JP4777328B2 - 燃料供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主に自動車等の燃料タンクに装備される燃料供給装置に関する。
燃料供給装置の従来例を述べる。なお、図4は従来例の燃料供給装置を示す断面図である。
図4に示すように、燃料タンク101内にサブタンク104が設けられている。サブタンク104の第1底壁105の上方に第2底壁107が設けられており、両底壁105,107の間に燃料充填室106が形成されている。第2底壁107上に燃料ポンプ109が設けられている。サブタンク104に、燃料充填室106内外を連通する分岐管116が設けられている。分岐管116の外端部に、燃料中に含まれるゴミを捕集するフィルタ部材121が設けられている。また、分岐管116の内端部に、サブタンク104の外部の燃料が内部に流入する流入口(弁口)117が設けられているとともに、その流入口117を開閉可能でかつ該流入口117からの燃料の逆流を阻止する逆止弁(チェックバルブ)118が設けられている。なお、従来例の燃料供給装置は、特許文献1に記載されている。
実開平3−73662号公報
前記従来例の燃料供給装置において、逆止弁118の上流側に設けられているフィルタ部材121が撥水性を有していない。このため、フィルタ部材121が燃料とともに水分をサブタンク104の燃料充填室106内へ通してしまうことになる。すると、低温時等に、燃料中の水分がサブタンク104の燃料充填室106の底部に沈殿し、その水分が凍結する。これによって、逆止弁118がサブタンク104(詳しくは分岐管116)に固着するため、逆止弁118に作動不良をきたすことになる。
本発明が解決しようとする課題は、水分の凍結による逆止弁の作動不良を防止することのできる燃料供給装置を提供することにある。
前記課題は、特許請求の範囲の欄に記載された構成を要旨とする燃料供給装置により解決することができる。
すなわち、請求項1に記載された燃料供給装置によると、逆止弁の上流側に設けられたフィルタ部材によりサブタンクの外部の燃料中の水分が遮断され、燃料だけを流入口から内部へ流入させることができる。このため、サブタンク内に溜まった水分の凍結を回避し、その水分の凍結による逆止弁の固着すなわち作動不良を防止あるいは低減することができる。
さらに、ジェットポンプによってサブタンクの外部の燃料を流入口から内部へ流入させる際、フィルタ部材によりサブタンクの外部の燃料中の水分が遮断され、燃料だけを流入口から内部へ流入させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を以下の実施例を参照して説明する。
本発明の一実施例を図面にしたがって説明する。図1は燃料供給装置を示す側面図である。
図1に示すように、燃料供給装置10は、燃料タンク12の上部内に設けられたセットプレート14と、燃料タンク12内の下部内に設けられるサブタンク16とを備えている。セットプレート14は、燃料タンク12の上板部12aに形成された取付孔(符号省略)を閉鎖するように設けられている。セットプレート14は、タンク内外を連通する燃料連通管14aを備えている。燃料連通管14aには、セットプレート14の下側においてサブタンク16側の燃料供給管18が管接続され、また、セットプレート14の上側において燃料供給経路(図示しない)に接続される。
なお、前記燃料供給経路は、デリバリパイプを介してインジェクタに接続されている。したがって、サブタンク16側から吐出される燃料は、燃料供給管18、燃料連通管14a、燃料供給経路、デリバリパイプを経てインジェクタに供給されるようになっている。なお、図示しないが、セットプレート14は電気コネクタを備えている。電気コネクタには、セットプレート14の下側において燃料ポンプの電気コネクタが電気的に接続され、また、セットプレート14の上面側において図示しない給電用コネクタに電気的に接続されるようになっている。
また、前記サブタンク16は、リザーブカップ、リザーブ容器等とも呼ばれるもので、カップ状に形成されている。サブタンク16は、前記セットプレート14にガイドロッド19を介して上下動可能に連結されている。なお、セットプレート14とサブタンク16との間には、サブタンク16を常に燃料タンク12の底板部12bに弾性的に押付けるためのスプリング(図示しない)が介在されている。
前記サブタンク16内には、図示しないが、該サブタンク16の内部の燃料を汲み上げかつ加圧して吐出する燃料ポンプ、燃料ポンプから吐出された加圧燃料を濾過する燃料フィルタ、加圧燃料の燃料圧力を調圧する調圧弁(圧力レギュレータ)等が収容されている。燃料フィルタの燃料流出口に前記燃料供給管18が管接続されている。なお、図2は燃料供給装置の要部を示す断面図である。
図2に示すように、前記サブタンク16は、筒状の側壁部21と、その下面を閉鎖する底壁部22とを有している。サブタンク16の底面側の隅角部には、上方へ凹む凹所23が形成されている。凹所23の奥側(図2において右側)には、サブタンク16内外を連通する流入口25を有する水平状の筒状の導入管部24が設けられている。導入管部24の内端面(図2において右端面)24aの上端部には、流入口25を開閉可能な逆止弁27の上端部に吐出するヒンジ片28が取付けられている。逆止弁27は、ヒンジ片28に対して回動可能であり、その回動により導入管部24の内端面24aに密着することにより流入口25を閉じ、また、導入管部24の内端面24aから離れることにより流入口25を開く。
前記逆止弁27は、前記燃料タンク12内と前記サブタンク16内との圧力差によって開閉されるものである。サブタンク16の内部16bの燃料圧より燃料タンク12内でサブタンク16の外部16aの燃料圧が大きいときは、その燃料圧で逆止弁27が導入管部24の内端面24aから離れる方向に押し開かれる(図2中、二点鎖線27参照。)。このため、燃料タンク12内におけるサブタンク16の外部16aの燃料が流入口25からサブタンク16の内部16bへ流入される。また、燃料タンク12内でサブタンク16の外部16aより内部16bの燃料圧が大きいときは、その燃料圧で逆止弁27が導入管部24の内端面24aに押付けられることにより閉じられる(図2中、実線27参照。)。このため、流入口25からサブタンク16の外部16aへの燃料の流出いわゆる逆流が阻止される。
前記導入管部24の外端面(図2において左端面)は、撥水性を有するフィルタ部材30によって閉鎖されている。フィルタ部材30は、例えば、ポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂等からなる繊維より構成される濾布、あるいは、撥水性樹脂がコーティングされた濾布等からなるものである。また、フィルタ部材30は、燃料の通過を許容(図2中、矢印Y1参照)しつつ水分を遮断(図2中、矢印Y2参照)することのできるメッシュの目開き、例えば70〜100μmの範囲が望ましく、約80μmに設定するとよい。
前記サブタンク16の凹所23には、前記フィルタ部材30の上流側(図2において左側)に位置するジェットポンプ32が設けられている。ジェットポンプ32には、駆動用燃料を導入するための駆動用燃料供給管34が管接続されている。この駆動用燃料としては、燃料ポンプから吐出される加圧燃料であればよく、燃料供給管18から取出される加圧燃料、調圧弁から余剰燃料として排出される加圧燃料、燃料ポンプのポンプ室から取出される昇圧途中の加圧燃料等を用いることができる。
前記ジェットポンプ32の吐出口33は、前記フィルタ部材30に対して対向状に指向されている。すなわち、ジェットポンプ32の吐出口33の下流側(図2において右側)にフィルタ部材30が所定間隔を隔てて配置されている。したがって、ジェットポンプ32は、サブタンク16の外部16aの燃料を、吐出口33から吐出する燃料の流速(詳しくは、噴流36の流速)を利用して流入口25からサブタンク16の内部16bへ流入させる。なお、本実施例における逆止弁27は、ジェットポンプ32により流入口25からサブタンク16の内部16bへ流入される燃料圧によっても開かれるものとする。
上記した燃料供給装置10によると、逆止弁27の上流側に設けられた撥水性を有するフィルタ部材30によりサブタンク16の外部16aの燃料中の水分が遮断され、燃料だけを流入口25から内部16bへ流入させることができる。このため、サブタンク16の内部16bに溜まった水分の凍結を回避し、その水分の凍結による逆止弁27の固着すなわち作動不良を防止あるいは低減することができる。
また、ジェットポンプ32によってサブタンク16の外部16aの燃料を流入口25から内部16bへ流入させる際、フィルタ部材30によりサブタンク16の外部16aの燃料中の水分が遮断され、燃料だけを流入口25から内部16bへ流入させることができる。
また、図3に実施例の変更例を断面図で示すように、前記実施例における燃料供給装置10からジェットポンプ32及び駆動用燃料供給管34を省略することもできる。なお、本変更例は本発明の関連技術である。
本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、前記実施例では、回動開閉式の逆止弁27を採用したが、これに代え、アンブレラ弁、ボール弁等の直動開閉式の逆止弁を採用することもできる。
実施例にかかる燃料供給装置を示す側面図である。 燃料供給装置の要部を示す断面図である。 実施例の変更例にかかる燃料供給装置の要部を示す底面図である。 従来例にかかる燃料供給装置を示す断面図である。
符号の説明
10 燃料供給装置
16 サブタンク
16a 外部
16b 内部
25 流入口
27 逆止弁
30 フィルタ部材
32 ジェットポンプ
33 吐出口

Claims (1)

  1. 外部の燃料が内部に流入する流入口を下部に有するサブタンクと、前記流入口を開閉可能でかつ該流入口からの燃料の逆流を阻止する逆止弁とを備える燃料供給装置であって、
    前記逆止弁の上流側に撥水性を有するフィルタ部材が設けられ
    吐出口から吐出する燃料の流速を利用して前記サブタンクの外部の燃料を前記流入口から内部へ流入させるジェットポンプを備え、前記ジェットポンプの吐出口の下流側に前記フィルタ部材が配置されている
    ことを特徴とする燃料供給装置。
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