JP4777163B2 - スイッチ回路およびヘッドセット装置 - Google Patents
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Description
一方、最近では、オーディオ再生機能を備えたステレオイヤホン付き携帯電話も登場しているが、この場合も上記したヘッドセット装置を採用し、音楽再生中でも着呼できるようになっている。
このマイクライン上を伝播する信号の電圧変化がコントローラ等により監視されることによりスイッチ操作が検出される。
ただし、上記した特許文献1に開示された技術は、複数スイッチによる多重操作を検出するものではない。複数スイッチによる多重操作を検出できるものとして、たとえば、図7、図9に示す回路構成が知られている。
さらに、図9に示されるラダー回路を用いれば、全スイッチの認識は可能になるが、この場合、A/Dの分解能は、図7のスイッチ回路に比べて高いものが要求され、コストアップの要因になる。
ヘッドセット200は、マイクロフォン201とスピーカ202と、リモートコントロール部203とを有する。
すなわち、オーディオ信号処理部104は、本体マイクロフォン106やヘッドセット200のマイクロフォン201から入力されるオーディオ信号に増幅、アナログ−デジタル変換、符号化等の信号処理を施し、デジタルの音声データに変換して制御部110に出力する。
また、オーディオ信号処理部104は、制御部110から供給される音声データに復号化、デジタル−アナログ変換、増幅等の信号処理を施し、アナログのオーディオ信号に変換して本体スピーカ105やヘッドセット200のスピーカ202に出力する。
たとえば制御部110は、記憶部108に格納されるプログラム(オペレーティングシステム、アプリケーション等)に基づいて処理を実行するコンピュータを備えており、このプログラムにおいて指示された手順に従って上述した処理を実行する。
なお、検出回路206およびA/D変換回路207の動作については後述する。
なお、符号201はマイクロフォン、符号202はスピーカ、符号203はリモコンをそれぞれ示している。
リモコン203には、電源キーや、通話キー等、各種機能が割り当てられたキー(以下、スイッチという)が内蔵されており、これらのスイッチがユーザによって操作された場合に、その操作内容に対応する信号を基準電位(GND)に対して発生し、これをキー入力信号として制御部110に供給する。
検出回路206は、スイッチSW11〜SW13のいずれかが押下されたときに割り込み信号を生成し、本体部100の制御部110に割り込み処理を要求する。
制御部110は、この割り込みを受信し、A/D変換回路207からスイッチSW11〜SW13の操作に応じて出力されるマイクライン205を伝播する信号の電圧値の時間的変化を検出し、単一スイッチによる操作と複数スイッチによる操作との別を検出する。仮に、検出回路206がPIC(Peripheral Interface Controller)等を内蔵する場合、上記した割り込み処理は検出回路206内で実現でき、ここで検出された結果は、本体部100の制御部110に出力される。
以下、図5に示すフローチャートを参照しながら、本発明の実施の形態にかかわるヘッドセット装置(スイッチ回路)の動作について詳細説明を行う。ここでは、本体部100の制御部110がスイッチの押下を検出するものとして説明する。
制御部110は、上記した割り込みを受信することによりスイッチ割り込み処理ルーチンを起動し、まず、検出回路206によるスイッチ押下の検出から5τ時間待ち(ステップS503)、5τ時間経過したところでA/D変換回路207からマイクライン205を伝播する信号の電圧値を取得する。そして、内蔵の作業用メモリ(レジスタ)にそのときの値Aを設定する(ステップS504)。
なお、作業用メモリに割り当てられる中間レジスタ、あるいは後述する最終レジスタについてはいずれも図示しない。制御部110が、たとえば、マイクロプロセッサにより構成される場合は、内蔵、あるいは外部接続されるRAMにその作業用のメモリが割り付けられ、その中に、一時的に保持、設定される揮発性のものである。
続いて、制御部110は、中間レジスタに設定された値Aと値Bを読み出して値Bから値Aを減算してCとし(ステップS507)、さらに、傾きC/Aを演算して最終レジスタに設定する(ステップS508)。最後に、制御部110は、この最終レジスタに設定された値を参照し、所定値(閾値X)と比較する(ステップS509)。
ここで、所定値以上であると判定された場合、制御部110は、複数スイッチが多重押しされていると認識し、そのスイッチ押下を無視する(ステップS510)。また、C/Aが所定値未満であれば、制御部110は、単一キーが押下されたと認識して、そのキーにより定義された機能を実行する(ステップS511)。なお、ここでは、C/Aに100を乗じて%の値とし、傾きに関する閾値(所定値)を2.5%とする。傾きを2.5%として理由は後述する。
このため、検出回路206は、スイッチの押下の有無について、GNDレベルからスイッチが離されたときに出現する電圧レベルまでの範囲で閾値を設定できるため、高い検出精度を持つ必要はない。
また、A/D変換回路207は、マイクライン205上を伝播する信号の電圧値を監視し、時間に対する変化を、検出回路206、あるいは本体部100の制御部110に出力する。そして、検出回路206、あるいは制御部110は、単一スイッチが押下された場合に比較して複数スイッチが押下されたときに出現する時定数の増加する現象から複数スイッチの押下を検出することができる。
なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
Claims (2)
- 複数のスイッチと、
前記スイッチのそれぞれに接続されるそれぞれに固有の時定数を持つ時定数回路と、
前記スイッチの操作に応じて出力される電圧の時間的変化を、前記スイッチが共通に接続される単一の信号線を介して検出し、単一スイッチによる操作か複数スイッチによる操作かを検出する制御部と、を備え、
前記時定数回路は、前記スイッチに直列に接続され、供給される電圧を分圧する抵抗と、前記抵抗に並列に接続されるキャパシタと、を有し、
前記制御部は、前記スイッチが押下された後の第1の時間における第1の電圧と第2の時間における第2の電圧との差分から単位時間当たりの電圧上昇の割合を示す傾き値を演算する
ことを特徴とするスイッチ回路。 - 通話装置本体と接続部を介して結合されるヘッドセット装置であって、
音を出力するスピーカと、
音を取込んで単一の信号線により前記通話装置本体へ伝達するマイクロフォンと、
請求項1に記載のスイッチ回路と、
を備えたことを特徴とするヘッドセット装置。
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