する搬送ベルトに付着すると、その後の多くの印刷媒体が汚損するという問題が発生する。そこで、下記特許文献1に記載されるインクジェットプリンタでは、搬送ベルトの上方でインクジェットヘッドのノズル面をワイパで拭うにあたり、インクジェットヘッドの側方及び下方にインク受けを設け、飛散するインクをこれらのインク受けで受けて搬送ベルトへの付着を抑制するようにしている。また、ノズル面の隅に付着しているインクをインク吸収体で吸収する技術も開示されている(搬送ベルトの上方にて)。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、搬送ベルトへのインクの付着を回避することが可能なインクジェットプリンタを提供することを目的とするものである。
すると共に、当該インク受けは、搬送ベルト及び印刷媒体の平面度を規制する平面規制板から下方に向けて突設された邪魔板と、この邪魔板の下端部に設けられた樋部とで構成されることとしたため、インクが搬送ベルトに落下して付着するのを回避できると共に、ワイパから飛散するインクを平面規制板、邪魔板、樋部で囲うようにして確実にインク受けで受けることができる。
この発明2に係るインクジェットプリンタによれば、インク受けのワイパ走査方向と交差する方向の幅を、少なくともワイパの幅より大きくすることにより、ワイパから飛散するインクをインク受けで確実に受けることができる。
この発明3に係るインクジェットプリンタによれば、複数の樋部を連結して廃インクタンクに接続したことにより、インク受けで受けた廃インクを効率よく回収することができる。
この発明4に係るインクジェットプリンタによれば、樋部の底にインク吸収体を配設したことにより、傾いたり揺れたりしても樋部内の廃インクがこぼれるのを防止することができる。
この発明5に係るインクジェットプリンタによれば、クリーニングキャップ、ワイパ、インク受けを、下方が閉じた筐体に納めたことにより、万が一、インク受けからインクが漏れ出しても筐体外部への漏れ出しを完全に防止することができ、インクジェットプリンタの汚染を防止することが可能となる。
図1は、本実施形態のインクジェットプリンタの概略構成図であり、図1aは、その平面図、図1bは正面図、図1cは図1aのC−C断面図である。図1a、bにおいて、印刷媒体1は、図の右方から左方に向けて図の矢印方向に搬送され、その搬送途中の印刷領域で印刷される、ラインヘッド型インクジェットプリンタである。但し、本実施形態のインクジェットヘッドは一カ所だけでなく、二カ所に分けて配設されている。
送方向と交差する方向(ノズル列方向)に所定の間隔をあけて配設された4本の第2搬送ベルト7で構成される。
ドだけでは、ワンパスによる全面印刷を行うことができない。そのため、互いに印刷できない部分を補うために第1インクジェットヘッド2と第2インクジェットヘッド3とを印刷媒体1の搬送方向にずらして配設しているのである。なお、全てのノズルは独立したアクチュエータを有し、その夫々に選択スイッチが設けられている。
このインクジェットプリンタは、前述したような印刷処理やクリーニング処理を行うために制御装置を備えている。図2には、代表して、本実施形態の制御装置で行われる第1インクジェットヘッド2のクリーニング処理のシーケンスの一例を示す(第2インクジェットヘッド3でもクリーニング処理のシーケンスは同様)。このシーケンスでは、例えば図2aに示すように昇降装置によって第1クリーニングキャップ12を上昇し、個別の昇降装置によって第1インクジェットヘッド2を上昇して、第1インクジェットヘッド2のノズル面と第1クリーニングキャップ12とが離間している状態で印刷処理やフラッシングによるクリーニング処理を行う。
また、複数の樋部25を連結して廃インクタンクに接続したことにより、インク受け26で受けた廃インクを効率よく回収することができる。
また、樋部25の底にインク吸収体を配設したことにより、傾いたり揺れたりしても樋部25内の廃インクがこぼれるのを防止することができる。
なお、ワイパ14,15の走査方向は前記に限定されるものではなく、例えば印刷媒体の搬送方向と同じ方向であってもよい。
Claims (5)
- 印刷媒体の搬送方向に回転移動する複数の搬送ベルトを印刷媒体の搬送方向と交差する
方向に並べて配設すると共に、それらの搬送ベルトの隙間部分にインクジェットヘッドの
ノズル面を配設し、それらの搬送ベルトの外周面に印刷媒体を載置して搬送し、インクジ
ェットヘッドのノズルからインク滴を印刷媒体に吐出して印刷を行うと共に、インクジェ
ットヘッドから吐出したインク滴を受容するか又はインクジェットヘッドからインクを吸引するためのクリーニングキャップ及びインクジェットヘッドのノズル面を走査してインクを拭うためのワイパをインクジェットヘッドのノズル面に対向して配設し、複数の搬送ベルトの隙間部分で当該搬送ベルトの上面より下方位置までインクジェットヘッドのノズル面を下降し、その状態でワイパをインクジェットヘッドのノズル面に当接し、且つ少なくともワイパを印刷媒体搬送方向又はその交差方向に移動してインクジェットヘッドのノズル面を走査するインクジェットプリンタであって、搬送ベルトの下方で且つワイパの走査方向先方にインク受けを配設すると共に、当該インク受けは、搬送ベルト及び印刷媒体の平面度を規制する平面規制板から下方に向けて突設された邪魔板と、この邪魔板の下端部に設けられた樋部とで構成されることを特徴とするインクジェットプリンタ。 - 前記インク受けのワイパ走査方向と交差する方向の幅を、少なくともワイパの幅より大きくすることを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ。
- 前記複数の樋部を連結して廃インクタンクに接続したことを特徴とする請求項1又は2
に記載のインクジェットプリンタ。 - 前記樋部の底にインク吸収体を配設したことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項
に記載のインクジェットプリンタ。 - 前記クリーニングキャップ、ワイパ、及びインク受けを、下方が閉じた略箱形状の筐体
に内包させたことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載のインクジェットプリ
ンタ。
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JP2006147737A JP4779805B2 (ja) | 2006-05-29 | 2006-05-29 | インクジェットプリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006147737A JP4779805B2 (ja) | 2006-05-29 | 2006-05-29 | インクジェットプリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007313816A JP2007313816A (ja) | 2007-12-06 |
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Family
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Family Applications (1)
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2006
- 2006-05-29 JP JP2006147737A patent/JP4779805B2/ja not_active Expired - Fee Related
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