JP4777233B2 - 吸収性物品 - Google Patents
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Description
このような吸収性物品によれば、吸収体に備えられた吸収部材の端と、吸収性物品本体に重ねられて接合された接合部との間に設けられている低剛性部は、吸収部材が設けられている部位および接合部より剛性が低いので柔軟に変形可能である。このため、吸収性物品本体と吸収体との相対位置のずれ等にて生じる表面部材の撓みおよび突っ張りを低剛性部にて吸収させることが可能であり、表面部材にしわが生じることを抑えることが可能である。
このような吸収性物品によれば、吸収性物品本体と吸収体とが重ねられた状態で折り畳まれたとしても、吸収性物品本体と吸収体との曲率の相違によるしわの発生を抑えることが可能である。
このような吸収性物品によれば、折り畳むことにより内側に位置する吸収体にしわが生じることを抑えることが可能である。例えば、吸収体物品が、経血などの液体を吸収する吸収性物品の場合には、身体に当接される吸収体を内側に配置して折り畳んでも、吸収体の表面部材にしわが生じることを抑えることが可能である。
吸収性物品本体と剥離不能に接合された、吸収体の一方の端部は、接合されていない場合より剛性が高くなる。このため、たとえば、吸収部材が設けられている部位のいずれかの位置を、折り返し位置として折り畳んだ際には、表面部材に撓みおよび突っ張りが生じやすくなる。ところが、上記吸収性物品によれば、剥離不能に接合された一方の端部と、吸収部材が設けられている部位との間に、一方の端部および吸収部材が設けられている部位より剛性が低い低剛性部が存在するので、表面部材に生じる撓みおよび突っ張りを低剛性部にて吸収させることにより、表面部材にしわが生じることを抑えることが可能である。
吸収性物品本体と剥離可能に仮接合された、吸収体の一方の端部は、接合されていない場合より剛性が高くなる。このため、たとえば、吸収部材が設けられている部位のいずれかの位置を、折り返し位置として折り畳んだ際には、表面部材に撓みおよび突っ張りが生じやすくなる。ところが、上記吸収性物品によれば、剥離可能に仮接合された一方の端部と、吸収部材が設けられている部位との間に、一方の端部および吸収部材が設けられている部位より剛性が低い低剛性部が存在するので、表面部材に生じる撓みおよび突っ張りを低剛性部にて吸収させることにより、表面部材にしわが生じることを抑えることが可能である。
吸収性物品本体と剥離不能に接合された部位、すなわち、吸収体の吸収部材が存在する部位および両端部は、接合されていない場合より剛性が高くなる。このため、たとえば、吸収部材が設けられている部位のいずれかの位置を、折り返し位置として折り畳んだ際には、表面部材に撓みおよび突っ張りが生じやすくなる。ところが、上記吸収性物品によれば、吸収体の吸収部材が存在する部位と両端部との間にいずれも、吸収体の吸収部材が存在する部位および両端部より剛性が低い低剛性部が存在するので、表面部材に生じる撓みおよび突っ張りを低剛性部にて吸収させることにより、表面部材にしわが生じることを抑えることが可能である。
このような吸収性物品によれば、低剛性部は吸収性物品本体と接合されていないので、剛性をより低く形成することが可能である。
このような吸収性物品によれば、低剛性部には吸収部材が存在しないので、吸収部材が存在する部位より剛性を低くすることが可能である。また、低剛性部には表面部材が存在するので、表面部材に生じる撓みや突っ張りを低剛性部にて吸収させることが可能である。
このような吸収性物品によれば、接合部は表面部材が圧着されて補強された補強部なので、圧着されていない表面部材より剛性が高くなる。このため、表面部材が圧着されていない部位を設けることにより、吸収部材の端と接合部との間に特段の処理を施すことなく容易に低剛性部を形成することが可能である。
このような吸収性物品によれば、吸収性物品本体と吸収体とが重ねられた状態で折り畳まれた際には、厚さ方向に重なるように低剛性部が屈曲するので、折り畳まれることにより内側に位置する吸収体と外側に位置する吸収性物品本体との位置のずれを屈曲した低剛性部にて吸収して、しわの発生を抑えることが可能である。
吸収体が重ねられると、内側に位置する吸収体は、表面にしわが、より発生しやすくなるが、上記吸収性物品によれば、表面部材に生じる撓みおよび突っ張りを低剛性部にて吸収させて表面部材にしわが生じることを抑えることが可能である。また、上記吸収性物品は、吸収性物品本体にも吸収体が備えられているので、吸収体が2層となり、より吸収性の高い吸収性物品を提供することが可能である。
まず、本実施形態に係る吸収性物品の構成の概要について説明する。本実施形態の吸収性物品は、生理用ナプキンであり、以下では身体に接触する側を表面側とし、下着に接する側を裏面側とし、装着時に人体の前側に位置する端を前端、後側に位置する端を後端として説明する。
上記実施形態においては、中間部24を、吸収体素材12aが存在せず、表面シート14のみが存在し、エンボス加工等を施されない部位としたが、中間部24に吸収体素材12aと接合部よりも剛性が低い部分が存在すれば、エンボス加工を施していても構わない。また、例えば中間部24に、幅方向に向かって延びる凹凸状(プリーツ状)のエンボスを設けることにより、中間部24の折り重なるような屈曲を促進させたり、ギャザー等を備えておくことにより、吸収性物品1および包装シート36が折り畳まれる際にギャザーを伸縮させてトップ吸収体20の表面にしわが発生することを抑えてもよい。
2 吸収性物品、3 吸収性物品、10 ベース吸収体、12 吸収体基材、
12a 吸収体素材、12b 前端(端)、12c 後端(端)、12d 薄肉部、
12e 薄肉部、14 表面シート、16 中間シート、17 本接合部、
18 仮接合部、19 本接合部、20 トップ吸収体、20a 前端、
20b 後端、22 フック材、24 中間部、24a 前側中間部、
24b 後側中間部、25 補強部、25a 把持部、26 補強部、
30 裏面シート、32 保持部、34 剥離シート、35 接着剤、
36 包装シート、36a 前端、36b 後端、36c 縁部、
38 リードテープ、50 第1円盤、52 第2円盤、54 第3円盤、
Z 身体排泄口部位当接想定位置
Claims (11)
- 吸収性物品本体と、
液体を吸収するための吸収部材および前記吸収部材の外側を覆う表面部材を備え、前記吸収性物品本体に重ねられ、接合部にて接合された吸収体と、
を有し、
前記吸収体に備えられた前記吸収部材の端と前記接合部との間に、前記吸収部材が設けられている部位および前記接合部より剛性が低い低剛性部を有することを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1に記載の吸収性物品であって、
前記吸収性物品本体と前記吸収体とは、重ねられた状態で折り畳まれることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項2に記載の吸収性物品であって、
前記吸収性物品本体と前記吸収体とは、前記吸収体が内側に位置するように折り畳まれることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の吸収性物品であって、
前記吸収体は、当該吸収体の長手方向が、前記吸収性物品本体の長手方向に沿わされて配置され、
前記接合部は、当該吸収性物品本体と剥離不能に接合された、前記吸収体の前記長手方向における一方の端部であることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の吸収性物品であって、
前記吸収体は、当該吸収体の長手方向が、前記吸収性物品本体の長手方向に沿わされて配置され、
前記接合部は、当該吸収性物品本体と剥離可能に仮接合された、前記吸収体の前記長手方向における他方の端部であることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の吸収性物品であって、前記吸収体は、当該吸収体の長手方向が、前記吸収性物品本体の長手方向に沿わされて配置され、
前記吸収体の前記吸収部材が存在する部位が前記吸収性物品本体と剥離不能に接合されており、
前記接合部は、当該吸収性物品本体と剥離不能に接合された、前記吸収体の前記長手方向における両端部であることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の吸収性物品であって、
前記低剛性部は、前記吸収性物品本体と接合されていないことを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の吸収性物品であって、
前記低剛性部には、前記吸収部材が存在せず、前記表面部材は存在することを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の吸収性物品であって、
前記接合部は、前記表面部材が圧着されて補強された補強部であることを特徴とする吸収性物品。 - 請求項2乃至請求項9のいずれかに記載の吸収性物品であって、
前記吸収性物品本体と前記吸収体とが重ねられた状態で折り畳まれた際には、前記低剛性部が厚さ方向に重なるように屈曲することを特徴とする吸収性物品。 - 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の吸収性物品であって、
前記吸収性物品本体は、前記吸収体と異なる他の吸収体を備えていることを特徴とする吸収性物品。
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