JP4777522B2 - 折り畳みフレームのストッパー機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パイプ状に形成され折り畳み可能なフレーム部材の軸着部に配設され、該軸着部が不用意に回動してしまうことを防止することができる折り畳みフレームのストッパー機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、キャンピング等で使用される、折り畳み式のイスや、ベッド、テーブル、テント等の所謂「アウトドア用品」の中には、パイプ状のフレーム部材を用いて製造されているものが多い。このようにパイプ状のフレーム部材によりアウトドア用品を構成することにより、アウトドア用品を軽量化することができるのである。
【0003】
更に、パイプ状のフレーム部材を利用したアウトドア用品の中には、フレーム部材が折り畳み可能とされているものがある。このようにフレーム部材を折り畳み可能とすることにより、非使用時には、アウトドア用品をコンパクト化することができるのである。
【0004】
以上のようにアウトドア用品を軽量化したりコンパクト化することによって、かかるアウトドア用品の運搬作業が煩雑となってしまうことを防止することができるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、フレーム部材が折り畳み可能とされていると、使用状態時や、折り畳み状態時において、軸着部が不用意に回動して、使用者を傷付けてしまうという問題点があった。
【0006】
例えば、図12に示すように折り畳み式ベッド200の端部200aを持った場合に、脚フレーム部材201が勝手に折り畳まってしまい、使用者400の指等が挟まれてしまうのであった。
【0007】
また、別の具体例としては、図13に示すように座った状態から、半立ちの状態でベッド200を持ち上げ移動させた場合に、脚フレーム201が不用意に回動してしまい、それに気づかないまま座ると、脚フレーム部材201と基礎フレーム部材202との間で使用者400の指等が挟まれてしまうのであった。
【0008】
これら問題点を解決するために、種々の発明又は考案が為されている。例えば、図14に示すように、脚フレーム部材302を基礎フレーム部材303に軸着するための取付ステー部材304,304に、互いに対向するポツ部材304a,304aの形成されているものがある。しかしながら、図14に示すストッパー機構301では、脚フレーム部材302と基礎フレーム部材303とが同一直線上となるために、ベッド300を折り畳んだ際、図15に示すように、脚フレーム部材302が他の脚フレーム部材305と当たってしまい、収納サイズが大きくなってしまうという問題点があった。
【0009】
そこで案出されたのが本発明であって、パイプ状に形成され折り畳み可能なフレーム部材の軸着部に配設され、該軸着部が不用意に回動してしまうことを防止するとともに、収納サイズが大きくなってしまうことを防止することができる折り畳みフレームのストッパー機構を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために請求項1記載の折り畳みフレームのストッパー機構は、折り畳み式イス又は折り畳み式ベッドを構成する、パイプ状に形成されフレーム部材の軸着部が不用意に回動してしまうことを防止するためのものである。本発明のストッパー機構は、人体の一部又は全部を支持するシートを張設するための基礎フレーム部材と、基礎フレーム部材を支持するための脚フレーム部材と、一端側に凹凸面が形成され他端部に湾曲面が形成されている、弾性体から成るストッパー部材と、基礎フレーム部材と脚フレーム部材とストッパー部材とを軸着する軸部材と、を備えている。本発明のストッパー機構は、基礎フレーム部材又は脚フレーム部材の何れか一方のフレーム部材に凹凸面が当接し、且つ他方のフレーム部材に湾曲面が当接するように、基礎フレーム部材と脚フレーム部材との間に配設されて、軸部材により軸着されている。ストッパー部材の凹凸面は、両フレーム部材を展開した位置及び折り畳んだ位置のときに、両フレーム部材の何れか一方が接触する接触部分に凹部が形成され、且つ接触部分以外に凸部が形成されている。
【0011】
また請求項1記載の折り畳みフレームのストッパー機構において、ストッパー部材には、凹凸面と湾曲面との間に切欠き部が形成されている。この切欠き部の形成位置は、両フレーム部材を取着している軸部材の軸方向に対し凹凸面の凸部の形成位置重なりあう位置とされている。
【0012】
(削除)
【0013】
請求項記載の折り畳みフレームのストッパー機構脚フレーム部材は、前記基礎フレーム部材の内側に配設されている。
【0014】
(削除)
【0015】
請求項記載の折り畳みフレームのストッパー機構は、請求項1又は2に記載の折り畳みフレームのストッパー機構において、脚フレーム部材は、折り畳み式イス又は折り畳み式ベッドの端部に取着されている。
【0016】
本発明である折り畳みフレームのストッパー機構によれば、一のフレーム部材と該一のフレーム部材に回動可能に軸着された他のフレーム部材との間に弾性材から成るストッパー(ブラケット)部材が配設されており、このストッパー部材には、一のフレーム部材又は他のフレーム部材の何れか一方の部材に対する接触面に、凹凸部が形成されている。そして、このストッパー部材に形成された凹凸部のうち、フレーム部材を展開した位置又は折り畳んだ位置の何れか一方の位置における接触部分に凹部が形成され、該接触部分以外に凸部が形成されている。このため、一のフレーム部材及び他のフレーム部材が、展開位置又は折り畳み位置の何れか一方の位置に保持される。また、ストッパー部材が弾性材から成るので、フレーム部材を保持することができるにも拘わらず、フレーム部材を回動する(展開する、又は、折り畳む)際に、その回動作業が煩雑となってしまうことが防止される。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施例について、添付図面を参照して説明する。本発明は、パイプ状に形成され折り畳み可能なフレーム部材の軸着部に配設され、該軸着部が不用意に回動してしまうことを防止することができる折り畳みフレームのストッパー機構に関する。本発明であるストッパー機構は、パイプ状の折り畳みフレーム部材を有するものであれば、如何なるものにも適用することができるものである。具体例としては、折り畳み式イスや、折り畳み式ベッド、折り畳み式テーブル、折り畳み式テント等が挙げられる。
【0018】
なお、本実施例においては、本発明の理解を容易とするため、図1に示すように、本発明の一実施例であるストッパー機構1を有する折り畳み式ベッド(以下、単に「ベッド」と称する。)100についてのみ説明する。図1は、本発明の一実施例であるストッパー機構1を有するベッド100の外観斜視図である。ベッド100は、基礎フレーム部材10と、脚フレーム部材20と、シート部材30と、枕部材40とを備えている。
【0019】
基礎フレーム部材10は、ベッド100の骨格を構成するものであり、パイプ状に形成されている。この基礎フレーム部材10は、足側基礎フレーム部材11と、頭側基礎フレーム部材12と、胴体側基礎フレーム部材13とを備えており、かかるフレーム部材11,12,13のうち、足側基礎フレーム部材11と胴体側基礎フレーム部材13とが回動可能に軸着されており、頭側基礎フレーム部材12と胴体側基礎フレーム部材13とが回動可能に軸着されている。従って、基礎フレーム部材10は、足側基礎フレーム部材11及び胴体側基礎フレーム部材13、頭側基礎フレーム部材12及び胴体側基礎フレーム部材13を、夫々折り畳んだり展開したりすることができるのである。図1には、各フレーム部材11,12,13を夫々展開した状態が示されている。
【0020】
足側基礎フレーム部材11は、ベッド100の足側(折り畳み式ベッドに横たわる人の足側)に配設されるフレーム部材であり、略コ字状に形成されている。頭側基礎フレーム部材12は、ベッド100の頭側に配設されるフレーム部材であり、足側基礎フレーム部材11と同様に、略コ字状に形成されている。胴体側基礎フレーム部材13,13は、足側基礎フレーム部材11と頭側基礎フレーム部材12との間に配設されるものであり、略直線状に形成されている。
【0021】
脚フレーム部材20は、基礎フレーム部材10を支持するものであり、中間部脚フレーム部材21と、端部脚フレーム部材22とを備えている。中間部脚フレーム部材21は、足側基礎フレーム部材11と胴体側基礎フレーム部材13との接続部近傍(接続部自体を含む。以下、同じ。)、及び、頭側基礎フレーム部材12と胴体側基礎フレーム部材13との接続部近傍に夫々配設されるものである。端部脚フレーム部材22は、足側基礎フレーム部材11の端部に配設されるものであり、略コ字状に形成されている。
【0022】
図2は、足側基礎フレーム部材11と端部脚フレーム部材22との接続部(本ストッパー機構1の配設部)近傍の外観斜視図であり、図3は、該接続部の一方のみの平面図である。図2に示すように、足側基礎フレーム部材11と端部脚フレーム部材22とは、軸部材50により回動可能に軸着されており、図3に示すように、足側基礎フレーム部材11と端部脚フレーム部材22との間には、ストッパー部材2が配設されている。
【0023】
図4は、ストッパー部材2のみの上方斜視図であり、図5は、ストッパー部材2の側面図であり、図6(a)は、足側基礎フレーム部材11と端部脚フレーム部材22とを折り畳んだ状態を示した図であり、図6(b)は、足側基礎フレーム部材11と端部脚フレーム部材22とを展開した状態を示した図であり、図7は、図3のVII−VII線における断面図であり、図8は、端部脚フレーム部材11を展開する途中の状態を示した図であり、図9は、図7に示す端部脚フレーム部材22を展開する(折り畳む)途中の様子を示した図である。図10は、ベッド100を折り畳んだ状態を示した図である。
【0024】
図3及び図4に示すストッパー(ブラケット)部材2は、ゴム材から成るものであり、このストッパー部材2には、凹凸面2aと、湾曲面2bと、切欠き部2cとが形成されている。凹凸面2aは、端部脚フレーム部材22と当接(接触)する面であり、凹面部2a1と、凸面部2a2とを備えている。端部脚フレーム部材22は、図5(a)、(b)に示すように、折り畳んだり、展開したりすることが可能であるが、凹面部2a1は、端部脚フレーム部材22を折り畳んだ位置及び展開した位置における端部脚フレーム部材22と接触部分に形成されており、凸面部2a2は、該接触部分以外の部分に形成されている。もう少し分かりやすく説明すれば、凸面部2a2は、凹凸面2aのうち、所定の角度θ分に形成されており、凹面部2a1は、それ以外の部分(360−θ)分に形成されているのである。従って、図7に示すように、端部脚フレーム22を展開した位置及び折り畳んだ位置に保持することができ、ひいては、図11に示す場合と同様にベッド100を持ち上げられたり、図12に示す場合と同様に座った状態から半立ちの状態でベッド100が移動させられても、端部脚フレーム部材22が不用意に回動して、足側基礎フレーム部材11と端部脚フレーム部材22との間に使用者の指等が挟まれてしまうことを防止することができるのである。
【0025】
また、ストッパー部材2はゴム材、即ち弾性材から成るので、端部脚フレーム部材22を展開した位置及び折り畳んだ位置に保持することができるにも拘わらず、思いきり力を加えなくても、多少の力を加えただけで、端部脚フレーム部材22を展開したり、折り畳んだりすることができるのである。なお、ストッパー部材2は、必ずしも、ゴム材から成るものに限られるものではなく、例えばスポンジ材等、他の弾性材(弾性体)から成るものであっても良い。また、ストッパー部材2は、全体が弾性材から成らなくても良く、例えば、端部に樹脂材を配設し、中間部に弾性材を配設するようにしたものであっても良い。
【0026】
湾曲面2bは、足側基礎フレーム部材11と当接する面であり、ストッパー部材2は、この湾曲面2bを介して足側基礎フレーム部材11と嵌合するようにされている。ここで、前記したように、この足側基礎フレーム部材11と端部脚フレーム部材22とは、軸部材50により回動可能に軸着されており、ストッパー部材2は、足側基礎フレーム部材11と端部脚フレーム部材22との間に配設されるものである。従って、端部脚フレーム部材22を展開したり折り畳んだりした場合にも、その回動に伴って、ストッパー部材2自体も回動してしまうことを防止することができるのである。
【0027】
切欠き部2cは、ストッパー部材2の中間部(凹凸面2aと湾曲面2bとの間)に形成されており、軸部材50に対して、凸面部2a2の形成位置と切欠き部の形成位置とが重なり合う位置とされている。従って、図8に示すように端部脚フレーム部材11を折り畳んだ位置より展開する場合、又は端部脚フレーム部材11を展開した位置より折り畳む場合にも、回動中の端部脚フレーム部材11により押しのけられた凸面部2a2の体積を吸収することができるのである。ひいては、端部脚フレーム部材11により凸面部2a2が削られたり、もげたりしてしまうことを防止することができるのである。
【0028】
本ストッパー部材2は、足側基礎フレーム部材11と端部脚フレーム部材22との間に配設されているので、端部脚フレーム部材22を足側基礎フレーム部材11の内側に配設することができるのである。従って、図10に示すようにベッド100を折り畳んだ場合にも、図14に示す従来技術のベッド300に比べ、収納サイズが大きくなってしまうことを防止することができるのである。また、足側基礎フレーム部材11は略コ字状に形成されているために、端部脚フレーム部材22を展開した場合に、足側基礎フレーム部材11が規制部材の役割を果たし、ベッド100に人が横たわったり座ったりしても、ストッパー部材2に大きな力が加わってしまうことを防止し、ひいては、ストッパー部材2の耐久性が損なわれてしまうことを防止することができるのである。
【0029】
以上、実施例に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形が可能であることは容易に推察することができるものである。
【0030】
例えば、本実施例によれば、ストッパー部材2の中間部に切欠き部2cが形成されており、この切欠き部2cにより、回動中の端部脚フレーム11により押しのけられた凸面部2a2の体積を吸収することができるようにされている。しかしながら、当然に、この切欠き部2は、必ずしも、設けられる必要はなく、設けないようにしても良い。
【0031】
また、本実施例によれば、切欠き部2cは、空洞とされている。しかしながら、切欠き部2cに、図11に示すように、高伸縮性のスポンジ材や綿材から成る詰め物2dを嵌入するようにしても良い。このように切欠き部2cに詰め物2dを嵌入することにより、切欠き部2cにゴミや埃が入ってしまうことを防止することができ、また、詰め物2dが高伸縮性のスポンジ材や綿材から成るので、切欠き2cを設けたことが無意味となることを防止できるのである。
【0032】
更に、本実施例によれば、ストッパー部材2には、足側基礎フレーム部材11と当接する面側に湾曲面2bが形成され、端部脚フレーム部材22と当接する面側に凹凸面2aが形成されている。しかしながら、足側基礎フレーム部材11と当接する面側に凹凸面2aを形成し、端部脚フレーム部材22と当接する面側に湾曲面2bを形成するようにしても良い。
【0033】
更に、本実施例によれば、ストッパー部材2には、凸面部2a2及び切欠き部2bがそれぞれ一箇所ずつ形成されている。しかしながら、これらの形成箇所は、当然、一箇所に限られるものではなく、複数箇所であっても良い。
【0034】
更に、本実施例によれば、ストッパー部材2に形成された凹凸面2aのうち、所定の角度θ分に凸面部2a2が形成されている。しかしながら、角度θを変更可能とするようにしても良い。このように形成することにより、ストッパーの利く角度を変更することができるのである。
【0035】
【発明の効果】
請求項1記載の折り畳みフレームのストッパー機構によれば、折り畳み可能なフレーム部材間にストッパー部材が配設されており、このストッパー部材に形成された凹凸部のうち、フレーム部材を展開した位置及び折り畳んだ位置における接触部分に凹部が形成され、該接触部分以外の部分に凸部が形成されているので、一のフレーム部材及び他のフレーム部材を、展開位置及び折り畳み位置保持することができるという効果がある。ひいては、軸着部が不用意に回動して、使用者を傷付けてしまうことを防止することができるという効果がある。
【0036】
また、ストッパー部材が弾性材から成るので、フレーム部材を保持することができるにも拘わらず、フレーム部材を回動する(展開する、又は、折り畳む)際に、その保持の解除作業が煩雑となってしまうことを防止することができるという効果もある。
【0037】
更に請求項1記載の折り畳みフレームのストッパー機構は、ストッパー部材には一方側の接触面と他方側の接触面との間に切欠き部が形成されており、該切欠き部の形成位置と凸部の形成位置とがフレーム部材の取着軸方向に対して重なり合う位置とされているので、フレーム部材を展開位置又は折り畳み位置より回動する際に、フレーム部材により押しのけられたストッパー部材の凸部の体積分を吸収することができるという効果がある。ひいては、フレーム部材の回動作業が妨げられてしまうことを防止することができるという効果があり、フレーム部材により凸部が削られてしまうことを防止することができるという効果もある。
【0038】
更にまた請求項1記載の折り畳みフレームのストッパー機構によれば両フレーム部材が折り畳み式イス又は折り畳み式ベッドの構成部材であり、該構成部材である基礎フレーム部材と脚フレーム部材との間にストッパー部材が配設されているので、基礎フレーム部材と脚フレーム部材とが不用意に回動してしまうことを防止することができるという効果がある。
【0039】
請求項記載の折り畳みフレームのストッパー機構によれば、請求項記載の折り畳みフレームのストッパー機構の奏する効果に加え脚フレーム部材は基礎フレーム部材の内側に配設されているので、基礎フレーム部材と脚フレーム部材とが不用意に展開したり又は折り畳まれてしまうことを防止することができるにも拘わらず、折り畳んだ状態におけるイス又はベッドの収納スペースが増加してしまうことを防止することができるという効果がある。
【0040】
請求項記載の折り畳みフレームのストッパー機構によればストッパー部材の凹部が脚フレーム部材の展開位置における接触部分に形成されているので、折り畳み式イス及び折り畳み式ベッドを移動させたり片づけたりするために、基礎フレーム部材が持ち上げられた場合にも、不用意に脚フレーム部材が折り畳まってしまい、使用者を傷付けてしまうことを防止することができるという効果がある。
【0041】
請求項記載の折り畳みフレームのストッパー機構によれば、請求項1又は2に記載の折り畳みフレームのストッパー機構の奏する効果に加え、更に、脚フレーム部材が折り畳み式イス又は折り畳み式ベッドの端部に取着されているので、折り畳み式イス及び折り畳み式ベッドを移動させたり片づけたりするために、基礎フレーム部材が持ち上げられた場合にも、不用意に脚フレーム部材が折り畳まってしまい、使用者を傷付けてしまうことを防止することができるという効果がある。特に、折り畳み式イスや折り畳み式ベッドを座った状態から、半立ちの状態で脚フレームを持ち上げて移動させた場合にも、使用者を傷付けてしまうことを防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるストッパー機構を有する折り畳み式ベッド(ベッド)の外観斜視図である。
【図2】 上記ベッドを構成する足側基礎フレーム部材と端部脚フレーム部材との接続部近傍の外観斜視図である。
【図3】 上記接続部の一方のみの平面図である。
【図4】 ストッパー部材のみの断面斜視図である。
【図5】 ストッパー部材のみの側面図である。
【図6】(a)は、足側基礎フレーム部材と端部脚フレーム部材とを折り畳んだ状態を示した図であり、(b)は、足側基礎フレーム部材と端部脚フレーム部材とを展開した状態を示した図である。
【図7】 図3のVII−VII線における断面図である。
【図8】 端部脚フレーム部材を折り畳んだ位置より展開する様子を示した図である。
【図9】 図7に示す端部脚フレーム部材を展開する(折り畳む)途中の様子を示した図である。
【図10】 上記ベッドを折り畳んだ状態を示した図である。
【図11】 上記実施例の一変形例のストッパー部材の側面図である。
【図12】 従来技術のストッパー機構を有さないベッドが持ち上げられた状態を示した図である。
【図13】 上記ストッパー機構を有さないベッドを移動させる様子を示した図である。
【図14】 (a)は、従来技術のストッパー機構の側面図であり、(b)は、従来技術のストッパー機構を断面図である。
【図15】 従来技術のストッパー機構を有するベッドを折り畳んだ状態を示した図である。
【符号の説明】
1 ストッパー機構
2 ストッパー部材
2a 凹凸面(一方側の接触面、又は、他方側の接触面)
2a1 凹面部
2a2 凸部
2c 切欠き部
11 足側基礎フレーム部材
22 端部脚フレーム部材
30 シート部材
100 折り畳み式ベッド

Claims (3)

  1. 折り畳み式イス又は折り畳み式ベッドを構成する、パイプ状に形成されフレーム部材の軸着部が不用意に回動してしまうことを防止するためのストッパー機構(1)であって、
    人体の一部又は全部を支持するシートを張設するための基礎フレーム部材(11)と、
    前記基礎フレーム部材(11)を支持するための脚フレーム部材(22)と、
    一端側に凹凸面(2a)が形成され他端部に湾曲面(2b)が形成されている、弾性体から成るストッパー部材(2)と、
    前記基礎フレーム部材(11)と前記脚フレーム部材(22)と前記ストッパー部材(2)とを軸着する軸部材(50)と、
    を備えており、
    前記ストッパー部材(2)は、前記基礎フレーム部材(11)又は前記脚フレーム部材(22)の何れか一方のフレーム部材に前記凹凸面(2a)が当接し、且つ他方のフレーム部材に湾曲面(2b)が当接するように、前記基礎フレーム部材(11)と前記脚フレーム部材(22)との間に配設されて、前記軸部材(50)により軸着されており、
    前記ストッパー部材(2)の前記凹凸面(2a)は、前記両フレーム部材(11,22)を展開した状態及び折り畳んだ状態のときに、前記両フレーム部材(11,22)の何れか一方が接触する接触部分に凹部(2a1)が形成され、且つ該接触部分以外に凸部(2a2)が形成されていることで、前記両フレーム部材(11,22)を展開した位置と折り畳んだ位置で保持可能であり、
    更に前記ストッパー部材(2)の前記凹凸面(2a)と前記湾曲面(2b)との間に切欠き部(2c)が形成されており、前記切欠き部(2c)の形成位置が、両フレーム部材(11,22)を取着している軸部材(50)の軸方向に対して、前記凹凸面(2a)の凸部(2a2)の形成位置と重なりあう位置となっていることを特徴とする折り畳みフレーム部材のストッパー機構。
  2. 前記脚フレーム部材(22)は、前記基礎フレーム部材(11)の内側に配設されていることを特徴とする請求項記載の折り畳みフレームのストッパー機構。
  3. 前記脚フレーム部材(22)は、折り畳み式イス又は折り畳み式ベッドの端部に取着されていることを特徴とする請求項1又は2記載の折り畳みフレームのストッパー機構。
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