JP4776414B2 - 平面アンテナの実装構造 - Google Patents

平面アンテナの実装構造 Download PDF

Info

Publication number
JP4776414B2
JP4776414B2 JP2006084549A JP2006084549A JP4776414B2 JP 4776414 B2 JP4776414 B2 JP 4776414B2 JP 2006084549 A JP2006084549 A JP 2006084549A JP 2006084549 A JP2006084549 A JP 2006084549A JP 4776414 B2 JP4776414 B2 JP 4776414B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
planar antenna
mounting structure
opening
radiating element
ground
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006084549A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007259373A (ja
Inventor
軍 滕
大輔 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD. filed Critical THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority to JP2006084549A priority Critical patent/JP4776414B2/ja
Publication of JP2007259373A publication Critical patent/JP2007259373A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4776414B2 publication Critical patent/JP4776414B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Waveguide Aerials (AREA)
  • Details Of Aerials (AREA)

Description

本発明は、放射素子とグランドとを有する平面アンテナの実装構造に関するもので、特に5.8GHz帯の路車間通信ならびに車車間通信用アンテナとして使用する場合に好適な平面アンテナの実装構造である。
車両に搭載されるアンテナとしては、小型化が容易な平面アンテナが好適である。車載用の平面アンテナとして、例えば特許文献2では、接地導体の長さを使用周波数の自由空間波長の2分の1以下とし、電波の放射を全方位的に可能な構成としたパッチアンテナが開示されている。このパッチアンテナは、接地導体の長さが2分の1波長以下であり、誘電体および放射導体の長さを接地導体よりも短くすることで、広帯域で低背なパッチアンテナとしている。
また、特許文献3では、車両用無線装置をナンバープレートに実装する技術が開示されており、車両用無線装置でナンバープレートの見栄えが損なわれるのを回避するために、アンテナ及び無線部をナンバープレートの表示部の裏側に配置している。ここでは、アンテナとしてアレイアンテナが用いられている。
特開2004−260582号 特開2004−299553号
近年、自動車の安全性や快適性等のニーズに対応して、車両には多数の電装品が搭載されるようになってきており、車両に設置されるアンテナの数も複数の周波数帯に対応して複数必要になってきている。このような状況から、アンテナの設置場所を確保するのが困難になってきており、車両の天井裏や、特許文献2のようにナンバープレート等にも設置されるようになってきている。
また、例えば車載用のETC等に代表される路車間通信あるいは車車間通信においては、車両から路上に設置された通信装置あるいは別車両に向けて、特定方向のアンテナ利得を十分に確保する必要がある。
ところで、平面アンテナは、一般にグランドサイズによって放射指向性が変化する。グランド上に載置された誘電体と、この誘電体上に形成された放射素子とからなる平面アンテナの天頂利得は、グランドのサイズに対して図8のように変化する。
ここで、平面アンテナが実際に車両に搭載されて使用される状況としては、アンテナの近傍に導体が存在する場合がある。このような状況として、例えば、図9のように、グランドの背面に平板状導体102が存在する場合を想定する。図9では、平面アンテナ101から平板状導体102までの距離103を3mmとし、平面アンテナ101のグランドの寸法104は、使用波長をλとしたとき、λ/2に近い値の30mmとしている。
図10は、このような状況下で、平板状導体102のサイズ105を種々変化させた場合の天頂利得の変化を示したものである。図10より、平板状導体102の寸法105がλ以下では、平面アンテナ101の天頂方向の利得が高いまま維持されており、平板状導体102の影響がほとんどないことがわかる。これに対し、平板状導体102の寸法105がλを超えて大きくなっていくと、平面アンテナ101の天頂方向の利得が大きく低下していくことが示されている。
この傾向を、図8とあわせ考えると、図9では、グランドの下部に存在する導体102が、平面アンテナのグランドと同様の作用し、天頂利得の変化をもたらしているものと推察される。
このように、平面アンテナ101の近傍に寸法がλを超える導体が配置されていると、平面アンテナ101の天頂方向の利得に悪影響を与える場合がある。
すなわち、実際に平面アンテナが車両に搭載される場合、設置スペースの制約等により、導体の近傍に平面アンテナを設置せざるを得ない場合がある。このとき、この導体が平面アンテナのグランドと同様の作用をしてしまうことによって該平面アンテナの利得特性が劣化して、例えば天頂方向の利得が低下してしまうといった問題がある。
また、アンテナ基板の裏面には回路部品を実装することがある。この場合、前記回路部品構成上の要求により、グランドがアンテナの所望のグランドより大きくなると、前記回路部品のグランドがアンテナのグランドと同様の作用をしてしまうために、所定の周波数におけるアンテナ利得が低下してしまうこともある。
特許文献1に記載のアンテナにおいては、近傍に所定以上の大きさの導体が配置されていると、各アンテナの天頂利得が低下してしまう。また、特許文献2に記載のアンテナでは、車両のナンバープレートに設置できるようにしているが、アレイアンテナを用いているため、小型化が容易でなく設置の負担も大きいといった問題がある。
そこで、本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、周辺の導体の影響を回避して高い天頂利得が安定して得られる平面アンテナの実装構造を提供することを目的とする。
この発明の平面アンテナの実装構造の第1の態様は、誘電体の一方の面に放射素子を配置し他方の面にグランドを配置してマイクロストリップアンテナを形成する平面アンテナと、前記放射素子の寸法よりも大きな寸法を有する開口部を有する導体板と、を備え、前記放射素子と前記開口部とが対向するように前記平面アンテナと前記導体板とが離間して配置された平面アンテナの実装構造であって、使用周波数に対応する波長をλとするとき、前記グランドの寸法がλ/2以上λ以下であり、前記導体板の寸法がλより大きくかつ前記開口部の寸法がλ/2以上3/4λ以下であり、前記導体板と前記平面アンテナとの距離がλ/4以下となるように配置されていることを特徴とする平面アンテナの実装構造である。
この発明の平面アンテナの実装構造の第2の態様は、前記平面アンテナが非金属製の固定部材によって保持され、前記固定部材の係止部が前記開口部の内端に係合することによって前記導体板及び前記開口部と所定の位置関係をもって配置固定されていることを特徴とする平面アンテナの実装構造である。
この発明の平面アンテナの実装構造の第3の態様は、前記固定部材が、前記放射素子の上方に保護部を有し、前記導体板の開口部を閉塞していることを特徴とする平面アンテナの実装構造である。
この発明の平面アンテナの実装構造の第4の態様は、前記アンテナが、前記導体板に内包されるように配置されていることを特徴とする平面アンテナの実装構造である。
この発明の平面アンテナの実装構造の第5の態様は、前記グランドの他方の面に、別のグランド及び部品を実装した基板を載置していることを特徴とする平面アンテナの実装構造である。
この発明の平面アンテナの実装構造の第6の態様は、前記開口部の中心が前記放射素子の中心と一致するように前記平面アンテナを配置したことを特徴とする平面アンテナの実装構造である。
この発明の平面アンテナの実装構造の第7の態様は、前記開口部の中心が前記放射素子の中心から所定の距離だけオフセットされるように前記平面アンテナを配置した
ことを特徴とする平面アンテナの実装構造である。
本発明によれば、放射素子の前方に放射素子の寸法よりも大きな寸法の開口部を有する導体板を備えることにより、周辺に配置される導体の影響を回避して高い天頂アンテナ利得が安定して得られる平面アンテナの実装構造を提供することができる。アンテナ自体のグランドの寸法や誘電体材料等を変更する必要がないことから、小型で低コストの平面アンテナの実装構造を提供することができる。
また、平面アンテナ自体のグランドよりも大きなグランドを有する回路基板が前記アンテナの裏面に載置されても、前記回路基板のグランドの影響を回避して高い天頂アンテナ利得が安定して得られる平面アンテナの実装構造を提供することができる。
さらに、平面アンテナ本体の放射素子の中心と導体板に設けられた開口部の中心の相対的な位置関係を調整することにより、アンテナの指向性を所望の方向に調整することが可能となる。
図面を参照して本発明の好ましい実施の形態における平面アンテナの実装構造について詳細に説明する。以下では、路車間通信ならびに車車間通信用の5.8GHz帯平面アンテナを実装する場合を例に説明する。なお、同一機能を有する各構成部については、図示及び説明簡略化のため、同一符号を付して示す。
本発明の平面アンテナの実装構造では、導体が近傍にあってもその影響を受けることのないよう、アンテナ本体の前方に開口部を有する導体板を具備させている。本発明の第一の実施の形態に係る平面アンテナの実装構造の構成例を図1に示す。図1(a)は平面アンテナの実装構造1の断面図を示しており、図1(b)は平面アンテナの実装構造1を放射面上方から、固定部材8を省略して描いた平面図を示している。本実施形態の平面アンテナの実装構造1は、平面アンテナ2の上方に開口部7を有する導体板3を配設して構成されている。平面アンテナ2は、樹脂等の非金属製の固定部材8によって保持された状態で、固定部材8の係止部(係止爪)8aが開口部7の内端に係合することによって、導体板3及び導体板3の開口部7と所定の位置関係をもって配置固定されている。固定部材8は、放射素子4の上方に保護部8bを有し、導体板3の開口部7を閉塞するとともに、平面アンテナ2が直接外部に曝されるのを防いでいる。
本実施形態において、平面アンテナ2は、上面に放射素子4を形成した誘電体5がグランド6の上面に載置されたマイクロストリップアンテナ構造としている。図1では、放射素子4の形状を矩形としているが、放射素子4の形状は矩形に限らず、例えば円形としてもよい。また、図1では、グランド6の上面に誘電体5を配置し、該誘電体5上に放射素子4を配置する構成としているが、誘電体5はなくてもよい。
図1に示すように、平面アンテナ2をマイクロストリップアンテナとした場合には、放射素子4の寸法11を小さくすることが可能である。すなわち、平面アンテナ2の使用周波数をλとし、誘電体5の比誘電率をεとしたとき、放射素子4の寸法11を
Figure 0004776414
とすることで、天頂方向に高い利得を得ることができる。誘電体5の比誘電率εが1より大きいことから、上式より放射素子4の寸法11を小さくすることができる。
一方、平面アンテナ2のグランド6の寸法12は放射素子4の寸法11より大きい。また、グランド6の寸法12は、図8によれば、λ/2以上λ以下としておくのが好ましい。そこで、本実施形態の平面アンテナの実装構造1に用いる平面アンテナ2でも、グランド6の寸法12をλ/2以上λ以下としている。
本実施形態において、導体板3は、平面アンテナ2と離間するように配設されている。導体板3には、略中央の位置に正方形の開口部7が形成されており、開口部7の位置は放射素子4の真上に相当している。本実施形態では開口部7の形状を正方形としたが、開口部7の形状は正方形に限定されるものではなく、例えば矩形や円形としてもよい。
放射素子4と導体板3との距離14はλ/4以下としている。また、導体板3に形成された開口部7の寸法15は、放射素子4の寸法11よりも大きくするのが好ましく、λ/2以上λ以下とするのがよい。
平面アンテナ2の上方に導体板3を具備させたことにより、天頂方向の利得がどのように改善されるかを、図面を用いて説明する。図2は、横軸を導体板3の寸法13、縦軸を天頂方向の利得とし、導体板3の寸法13を変化させたときの天頂方向の利得の変化の1例を示す図である。
図2では、開口部7の寸法15を30mmとしたときと40mmとしたときの導体板3の寸法13に対する利得の変化を、それぞれグラフ21、22で示している。開口部7の寸法15がいずれの場合でも、導体板3の寸法13がλより大きいときに利得がピークになっている。よって、上記のとおり、導体板3の寸法13をλ以上とするのがよい。
図2では、参考のため、前方に導体板3がない場合である図8に示したグランド6の寸法12に対する天頂方向の利得の変化をグラフ23として、また図9に示した近傍に配置された平板状導体102の寸法105に対する天頂方向の利得の変化(図10)をグラフ24として、それぞれ示している。グラフ23,24と比較して、平面アンテナ2の前方に放射素子4の寸法よりも大きな開口部を有する導体板3を具備したことにより天頂方向の利得が高くなる。特に、近傍に配置される導体の寸法(図2の横軸)がλを超える場合に差は顕著である。また、導体板3の寸法が種々変更された場合にも、平面アンテナ2の天頂利得の変動幅は小さいことがわかる。したがって、平面アンテナ2の設置場所等の制約によって、周辺に種々の予測できない寸法の導体が存在しうる場合であっても、必要な利得特性を安定して得ることができる。
次に、開口部7の寸法15を変更したときの天頂方向の利得の変化の1例を図3に示す。同図より、開口部7の寸法15を放射導体4の寸法11より大きくするほど天頂方向の利得が高くなることがわかる。但し、開口部7の寸法15をλより大きくすると、天頂方向の利得が低下してしまう傾向が見られる。このことから、本実施形態の平面アンテナの実装構造1では、開口部7の寸法15を放射素子4の寸法11よりも大きくし、かつ開口部7の寸法15をλ/2以上λ以下とするのがよいことがわかる。
また、図4では、導体板3の寸法が70mmの場合において、放射素子4と導体板3との距離14を変更したときの天頂方向の利得の変化の1例を示している。同図に示すとおり、距離14が約λ/4のとき、同じサイズ(70mm)の導体板がグランドの下部に存在したとした場合(図8参照)と天頂利得が同程度である。距離14をλ/4よりも小さくしていくと、天頂利得は増大し、λ/10以下でほぼ一定となる。したがって、本実施形態の平面アンテナの実装構造1では、距離14をλ/4以下、さらに好ましくはλ/10以下とするのがよい。
次に、本発明の平面アンテナの実装構造の第二の実施形態を、図5を用いて以下に説明する。図5に示す平面アンテナの実装構造31は、平面アンテナ2と離間し、かつこれを内包するように形成された導体板32を具備している。導体板32の放射素子4と対抗する面32aには、第一の実施形態の平面アンテナの実装構造1と同様に、開口部33が設けられている。
本実施形態においても、導体板32の放射素子4と対抗する面32aの寸法をλ以上とし、放射素子4との距離をλ/4以下、さらに好ましくはλ/10以下とするのがよい。また、面32aに形成された開口部33の寸法15を、放射素子4の寸法よりも大きくするのが好ましく、λ/2以上λ以下とするのがよい。
本実施形態の平面アンテナの実装構造31を上記のように構成することにより、平面アンテナ31が導体の近傍に設置された場合であっても、天頂方向の利得を低下させることなく、良好なアンテナ特性を確保することが可能となる。
本発明の平面アンテナの実装構造の第三の実施形態を、図6を用いて以下に説明する。図6に示す平面アンテナの実装構造41は、平面アンテナ2の裏面に回路基板42が載置されている。回路基板42は、回路部品43に加えてグランド6とは別のグランド44を備えている。
従来の平面アンテナの実装構造においては、グランド44がグランド6より大きい場合には、グランド44が放射素子4に対するグランドと同様の作用をしてしまい、その結果天頂方向の利得が低下してしまう恐れがあった。これに対し本実施形態の平面アンテナの実装構造41では、放射素子4の前方に導体板3を備えることにより、グランド44の影響を受けないようにすることが可能となっている。
本実施形態においても、導体板3と開口部7の寸法、及び導体板3と放射素子4との距離については、いずれも第一の実施形態と同様にするのが好ましく、これによってグランド44の影響を回避することができる。
上記いずれの実施形態においても、開口部7または33の中心位置を放射素子4の中心位置と一致するように、開口部7または33と放射素子4とを対向させていた。このように、開口部7または33の中心位置を放射素子4の中心と一致させることにより、天頂方向の利得を最も高めることが可能である。
本発明の平面アンテナの実装構造では、開口部の中心位置を放射素子の中心位置から所定の距離だけオフセットすることも可能である。すなわち、上記いずれの実施形態においても、開口部7または33の中心位置を放射素子4の中心位置から所定の距離だけオフセットさせることができる。
開口部7の中心位置を放射素子4の中心位置から所定距離だけオフセットした実施例を図7に示す。ここでは、同図左側に模式的に示すように、開口部7の中心位置と放射素子4の中心位置とを距離53だけオフセットしている。これにより、同図右側に示すように、アンテナ利得のピーク方向が天頂方向より所定の角度だけ変化する。
すなわち、開口部7の中心位置と放射素子4の中心位置とが一致している場合には、グラフ51に見られるようにアンテナ利得のピークは天頂方向となっている。これに対し、開口部7の中心位置と放射素子4の中心位置とを距離53だけオフセットすると、グラフ52のようにアンテナ利得のピークが天頂方向から変化する(同図では距離53を15mmにとることで約20度変化)。
なお、直線偏波の場合にはE面指向性とH面指向性があり、図7にはE面指向性を示している。上記の開口部7の中心位置と放射素子4の中心位置とのオフセットは、特にE面指向性において効果的である。
上記のとおり開口部7または33の中心位置を放射素子4の中心位置から所定の距離だけオフセットさせることにより、開口部7または33の中心位置と放射素子4の中心位置とを結ぶ方向の利得を高めることが可能となる。すなわち、本発明の平面アンテナの実装構造では、上記の方法により指向性を調整することが可能となる。
上記実施形態では、アンテナ特性として主に利得について説明したが、中心周波数や軸比等の他のアンテナ特性に対しても、導体板の寸法や開口部の寸法等を調整することにより、近傍に配置された導体から悪影響を受けることのないようにすることが可能である。
なお、本実施の形態における記述は、本発明に係る平面アンテナの実装構造の一例を示すものであり、これに限定されるものではない。本実施の形態における平面アンテナの実装構造の細部構成及び詳細な動作等に関しては、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
図1は、本発明の第一の実施の形態に係る平面アンテナの実装構造を示す構成図である。図1(a)は断面図であり、図1(b)は固定部材を省略して描いた平面図である。 図2は、本発明に係る平面アンテナの実装構造において導体板の寸法を変化させたときの天頂方向の利得の変化の1例を示す図である。 図3は、本発明に係る平面アンテナの実装構造において導体板の開口部の寸法を変更したときの天頂方向の利得の変化の1例を示す図である。 図4は、本発明に係る平面アンテナの実装構造において放射素子と導体板との距離を変更したときの天頂方向の利得の変化の1例を示す図である。 図5は、本発明の第二の実施の形態に係る平面アンテナの実装構造を示す構成図である。 図6は、本発明の第三の実施の形態に係る平面アンテナの実装構造を示す構成図である。 図7は、開口部の中心位置と放射素子の中心位置とをオフセットしたときのアンテナ利得の例を示す図である。 図8は、平面アンテナにおいてグランドの寸法を変えたときの天頂方向の利得の変化の1例を示す図である。 図9は、平面アンテナ101と平板状導体102との位置関係を示す図である。 図10は、平板状導体の寸法を変化させたときの平面アンテナの天頂方向の利得の変化を示す図である。
符号の説明
1、31、41・・・平面アンテナの実装構造
2、101・・・平面アンテナ
3、32・・・導体板
4・・・放射素子
5・・・誘電体
6・・・グランド
7、33・・・開口部
8・・・固定部材
8a・・・係止部
8b・・・保護部
21、22、23、24・・・利得の変化
42・・・回路基板
43・・・回路部品
44・・・別のグランド
51,52・・・アンテナ利得
102・・・平板状導体

Claims (7)

  1. 誘電体の一方の面に放射素子を配置し他方の面にグランドを配置してマイクロストリップアンテナを形成する平面アンテナと、前記放射素子の寸法よりも大きな寸法の開口部を有する導体板と、を備え、前記放射素子と前記開口部とが対向するように前記平面アンテナと前記導体板とが離間して配置された平面アンテナの実装構造であって、
    使用周波数に対応する波長をλとするとき、前記グランドの寸法がλ/2以上λ以下であり、
    前記導体板の寸法がλより大きくかつ前記開口部の寸法がλ/2以上3/4λ以下であり、
    前記導体板と前記平面アンテナとの距離がλ/4以下となるように配置されている
    ことを特徴とする平面アンテナの実装構造。
  2. 前記平面アンテナは非金属製の固定部材によって保持され、前記固定部材の係止部が前記開口部の内端に係合することによって前記導体板及び前記開口部と所定の位置関係をもって配置固定されていることを特徴とする請求項1に記載の平面アンテナの実装構造。
  3. 前記固定部材は、前記放射素子の上方に保護部を有し、前記導体板の開口部を閉塞していることを特徴とする請求項2に記載の平面アンテナの実装構造。
  4. 前記アンテナが、前記導体板に内包されるように配置されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の平面アンテナの実装構造。
  5. 前記グランドの他方の面に、別のグランド及び部品を実装した基板を載置している
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の平面アンテナの実装構造。
  6. 前記開口部の中心が前記放射素子の中心と一致するように前記平面アンテナを配置した
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の平面アンテナの実装構造。
  7. 前記開口部の中心が前記放射素子の中心から所定の距離だけオフセットされるように前記平面アンテナを配置した
    ことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の平面アンテナの実装構造。
JP2006084549A 2006-03-27 2006-03-27 平面アンテナの実装構造 Expired - Fee Related JP4776414B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006084549A JP4776414B2 (ja) 2006-03-27 2006-03-27 平面アンテナの実装構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006084549A JP4776414B2 (ja) 2006-03-27 2006-03-27 平面アンテナの実装構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007259373A JP2007259373A (ja) 2007-10-04
JP4776414B2 true JP4776414B2 (ja) 2011-09-21

Family

ID=38633089

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006084549A Expired - Fee Related JP4776414B2 (ja) 2006-03-27 2006-03-27 平面アンテナの実装構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4776414B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5712964B2 (ja) * 2012-05-23 2015-05-07 日立金属株式会社 アンテナ装置
RU2754986C1 (ru) * 2017-10-16 2021-09-08 Гкл Энтернасьональ Сарл Закрывающий элемент

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH027703A (ja) * 1988-06-27 1990-01-11 Sharp Corp 平面アンテナ
JPH02168703A (ja) * 1988-09-02 1990-06-28 Toshiba Corp 平面アンテナ及びその製造方法
JPH0793532B2 (ja) * 1988-12-27 1995-10-09 原田工業株式会社 平板パッチアンテナ
JPH05121935A (ja) * 1991-10-24 1993-05-18 Toyota Central Res & Dev Lab Inc 平面アンテナ
JP3786497B2 (ja) * 1997-06-13 2006-06-14 富士通株式会社 アンテナ素子を内蔵する半導体モジュール
US6421011B1 (en) * 1999-10-22 2002-07-16 Lucent Technologies Inc. Patch antenna using non-conductive frame
JP2002344231A (ja) * 2001-04-17 2002-11-29 Samsung Electronics Co Ltd 板状逆fアンテナ
JP2004260786A (ja) * 2003-02-05 2004-09-16 Fujitsu Ltd アンテナ素子、平面アンテナ、配線基板及び通信装置
JP2005051338A (ja) * 2003-07-30 2005-02-24 Clarion Co Ltd 乗物用アンテナ及びそれを用いた乗物

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007259373A (ja) 2007-10-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN107004960B (zh) 天线装置
JP4690834B2 (ja) 多周波共用アンテナ
US8004465B2 (en) Multiband omnidirectional antenna
US10903555B2 (en) Antenna system and side mirror for a vehicle incorporating said antenna
US11152693B2 (en) Antenna device
US7109921B2 (en) High-bandwidth multi-band antenna
WO2019027036A1 (ja) 車載用アンテナ装置
JP4007332B2 (ja) 統合アンテナ
JP4776414B2 (ja) 平面アンテナの実装構造
JP2009303204A (ja) アンテナ装置
JP4389863B2 (ja) 統合アンテナ
JP3833609B2 (ja) 車載アンテナ
US20220302602A1 (en) Circularly polarized antenna assembly
JP5149232B2 (ja) アンテナ装置
JP4776417B2 (ja) 多周波共用アンテナ
JP4301041B2 (ja) 統合アンテナ
US11271326B2 (en) Antenna system
US9660329B2 (en) Directional antenna
JP2006186549A (ja) 台形型エレメントアンテナ
EP4435972A1 (en) Half-wavelength antenna device and low-profile antenna device using same
EP1796206A1 (en) Antenna device
JP4532370B2 (ja) 多周波一体型アンテナ
JP2008109252A (ja) パッチアンテナ
CN110073548B (zh) 天线和窗玻璃
JP2008193579A (ja) 台形型エレメントアンテナ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110328

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110610

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110628

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140708

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees