JP4779735B2 - 復号装置、復号方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Description
1スライスの復号を並列に処理する最小の構成で復号処理の高速化を実現する方法を以下に示す。図1は本発明のH.264復号装置の全体構成の概略である。図1は例として、1ピクチャが1スライスで構成されているH.264ビデオデータストリームを入力としているが、1ピクチャが複数のスライスで構成されている場合にも、図1の構成を並列に配置することでスライス単位での並列化も可能である。ここでは、説明の簡略化のため1ピクチャが1スライスで構成されているH.264ビデオデータストリームを入力する場合について説明する。
−イントラマクロブロックのみ
・ Pピクチャ
−イントラマクロブロック
−インターマクロブロック
・ Bピクチャ
−イントラマクロブロック
−インターマクロブロック
なお、一般的にPピクチャおよびBピクチャ内に存在するイントラマクロブロックの数は、インターマクロブロックの数に比べて少ない傾向がある。
イントラマクロブロック復号処理(図5)
−画面内予測処理
−逆量子化
−逆整数アダマール変換
−画面内予測結果と逆整数アダマール変換結果の加算
・インターマクロブロック復号処理(図6)
−動き補償処理
−逆量子化
−逆整数アダマール変換
−動き補償結果と逆整数アダマール変換結果の加算
画面内予測処理は、図5に示すように、既に復号された周辺の成分を用いて予測モードに従い予測対象の成分を算出する。即ち、予測対象の周辺成分が復号されていることが画面内予測処理を行う必要条件となる。
図2はY、Cb、Cr成分を独立して処理することでさらなる並列処理化が可能であることを示している。Y部分復号部12X1(X = 1, 2, ..., N)は前述の部分復号部と同一の構成を持つが、Y成分のみを復号する点が異なる。Cb部分復号部12X2およびCr部分復号部12X2も同様にCb成分、およびCr成分のみを復号する。
図2は一例であり、全ての成分を並列にする必要はない。図2のような構成にすることで、互いに相関のないY成分、Cb成分、Cr成分を並列に処理することが可能となり、図1に示した構成よりさらに復号処理の高速化を実現することができる。
11 マクロブロック情報格納バッファ
111 マクロブロック情報[1]
11N マクロブロック情報[N]
12 復号処理部
121 部分復号部[1]
12N 部分復号部[N]
1211 Y成分部分復号部[1]
12N1 Y成分部分復号部[N]
1212 Cb成分部分復号部[1]
12N2 Cb成分部分復号部[N]
1213 Cr成分部分復号部[1]
12N3 Cr成分部分復号部[N]
13 YCbCr成分格納バッファ
14 出力順序制御部
15 フレームバッファ
Claims (8)
- 入力したフレームの1スライス内にて複数の処理対象領域に分割する分割部と、
前記複数に分割された処理対象領域それぞれの復号処理を担当する複数の部分復号部と、を備え、
前記部分復号部は、
自身が担当する処理対象領域において、先にインターマクロブロックの復号処理を終了させて、前記インターマクロブロックの復号処理が終了したときに前記分割された上段の処理対象領域を担当する部分復号部から復号処理終了通知を供給されていなければ、画面内予測を必要とするイントラマクロブロックの復号処理を保留する一方、
前記インターマクロブロックの復号処理が終了したときに前記分割された上段の処理対象領域を担当する部分復号部から復号処理終了通知を供給されていれば、画面内予測を必要とするイントラマクロブロックの復号処理を開始し、前記復号処理を終えた後に下段の処理対象領域を担当する部分復号部に対して復号処理終了通知を通知するよう制御する、
復号装置。 - 前記分割された最上段の処理対象領域を担当する部分復号部は、マクロブロックの並び順に復号処理を開始し、前記復号処理を終えた後に、下段の処理対象領域を担当する部分復号部に対して復号処理終了通知を通知するよう制御する、
請求項1に記載の復号装置。 - 前記部分復号部は、前記分割された処理対象領域において、インターマクロブロックの復号処理のときに、一列分のマクロブロックのすべてがインターマクロブロックであった場合、以降の列のマクロブロックについては、マクロブロックの並び順に復号処理をするよう制御する、
請求項1または2に記載の復号装置。 - 前記部分復号部は、前記分割された処理対象領域において、インターマクロブロックの復号処理を終えたときに、該処理対象領域内の最下段の一列分のマクロブロックのすべてが復号処理を終えている場合、下段の処理対象領域を担当する部分復号部に対して復号処理終了通知を通知するよう制御する、
請求項1から3のいずれかに記載の復号装置。 - 前記部分復号部は、入力したフレームの1スライス内の輝度成分のみを復号処理することを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれかの請求項に記載の復号装置。
- 前記部分復号部は、入力したフレームの1スライス内の色差成分のみを復号処理することを特徴とする、請求項1から請求項4のいずれかの請求項に記載の復号装置。
- 入力したフレームの1スライス内にて複数の処理対象領域に分割する分割部と、
前記複数に分割された処理対象領域それぞれの復号処理を担当する複数の部分復号部と、を備えた復号装置を制御するための復号制御方法であって、
前記分割された最上段の処理対象領域を担当する部分復号部に、マクロブロックの並び順に復号処理を開始し、前記復号処理を終えた後に、下段の処理対象領域を担当する部分復号部に対して復号処理終了通知を通知するよう制御するステップと、
前記分割された最上段以外の処理対象領域を担当する部分復号部に、先にインターマクロブロックの復号処理を開始させるステップと、
前記分割された最上段以外の処理対象領域を担当する部分復号部に、前記インターマクロブロックの復号処理が終了したときに前記分割された上段の処理対象領域を担当する部分復号部から復号処理終了通知を供給されていなければ、画面内予測を必要とするイントラマクロブロックの復号処理を保留させる一方、前記インターマクロブロックの復号処理が終了したときに前記分割された上段の処理対象領域を担当する部分復号部から復号処理終了通知を供給されていれば、画面内予測を必要とするイントラマクロブロックの復号処理を開始し、前記復号処理を終えた後に下段の処理対象領域を担当する部分復号部に対して復号処理終了通知を通知させるステップと、を有する、
復号制御方法。 - 請求項7に記載した復号方法について、コンピュータに処理を実行させるためのプログラムを記録した非一時記録媒体。
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