JP4777052B2 - シートトラック装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用のシートトラック装置、及び、これを構成するアッパーレールとロアレールとのロック構造に関する。
従来のシートトラック装置のロック構造としては、例えば、アッパーレール及びロアレールの一方に固定された固定部材と、この固定部材に設けられた切り欠き部に嵌合され、かつ、固定部材に軸支されたロッドに固持されたラッチと、を備えたものがあった(特許文献1)。このロック構造では、固定部材及びラッチの端面のうち、ロック時に固定部材とラッチとが係合する位置のみが互いに対向し、そのほかの部分はテーパーが付けられていた。これにより、固定部材とラッチとの間のがたつきを規制する精度を高めていた。
また、別の従来のシートトラック装置のロック構造としては、ロアレールに設けたロック孔に、アッパーレールに設けたロック片のロック歯を挿入することによってアッパーレールをロアレールにロックする構造において、ロック歯の先端側のテーパの傾斜角度よりも基端側のテーパの傾斜角度の方を大きくしたものがあった(特許文献2)。このように構成することにより、ロック歯の先端側をロック孔に挿入しやすく、かつ、基端側を確実にロック孔に係止することができる。
特開平10−100748号公報 特開平10−315822号公報
しかしながら、特許文献1記載のロック構造では、固定部とラッチとのがたつきを規制することはできたとしても、ラッチと、アッパーレール及びロアレールと、のがたつき、及び、ロアレールとアッパーレールとのがたつきを抑えることはできなかった。
また、特許文献2記載のロック構造においても、ロック歯をロアレールに対して、より確実に係止することができるものの、アッパーレールとロック片とのがたつき、及び、アッパーレールとロアレールとのがたつきを抑えることはできなかった。
上記課題を解決するために、本発明のシートトラック装置においては、車両のフロアに固定されるロアレールと、車両のシートに固定され、ロアレールに沿って移動可能なアッパーレールと、アッパーレールに固定されるロックレバーブラケットと、ロックレバーブラケットに回動可能に支持され、回動することにより、ロアレールに係止してアッパーレールを移動不能にロック可能なロックレバーと、ロックレバーの回動軸方向に沿ってロックレバーをロックレバーブラケットに対して押圧する押圧手段と、押圧手段を付勢することによりロックレバーをロック解除方向に回動付勢する第1付勢手段と、ロックレバーをロック方向に付勢する第2付勢手段と、を備え、第1付勢手段によりロック解除方向へ回動付勢する付勢力よりも、第2付勢手段によりロック方向に付勢する付勢力の方が大きいことを特徴としている。
また、本発明のシートトラック装置は、車両のフロアに固定されるロアレールと、車両のシートに固定され、前記ロアレールに沿って移動可能なアッパーレールと、前記アッパーレールに固定されるロックレバーブラケットと、前記ロックレバーブラケットに回動可能に支持され、回動することにより、前記ロアレールに係止して前記アッパーレールを移動不能にロック可能なロックレバーと、前記ロックレバーの回動軸方向に沿って前記ロックレバーを前記ロックレバーブラケットに対して押圧する押圧手段と、前記押圧手段を付勢することにより、前記ロックレバーをロック方向に回動付勢する付勢手段と、を備えたことを特徴としている。
上記ロックレバーブラケットは、互いに対向するように設けられ、同心状に軸受孔部が形成された一対の支持部を備え、ロックレバーは、本体部と、本体部に設けられ軸受孔部にそれぞれ軸支される一対の被支持部と、を備え、押圧手段は、付勢手段からの付勢力により、支持部の一方と、本体部との間に押入され、ロックレバーをロック解除方向に回動付勢するための傾斜面を備える板状部材であることが好ましい。
上記ロックレバーブラケットは、互いに対向するように設けられ、同心状に軸受孔部が形成された一対の支持部を備え、ロックレバーは、本体部と、本体部に設けられ軸受孔部にそれぞれ軸支される一対の被支持部と、を備え、押圧手段は、付勢手段からの付勢力により、支持部の一方と、本体部との間に押入され、ロックレバーをロック方向に回動付勢するための傾斜面を備える板状部材とすることができる。
上記第1付勢手段と第2付勢手段は板ばねであって、互いに一体に形成されているとよい。
上記付勢手段は、押圧手段を付勢することによりロックレバーをロック方向に回動付勢するトーションばねとすることができる。
ロックレバーは、ロック方向に回動付勢されたときにロアレールに設けられたロック孔に係止されるロック爪を備え、ロック爪は先端に向かうほど幅が狭くなるテーパ形状とされていることが好ましい。
本発明によると、押圧手段及び付勢手段を設けることにより、ロックレバーをロックレバーブラケットに対して付勢しつつ、ロックレバーをロック方向に回動付勢することができる。これにより、ロックレバーとロックレバーブラケットとのがたつき、ロックレバーとロアレール及びアッパーレールとのがたつき、及び、アッパーレールとロアレールとのがたつき、を抑えることができる。
<第1実施形態>
以下、本発明にかかる第1実施形態を図面を参照しつつ詳しく説明する。図1〜4に示すように、第1実施形態に係るシートトラック装置10は、車両のフロア(不図示)上に固定された左右一対のロアレール20と、シート(不図示)の下部に固定される左右一対のアッパーレール40と、ロアレールに対するアッパーレールの相対移動を禁止するロック構造60と、を備えている。なお、シートトラック装置は車両に装着されたときにほぼ対称となる形状であるため、ここでは、車両左側に装着されるシートトラック装置の構成のみについて説明し、右側に装着される装置の構成の説明は省略する。
ロアレール20は、中空の略直方体形状の上面21の中央部分が長手方向に渡って開口とされ、長手方向両端面が開口とされており、車両の前後方向に延びるように配置される。側面22には、複数のロック孔30が、長手方向に沿って一定間隔で貫設されている。
アッパーレール40は、車両の前後方向に延びるように配置される板状部材であって、折り曲げ加工により、長手方向に渡って上向きに折り返された下端部分41、42は、ロアレール20内部に挿入される。これにより、アッパーレール40は、ロアレール20に対して、下端部分41、42がロアレールの内面と摺動しつつ前後方向に相対移動可能となるように、支持される。下端部分42には、複数の係合孔50が、ロアレール20のロック孔30と同じピッチで穿設されている。
ロック構造60は、ロックレバーブラケット70と、テーパープレート80(押圧手段)と、ロックレバー90と、板ばね(付勢手段)100と、を備える。
ロックレバーブラケット70は、一枚の金属板を折り曲げ加工してなり、その上面71に設けた一対の取り付け孔71a、71bに挿通させたリベットによってアッパーレール40の上面43の略中央位置43a(図2の斜線部分)に固定される。ロックレバーブラケット70は、ロアレール20の上面21及び側面22の外側面形状に沿うように、上面71から中間面72、下面73の順に2段階に折り曲げられており、略上下方向に延びる下面73には複数の通し孔73aがロアレール20のロック孔30と同じピッチで貫設されている。中間面72及び下面73の前後方向両端面には、ロックレバー90を支持するための一対の支持部75、76が互いに平行になるように設けられている。これらの支持部75、76には、同軸状に軸受孔部75a、76aがそれぞれ貫設されている。前側に位置する軸受孔部75aには、ロックレバー90の被支持部95を内部に導入するための開口75a1が設けられている。また、支持部76の上部には、軸受孔部76aとテーパープレート80の貫通孔81、82とに被支持部96が内挿されたときに、テーパープレート80の回動を規制することができるように支持部75側へ突出した回動規制片76bが設けられている。
テーパープレート80は、長板状部材の長手方向両端に設けた一対の貫通孔81、82が互いに同軸状に配置されるように、平面視略コの字状に折り曲げ加工してなる。貫通孔81、82は、互いに対向する第1支持面83と第2支持面84に穿設されている。一端に貫通孔81が貫設された第1支持面83の他端には、貫通孔81、82を軸受孔部76aと同軸状に配置したときに、下方(図1において下方向)に向かうほど第2支持面84から離れるような傾斜面86が形成されている。
ロックレバー90は、1枚の金属板を折り曲げ加工してなり、本体面91の幅方向の一方の端部に、一対の略円筒状の被支持部95、96が同軸状に形成され、被支持部95、96の間には幅方向外方に延出する押さえ部98が設けられている。被支持部95、96は、軸受孔部75a、75bに軸支可能な外径を備える。本体面91の他方の端部は、ロックレバー90の前後方向の側面視が略コの字状となるように2段階に折り曲げられる。幅方向に延びるように折り曲げ加工された下面は、通し孔73a及びロック孔30と同じピッチで配置された4つのロック爪92となっている。このロック爪92は、先端に向かうほど幅が狭くなるようなテーパ形状となっている。また、本体面91の被支持部95側端部からは、板状のロック解除片93が突出形成されている。一方、本体面91の被支持部96側端部からは、被支持部96をテーパープレート80を介して支持部76に軸支させたときに、テーパープレート80の傾斜面86に当接するように突出する板状突起部94が設けられている。
板ばね100は、ばね性を備えた板状の金属を、短冊状の3枚の金属片が平面視で互いに平行に配置された形態に加工してなる。中央に配置される支持部101の長手方向の一端には、後方に向かって延びる第1バネ部(第1付勢手段)102の長手方向の一端部102aが接続され、支持部101の長手方向の他端には、第2バネ部(第2付勢手段)103の長手方向の一端部103aが接続されている。第1バネ部102は、前端102aから後端102bへ向かうほど上側に(支持部101から離れる方向に)反っている。第2バネ部103は上側に膨らんだ弓状に湾曲している。第2バネ部103と支持部101との接続部分には、ロックレバーブラケット70の中間面72に設けられた位置合わせ凸部72aを嵌入可能な位置合わせ孔105が貫設されている。
この板ばね100は、位置合わせ孔105に凸部72aを嵌入し、支持部101の下面が中間面72と接触するように配置される。このとき、第1バネ部102は、その端部102bがテーパープレート80の第1支持面83の下面83aに当接し、テーパープレート80を上方に付勢する。これにより、傾斜面86に当接した板状突起部94が上方に付勢され、ロックレバー90は、被支持部95、96を中心としてロック解除方向に回動するように付勢される。一方、第2バネ部103は、一方の端部103bの下面が中間面72に当接し、他方の端部103aが位置合わせ孔105により位置決めされ、上面103cが押さえ部98の下面98aに当接する。これにより、押さえ部98が上向きに付勢され、ロックレバー90はロック方向に付勢される。すなわち、ロックレバー90には、第2バネ部103によりロック方向の付勢力が、第1バネ部102によりロック解除方向の付勢力がそれぞれ働く。しかし、第2バネ部103を第1バネ部102よりも大きくしてばね性(弾性)を大きくしているため、ロック方向の付勢力の方が大きくなり、結果としてロックレバー90はロック方向に付勢される。
図2〜4を参照しつつ、ロックレバーブラケット70、テーパープレート80、ロックレバー90、板ばね100のロアレール20及びアッパーレール40への組みつけについて説明する。まず、ロックレバーブラケット70を一対のリベットによりアッパーレール40に固着する。つづいて、位置合わせ孔105に凸部72aを嵌入させ、端部103bを支持部75に当接させて、板ばね100を中間面72上に配置する。次に、第2支持面84を支持部76と接触させつつ、貫通孔81、82を軸受孔部75aと軸受孔部76aを結ぶ回動軸上に置いて、ロックレバーブラケット70に対してテーパープレート80を配置する。このとき、第1支持面83の下面83aは第1バネ部102の102bにより上方に付勢され、第2支持面84は回動規制片76bに当接する。この状態で、押さえ部98の下面98aに第2バネ部103の上面103cを当接させつつ、ロックレバー90の被支持部95を開口75a1から軸受孔部75a内に挿入した後、ロックレバー90を後方にずらしつつ被支持部96を貫通孔81、82、軸受孔部76aに挿入して、ロックレバー90をロックレバーブラケット70、テーパープレート80、板ばね100に対して組み付ける。このロックレバー90の組み付け作業は、作業者がロックレバー90をロック解除方向に付勢しつつ行う。組み付け後に作業者がその付勢を解除すると、下面98aに当接した第2バネ部103の上方への付勢力により、軸受孔部75a、76a内で被支持部95、96が摺動回動する。ロック爪92は、通し孔73a、ロアレール20のロック孔30に内挿され、先端がアッパーレール40の係合孔50内に嵌入される。これにより、ロアレール20はアッパーレール40に対してロックされた状態となる(図4(a))。このとき、第1バネ部102の弾性力により、傾斜面86が板状突起部94に当接するため、ロックレバー90は支持部75側へ押圧され、前後方向におけるロックレバー90とロックレバーブラケット70とのがたつきを抑えることができる。さらに、第2バネ部103の付勢力によりロックレバー90がロック方向に付勢されると、ロック爪92は、そのテーパ形状により、通し孔73a内に深く挿入されるため、がたつき防止効果をさらに高めることができる。以上のように、ロックレバー90とロアレール20及びアッパーレール40のがたつき、及び、ロアレール20とアッパーレール40とのがたつきも抑えることができる。
アッパーレール40には、ロック構造60よりも前方に設けた支持軸を中心に回動可能とされたハンドルレバー(不図示)が取り付けられている。このハンドルレバーの後端は上方に(ロック構造60から離間するように)付勢されているが、この付勢力に抗して、後端を下方に移動させるように操作すると、この後端がロック解除片93を下方に押圧する。これにより、ロックレバー90が回動して、ロック爪92とロック孔30との係合が解除され、ロアレール20とアッパーレール40とのロック状態が解除される(図4(b))。ロック解除状態においては、ロアレール20に支持されたアッパーレール40が車両の前後方向に相対移動可能となる。なお、ハンドルレバー及びその支持構造は周知であるため図示は省略する。
以下に変形例について説明する。
上述の実施形態では第1支持面83に傾斜面86を設けていたが、図5に示すように、傾斜面86を形成せずに第1支持面83と第2支持面84を互いに平行な面とする一方、板状突起部94に上方に行くほど後側へ傾斜する傾斜片99を形成してもよい。傾斜片99は折り曲げ加工により形成する。この構成によれば、傾斜片99が板状突起部94を支点として弾性変位可能であるため、第1支持面83と傾斜片99とが当接すると、ロックレバー90は支持部75側へ押圧されるため、前後方向におけるロックレバー90とロックレバーブラケット70とのがたつきを抑えることができる。
第1バネ部102及び第2バネ部103を別個独立したばね材料(例えばコイルばね、板ばね)で構成してもよい。例えば、第1バネ部102に代えて中間面72と下面83aに支持されるコイルばねを、第2バネ部103に代えて中間面72と下面98aに支持されるコイルばねを用いることができる。この場合も、上述の実施形態と同様に、第2バネ部103に代わるコイルばねの方が、第1バネ部102に代わるコイルばねより弾性が大きいことが好ましい。
上述の実施形態では、ロックレバー90を前側にテーパープレート80を後側に配置してロックレバー90を支持部75側へ押圧したが、これに代えて、ロック解除片93を後方に配置した上でテーパープレート80を前側に、ロックレバー90を後側に配置し、ロックレバー90を支持部76側に押圧することもできる。
<第2実施形態>
つづいて、図6を参照しつつ、本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態においては、第1実施形態の板ばね100に代えてトーションスプリング200を用いた点、及び、傾斜面86に代えて傾斜面86とは逆の方向に傾斜した傾斜面88を設けた点が第1実施形態と異なる。その他の構成は第1実施形態と同様であって、同じ部材については同じ参照符号を使用する。
傾斜面88は、貫通孔81、82を軸受孔部76aと同軸状に配置したときに、上方(図6において上方向)に向かうほど第1支持面83と対向する第2支持面84から離れるような傾斜面として第1支持面83の端部に形成されている。
トーションスプリング200(付勢手段)は、金属線材を巻いてなるコイル部201と、コイル部201の一端から延出した第1腕部202と、他端から延出した第2腕部203と、からなる。このトーションスプリング200は、軸受孔部76aから後側へ延出した被支持部96をコイル部201に内挿することにより軸支される。第1腕部202の先端は上面71に当接し、第2腕部203の先端は第1支持面83の上面83b及び第2支持面84の上面84bに当接し、トーションスプリング200のばね性により、テーパープレート80は下方に付勢される。これにより、傾斜面88に当接した板状突起部94が下方に付勢され、ロックレバー90は被支持部95、96を中心としてロック方向に回動するように付勢される。
ここで、第1腕部202は、ロックレバーブラケット70上面71に代えて、アッパーレール40の上面43に当接させても良い。また、第2腕部203は、第1支持面83の上面83b及び第2支持面84の上面84bの一方のみに当接させてもよい。なお、その他の作用、効果、変形例は第1実施形態と同様である。
本発明について上記実施形態を参照しつつ説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、改良の目的または本発明の思想の範囲内において改良または変更が可能である。
本発明の第1実施形態に係るロック構造の構成を示す分解斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るシートトラック装置の構成を示す分解斜視図である。 (a)は本発明の第1実施形態に係るシートトラック装置の構成を示す平面図、(b)はその側面図である。 (a)(b)は図3(b)のIVA−IVA線に沿った断面図であって、(a)はロック状態を示す図であり、(b)はロック解除状態を示す図であり、(c)は図3(b)のIVC−IVC線に沿った断面図である。 本発明の第1実施形態の変形例に係るシートトラック装置の構成を示す分解斜視図である。 本発明の第2実施形態に係るシートトラック装置の構成を示す分解斜視図である。
符号の説明
10 シートトラック装置
20 ロアレール
40 アッパーレール
60 ロック構造
70 ロックレバーブラケット
75 支持部
76 支持部
80 テーパープレート(押圧手段)
90 ロックレバー
92 ロック爪
95 被支持部
96 被支持部
100 板ばね(付勢手段)
102 第1バネ部(第1付勢手段)
103 第2バネ部(第2付勢手段)
200 トーションスプリング(付勢手段)
202 第1腕部
203 第2腕部

Claims (7)

  1. 車両のフロアに固定されるロアレールと、
    車両のシートに固定され、前記ロアレールに沿って移動可能なアッパーレールと、
    前記アッパーレールに固定されるロックレバーブラケットと、
    前記ロックレバーブラケットに回動可能に支持され、回動することにより、前記ロアレールに係止して前記アッパーレールを移動不能にロック可能なロックレバーと、
    前記ロックレバーの回動軸方向に沿って前記ロックレバーを前記ロックレバーブラケットに対して押圧する押圧手段と、
    前記押圧手段を付勢することにより前記ロックレバーをロック解除方向に回動付勢する第1付勢手段と、
    前記ロックレバーをロック方向に付勢する第2付勢手段と、を備え、
    前記第1付勢手段によりロック解除方向へ回動付勢する付勢力よりも、前記第2付勢手段によりロック方向に付勢する付勢力の方が大きいことを特徴とするシートトラック装置。
  2. 車両のフロアに固定されるロアレールと、
    車両のシートに固定され、前記ロアレールに沿って移動可能なアッパーレールと、
    前記アッパーレールに固定されるロックレバーブラケットと、
    前記ロックレバーブラケットに回動可能に支持され、回動することにより、前記ロアレールに係止して前記アッパーレールを移動不能にロック可能なロックレバーと、
    前記ロックレバーの回動軸方向に沿って前記ロックレバーを前記ロックレバーブラケットに対して押圧する押圧手段と、
    前記押圧手段を付勢することにより、前記ロックレバーをロック方向に回動付勢する付勢手段と、
    を備えたことを特徴とするシートトラック装置。
  3. 前記ロックレバーブラケットは、互いに対向するように設けられ、同心状に軸受孔部が形成された一対の支持部を備え、前記ロックレバーは、本体部と、前記本体部に設けられ前記軸受孔部にそれぞれ軸支される一対の被支持部と、を備え、前記押圧手段は、前記付勢手段からの付勢力により、前記支持部の一方と、前記本体部との間に押入され、前記ロックレバーをロック解除方向に回動付勢するための傾斜面を備える板状部材である請求項1記載のシートトラック装置。
  4. 前記ロックレバーブラケットは、互いに対向するように設けられ、同心状に軸受孔部が形成された一対の支持部を備え、前記ロックレバーは、本体部と、前記本体部に設けられ前記軸受孔部にそれぞれ軸支される一対の被支持部と、を備え、前記押圧手段は、前記付勢手段からの付勢力により、前記支持部の一方と、前記本体部との間に押入され、前記ロックレバーをロック方向に回動付勢するための傾斜面を備える板状部材である請求項2記載のシートトラック装置。
  5. 前記第1付勢手段と前記第2付勢手段は板ばねであって、互いに一体に形成されている請求項1または請求項3記載のシートトラック装置。
  6. 前記付勢手段は、前記押圧手段を付勢することにより前記ロックレバーをロック方向に回動付勢するトーションばねである請求項2または請求項4記載のシートトラック装置。
  7. 前記ロックレバーは、ロック方向に回動付勢されたときに前記ロアレールに設けられたロック孔に係止されるロック爪を備え、前記ロック爪は先端に向かうほど幅が狭くなるテーパ形状とされている請求項1〜6のいずれか1項記載のシートトラック装置。
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